【神】 因幡 理恵[フウタの言葉>>G0で鏡に向き直った。] おぉそうじゃの。フウタでも全部映るんじゃないか? [理恵の後ろに男が立つと、自分の言葉が正しいことを知る。 鏡の中のフウタが、すぅと目を細めた。 その目線の意味を理解する前に、背後から手が伸ばされる。>>G1] ……っ 、 ふ、 …… [くすぐるように太ももに触れられて、息が乱れる。 指先がワンピースを捲りあげる。タイツ越しに肌をなぞられるだけで、ゾクゾクと快が走る。 思わず身じろぎすると、鏡の中の影も同じように動いた。 大きな手に暴かれる様も、色を含んだフウタの視線も、成す術もなく溺れようとしている自分も。生々しく見せつけられて、困惑する。 羞恥心は薄い方だし、交尾なんて見慣れている。 だが、自分達の交わる様は見たことがない。 鏡の中と、背後と。どちらのフウタを見ればいいのか分からなくて、何度か視線を往復させた。] (G2) 2020/12/29(Tue) 10:57:30 |
【神】 因幡 理恵いま、ここで、か……? [すっかり耳を垂らしながら、背後のフウタを振り仰ぐ。 問いかけた声には、当惑と、わずかばかりの期待が滲んでいた。] (G3) 2020/12/29(Tue) 10:58:05 |
【神】 因幡 理恵[しかしおあずけされた。] えっ!? 今、ここでか!? [あっさりとワンピースを手放して外出を提案するフウタに、思わず突っ込む。 言ってから妙に悔しくなって、「べつにー」「べつにいいけどー」「べつにー」唇を尖らせた。] (G4) 2020/12/29(Tue) 10:58:28 |
【人】 因幡 理恵[まぁ確かに腹は減っていたし、肉まんもありがたく一口食った。「こっちもうまいな」ただし皮だけ。 理恵が皮だけですませてやったというのに、フウタは中身もごっそり食っていったものだから、ぶうぶうと文句を言った。「もう一個は食いきれん!」ぶうぶう。まだちょっとご機嫌斜めです。 超絶格好いいキーホルダーはなぜか買わず、足湯のコーナーに向かう。 ドクターフィッシュ体験は断られそうになったが、フウタはちらりと足を見て「タイツか」と納得すると、角質を食われる準備を始めた。 咳払いに「風邪か?」二秒で忘れそうな合いの手を入れて、そしてやっぱり二秒で忘れて、湯に差し入れる足をワクワクとのぞき込む。 その瞬間、他の客に群がっていた魚たちが一斉に反応した。 いったいどうやって察知しているのか、水を跳ねさせながらフウタの周りに集まると、音さえ聞こえそうな勢いでフウタの足を突き始める。 ほおおおと目を輝かせてのぞき込んでいたが、やがて見てるだけでは我慢できなくなり、「どうじゃフウタ!」「どんな感じなんじゃ!」「教えてくれんのか、フウタの『いけず』!」ぶるぶる震えるフウタに感想をねだっては、精神統一の邪魔に勤しんだ。 そして15分後。 つやつやの足になった亀は、一言だけ感想を言った。 ほーん? と分かったような分からんような顔で頷いて、指を一本入れてみた。ただちに集まってくる魚たちに「おぉこりゃくすぐったいの」うひゃひゃと上機嫌に笑う。最初からこうすればよかったですね。]* (21) 2020/12/29(Tue) 10:59:13 |
【人】 因幡 理恵[暗くなってきた温泉郷を、手を繋いで歩く>>17。日中は日差しが暖かかったが、日が落ちると息が白くなった。その分、手の温かさがありがたい。 遊び疲れたと思っていたが遊技場にテンション上がった。 しかし壊れた機械をいつまでも置いてるのはどうかと思う、いくら打っても太鼓が幽霊吐くし。 フウタは何も言わなかったが、ぶふっと噴き出す音を「なんか言ったかフウタ!?」聞き逃さずに振り返り、「理恵が頑張ってるのに笑うとはどういう了見じゃ」口を押えるフウタにぶうぶうと文句を言う。その間にも点数が下がっていった。 「こんなのはもう習わん」フォローされても見習の称号にぶうぶうと文句を言って、卓球台の方に向かう。 ハンデをと共に球を送ってやると、一呼吸の後に、フウタがラケットを振りかぶる。 ヒュ、と風を切る音に、とっさに肩をすくませる。振り返った先では、軽い球が、ぽんぽんと跳ねていた>>18。 大見栄切った割にあっさり負けた(個人の感想です)ため、むぅとぶすくれながら「次はこうはいかんぞ!」何回か挑戦しては同じようなことを繰り返し、他の客たちにひそひそされ始めたころか。「……今日はこの辺で勘弁してやる」むくれたままフウタの腕をぐいぐいと引っ張ってその場を離れた。] (22) 2020/12/29(Tue) 16:02:01 |
【人】 因幡 理恵[場所が変われば気分も変わる。 食事は部屋に用意された。精進料理と言うのか、理恵の分には肉や魚が使われていない。どうやら前もってフウタが頼んでくれていたようだ。 吸い口やお浸し、田楽や湯葉。肉が好きな人向けにも配慮されているのか、生麩の煮つけは一瞬肉と間違えた。チーズと思ったものは豆腐の燻製だったらしい。フウタの料理はまた違うが、彼も彼で満足そうだ。 舌鼓を打ちながらぐいのみを差し出すと、フウタが改まったことを言う。>>19] おぉ? なんじゃなんじゃ突然。 心配せんでも、これからも面倒見てやるぞ。 [鼻の穴を膨らませると、得意げに笑う。 しかしちょろんと注がれた酒の量にすぐに機嫌は移ろって、「もっとのむ」たしなめられれば「じゃあフウタがのまんか?」「よしついでやる」「のみきれなかったら理恵がのんでやる」そんなやりとりをした後に、結局残りの酒はしょぼしょぼと備え付けの冷蔵庫にしまった。 亀齢萬年うまいです。] (23) 2020/12/29(Tue) 16:03:21 |
【神】 因幡 理恵[湯を張った浴室は、湯気でよく見えない。 天井を開けると、こもっていた湯気が逃げていく。 湯けむりの昇る末を見上げれば、いつの間にか雪は止んで、煌々と光る星々が見えた。 のぼせ防止にはいいかもしれないが、温まる前は肌寒い。防寒代わりにバスタオルを巻いて、湯につかないようにまとめ上げた髪を、もこもこのヘアバンド(「見ろフウタこれ持ち帰れるんじゃとすごいな! あめにてぃーと言うらしいぞ!」)でとめる。 フウタの背中をぐいぐいと浴室に押し込んで、きょろきょろと浴室内を見渡すと、] よしフウタ、背中流してやる [偉そうにふんぞり返り、風呂特有の低い椅子にフウタを座らせた。身長差があるぶん、低いところにフウタの頭があるのはなんだか久しぶりだ。 その後ろ姿を見ていたら、むらむらとある欲求が沸き上がる。] ……お? なんじゃ。 別に取りたいものがあっただけじゃ本当じゃぞ [フウタの頭にあごを乗せると、身を乗り出すようにして、わざわざフウタの上からボディソープを手に取った。 夫婦になったって本能は消えません。] (G5) 2020/12/29(Tue) 16:04:50 |
【神】 因幡 理恵[正面には鏡があるが、曇っていて二人の姿は影にしかならない。もう少し湯気が逃げていけば、曇りも解消されるかもしれないが。 ゆるみかけたバスタオルを直し、ぬるりとした白い液をタオルでこする。清潔な香りが、湯気と共に立ち昇った。 泡立てながらフウタの広い背中を見る。滑らかな肌は、夏よりもその色が薄い。 体のあちこちに痕を残したつもりだったが、背中はつるりときれいなものだ。情事の体制を考えれば当たり前のことではある。 ふとした思い付きで泡のついた指先を伸ばす。背骨をくすぐるようになぞり上げると、その背に屈みこんで、吸い付いた。 刻まれた紅に満足気に鼻を鳴らしてから、ようやくフウタの背中をこすり始めた。] フウター痒いとこないかー? [広い背中にごしごしと泡を塗り広げてながら、時折力加減などを尋ねる。つけたばかりの痕はあっという間に泡に隠れ、再び唇を落とそうとしたが、泡にまみれていては無理だと気が付いた。惜しいことをした。 背中はどこも白く隠れている。唯一泡のついていない場所は耳ぐらいだ。 ならそこでもいいかと唇を寄せたが、うまく吸い付けない。ならいいかと甘く噛んでから、そちらも丁寧に洗っていった。ここはタオルじゃまずいか、と繊細な耳を持つ理恵は考えると、指に泡を乗せて慎重に耳をなぞる。 すっかり綺麗にし終えると、「流すぞー」声をかけて泡を流した。 すっきりした背中に満足気に頷くと、もうひとつ、ここぞとばかりに痕をつけた。並んだ紅に再び頷いて、とことことフウタの前に回る。] (G6) 2020/12/29(Tue) 16:06:07 |
【神】 因幡 理恵[「どうじゃ理恵の腕前は背中流してもらうのも気持ちいいじゃろ」むき出しの膝にちょこんと座り、フウタの肩に手を乗せてバランスをとる。高揚した頬で得意げに見上げながら、] ……前も洗ってやろうか? [意地の悪い笑みを浮かべ、肩に乗せていた手をつぅと下ろす。 鎖骨から胸板を伝い、脇腹も伝い降りてしまうと、腰に巻いたタオルにたどり着く。く、と確かめるように一度その縁を指で引いてから、解くことは無く更に下へ。 先ほどフウタがしたように、裾を手のひらでたくし上げ、太ももを甘くなぞりながら、「どうしたい?」フウタの答えをせがんだ。]** (G7) 2020/12/29(Tue) 16:06:54 |
因幡 理恵は、メモを貼った。 (a2) 2020/12/29(Tue) 16:16:39 |
【人】 つながれうさぎ 理恵[遊技場では、兎が折角頑張ってぼこぼこ演奏しているというのに、フウタときたら笑いおった。問い詰めれば、笑っていないと首を振りながらも、俯いて震え出した>>26ので、] やっぱ笑っとるじゃろお主! [のぞき込んで証拠を押さえてやろうと、バチを握ったままずかずか近づいたが、目的を果たす前につんのめる。機械とバチを繋ぐ紐が、ビィンと張って理恵をつなぎとめていた。 「べつに向いてなくないし」「壊れとるだけじゃと言うとるじゃろが」「紐も邪魔じゃ、あれじゃ動けん」フォローが重ねられても、あくまでも機械のせいにしつづけた。 絶対に認めん理恵が下手だなんて。 卓球だって絶対に負けたなんて認めん。 「そもそもたぶんるうる間違っとるそんな気がしてきた絶対そう負けてなんかないし」珍しく言い訳が真実になった瞬間だった。 しかし二人とも気づけないだけで。 卓球場を後にする際に、何やら一組のカップルとすれ違ったか。 どこかはしゃいだ様子で浴衣の乱れを主張するメスに、「おぉ交尾しやすそうな服じゃの」思ったことをそのまま口に出したが、喧噪にかき消されたか。フウタも一瞬そちらを見ていたが、すぐに興味を失ったのか、特に足を止めることなく卓球場から離れた。その頃にはカップルのことなど忘れていた。 あと二秒長く見てたら足ダンしてた危なかったな。] (30) 2020/12/30(Wed) 11:30:52 |
【人】 因幡 理恵[料理はやたらと種類が多く、そしてやたらと量が少ない。その分、様々なものを味わえる。一口食べては「おー」感心してはもっもっと頬張った。 フウタの方も、品は違えど似たようなもので>>27、肉や刺身を突く様子に「美味そうに食うの、なんの魚じゃ?」「なんじゃ分からんのか」興味は持ったが「いや理恵はいらん」のーさんきゅーした。「食いたきゃやるが」小鉢とはいえ、こうも品数が多いと満腹だ。 盃を満たす酒も、改まった言い方も、理恵の気を良くさせる。 温かい愛情と同じように、注がれる酒を当然のように受け止めて、酵母の香りに満足気に目を溶かす。荷の重さに耐えた甲斐があった。 くいくい飲んでは「さすが美味いの、雑味なくキレ良く料理を引き立てる。まぼろしのめんじょうしんぱくまいをぜいたくにごじゅっぱーせんとせいまいしているだけのことはあるのじゃ」呪文を唱えながら、ンフーと唇を舐めた。 ちょびっとしか飲めないとは惜しい。フウタに酒を注ぎながら、「美味いから! 美味いから大丈夫じゃ! のみきれなかったら理恵がのむし」にぎにぎ。 居酒屋バイトで覚えた「一気コール」はやめておいた。 令和の世に一気はいかんの。] (31) 2020/12/30(Wed) 11:32:23 |
【人】 因幡 理恵[部屋の風呂という提案に賛成すると、フウタの頬がほころんだ。明日にまわすフウタ>>28にこくこくと頷く。 今日は入らなくとも、二泊もあれば温泉に入れるだろう。 温泉街ってそんなに見るものないし。 しかしすぐにぶつぶつ呟き始めたフウタに「なら深夜に行くか?」「そうすると寝るか」「温泉で寝ると死ぬらしいぞ」「しんれいげんしょうというやつじゃの」話しかけたが、フウタは自分の世界に入り込んでいたので聞こえなかったかもしれない。 部屋に置いてある施設案内には、邪な思いを抱いたカップルたちの為に「貸切露天風呂あります ご希望の方はフロントまで」とか書かれていたのだが理恵には読めない。 邪とか言っちゃだめですね。貸切風呂は小さなお子さんがいるご家庭にとってもありがたい存在ですし。令和令和、令和の配慮。]* (32) 2020/12/30(Wed) 11:33:09 |
【独】 因幡 理恵/* 私の中のコンプラ警察が「この後温泉はいるとき、母乳がお湯に入ったら他のお客さんたちに迷惑じゃない?」言うたので今回は母乳出ません (-42) 2020/12/30(Wed) 15:20:30 |
【神】 因幡 理恵[まとめあげた髪を褒められて>>G10、得意げに胸をそらす。] おぉいいじゃろ? おばあちゃんに教わった。 お湯につけちゃいかんのだと。 [初めておばあちゃんのお風呂を借りた時、入り方が分からないからと監修についてもらったのだが。水面に広がる髪の毛を、やんわりたしなめられたのだ。 下の毛は湯につけてもいいらしい。変なまなーじゃの。 理恵は理恵で、フウタの引き締まった体を、物珍しそうに見つめた。 裸で抱き合う時は大抵暗いし。 浴室の照明が、布一枚になったフウタを照らす。滑らかな肌は、温かみのある照明のもとでは、一層艶を増したようだ。 褒め言葉に気分を良くして、座らせた椅子は普通のやつ。 フウタがこっそり見てた(そして乗り込んで一緒に見た)てれびで使ってた「すけべいす」ではない。 あっけにとられたような顔に、マウンティングしても大人しく頷く様に、ますます調子に乗る。尻尾を振りながら確信した。 これは今回理恵優位。] (G15) 2020/12/30(Wed) 17:30:48 |
【神】 因幡 理恵[増長したまま、好き勝手に痕を落とし、伸ばされた手からしゅっと逃れて、ふふんと鼻を鳴らす。 簡単に亀に捕まると思うなよ。理恵は兎じゃぞ。 ちょっとしたいたずらはしたが、背中流しちゃるという言葉は本当だ。 ごしごしと泡を塗り広げながら、加減を尋ねる。] おぉそうか、痒いとこあったらいつでも言うんじゃぞ [鏡が曇っているので、表情を読めない。無い、という言葉をそのまま信じた>>G11。 まぁ普段からあまり表情読めてないけど。 亀の時には甲羅に守られた背中。今は薄い皮膚一枚のその箇所は、触られ慣れていないのか。無防備に晒された背中を、己の手で無遠慮に触れ回っている。ちょっと征服した気分だ。 赤く色づいた箇所を、時折爪で甘く掻いたりしつつ。] (G16) 2020/12/30(Wed) 17:31:38 |
【神】 因幡 理恵[熱い吐息をもっと聞きたい。官能に寄せる眉をもっと見たい。 洗う場所が無くなったのもあるが、前に回ったのはそういう理由もあった。 曇った鏡ではフウタの顔は見えないし。 タオルを押し上げる存在にはあえて触れずに、誘惑の答えをせがむ。 ── 言わせてやろうと思っていたのに、聞き返されて>>13虚を突かれた。 意地の悪い笑顔を見つめ返すと、返事をする暇も与えずに首に唇を寄せられる>>G14。 浴室では、淫らな音がことさらよく反響する。髪が頬をくすぐって、こそばゆさに肩をすくめた。] ま、待て待て、まだ理恵の番は終わってな……う、ぅ、 [夏祭りの日から、何度体を重ねた事か。 儀式の時、フウタはほとんど必ずといっていいほど、首に口付けてくる。 抱かれるたびに繰り返されれば、本来ならば被食の危機のはずのその行為は、情事の合図に塗り替えられてしまった。 体が覚え込まされている。この行為の後には、震えるほどの悦が与えられると。 フウタの太ももを撫ぜていた手は、その余裕を無くす。ぞくぞくと震える背筋に、バランスを崩しかけ、たまらずフウタの肩に置いた。] (G18) 2020/12/30(Wed) 17:33:21 |
【神】 因幡 理恵[熱いため息を重ねた頃には、抗議もできなくなっていた。 崩れそうになる腰はフウタに支えられて、タオル越しの胸は柔らかく愛撫されて。 目の粗い、柔らかい繊維に先端が擦れる。] く、 ……ん、ぅ、 [漏れかけた声を、口を押えてなんとか耐える。 声を上げてしまうのは悔しい。ついさっきまでドヤ顔で攻めてたのに。 悦を受け流すのに必死で、好き勝手に動き回る手に文句さえ言えない。 乱れたタオルが解けて落ち、頼りなく腰に纏わりつくだけになった。 布の落ちる濡れた音とともに、乳房が露になる。季節が移ろうに連れて白くなった肌は、すっかり色づいている。むき出しの先端は、既に頭をもたげていた。 今回は母乳出ません、お湯に浸かっちゃったら他のお客さんの迷惑だからね。] (G19) 2020/12/30(Wed) 17:36:07 |
【神】 因幡 理恵[フウタの手が後ろに回り、愛撫から逃れた。 大きく息をついたが、それも一瞬のこと。] きゃ、ふうた、つめた、……ッ [首に何かを塗りつけられて、その冷たさに驚いた。 清潔な香りに、ボディソープだと気づく。こそばゆさに「うひゃ、ひゃ、ぅ、」嬌声交じりの笑い声をあげて、身をよじる。 けれど、いくら逃げ足が速くても、捉えられてしまえば逃れる術は無く。 へそのあたりに塗られれば、腹奥がきゅうと疼く。 粘液のような液体が肌に塗りつけられるのを、ただ身をよじって受けるばかりだった。 白濁し、粘性を伴った液体は、塗り広げられればその色が消え、代わりにてらてらと光る艶になった。 大きな手が再び乳房を掴めば、ぬるりと滑る肌が逃げる。 摩擦を抑えているせいか、強く握られても痛みは無く、心臓まで握られるような切なさだけが胸を満たした。 その指が、乳首を捉えた。] ひゃ、うゥ、……ふ、ふぅた、 なんか、ヘン……ッ! [きゅっと目をつぶって、何度も押し寄せる快の波をやり過ごす。 塗りつけられた部分がすべて、敏感な粘膜になってしまったかのようだ。 だというのにフウタときたら、ただでさえ鋭敏な先端を、執拗に弄ってくる。 もはや声を抑えるという理性もなくし、口を押えていた手でフウタの肩にすがりつけば、意図せずとも乱れた貌を見せつけるような体制になる。 ぽた、と腰にまとわるタオルの下から、透明な液体が落ちる。それは重く、糸を引くようにして垂れた。] (G20) 2020/12/30(Wed) 17:37:06 |
【神】 因幡 理恵[サボンの香りの中に混じって、欲の香りも立ち昇る。 やがてフウタが桶の湯をかけ始めて、ほっと一つ息をつく。 やっと流してもらえるのかと思ったが、中途半端なところで止められた。 水が足されたことで、むしろ泡だらけになっている。 引き寄せられて肌を合わせれば、石鹸のせいか、いつも以上に吸い付くようだ。] あ、……洗わせなかったのは、フウタじゃろが…… [毒づいた時にはまだ、彼の意図を理解していなかった。 抗議の意を込めて尖らせた唇は、すぐにぱくっと閉じられる。] ん、……ふ、うぅ…… [ぬるり、ぬるりとフウタの体に擦り上げられて、たまらずに首に抱き着いた。 触れる面積が多いのもそうだが、己の体でフウタを洗うという、その淫靡な行為にくらくらする。酒はほとんど飲んでないのに、酔ってしまったかのようだ。 摩擦の代わりにぬめりを与えられ、粘膜のように敏感になった肌は、ことさら強くフウタの熱を伝えてくる。押し付けられてたわんだ乳房の間を、泡が伝い落ちる。臍を通り過ぎ、下腹部に溜まってなお、泡は熱い。 精一杯すがりついているつもりなのに、滑る肌ではうまくいかない。フウタの思うままに揺すられて、時折胸の先端同士が触れ合えば、「あ、あッ、……ぁ、」きゅうときつく眉を寄せる。] (G21) 2020/12/30(Wed) 17:38:35 |
【神】 因幡 理恵[合わさった肌に気を取られて、後ろから手が伸びていることに気づかなかった。] きゃあァっ! ……ふ、ふぅた、 [秘所に触れられて、体が跳ねる。けれど身を起こすことまでは叶わなかった。 ちろちろと秘所を擦られ、同時に体をすり合わせられれば、秘所はひくり、ひくり、と物欲しげに痙攣した。] ふ、ふぅた、きもちぃ、 ……んン、 きもちいぃ、よぉッ……! [もはや訳が分からなくなって、本能のままにフウタを求める。たとえ腰に回された手が外されても、自ら体を擦り付けて、淫らな欲望に身を任せた。 湯に浸かっていないのに、体が熱い。ひんやりとしたタイルの感触が気持ちいい。秘所を探る刺激が強すぎて、逃れようと腰を前にずらした時、恥丘がフウタのペニスに押し当てられた。 愛撫されるのは好きだけど、こちらだって返したい。 思考ではなく本能で、フウタの大切な場所にも、この刺激を与えたくなった。] (G22) 2020/12/30(Wed) 17:40:36 |
【神】 因幡 理恵ふうた、 ふぅた、ここもあらお……? ふうたも、きもちく、なって……? [兎としての性か、生まれ持った本質か。 理恵は、体中の肌や、粘膜や、穴や、それらの全てを使って、共に官能の果ての世界を見たいと望む業を背負っていた。 片方の手は、バランスを取るためにフウタの肩に乗せる。 自由なままのもう片方は、張ったタオルを取り払った。タオルの中で篭っていたオスの香りが立ち上る。硬度を増して現れたその箇所に、ほぅっと頬を緩めてから、泡だらけの手でそっと握る。 そして、泡と愛液ですっかりぬるぬるになった秘所を、フウタの性器に押し当てた。 くちゅ、と粘液のたてる音は、いつもより大きく反響した。] ん……ふぁ、あ、あ、 [素股をしながら、滑る肉棒が逃げないように、手も使って押し当てる。 ぬるり、と、本物の粘膜が擦れ合う感触に、かくかくと足が震えた。 刺激が強すぎて、あまり速くは動けない。太く走る血管が、敏感な芽を撫でるたびに、ふるりと体が震えて止まった。]** (G23) 2020/12/30(Wed) 17:41:46 |
因幡 理恵は、メモを貼った。 (a4) 2020/12/31(Thu) 7:52:09 |
【独】 因幡 理恵/* もう……もう十分です……もう死んでしまいます……いや十分とか村終わると村終わるのにこの限られた時間にそんな勿体無いこと言うなんてアホなんだけど今はちょっともう、もう、十分です……むり…… (-65) 2020/12/31(Thu) 7:56:38 |
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