【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン「はっ、ぁ……!ふ……っ… く、……し……」 これ以上奥へはいかせないとばかりに、友人のソレを強く締め付けるのを感じる。 決して、嫌だとは言わないけれど。 圧迫され、はっ、はっ、と苦痛を逃すように短い呼吸を何度も繰り返す。 ぎゅ、と眉を寄せ 何かに縋る事も出来ず縛られている両の手を強く握っている。 ―――入り込んでくるたびに背中をかける、小さな痺れには目を逸らしたままで。 「っ、しぇ……る、たん……」 縋るように、近付けられた頭。 信頼を置いた、その匂いを近くで感じて。 『 』 本能がそう囁いて。首を横に振る。 触れ合った部分が、熱い。大人達が少し離れれば 気持ち悪さだって感じることもない。 (-270) 2021/06/01(Tue) 4:53:31 |
メレフは、サルガスを探している。 (c78) 2021/06/01(Tue) 11:45:40 |
【墓】 迷子 メレフずっと復讐の事ばかりを考えてきた。 その結果の空回り。空回り。失敗。 間違っていたのだろうか? 自分は、姉さんの仇を取りたかっただけで。 その為に生きてきたのに。 それは間違いだったのだろうか。 ―――やり方が良くなかったんだろう。分かっている。 (+53) 2021/06/01(Tue) 12:00:11 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス君を探している。 君の怪我のこと、そろそろちゃんと練習の約束をしようと。 寮の部屋の前に訪れている。 いつものようにお茶を出してくれるのだろうか。 そうだとしたら、無理のない範囲で一緒に貰おうと 何かに使えるかもしれないので、君にもらったはちみつを手にしている。 少年は君の事情を知らなかった。 (-308) 2021/06/01(Tue) 14:29:29 |
【秘】 迷子 メレフ → 平衡役者 アルレシャ/* ご機嫌よう!突撃!隣の朝ごはんと申しますわ! わたくし、せっかくですし先生ともお話する機会が欲しくて来てしまいましたわ。 お時間大丈夫でしたらお話しませんこと? (-313) 2021/06/01(Tue) 14:46:05 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「……?あ、ああ。サルガス、どこかに行くところだったのか」 身支度を整えた様子の君を見て、少し間が悪かったかと思う。 出直した方がいいか?と聞こうと口を開いて。 様子がおかしい君を見て、首を傾げる。 「どうした?まだ調子が悪いんじゃないのか」 怪我だけではなく、持病まで悪くなっているのではないか と顔を近付ける。 メレフに気分の悪そうな様子は、今は見られない。 (-322) 2021/06/01(Tue) 15:36:14 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「そうか……済まないな、手紙でも出せばよかったか。 夕飯の後なら、まだ時間はあるだろうが……」 部屋に入るかどうかも、計りかねている。 いつものように、入っていいものか。そういう素振りはないものだから、不器用な少年は戸惑っていて。 「……朝食の時は、少しふらついていただろう。傍目でしか見られなかったが……本当に大丈夫か? ああ、知っている。少しだけ話をしてきたところだ。 戻ってきたとはいえ、あまりにもいつも通りで……あいつも同じ目に遭ったのにな」 お前にだけは行ってほしくないな、と。 身近な人間が何人も―――自分も含めて、連れていかれたものだから。 ぽろりと弱音がこぼれてしまった。 (-333) 2021/06/01(Tue) 16:13:56 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「元気…かどうかは、どうだろうな。 少なくとも、あいつは元気そうだった。前向きにもなっていたしな。 ……サルガス、入ってもいいか?」 やはり、様子がおかしいのが気にかかって。 何かを隠したいんだろう 言いたくはないんだろうとはわかっても。 もう、逃げたくはなくて。 ここで何もしなければ、後悔すると思ったのだ。 ドアを、こちらからも 開けようとするだろう。 「咎められること?ぼくは、そんな話をしてない―――何か、あったんじゃないのか」 サルガス、と優しく。 少しだけ不安げに。 (-340) 2021/06/01(Tue) 17:04:55 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「…………」 中に入って。まず目に入った通告書に目を通す。 それが、どんな内容であろうと。少しだけ眉を寄せて。 君の方を向いて。 腕を引いて、その小さな体を引き寄せる。 君はきっと、驚くだろうか。そのまま、優しく抱きとめる。 「……それなら、ぼく達とおなじだろ。 ぼくもシェルタンも、大人のところに行ってきた。 何なら、ぼくは大人をナイフで刺して呼び出されてる。仲間だろ」 そんなこと言うな、と。 今まで君の強さに甘えてきた事を思って、胸が痛くなる。 もっと早くにこうしてやればよかった。体質なんて、どうにだってできたのに。 (-343) 2021/06/01(Tue) 17:38:27 |
【秘】 迷子 メレフ → 夢の続きを イクリールその声は、自室に戻ろうと寮内を歩いていた彼の耳に飛び込んできた。 「……あれは…イクリール?」 一度、ハンカチを探す手伝いをした少女の声だと理解して。 声の方に足を向ける。 「イクリール、何かあったのか」 (-347) 2021/06/01(Tue) 17:49:13 |
【秘】 迷子 メレフ → 夢の続きを イクリール「いや、大丈夫だ。…手紙?」 手紙、それに差出人の名前を聞いて怪訝そうな顔をする。 嫌、とは言わないけれど。 「ああ、ぼく宛なら……読む。ありがとう、それで走り回ってたのか」 自室にでも置いておいてくれてよかったのに。と思わないでもなかったけれど。 きっと少女にとって、手で渡すことに意味があったのだろうと思い。 差し出された手紙を受け取るだろう。 (-358) 2021/06/01(Tue) 18:07:47 |
【秘】 迷子 メレフ → 夢の続きを イクリール/* とっても素敵ですわ♡ それでは読むということでそのようにお伝えくださいましね…♡ シトゥラ、絶対許せませんわよ〜〜〜(諸々の感情をこめて (-360) 2021/06/01(Tue) 18:09:36 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「無理はしてない。……今はまだ、大丈夫だ」 優しい君が支えようとしてくれた時、咄嗟に手を払ってしまった事を思い出す。 過去は変えられないが、今なら。 今君にこうすることで、少しでも力になれればと思う。 だから、離さなかった。 「……同じだよ。 ぼくも、人を刺して―――その後、どうなったかは知らないけど。 呼び出しを受けて、宿題を受けて……それだけで終わった。 だから、大丈夫だ」 大丈夫だ、ともう一度告げて。 震える体を抱き締める。君が、そうしたくて規則を破ったなどとは思えなかったから。 無責任だと言われても、そう伝えたくて。 「まだやり直せる。お前は、まだこれからだろう。 一度失敗したくらいなら……まだ、夢を追いかけられる。 奇跡を祈るから。ぼくも、お前の友人たちだって」 だから、これ以上自分を傷付けるような言葉を紡いでほしくなかった。 何も知らない少年は、綺麗事を並べていく。 (-363) 2021/06/01(Tue) 18:30:27 |
【秘】 迷子 メレフ → 恋と、愛と シェルタン「ぁッ……けほ……う、ぁ……っ!」 段々、苦しさの中に別の―――気持ちいい感覚が湧き上がってきて、甘い声が漏れる。 苦し気な表情に、少しだけ朱が差した。 体力がないからか、慣れていないだけなのか 何も考えられなくて。 ―――違う。近くの匂いから気を逸らすだけで精いっぱいで。 擦り寄せられる頬に、生唾を呑む音が響いて。 「っ、あ や、……っ、だめ、だ……」 精を吐き出した後の、敏感な体だからだろうか 自身のそれは 腰を動かされる度に、先走りをこぼして。 ぐ、と耐えるように唇を噛む。それが、ほとんど意味がないだろうことも分かっていても。 少年も、限界が近いようだ。 (-378) 2021/06/01(Tue) 19:40:28 |
【墓】 戸惑い メレフ>>52 シェルタン 「…………」 少年は、触れられたなら それを拒まなかった。 今は、顔色も変わっていない。 「お前の、傍で?……はは…お前、本当に……本当に、馬鹿だよ。 ぼくは、人の肉を食べないと生きていけない。お前を……たまらなくなって、殺してしまうかもしれない。 だから、言いたくなかったんだ。 お前達と幸せに暮らす事は出来ないから、ぼくは ぼくは…………」 死にたかったんだ、と。静かに、頬を涙が伝って。 重なっている君の手の上に落ちる。 「わだかまりがなくせるのなら、おまえ達と……未来を、見たい…… どうすれば、幸せになれるか 分からない。分からないけど…… 許されるのなら、ぼくは…普通に生きていきたい……」 少年は、愛を知らない。返せるものは、持っていない。 だから、ただ そうありたいという気持ちだけを。 君が一緒に見つけてくれるのなら、と。 涙と一緒に、気持ちを 不器用にこぼした。 (+63) 2021/06/01(Tue) 19:54:19 |
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