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【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ思惑があってこちらを囲い込もうとしているのだろう。 とまでは分かるが、位置を調整されていることまで気が付けただろうか。 自分の見つけた逃げ道は、誘導されたものではないのか。 そこまでは、思考が追いついていない。こちらに、地の利があると信じ込んでいる。 「お生憎様」 「私、リードされるよりする方が好きなのよ」 頼んでもいないことを聞いてやる義理はない。 ショートブーツが地を蹴って、低い姿勢であなたの横を走り抜ける。 大人から逃げることには慣れっこで。 路地裏は、自分達スラム育ちの庭だ。だから、あなたを撒くことは容易だなどと 思い上がっている 。逃げ込んだ路地で、携帯からメッセージを送ろうと画面をタップしている。ただでさえ文を考えるのは苦手なのに、焦ってうまく打てない。 (-426) 2023/09/25(Mon) 21:22:10 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 路地の花 フィオレぶらぶらと広義の街歩きを続ける中、いつぞや貴方に連れて行ってもらったバーの近くに差し掛かる。 平然な顔をして、背中に冷や汗を多分に流しながらはいったそこはいかにもな「大人の世界」風で、そこで貴方に奢ってもらったノンアルコールカクテルの味を思い出した。 それと同時に思い出すのは、あまりにも酷な知らせを聞いて泣き崩れる姿。 貴方の上司に言付けた伝言は、しっかりと伝わっただろうか? 分からないから、端末を取り出してぽちぽちと文字を綴る。 『フィオレさんへ 元気じゃなくていいので、どうか無事でいてください。 元気だったら嬉しいです。 落ち着いたら、また遊んでくれると嬉しいです』 別にここからいなくなるつもりもないし、捕まるつもりもない。 ただなんだか、書いておきたい気分だったのだ。 (-428) 2023/09/25(Mon) 21:56:11 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ己の脇を姿勢を低くして駆け抜ける女。 金の瞳が正面から逸れて姿を追う。ぐるり。瞳と身体が同じに動いた。 小さなあなたの背を追ってこれも走り出す。 狩りの時間だ。 路地裏に逃げ込むことは名案に思えただろう。 そこは実際貴方にとって馴染みのある場所だったろう。 それくらい男にも分かっている。 分かっていれば手を打つ手段はいくらでもある。 この辺りは男の見回りの順路。 そこで見つけた悪人を逃がすわけにはいかない。 そのために、男は覚えていた。 路地裏の入り組んだ構造を、道のひとつひとつを、しっかりと頭に入れていた。 ────貴方がこの男を舐めてかかっていなければ。 警察如きと思いあがっていなければ、逃げ切れたかもしれない。 画面を見つめている間。 後ろからの足音が消えたのに、気づいていただろうか。 (-445) 2023/09/25(Mon) 23:02:56 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「お前はやっぱり、ちゃんと考えてるんだなあ。 ……俺はやっぱり口では止める、ボスが一番だ。 だけど――――お前は好きにしていい。何かあっても全部責任はとってやる」 「フィオレは良い子だからなあ、少しぐらい暴れてこい。 それはそうと、もしその気が収められるようなことがあったら何でも言え。 何でもやってきて良いし、手伝ってやる」 買い物でも、エステでも、美容院でも……。 貴方はもう少しストレス発散をすればいいと。 「お前が生きて今手に入れた地位を全部使って、落ち着いた時。 まだその感情が残ってるのなら、目に物みせてやればいい」 「お前が救われるっていうんなら、その子供達も嬉しがってるだろうよ。 同時に、他の方法だってある。だから気負うなよ、フィオレ。 そして何か起こすんだったら、――顔だけは守ってくれえ。 傷がついたら泣いちまうかもしれん」 (-448) 2023/09/25(Mon) 23:17:58 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ「……はあ」 「何だったのかしら、あれ……」 画面を叩きつつ、足音から離れるように路地裏を歩き回っている。 街へ向かうルートだって分かっているから、そちらの方へと足を運んでいた。 探るような瞳。通話内容に言及する様子。 昨今の情勢を考えれば、敵対している組織の人間か……あるいは、ノッテとやりあっている警察連中の人間か。 いずれにせよ、捕まってファミリーに泥を塗るわけにはいかない。 上手くやってこられたのだから。 「……?」 足音が消えたように思えて、足を止める。 足を止めてしまった 。 (-454) 2023/09/25(Mon) 23:28:21 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 門を潜り ダヴィードあなたから届いたメッセージに、少し取り乱しかけたのは内緒だ。 ちょっと昨今の状況で敏感になっていたものだから。 落ち着いてから、メッセージと向き合って。 『あの時はありがとう、ダヴィード。 すごくかっこ悪いところを見せちゃったわね』 『ジャケットに入ってたチョコレートのお陰で、かなり元気になったのよ』 『騒動が落ち着いたら、またゆっくり話しましょうね。 今度は、新しくなったヴィーのお店にでも行きましょ』 メッセージを送って、息を一つ吐く。 それから、小さく微笑んで。 「本当に、優しい子。 私の周りには、そんな人ばっかりね」 本当に、恵まれているなあ。とつぶやいた声は、部屋の中に消えていった。 (-459) 2023/09/25(Mon) 23:41:34 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ撒いたのだと確信してさっさと離れていればよかったのだろうか。 否。 それとも気づかないままに走り続けていればよかったのだろうか。 否。 或いはそもそもここに逃げ込まなければよかったのか? それが、最善。 足を止めた貴方は振り向いただろうか。 背後の様子を確認しようと首を回しただろうか。 であれば、そうして意識の外になった前。 そちらから、 ────ぐ、 と。 何かが、貴方の腕を掴み。 ずる、と。強く引いた。 街へ向かうルートは分かっている。 最善を通るだろうということも。 であれば。 待ち伏せることくらいは簡単だ。 (-471) 2023/09/26(Tue) 0:14:47 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ最善を選んだつもりだった。自分でも。 街にさえ出られれば、この時間でも多少の人通りがある。 人目につくようなことは避けるだろうと思ったから。 だから、街に向かってると分かった時点で"深追いはしない"と、そう思い込んだ。 思い込まされていた。 だから、想定通りであったことを確認するために。 足を止めて、振り向いたのだ。 「―――っ、あ……!?」 意識の外であれば、油断していたのとそう変わりはなく。 強く引かれた身体は、そちらへと引き寄せられる。 勢い任せにぶつかってしまっただろうか。あるいは、バランスを崩して。寄せられた先でたたらを踏んでしまっているのだろう。 (-477) 2023/09/26(Tue) 0:30:24 |
【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ/* お仕事疲れの熱中症のエビです! 取り急ぎ、エピについてのお話だけ共有させていただこうと思います! ・他の人との打診の兼ね合いにより、殺しまでは行かないことになりそうです。 拳銃で一発入れていくのは大丈夫とのことなので、そのようにするつもりです。 ・エピローグはある程度介入可能な状態で行いたいとのことなので、目撃はされるかもしれません。 そうなった時は、目撃されたことで追撃を諦めて逃走する形にしようかと思っています。(目撃されたことでの確定逮捕などは行われないように配慮していただけるとのことです。 ・エピ直後に行動を起こしてもらえるとスムーズに進行できそうとのことなので、日付更新して間もなくロールに移れるようにしたいと思っています。 もしお仕事等で顔出しが難しそうであれば、用意していただいた文章をこちらでお出しするなど考えるつもりです。 以上を踏まえて、エピローグでの動きを決めていこうかと思っています。 共犯のような形になってしまったので、エピローグまでお手数おかけしますがよろしくお願いいたします〜! (-481) 2023/09/26(Tue) 0:41:28 |
【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ/* こんばんは!お疲れさまです!万人の夢です! 共有ありがとうございます! 各項目拝見させていただきました! 一つ目と二つ目の項目については問題なしです! 三つ目の項目についてなのですが、 当方エピ入りと同時刻に 卓 が開始になりまして……村にピッタリ張り付く!という事が難しくなると思われます。 とはいえチラチラ見る事と待機時間中にレスを打つ事は可能なので(向こうのKPPLさんも卓中の別行動については許可されています)、全く動けないという事は無さそうです。 とはいえ万が一もございますので、一応文章の用意もしておこうかなと思います! こちらからの回答は以上です! お手数おかけしますが、こちらこそよろしくお願いします……!! (-483) 2023/09/26(Tue) 0:51:28 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡自分を抱いている時のあなたの顔が好きだ。 否、きっともっと前から。寂しい時に一緒にベッドでくっついて眠った時から。 いつもと違う顔を見せてくれたから、好きだった。 その理由を幼い自分は聞いたりしなかったのだけど、聞かなくても。 寒いのが苦手で、人にくっついてばかりだった自分と同じなんだろうって思っていた。 あなたの鼓動と、熱い息の漏れる音がやけに響く。 感じてくれているんだって分かる。 口の中で、咥えたそれを味わうように。顎がつかれてきたって構わずに舐め取って。 上顎に擦れる感覚、唾液と先走りが混ざり合ったような液体で満たされて。 口腔はあなたのものでいっぱいになっている。 頭を撫でられると目を細め、恍惚の表情で奉仕を続けて。 「ん……、んっ」 限界が近付いていると、咥えたそれが訴えてくる。 あなたの指が、伝えてくれる。 離してなんてやらなくて。 このまま出していい、と言うように。 先端を吸い上げたかと思えば。もう少しだけ深く、口の中にそれを迎え入れた。 (-495) 2023/09/26(Tue) 2:54:23 |
【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ「反撃されたら、ひとたまりもないもの。 あの人とは、体格差もあることだし……」 「うん、入った頃に最低限は教えてもらったわ。 狙いを定めるって言っても、状況によって狙う場所も変わるでしょうし。 覚えることが本当に多そうね」 首に絡めていた腕を外し、ぽふんと肩に頭だけを預ける形になる。 手に持ったボンボローニをようやく、一口齧った。 甘くて、ちょっぴりしょっぱい味がした。 「サイレンサーはあった方がいいでしょうね。 威力は……上げる事で重たくなるようなら、軽くても打ちどころ次第で仕留められるようなものの方がいいかもね」 重くて上手く扱えない、よりはマシだろう。 時間もないことだし。ある程度は自分の努力でどうにかするしかないのだから。 「死体は残しつつ、自分たちの犯行だってばれないようにして…… って、考えることが多いわね。 皆本当によくやってると思うわ……」 「罪のない人たちを貶めるような人達をどうにかして、減らしていけたらいいんだけど」 実際はそう上手く行かないものだ。頭の痛い話。 うーん、なんて言いながら預けた頭を傾けて。 「とりあえずは、そういう計画を考えましょってことで……今は休もうかしら」 「久しぶりにいっぱい泣いて、疲れちゃった」 へにゃりと緊張感のない笑みを浮かべてみせた。 (-499) 2023/09/26(Tue) 3:59:04 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ唇の縁が唾液の音をたて、性器の表面を擦り上げる。 ほんの少しの重なりに、その都度呻き、喘ぎながら、 ちゅぽちゅぽと口腔に出し入れされる先端がぞわぞわと泡立った。 「……っ、う、……ッ」 そして、吸い上げられるよう引き上げられた高みで、昂りが一度、弾ける。 びくん、と大きく脈動した性器が、それまで以上に膨れ上がって、 白濁した欲望の塊が次々と吐き出され、あなたの口をいっぱいに穢していく。 「……っは、……ぁ、」 ──文字通り、息を吐く間もなく、ずちゅ、と。 吐精の最中でありながら、唾液と精液が入り混じった口中のさらに奥に、性器が突き込まれる。 太く膨らんだ幹の真ん中が、吸い付くため窄められた唇をこじ開けて、無理矢理に隙間を閉ざす。 ぐぽ、という音が響いて、口の端から透明な唾液が零れ落ちた。 「……、……っは、……」 すべてを吐き出し、少しその硬さを減じた性器がなお、 ぐぽぐぽと音をたてながら前後する。 舌を擦り、喉の奥にまで欲望の猛りを流し込むように。 「………、…フィオ」 くしゃり、と。汗で張り付いたあなたの髪先をすくうように手が伸びて、その頬と額を撫であげた。 (-511) 2023/09/26(Tue) 6:45:27 |
フィオレは、結局ローストチキンの方は、そのまま差し入れしてあげた。 (a27) 2023/09/26(Tue) 12:49:57 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ強い腕が貴方を引き寄せる。 それは何もロマンチックな話ではない。場合によっては暴行と呼ばれる点でのみ共通する。 隘路に潜む獲物を引きずり出し、己に有利な状況に持ち込むように。 貴方が連れ出されるのは、先程よりは広い路地だ。 ぶつかっただろう。倒れ込む形。 そうして捕まった。 「逃げたな。」 暗い夜の路地裏。暗い色をした衣服を着た長身の男。 端的な一言は、まるで悪役だ。 「ノッテファミリーか。」 「仕事帰りか? 臭うぞ。」 (-545) 2023/09/26(Tue) 12:56:47 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ倒れ込んだ先。 自分の手を掴んで引き込んだのは、助けに来た"家族"なんかではなくて。 先程、自分に探りを入れた男。 やっぱり全部聞いてたんじゃない。と舌打ちでも出てしまいそうだ。 「逃げて当然でしょう。電話の内容を不躾に尋ねた上で、かまをかけてくるような男。信用ならないもの」 口では余裕ぶってそう言うものの。 ぐ、と掴まれた腕を振りほどこうと力を込める。 「離して」 「あなたに話したことが全てよ」 冷や汗。 冷静を装ってこそいるが、あなたの前にいることは自分に得がないと分かっている。 知らない振りでまだ、やり過ごせやしないだろうかと。 広い路地の、逃げ道を探る。 暗がりに目を凝らすその時間は、明確な隙になるだろう。 (-550) 2023/09/26(Tue) 13:29:30 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ「離すと思うか。」 「全てなら尚更。」 焦った様子の貴方に対して男は高揚を見せない。 これは仕事である。これは責務である。これは使命である。 男の楽しみはそこにない。これから齎されることにもまた。 単に遂行する。過剰なまでにやり遂げる。これは法の犬だ。 隙を、見せてはいけなかった。 がん。 足元に衝撃。払うように一閃すれば貴方の身体は宙を舞うだろうか。そのまま地に叩きつけられるだろうか。 一瞬動きが止まってくれればいい。その一瞬、男の四肢が自由になったなら。 次の瞬間にはより有利な体制に持ち込める。貴方の四肢を上から抑え、携帯を取り上げて────顔認証でもあれば、解除は楽なのだが。 (-562) 2023/09/26(Tue) 15:37:34 |
【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ/* 卓!大変 了解しました。 簡単に流れだけ決めておいて、なるべく決まったようにスムーズに進められたらなと思います! 右胸を撃ってもいいそうなので……仕留めたと踏んで、目撃されそうになって逃亡というかたちにしようかと思います。 結果的に殺せはしませんが、あれなら間違いなく死ぬだろうという判断を下せるであろうとおもうので。 これはどうだろうなどあればまた提案していただければと思います〜! (-576) 2023/09/26(Tue) 17:09:12 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオああ、全く融通が利かない人! 高揚していない様子がさらに焦りを加速させる。 楽しんでいるなら、やりようはいくらでもある。気を逸らすことが出来る。 だけど、これは――― 「っ、え」 抜け道を探していた、足が浮いて 視界が回る。 気が付けば、視界には石畳。 左肩を強く打ちつける形で、横向きに地へとたたきつけられた。漏れるうめき声。眉は強く寄せられた。 手から携帯がすっぽ抜け、少し先の地面に転がっている。 流石に画面は消されているようだが。 (-578) 2023/09/26(Tue) 17:15:44 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「へえ」 じゃあしばらく会ってないの、だとか。 どんな見た目の人だったのだとか。 年頃の女子だから、気になって色々聞いてしまうのだ。 「お金なんかなくても叶えられるでしょ」 「ここから出てきたら、またアレに抱き締めてほしいの。 それでコーヒー淹れてもらって……夜、一緒に過ごしてもらったりする日がたまにあるの。 そんな日常を過ごしたいの。いつも通りの」 今だってここから触れられないのが寂しいのだ。 家族がみんな捕まってしまって、どれだけ心細くなっている事か。 だから些細な願いに見えて、結構切実なものなのだ。 「フレッドはいい子だもの。 野蛮な人間と一緒にしないであげてよ」 「まあ、それこそ男の子のプライドってやつがあるのかもしれないしね」 そう考えれば、やっぱり反抗期なのだろう。 「……ふふ」 「そんなことしなくたって、あの子はいつだって私に会いに来てるわよ。 ねーえ、私のこと好きなの?にいさん…♡」 にまにま。わるいかおだ。 栄養は取りなさいよだの、それでもパンだけって何よだのぎゃあぎゃあ言っている。 豊かな大人になったからこその言い合いだ。 だらだらと雑談をしていれば、いい時間になってくるのだろう。まだ収容者も少ない。長居は怪しまれるかもしれない。 (-579) 2023/09/26(Tue) 17:31:19 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「……ルチアーノ」 止められているんだと思っていた。 そんなバカなことはするなと言われるんだと思っていた。 だから、少しだけ呆気に取られて目を瞬かせた。 あなたの気遣いが心を温かくしてくれる。 ずっと大事にしてもらっていたから、思い出すのだ いつだってあなたは自分の事を考えてくれていること。 「今は……これしか、思いつかないけど」 「何か上書きできそうなものが浮かんだら、ルチアーノにおねだりするわ」 遅れて、手招きに応えあなたの方へ寄っていく。 くっつけるような位置。いつもの、あなたの傍。 「あの子達が喜んでくれるなら、それが一番……もう、悲しい思いをしたくないし…させたくない」 「ふふ、顔は私の一番のチャームポイントだものね。 大好きなひとたちを悲しませたくないから、守ってみせるわ。絶対にね」 そう言って、頬を緩めるのだ。 (-581) 2023/09/26(Tue) 17:44:38 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「うるせえなあ…」 もう10年会ってないよ、だとか、 髪が短くて〜変な色のネイルしてて〜妙に強気で自信家で…だとか、ぽつぽつと語る。 アレッサンドロにしては大分、言いづらそうに。 「ハァ、そんなことでいいのかね。 マ、それなら確かに簡単だな。 こっから出られたら、ちゃんとかなえてやるよ」 な、と。安心しろというように、格子越しに微笑んで見せたりする。 「誰が野蛮だコラ。…マァそうだな。 お前ちゃんとしつけてやれよ、あいつ絶対痛い目見るぞそのうち。 …いや、もう見てるか。ハハハ」 笑いごとではないことで笑い。 「 ………気にかけてる、心配してる、大事にしようとしてる、配慮してる、抱けるくらいには気を許してる…… みたいな感じだが…………まぁ………好きと表現するのは勝手じゃねえのか………!?」 かと思えば、ちょっとむくれるように眉間に皺寄せてみたり。 ──言い合いと掛け合いの中で、すっかりと気が抜けたようで、男は一度はあ、と息を吐いて。 「……あ、おい。時間。平気か。 さすがに巡回回ってくるとマズいだろ。こんなとこで足止めくらってねえで」 さっさと行ってやれ、フレッドんとこに、なんていって、シッシと掌を振った。 (-582) 2023/09/26(Tue) 17:47:03 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡吸い上げながら、脈動を続けるそれを手で強く擦り上げて。 より快楽を感じられるように刺激してやる。 そうしたなら、ひと際大きく膨れ上がったそれの先端を咥えたまま。 口の中で白濁を受け止めて。ちょっとずつ、嚥下して離そうと。 「――――っ、!?」 思っていたのに。 そんな余裕すら与えないと、粘ついたそれを出しながら。 あなたの大きなそれが口の中を侵略するように、奥まで入り込んでいく。 目を見開いたのち、強く眉を寄せる。 んぐ、だの呻きのようなそれを漏らして。 口の開く限界まで咥え込まされた女は、ふーっ、と余裕なさげに息を漏らして。 飲み込むことすらままならない、口いっぱいの液体とあなたのそれで窒息してしまいそうだ。 「う、く……っ、!」 脈動が止まって、やっとその怒張が少しだけ落ち着いたから。 やっと、どうにかできると思って。 安堵したのもつかの間。今度はそれが突き入れられて、かとおもえば少しだけ引き抜くような動き。それの繰り返し。 空いた隙間から、透明と白の混ざったそれが零れてからだとシーツを汚す。 口内が犯しつくされるような感覚に、頭がバカになりそうだった。 あなたの手が顔に触れると。ぼんやりとしたような目が、あなたの方を見上げている。 こく、こく、と。喉が鳴る音。 隙を見て、出されたものは喉の奥に。体内に取り込まれているようだった。 (-583) 2023/09/26(Tue) 17:58:25 |
フィオレは、インフルエンサーの発表で聞いた名前に、ええ!?と声が出た。色々な意味で。 (a32) 2023/09/26(Tue) 18:02:18 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレぼたぼたと、生命と欲望がないまぜになった雫が零れ落ちる。 こちら見上げる瞳を解すように、 指の先がかりかりとこめかみを掻いた。 こくりと鳴る喉を感じながら、 ずるりと体液に濡れた性器を引き抜いていく。 「……」 「悪い」 口内で吐精したのは、ほとんどが欲望に突き動かされたから。 どくどくと脈打つ己自身が、少しずつ冷静になっていくのを感じながら、 はあ、と息を吐いて。 「興奮しすぎた」 くしゃくしゃ、指が前髪を絡めて、解いて。 …少し申し訳なさそうな顔をしながら、 ベッドの傍に放り出されていたティッシュを何枚かまとめて引き抜いて、口許に差し出した。 (-587) 2023/09/26(Tue) 18:38:00 |
【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ「そうだろうな。オレが相手するんじゃあまだいいが、 あんたが相手になるんならちょっと怖いもんがある」 「なるべく分かりやすいように教えるよ。 後はあんたのセンスがあるかどうかだな」 こってりとしたカスタードは、 温かくても冷めていても美味しい。 何から教えるべきか、今の内から頭の中で整理を付けつつ。 「OK、ならそのようにしよう。 逃げる用の足もオレの法で用意しておくよ。 あんたは自分のやる事に集中してくれ」 それもありだ、と頷いて手を打った。 後は彼女がどう咲かすか。 「なかなか骨が折れる事だよ。これが命の重みなんですね。 二人だけじゃあ荷が重いってとこは、 オレの言う事聞いてくれる奴に手伝ってもらう……」 「そんな器用な真似が出来たら苦労しないね。 人間に脳みそがある限りそりゃ無理だな」 全然期待していないような声を上げて、 ボンボローニの最後の一かけらを口に放る。 「ん。休みな。休むのも仕事」 「ちゃんと目冷やしなね。腫れたら美人が勿体ない」 いい笑顔だ。 自分も顔を合わせて、へらっと笑って見せる。 (-597) 2023/09/26(Tue) 19:17:50 |
【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ/* あ!卓の時間が22時からになりました!ヤッタ―! それだけご報告しておきます。22時以降は昨日お伝えした通りの感じになると思われます。 右胸了解です!決行時のロメオの立ち位置の想定ですが、フィオレちゃんに彼との対峙を任せつつ、物影に居ていつでもサポート・フォロー/周囲の見張りをできるようにしたいと思います。 目撃されそう!という時はロメオが気が付くかもしれないし、フィオレちゃんの方が先に気が付くかもしれません。どちらのパターンにするかについてはお任せします。 インカムみたいなのを付けて二人でやり取りできる感じにしたらいいかな……なんてのも思っています。 逃走時もロメオの方でルートの保持と車の運転は出来ると思うので、もし運転がしたい!となった時は車も貸せますし、連れてって!って言われたら運転手になります。 こちら一案になりますので、それ却下!などありましたら遠慮なく! (-602) 2023/09/26(Tue) 19:37:50 |
【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ/* やったー!いい感じに回していきましょっ 目深に被ったキャップにインカムで物々しくないようにはしつつ、サイレンサー付きの拳銃で決行としましょう…… フィオレは多分目の前の相手で手一杯なので、気付いてもらってインカムで伝えてもらうのが一番自然かな〜と思ってます! 運転、お願いしようかな……人を撃った後の人間では事故りかねないため…(あぶない! 概ね大丈夫かと思います、改めてよろしくお願いします〜! (-607) 2023/09/26(Tue) 20:02:25 |
【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ/* ハーイ!それではこっちが気付いてインカムで連絡、 車の場所を伝えフィオレちゃんが到着し次第GO! みたいな感じにしましょう。うまくいくと……いいな! こちらこそよろしくお願いします! (-610) 2023/09/26(Tue) 20:10:08 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「っ……ん、…」 口からそれが引き抜かれて、零れる液体を指で拭いながら。 喉を鳴らして、今度こそ口の中のものを取り込みきろうとするのだろう。 興奮してくれた証だっていうのなら、それを少しでも捨ててしまいたくはなかった。 触れる指に顔を擦り寄せて、ある程度飲み終わったのなら。 ティッシュを受け取って、口元を拭っている。 「……ふふ、興奮してくれたの…嬉しかった」 口元を緩めつつ。てらてらと濡れそぼっているあなたのそれを見て、「タオル持ってくる?」なんて言いつつ。 寄りかかったまま、全然離れようとはしないのだが。 (-618) 2023/09/26(Tue) 20:40:18 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ膝で貴方の身体を押さえつける。 馬乗りにはならない。強姦魔と罵られてはかなわない。 手の届かなくなるまえに携帯を掴めばそのままタップして貴方の顔に翳す。 しかしロックは解除されなかった。舌打ちをひとつしてポケットに仕舞い込む。 「何をしていた?」 「役職は。誰を呼んだ?」 「殺しか?」 「黒眼鏡と言ったな?」 体重をかける。 まだ、それだけ。 (-622) 2023/09/26(Tue) 20:44:53 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「興奮しねえ女抱いたりしねえよ」 ティッシュでいい、なんて言ってそれを拭い。 「さっさとシャワーを……」 言いかけて、寄り添ったあなたの肩を撫でる。 しばらくはそのまま、体温を分けて平準化するよう座ったままで、 「……一緒入るか」 そのままでは体が冷える、と感じ始めてようやく、 あなたの手を引いてシャワールームへと連れていった。 (-626) 2023/09/26(Tue) 20:52:15 |
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