【独】 まつろわぬ白の神子 マシロ/* とりあえず何か壊しておけばインパクトあるかなって(等と供述しておりry ……暴れすぎたかな、という自覚はあります。。 あと、闇多すぎるかな、って(そっと目を逸らした (-2) 2018/12/09(Sun) 23:52:38 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a6) 2018/12/10(Mon) 1:02:21 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロこれは僥倖だわ。 この子、どうやら《管理者》の素質があったみたい。 [だからこそ、生贄として選ばれたのかもしれない。 おとうさまたちが『空白《マシロ》』と呼ぶ>>38 わたしの紛い物。 名前、というものをわたしは持たない。 もし、名を名乗ることがあったなら そのときはきっとあの紛い物と同じ名を 名乗ることになるのだろう。 ――次に会う時迄に考えておくなんて、 そんなことを言っていた、あの人はもうどこにもいない。]** (44) 2018/12/10(Mon) 8:31:45 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a9) 2018/12/10(Mon) 8:48:33 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[それは、月の使徒の聲を聞く、 ほんの少し前。 かつての霊峰富嶽の山頂付近に、 わたしは独り、佇んでいた] 漸く見つけたわ。 [細く白い裸足の下には、灰の山に埋もれた 鳥の骨とも、化石ともつかないもの。 此方の瞬きと共に業火に包まれたそれを見つめながら] あなたもかわいそうな子ね。 おとうさまたちにずっと勘違いされて あのひとたちに、信仰《かいころ》されて。 でも、これであなたもおしまい。 あとは、わたしの胎内《なか》で、 ゆっくりやすみなさい。 [そして……これでわたしは正真正銘『マシロ』となる。 教団の皆が崇め奉った《真白なる金剛石》ーー《ダイヤモンド富嶽》とも呼ばれた、白き火炎烏に] [燃え尽きた灰毎、圧縮し続けること暫し。 やがて、灰の中から現れたのは 真白き輝きを放つ一粒の金剛石。 灰の中から現れてなおこのような輝きを放つのは 流石は、神子とされてきただけのことはあるか] (55) 2018/12/10(Mon) 12:53:44 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[金剛石を掌にのせて。 くっと一息に飲み干す。] ……これで、わたしが『マシロ』ね。 [火炎鳥さえ喰らう、まつろわぬ禍つ神の子]** (56) 2018/12/10(Mon) 12:54:00 |
【独】 まつろわぬ白の神子 マシロ/* (今更ながら) 自分がマシロでないならば、マシロと呼ばれる御神体もとい火の鳥の亡骸を飲み込んで自分自身がマシロになればいいと思ったなどとry (-23) 2018/12/10(Mon) 15:11:53 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ――不死視街《ブレイズ・フェニックス・シティ》上空―― ……あれは、なにかしら? [富嶽から少し離れたとある街の上空を飛んでいれば 何やら賑やかな声>>25>>26 声のするほうに目を向ければ、 今のわたしとそれほど年の変わらない女の子が 追いかけられている] ……、なにかしら、あれ。 [上から見る限り、状況はさっぱり 読み込めないけれど。 女の子を追いかけている男たちから 「金」という単語が聞こえてきたので] …………。 (57) 2018/12/10(Mon) 15:28:47 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[少女たちの進行方向にあるビルの屋上に先回りすると、 その頭上にバサァっと紙幣の雨を降らせる。 教団から出る前に建物の中に保管されていたものなので たぶん、本物だと思う。 昔はどうしてこんなものを皆欲しがるのかわからなかった。 今でも、よくわからないけれど。 お水とか食べ物とかお金とか、人間は必要なものが多くて大変本当にだ。 それはそれとして、男たちがお金に気をとられているうちに あの少女が無事、逃げられたらいいな]** (58) 2018/12/10(Mon) 15:30:19 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a12) 2018/12/10(Mon) 15:32:40 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a13) 2018/12/10(Mon) 15:37:15 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ―回想・今は亡き霊峰の頂にて― [それは、マシロの金剛石を――教団の皆に『神』として 崇められていた白い火炎鳥を呑み込んだ頃。 不意に、視線を感じて>>66 其方へくるり、細い首を巡らせる。] ――――……。 [気のせい、ではないみたい。>>67 とはいえ、敵意のようなものは感じなかったし 此方から近づくことはなかったけれど。 この山を壊す少し前、 教団内部が何やら慌ただしかったことを思い出す。 『既に月蝕機関《マトリクス・ムーン》"委員会"が動いている』 『この世界に滅亡が迫っている』 教祖《おとうさま》の側近や教団の幹部たちが そんな話をしていたっけ。 あの視線も、そんな誰かのもの、だったのかしら?]* (100) 2018/12/10(Mon) 22:23:56 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ―現在・不死視街《ブレイズ・フェニックス・シティ》― ["黒"が一筋、わたしのほうへ向かってきた。 それは、まるで黒水晶の柱のよう。 或いは、朔の夜のようとでも言えばいいのかしら。 月も星もない、暗黒そのものといったそれを そっと半歩引いて避けると同時、その暗黒に手を翳して その動きを"凍らせ"た。 その折、身に着けていた薄衣がびり、と 音を立てて破けてしまった。 それが少し悲しくて、す、と眉が下がる。 生贄のために教団の人たちが用意したこの装束は、 この身体で目覚めてからずっと身に纏っていたもので わたしとしては、それなりに気に入っていたのだけど] 困ったわね。 あたらしい着物を探しにいかないといけなくなったわ。 (102) 2018/12/10(Mon) 22:28:26 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロねぇ、そこのあなた。 このあたりに良いお洋服を売ってるお店はないかしら? [大丈夫ですかと聞いてきた>>65階下の少女に声をかける。 ついでに、凍らせた暗黒の柱を彼女のほうへひょいと放り投げた。 とりあえず、この少女がただの人間でないことはわかる。 先程の声からは此方を傷つける意図はなさそうだったけれど。 でも、彼女のマントは、どうやらその限りではないみたい。 ……どうしようかしらね、なんて。 半裸の格好のまま口許に人差し指を当てて考える。] (103) 2018/12/10(Mon) 22:30:13 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a22) 2018/12/10(Mon) 22:32:27 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ……ううん。ちがうの。 わたしの能力を、反転させただけ。 [少女の問いかけに、ふるふると首を振って答える>>108 実際、嘘は言っていない。 あの凍結は、わたしの能力のほんの応用みたいなもので、 本来の能力の性質とは真逆のもの] (115) 2018/12/10(Mon) 23:12:07 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[マントの中にすっぽり納められた暗黒には>>109 わぁ、と小さく歓声を上げる。 この子はもしかしたら自分の敵になる子かもなんて 考えていたのをうっかり忘れてしまう] かーでぃがん? えんじふく?ちゅにっく? [生まれて初めて聞く単語に頭上にはてなが浮かぶ。 話の流れでかろうじて、洋服の種類だということがわかるくらい。 それでも、ご案内されるといわれれば>>109 にこと笑って地上に降りて、そうして彼女の後についてこようとする] (118) 2018/12/10(Mon) 23:13:39 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロおかねもち? そうかしら、おとうさまはそうかもしれないけれど。 [よく、教団の信者たちから沢山、 紙のお金や財宝の類を集めているみたいだったから] でも、そうね……。 紙やコイン以外なら、わたしにも出せるわ。 昔はよく、皆がお金をほしがっていたから。 [ぱら、と掌に大粒の砂金を取り出しながら。 いる?なんて首を傾げてみせれば、彼女の掌に ざらざらと砂金の小山を差し出そうとするだろう。 仮に彼女が受け取ったとしても、 とって食べたりはしないので、安心してほしい。 受け取らなければそのまますっと、幻のように 砂金の山は掌から消えてしまうだろう]* (119) 2018/12/10(Mon) 23:16:59 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ――…わたしが本当にほしいものは、 わたしの手の届かないところにあるの。 [ふ、と空を見上げながら。]** (121) 2018/12/10(Mon) 23:20:19 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a24) 2018/12/10(Mon) 23:23:23 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[そういえば、新しい服を手に入れるにも お金は必要なのかしら? 不意に気になって首をかしげる。 どのくらいお金を払えばいいのかしら? 手持ちのお金で間に合うといいのだけど。 昔は金銀や真珠や珊瑚を望まれることが多かったし そのほうがわたしも彼等の望みを理解しやすかったのだけど。 今は、こんな紙の束がお金として必要とされてるのだから 正直不便だな、と思う。 紙のお金は、模様が細かいし妙な細工もされているし、 望まれてもなかなか、希望に沿ったものを生み出せなくなって久しい。 時折、それがどうしようもなくもどかしくも感じる] (123) 2018/12/10(Mon) 23:28:54 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[閑話休題。 どうせなら、可愛い衣装を身に着けたい。 この姿ならきっと、愛らしい装束だって似合うだろう。 ……できれば、そんなわたしを あの人にも見て、ほしかった。 そんなことを願っても、あの人はもう この地上のどこにも居はしないのだけど。] (124) 2018/12/10(Mon) 23:29:25 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[生まれ落ちてすぐに、風穴へと投げ込まれ、 神の子としてどれほど人の願いを叶え病を癒しても、 人は、わたしを神の子だと認めてはくれなかった。 バケモノだと罵ってより一層風穴の奥へ封じられた。 そんなわたしに手を差し伸べてくれた、 優しかった、あの人。 向けられた視線が優しかったことを かけてくれた言葉が嬉しかったことを 差し伸べられて触れた手が、温かかったことを。 わたしはきっと、忘れない。……何があったとしても。 あの人は……今代の『管理者』として月に居る。まだ。] (127) 2018/12/10(Mon) 23:32:02 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[次代の『管理者』を選ぶための使者が 地上へとやってきたということは、 今、彼は弱っているか……或いは、既に] ……。 [湧き上がる不安を懸命に首を横に振って否定する。 一度浮かんだ不安が、簡単に消えることはないけれど。 賽は、とうの昔に投げられた。 もう、後に引くことはできない。 引き返すにはもう、この身はあまりにも 血に染まり過ぎている。 それでも。 たとえ、この地上にある何もかもを壊し、 命あるものの悉くを殲滅したとしても ――わたしは、ただ、あの人に会いたい。]* (128) 2018/12/10(Mon) 23:33:15 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a30) 2018/12/11(Tue) 0:12:38 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ (153) 2018/12/11(Tue) 8:52:48 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[生まれて初めて聞く、大きな音に目を見開く。 ぐわんぐわんと、さながらそれはコップの水面に落ちた水滴が、縁に当たって波紋を打ち返すような。 そんな響きであるように、感じられた。] ……。 (154) 2018/12/11(Tue) 8:53:26 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ いたいのいたいの、とんでけー。 [おもむろに、わしゃわしゃと彼女の頭を撫でる。] 耳、痛かったし。 それに、なんだかあなたも痛そう、だったから。 [耳が、というより心が。 だけどそれをうまく伝える術を知らなくて、 そんなふうに言葉を紡ぐ。] わたしが、痛かったとき、 そうしてくれる人がいて、嬉しかったんだ。 あなたにも、そうできたらいいな、って。 [寂しくて悲しくて辛くて。 でも、どうすることもできなかったとき 差し伸べてられたあの手は、 とても温かいものだったから。>>127 暑さも寒さも痛みも、わたしとは無縁のものだけど それでもきっと、あれが『あたたかい』というもの なんだろうなと、思う。 そんなことをしながらお店に入ってそうしてはじめてのお買い物(とファッションショー)を経験するのは、この後。]** (155) 2018/12/11(Tue) 8:54:00 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a35) 2018/12/11(Tue) 8:56:29 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ (179) 2018/12/11(Tue) 22:17:32 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[そんなことを考えていれば>>159] ……ううん。 [ありがとうの言葉にふるふると首を振って答える] あなたは、優しい子ね。 わたしは長く生きているけれど こんなふうにお礼を言われたのははじめてよ。 [とても、とても永いあいだ 人の願いを叶えながら生きてきたけれど わたし自身がお礼の言葉をもらったのは、はじめて] (180) 2018/12/11(Tue) 22:18:29 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロそうね。わたしも、優しくできていると良いのだけど。 あの人や、あなたみたいに。 [そんな話をしながら、お店でお洋服を見ること暫し。 それはとても楽しい時間だった。 お洋服以前に、何かを自分の意志で選ぶのも初めて。 子供向けのお洋服(園児服って、これのことかしら?) ブラウスにミニスカート、レオタード。 見る物すべてが、珍しくてきらきらと輝いて見えて。 最終的に、彼女がコーディネートしてくれた衣服と ブーツを身に着けてお店を出る。 観光のお誘いを頂ければ、嬉しそうに笑って] (181) 2018/12/11(Tue) 22:18:55 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロありがとう、ええと……。 [そこまで言いかけたところで、 まだ名前を聞いていなかったことに気づく。] ごめんね、あなたのお名前 聞いてもいいかしら? わたしは……わたしには、名前はないの。 ただ、そうね。 『マシロ』と、呼んでもらえれば。 おとうさんや他の皆は、そう呼んでいたわ。 [わたしではなく、表向きの御神体である 白い火炎鳥のことだけど。] (182) 2018/12/11(Tue) 22:19:27 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[さて、名前は無事聞けたのかしら? どのみちわたしが名前を呼ぶより先に、 黒い人影たちがわたしたちを取り囲むほうが 先だったでしょうね。>>160 いつのまにか街の喧騒は不自然なくらい遠ざかっていて。 これが、人払いの結界というものかしら? こて、と首を傾げてから] ね、わたしは後ろの半分を引き受けるわ。 あなたには前方をおまかせしたいのだけど どうかしら? [彼女の答えを聞くのと、上司から許可を得た "彼ら"がわたしたちに仕掛けてくるのと、 どちらが先、だったかしらね?]* (183) 2018/12/11(Tue) 22:21:23 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ頼もしいわね。 [応える彼女の声に、此方も笑ってみせて。>>191 そうして、彼女に背中を預けて歩を進める。 ざっと(37)20n50人くらいかしら、 視線を巡らせて人数を把握すると] あなたたちは、人間かしら? [そうね、見たところただの人間というわけではなさそう。 さしづめ、人ならざる異能《チカラ》を持つ者たちと言ったところ。 でも、所詮は人間ですもの。 容易くわたしに勝てるとは思えない。 どれほど特異な異能を持ったところで、 どれほど他者と比較して優れているとしても、 ――人の子が、神の子を越える道理は存在しない。 悲しい話だけどね。] (209) 2018/12/11(Tue) 23:42:29 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[神様の殺し方を知っている? ……その座から引きずり下して、バケモノに変えてしまうの。 神は殺せずとも、かつて神だったバケモノは殺せる。 ニンゲンって、そういう生き物。 ……でもね。 心を殺された神に、ただ生きているだけのバケモノに 今更失うものなんて、あるのかしら? そんな疑問が、脳裏を掠めては消える。] (213) 2018/12/11(Tue) 23:47:48 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[炎と熱、氷と冷気、或いは空気を切り裂く真空波。 何れも素晴らしい能力だと思う。 それらはわたしが持ち得ぬ戦に適した能力。 きっと、この人たちは手練れというものなのでしょう。 たくさんの死地をくぐってきた優秀な戦士たちなのでしょう] (215) 2018/12/11(Tue) 23:48:30 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ――…鎮まりなさい。 [そ、と手を翳してみせれば。 炎は凍てつき、此方に飛んできた氷槍もまるで 空中に縫い止められたかのように動かなくなる。 "凍結"と、この能力については そう言い表すのが一番手っ取り早いだろう。 あらゆる物質やエネルギーの運動量を"ゼロ"へと変換し 凝固させる能力。] (217) 2018/12/11(Tue) 23:52:26 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロさて。 [凍てついた炎を、氷槍を、空気の刃を 進むべき方向を変えて、彼らに送り返すとしましょう。 そうそう、わたしの本来の能力について まだ離していなかったよね。] わたしの神の子としての本質は、 ……"成就"と"活性化"。 [わたしは、人の子の望みを叶えるもの。 自分以外の誰かの望みを具現化し、現象を為すもの。 それが"成就"。 そして"活性化"は……推して知るべし、ね。] (219) 2018/12/11(Tue) 23:53:39 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[彼らが放ったあらゆる攻撃は、全て放った主の元へと帰る。 その威力を(19)5n20倍に増やして。 封じられていた富嶽から出るとき、 富嶽の火山活動をこの能力で活性化させて 脱出を図ったのだけど…此方が思っていた以上の 被害になってしまったのは、なんとも。 さて、これで死なずに生き残ったというのなら もう少し苦しんで、死んでもらうしかないみたいね。]* (220) 2018/12/12(Wed) 0:00:32 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[油断していた>>224] ……! [背後から飛んできたミルフィーユの声と、炎の矢。 咄嗟に火矢を払い、或いは避けて防戦するけれど。 ……最後の炎が、前方に差し出していた わたしの右手を灼いた。] …………。 [痛みはないし、運良くセーターには 燃え移らなかった。 せっかく彼女が選んでくれたものだもの、 こんなところで失ってしまうのは寂しい。 掌を見れば、赤黒く爛れた皮膚に 引き攣ったような火傷が幾筋も走っていた。 …これでは、右手は使えないな。 おまけに完全に治るには暫くかかりそう。] (231) 2018/12/12(Wed) 15:16:42 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ……。 [人間の身体は、一度怪我をすると不便ね。 自分自身に能力は使えないからより一層その思いを強くする。] (232) 2018/12/12(Wed) 15:17:16 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[ふわりふわり宙を舞って、 炎の矢を放った委員の子のそばへ。 既に陰は凍結《こおらせ》てあるから、 目線以外を動かすことは叶わないでしょう。 それでも、その目が雄弁に 彼の人の想いを表している。 負けるつもりなんて、ないのね。 仲間がやられ、絶体絶命のときでも 決して諦めない、そんな瞳。] (233) 2018/12/12(Wed) 15:17:53 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ あなた、強いのね。 あなたなら、もしかしたらわたしを殺せるかも。 [生き残れば、の話だけれど。 そこまで言ったころでふと、思いついて] ……いいわ、生かしておいてあげましょう。 あなたも、こんなところで死にたくないわよね? (234) 2018/12/12(Wed) 15:18:45 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[微笑んで、口許に指先を持っていく姿は さながら、捕らえた虫を手にどう弄ぶか考える子供のよう。 そっと口許に指先を持っていくと、犬歯で指の腹を切る。 ぷつ、と赤い珠を作って血が流れていく指先を 委員の口許に持っていって……その口に咥えさせた] ねぇ。 富嶽の不死鳥の生き血を飲むってどんな気分? [指先を流れる血が彼の人の身体の中へと入り、染み込んでいくのがわかる。 そうして暫くしてから、咥えさせていた指先を口から引き抜くと、まだ止まっていない血のついた指を彼の人の襟元に擦りつけて拭う] (235) 2018/12/12(Wed) 15:20:04 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロあなたの上司にお伝えくださいな。 「富嶽の山と不死鳥はもういない。 自分は、富嶽の山の神子に不死鳥の血を飲まされた」って。 [どこまでも穏やかにそう伝えれば。 転移の魔法を使って一人、この場所から退場させた。]** (236) 2018/12/12(Wed) 15:23:12 |
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。 (a46) 2018/12/12(Wed) 15:25:52 |
【独】 まつろわぬ白の神子 マシロ/* ミルフィーユさんには色々負担かけてる気がしてうん、ごめんなさいorz あと組織の相関図がよくわからなくなってきた(圧倒的ぼっち) (-74) 2018/12/12(Wed) 18:43:21 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[>>236わたしの右手を仕留めた委員の子を 然るべき場所に転移させる。 さて、あの子はこれから先どんな運命を辿ることになるのやら。 『火の鳥の生き血は不死の力を齎す』 教団の人たちはよく、そんなことを話していたっけ。 わたしにはわからないけれど、 ニンゲンたちにとって不死というものは とても魅力的なものらしい。 いっそ無邪気なほどに、不老不死を追い求めるニンゲンたちを 長いこと、ずっと見続けてきた。] 不死鳥の生き血、月夜見の変若水、か。 (258) 2018/12/12(Wed) 23:12:13 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[不死を齎す血と、不老の霊薬。 教団では対の存在として並べられるそれをぽつり呟く。 これから先、彼が真っ当な人間としての人生を 歩むことは恐らくとても望めまい。 不死ではあっても、不老ではなく。 ましてや不死となった存在が、 愛する者や家族と、添い遂げ寄り添うことなど 望むだけ無駄というもの。 皆、彼を置いて時の向こう側へ去っていく。 彼にこれからできることは、ただ、 老いていくことだけだ。 周囲のあらゆるものに置き去りにされながら ……少しだけ、可愛そうな気もするけれど。 自らの意志で神の子《わたし》に傷をつけたのだもの。 わたしの永遠に、付き合う覚悟くらいはあって然るべきだわ] (259) 2018/12/12(Wed) 23:12:51 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ――――……。 [彼女の目の前で、そんなことをしたから。 きっと怖がられるだろうな、なんて そんなふうに思っていたのだけど。>>242 きらきらと目を輝かせる彼女に思わず目を見開いた。 きっと、彼女の目にはきょとんとした なんとも間の抜けた顔でいることだろう] (260) 2018/12/12(Wed) 23:13:31 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ……わたしが、こわくないの……? [そう呟くのが、やっとだった。 山を一つ消滅させたと知って、そのうえで こんな反応をされるだなんて思っていなかったから。] ……。 (261) 2018/12/12(Wed) 23:14:09 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ――…ありがとう。 [少し、強張ったぎこちないものだったかもしれないけれど。 ぽつりと、彼女にお礼の言葉を述べる。 怖がられなかったのは、今はただ、純粋に嬉しかったから] …世界の敵、というのは間違ってはいないわ。 わたしは、これからこの世界のいろんなものを壊す。 大切だった、何よりも愛しかったものを取り戻すために。 [取り戻す、というのは正確ではないかもしれない。 わたしが愛した人は、『かつてのあの人』を 取り戻すことはもう叶わないかもしれない。 そのくらい、あまりにも多くの時間が流れてしまった。 ……でも、やっぱり諦めたくはないなぁ。 ずっとこの世界で生まれて、この世界で生き続けて あの人が課せられた役目から逃れられる日を ずっと待ち続けたのだから] (262) 2018/12/12(Wed) 23:16:42 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ よかったら、美味しいものを食べてみたいな。 おすすめがあったら、教えてほしい。 [先程まで身に着けていた薄衣を裂いて 包帯代わりに右手に巻き付けて。 そうして彼女の手を取れば] 折角だから、あとで少し、いいものを見せてあげる。 [そんな囁きと共に街の喧騒に二人で身を預けようか]* (263) 2018/12/12(Wed) 23:22:24 |
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