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【徒】 一年 黒沢誉「ぃ゛」 跳ねた。 「…………よ く、わかんねえ、って、俺……」 考えた末の発言は素直だ。 本当になにがなんだかよくわかっていないのだろう。 されるがままで体温は高く、混乱が強い。 「……先輩、は 無理してねえ?」 待てをさせていたつもりはないが。 あんまり触られる一方なので少し心配になった、 くらいのことはおそらく窺える。 (.58) 2021/08/17(Tue) 18:56:19 |
【徒】 一年 黒沢誉ぐるぐると唸る。 呆れられそうなくらいちゃんとした。 かわいい、はもう鳴き声なので気にしていられないが、 露骨な音も感触も今すぐ暴れたいくらいだ。 腕の隙間からのぞく肌が赤い。 「しつけえ…………」 悪態もろくにつけなかった。 (.60) 2021/08/17(Tue) 19:31:45 |
【徒】 一年 黒沢誉「……、やだ」 「い 、ま 顔 見ようとしたら」 「潰すッ……」 おそらく目を。 握りしめた拳から親指が突き出て抉る構えだった。 はっきりした拒否はそこだけで、触れられることへは何も。 そうなったことがないくらい触られて ぐすぐすと鼻をすする音もする。 弱らされている。とても。 (.62) 2021/08/17(Tue) 21:53:45 |
【徒】 一年 黒沢誉「は?」 「…………」 しばらく無言だった。 荒い呼吸音だけがする。 「今更ァ……?」 嫌がらなかった。 止めさせなかった。 それで十分伝わっていたようだったのに。 そもそもそうしたいことくらいわかったから、 直球で言われなくても承諾していたようなものだ。 「…………勢喜先輩だったら、いい」 (.65) 2021/08/17(Tue) 22:49:16 |
【徒】 一年 黒沢誉「ん゛ ……ッ」 息が詰まる。 落ち着こうと吐く息が何度もつっかえて、 不随意に跳ねたり震えたりを繰り返す。 やろうと思えばいくらだってできた反抗は、なかった。 顔どころかほとんどどこを見ても赤く、湿っていて、 汚さないように準備しておいたのも正解だったろう。 とうとう気遣うような言葉さえ出なくなっている。 (.68) 2021/08/17(Tue) 23:14:11 |
【徒】 一年 黒沢誉力いっぱいシーツを掴んでいたうちの片手が、 改めて顔を――というより、見えてしまう目元を覆った。 「…………」 まだ嫌、らしい。 直視する方かされる方かはわからないが。 それでも一応頷きはする。 言われたことも分からなくなるタイプではないらしい。 (.70) 2021/08/17(Tue) 23:48:20 |
【徒】 一年 黒沢誉首をかしげた。 どこもだいたい、触られると気分がよくて、気持ちいい。 いちいち区別していられないから、 じゃあそうなんじゃねえかなあ、くらいしかわからない。 反応するような部位なら、たぶんそうなっている。 聞かれてもなあ。わかんねえなあ。 舌が回らないのでうまく伝えられないのだが。 (.72) 2021/08/18(Wed) 0:09:48 |
【徒】 一年 黒沢誉「ん゛……」 まだシーツを掴んでいた方の手が伸びて、 ぎちぎちと先輩の手を握りしめた。 力が籠りすぎて痛いかもしれないくらい。 下手に何か尋ねるよりも体温の方がわかりやすい。 (.74) 2021/08/18(Wed) 0:47:37 |
【徒】 一年 黒沢誉「……な」 「泣いてる し」 「顔ぐちゃぐちゃんなってるし……」 まだ手は離れそうにない。 「もっと……ちゃんとさあ」 「…………そういう……」 「……。先輩の顔見て、恥ずかしくなくなったら、いいけど。 今日はやっぱ 嫌だし…… 次」 「旅行、帰って……次なら、我慢するんで……」 (.78) 2021/08/18(Wed) 1:40:54 |
【徒】 一年 黒沢誉背を向けてやや丸くなっていた。 異様に留まったままだった熱はすっかり引いて、 むしろ少し低いくらいの体温がある。 規則正しい呼吸音。 大部屋で並んで寝ていた時とそう変わりはない。 (.83) 2021/08/18(Wed) 2:17:32 |
【徒】 一年 黒沢誉――ないが。 起きたのを悟られないように、努めて静かにしていただけだ。 確かに途中で力尽きて、泥のように寝た。 しばらく寝てからついさっき目が覚めてしまった。 ……正直なところ顔を直視できる自信がない。 いくら緊張して眠れなくても気付かれないくらい、 狸寝入りはそこそこに上手い。 先輩が疲労に負けて寝るまでは、寝たふり。 (.84) 2021/08/18(Wed) 2:17:48 |
【徒】 一年 黒沢誉信用していなかった訳ではないのだが。 万が一何かありそうなら、と。 布団の中で握っておいた拳は解いてよさそうだ。 「……待てぐらいもうちょっと保たせらんねえすかね」 聞こえない愚痴。 改めて丸くなる。まだ眠いのはそうだ。 (.86) 2021/08/18(Wed) 2:56:09 |
【徒】 一年 黒沢誉捕まった途端にもぞつく。 「 あ゛? 」急に起こされて機嫌が悪いとかではなく、通常運転。 何してんだこの人、と顔に書いてある。 「はよざーす……結局集合いつなんすかね。 あんま寝てっと置いてかれんじゃねえすか……」 (.88) 2021/08/18(Wed) 12:24:42 |
【徒】 一年 黒沢誉「んなに返信来ねえことあんすか? 携帯壊したとかすかね」 先輩方のフォロー能力には信用を置いている。 よっぽどのことがあったのだろうと思った。 「起きろ起きろ。朝飯ぐらい食うでしょうがよ」 くっつかれたままぺちぺちと頬を叩く。かなり加減したもの。 聞いた限りでは声は嗄らさずに済んだらしい。 (.90) 2021/08/18(Wed) 12:51:57 |
【徒】 一年 黒沢誉「普段いつ寝てんすか……」 これは素直な疑問。 早寝早起きの真面目な後輩。 「…………。何……?」 兄貴なら布団剥がして放り投げたところだが、 先輩なのでそういうこともむずかしい。 仕方がないのでわしゃわしゃと頭を撫でた。 (.92) 2021/08/18(Wed) 13:49:35 |
【徒】 一年 黒沢誉「それはもう……朝じゃねえすか。 爺ちゃんとか起きてくるしもう」 老人の朝は早い。 というより、神職であるせいかもしれない。 「満足すかー…… 朝飯ぐらいまとまって食うもんかと思ったんすけど。 連絡ねえなら違うんすかね。俺は別になんでも」 起きようとしているのはわかったので、 手櫛で多少梳いて髪型をやや戻していく。 (.94) 2021/08/18(Wed) 16:13:33 |
【徒】 一年 黒沢誉「さすがに起きらんねえすわ。 歳取ると早くなるってマジなんだなって」 元通り表情にやや乏しい。 「家だとあんま朝飯の時間揃わねえから。 大勢で食うの嫌いじゃねえんすけどー…… …………」 振り払うでもなく大人しく触られている。 「そりゃ直してから出てきてたんで……」 (.96) 2021/08/18(Wed) 19:20:59 |
【徒】 一年 黒沢誉「年取ったら……? ……あー、まあ。そうすね……」 どちらにも同じようなことを返すところだったので、 二度も言うのが面倒になったのかまとめてしまった。 離れていったのを見てからのそのそと起き上がって その場に胡坐をかく。 寝ているうちに着せられたならそのまま。 「どーも。……あー……」 受け取って、首を回したり伸びをしたり。 座ったまま動作を確認する。 「…………ちっと筋肉痛? 脚が」 (.98) 2021/08/18(Wed) 20:09:32 |
【徒】 一年 黒沢誉「んー……体調崩さなきゃいいんじゃねえすか。 あとは授業中に寝ねえとか。……え、寝てねえすよね」 ちょっと心配になった。 「変に力入ってたんじゃねえすかね〜〜…… 無事なんは気ィ遣ってもらったおかげだと思うすけど。 や、先輩蹴っ飛ばさねえで済んでよかったすわ」 普通の顔。平気な顔。 まともな水分補給をしている。 (.100) 2021/08/18(Wed) 20:55:19 |
【徒】 一年 黒沢誉「宿題終わらしてるだけマシかァ……」 ダメなんじゃないかなあ、と思った。 留年とかが心配だ。 「…………。……、……」 「知らねえすよ人と比べようねんだから」 耳をつねった。 (.102) 2021/08/18(Wed) 21:45:46 |
【徒】 一年 黒沢誉離す。 あとが残らないくらいの加減はある。 十二分に痛いが。 「だァらわざわざ言う必要ねえだろって話っすよ……」 「…………」 「良くねえなあ〜〜……手え出んの……」 ほとんど無意識にやっていたので。 ちょっと渋い顔をした。 (.104) 2021/08/18(Wed) 22:32:59 |
【徒】 一年 黒沢誉「良くはねえすわ」 本人がよくないらしいので、以後自重されるものです。 なんとなく嫌な予感もしたし。 「そうやって転がってっとまた寝ますよ先輩。 体起こした方がよくねえすか……」 ちょっと考えて、のそのそと洗面台へ向かった。 顔を洗うか歯を磨くかするのだろう。 筋肉痛と言う割に歩き方に違和感はない。 (.106) 2021/08/18(Wed) 23:00:24 |
【徒】 一年 黒沢誉「あー」 あー。 「つってもさすがに狭…… やっぱ合流かァ。バスずれても面倒すもんね」 「?」 「一緒にいるんじゃねんすか。普通に。 たまに兄貴の代わりに返信打たされたりするし そういうやつとか……」 (.112) 2021/08/19(Thu) 0:31:36 |
【徒】 一年 黒沢誉「最悪体流すだけでも……」 「入れそうすか。んならさっさと入った方がいいすかね…… なんもしなくてもぼーっとしてっと集合時間すよ」 なかなか起きなかったのを見たので、 動き出すまでに時間がかかるんじゃないかなあと思っている。 あたりかはずれかはともかく。 「パス聞いてるくらいにはまあ。仲悪かねえんで…… ……?」 さっき堀江先輩に聞いて井上先輩から返信が来た。 どっちがどっちのスマホ見て持ってんだ?と思った。 が、黙っておくことにした。 (.114) 2021/08/19(Thu) 0:48:26 |
【徒】 一年 黒沢誉「寝そうだし」 「どうすかね。山道登ってんだし、高ぇし、 見えなくてもそこそこいい景色ではあると思うすけど……」 投げられたタオルを見ずに受け取った。 こちらも脱いで畳んでいく。 「よくねえすよ〜邪推はァ。 外野が変な想像してもいいことねえっしょ」 (.116) 2021/08/19(Thu) 1:20:46 |
【徒】 一年 黒沢誉自他問わず、色恋に興味のない方だった。 だったから、他人がどうでもああそう、で済む。 距離の近さになんとなく納得はいくし。 おかしくはないけど、別に直接聞いてもない。 もとから近い部類が揃っただけかもしれないし。 「あー……温度極端になるやつ。どーも」 言葉ではそれ以上触れずに受け取って丸洗い。 頭からざっくりと流すから話が早い。 「そりゃ見られりゃいいすけどね」 濡れたままでいると風邪をひきそう。 とっとと浸かるかあ、と湯船へ。 (.118) 2021/08/19(Thu) 6:12:49 |
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