【人】 龍之介[失礼極まりないかもしれないけれど 少し弟に似ているな、とも思ってしまった。 悪いことをして叱られそうになると ぺろっと舌を出して さっさかさーと逃げ出してしまうような子だ。 代わりに自分が 「育て方が悪い」だとか 「躾がなってない」などと お小言を受ける羽目になるのもお決まりで。 けど、朗らかなところが消えることなく 育ってくれたのは 自分にとっては、すごく有り難かった。 卑屈なのは、俺だけでいい。 ] (165) 2021/06/16(Wed) 22:25:16 |
【人】 龍之介[柔らかく煮た人参をすり潰し 滑らかにして 自然な甘さのおつゆに仕立て、 湖で取れた貝を 香り草と共に酒蒸しにし、 卵を溶いたものに 炒めたホウレン草と餅を入れ とろんっとしたところで火から下ろした。 それらを綺麗に盛り付けると 白米と共にお膳に載せ、 箸と匙を添えて 上段の間へとお持ちした。] …… [そっと差し出して、ご様子を伺う。 召し上がっていただけるかどうか 美味しいと、おっしゃっていただけるかどうか どきどきしながら見守った。]* (169) 2021/06/16(Wed) 22:26:31 |
【独】 龍之介/* んんんんん、たまらんッ みくまり様のツンツンでれれん具合の あまりの可愛さに にやついてしまって、ほっぺが戻らない こっちの方がとろーんって溶けまくってるんだけどもっ ああ、ああ、あああああ…… _(:D」┌)_ (-54) 2021/06/17(Thu) 10:05:10 |
【独】 龍之介/* 何じゃ、何じゃぁ、かわいすぎじゃぁぁ って、俺が叫びたいんじゃあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁッ 美味しい!を こんなに生き生きと こんなにかわいく表現してくれる なー すごい、すごすぎる 普段のツンツン、きりりッが崩れるほどに、って そのギャップがますます 美味しいを引き立たせてくれてて、 あーーーー、ほんと最高に すきっっっっ めちゃくちゃ幸せな気持ちにしてくれる でれれれーんって ずっと溶けてる _( 〃‥)_ (-65) 2021/06/18(Fri) 9:44:43 |
【人】 龍之介[どきどきしながら見守っていると、 また嬉しいお言葉が 食べ終わったばかりの口元から飛び出してくる。>>292 その表情が、反応が、>>291>>292 とんでもなく可愛らしくて 此方まで溶け落ちてしまいそうだ。 (……もっと見たいな、) 急くような気持ちに後押しされて 次も差し出してみれば 見つめている自分の方が 幸せになれてしまうようなお顔とお声で、 褒めてくださるものだから>>293 どうしようもなく浮かれてしまう。 こんなに、 ”嬉しい” だけで心が塗りつぶされたのは何時ぶりだろうか。 思い出せないから、 初めてのことかもしれない。] (315) 2021/06/18(Fri) 11:47:24 |
【人】 龍之介[そうしながら思い出すのは 先程の幸せそうなお顔。 (…あぁ、そうだ! ほんのり甘くした豆乳を 寒天でぷるんと固めて、きな粉をまぶす。 黒蜜を添えても良いかもしれない。) 思いついたら 居ても立っても居られなくて さっと掃除を終わらせ すぐ下ごしらえに取り掛かった。] (318) 2021/06/18(Fri) 11:47:59 |
【人】 龍之介[此処に来る前は 弟が村で不自由なく暮らしていけるようっていう 息苦しい使命感だけだったのに… あの御方に 喜んでいただきたい、という ある意味、自分の欲のためにする努力は ────こんなにも楽しい。 失敗すれば、 追い出されてしまうかもしれないという 不安と緊張もあるけれど それを上回る 楽しみな気持ちを胸に沸き立たせながら 水に浸した大豆を すり鉢で静かにすり潰した。] (319) 2021/06/18(Fri) 11:48:03 |
【人】 龍之介[全ての準備を整え終えたなら 沐浴を済ませ 教えていただいた自室で ことん、と 電池が切れたように眠りに就く。 待ち遠しい明日を 駆け足で迎えに行くような気持ちで。]* (320) 2021/06/18(Fri) 11:48:07 |
【人】 龍之介[翌日だけでなく 来る日も、来る日も… 追い返されてしまわぬ限り、ずっと 龍之介は 喜んでいただきたい一心で 嬉々として片付け、新しい献立を考案し ふぅふぅと息を吹きかけては にこやかに差し出して ミクマリ様に尽くし続けた。 それは、もう ”生き甲斐”と言っても過言ではないくらいに 活き活きとした瞳で。]** (321) 2021/06/18(Fri) 11:48:15 |
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