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【独】 被虐 メイジ/* みんないい人だから悩むんだけど・・・・・・・・ フジノちゃんは女の子なので守るべきと思っているし大人かな・・・・・・ロクロクコンビのどっちかです。とりあえず麻薬密売人のミロクおじさんにしたけど・・・・・・・ (-123) 2021/07/06(Tue) 22:48:30 |
【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ「オレのことかっこいいと思った?」 メイジはにやけながらあなたを見ている。冗談らしい。 実のところ、食べ物を分けてあげたのは ただかっこつけただけというのが理由だし。 そうでもして、自分を奮い立たせていたのかもしれない。 「年近い子がいるだけですごい助かってたよ。 ……大人が多いと、すこし窮屈でさ」 ここにいる大人たちはみな、やさしくしてくれている。 メイジがこんな怪我をしているからか、子供だからか。 それはありがたかったが、体に染みついている記憶は ずっと消えることはない。 (-139) 2021/07/07(Wed) 3:02:05 |
【神】 被虐 メイジ「────フジノ?」 耳をつんざくような悲鳴 >>G0 が聴こえ メイジは慌てて二階へと駆けあがった。 途端にただよう奇妙な匂い。違和感。嫌な予感。 「フジノ、一体どうし──」 そして、視界に飛び込んできたのは、鮮やかな赤。 「────ひッ……」 メイジは目を疑った。足が竦んだ。 むせ返るにおいに、吐き気を催した。 一体誰が? なぜ? どうして? ──いや、今はそんなことを考えている場合ではない。 「……だ、誰か……誰か……っ!!!」 少女の悲鳴に続いて、二階から、少年の叫び声が響く。 今の少年には、大人を呼ぶしか選択肢がなかった。 とある病室を覗いたメイジが見たのは ──この間、取引をしたばかりの商人の変わり果てた姿だった。 (G1) 2021/07/07(Wed) 13:20:37 |
【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロクメイジは、あなたの言葉をぼんやりと黙って聞いていた。 「ミロクさん、子供が好きってだけでそこまで出来るんだね」 それはどこかあきれたような、けど先程よりは穏やかな声。 ここにいる大人たちは変わっている、と思った。 メイジが知る世界が、狭すぎたのかもしれない。 どうしてここまでしてくれようとするのかわからなかった。 でも──本当のことを話そうと思った。 「……オレは、痛いのも、苦しいのも、オレを脅かすものも なくなってほしい──死にたくないよ」 「生きていたい」 それは決意というよりは、縋るような目だ。 死ぬのが恐ろしいから、そうしたいと言わんばかりの。 「たとえ、誰かを犠牲にしてでも、そう思ってる。 ……オレは、親父のようになりたくないんだ」→ (-180) 2021/07/07(Wed) 14:42:17 |
【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク「ミロクさん……オレさ、ここに来る前に、親父を殺したんだ」 「逃れるために、あんなとこから解放されるために。 だから、──もう、人殺しなんだよ。オレ」 はは、と乾いた笑いが漏れた。 メイジの父親は、兵隊だった。 帰って来てからも、戦争の傷跡が消えずに 荒れ果てた家庭環境を過ごした。 母親は、それに耐えきれずに命を絶ってしまった。 村の者なら、知っているかもしれないこと。 「……そうだよ、オレは馬鹿だよ。 せっかく都会に出て大人に混じって働けるようになったのに 親父に逆らえなくて、結局こんなことになったんだから──」 「人を殺すのはつらいよ」 もう"普通"とは程遠くて、背負って生きなければならなかった。 誰かを犠牲にするというのは、そういうことなのだろう。 メイジには耐えられるのか、わからなかった。 「そしてここでも、オレはきっとそうする」 「そう言ったら、どうするの?」 肯定してくれるのだろうか。 ──自分に、生き方を教えてくれた"彼"のように。 (-181) 2021/07/07(Wed) 14:52:17 |
【独】 被虐 メイジ凶狼→セナハラ、メイジ 骸糾問→フジノ 連れ星→ロク 人魂→ミロク 恋未練→ニエカワ だと思うんだけどどうだろ。 ロクさんとフジノちゃん逆かもしれん ミロクおじさんとニエカワくんも逆かも (-184) 2021/07/07(Wed) 15:34:37 |
【秘】 被虐 メイジ → 諦念 セナハラ/* 恋未練、わかるわ(わかる)。 ミロクおじさんには投票セット済みよ!! もちろん殺すわ!!!死になさい!!!!!!どうせ死ぬならこの手でやりたいきもちが高いわ・・・アタイメイジ、アンタのこと殺したくなさのほうが高いけど・・・・・・殺してって言われたらきっとできるわ・・・・・・・・・・・・ (-195) 2021/07/07(Wed) 16:31:07 |
【独】 被虐 メイジミロクおじさん人魂でロクさん呪い殺すってことか? っつーことはフジノちゃんとオレが残っておわる? 子供残してしぬおじさんたち おまえら立派な大人だよ・・・・・・・・ (-200) 2021/07/07(Wed) 16:51:40 |
【独】 被虐 メイジいやっ でもこれっ システム的にどうなんだ? いやいやっイヤァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! ひとまず今は目の前のことやるか…… (-201) 2021/07/07(Wed) 16:53:37 |
メイジは、"肉"を食えるだけ食った。食べなければ、生きられない。 (a15) 2021/07/07(Wed) 17:59:40 |
【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク許されない。罪。父親のようになるな。 殺さなくていい。いなくなる。 口減らし。生かしてほしい。──生きて欲しい。 うっそり笑う男から次々とでてくる情報。 メイジは内臓が押しつぶされそうになった。 「注文が多い」 その結果、ぴしゃりと出た言葉がこれだ。 当然、メイジは真剣だった。 「……怖くないの?」 ──死ぬことが。自分はこんなに怖いというのに。 前にも誰かにしたような問いかけだった。 何故そんなに笑っていられるのだろう。 「やっぱり、おじさん、変な人だ。 オレたちの知らない間にいろいろ企んでたんだ」 メイジは憂いを帯びた面持ちで、乾いた笑いを零した。 → (-208) 2021/07/07(Wed) 18:52:09 |
【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク「親父のようにはならないよ。それだけは絶対に。 オレのやったことが許されないのだって…… もうわかってるんだ、……嫌なほどね」 ──鮮明な赤が、目に焼き付いてる。 メイジは、ぼうっとした頭を覚ますように振った。 そうだ、──自分が殺すと決めた──友達だって 親父みたいにはならないと、そう言ってくれた。 許されることではなくても、それを、無駄にしてはいけない。 「だから、フジノことは……きっと守るよ」 彼女まで犠牲にしなければならない時がきたら メイジにはもう、耐えられないだろうから。 「……セナハラさんは……。──きっと、わかってくれる」 「だって。オレにたくさん、教えてくれた人だから」 メイジは、すこし悲し気に、だけど穏やかに笑った。 「……いろいろありがと、ミロクさん」 「──あとこの薬ってどうやって使うの? 飲むの?」 (-211) 2021/07/07(Wed) 19:13:58 |
【神】 被虐 メイジ>>G3 >>G5 >>G7 メイジは、大人たちがやってくるまでは その場で静かに立ち尽くし、瞬ぎもせずに遺体を見つめていた。 「……ミロクさん」 フジノの口から紡がれた名前に、はっとして ようやく倒れている男がそのひとだと認識する。 この鮮明な赤は嫌な記憶が蘇るものだ。 だけど横たわっている男の顔は、どこか穏やかに見えた。 「──ああ……ははっ、そっか……」 メイジは妙になにかに納得したように呟く。 死体を目の当たりにした子供にしては冷静だった。 「……わかった。行こう……大丈夫?」 やがてやってきた大人たちに、静かに頷き すぐに動けなかったフジノを支えるようにして 一緒に一階に戻っていった。 (G8) 2021/07/07(Wed) 20:16:05 |
【独】 被虐 メイジフジノちゃんは生かさなあかんし これからセナハラ殺らんといけん オレのポジションなに????? たのしいですけど・・・・・・・ (-220) 2021/07/07(Wed) 20:36:05 |
【赤】 被虐 メイジ雨の音と重たい空気が支配する 静まり返った手術室で、メイジはひとり呟く。 「……さよなら」 干された肉を一瞥し、戸棚に向かってそう呟く。 「向こうでは、もう苦しくないかな? また会えたらいいね……リョウ」 笑う。ふざけたことを言ってると自分でもわかっている。 もしまた会ったらオレのこと怒るかな、軽蔑するかな。 それともまだトーキョー行きたいなんて思ってるかな。 ……そこまでバカじゃないか。 会えるはずもないのに、信じてなんていないのに そんなこと許されるとも思っていないのに そうやって言葉にして、自分を騙すような遊び。 ──"友達"だと言ったのは、嘘じゃなかった。 (*19) 2021/07/07(Wed) 20:37:06 |
【秘】 被虐 メイジ → 商人 ミロク「……そっか、安心した」 死ぬのが怖いのは、自分だけではない。 メイジは最後にひとつだけそう呟いた。 あなたの語るそれは、歪んだ感情だとは思った けれどそれが彼の飢えだったのだろう。 渇きに潤いを求めるのは、当然かもしれなかった。 「またね」 メイジは、その背を見送った。 (-226) 2021/07/07(Wed) 21:00:01 |
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