【人】 浮遊する ハグベリー夜になっても客人は帰らないらしい。 今日は泊っていくのだろうか。 ご飯は一緒に食べるのかな。寝室は余りがあるはず。 子供達はそろそろ寝る時間かな? 滅多にない来客でそわついて寝れない子はいないかな。 浮かぶのは心配事ばかり。 そして、その中から自分には何ができるのかを考えてばかり。 「眠れない子は〜いないか〜?」 ふよふよ、足音の立たない青年が、 何処ともなく呼びかけた。 (2) 2022/07/14(Thu) 22:15:50 |
【赤】 浮遊する ハグベリー足音が立たない体質だった。 だからどこへ行くにも気兼ねがなかった。 音を立てなければ、扉の先の相手にバレる事もなく。 煩さで気を散らせることもなかったから。 だからいつも通りに気兼ねなく。 ただ、ただ、ただ、通っただけで。 「…………。」 通ってから、声が掛けられるまで。 どれくらいの時間が経ったのだろうか。 きっとそんなに立ってないのに、ずいぶん時間が経ったように思う。 「………ノル…………。」 駄目だ、駄目だ、俺はお兄ちゃんだ。 気丈にいなければ。 奥歯を噛んで、震える声を誤魔化した。 /* お返事の感覚はちょっとまばらになりそうですわ! (*1) 2022/07/14(Thu) 22:20:00 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* 了解ですわ!こちらは夜のお返事が早い傾向にありますわ! わたくし狼のお仲間が躊躇しそうな感じだったらどんどん背中押して皆殺しの提案しようと思っていたので、即皆殺しの決意を固めなくても大丈夫よ!と伝えたかったのです。 あとご主人を殺すに至るまでのロール、一日目が終わるまでにできたらいいな〜と思っておりますわ! どうやったかなどはPL相談でもいいのですけれども、流れで決めちゃってもいいと思いますわ! 以上よ!よろしくね。 (-3) 2022/07/14(Thu) 22:41:46 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* 時間帯了解いたしましたわ!夕方から深夜にかけてがお返事できる時間帯ですの! そして滅茶苦茶ありがたいですわ!超躊躇しそうなキャラで来てしまいましたの…… お言葉に甘えて悩みに悩んで背中を押されようと思いますわ! ロールの方も承知いたしましてよ! 17日の22時までに主人……殺しますわよ! (-4) 2022/07/14(Thu) 23:04:52 |
【赤】 浮遊する ハグベリー小さな箱庭が全ての子供達。 そこの神様が、自分達を愛していなかった、なんて。 一体どれだけの子達がその事実に耐えられるのだろう。 上手く呼吸ができない。急速に喉が渇く。 体の震えが止まらない。寒い、冷たい? 汗がだらだらと流れる。背中が気持ち悪い。 「……ぁ……」 それでも、今は。 今は動かねば、ならないから。 貴方に手を伸ばすようにして、掴んで。 不規則な呼吸を繰り返しながら、その場を離れる為に動く。 「……ノル………俺………」 そうして、無事に場所を移せたなら。 青年はパクパクと口を開閉させて、 言葉にもならない言葉を紡ぐのだろう。 (*3) 2022/07/14(Thu) 23:57:40 |
【人】 浮遊する ハグベリー「おやおや!寝れるなら夜更かししちゃだめだぞ〜? 寝ない子は育たないからね!」 なんて、先んじた者達ににこやかに告げて。 自称トイレが通りすがっていくのを見送りつつ。 「や、モノオキにタンジーも。 みんな悪い子だなぁ。 寝れないならお兄ちゃんが子守唄を歌ってあげようかい?」 くすくす、冗談交じりに告げて、ふわふわ皆の頭上を飛ぶのだった。 (8) 2022/07/15(Fri) 0:00:05 |
【人】 浮遊する ハグベリー皆の会話をにこにこと眺めている。 星見からの就寝、何とも気持ちよさそうだ。 大きな蚊帳のようなもの、作ってみようかな、なんて思いつつ。 とはいえ今日は、外で寝ることはしないみたい。 >>13 モノオキ 「おや、モノオキはお兄ちゃんの子守歌が聞きたいのか〜? ふふふ、じゃあお兄ちゃんと一緒に寝ちゃうか〜?」 お外に行く面子は、クロが見てくれそうだし、と、 骨頭の彼に細まった目を向けて。 素っ気なくてもなんやかんや優しい弟だ。お兄ちゃんは知っている。 (25) 2022/07/15(Fri) 11:11:33 |
【赤】 浮遊する ハグベリー埃だらけの部屋の中。 内側から鍵を掛ければ、ようやく緊張の糸が切れて。 ぐったり、力を抜けば体は上に上がっていく。 貴方が手を握ってくれるならきっと、風船のように。 「ごめん、俺、お兄ちゃんなのに……」 お世話をしなきゃいけない立場の自分が、お世話をされている。 そのことに謝罪を一つ、ぽつりと零して。 それから。 ぐっと体に力を入れて、少し沈み。 叶うなら、貴方を抱きしめる。 「……嘘……じゃないよね……… どうしよう、ノル、俺、どうしたら……」 「どうしたら、皆を守れるのかな………」 ただ、ここに居る妹弟達に幸せになって欲しい。 それだけが願いなのに。 (*5) 2022/07/15(Fri) 11:15:55 |
【赤】 浮遊する ハグベリー短い呼吸を、腕の中、耳元で何度も吐く。 貴方の語る言葉の全てにうん、うんと頷いて。 ここでの生活は間違いなく幸せだった。 世間に出れば良くて村八分、悪ければ何をされるか 分からないような自分達が。 ここでだけは、『ただの子供』でいられた。 好きだった、この場所を。愛していた、皆を。 「どうしよう、どうしたら、皆を………」 助ける為に、どうすれば。 そう言葉にする前に、君からもたらされた提案は。 酷く冷たさを感じる、恐ろしい言葉で。 (*8) 2022/07/15(Fri) 17:15:40 |
【赤】 浮遊する ハグベリー「な、なんでっ!」 思わず出てしまった大きな言葉。 はっとした顔で口を抑える。 大丈夫、周りには誰もいないって、さっき言ってた。 困惑の眼で君を見る。 また冷や汗が流れ出してきた、気持ち悪い。 「なんで……!ノル、皆の事嫌いか……? アベルは………アベルは、悪い奴だったけど…… 他の子は皆、良い子で……死んでいいような子じゃないんだ! もっと、もっと、幸せに………」 どこで? 世界で唯一安全だったこの館が無くなった時、 自分達の幸せはどこに存在するのだろう? 「………っ! 幸せに……なって欲しいんだ………。」 どこか冷静な言葉が頭の中で響くのを、 必死に頭を振ってかき消して。 願望を、理想を、夢を、ついに隠せなくなった震えと共に言葉で吐いた。 (*9) 2022/07/15(Fri) 17:19:46 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキさて、さて、これは夜の時間。 貴方に引っ張られて、自分のお部屋まで。 きっとお部屋のお掃除をよくしてくれる貴方は知っている事だけれど、 青年の部屋にはあんまり物がない。 常に浮いている青年は、家具のほとんどをまともに使う事が出来ないため、 あるのはせいぜい、使った痕跡も特にないベッドが一つくらいだ。 「モノオキ、ちゃんとお風呂は入ったか〜? 歯は……磨いた?磨けるのかな? おトイレは大丈夫か〜?」 そんな事を聞きながら、ふよふよベッドのほうまで移動する。 貴方がすんなり寝るなら、そうして夜を過ごしただろうし、 少し寝つきが悪いなら、もうすこしだけ、二人だけが知ってる この時間の続きが描かれる事だろう。 (-13) 2022/07/15(Fri) 20:41:41 |
【赤】 浮遊する ハグベリー「そ、れは」 分かっている。この先の未来が。 待ち受ける現実が何なのか。 分からないわけがない。 この館に来るまでの生活に逆戻り? そんなの耐えられない。耐えられない、耐えられない……… 「そう、だけど………」 だからといって、皆が死ぬことを。 直ぐに受け入れられるほどの賢さが青年にはなかった。 何かほかに道はないのか、何か。 外の世界に行かなくてもいいように。 この屋敷に残るために。 誰のせいで出ていかなくちゃいけないんだ? 誰がいなくなれば、いいんだ?それは…… 「…うん、うん……皆には、言わない………。 ………ねぇ、ノル………。」 「…アベルがいなくなったら、解決しないのかな……。」 ふと漏れた言葉に、おもわず、口を塞いだ。 (*11) 2022/07/15(Fri) 22:15:55 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「ん、……うあー、うー。」 ちょっとだけ後退ってから、ガタンうんうんと頷く。あなたはこの子がそんなにお風呂に慣れていないのを知っているだろう。 でも、バケツも含めてちゃんと綺麗だ。嘘はついていない。 きょろきょろと周りを見渡して、ベッドの方に愛用の掃除用具を置いてから座った。掃除用具を指さしてみて、首を傾げても見る。掃除は必要か?と聞いている。 (-24) 2022/07/16(Sat) 15:04:01 |
【赤】 浮遊する ハグベリー「そ、そう、アベルが…アベルがいなければ…」 いなくなったら、どうなる? 今まで担保されてた平和は、誰に守られてたんだ? 「そしたら、そしたらきっと、まだ、まだみんな一緒に…!」 アベルと、客人と、それだけが悪い奴なのか? この人数を連れてこうと思うなら、もっとたくさんの人手があるはずじゃないか? 全部を消すことなんてできるのか? 「そうだ、そうだよ!それでいいんだ……それで……!」 それでいい。 訳がない事、分かってるだろ。お兄ちゃんなんだから。 どこか冷静に語り続ける心の声を、すべて無視して。 青年は憔悴した目でそう呟き続けた。 今は、もう。 理想を考え続けなければ、心が耐えきれなかった。 「見張り……うん、わかった。俺…… 俺、皆がアベルに近づかないよう、守るよ……」 殺すためではなく、守るために。 そんな詭弁を自分に言い聞かせて、頷いた。 (*13) 2022/07/16(Sat) 17:03:14 |
【人】 浮遊する ハグベリー「今日も元気か〜皆〜。 …うんうん、皆元気そうだな〜!」 ふよふよ、相も変わらず浮かんでは、 皆を見渡してうんうん頷く。 こうして高い視点からよく観察して、 なんだか調子の悪そうな子がいればいち早く声をかけるのが、 この青年の日課であった。 「……お!コルクボード!秋の星見かぁ、いいな! うーん、うーん……」 自分も何か、と思って。 考えて、ペンを取って、悩んで……… 『皆参加してほしい。』 「……こういう事じゃない気がする………。」 でも、子供たちみんな一緒が良いしな……なんて、 コルクボード>>35の前でうんうん悩み続けるのだった。 (52) 2022/07/16(Sat) 17:07:37 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキお風呂に慣れていないことはよく知っている。 一応一人で入っているのだろうか? 誰かに助けてもらっているのだろうか? 子供とは言え流石に女の子なので、男の自分は そこら辺のお世話はあまりしない。 ふよ〜っと近づいて、すんすん、匂いを嗅いで。 「…ん!ちゃんとお風呂はいってるね、偉いぞ〜!」 そういってまたバケツを撫でてあげた。 それからベッドに座る君の頭上を揺蕩って、うん?と 伝えようとしてる事を読み取れば。 「ふふ、お掃除好きかい?うーん、朝に掃除したから もう少し毛とかは落ちてるかな…… でも、今日は遅いから、お掃除するなら明日がいいな。 モノオキが頑張りすぎて寝不足になっちゃったら、 お兄ちゃん悲しいからね!」 明日お掃除しに来てくれるかい?とにっこり笑って。 (-25) 2022/07/16(Sat) 17:12:07 |
【赤】 浮遊する ハグベリー頭を撫でられる。 あんまり、撫でられたことはない。 自分はいつだって撫でる側だったから。 撫でられるのって、こんなに安心するものなのか。 「うん……そう……聞き間違いかも、しれないしね。 うん………普通に、過ごそう。」 そんなわけないけれど。 それでも今は、残された日常に没頭したかった。 「……じゃあ俺……今日は、寝るよ………」 「…………。」 「………ノル、今日だけ、一緒に寝ても良い……?」 こんなに弱ってる青年の姿はきっと、初めて見せる。 ほんの少しの甘え、我儘。 そうすれば、きっと明日から普通でいられるから。 (*15) 2022/07/16(Sat) 20:12:21 |
【赤】 浮遊する ハグベリー「うん…いいよ。あんまり物、ないけどな。」 常に浮いている青年は、殆どの家具がまともに使えない。 椅子にも座れないし、机だって使えない。 高さを調整できないのだ。自力では。 あるのはせいぜい、一応置いてあるベッドだけ。 …というのは、部屋に一度でも来ていれば知ってる事だろう。 「初めてだな、一緒に寝るの。」 二人で、は初めてだ。 そもそも青年はこんな体質だから、 ぎゅっと抱きしめられでもしない限り、一緒に寝ることはできない。 皆で一緒に寝る時も、皆が寝静まるまで宙で子守唄を歌ってたものだ。 そうして君を連れて、部屋まで。 お風呂は済ませた、歯磨きも。きっと後は寝るだけ。 「ノル………抱きしめてくれる?」 両手を伸ばして。 君が受け入れてくれるなら、人肌の温もりを伝えて、 君と同じ高さにまで降りることができるだろう。 (*17) 2022/07/16(Sat) 21:15:00 |
【赤】 浮遊する ハグベリー「いいじゃないか、皆が来たがる部屋さ。」 他の人が来るから、他の人用のクッションがあるのだろう。 遊び道具だって、皆と遊べるタイプのものである事を知っている。 君は少し甘えん坊だけど、ちゃんと下の子達のお世話をしてくれる偉い子な事、青年はしっかり知っている。 「ふふ……今日だけだぞ。 今日だけノルのものだ。」 くすくす、笑って、此方からも手を伸ばす。 抱きしめて、離れないように。 久々の掛布団は、二人分の体温ですぐに暖かくなった。 うと……とする。 色々な事があって、疲れた。 明日から、明日からはちゃんとするから、今だけは…… 「…おやすみ、ノル…………」 小さく、呟いて、ひと際強く抱きしめて。 そして。 しばらくすれば、君の耳元で、すぅ、すぅと小さな寝息が聞こえてくることだろう。 (*19) 2022/07/16(Sat) 22:04:17 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「んふふ」 近づかれてくすぐったいのか笑っている。あなたはバケツを取らないと信用している。 「え、あいずぉ〜」 真似して喋ってみた。そう、私偉いんだよ! 「あい!んふふ。ねう!あーしーた!」 お掃除は明日と、教えてもらった発音をゆっくりと喋る。そしてあなたもベッドに来ないのかなと手をのばす。 (-37) 2022/07/16(Sat) 23:39:47 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキもちろん、バケツを持ち上げようとしたりしない。 人の嫌がることはしない、当たり前の事だ。 当たり前のことができるから、青年は兄と慕われている。 「お、そうそう!え・ら・い・ぞ〜」 なんて、真似しやすいように一言ずつはっきり発して。 くすくす、真似する姿が可愛らしい。 「ん、あーしーた!……ぎゅー!」 手を伸ばされれば、にっこり笑ってこちらからも手を伸ばす。 青年の体質は、自分で高度を変えられない。 だから一緒に寝ようと思うと、誰かに抱きしめてもらわないといけない。 君が手を取って引き寄せてくれるなら、きちんとハグができるはずだ。 「ふふ、モノオキ、あったかいな〜! よく寝れそうだよ。おやすみしようね。」 よしよし、とぽんぽん背中を撫でて。 あやすように寝かしつけるのであった。 (-42) 2022/07/17(Sun) 0:59:39 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「え、あぁらあい、あーしぃーた」 ゆっくりと発音する。喋ることを思い出すように。 「ゆーっ」 (ギ)ューッの掛け声で遠慮なくあなたをギューっとした。バケツは外さないままなのであなたの何処かに固く触れてしまうだろうが。 「あい、ふふ、えへへ」 それでもあなたを捕まえて、あったかいと撫でられれば嬉しそうにすやすやと眠りに落ちるだろう。 (-53) 2022/07/17(Sun) 3:17:10 |
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