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【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー『ねぇダビー。女王のタルトに手を出すのは楽しいかな?』 『本当は、理由を、君の気持ちを。お茶でもしながら聞きたい。君を知ってみたい。』 『けれど鐘はもうすぐ鳴ってしまうの』 『だから、今日の分は先に受け取ってね』 『 俺 に今出来る最低 ―――――それじゃあまたね。月光より、愛を込めて。 (-0) 2021/10/11(Mon) 21:00:22 |
【墓】 新人看守 ダビー 誰かからの連絡を受け取って、もう一度だけ笑って。 男は静かに扉を開けた。 部屋の外に出た彼は、いつも通り機械のような無表情。 (+0) 2021/10/11(Mon) 21:07:49 |
【墓】 新人看守 ダビー「……は?」 処刑室に向かう途中で顔を上げる。警告音を耳にする。 「…………」 腰に下げた銃と刀を確認する。ニアの処刑を終えてからメンテナンスは行っていないが、すぐ壊れるようなものでもないから動くだろう。 「──」 男は看守だ。例え中身が腐り歪んで堕ちていたとしても、与えられた役割は最優先で全うする。今はまだこの立場を手放す気はないから。 殺気が、膨れ上がる。 (+2) 2021/10/11(Mon) 21:15:54 |
ダビーは、感情を削ぎ落とした顔のままトレーニングルームへ全速力で向かうだろう。 (c1) 2021/10/11(Mon) 21:29:58 |
【独】 新人看守 ダビーダビーが予想以上に考えさせられること多くなってて思考が停止しちゃっていたわ 動かないと しかしこれ、複数人に後味悪いこと言い放つ可能性があるから申し訳なくなっちゃうわね (-20) 2021/10/11(Mon) 21:52:29 |
ダビーは、トレーニングルームの扉を蹴破った。 (c6) 2021/10/11(Mon) 22:04:04 |
【墓】 新人看守 ダビー とある者に殺された直後であろうとも、全く気にせず強化された力を乗せてトレーニングルームの扉を蹴破った。 美しい風景にそぐわぬ轟音が響く。 「──《雨よ》」 同時に、血で満たされた容器を躊躇いなく握り潰す。 赤が舞う。 銃と刀は自分の得物であり、所持する力を高める増幅器でもある。 二度、周囲に見せた時よりも多く、そして鋭利な針へと形を変えて。 「殺せ」 躊躇いなく針の飛ぶ先をトレーニングルーム内にいる者たちへ。 殺意の雨は容赦なく降り注ぐだろうが、迎え撃つ者はこれを経験しているはずだ。直線的に飛んでいくことも、持っている力で容易く焼き焦がせることも。この挨拶代わりの血の雨は、雷を操る者であればエリアジャックを試みた二人を容易に守れるだろう。 (+7) 2021/10/11(Mon) 22:05:55 |
【墓】 新人看守 ダビー/* 出会い頭の挨拶から「殺せ」と言うPCに平べったくなっている感度38000倍ドッコイ太郎です。 殺せとか言ってるし殺意満々ですが、ルヴァさんとアマノさんが死ぬのNGが出たら殺さないのでその時は連絡よろしくお願いします。連絡ないと多分殺します。助けてください。 (+8) 2021/10/11(Mon) 22:08:54 |
【墓】 新人看守 ダビー>>33 アマノ 「……なあ。 ただ内側にあるものを話しただけで淘汰され、殺されることになった俺と。 こうして罪になり得るだろう行為を実際にやってのける貴様。 どちらが悪いんだ? 貴様のそれは、知性を守る為なのか?知性を守る為なら、何をしてもいいのか? ……ああ、守る為に貴様は罪を犯したものな。なら、いいのか。 俺が悪いことを話す事は駄目で、貴様が実際に傷をつける事はいいことなんだな」 「…………もう、俺にはよく分からないよ」 胸に湧いた疑問を呟く時だけは違った。 分からない事だらけで生き続けてきた欠落者の…… ……初めて浮かんだ、悲しみが浮かんでいた。 (+15) 2021/10/11(Mon) 22:32:27 |
ダビーは、分からない。どうして胸がこんなにぐちゃぐちゃなのか、分からない。 (c17) 2021/10/11(Mon) 22:42:18 |
ダビーは、分からないから……ただ役割を果たすことだけを、考えた。感情を、殺し直した。 (c22) 2021/10/11(Mon) 22:43:06 |
【墓】 新人看守 ダビー>>45 アマノ 「…………そうだな。そうだった。裏で行われる工作でどんな人間も転げ落ちる。ああ、ただ指示に従い続けていた俺では気付けないはずだ」 男は最早眉一つ動かさない。その顔からは何も伺えない。 生まれて初めて、泣いて叫びたい"何か"が渦を巻くことすらも無視をした。 「見たいと言うのなら見せよう。 ただし、対価は貰っていく。その血、その命で払ってもらおうか」 男は武器の柄に手をかける。 その刀に刃は無かった。ただ、この期間中何度か見せた容器がくっ付いていることが分かるだろう。 「《刃》よ」 告げる。 男の声に呼応して、その容器に満たされた血は変化する。 根本から切先まで全てが 赤 に染まる刃。男の最後の得物が、姿を現す。 → (+20) 2021/10/11(Mon) 23:09:23 |
【墓】 決闘者 ダビー「貴様からは色んなことを学んだ。その点は感謝しよう。 だが、共益関係はとうに崩れている。 アマノ、──この手で決着をつけよう」 1日目の夜、あなたはアマノと運命を分かち合いました。 あなたはアマノと運命の絆を結んでいます。 つまり、あなたは殺意満々なのです。 (+21) 2021/10/11(Mon) 23:10:20 |
【墓】 新人看守 ダビー>>チャンドラ 戦闘態勢に移りながら、男は先輩看守を一瞥した。 「……チャンドラ様。俺は貴方の怒りを買ったと思いますが。 今は看守として、この企てを止める事にお力添えさせていただいてもよろしいですか?」 淡々と貴方に問いを投げるだろう。 (+22) 2021/10/11(Mon) 23:16:21 |
【墓】 新人看守 ダビー 赤。 赤。 赤。 晴れ渡る青空は、澄んだ草原は、血の霧によって穢された。 空間を侵す霧は濃く、たちまち男の姿は掻き消えることだろう。霧は維持できても7秒ほど。すぐに元の光景に戻る。けれど、それくらいの時間があれば十分だった。 兎の魔法で決闘者は、霧に包まれた宙へ。 「──っ」 続いて、ガラスの割れる音。 その数五発。 霧の中を赤い銃弾が突き進む。狙うは対峙する相手の肩、胸、腹、両足。 ただ突っ立っているだけなら噛み付かれるだろうが、警戒して動くのならば避ける事は容易い筈だ。 (+26) 2021/10/11(Mon) 23:53:44 |
ダビーは、先程の射線は……致命傷になるように (c51) 2021/10/12(Tue) 0:29:29 |
【墓】 新人看守 ダビー>>73 >>74 アマノ 男はその胸に何を沈めていようとも、切り離した人を殺す術を振るい続けた。 放った弾丸の一つは、ルヴァに当たるように仕向けられていた。だから、首謀者を庇った貴方の腹を赤い花が食い破るだろう。 同時に放たれた神の裁きを思わせる雷撃。 模擬戦闘と同じ状況であれば、なす術なく空へ駆ける雷に焼かれ戦闘不能に追い込まれていた筈だ。放たれるまでの動作を見ただけで、男はそう確信した。ああ……やはり厄介な相手だ。 兎の魔法に願いを託す。雷撃を避けるように、物理法則を踏み躙りながら空を滑走する。 銃をホルスターへ。刀にカートリッジを再装填。もう一度刃を顕現させて、そのまま── 「チャンドラ様。援護を願えますか」 月に乞い願う。自分が相手の懐に飛び込めるよう援護を求める。 それだけを口にして、柄を握り直した。構える。間合いに入った瞬間振り抜けるように。 ──赤の流星は、月を信じて真っ直ぐ神へと堕ちていく。 (+27) 2021/10/12(Tue) 0:46:47 |
【墓】 新人看守 ダビー>>93 アマノ 低い姿勢からの攻撃。ああ、これは……数日前に見た覚えがある。 "彼"も、同じように顎を狙っていた。 「……」 地を蹴って後ろへ。上半身を後ろへ傾ける。腕を畳んで、刀で防ごうと顔の前へ。 顎を砕かれることだけは防いだ。けれど貴方の反応速度がこちらを上回っていたならば、腕を掠めていたかもしれない。そうでなかったにせよ……雷光は、しっかりと看守に喰らい付く。 「……ッぐ、……、……ぅ」 視界が一瞬白く塗り潰され、そこからちかちかと明滅が続く。服の下にある体が熱い。きっと褐色の肌は焼けて爛れていることだろう。 「…………見たいなら見せようとは言ったが」 ようやく口を開く。 それでも戦う技術が染み付いた体は動き続ける。 後退しながらカートリッジを取り出す。銃はまだ撃てる。刀もまだ維持できる。では、それは何処へ? → (+32) 2021/10/12(Tue) 1:48:23 |
【墓】 新人看守 ダビー 「俺の内側は、明かしたら排除しなければいけない程よくないものなんだろう、アマノ。それなら、見せる必要はあるか?」 それは言葉による攻撃でもなんでもない。ただ、思ったことを口にしただけだった。 話しながら、カートリッジを手放す。それは血を保存する以外の役割はないから、素直に地へと真っ逆さま。 男はそれを踏み砕いた。ブーツの下で赤が広がる。 「《杭よ》」 足元に広がる血溜まりに命じる。その刹那、血は貴方を貫こうとする無数の杭として勢いよく伸びていくだろう。 (+34) 2021/10/12(Tue) 1:49:38 |
ダビーは、もう答えを見つけたいと思わない。もう認めてほしいと思わない。 (c55) 2021/10/12(Tue) 1:50:53 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「……気持ちよくなる、のは……っ、ミズガネだけでいい、から……っ、……ふ……ぅ……、」 必死さが滲んだ声音で、縋るように呟いた。 押し広げ、指を増やされ、受け入れる為に作り替えられていく間。男は堪えるように手で口元を覆っていただろう。愉悦を隠す時の癖ではなく、声を我慢する為の咄嗟の行動だった。 準備が整って、貴方の熱が少しずつ埋められていく。息が詰まる。直腸から腰へ、背筋を伝って脳の奥まで。甘い痺れが駆け抜ける。 「…………は、……、ぅ…………ミズガネ、気持ちいい、か……?」 圧迫感から逃げようと、浅い呼吸を繰り返す。その途中途中で男は必死に声を紡いで問いかけた。 素直な不安の色を、翡翠に宿して。 (-60) 2021/10/12(Tue) 2:10:29 |
【墓】 新人看守 ダビー>>105 アマノ 「そうだな。気付かなかった。明かしたことがなかったから」 杭の間から表情を削ぎ落とした男の顔が覗く。無機質な翡翠は、静かに貴方を捉え、分析を始める。半端な傷では行動不能に持ち込めないのだろう。ターコイズの光の、その意志の強さを静かに理解する。 「でも、もういいんだ」 開幕で一本。刀の装填に一本。そして先程の杭で更に一本。血液を満たすカートリッジの予備は六本作成していたから、もう既に半分を使い切ってしまった。 それでも出し惜しみはしない。出来る相手じゃない。 もう一本、取り出して真上へ放る。 「思考すること自体が良くないなら、俺はそれを棄てる。 人が人として考えるがために存在する知性を。 人が人であるが故に抱き揺れる不安定な感情を。 人が人であるが故に願い進むために用いる意志を。 俺が一人でいる時……と、例外一つを除いて。俺は俺を殺そう。もう間違いを犯さないようにしよう」 銃を引き抜いて真上、カートリッジを撃ち抜く。 その血に命じるのは《雨》。開幕のものと同様、針となって貴方に降り注ぐ。 最初と違うのは、天から地にいる貴方へ注ぐ雨のほかに……真横から男の銃が立て続けに吠えていることだ。 (+38) 2021/10/12(Tue) 2:50:53 |
【墓】 新人看守 ダビー「……ッ!」 血の雨を降らすその直前、己の先輩の姿を見た。 「……トラヴィス様……!?」 男の声に乱れが生じる。拳銃を握る手が横薙ぎに空を切る。 それは力の行使の中止を命じる合図だった。 針へと姿を変えたはずの血が、その役割を放棄する。 文字通りの血の雨が、真下にいる男を容赦なく濡らした。 二方向からの攻撃はルヴァによって阻まれた。 せめてものと、思考を切り替えた男はすぐさま再び拳銃の引き金に指をかける。赤い銃弾達は真っ直ぐ男へ。 (+39) 2021/10/12(Tue) 2:57:50 |
【墓】 新人看守 ダビー>>114 アマノ 「何故捨てるだと?」 男は顔色を変えない。声色を変えない。 機械人形めいた様子のまま飛び退き、迎撃の姿勢に移る。 「楽だから」 銃が吠える。けれど紅色はターコイズと交わらない。弾丸では捕らえられないと理解して、再び銃を納めて刀を持ち直す……はずだったのだが。 ──多分、刀でも駄目だ。 「アマノ、勘違いしているようだから教えよう。 俺はただ、愛したいだけなんだ。ただ愛でたいだけなんだ。 傷をつけたい訳じゃない。壊したい訳じゃない。ただ、静かに愛するものを愛したいだけだった。 罪を犯してそちらに逃げる理由がないんだよ。少数の世界に行けば生きやすいかと思ったけど……そこでも受け入れられる訳じゃないというのは、もう学んだ」 刀すらも鞘にしまう。所持しているだけで得物は駆動し、男の能力操作を補助しているから決して無意味では無いのだが。得意な武器の使用を放棄したのは確かだ。 両手を空ける。拳を握って、構え直すけれど──男は貴方の一撃を、避けずに受け止めた。 「……ッ、げほッ、ゔ、ぇ…………、 …………アマノ、もういいよ。 もう、面倒で……疲れたんだ」 体に打ち込まれる拳を、両腕で絡め取ろうとする。もし叶うのなら、足と足の間に自分の足を割り込ませて動きをなるべく封じようとするだろう。 (+41) 2021/10/12(Tue) 3:55:19 |
【墓】 新人看守 ダビー>>チャンドラ 「──チャンドラ様。トラヴィス様を抑えていただいているところ恐縮ですが。 俺ごと、アマノを攻撃することは可能ですか? それがダメなら……俺が血を流すくらいの傷を、俺にいただけませんか」 (+42) 2021/10/12(Tue) 3:55:33 |
ダビーは、誰かを一瞬思い出した。 (c58) 2021/10/12(Tue) 4:17:36 |
ダビーは、一欠片ほど思考した。ああ、少し前に俺を殺した相手は、こんな気持ちで死にたがったのかな。 (c59) 2021/10/12(Tue) 4:19:15 |
【秘】 新人看守 ダビー → 看護生 ミン 小柄な囚人の異能についても記憶から引っ張り出しながら、話を静かに聞き届ける。最後まで、しっかりと。 ああ、こう言う時はどうするのだったか。 世間一般的にどういう行動がよく取られていたかを考えて、男は貴方の震える手に片手を重ねた。 貴方が苦しんでいるのを見て、確かに仄暗い愛しさが湧き始めたというのに。 「すまない。気を乱させたようだな。 話を聞かせてくれたこと、感謝する」 手短に感謝を述べたのち、少し考えるように沈黙を置いてから言葉を続けた。 「……貴様は人格矯正手術を受けたと聞いている。俺はその手術について明るくないが、他人事のように感じたりはしないのか? 術後の貴様が犯したものではない罪を受け入れるのは、相当に酷だと俺は判断するが……」 本来の性格と手術後の貴方は別物なのでは、と考えているようだ。手術に関する知識が無いので、完全に個人の想像だ。 (-68) 2021/10/12(Tue) 6:09:40 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー少しずつ、少しずつ。全てを収めると、その翡翠の必死さに気付きながらも"どうせなら二人で"、と言いたげにあなたを見つめる。 それがあなたにとって、正しく毒となる事は。果たしてこの青年は、気付いていただろうか?気付いていなかっただろうか? 「……は、……っふ、…ん…。気持ちいい……」 問いかけられれば、繋がった場所から伝わってくるそれを、素直に口にする。 少しの間、そうして熱に浸っていたが。やがて、もっとその熱を得たいと求める様に、腰を動かして挿抜を始める。 ……交じり合ういやらしい水音が、あなたの耳にも届くだろう。 (-71) 2021/10/12(Tue) 8:20:43 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 何か言いたげな視線に気付くと、ばつが悪そうに翠色は視線を泳がせた。 抽送が始まり、肉と肉がぶつかり合う。狭く熱い内側は擦られるたびに戦慄いて、貴方の昂りを必死に締め付けた。 「ん……っは、みず、がね、……ミズガネッ、もっと、気持ちよく、なりたくないか……?」 素直に口にされた言葉には笑うような吐息で返し、続けて喜色に満ちた声で提案を重ねる。 「……く、びっ……首を、絞めた、絞められたことは、ある……?とっても、気持ちがいい、から……ッ。 っは、気道ではなく、頸動脈、を……絞めて、緩めて……ああ、気に食わなければ、そのまま殺すといい……俺の命は、ミズガネにあげる、から……」 口元を押さえるために持ち上げていた両手を、首よりも下に移動させて首を晒した。 人の急所を、命の手綱を、明け渡しては愛おしそうに微笑んだ。感情に引っ張られるように、嬉しげに貴方を頬張る肉もきゅううと狭まりながら。 (-74) 2021/10/12(Tue) 11:28:57 |
【墓】 新人看守 ダビー 願いは届いた。 胴体に走る衝撃に顔が歪む。続いて火を付けられたかのように痛みが肉体に燃え広がっていく。 "すまない、ダビー"。 男の声を拾う。 目の前のターコイズが濁るのを見た。仄暗い色に、よくない熱が胸の中で育っていくのを自覚する。 やっぱり、駄目なんだ。 きっと正常な人間はここで貴方を慰めたりするのだろうか。共に悲しみに暮れて寄り添うのだろうか。 ああ、でも、結局自分は歪んでいるのだと認識する。 苦しむ貴方が、傷つく貴方が。たいへんに魅力的に見えて、美しいものに感じてしまって、狂おしいほどに愛おしくなってしまうのだ! 己を殺すと言ったのに、内側から込み上げる甘やかな幸福に笑みが溢れそうになる。でも笑ってはいけない、けれどいつものように口元を手で隠すことも叶わない。必死に耐えなければ。 「……アマノ。違う。貴様が謝ることはない。 謝るべきは、俺だ。だって、何故なら、元はと言えば──」 (+45) 2021/10/12(Tue) 12:08:42 |
ダビーは、唇を震わせる。 (c65) 2021/10/12(Tue) 12:09:17 |
ダビーは、囁く。 「悪が生まれてきたのが間違いなんだ」 (c66) 2021/10/12(Tue) 12:09:43 |
【墓】 新人看守 ダビー だから、貴方は悪くないと。 それが当然であるかのように言いながら。 厚かましいと、そんな資格はないと知っていながら、腕を捉える手で貴方を優しく撫でて。 男は、慰めるように優しく、そっと呟いた。 「《杭よ》」 傷口から溢れ出す生命に告げる。 赤い雫は呼応して、音もなく肉体を貫く杭へと姿を変える。 狙う先は──自分と、相手。二人まとめて。 (+46) 2021/10/12(Tue) 12:11:13 |
ダビーは、己諸共アマノを杭で貫いた。 (c67) 2021/10/12(Tue) 12:12:29 |
ダビーは、己諸共アマノを杭で貫いた。 (c68) 2021/10/12(Tue) 12:13:21 |
【墓】 新人看守 ダビー命の杭が、全てを穢す。 晴れやかな空の青、爽やかな草の緑を、アマノのターコイズを。 何もかもを、汚していく。 まるで自分が許せないと言わんばかりに己の肉体諸共相手を貫く。串刺刑は執行される。 失血してもいい量の血は既に失われた。自分はもう戦えないだろうから、託すならチャンドラか……止める義務などないけれど、巻き込んでしまうけれど、メサあたりだろうか。トラヴィスは、どうなのだろう。 それは極力防ぎたいと、自分で終わりにしようと、知性の犯罪者の機械化した部位を中心に杭は伸びたことだろう。 (+48) 2021/10/12(Tue) 12:14:52 |
【墓】 新人看守 ダビー>>133 >>134 >>135 アマノ 男の叫びを浴びた。傷つけたのは自分なのに、苦しめたのは自分なのに、ああ、哀れで可愛らしいと思う。無表情の多かった貴方の剥き出しの感情が、愛おしくて仕方がない。 杭の顕現は長くは持たなかった。二人を穿ち貫いていたそれは砂のように崩れて消えていく。 支えの代わりにもなっていたであろうそれを失って、体の力も命ごと流れ出ていくけれど、それでも男はほんの少しだけ倒れまいと踏みとどまった。体を動かすのは最早意地だ、精神というあやふやな概念だ。 目の前の男を抱き止めて、うつ伏せにならないよう寝かせるだろう。 一つの動作を行うたびに、傷口が開いてあちこちから残りの血がとめどなく溢れ出したけど、もう何も感じることはなかった。 (+54) 2021/10/12(Tue) 13:42:19 |
【墓】 新人看守 ダビー>>だれか、こえをひろってくれるひと 「……誰、か。誰か」 声だってもうまともに出ない。それでも、出入り口にいる誰かに届いてほしいと願いながら血の気の引いた唇を震わせる。 「アマノを、頼む」 囚人を管理するのは、看守の務めだ。役割は全うしなければならない。それだけだった。 そうでなくてもこの囚人は色んな者と知り合いだろうから、きっと誰かが助けてくれるだろうけど。 あとは……あとは、何が必要なのだったか。 視界が暗い。やり残したことがあるなら、やらなければならないのに。 かすみ始めた意識ではまだ思考できている、でいているような気がしていたけれど。 新人看守の体はもう、血の海に沈んでいた。 (+56) 2021/10/12(Tue) 13:43:21 |
【独】 新人看守 ダビー俺のターンは終わりなので、あとは出入り口組やトラヴィス様がどうするかですね でもルヴァとチャンドラ様、ナフとアンタレス&イクリールも気になるけど〜〜!!! (-87) 2021/10/12(Tue) 14:18:49 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「俺は世間一般的な感性を持っていないからいつもずれたことを言うんだが」 あ!これは与太ダビーだ!死んでるので動けないんや! オロナミンC窓もないし! 「俺の先輩、すごいと思わないか?」 ? (-90) 2021/10/12(Tue) 14:31:43 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー「世間一般的な感性を真に持っている人間がこの監獄にいるとは思い難いが」 そもそもの言っちゃいけないことを言う男も与太アマノだ!こちらも死んでいるから動けない! あえてオロナミンC窓で返信しない優しさを褒めてほしい。 「トラヴィス様はすごい方だと思う。ただ、どういう意味ですごいと言っているか噛み合っていないと困るから一応聞こうか。どういう意味で?」 (-91) 2021/10/12(Tue) 14:34:36 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「それはそう」 それはそう。 オロナミンC窓で返してたら与太ダビーま〜たキレてたよ!優しいねアマノくん! 「どういう意味でって……色んな意味で…………。 圧とか……語彙力とか……雰囲気とか……思考とか……。 俺ちゃんと言いたいこと汲み取って返せてるから不安になるし……」 う〜ん、曖昧 (-92) 2021/10/12(Tue) 14:38:12 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー与太アマノはとっても優しい。 本当かな?キミの目で実際に確かめてみよう! 「ああ、俗な表現で答えよう。 めっちゃ分かる。 私という人間がそもそもトラヴィス様と噛み合わない思考をしているが故にあまり表面化していないが、言いたいこと汲み取って返せているか不安になるのはその通り。特に深夜とか。 トラヴィスという人間を構築する色んな要素が彼が作り上げた要塞のように思えているし、そういう造形を突き通せるのは本当に素晴らしい才能だと思うし自分も見習いたいと思っている」 (-93) 2021/10/12(Tue) 14:43:21 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー狭い中にきゅう、と締め付けられる感覚が、酷く心地がいい。 芯に溜まる熱はより質量を増していき、内部の熱と混じり合って、このまま溶けていきそうな感覚に陥る。あなたを求め、その動きは少しずつ速度を増していく。 吐息交じりに重ねられた提案には、首を傾げて。 「ッ、は……、ぁ、…首…?あった、気……する、けど……んっ、…そのまま、ぅ、殺されてた、から……。ッふ、……あんまり、ちゃんと…、覚えて、ねえや……」 言いながらも、身体を少し前にして。「この辺、か……?」と尋ねながら、その首に両手を添える。 添えた手から、脈の感覚が伝わってくるようで。それすらも己の熱となる気がした。指示を受けた通り、緩急を付けながら少しずつ力を掛けていく。 (-95) 2021/10/12(Tue) 15:00:31 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 自身の首に手が添えられれば、肯定するように笑みが咲いた。 「そ、う──……ぁ……か…、は、」 貴方の手の中に命がある。 生きていることを示す脈に少しずつ力が込められれば、反比例するように男の呼吸が失われていく。 酸素を求めて唇がはくはくと開閉を繰り返す。その端から唾液が溢れて落ちていっては、褐色の肌を淫靡に濡らしていった。 「ぁ、あ……っ、は、ぐ、ぁ」 貴方の手の思いのままに命が死と悦楽の水面で溺れては乱れていく。 そのうち体はびくびくと震え始め、同時に擦り上げられる肉壁は喜ぶようにひっきりなしに痙攣した。いっそ痛すぎるかもしれないほどの、暴力的な快楽が貴方の昂りを包み込む。 ただでさえ毒が回って意識が溶けてきたと言うのに、そこに酸欠が加わり肉体は更に追い込まれる。 貴方がすぐ近くにいると言うのに、もう視界は殆ど黒く塗り潰されていて何も見えない。声を出すことが叶わなくなった唇で、「みずがね」と酸素よりも貴方の名前を求め始めた。 限界が近づいていく。歪な睦ごとだけでなく、一人の命の灯火も。 (-100) 2021/10/12(Tue) 16:03:39 |
【独】 新人看守 ダビーすごいどうでもいい話をしていいですか?いいよ ありがとう こういう欠落者、当然気持ちが分かるはずないので参考としてまあ言峰綺礼をちまちま調べ直してたんですけど言峰の誕生日調べたら山羊座で悲鳴あげたよね (-112) 2021/10/12(Tue) 19:46:27 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……ッ、ぅあ!…ぁ、ホント、だ…。は、…ダビーサマ、ダビー、これ、中、…すごい、熱くて、っ、……ふ、ッあ、きもちい、……きもち、いい……」 びくびくと震える身体と、ただでさえ狭い内側が痛さすら覚える程に締まって、咥えて離さないと言わんがばかりに自身を飲み込んでいく感覚。 脳の奥まで満たされる様な強い快楽を、何度も訴えながら貪っていく。 音が無いのに名前を呼ばれている様な口元も。死と快楽に揺れる表情も。こんなにも歪な関係だというのに、唯々欲しくてたまらない。 ……緩急を付けていた首元の手に、無意識に力が籠る。 「ッあ、 ……〜〜〜ッ !!」 そうやっている内に、青年の熱は限界を迎えて。 解放されたそれはどくどくと、あなたの内側へ注がれていく。 (-115) 2021/10/12(Tue) 20:03:27 |
【秘】 紅月夜 チャンドラ → 新人看守 ダビー「よくがんばったね、おつかれさま」 「またおきたら、きみたちのはなしがききたいな」 小さな声。届かないと分かっていて身勝手に声をかけた。 (-119) 2021/10/12(Tue) 20:37:48 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 粘膜が擦れ合い、はしたない水音が響く。その合間には、毒のような甘い蜜に溺れる狂人と欠落者の嬌声が顔を覗かせる。 そこに純粋で美しい感情など何処にもなく、けれど、半端な想いよりも重い熱が空間を染め上げていた。 「っあ、ぁ、あ、……は、かひゅ、……、……ッ!」 蕩け切った肉体は僅かな刺激さえも身に余る毒らしく、先程からずっと体の震えが止まらない。一切触っていない男としての兆しもいつのまにか反り返るほどに硬さを取り戻していて、みっともなく先走りを流しては泣き続けていた。 最早何をしても気持ちがいい。一番恐れていた自分で自分を制御できない状態になっていても、快楽以外の感覚を拾えないほどに脳は汞を飲み干して酔っては焼き切れていた。 首を絞めあげるのに呼応して、貴方の昂りを迎え入れている媚肉も蠢いては抱きしめる。 咥えて頬張り、しゃぶり尽くして。雌に成り下がった器官は貴方の熱の全てを貪っていくだろう。 「ひ──ッ、……、ぅ、ん、……ッ、…………ッッッ!!!」 無意識に力が込められれば、男の足が逃さないようにと貴方の腰に巻きついて。 共に快楽の果てへと昇り詰めようと縋りついた。 愛しい、愛しい、愛しい。 人を愛することが、こんなにも幸せなことだったなんて。 好きなものを何の妨げもなく好きだと表せることが、こんなにも素敵なことだったなんて。 許された気がした。ようやく、人として生きていいのだと実感できた気がした。 ──ああ、幸せだな。 ミズガネ、ミズガネ。 → (-123) 2021/10/12(Tue) 21:02:54 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「──ッ!ぃ、……〜〜〜ッ!!!」 内側が一際善がり狂う。貴方の熱が注がれるのを感じて、男もまた弓なりに体をしならせて絶頂した。 揺すられるたびに震えていた男根も二度目の吐精を行い、再び褐色の肌を白く染め上げる。 快楽の頂に押し上げられても蕩けきった体はずっと震えたままで、自身の白濁を吐き出し終えても男の後孔は暫く貴方を締め上げ続けていた。 「…………ぃ、…………、…………」 その一方で、失血と毒に蝕まれていた意識はみるみるうちに遠のいていく。 体がどれほど熱くても、唇は確かに色を失って。脈は静かに音を伝えることを放棄していくだろう。 翡翠の色は、瞼の裏に隠されていく。 (-125) 2021/10/12(Tue) 21:04:39 |
【秘】 新人看守 ダビー → 紅月夜 チャンドラ 貴方のその優しさは、後輩はきっと素直に受け止められないだろう。 でも今はそんな反応さえも返せない。返さない。 貴方に返ってくるのは、赤い血が固まってざらついた白髪のごわごわした感触や死者の最たる証である冷たさだけだろう。 月の光を、貴方の声を浴びた死体は、ただ静かに貴方の手を受け入れていた──。 (-130) 2021/10/12(Tue) 22:15:30 |
ダビーは、カプセルの中で目を覚ます。 (c77) 2021/10/13(Wed) 9:34:19 |
【墓】 新人看守 ダビー 瞼が持ち上がる。意識が引き上げられる。 見慣れない景色が視界いっぱいに広がっていて、停止していた思考がちゃんと働くのにそれなりに時間を要した気がする。 ここはどこだと問う前に、一番手前にあった記憶に手をかけた。 重たい拳。謝罪と共に呼ばれる自分の名前。二人まとめて貫いた血の杭。相手の悲鳴にも慟哭にも似た叫び。 「………………ああ」 死ぬ前の事を鮮明に思い出して、何の意味もない音が唇から漏れ出た。 → (+86) 2021/10/13(Wed) 9:34:29 |
【墓】 新人看守 ダビー 彼との戦闘の前に既に一度死んでいて、その時はカプセル型ではなかったから少しだけ新鮮な気持ちだ。 父は自分と他国に逃げ出し、そのまま息を引き取ったので棺を用意してもらって丁寧に供養されていたことをなんとなく思い出す。 棺の中はこんな感じなのだろうか。 ろくに思考を働かせないまま生きてきたツケだろうか、この数日で沢山己のことを考えてなんだか息が詰まってしまった。 エリア内はどうなっているだろうか。 チャンドラ様、トラヴィス様、アンタレス様はご無事だろうか。関係のない囚人達も問題ないだろうか。アマノは……彼の様子はどうだろうか。 回復を果たしたならすぐにでも看守の仕事を再開すべきだというのに、体は怠惰を貪りたがっている。 "悪 が生まれてきたのが間違いなんだ" 相手に囁いた言葉を思い出す。 死んでいたままでもよかったかもしれない。蘇生を果たすための箱の中で、不毛な考えが浮かんでは消えていく。 (……余計な思考が多い。精神面の回復に努めると言えば、今もう少しだけ休むことは許されるだろうか) 寝返りを打って、瞼を下ろした。 もう一度だけ、男は眠りの海に身を委ねる。 (+87) 2021/10/13(Wed) 9:37:14 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー―― 一瞬。眼が合った、気がした。 その翡翠は見慣れた、憎んでいたものによく似ている筈なのに。 どこか、酷く純粋なものに見えて。 熱に浮かされ蕩けた頭で、ぼんやりと。 綺麗だな、と思った。 ▽ (-179) 2021/10/13(Wed) 10:32:12 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビーあなたの足が絡み付けられれば、奥の奥まで入り込んで、先端から根元まで逃さず食まれ包まれて。 先程自分で言った通りに、頭の中が真っ白になる程の快楽に震え。あなたの方にもたれかかり、傍から見るとまるで抱きしめているかのような姿勢になる。 「――ッ―――ぁっ、あ、〜〜〜、!!……う、ッぁ、あー……」 達したばかりの敏感な自身のものが、あなたの中で尚も締められ搾り取られ、管に残っていた熱を一滴余さず中に与えていく。 長い絶頂に身体は何度も震え、込められた手の力は加減を忘れてあなたの生を奪っていくだろう。 「……ハッ、はーっ、はぁっ、は、ふ、…はー…。ダビー……。」 まるで水底から引き揚げられたように、荒く呼吸をして。漸く掛けられた手の力が緩まる。 多幸感に浸された余韻は、それすらも酷く甘いものに思えた。それでもやがて、少しずつ、少しずつ波が引いていき。状況を認識できる程に、現実に帰って来ると。 ▽ (-180) 2021/10/13(Wed) 10:33:38 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー触れるだけになった手から、脈の感触が。 余韻に浸っているのは同じはずなのに、呼吸の音が。 自分の元に届かない事に、気付いて。 「……、ダビーサマ……?」 隠れた翡翠へ、震える声で名前を呼ぶ。 (-181) 2021/10/13(Wed) 10:34:06 |
【独】 新人看守 ダビーところで島兎さんめちゃくちゃエロール上手くないですか……?なんか、表現が慣れているというか読みやすく表現豊かでえっちで最高なんですけど官能小説書いていらっしゃる? というかね〜島兎さんのロールが大変好みなんですよね 文章量も語彙力も表現力も豊かだし、でも読みやすくて打ち返しやすくて 素敵〜!! (-184) 2021/10/13(Wed) 11:03:29 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 熱を分け合うように貴方と肌を重ねていた男からの返事は何もなかった。 貴方の手の中にある脈はもうその動きを貴方に伝えることはないし、共に紡いでいた嬌声どころか呼吸の音も止んでいる。あれだけ相手を求めていた内側も酷く静かだ。 痺れるようで蕩けるような甘い快楽の余韻と共に、熱がいつの間にか消えてしまっている。 瞼の裏に隠れた翡翠は、もう緑青と交わらない。 ただ、目の端から首を絞めた際に生じた澄んだ涙が静かに滑り落ちては男の頬を濡らしていった。 欠落者は貴方の全てを受け入れた。 "「──殺させて?」" ミズガネの希望は、叶ったのだ。 (-187) 2021/10/13(Wed) 11:23:13 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……あ……」 冷えていく。止まっていく。喪われていく。 ああ、そうだ。その為に自分はこの場所に来ていたのだから。 それを与える為に来たのだから。 目的は果たされた。 自身の歪みも狂気も欲も、蝕む毒も。望んだ通り全てぶつけたのだ。 ――それなのに、どうしてこんなにも。落ち着かないのだろう? 「………。ダビー、サマ」 頬を濡らした涙を、指で掬い取る。 やっぱり、綺麗だな、と。思う。 ▽ (-192) 2021/10/13(Wed) 12:50:36 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー……おかしいな。 あんなに憎んでいたのに、あんなに殺したいと思ったのに。 どうしてこんなに落ち着かないのだろう。 酷く苦しくて、痛くて、震えが止まらなくて、目の前が水で滲んでいるのだろう。 他でもない僕が望んで、この手で殺したのに。 僕は、僕だけは、その死を悲しむ資格が無いというのに。 溶けて歪んだ 汞 の様な感情が、再び脳を支配していく。淵から溢れ涙となりボロボロと零れ落ちても、それが受け止められることは無い。 受け入れ全て飲み干したあなたを、この手で殺したのだから。 ▽ (-193) 2021/10/13(Wed) 12:52:20 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー狂人は暫く、呆然としながら泣いている。 零れた涙は、あなただったものに雨を降らせる。 やがて、それすらも枯れてしまった頃に。 挿していたものを引き抜いて、色んな液体で汚れたあなたの身体を綺麗にして、衣服を再び着せて整えて。 そうしてから、あなたの蘇生を申請するだろう。 (-194) 2021/10/13(Wed) 12:52:58 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 汞を屍が受け止めることはなかった。冷たくなった皮膚と接触し、だらだらと肌を滑り落ちていくだけ。 暫くして貴方の申請を受けて機械が死体を回収しにきた。続いてクリーニング用のロボットもやってくる。今ここで貴方を慮り、声をかけてくれるような血の通った温かな生き物などどこにもいない。 役目を終えたロボットは、バイタルチェックを通して貴方の異変を感知するのだろう。数値によって異常とみなした機械は、貴方をカウンセリング室へと促した。 その間にも機械による清掃は行われていった。周囲に散った血は見る影もなく、二人分の混ざり合う体液は淡々と拭われ、翡翠と緑青が重なり合った痕跡はみるみるうちに消されていくだろう。まるで何もなかったかのように。 全ての後処理が終わると、機械は何も言わずにその場から立ち去る。新人看守の部屋には誰もいなくなった。 狂人と欠落者の甘く濁った宴の幕引きは、酷く、酷く静かなものだった。 (-196) 2021/10/13(Wed) 14:00:34 |
ダビーは、カプセルの中から出る。 (c79) 2021/10/13(Wed) 14:00:55 |
ダビーは、そのままカウンセリング室へ。その顔に感情の色が宿ることなど無い。 (c80) 2021/10/13(Wed) 14:01:22 |
ダビーは、其処で考えるように過ごしてから、砂が敷き詰められた箱庭に手を伸ばす。 (c81) 2021/10/13(Wed) 14:02:17 |
ダビーは、箱庭の中にある男性の人形を手に取って暫くぼんやりしていたが…… (c82) 2021/10/13(Wed) 14:04:34 |
ダビーは、人形を砂の中に深く埋めて、カウンセリング室を後にした。 (c83) 2021/10/13(Wed) 14:05:11 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* お疲れ様です、感度80000倍ドッコイ太郎さん。ニコチンホームズです。どうしてもお礼が言いたくて来ました。最高のおしまいえっちをありがとうございます……!!! ダビー あの しんどい しんどいが???最高。調子乗って色々やりましたが、凄いパワーで殴られてア〜〜〜〜〜〜となっています。あとエロールに←これ使った件に関しては大変申し訳なく思っております。 処刑、決まりましたね……通算3回死亡、おめでとうございます最多記録更新ですね!!!!イーーーーッ ミズガネが向かうかどうかはちょっと面談してから決めたいと思いますが、行けても行けなくてもそちらのロールの方も楽しみにしております。ジャックイベでの全力おしまい列車もあった事ですし、無理ない程度に……!!応援しております!! ニコチンホームズでした。 (-201) 2021/10/13(Wed) 14:36:11 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* お疲れ様ですニコチンホームズさん、感度3000倍ドッコイ太郎です。 こちらこそ大変最高な濃密おしまいえっちありがとうございました……!ホームズさんのロールが大変素敵でやりやすく、とっても楽しませていただきました。 ダビーはおしまいですけどミズガネ本当に最初から最後まで可愛くてニコニコしています。泣くミズガネかわいいね……よしよし…… あとホームズさんのロールが大好きなので調子もっと乗っていいですし、エロールに使った差分は気にしていないです!!じわじわ来たけど!好き!!!もうこの差分不埒な目で見ちゃう! 処刑決まりました、ありがとうございます沢山死ねるよやったねミズガネ! 向かうかどうかはお任せします。ただ、名指しではやらないけど「俺のこと嫌ってる奴いるし脱落しても来たい人は来な」って言う予定なのですが言っても大丈夫でしょうか……? 応援ありがとうございます、ミズガネさんもホームズさんもどうか無理なくこれからも突き進んでください。感度98000倍ドッコイ太郎でした。 (-206) 2021/10/13(Wed) 15:19:47 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* あっ!!見てくださいニコチンホームズさん感度3000倍です!!!!やりました!!!!!(?)(今日イチ死ぬほどどうでもいい報告) (-207) 2021/10/13(Wed) 15:28:58 |
【墓】 新人看守 ダビー 自室に戻って来た。何一つ変わらない……否、とある人物と話をするために用意したものがいくつか減った机を見た。此処だけはかつての名残がある。手錠や治療ユニットがそれに該当するのだが……よく探せば、サイドボードに置かれていた。清掃用ロボットが片付けたのだろうか。 机の上に並べたものを全て片付け終えると、代わりに刀と銃を並べてメンテナンスの準備に取り掛かる。その前に、端末に何か連絡が来ていないかも確認を始めた。 「……ああ」 そういえば、自分はこの後処刑されるのだったか。 どうせ死んでまた蘇生を受けるのであれば、武器に装填する血液を抜いてもいい気がする。先の騒動で予備のカートリッジをかなり消費してしまったから。 頭はひたすら淡々と今後の計画を組み立てていく。 胸の内側も、表情も。 何もかもがいつも通りだ。 (+89) 2021/10/13(Wed) 15:30:51 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* おめでとうございます、元気な退魔忍ですよ!!!!! 思わず笑ってしまいました。ニコチンホームズです。ドッコイ太郎さんの方もえっちかつ此方の投げたボールを丁寧に拾ってくださるお陰で、エロールわかんね〜〜〜!!なホームズも大変やりやすく楽しかったです。 ダビー………………(顔覆い) ミズガネに対してもホームズに対しても嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも精進していきたい……ですね!! おいやめろ(おいやめろ) いえ、美味しく頂きます。 名指しでないふんわり発言、問題ないです。実際行くかどうかは分からないですが、もし向かった場合は対戦よろしくお願いいたします。 ドッコイ太郎さんの方も、本当に濃密の繰り返しな気がするので無理なくですよ……!ありがとうございます、愛してる!!!!!ニコチンホームズでした。 (-212) 2021/10/13(Wed) 17:04:00 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 貴方は端末を持っているだろうか。もし持っているならそれに一件の通知が来るし、持っていないのであれば手紙が貴方の部屋にいつのまにか差し込まれていることだろう。 普段見かける差出人らしい、非常に簡潔な文面だ。 『M-701 死んですぐに騒動があり、聞きそびれたことがあったので今連絡した。 少しは貴様の欲が満たせただろうか。 これからも望む限り貴様に殺されるつもりでいたが、チャンドラ様からお叱りを受けてしまった。 これから俺から接触することはしないと決めたから、安心してほしい。 すまなかった』 (-219) 2021/10/13(Wed) 19:35:21 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 更に簡潔すぎる連絡が、もう一つ。 『ただ これだけは伝えたかった。 ありがとう』 それだけ。それが、男が二度目の蘇生を果たして暫くした後に貴方の元に届いたことだろう。 (-220) 2021/10/13(Wed) 19:36:17 |
ダビーは、破いたそれを小さく折り畳んで、懐にしまった。迷いなく殺せる証拠になるかもしれなかったから。 (c92) 2021/10/13(Wed) 19:48:44 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビーこの青年は、端末を長らく借用していなかったが。『騒動』の詳細を尋ねるのに手紙では心許ないという理由で、その際に端末を借りに行った。 それをあなたが知っているか、知らないのかは分からない。知っていれば端末で、知らなければあなたの部屋に手紙という形で(そして普段の彼からは想像が付きにくい丁寧な字で)、青年からの返事が届く。 『謝るのは此方の方だ。貴方が処刑を受けるのは僕のせいでもある。 けれど、受け入れてくれて嬉しいとも思った。ありがとう』 ……それだけの文だ。 (-222) 2021/10/13(Wed) 20:22:27 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「……?何故お礼を?俺のことが憎いんじゃなかったのか……?」 とある手紙を受け取って、きょとりと目が丸くなる。 男はまどろっこしいことが得意ではない。すぐさま聞きに行こうとして……すぐに着席した。 自分の思想が相手を傷付けたのだから、会ってはならないのだと。 そう戒めて、簡潔な内容の手紙を何度も見直した。 それから、折り畳んで愛用する手帳の間に滑り込ませる。 処刑まであと数十分のことだった。 (-225) 2021/10/13(Wed) 20:38:21 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビーカウンセリング室、その一室。 あなたがこの場から去って、もうちょっと時間が過ぎた頃。 少女は、カウンセリングを必要としない代わりにいつも、 部屋の貸し出しを申請している。 一人で思考するのが落ち着く―――― 「…………、」 それは、いつもの癖で、砂の箱庭へと手を伸ばし―――― 「…………、?」 違和感。思考。誰かが触ったような跡がある。 違和感。観察。外見は通常の箱庭、その姿。 砂全体を撫でる、撫でる、撫でる、均等に、平等に、そして…… 違和感の正体を―――― 掴む!!!! 「…………、!」 男性の人形。思考。これは……あの時使っていた物? 推測……"分からない"……ならばやるべき事は一つ。▽ (-227) 2021/10/13(Wed) 20:43:12 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「――――ダビー!」 漂うその身体は移動を始める。新たな疑問が生まれた場所へ。 あなたを見つけるのは、あなたがまた死んでしまう前だろうか? それとも、あなたがまた死んでしまった後だろうか? 分からない。だからこそ探す。 あなたが居そうな場所に思考を巡らせて漂って。 「キミに聞きたい事が……、沢山、あるんだ……!」 これは自分勝手な、願いだ。 (-228) 2021/10/13(Wed) 20:44:27 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー/*という訳で急なふわっと突撃、失礼いたしました! 時間がすげ〜ギリギリなので(申し訳ございません!) お返事は無視して頂いても構いませんし、 お返事をして頂ける&お話ししてくださる場合は、 ドッコイ様のお好きな場面、 時間軸で見つかってあげて下さいな……! ドッコイ様とダビーくんへ愛をこめて。ゴンゴゴでした! (-229) 2021/10/13(Wed) 20:45:58 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア/* ゴンゴゴさんお疲れ様です、感度98000倍ドッコイ太郎です。 秘話大変嬉しいです!ありがとうございます!箱庭のお話好きなので利用しちゃいました(土下座)。 ただこれから処刑なのと、時間軸は今特に何も事情を抱えていないのでどこで見つかろうかな〜と考えるので多分少しお時間いただくかもしれません!でもお返事はしたいので後ほど必ず伺いますね!(もしゴンゴゴさん側からこのあたりの時間軸がいい!とかありましたら合わせます〜) 以上です!ゴンゴゴさんとニアちゃんに愛を込めて。感度44000倍ドッコイ太郎でした! (-230) 2021/10/13(Wed) 20:56:11 |
ダビーは、与太時空でいきなり踊れとのフリップを押し付けられた。叩き割った。 (c93) 2021/10/13(Wed) 21:13:47 |
ダビーは、叩き割ったフリップを丁寧にミズガネとアマノに渡した。仲良く半分こだ。与太時空です。 (c95) 2021/10/13(Wed) 21:16:28 |
ダビーは、ちなみにダンスの才能は10くらいある。 (c96) 2021/10/13(Wed) 21:19:09 |
ダビーは、俺軍人だから他のことできなくても仕方ないんだ……という顔をしている。 (c98) 2021/10/13(Wed) 21:19:42 |
ダビーは、俺負けるからタンバリン叩く……の顔をしている。しゃん……しゃん…… (c99) 2021/10/13(Wed) 21:24:52 |
ダビーは、貴様らダンス上手いんだな……って顔で与太時空でタンバリン叩いている。しゃん……ぺしょ…… (c103) 2021/10/13(Wed) 21:27:19 |
ダビーは、ニアとしゃんしゃんしゃん…… (c107) 2021/10/13(Wed) 21:29:33 |
【墓】 新人看守 ダビー「時間だ」 男は自室を出る。 役割を果たす為に。 処刑室へ向かう男の様子は、"いつも通り"だ。 無機質、無表情、無感情。 機械人形めいた様子で、足を運ぶ。 (+90) 2021/10/13(Wed) 21:33:05 |
【墓】 新人看守 ダビー 処刑室。 男は淡々と銃や刀を下げていたベルトを外しながら淡々と答える。 「特別な死亡条件は何もない。ただこの期間中は看守長からの強化の恩恵を受けているから、特に強化を得ていない者が傷をつけるのは少し骨が折れるだろう。 ……従って、力のない者の為に許可が降りるならこの処刑の間だけ強化を解除できないか看守長に申請しよう」 (+91) 2021/10/13(Wed) 21:45:57 |
【墓】 新人看守 ダビー>>n0 「看守長。貴方様の寛大な御心に感謝を」 一礼をして、上等な革の手袋をするりと抜き取る。褐色の指を彩っていた指輪に唇を寄せて、強化装置の電源を落とした。これでもう、男は何の特徴も持たない一般人でしかない。 >>チャンドラ 「……チャンドラ様。俺が処刑を終えて蘇生が完了するまでの間、刀と銃を預かっていただくことは可能でしょうか? 俺の命の価値などこの宴で消費される程度には安いもの。一度壊れたら腕の良い技師がいる国まで行かなければならないこの武器達のほうが、俺よりよほど価値がある」 先輩の姿を見つけたならば、男はそのまま武器を預かってもらえないか進み出るだろう。 (+94) 2021/10/13(Wed) 21:54:12 |
【墓】 新人看守 ダビー「加えて言うが、ゲームに脱落している者も処刑に参加したければするといい。俺のことを憎んでいる者だっているだろうから。 全て、貴様らに任せる。俺はその全てを拒まない。 …………もっとも、苦痛に顔を歪める以外にたいして面白い反応などは出来ないと思うがな」 淡々と、無機質に。その翡翠に何も宿さないまま男は静かに説明を行った。 (+95) 2021/10/13(Wed) 22:00:42 |
【墓】 荒野の山羊は歪と共に ダビー「悪と呼ばれる少数は、善でありたい多数の為に生かされていると知った。 善であると主張する誰しもが抱える悪性を満たすための、消費され貪られるための贄として」 それならば、俺と言う悪も生きていても許されると思っていたのだが。人を怯えさせ、傷つける時点でそれは害なんだ。 死んで、頭が冷えて、考えて、着地した考えだった。 「この場は真っ当な贖罪の場じゃないと知った。 外の人間が俺たちを貪り、飢えを満たす為だと。そしてここで生かされる悪の餌の為なのだと。 同じように貪ることが出来るなら、それでいい。俺と言う欠落者もまた、間違いであると知りながら貪らずにはいられない。 けれどそうでないのなら、それぞれ此処にいる理由を見出してくれ。 囚人たちを管理すべき看守として……俺はそれを望む。 ──では、始めよう 。 」男は、処刑台に上がる。 (+99) 2021/10/13(Wed) 22:13:26 |
【墓】 処刑対象 ダビー>>229 トラヴィス 「トラヴィス様。はい、伺いました。でも、必要だったからそうしたんでしょう?俺が人の歪みを貪るのも、俺が俺として生きる為に必要だからです。看守として良くないことをしたという事実は変わりませんが」 「……そうですね、残念ながら貴方の苦しむ顔が好きです。愛したくてたまらない。 ですからどうぞ、俺のためだと言うならば。苦しんでください。俺はそんな貴方を、愛しましょう」 男の言葉は本心だ。 けれど声色から表情に至るまで何もかもが冷え切っている。 例外の一人を除いて、他人に歪みを見せてはならないと判断してしまったから。 (+101) 2021/10/13(Wed) 22:25:25 |
ダビーは、ナフを避けずに受け止めた。 (c113) 2021/10/13(Wed) 22:33:18 |
【墓】 処刑対象 ダビー>>238 トラヴィス 「ッい゛、ぁ、ぐ、……ぎ、トラ、……ぃ、さ、ま……い、ぁ、あ゛、あ゛」 言葉が溢れる。心がどれほど歪んでいても、体は苦痛を受け入れられるようには出来ていない。 貴方の話を聞こうにも、自分の叫びが邪魔をする。貴方の顔を見ようにも、自分の涙が邪魔をする。 耐え難い叫びを上げながら、歪んだ視界で自分の腕が自分の知らない姿になっていくのを目に焼き付ける。 乱れる呼吸を繰り返しながら、貴方が崩れ落ちるまでを見届ける。 「…………、…………」 はく、と唇が震えた。言葉にならない。笑みの形にもならない。けれど、その瞳はほんのかすかに細められていた。 (+104) 2021/10/13(Wed) 22:56:12 |
ダビーは、トラヴィスの行いを目に焼き付けた。 (c114) 2021/10/13(Wed) 22:56:29 |
ダビーは、メサをぽかんとした様子で見送った。 (c115) 2021/10/13(Wed) 23:05:45 |
【墓】 処刑対象 ダビー>>+107 >>+108 ミズガネ 緑青を見た。濡れた翠色はトラヴィスを一瞬笑むように細められたけど、貴方の一連の動きを見る頃には元に戻っていた。 手を取られる。きっともう温かさなどだいぶ失われていたけれど、それでもまだ生者としての温度は残っているだろう。 生きている手をナイフが貫く。 「…………ッい゛、……ぁ……!」 表情が歪む。言葉にもならない音がこぼれる。 手を眺めようと顔をほんの少し俯かせれば、その際にも涙や脂汗は静かに落ちていった。それから、貴方の顔をまじまじと見つめる。 少し思っていたものと違った。もっと憎んでいるかと思っていたのだ。 苦痛の表情の下に疑問を隠しながら、男は叛逆者が下がっていくのを見送っただろう。 (+109) 2021/10/13(Wed) 23:23:36 |
ダビーは、ミズガネが何を思っているのか分からない。 (c116) 2021/10/13(Wed) 23:24:12 |
【秘】 紅月夜 チャンドラ → 処刑対象 ダビー踏み込んだ先、貴方へ囁く。 「俺は、我儘だから…君の話が聞きたい。君にまた話をきいてほしい」 「あの時見えた、君の顔が忘れられない。…俺は、それをしらないまま、君に中途半端な愛を贈った」 貴方にしか見えないその表情は、苦しそうに、寂しそうに。 「ごめんなさい、」を伝える。許されないだろうとも感じる。けれど。 やってみないと、伝えてみないとわからないと、黒の兎に確認させてもらったから。 「もしも、まだ君が、俺のしてしまった罪と向き合う機会をくれるなら。 …起きてから、お茶にでもつきあってよ」 (-250) 2021/10/13(Wed) 23:37:25 |
【秘】 処刑対象 ダビー → 紅月夜 チャンドラ『…………おれが、ゆるされるのなら』 体が折れ曲がっている間、わずかに顔を傾けて。音を出さずに唇を震わせて告げた。 男は許されないことをしたと思っている。貴方の怒りを買ってしまったのだと思っている。 だから、少し意外そうな、不思議そうな色を翡翠に宿して。 兎をそっと見つめたことだろう。 (-251) 2021/10/13(Wed) 23:50:31 |
【墓】 処刑対象 ダビー>>244 アマノ 執行人が眼前に立つ。 既に男は生命を流し続けて寒さに震え、呼吸もろくに行えず、最後にやってきた者だって暗い視界と耳鳴りのせいできちんと捉えることが出来やしない。 ああ、そのターコイズが濁る瞬間を見たかったのに。 腕を振り上げたのは見えた。得意の雷は使わないのか。それじゃあ貴方も痛いだろうに。 ──大変に、愛おしい。 「ゔ、ぇッ………………」 殴られる。 「……ぁ、ぎ…………ッ!」 殴られる。殴られる。 「…………、………………っ、………………」 殴られる。殴られる。殴られる。 何度も、何度も何度も何度も何度も。 皮膚は変色し、臓器は潰れ、骨は砕け、人はただの肉塊へと変わっていく。 地に転がって、まともに動けなくなって、たしかに目の前に死が近づいていることが分かっても。男は、全てを受け入れるように抵抗しなかった。 どれくらい経ったのだろう。貴方の拳が真っ赤に汚れて暫くしてから、処刑対象は物言わぬ死体へと成り果てた。 知性の犯罪者によって行われた原始的とも言えるような執行は、恙無く終えられたことだろう。 (+111) 2021/10/14(Thu) 1:07:14 |
ダビーは、チャンドラに一つ約束をした。 (c119) 2021/10/14(Thu) 1:09:11 |
ダビーは、アマノから貰う全てを受け入れた。 (c120) 2021/10/14(Thu) 1:09:32 |
【墓】 処刑対象 ダビー ナフに脇腹の骨を折られ。 トラヴィスに右腕を骨になるまで削がれ。 メサから頭に強い衝撃を貰い。 ミズガネに左手を貫かれ。 チャンドラに腹部を切り裂かれ。 アマノにひたすらに拳を振るわれた。 このうち何人が心の中で苦悶の声をあげただろうか。 たまらなく可愛らしいと思う。たまらなく綺麗だと思う。 無機質を装ったその顔の下で、男は執行人たちに等しく微笑んだ。やはり自分は整えられた美しいものより、歪なものを大切にしたいと思えてしまうのだ。 日陰に追いやられたものが、どこまでも愛おしかった。 (+112) 2021/10/14(Thu) 1:12:16 |
ダビーは、もう動かない。 (c121) 2021/10/14(Thu) 1:12:27 |
ダビーは、事切れるその瞬間だけ、笑い声に似た吐息をこぼした。 (c122) 2021/10/14(Thu) 1:13:51 |
ダビーは、処刑された。 (c123) 2021/10/14(Thu) 1:14:05 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー/* はろー、ドッコイダビ太郎様。ゴンゴゴニア太郎です。 処刑ロール、お疲れ様でした。泣きそうです。PLが(?) そしてそして、先の連絡のお返事も失礼しちゃいますね。 箱庭の話、好きと言って頂けて光栄です。 アクションログが嬉しくってつい突撃してしまいました……(土下座) そして、例の秘話のお話の、時間軸の件なのですが…… ウチの兎が人形に気付いて捜索開始 →探してたけど見付からずに処刑の時間 →あなたが蘇生した後に再び捜索開始 という感じで行こうと思ったのですが、 どうかな?問題なさそうかな?と、相談に参りました。 兎も現在軸、抱えてるお話はないのでフリ〜! 抱えてるお話があったとしてもねじ曲げて受け止めます(?) ので、蘇生後のどのタイミング、何処で出会えるか、 等はゆっくりご自由に決めて頂く、 って感じでゴンゴゴは……大丈夫です! いつも丁寧な描写と対応、本当に本当に素敵&感謝です。ラヴ! ゴンゴゴでした。 (-259) 2021/10/14(Thu) 1:23:40 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア/* はろー、ゴンゴゴニア太郎様。ドッコイダビ太郎です。 処刑ロール、最後までお付き合いいただいて恐縮です。泣いてるとダビーが愉悦で笑ってしまうのでどうか涙を拭いていただいてもらって……(?) 箱庭、本当に動きの描写からニアさんのお話に至るまで好きだなと思って勝手に利用しちゃいました。ゴンゴゴニアさん好きで思わず独り言で狂ったくらい……! そして秘話の時間軸の件ですが、こちらとしては問題ありません。ニアさんごめんね……めちゃくちゃ探させちゃって……! 受け止めてくださるゴンゴゴさんの懐の広さに感謝を!もう少し落ち着いたら時間軸とかふんわり考えつつ、先ほどいただいたレスにお返事しますね! こちらこそ此方をしっかりと見てくださるロール、メロメロになっています!素敵&感謝をこちらからも!らぶ! 以上となります。感度42000倍ドッコイ太郎でした。 (-260) 2021/10/14(Thu) 1:33:24 |
【秘】 新人看守 ダビー → 環境破壊 イクリール/*ハローこんばんは! 是非お食べください。 特にだめなとこないので、お好きにどうぞ! あっ嘘ピアスしてる耳と指輪してる指はアクセサリー外していただけると助かる!外したならそこも食べていいです! (-262) 2021/10/14(Thu) 1:43:04 |
ダビーは、深い眠りの中。静かに蘇生治療を受けている。 (c129) 2021/10/14(Thu) 12:37:37 |
ダビーは、また血の排出率上昇タイム中なのか?俺が欲しいが?と与太時空で思ったけど本編は蘇生治療中である。 (c134) 2021/10/14(Thu) 14:46:03 |
ダビーは、今なら俺も血を貰えるんじゃ…と思い与太時空で申請した。目玉ゼリーvilが貰えたかもしれない。 (c135) 2021/10/14(Thu) 14:48:48 |
ダビーは、輸血パックチャレンジ出来なかったので大人しく沈んでいった。次出る時は与太ではなく本編で会おう…… (c136) 2021/10/14(Thu) 14:50:37 |
ダビーは、蘇生治療を終えた。 (c142) 2021/10/14(Thu) 16:33:29 |
【墓】 新人看守 ダビー 目を覚ます。今まで繰り返してきたような何の変哲もない、起床というありふれた動作をただこなしただけのような、そんな気軽さで。 何の変哲もない意識の覚醒とは裏腹に、見慣れない光景が視界いっぱいに広がった頭は事情を把握するのに幾らか時間を必要とした。 それでもこの視界が見覚えがあるから、最初よりかはスムーズに思考を巡らせることが出来たけど。 「…………」 蘇生装置から出る。一度目のような倦怠感は無い。それならすぐに看守の業務に戻るべきだ。 装置の縁に手をかけて、地面に足をつけて。部屋から退室しようと体に力を込め── (+116) 2021/10/14(Thu) 16:33:58 |
ダビーは、その場に崩れ落ちた。 (c143) 2021/10/14(Thu) 16:34:31 |
【墓】 新人看守 ダビー ──かくんと、体が頽れる。 「……?」 身体機能を確認するべく意識を己の肉体に向けて、ようやく体に纏わりつく違和感に気付く。 呼吸が浅い。なんだか寒気がする。耳鳴りはしていないものの、すぐに嫌な音を思い出せる。体の末端が震えている。 揺すられながら首を絞められた記憶。血を流しながら意識を手放した記憶。眉を寄せたままの男に殴られ続けた記憶。 短い間隔で手にした幾つもの死んだ時の記憶が、本来一度きりの命が持つはずのない経験が、消えぬ痕のように脳に焼き付いていた。 どれだけ心が相手の行為を受け入れていたとしても、死ぬことに躊躇いがないよう教育されていたとしても、人の体は死にたがるように出来てなどいないのだ。 「………………」 死に至るまでの症状が体を這い回る。引き摺られるように心が、心が…………。 深呼吸を一つ。二つ。三つ。 切り替えろ、心を殺せ。 …………。 (+117) 2021/10/14(Thu) 16:35:55 |
ダビーは、暫く蘇生室の床に蹲ったままだ。 (c144) 2021/10/14(Thu) 16:37:04 |
ダビーは、時間を沢山使ってから普段通りに戻っていくだろう。 (c145) 2021/10/14(Thu) 16:37:43 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 男はカウンセリング室にいた。 部屋の椅子を借り、テーブルに置かれていた砂の箱庭をじっと見つめている。何をするわけでもなく、ただ大人しく、視線を落とし続けていた。 もし貴方がカウンセリング室に入ってきたのなら、「ニアか」と視線を上げて声をかけるだろう。 無機質、無愛想、無表情。見慣れたいつも通りの姿がそこにある。 (-309) 2021/10/14(Thu) 16:52:03 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビーあなたの処刑が行われた後。 漂う身体は再びあなたを探し回っていた。 娯楽室へ、トレーニングルームへ、巡り巡って…… 「…………、!」 カウンセリング室にいたあなたに、名を呼ばれる。 「ダビー、お疲れ様…………、身体の調子は、どうだい?」 その身体もまた、空いている椅子へ。 箱庭の近くに居るあなたを、首を傾げながら見ている事だろう。 (-335) 2021/10/14(Thu) 19:47:14 |
【秘】 看護生 ミン → 新人看守 ダビー手を重ねられると、びくりと肩が震える。 だが一時のもので、感謝の言葉をかけられると次第に手の震えも収まっていく。 今の囚人は自分のことで手いっぱいで、新人看守の心の内を察することなどできない。 「他人事……とは、思ってないです。自分がやった、という記憶はあるんです。その時何を思ったのか、どんな気持ちやったのかもしっかり覚えています。 罪を犯したときのことを思い出すと、気持ちが昂るんです。楽しかった、最高にゾクゾクした、って気分がよみがえって……でも、同時に、そんな自分がとても恐ろしくて」 そこで一度言葉を切り、深く息を吸って、吐く。 「今のミンと昔のミンが他人だと言うなら、そうなんかもしれません。けど、その時のミンには、人格矯正手術を受けて罪を償うか、星に埋められるかのどっちかしかなかったんです。 ……それに、『無理やり人格をゆがめた人間』をたくさん生み出したミンが、『人格を正しい方向にゆがめられて』苦しむっていうこの刑罰は、理にかなってるんちゃうかなって」 (-339) 2021/10/14(Thu) 20:51:02 |
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