【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ルカの誰一人すらも 知り得なかった 純 ]悪 うれしい。……潮音。 [ 引き裂かれる制服と これから犯される恐怖に身を震わせながら 伸びる潮音の爪先が齎す結末を、みつめてる。 ] (-44) 2022/05/26(Thu) 16:30:22 |
【妖】 甲矢 潮音[だいじなものをあげると言ってくれた彼女は どれだけ地獄を味わわされても 意識を飛ばしてしまうことなく 僕を拒むこともまたしなかった。] ($35) 2022/05/27(Fri) 9:32:06 |
【妖】 甲矢 潮音[出逢う度に好きを重ねた。 何度も別れを繰り返した。 誰より何より大切にしたいきみの。 苦しむ姿すら愛らしいと気付かされてしまった。 そうして自らを差し出してくれるきみ。 渇きを教え満たすこともまた教えてくれるきみへの 愛おしさは、留まるところを知らず膨れ上がるばかり。] ($36) 2022/05/27(Fri) 9:32:09 |
【妖】 甲矢 潮音[花でも摘むみたいな容易さで 化生の爪は人間の尊厳を奪っていった。 だけど、全身の穴という穴から 凡ゆるものを垂れ流す流歌は それでも世界で一番かわいかった。] かわいい、……かわいいよ、流歌 きみは誰より素敵な女の子だ……っ [心からそう思った。 綺麗だねと笑い合った水色チェックも きみが上書いてくれた色には敵わないね。] ($37) 2022/05/27(Fri) 9:32:12 |
【妖】 甲矢 潮音それに……ふふ、すごくおいしい、ね……っ? [胃液と血の混じるキスを何度もした。 きみの体液も、 きみの感じてる痛みも、苦しみも、 僕のために耐えてくれるいじらしさも、 いのちすら捧げてくれる途方の無い愛も 何もかもが美味で、もう他なんて食べられない。 流歌なしじゃこの先生きていけないね。 ] ($38) 2022/05/27(Fri) 9:32:16 |
【妖】 甲矢 潮音[一滴たりとも零したくないから そこに噛み付いたあとは 何も話せなくなってしまったけれど 鼻の付け根まで肋骨の隙間に埋めたまま ずっとずっと、見つめていたよ。 聞き取りづらくても きみが口にするのは僕の名と愛の囁きだけ。 嫌味な名前だけど、きみが呼んでくれると悪くない。 きみは僕だけの光でいて。] ($39) 2022/05/27(Fri) 9:32:24 |
【人】 甲矢 潮音……うん。 というか死なないから [目を覚ますなり眠り姫に顔をぺたぺたされた。 あんなことされてもきみは 僕が生きてることの確認の方が先、なのかな。 胸がきゅんきゅんしすぎて辛い僕の前で 流歌は自分の胸元を確認してる。 ただの夢だと思っているんだろうか。] (22) 2022/05/27(Fri) 10:33:22 |
【人】 甲矢 潮音[僕は自分のこと、話しても良い気分になってた。 他は僕を好きになれってただ命じればよかったけど きみだけはただひとり違った。 そのきみの心を手に入れられた実感が、確かにあるから。 どんな僕でも、受け止めてくれるんでしょう? ] (23) 2022/05/27(Fri) 10:33:39 |
【人】 甲矢 潮音[でもともあれ。今日は流歌の誕生日。 電池の切れたスマホを充電したら お祝いのメッセージが 沢山届いていることに気づいてしまうだろう。 誰より早く祝いたかったので。 何でもきみの一番が欲しいので。 おめでとう、って伝えたんだ。] (24) 2022/05/27(Fri) 10:34:04 |
【人】 甲矢 潮音[贈り物に気づいた流歌が 僕の顔と自分の指を交互に見る。 渡した時のシミュレーションは 頭の中で何度もしてたけど 実際に迎えるとこそばゆくなって 頬を掻きながら明かした。] うん、誕生日プレゼント 大人になったらもっとちゃんとしたのを……っ る、流歌……僕も大好きだよ…… [勢い良く抱きつかれて、 バランス崩しかけたけど、両腕で抱き締め返して支えた。 やばいな。ちょっとだけ見えた、 その、だいすきーって顔も、めちゃくちゃかわいい。] (25) 2022/05/27(Fri) 10:34:16 |
【人】 甲矢 潮音[一つになって、離れがたい。 けど、ふたつばかり心配事があって。] そういえば、お腹は空いてない? 何か食べたければ、つくるけど…… [昨日は抱えて帰ってきてそのまま僕の部屋で過ごした。 互いの家族には、……まあ、瞳をきらりとね。 いまは日が高く昇ってて、 つまり2食たべてない流歌は、辛くないかな、と。] (26) 2022/05/27(Fri) 10:34:53 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[それとこっちは……] それとも、僕に食べられちゃう? [腰の辺りを撫でつつ、冗談めかして言った。 その。実の所、きついんだ、男の部分が。 魅力的なきみとあんな倒錯的なことをして ずっと、痛いくらいに…… 張り詰めちゃってて。 離れたら落ち着く筈だから。*] (-62) 2022/05/27(Fri) 10:36:07 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 学校のできごとなんてもうなんでもよかった。 よくは、ないんだけど、 ないけど、それが薄れゆくくらいの、 それよりもね、感じた血の生臭いやなかんじとか あんなに色んなものを撒き散らして 私、おふろは??? の方が少しばかり心配になったりもする。 ねえ、曖昧の境界線。 すい、と近く身体をよせた。 さっきからひっついてるから 胸もぎゅうぎゅう 潮音に押し付けてたかもだけど。 ] (-69) 2022/05/27(Fri) 18:06:44 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音……ねえ、潮音。 私の心臓を食べたのは 潮音なの? [ 潮音の手を取る。 あの時潮音がしたみたいに、 その手をすっと 私の胸元をなぞる。 肋骨まで引き裂いた、あのときみたいに ……離れないで、って目を見た。 ] (-70) 2022/05/27(Fri) 18:08:20 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ ちがうだとか、誤魔化すなら ……仕方ないかな、勘違いだったのかな。 ちょっとだけ残念そうな 顔が覗いたかもしれないけど、 なんて。 その前にきっと濡れた瞳で潮音の顔に近づく。 そしてその喉元、男の子らしい喉仏、 かぷ、と噛みついた。 子猫の甘噛みくらいの刺激だったかもしれない。 ちょっとくらい痛いといいけど。 そのあとごめんね、って 噛み跡に舌を這わせるの。 ] (-71) 2022/05/27(Fri) 18:15:04 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音……いいよ、たべても。 潮音になら、私のぜんぶをあげる。 だから ……そばにいて。 [ 離れないで。 ……って、離れようとする潮音の袖を捕まえた。 **] (-73) 2022/05/27(Fri) 18:17:23 |
【人】 甲矢 潮音……ええと、流歌、それは 物事には、順序というものが…… おば様おじ様に、心配されちゃうから [そんなの魅了でちょちょい、だけども。 しどろもどろになってたら笑われた。>>29 この子は、どこまで本気なんだろうね? 将来のことは学生の身分で言っても説得力が云々……、 考えてしまう程度に俗世間を学び過ぎていた。 振り向いて貰うために必死だったから。 でも、言わないだけで、さらうのは確定してる。 無駄に拘って学生が買っておかしくない 予算に抑えた指輪(勿論バイト代から買った)から しっかりしたものに変えるのも近いうちだ。 存分に期待して待ってると、良い。] (31) 2022/05/27(Fri) 20:40:43 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[着替えを取りに行く時間が惜しくて制服のまま。 でも別の男の匂いがついてるのは嫌で 寝てる間に髪や身体は洗わせて貰った、かも。] (……うっ) [身体を寄せられると、柔いのが間で潰れる。 無防備すぎるのは良くないって、いつ教えよう。 ……するのが僕だけなら良いかなぁ。 流歌にはついつい、甘いのだった。] (-79) 2022/05/27(Fri) 20:41:21 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌……。 [流歌は問いかけつつも 返事を塞ぐように目を見てきて 夢の中の僕の行動をなぞっていった。 喉仏がかぷっとされれば、むう、と困惑して 舌での謝罪には擽ったそうに身を捩るけど。] (-80) 2022/05/27(Fri) 20:42:05 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[袖だか、裾だかが捕まる。] ぜんぶ、か…… [それはとても魅力的だね。 昨晩一度、味わっているからよくわかる。 すごく嬉しい。……だけど。] (-81) 2022/05/27(Fri) 20:42:17 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[横抱きに抱えあげて、 すぐ近くのベッドに連れ込んだ。 小さな頃は一緒にお昼寝もしたね。] そばにいる、離れてあげない でも、あれだけは 次にあれを頂くのは 流歌が真っ白の髪のお婆ちゃんになって もう充分生きた、幸せな人生だった……って 思ってくれた時にしようかな [それは封じられた質問への答えにもなっただろうか。 ただでさえ君たちの人生は短いのにさ。 それを自分の手で早めるのは、……寂しかったから。] (-82) 2022/05/27(Fri) 20:45:26 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌それまで大事に持ってて 大切な流歌 [僕だけのお姫様に覆い被さってキスを落とす。 一度、二度、と啄むように、それから、深く。 柔らかな唇を舌で擽って、内側に入れてとねだった。*] (-83) 2022/05/27(Fri) 20:45:58 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 夢の中と、潮音のつながりを 明確に肯定することはないかわりに。 身体は持ち上がって潮音のにおいのする、 ベッドの上へとつれてかれた。 ] 私がおばあちゃんになったら ……潮音はどうなるの? [ 死なないって、夢じゃない今も言ってた。 潮音は変わらないまま? それはそれで全くもって悪くない?……うーん かっこいい潮音はすてきだけど 渋くてダンディなおじさまになる潮音も 一緒にしわしわを重ねてく潮音だって必要だよ。 ……あれ? 今まで私達一緒に大きくなってきたから しわしわにもなるのかな、分かんない。 それも夢だった、って消えてしまうのかな。 ] (-86) 2022/05/27(Fri) 21:46:31 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音ん、……、ふ、 [ 覆いかぶさって包まれるようなキスは すごく優しかった。 ファーストキスで憧れるシチュエーション こんな感じだったなってふと思う。 僅かに息を吐くための隙間に潮音の舌が入って ……おかえりなさい、ってそれを受け入れる。 こわくないのにまた涙が出た。 もっと、って気づいたら 自分からキスのおねだりをする。 まってた、ずっと、 初めてをお預けにしてたのは私なのにね。] (-87) 2022/05/27(Fri) 21:47:03 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 私は知らなくったって 遠く潮音との別れを繰り返してきた 魂達が潮音の吐息に呼応するの。 神様なんかに連れていかれたくない。 そばにいて、そばにいて、傍にいて、潮音。 想いばかりが溢れてく。 私から潮音をとらないで。 口づけでわたしも潮音を食べてしまえるのなら。 私だって潮音をたべたい。 すき、好き、……大好き。 ] (-88) 2022/05/27(Fri) 21:48:26 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 大事に持ってて。 そう言われたから、潤んだ瞳を向けてうなづいた。 ちっとも苦しくない息をはく。 ] 大切な潮音のためなら 私、幸せに生きられるよ ……大好き。 [ 泣いてるの見えないように も一度自分から、キスをせがんだ **] (-93) 2022/05/27(Fri) 21:55:27 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[僕のお姫様は僕について知りたいみたい。 そういえば、人でないって気づいても 僕のこと嫌いにならないみたいだ。 今更ながら愛の深さに感動する。] ……僕? 僕も見た目はおじいちゃんになるよ 幾つになってもお似合いの二人って 言われたいからね [見た目の年齢は自在だから 若い方がいいって言うならそうするけど。 流歌は白髪でしわしわになっても きっとだれよりきれいなままで。 その隣はずぅっと僕のものだから。] (-103) 2022/05/27(Fri) 23:26:48 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[血の味のしないキスは 清らかな儀式みたいだ。 流歌の淡く色づいた、愛らしい唇。 吸い寄せられるように重ねた。 きみと初めてじゃなくても 流歌とは初めて。 いつだって、緊張してしまう。] …… はぁ、 ……[触れ合うだけで息と体温が上がって 互いの熱っぽい吐息が混じる。 差し込んだ舌が受け入れられれば 歯列をなぞって、浅く深く荒らしていった。] (-104) 2022/05/27(Fri) 23:27:24 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[互いの間で、くち、って鳴る水音と 粘膜を擦り合わせる心地よさに 頭の奥がジン……って痺れていくけど。 表情の変化一つ見落としたくなくて 目は開けたままだから……、 目元に光るものに気づいてしまう。 誤魔化すみたいにねだるきみは 何を考えているんだろうな。] ……うん。大好き [求められるだけ口づけには応じるけど。 幸せに生きられるって言ってくれたけど。 ……本当にそう思ってくれてるのかな。] (-105) 2022/05/27(Fri) 23:28:15 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[そんな風に思ってしまったのは多分 幸せに生きてて欲しい、より 自分が幸せにしたい、って気持ちが強い所為。] ……脱がすね [ひと匙の切なさを抱きつつも、 きみを暴きたい欲望は、止まらなくて。 夢では引き裂いた服を、丁寧に脱がしていった。] (-106) 2022/05/27(Fri) 23:31:09 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌[ぱさり、ぱさり。 脱がす度、ベッドの脇に一枚ずつ落として。 温度のある目線で、流歌を見下ろす。 ……制服。すごく似合ってたけど。 誰より似合ってるけど。 生まれたままの姿が一番かわいいかな。 きれいだね……、って感嘆の溜め息を吐いて。 ────ふと、思い出した。] (-108) 2022/05/27(Fri) 23:34:33 |
【秘】 甲矢 潮音 → 乙守 流歌……ねえ、流歌 自分の部屋に一人でいた時 僕の名前を妙に艶っぽく 呼んでくれた夜があったでしょう 窓も開けたままで…… あの日は……、一体何をしてたのかな? [まるで見ていた風な言い方で。 ……実際見てないし知らないんだけど。 意地悪をするのが性分なものだから。 覚えてないと言われたらそれまでなんだけど。*] (-109) 2022/05/27(Fri) 23:41:57 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ 私がおばあちゃんになったら 潮音もおじいちゃんに見た目はなるのだと、言う。 パパとママはいつも仲良くてね、 お墓も一緒だよって笑うの。 潮音は、 おばあちゃんになって、 色んな事を忘れてしまった私のことを ……きっと「かわいいね」って言ってくれる そんな気がした。 ……したけど。 私の最果てには潮音がいないんだね。 もしかしたら、潮音が知る"私"のなかでは 一番長く生きられるのかもしれないね。 いままで出会いを繰り返してきた私は おばあちゃんにはなれなかった。 永遠を望むわけではないの。 ただ、――、 ] (-124) 2022/05/28(Sat) 7:21:52 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ キスに上手だとか下手があるって聞いたことがある。 じゃあきっと潮音は上手だ。 キスってね、一度したら終わるものだって、思ってた。 一度で終わるんじゃさびしいくらい、 愛おしさを運んできた。 離れてく唇に、もうやめるの、って 答えてのばしたままだった舌が覗いた。 脱がす、って言われたから こくりと頷く。 二人の息の音、擦れる服の音。 ひとつずつ纏うものが無くなってく。 自分で脱ぐときよりも、 自分で脱いだあの時よりも恥ずかしい。 手、どこにしておけばいいんだろう。 分かんないから近くにあった枕を握りしめた。 ] (-125) 2022/05/28(Sat) 7:22:32 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音[ この次どうするんだろう? ……経験のある友達はいたけど、そんな話しないし…… 恥ずかしいし、流歌は?って流れ弾がきたら それこそなんだか潮音に組み敷かれてしまった想像で 死にそうになるくらいの乙女なんだよ……? なのにちょっと意地悪モードの潮音が顔を出す。 あの時、 ……あのとき? あのとき! ] (-126) 2022/05/28(Sat) 7:23:07 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音あ、あれは、……潮音があんな事するから ……って、わわ、何でもない! はう…… [ 夢の潮音と、目の前の潮音。 死なないって言葉が繋がっただけで 夢に入れるだとかは聞いたわけじゃない。 ……ので。 あれは私が見た ただえっちな夢だったかもしれない。 願望? ……否定、しきれないのがなんとも。 凄く痛かったあの夢に、 愛情を覚えるくらいだもの、 ……言えないけど。 (-127) 2022/05/28(Sat) 7:27:15 |
【秘】 乙守 流歌 → 甲矢 潮音……潮音が悪いんだもん。 ……潮音のせいだもん。 [ やだ、見ないで、って 枕つかんでた手を離して まだ潤んだままの瞳と 顔を隠した。 ……しんじゃう。 今更ながらに。 私は死んじゃうんだよ、 恥ずかしくても死んじゃうかもしれないよ? ……だから傍にいてよ *] (-128) 2022/05/28(Sat) 7:41:37 |
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