情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【独】 部隊長 シュゼット/* うおお!?ルークさんもしかしているの??? 寝ていいのよ?(>x<)? しつつ、お返事は楽しみにします…!!(私はこれからご飯食べてお風呂る) (-56) 2020/05/20(Wed) 0:53:15 |
【独】 部隊長 シュゼット/* あー、ルークは味覚障害なんかな… 前もパンが味がないって言ってたもんなぁ。その時はまずいパンなのかくらいに思ってたけど多分そうだよなこれ… (-67) 2020/05/20(Wed) 9:14:10 |
【独】 部隊長 シュゼット/* しかし、あー、そうか。 もし機獣が『地上』で作られてこの世界に放たれているのなら、 通信機はシュゼットの記憶を刺激するものになるのかなあ。どうしようかな。 (-74) 2020/05/20(Wed) 18:31:44 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>242ルークの言うことがわからなくて 僕はこてりと首を傾げる。] うー、ん。 そぶりを見せるも、なにも。 嫌に思う理由が、無いし。 苦い薬も……あれで治らないなら、そう思うかもだけど。 元々、非番の今日は。 『検査』の後、散歩に行こうと思ってたんだ。 [>>0:18ルークの噂も知っていれば、 >>0:20普段の様子だって、見たこともある。 >>0:157確かに、逃げようとすることもあったけど それは、苦い薬が嫌いだからと言う理由があるのであって。 その日に他の軍医が当直だったとしても、 まず僕は、逃げようとしただろう。 助けてくれたという恩があるとはいえ、 僕が苦手意識を持っている人物は、総司令ぐらいだった。 総司令はいつも、記憶が戻ればいいと微笑みながら言うが 色のついたレンズの奥にある目が、たまに見えた時。 僕を見る目は、いつも冷ややかな色をしているから。] (292) 2020/05/20(Wed) 20:14:45 |
【人】 部隊長 シュゼット ……僕は、ルークの方が変わってると思うけど。 人がにがにがに苦しんでるのを、楽しむなんて。 [ぷすっと息を吐いて、笑うルークをジト目で見る。 どこか、作った笑顔のような微笑みに。 揶揄われてるような気持ちになりかけた。 でも、……彼の言葉に裏はないように思えたから。 その言葉の意味を、なんとなく考えた。] (293) 2020/05/20(Wed) 20:15:26 |
【人】 部隊長 シュゼット["僕"が変わっているのは、良いとして それは、いつからのことなのだろう。 今まで記憶を取り戻す『検査』を受け続けても その後のことは全く考えたことはなくって。 思いついたことをそのまま、口に出してしまう。] でも。記憶を取り戻せたら…… 変わってる僕は、少しは、マトモになるかも。 [記憶を無くす前の自分を思い出してしまったら 彼の言う"変わっている"僕ではなくなってしまうかも。 そうしたら、こんな風に話すこともなくなってしまって 全然違う性格になって。考え方も全て変わってしまって。 ―――過去の記憶に押し流されるようにして、 今の僕が全てなくなるような想像をしたときに。 ぞっとして、頬が強張り。首を振って。 ルークへ見せたのはいつもの緩い笑顔ではなく、 怯えを残した硬い笑顔を。] (294) 2020/05/20(Wed) 20:16:01 |
【人】 部隊長 シュゼット ……ごめん。変なことを言った。 [ふいとルークから顔を逸らして。 さあ行こうか、と先へ。] [記憶は戻れば皆喜ぶだろうと。 今まで僕は、そんな風にしか考えてなかった。 ……いや、違う。 考えそうになったことは、今まで何度もあった。 でも、いつも途中で恐ろしくなってしまって。 今みたいに、考えたことごと忘れようとしてきたんだ。] (295) 2020/05/20(Wed) 20:16:17 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>245見えた表情に思わず目を見張る。 さっき見た>>242笑みとは全然違う。 それは自然で、柔らかい微笑みで。 思わず、横に居たペンギンと顔を見合わせた。 受け取ってもらえないかもと思ってた。 本当は、受け取って、口に入れてくれただけでも 僕の好きな"甘い物"を、いつも苦いものばかり寄越す彼に 食べさせて、美味しさを知ってもらうことができただけで 本当に、"甘い"と感じているかどうかなど 僕にとってはその味は当たり前で、考えもしなかった。 僕は嬉しくて。それだけで満足だったのに。 作り笑いしかできないと思っていたが それは失礼な考えだったと、漸く気付く。] だろう? 次は、こういう味を頼むよ。 [また、次も苦い薬なんだろうと思いつつも。 ふいに見てしまったルークの表情にどきりとしたのを 隠してしまいたい気になった結果、返事は冗談交じりに。 そうして僕は、彼と同じようにして微笑んだ。] (296) 2020/05/20(Wed) 20:24:27 |
【人】 部隊長 シュゼット[かつては人々の住む地区でもあったここは 度重なる戦闘のせいで今は全てが使い物にならない状態。 壁一枚だけが残って居る家や、 屋内に置かれていた家具なども壊れ、 骨組みがむき出しの状態で転がっている。 現場に着けばあたりを見渡して、 落ちている木箱をブーツの先でつついた。] 箱のようなもの……か。 箱ならそこに、木箱が落ちてる。 ……怪物のなら、金属製か。 [>>243形は教えて貰ってはいたが、 物が多いこの場所で見つけられる自信は無かった。 自信が無かった、はずなのに。 ずきり、と。目の奥。頭の中が痛む。 何の痛みだろう。薬の後遺症だろうか。 予想外のタイミングの痛みに僅かに眉を寄せつつも、 いつものようにやり過ごそうとしたとき、だ。] (297) 2020/05/20(Wed) 20:25:25 |
【人】 部隊長 シュゼット["僕"が知らないはずの光景が見える。 どこか明るい研究所のような、工場のような場所。 誰かが僕に見せてくれた、設計図。 この間の四つ足と全く同じではないけれど それと似たようなモデルの設計図面には、 様々な装備の装着箇所も書いてあって 四角い箱のようなものが、確かにその中に。 ―――コアの場所と武器を装着させてる場所は 必ず覚えておけ。あとはこの四角い機械も、大事だ。 そんな声が、どこかから、聞こえる。] (299) 2020/05/20(Wed) 20:28:56 |
【人】 部隊長 シュゼット[それはものの数秒の間のことだった。 夢を見ているようにぼんやりと視線を彷徨わせ。 機獣が大破した場所のある地点から飛び散った物を追うように 遥か高くを見上げた目線は、地面へと個を描く。] 四角い、金属……あの怪物の作りなら、きっと [そうして、僕は、無意識にそう呟くと、歩き始める。 たどり着いたのは、怪物から少し離れた瓦礫片の影だった。 うん。あった。 [ルークが言っていた通りのものを見つければ それまでの表情のない顔に瞬時に色が宿り。 それを彼に見えるように持ち上げ、笑った。 その時にはもう、僕の様子はいつも通り。 少し前の僕の様子や、見えたことなどは 綺麗に、記憶の彼方に忘れ去った状態で。] 簡単に見つかってよかった。 手がかりも少ないし、みつからないかと思ったよ。 [ルークの探し物がすぐ見つかってよかった。 "すぐ見つかったのは、運がよかったから―――" そう思い込んだまま。]* (300) 2020/05/20(Wed) 20:32:08 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a27) 2020/05/20(Wed) 20:34:51 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>319兎から返る返事は無い。 肩に置かれた手を振り払うことはなかったが それらに気を払うこともなく、ゆらりと歩き出す。] 通信機は、攻撃されにくい場所に…… 背中の後ろ。そこから、飛んだはずだ。 [>>320ルークの方を振り返ることなくそれだけを返し。 上を見上げる兎の赤い瞳は、 まるで、そこにいた四つ足の機獣の姿を視ているようで 誰も知るはずのなければ予測などできようがない 通信機の装備場所を目線で指した。 目的地までたどり着けば、すぐに。 目的の機械をみつけることができただろう。 ただ。>>317みつけた、からといって。 突然その機械を使うなんてことはせずに。 見つける、という役目を終えた後 何をすればいいかわからないような様子で 両手に抱え込んだ機械を、じっと見つめた後に。 振り返った時には、元通りの兎に戻っていたのだった。] (348) 2020/05/20(Wed) 23:49:36 |
【人】 部隊長 シュゼット[ただ副作用で頭痛が起きたにしては、 どうも、ルークの様子が妙だ。 しまいには通信機を一人で持ち帰ると言い出す始末。] ルーク?……何か、変だ。 僕の副作用は、いつものこと。 だから、そんな心配しなくても…… [彼を宥めようとしても、僕が持つと言って聞かない。 帰ったら休むといい、なんて言われても。 今はもう頭痛もないのだから、いいじゃないか。 ペンギンも説得に加わってもらおうとそっちを見ると 何故か、この子もルークの味方のようで。 一緒になって、通信機へと手を伸ばしている。] って、待って、って! これ、重いから……!!あっ!! [そうやって二人が無理やり持とうとするから、 持たせるつもりは無かったのに、手を放してしまう。] (350) 2020/05/20(Wed) 23:51:49 |
【人】 部隊長 シュゼット[……その瞬間。箱はずしんと地面へ落ちた。 持ち運びする用らしい取手に手をかけたまま ルークは動かなくなっている。 …いや。よく見たら、持ち上げようと頑張っているようだ。 顔を赤くして、うーーん、と。力を入れて。 ペンギンも一緒になって頑張っていたけど どう頑張っても無理そうだったので 僕はやれやれと息を吐いて、手を伸ばす。] 言わんこっちゃない。 荷運びぐらい、任せてよ。 [落として壊したりしないように両手でしっかり持つ。 ルーク達から見たら、軽々持ち上げたように見えただろう。 (実際、普段大剣を振り回したりしてる僕にとっては このぐらいどうってことないのだが。) >>145"勝手に探しに行こうと思って"なんて言ってたから このことが上に知られてもいいのか僕には判断がつかず 他の研究員も使う研究施設と、 ルークが個人で使っているような私室と 持ち帰るとしてどこに運べばいいか尋ねて。 言われた先へと足は向かう。] (351) 2020/05/20(Wed) 23:53:54 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>322ここまで素直に礼を言われてしまうと、 どう返していいやら反応に困ってしまう。 今までの彼とは違う一面を見て、嬉しいやら、戸惑うやら。] ……まだよく、わからないけど。 [持っている通信機と、ルークとを交互に見て。] さっき、通信機を持つって言ったの、 心配して、くれたんだろう。 義手の忠告をくれたのも、そうだ。 [彼の言葉を、思い返す。 声をかけるだけじゃなく、重い通信機を一人で 持って帰ろうとするなんて。 だからあれは、本気の心配だったのだろう。 でも、ただの頭痛ではないなら、なんだろうか。 ……僕には、それが、わからない。 >>321義手についての忠告を聞いた時には こればかりは自分が悪いから、 目を逸らして俯きがちに、ごにょごにょと。 「でも……僕は、ここの皆を、守りたい、から……」 と。いくら忠告を受けたとしても、 それが自分を心配しての言葉だろうと思ったとしても "義手砲をもう使わない"とは、言わなかった。 ……でも。他の軍医が絶対に言わないような 義手を使うなという忠告を僕にくれたことは 大事に、覚えておこうと思ったんだ。] (353) 2020/05/20(Wed) 23:56:48 |
【人】 部隊長 シュゼット だから。……僕からも。ありがとう。 やっぱり、ルークは噂のような人じゃないと思う。 何かあったらまた言って。 僕も、あの機械の獣の正体、知りたいと思っているし。 ルークの頼みなら、聞きたいと思うから。 [ルークじゃなくても、僕は誰の頼みでも聞くのだろうか。 そう自問自答して、あり得ない考えに笑った。 ルークは、>>242"一緒に来てくれるのは君ぐらい"と言ったけど 僕だって、誰彼構わずここまで協力するわけじゃない。 ……もし、ルーク以外の軍医に頼まれていたら? その時は色々と理由をつけて、断っていた気がする。 "次の襲撃までにあの兎はちゃんと使えるまで回復するのか"なんて 軍の会議では、僕をモノのように扱う上官も居ると聞く。 そんな人に頼まれたとしても、僕は気乗りはしなかっただろう。 僕は、きっと、誰に対しても親切というわけではない。 ルークの頼み"なら"と言ったのは 本当に……そのままの、意味だった。] (361) 2020/05/21(Thu) 0:13:23 |
【人】 部隊長 シュゼット[所定の場所まで通信機を運べば、 部屋を去る前に一つ思い出して。 もう中身のない甘い飴の包み紙を見せ、頬を緩める。] 僕も、また近いうちに。 ルークが居るときに、医務室に行くよ。 『検査』の時か昼間になるかは、わからないけど。 話していて、少し…… 確認したいことが、できたのと。 >>315『お返し』が、楽しみだから。 [僕は、甘い物の話は聞き逃さないのだ。 ……今度こそ本当に、甘い物が出てくるかも。 そんな期待だって、まだ捨てちゃいない。 ルークがいつも苦い薬ばかり寄越す理由も >>312今まで再三言われて、今日もまたされた義手の話で、 僕もいい加減、気づいてきていたことだ。 だから。僕は、ルークの『お返し』は きっと意地悪で嘘を言ったんじゃないと信じながら。 機嫌よく、自分の部屋へと戻っていった。 ―――さっきの、妙な頭痛は この日は幸いにも、再発することはなかった。]* (362) 2020/05/21(Thu) 0:14:27 |
【人】 部隊長 シュゼット―通信機を運んだ次の日の夜:見張り台― [ルークのおかげで、副作用も気にならない程度になり 見張り台へ上る足取りも、ここ最近では一番軽かった。 僕は、着いてすぐ引き出しを開けたかった。 でも……自分で言ったくせに、 タブレットが無くなっていたらどうしようと 考えてしまうのはそればかりで、 すぐに確認するのはとても無理だった。 まずは周辺確認をしてしまおうと。 外を見れば、今日も周囲は平和そうだ。 見回り隊が戻ってくるのがみえたから ランタンを掲げて、手を振った。 向こうからも、ちかちかと光が揺れるのが見えて 僕はそれを見て、ランタンを机の上に置く。 さあ。確認も済んだし、報告を書かねば。 いざ。引き出しに手をかけたとき。 期待と不安で、ごくりと喉が鳴った。] ……あ、った…………!! [引き出しの奥の方にあった赤い袋を見つけて。 思わず、一気に安心して、声が漏れる。 さっさとノートに報告を書き上げて。 取り出したタブレットのロックが外れて 画面が映るまでを、固唾を飲んで待つ。] (373) 2020/05/21(Thu) 1:26:31 |
【人】 部隊長 シュゼット[―――また、増えている。 僕は、食い入るように、最後までを読んだ。 ……ずきり。と。 追伸の部分を呼んだ時、また、頭が痛む。 頭を押さえる。昨日みたいな痛み方だ。] 遺失技術…… 僕は…… 一体、何を、忘れているんだろう [日記と一緒に増えていた写真を表示させて それを、外の景色に合わせるように掲げた。 繋げられた光はペンギンのような形をしていて 基地にはたくさんのペンギン型お手伝い端末がいるのに 僕は、医務室のあのペンギンを思い出す。 忘れてしまった過去ではなく、 この基地での経験に思いを馳せている時は 頭へ走る痛みも、弱まっていた。] (374) 2020/05/21(Thu) 1:27:49 |
【人】 部隊長 シュゼット["夢は記憶を整理するもの" "遺失技術の応用" 僕には、色んな本を読み漁るような勤勉さは無い。 遺失技術についても、人から聞いたことしか知らない。 硝子を加工する技術についての話なんて、 どう考えても、今初めて聞いたことだった。 あんな、夢に見た景色は、知らない。 少なくとも―――"今の僕"の記憶には。無い。 どうしても、考えてしまうことはあった。 "今の僕"にないのなら…… "今ではない僕"になら、あるのだろうか。] (375) 2020/05/21(Thu) 1:29:20 |
【人】 部隊長 シュゼット[色々と考えてしまうことがあって 今日はもうメッセージへの返事だけにしようと思ったが。 また、普通ではない夢を見たばかりだったのを思い出し 誰かに聞いてもらいたくもあったから。 返事の前に。僕は今日の日記を、書き始めた。 途中―――"通信機"と書こうとしたところを 思い直して、"何か"と書き直す。 頭は、夢を思い出そうとすると何故か痛みを増した。 でも、僕に耐えられない痛みではなかったから、 "慣れ切っていた副作用の頭痛"とそう変わらないと 僕はそう決めつけて。日記を書き上げ。 タブレットを机の奥へとしまい込んだ後は 見張り台の壁に凭れかかり、ずるずるとしゃがみこむ。 夢について日記を書いてからずっと止まない 僕へ何かを訴える頭痛が煩わしく。 いつもなら無視できるのに、 頭を掻きむしりたい衝動に駆られて。 なんとか止めようと。頭痛が収まるまで。 昨日のルークとの出来事を何度も、思い返していた。]* (380) 2020/05/21(Thu) 1:36:24 |
【妖】 部隊長 シュゼット[またノートには、五ページ目が追加されていた。 律儀に、日付から始まるあたりで。 今回も、タブレットの所有者の日記から 記述は始まるのだと予想できただろう。 兎は、自分がこの日記を書いているとばれないよう ]細心の注意を払っていたつもりではあった。 でも、確定的ではないにせよ―――少しずつ。 書き手に迫る手掛かりが、零れている。 ($10) 2020/05/21(Thu) 1:44:52 |
【妖】 部隊長 シュゼット〇月□日 誰かが後で見るのだと思うと 少し気恥ずかしい気もするが、 僕の残した記録を誰かが見てくれるのなら 僕は、とても嬉しい。 また、昨日、不思議な夢を見た。 そこは、真っ白な大地だった。 白い何かが天から降ってくる。 伸ばした右手の上に落ちたそれに目を近づける。 粒は小さく、一見わかりにくいが よく見たら、それは六角形の精巧な結晶だった。 左手で触ったら、熱に弱いのか消えてしまった。 僕は、どこかへ向かって歩いていた。 真っ白に見える大地は、白い物が積もっているようで ふかぶかと足跡をつけながら、進んでいるようだった。 ($11) 2020/05/21(Thu) 1:45:50 |
【妖】 部隊長 シュゼット やがて、前に何かが見えてくる。 白いものに半分以上埋もれていたもの。 見たこともない材質の、不思議な、建築物だった。 窓だったらしい個所は割れ、 中まで、白い物で満たされていた。 覗いてみれば、夢特有の靄が晴れて、 中が良く見えるようになっていく。 中にある家具らしいものは、 見たこともない物も多かったけれど 本や、机など。僕の知る物も多かった。 見たこともないものの、ほとんどは 僕が想像もしたことのない、 遺失技術ぐらい精巧な、機械類だった。 僕は、建築物の中にある白い物から 人の腕らしきものが突き出たまま 動かなくなっているのを確認した後。 腰に下げていた機械に映る数値を見て、 持っていた"何か"を口元に当て。 「地点B243、―――汚染は僅か。 以前の記録よりも極寒。生物の生存不可能。」 誰かへ、報告をしたみたいだった。 ($12) 2020/05/21(Thu) 1:48:51 |
【妖】 部隊長 シュゼット僕の日記を読んでくれている誰かへ。 お返事、ありがとうございます。 ご両親の話も、色々想像しながら読みました。 お母上に苦労を掛けてばかりだったそうですが あなたがこのタブレットを開いてくれて 僕の話を読んでもらうことができたのは、 あなたのお父上のおかげです。 僕が本当に優しい人かは、僕にはわかりません。 僕は、僕に、遺失技術のことやこの端末のことなど 色々と教えてくれて、これからも使っていいと 言ってくれるあなたの方が、優しいと思います。 こんな場所を保管場所にしておいて 何か言える立場ではないかもしれませんが せめて大事に、使っていきたいです。 ずっと、変な夢を見続けているもので。 今回も変な日記になってしまい、すみません。 誰かから聞いた話、伝えられた話、と言われても お恥ずかしながら、僕は自分から 遺失技術を学ぼうと思ったことはなく 夢の心当たりは、どこにもないのです。 ($14) 2020/05/21(Thu) 1:49:45 |
【妖】 部隊長 シュゼット でも、"夢を見た人の心を映し出すもの"、ですか。 その言葉は、よく覚えておきます。 何かの手掛かりに、なる気がするので。 そういえば、今まで見た夢はどれも 夢の舞台には、僕一人しかいませんでした。 居たとしても、もう動かなくなってしまっていたり。 遠くの誰かと通信をしていたり、です。 もし、現実に、夢で見た場所がどこかにあったとしたら そこに行く機会が、これから先あるとしたら。 僕も、一人では行きたくはない。 僕は、一人残されるのが怖い、臆病者だから。 あなたが居れば、きっと、先に進む勇気も出るでしょう。 ……夢の中の、僕が見ている人物は。 よく、あの光景を一人で居られると、思います。 できれば、あなたのお話ももっと聞いてみたいです。 あなた自身のお話でなくとも、 意見……というか、僕の夢について気づいたことや、 質問などあれば、なんでも聞きたくは、ありますが。 これは僕の我儘なので、無視してくれて構いません。 ……そもそも僕の話が、現実味の無い夢の話。 だからといって、僕自身の話をしようとしても これは隠し事が多いという意味ではなく、 話せることなどなにもないもので。 もし何かあなた自身のお話を頂いたとしても、 それに釣り合う話はできそうにないのですから。** ($15) 2020/05/21(Thu) 1:53:12 |
(a29) 2020/05/21(Thu) 1:55:58 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新