【独】 3年生 黒崎 柚樹/* …………しかしね。 少なからず好意を抱いて、んで多少なりとも恋情も混ざりかけてたかもしれない私を、「俺の彼女助けろ」とばかりに呼びつける津崎は、なかなかにけっこう鬼畜ですよね……。 いいよ武藤といちゃいちゃしたおすから (-105) 2022/09/07(Wed) 8:27:14 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* 朝霞さんが……こわい、です。 どうすれば……? (中の人的にも黒崎的にも「好きにすれば?」ってぶん投げたくなる案件だけど津崎に頼まれたから頑張ってんだよこれ) (おいわかってんのかそこの津崎) (あとで殴らせろまじで)(口調崩壊) (-107) 2022/09/07(Wed) 9:16:43 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 美術館内 廊下 ―― …………ぅ……。 [朝霞さんから零れた"お芝居" >>240 って言葉は、けっこう、刺さった。ぐさ、って、来た。 津崎に続いて、顔色を失ったのはこっちの番。 仕方ないじゃない。高校3年間、ずっとこの"お芝居"を求められていたんだ。 大学に入ってからも、女子の中では、私はこんな感じしか、通す術を知らなくて。 いつだったかな。 女子の皆で可愛い喫茶店に行く機会があって、パフェを頼もうとしたら"柚樹様らしくない"と言われた。 思わず「ごめん」って謝ってしまったし、それ以後、誰かと行く店でパフェは頼めなくなった。 一人で喫茶店に行くこともなかったから、そのままパフェは「食べてはいけないもの」リストに加わることになった。 今もまた反射で"ごめん"と言いそうになって、"謝る必要なんてない"という朝霞さんの言葉にそれを飲み込む。 学年は違えど、もっと早く会ってみたかったよ、朝霞さん。 貴女が近くに居てくれたら、私は、もう少しは私で在れたのかもしれない。] (243) 2022/09/07(Wed) 9:18:21 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹食べられないってことは、無いと思う。 松本さん、朝霞さんにはアレルギーがあるからって、 手袋して塩にぎり、作ってた。 [米と塩と水が駄目だったらなす術ないけれど、さすがにそこまでのアレルギーだと重篤すぎて、こんな遠出も出来ないだろうと思ったから、そう言葉を紡ぐ。 王子様然とした微笑みは、通用しないならと、営業終了にした。] お腹、空いてるでしょう。 だって朝霞さん、ここ半日くらいはお菓子っぽいもの しか食べてない。 [フルーツサンドを食べている姿 >>99 はちらりと見たけど、あれも他の女子たちと分けて食べてたようで、たいした分量では無かったし。 ……正直、ね。 そこまで此処に居たいのなら居れば?という気持ちも沸かないではなかったのだけど。 あれほどに心配気にしている津崎を思うと、重ねて嫌な事を言われようとも、まあ、ぎりぎりまでは頑張ろうと、思ったかな。*] (244) 2022/09/07(Wed) 9:20:08 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a90) 2022/09/07(Wed) 9:22:01 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストランで酒盛り ―― 褒めてるよ。褒めてる。 [萌え萌えきゅんには抵抗あるとか、色々、武藤の中にも葛藤はあるみたいだけど。 堂々と"これが好きだから"と人前でチョコパフェを食べることができて、チョコ酒を飲むことができる武藤 >>236 は、羨ましいし眩しいなと素直に思う。 ────かっこいいよ。本当に。 宅飲みだって、勿論、するつもりしかなくて。] あー……うん。 それは、…………うん。 [武藤が口籠もる真意は、一応、解ってる……つもり。 解ってると言いつつ、こちらも口籠もってしまう。 けど、なんだろう、武藤はきっと、私が嫌だと思うことはしないだろう信頼感はあるわけで。 ああ、でも、これは言っておかないと、かな。] 男の人の家とか……今まで、行ったこと、ないし。 [だから、まあ、警戒感ゼロで今まで来たわけじゃないです、と、手の甲で鼻と口を隠すようにしながら、もごもごと呟いた。 でも、武藤とは、飲みたいと思ったし、家に招かれたなら、行ってみたいと思ってしまったんだ。その感情の根幹が何なのかまではわからないまま。] (246) 2022/09/07(Wed) 9:36:08 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[────そして、武藤に、語られたこと。 武藤の抱える、"怖いもの"。] ────うん、わかるよ。 [知られるのが怖い。だから知るのを躊躇してしまうし、ゆえに踏み込めない。 友人の数こそ私と桁違い(それはもう本当に!え、このグループ全部に参加してるの?いつ見るの?っていうほどに並ぶLINEアイコンを見て心底絶句した)だけれど、ああそういうことか、と、腑に落ちた。 失うのが怖くて、かき集めてしまう武藤。 失うのが怖くて、なら最初から要らないと尻込みしてしまう私。 私たちは、やっぱりどこか、似ているな……と、思った。] 武藤って。 軽く踏み込んでくるのに、足先で固いのに触れた瞬間、 "あ、やべ"って感じに、引っ込むみたいなところ、あって。 ……それは、伝わってきてた。 嫌われたくない人なのかな、って。 でも、それは、それ以上でもそれ以下でもなくて。 "つまらん悩み"でもないし、 武藤も全然、つまらない人じゃない。 (247) 2022/09/07(Wed) 9:38:27 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[武藤は、"全部"が欲しい人なのかな。 "唯一"が欲しい人、なのかな。 私と似ている武藤なら……と、思いを馳せながら言葉を紡ぐ。] 私は、武藤の言葉に救われた。 嫌われたくないと、ほんとに思った。 武藤はそういう性格だから、 あんまり人を嫌いになったりは しないでしょう? そんな武藤に嫌われるとか、 自分、相当ダメじゃん……て、なってた。 津崎が言ってた言葉 >>1:398 だけど。 "ちょっとくらい殴られても嫌いになったりしねー" だよ。 私もだし、きっと津崎も。 それでも────怖い? [大丈夫、ここに居るよ、と、自分の弱さも脆さも全部知った上で、傍らに居てくれる人。 いっぱいじゃなくていい。ほんの少しでいい。1人でもいい。 居てくれれば。 ────武藤にとって、自分がそれに値して良い存在だとは、そこまではまだ全然、思えてないけれど。*] (248) 2022/09/07(Wed) 9:43:46 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* うおー出先からお返事したいが鳩からは無理ぃー (昨日2発言しただけで死にそうになった顔) え、小泉さん、そこまで傷になってたんですね…… ごめんなさい……。 私も、小泉さんとは対峙しなきゃなと思ってます。 (-111) 2022/09/07(Wed) 11:41:47 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 美術館内廊下→レストラン ―― [もしかして、朝霞さんも、工藤さんのように"偽"なんだろうか。 ちらりと思う。 記憶を失っているにしても、この後輩は、こんなに強い言葉を使う人だったろうか、こんな風 >>242 に微笑む人だったろうか、と。 でも津崎も武藤も何も言わなかったから、私も朝霞さんは違わず朝霞さんなのだと思うようにしながら、相対していた。 それでも、移動の誘いを重ねて断られたらどうしよう……とは、思っていたのだけど。 息の詰まる沈黙が少し続き、我慢できずに口を開きかけたところで、朝霞さんは頷いてくれた >>250 ので、私は小さく安堵の溜息を吐く。] ……津崎は朝霞さんがこうなった切っ掛け、何か知ってる? [レストランへ戻る道すがら、朝霞さんには聞こえないよう押し殺した小声で津崎に問うてみた。 2人の間にどんなやりとりが、どんな感情の流れがあったかなんて、もちろん、知らない。 ただ、美術館で次々と起こる異変、朝霞さんのこの状態もその一環なのなら、次には他の誰かの記憶が消えてしまうこともあるのかと、それを危惧してしまったから。] (272) 2022/09/07(Wed) 15:07:01 |
黒崎 柚樹は、私はオムライスも1/3皿食べてる[挙手] (a95) 2022/09/07(Wed) 15:07:51 |
黒崎 柚樹は、実はまだ余裕で食べられる……(アスリート大食らい) (a97) 2022/09/07(Wed) 15:19:55 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストラン ―― 松本さん、私が連絡しとく。 かわりに朝霞さん、お願い。 [武藤の声 >>267 に小声で投げる。 合流してから、移動中も、朝霞さんは私より武藤の言葉の方に多く反応していたから、ああ武藤は怖くないのかなって。 本当、武藤はそのコミュ力を誇りに誇っていいよ、と、つくづく思う。 席についてくれた朝霞さん >>268 と、彼女の様子に躊躇することなく近付いて行った武藤 >>271 をちらりと見やった後、少し離れた場所で松本さんへ通話をしてみた。 出てくれたなら直接伝えるし、出てくれないようならボイスメッセージを一応残しておいてみる。] 『────松本さん、黒崎です。 朝霞さん、レストランに戻ってきて、 おにぎり、食べるそうです。 ただ、様子が少しおかしくて……私たちの事、 誰の事もわからない……ええと、記憶喪失みたいな 感じになっていて、情緒も少し不安定、みたいで。 お手すきになったら、レストランに来ていただけると。』 [数十分反応がないようだったら、また連絡しようと思いつつ。] (274) 2022/09/07(Wed) 15:25:28 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a99) 2022/09/07(Wed) 15:28:18 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 少し前・レストランで酒盛り ―― [そういえば……と、甘い酒を口にする傍ら、レストランのテーブルに持ってきて置きっぱなしだった、林檎と包丁を手に取った。 武藤リクエストの飾り切り林檎? >>68 やろうかなって。] や……でもこの花は、したことないな……? [うさぎは弟の弁当に入れると喜ばれていたからしょっちゅう作ってたし楽勝だけど、と、流れるようにうさぎ林檎を量産して、薄い塩水を張ったボウルに入れていく。 花林檎の方は若干ムキになりつつ形にしてみた。 若干不満な出来映えながら、まあ、なんとか出来たかな。 武藤がやってみたがるようだったら、「違う、親指はそこじゃなくてこっちに当てないと指落とす」なんて、"かーちゃん"ばりの指導があったかもしれないけど。] (276) 2022/09/07(Wed) 15:35:26 |
黒崎 柚樹は、というわけで、「林檎も食べて」ってテーブルに出されてます。皆食べて。 (a100) 2022/09/07(Wed) 15:35:45 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 少し前・レストランで酒盛り ―― ………………うん。 [武藤の言ってた >>253 、自分の嫌な部分に気付いてそれを告げられたのが嬉しかったっていうのは……つまり、本当の自分を知って欲しくて。 そして知った上で、嫌わないで欲しい、ということ。だと思う。 それは、まんま、私と同じ。 でも、触れられるのは怖いんだよね、それも解る……と、あの時 >>0:287 の強張った顔と、はぐらかそうと動いた空々しい口ぶりや視線を思い出す。] ────それでも、逃げたままでいなかった武藤は、 偉いと思うよ? [まあ私も逃げるの止めたし、2人共偉いってことで良いのかな、なんて、小さく茶化してしまったけれど。] (279) 2022/09/07(Wed) 16:14:04 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[大事な友人。 幸せになって欲しい人。 武藤と、それに、津崎もね。2人共。 傍に立っていたいなとは思うけど、それは、彼らに本当に大切な人が出来るまでの時間制限つきのもの。 それを私はちゃんとわかっている。 その人が現れたのなら、"宅飲み"なんてとんでもないし、そう、津崎と約束していたアシスタント >>0:256 だって、きっと出来なくなるに、違いない。 "異性の親友"なんて、本人たちがそう望んでも、世の中はそう簡単には許してくれない。 私たちの生きる世界は、ドラマや小説や漫画で見るほどには甘くない。 私はそれを、嫌というほど知っている。*] (281) 2022/09/07(Wed) 16:17:58 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a101) 2022/09/07(Wed) 16:20:53 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 回想・通路→レストラン 移動中 ―― ────え? [津崎、そういう時はもうまとめて"知らん"くらいに纏めてくれていい……ていうか、纏めてくれた方がいい、と、思ってしまう。 問うてみたら >>272 、"俺"、"あと天使"、それだけ。>>285 。 言葉が足りなすぎてわけがわからないし、あの天使が原因なのなら他の誰かも記憶喪失沙汰になってしまったりするのかと、こちらの不安は全くもって減らないわけで。 でも、] …………そう。 ["俺"と言った時の津崎の横顔が、あの時 >>1:249 とそっくりだったものだから。 私はもう何も言えなかった。] (291) 2022/09/07(Wed) 17:56:37 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 現在・レストラン ―― [そして私は、自分がそう思っていた以上に、朝霞さんの言葉 >>240 に心を抉られていたようで──そも、武藤みたいに"誰かと話していないと死んじゃうマン"でも無いわけで──、レストランの空席、窓際の席に腰を下ろして、一心不乱に林檎を剥いていた。 松本さんの声がしたところ >>287 で顔を上げたら、ちょうどこちらに手を振る彼が見えたから、小さく頷いて。 剥いていた林檎は、食べるためのものというよりは、"花林檎" >>276 の練習。 本音を言えば走りに行きたい気分だったけれど、偽者なのであるらしい工藤さんの一件が落ち着かないことには、外を一人フラついても良い空気でも無さそうだったから、せめてもと手指を動かしていたわけだけど。] (298) 2022/09/07(Wed) 18:16:46 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹────……ッ! [さく、と。 滑らせてしまった刃が左手親指に小さく食い込み、悲鳴を噛み殺した。 林檎剥き用にと卓上に置いてあった台布巾を慌ててあてがえば、じわ、と、そこに赤い染みが広がっていった────のだけど。] ……ぇ…………? [その赤い染みは、やけに薄く透明じみた、ピンク色がかったもの。そして周囲にふわりと林檎の香りが広がった。 ────それはまるで、皮付きの林檎をすりおろした時みたいな。 布巾の下、抑えている親指は、確かに、そこに切り傷があると主張するようにじくじくと痛んでいるのに。 ぞわ、と総毛立った。] (299) 2022/09/07(Wed) 18:18:21 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹ま、つもと、さん…………っ! [思わず小さく名を呼んでしまったのは、ちょうど、朝霞さんらのテーブルから離れようとしていた松本さんが見えたから。 何これ、どうしよう、と悲鳴も説明も喉に貼り付いた風に強張っていた私のところに、松本さんは来てくれただろうか。 でも近くに来てくれたとしても、目の前に彼が立ったその数瞬前に、くらくらするほどの濃密な林檎の香は消えていた。 代わりに戻ってきたのは、見知った血の臭いと、布巾を染める暗赤と、脈打つような親指の痛み。] ぇ…………? 今、私の血、林檎になってて…………。 [呆然と呟く私の言葉は、果たして信じて貰えたものか。**] (300) 2022/09/07(Wed) 18:21:48 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a105) 2022/09/07(Wed) 18:23:34 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* (暇だったので)ソロルで粛々とホラーみのある何かを落とそうかなーと作ってたところで松本さんの更新が見えたから速攻絡ませていただいたという諸事情でございました。 ほら、松本さん、優しいから。 (-122) 2022/09/07(Wed) 18:48:38 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[…………あれは、幻覚だったのかな。 動転して思わず呼んでしまった松本さんがこちらに来てくれた >>303 時には、私はただの掠り傷つきの飾り切り職人もどきでしかなくて、手を煩わせてしまったことを申し訳なく思った。 手当てしてくれた事には、ありがとうとすみませんを繰り返し。] ────い、え……ただの、幻覚だったのかもしれませんが。 [それでも、あの香りは、見えたものは、やけに生々しかった。 あれほどの、酔いそうなほどの濃密な匂い、とても幻だったとは思えなくて。] この、布巾に染みているのが、今は血、ですけど。 松本さんが来てくれるまで、林檎の果汁のようでした。 匂いも、色も。 切った傷から出たのが、林檎ジュースだった……みたいな。 (306) 2022/09/07(Wed) 20:39:23 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[でも、幻覚だったのかも……、と、ぽつりと告げる。 目の前のテーブルに転がっている、いくつかの林檎。 冷蔵庫にはそれでもまだ大量の林檎が詰まっている。 私たちがキッチンを訪れた時も、その後もずっと、松本さんは林檎はまるで眼中に無い風だった。 食べた形跡もなかったし、そもそも、あれほどの数、食材出現の"法則"からは明らかに逸脱している。] ……あの、冷蔵庫にいっぱい詰まってる林檎。 松本さんが食べたいと望んだわけじゃ、ないですよね……? [確認するように告げた私はの声は、微かに震えていたみたいだ。 ────じゃあ、この林檎は、誰の希望? この美術館内、そこここで林檎に纏わる変異が起こっていることを、私はまだ知らない。 館内のどこかで林檎の絵を見た記憶が微かにあるくらいで、でもそれが何処だったのかすら、記憶は曖昧だった。*] (307) 2022/09/07(Wed) 20:43:44 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a110) 2022/09/07(Wed) 20:45:44 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* わあ、松本さんからデート(違)のお誘い……? いやいやめっちゃ一緒に行きたいけど、今このタイミングで特別展のとこ行くと工藤さん見ちゃうじゃないですか(=確定事項出るまで身動き取れない) それは……避けたい……。 それは、それはちょっとな……! (あと館内探索だと武藤とニアミスしそうな気がする) (さすがにちょっと離れで行動しようか私たち?(←全方向爆撃スタイルの武藤に心底申し訳ないので)ってなってるあれそれ) (-138) 2022/09/07(Wed) 21:38:53 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[こういうことを口にしてしまうと、松本さんのこと、あの口調で"もっと肩の力抜いた方がいいぜ黒崎ちゃん"などという風に告げてきそうだけれど。 こういう極限状態に置かれると、どうしても年少者や女性は弱者……"庇護される側"の立場にならざるを得ない。 私たちの年代の数歳の差はそれなりに大きいもので、精神状態、肉体状態それぞれの不安定さを見ても、やっぱり工藤さん、朝霞さん、香坂さんらは気をかけてあげないといけない側の人たち。 だから自分はせめて諸々、誰かの世話にならずに居られるようにしておかなければと思っていた。 こんな掠り傷、あんな変な現象が起こらなければ、誰にも気付かれずにやりすごせたのに────と、悔しくもあって。] 青林檎、頭、…………ですか……。 [松本さんが零す言葉に耳を傾ける。 >>314 松本さんが見たと言うなら、見たのだろうと、素直に思った。 欠片も疑わず、小さく頷く。 ────ああ、つまり、私が見たものも、この人は信じてくれる、と……? "俺は見た"の言葉に、自分にとっての真実は疑わず真実で良いのだと、肩を小さく叩かれた気がした。] (321) 2022/09/07(Wed) 22:25:29 |
【秘】 3年生 黒崎 柚樹 → 2年生 松本志信 ………………っ。 それ……自我はともかく、 平静を保つのは難しそうですね……。 [青林檎頭になる、偽の津崎。 遭遇などしたくないし、遭遇して果たして冷静で居られるかの自信もない。 もちろん他言はしませんと、頷いた。] (-139) 2022/09/07(Wed) 22:26:20 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹"林檎"に揶揄われてるんでしょうか、ね。 [だとしたら業腹だけれど、害を為すつもりがないなら、都度怯えるのも悔しい気がする。] わかりました。 とりあえず林檎なんかには負けないつもりの心積もりで。 [半分くらいは空元気も込みだったけれど、大丈夫ですと頷いてみせれば、座っている私の肩に、松本さんの手がトンと置かれた。 松本さんって、こう見えて、人の背を押すのが上手い、気遣いの人だと思う。 本人に告げたらそんなことねーよってまたふわふわ笑って誤魔化されそうだけど。] (323) 2022/09/07(Wed) 22:27:52 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹や……私も、思い出しました。 林檎頭の絵って、特別展の……ですね。 [脳裏でパズルのピースがカチリカチリと組み立てられていく。 林檎の絵を描いていた工藤さん。 偽者の工藤さんを追いかけていった小泉さん。 彼らと遭遇したらしい津崎と朝霞さん。 私が迎えに行ったのは、特別展へと至る通路。 あのあたりには近付いてはいけない気がした。] ……あ、……って、そういえば、 松本さんは、御存知なかったですよね。 今の工藤さんは、"偽"なんだそうです。>>206 津崎経由の小泉さんからの伝達です。 そして多分、工藤さんと小泉さんが今いるのが、 その展示室かと……。 [どこかへ行きたい気持ちはあるし、正直、今の美術館内は少し怖い。でも行き先は特別展のあの一画以外が良さそうで。**] (329) 2022/09/07(Wed) 22:35:19 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a115) 2022/09/07(Wed) 22:36:30 |
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