情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー無理をしているのは、私よりも。 貴方が考えをめぐらせる間、リディは待っていた。 静かに、その考えを遮ることなく。 部屋に促されれば、「お邪魔します」の声をひとつ。 それから、足を踏み入れ 奥へと進む。 その間、両手は胸の前に組まれていたことだろう。 「……あの、ですね。大した話では、ないのですけど」 と、視線が絡み合う前に言い訳のように呟いて。 「………………ベリー兄様は、どう思いますか」 遠慮するような。それでいて、はっきりとした調子で。 貴方へと問いかけた。笑みを浮かべたままに。 (-66) 2022/07/21(Thu) 3:07:19 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ大した話で、ないならば。 きっとそんな無理に笑ったりはしない。 貴方は触れられるのを拒むから、 抱きしめても上げられないことがもどかしかった。 「……それは。」 「……何に対して………?」 誰が主人を殺したか、なのか。 それとも。 その誰を、どうするか、なのか。 あるいは。 もっと別の、なにかなのか。 (-136) 2022/07/22(Fri) 13:21:07 |
ハグベリーは、息苦しい。吐いた空気が上に昇っていくのを見た。 (a34) 2022/07/22(Fri) 13:21:42 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年が来るのは。 まってからそう時間も経ってないうちだろう。 いつもより少し低い高度で浮かぶ青年は、 貴方の姿を見つければ、近づいて。 「……………………。」 口を、閉じて、開けて、閉じて。 結局、何も発せないまま。 なんであんなことしたの (*4) 2022/07/22(Fri) 13:24:26 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年が、ここに来たのは。 一つは、貴方とお話をするため。 一つは、貴方を心配したため。 なんであんなことをしたのかは、わからなくても。 それをしたことで、貴方が苦しんでいるのではないかと。 泣いていやしないかと心配した、僅かばかりの兄としての。 だけど。 「………なんで………。」 貴方は当然のように言う。 軽い悪戯みたいに言う。 フィラメントも死んじゃった。 吐いた息がガボッという音を立てて、上に昇った。 「……何で死ななきゃいけないの…………」 「なんで、殺さなきゃいけないの…………」 「ノル……置いていかないでよ…………」 「俺まだ、昔の幸せから抜け出せないよ………」 あったはずの日々が崩れていくことに耐えられない。 ねぇ、どうしたらこの息苦しさから解放されるの? 貴方の冷たい言葉で、いよいよ心の拠り所を失くした青年は。 何かに縋るように、貴方に両手を伸ばした。 (*6) 2022/07/22(Fri) 16:04:46 |
【赤】 浮遊する ハグベリー貴方が葛藤して止めた分の距離まで。 青年は藻掻くように近づいて、貴方の手を取り、 そして抱きしめる。強く、強く抱きしめる。 例え貴方が何人殺したって、 貴方が大切な家族であることに、変わりはないんだよ。 「そこに、君がいなかったら………意味がない。」 「誰か一人だけ……取り残されちゃうなんて、駄目なんだ……」 元々、困ってる子を見ては、あの子と一緒にいなさいと言って、 そうして仲良くする家族を、一人にこにこ見守っていたような青年だ。 誰かが一人でいるのは、耐えられない。 貴方だけが苦しみを背負うなんて……許せない。 「…………うん。」 最後の言葉に、小さく頷く。 青年は10年前、9歳の頃にここに来た。…9歳まで、外にいた。 物心がついて、思考が出来て、物の善悪が分かるほどの年まで、 ずっと外で過ごしてきたから………わかる。 外に出るのは、ここで死ぬより辛い事だと。 目を逸らしていただけだ。まだ幸せになれる。まだ平気って。 …家族が死んじゃった以上、もう生きて幸せにはなれないんだ。 息苦しい。 「できるよ。」 皆を"救う"ためなら。 (*8) 2022/07/22(Fri) 18:17:21 |
【赤】 浮遊する ハグベリー抱きしめて、撫でる。 貴方に甘えてしまった分がたくさんある。 返さないといけないよね、俺も。 この世界に、俺達の幸せはなかったけれど。 死の向こう側には、きっと。 あるんだ、あるはずなんだ。あるんだよ。ねぇ。 そう思わなければもう、耐えられない。 今の状況も、これからやることも。 きっと青年の心は、もう壊れたのかもしれない。 「謝らないで、ノル。」 「頑張ってくれて、ありがとう。」 「大好きだよ、俺の家族。」 ねぇ、今日も一緒に寝ようか、なんて。 貴方を抱きしめる青年は、穏やかに微笑んでいて。 ───ぽたぽた、涙が零れていた。 (*10) 2022/07/22(Fri) 20:08:32 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー「……何に対してだと、お考えですか?」 問いへの答えは返さず、こちらからも問いかけて。 「…ベリー兄様が思うものを答えていただいて構いません」 じっと瞳を見つめ、再度答えを待つ。 もしも返せないようなら。 暫くしてから手を伸ばし、貴方に触れようとするだろう。 普段は拒むその行いを、自らで覆す。 (-145) 2022/07/22(Fri) 21:06:15 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー次の犠牲者が出た後。あなたの部屋にまたモノオキが戸を叩く。 それはいつものような掃除用具を持ったモノオキだ。 (-179) 2022/07/23(Sat) 5:05:47 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* ハロー!投票先と襲撃先どうしようかしら〜! これも襲撃ライフハックみたいに、先に投票先襲撃先を決めてからそこに向かってロールしたら、更新跨いでも大丈夫になるからスムーズじゃない?って思うのだけれども! (-182) 2022/07/23(Sat) 14:13:04 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ「俺、は………………」 「……………。」 分からない、何を答えればいいのか。 何を答えたら満足してもらえるのか。 何を答えたら、その無理な笑いが消えるのか。 何を答えたら────疑われないのか。 「………わからないよ、なんにも………」 答えは何も出せず。 貴方が手を伸ばすなら、すこしびくっとして。 でもきっと、触れることを拒みは、しない。 (-184) 2022/07/23(Sat) 16:31:43 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキしばらくすれば、ガチャリ。 扉が開く。 「……やぁ、モノオキ。お掃除かい?」 此度の青年は、やんわりとした笑顔だった。 やんわりとした………何もかも諦めたような、 壊れたような、あるいは。 なにか、目的に専念しているような、笑顔だった。 (-185) 2022/07/23(Sat) 16:33:17 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* ごきげんよう!投票襲撃先、悩むのだけれど、 ハグベリー的には、ワルゴかリーディエが一番怒りや悲しみの感情が見えて 辛そうだから、その子達をまず救ってあげたいなぁ、と思う気がしますわ! そちらはどうかしら! (-186) 2022/07/23(Sat) 16:34:38 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* なるほどだわ! それならノル的にはワルゴのほうが年齢低いから早めに……と思うわね。 同じ理由でモノオキも……と思うかしら……リディは悩むわね様々を加味すると…… (-187) 2022/07/23(Sat) 17:39:15 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* モノオキは割かし仲が良くて、ハグベリーもすぐに決心が出来ないかもしれないわ…… じゃあワルゴと……そうなるとタンジーしかいなくなっちゃうわね……どうしようかしら…… (-188) 2022/07/23(Sat) 18:02:34 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* つらいわ!! 考え直しましたわ!ワルゴ襲撃、リディ投票だったらやれる気がして参りましたわ。 リディを怒らせようとするって方向で! (-189) 2022/07/23(Sat) 18:06:39 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリーモノオキはあなたの言葉に、首を横に振った。 あなたが今回の事件について何が知っているのか聞きに来た。 それはそれとして、お掃除は始めた。家具も汚れもなくとも、それが必要というように。 (-191) 2022/07/23(Sat) 19:13:28 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ「……フィラメント、死んじゃったね。」 貴方の心を知ってか知らずか、青年はそう口に出す。 「でも、生きてても苦しいだけだから………」 「きっと、これでよかったんだと思う。」 きっと、きっと。 何度も言う。 これがよかった。これでよかった。 何度も、何度も、何度も。 「また、俺はなんにもできなかったけど。」 「また、やってもらったんだ。」 「今度は俺も、頑張らなきゃかな。」 (-192) 2022/07/23(Sat) 19:41:47 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー「…………、」 「………………意地悪、でしたね」 帰ってこない言葉に、ほんの少し目を伏せた。 そしてそのすぐ後、手を伸ばし貴方に触れる。 途端に光が瞬いて、キラキラと2人の周りに舞う。 リディの異能。人を癒す力。 それは気力、体力。怪我や病をも治す。 とはいえ調整できる訳ではなくて、触れる人間によっては。 かなりの量を送り込んでしまう。 奇跡とも言えるのに、触れられない呪いのようなもの。 その力の源は……リディだけが、知っている。 僅かに顔を強ばらせるも、その手を離さず。 「………考えることを、やめないでください。 こんな状況だからこそ。……大事だわ」 リディは、貴方を疑っているからここへ来たのではない。 でもそれは、口にしなければ伝わらないことで。 貴方の考えもまた、同様に。 「………ごめんなさい」 告げるべきことを告げれば、手を離し1歩。距離をとるだろう。 その手を掴むようなら別だが。 (-193) 2022/07/23(Sat) 20:31:12 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ触れられる。 何かが流れ込んでくる感覚。 心臓のドキドキ感、なに?少し怖い。 勝手に元気になっていく。 少しの苦しさすら覚えるくらい 明瞭になった頭に、言葉が流れ込んでくる。 考える事を止めないで、それは。 な、に。 みんなで幸せになる方法の事? 距離が、とられて。 今なら、今ならと。思って。 手を、伸ばして。 叶うなら、その身を、抱きしめて。 「……もし、心配してくれてたなら……ありがとう。 ……リーディエも……無理しないで…… 無理して……笑わないでね………」 何を考え、告げるよりもまず。 一番気になったことを、解決したかった。 (-195) 2022/07/23(Sat) 21:00:33 |
【秘】 手探り ノル → 浮遊する ハグベリー/* いえ〜大丈夫よ! ぶっちゃけ誰でも投票先に選ぶの難しすぎですわ襲撃先なら誰でもいけますわ!!!! (-196) 2022/07/23(Sat) 21:01:27 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「ううん、うあー。」 首を振る。そんなことはない。死んで良いことは一つもない。 悪臭を放ち、どろどろになり、捨てるしかなくなる。それがどんなに愛しい者だったとしてもそう。だからモノオキは死ぬのが大嫌いだ 「ううー。」 首を振る。あなたが言い聞かせるたびに。 伝わるかはわからないけれど。もう伝わらないのかもしれないけど。 (-197) 2022/07/23(Sat) 21:07:55 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 手探り ノル/* 難しすぎますわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! じゃあワルゴ襲撃、リディ投票に……しますわ! (-198) 2022/07/23(Sat) 21:09:42 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ「どうしたの、モノオキ。」 「外は、とっても怖いだろう?」 「怖いんだよ。」 知ってる、外の怖さを。 もう戻りたくない、皆を戻したくない。 死ぬより辛い現実が、口を開けて待っている。 「俺が」 「俺が皆を助けないと。」 「いけないんだよ………」 ぽろぽろ、涙を流して。 それでも顔だけが、笑顔のままだった。 「……モノオキも、あとで」 「助けてあげるからね………」 今、ではないのは。 ほんのわずかに残った、心のせい。 (-199) 2022/07/23(Sat) 21:13:30 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリーその言葉の意味をどう取るかは、やはり貴方次第。 でも例え、他の皆やリディに何があろうとも。 やっぱり。……それを、忘れないでいて欲しいと願う。 手を伸ばすなら、拒むことはない。 こうした状況だからこそ、諦めることをやめたの。 力のせいで誰かに触れられないこと。寂しかったから。 代償を支払うことになろうとも。 誰かに抱きしめられるのは、いつぶりだろうか。 3歳になる頃。異能が芽生え、それからは……? ここに来てからも拒み続けて、それで今ようやく。 「……えぇ、」 返事とともに抱きしめ返し、その熱に顔をほころばせる。 でもね、笑顔が好きだと言われました。 だから忘れたくないの。……私は、忘れない。 暫くしてからこちらから背に回した手を離し、貴方に身を預ける。 光が舞い続ける程、リディの顔色は悪いものに変化していく。 それでも、拒もうとは思えなかった。だから、貴方が離れるまでは。 (-200) 2022/07/23(Sat) 21:22:44 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「……ううん。うん、ううん。」 否定して、肯定して、否定する。 外は怖い。だから物置にいた。 掃除をしてなんとか認めてもらっていた。 そんな生活も続かず、救いになったのはここだった。 でもこの空間での生活も続かないのか。もう終わるんだな。 「……あ、と……」 首を振っていたが、その顔が笑顔なのに気がついた。 首を降って否定するのをやめ、涙をそっと手を伸ばし、拭おうと。 (-202) 2022/07/23(Sat) 21:35:56 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年は、穏やかな笑顔だった。 落ち着いているのか、 覚悟が決まっているのか、 それとも。 心が壊れてしまったか。 「……ワルゴ、アベルが死んでとっても辛そうだった。 助けてあげないと。」 「それに……リーディエも、辛そうだったから。」 助けなきゃ。 壊れた心で思うのは、それでも家族を助けてあげたいと思う事だけだった。 (*13) 2022/07/23(Sat) 21:41:19 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエさて、貴方の心は分からない。 抱きしめていては、貴方の顔色さえも。 貴方を解放したのはきっと、貴方の顔がだいぶ青ざめた頃。 「……っ!?リーディエ、大丈夫!?」 心配を。 苦しかったかな、痛かったかなと。 死なないでほしいと、願う。 「休まないと………本当に死んじゃいそうだよ、リーディエ……」 お部屋、帰れる?平気? お部屋までは送っていこうか、なんて、心配げに告げて。 それでもあなたが、最初の質問の答えを求めるなら。 「……殺したくて殺す人なんて、 俺の家族の中にはいないよ。」 と。 それだけ答えた事だろう。 (-204) 2022/07/23(Sat) 21:45:38 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → ガラクタ モノオキ外の怖さを知っている。 生まれてから9年、外で過ごしてきたのだ。 そこで過ごした地獄の日々を、忘れたことなど一度もない。 ………幸せを残すためには。 ここで全部、終わらせないと。 「……?…あれ、俺……なんで泣いてるんだろう。 あはは…おかしいね。皆を助ける為なのに……」 「俺……俺、皆を苦しいとこ、行かせたくないよ」 「モノオキ、お願い。」 「お兄ちゃんと一緒に、死んでくれる?」 家族の中でも、一際可愛がった貴方。 貴方を外に連れて行かせたくないから。 どうか、一緒に。 (-206) 2022/07/23(Sat) 21:49:53 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 浮遊する ハグベリー「ううあ!」 首を振る。涙を拭けば、そこにあるのはあなたの笑顔だけ、だろうか。 「ああ、う!」 モップで床を拭く。あなたから離れるようにあなたの部屋を拭く。 モノオキを殺してみんな死んだら、一体誰がみんなの部屋を片付ける?誰が腐り落ちるのが幸せか! それならモノオキがやる。 そうして掃除もそこそこに、逃げるように離れていくのだ。この瞬間は。 (-207) 2022/07/23(Sat) 21:55:34 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新