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【人】 俳優 レオニス―BL号・遊戯室― それは、試してみてのお楽しみ、さ。 [半信半疑あっちこっち、といった様子の氷雨青年に、レオニスはもう一度ぱちりとウィンクをして見せた>>3:9。 そして青年の背後に近づくと、そっと手取り腰取り、ダーツを投げる姿勢を矯正していく。] いいかい。スタンスは……君が一番立ちやすい姿勢なら、それが正解。無理なく楽に立つこと、それが大事なんだよ。 次、セットアップは……うん、構える位置は良いから、肩のラインをちょっと意識してご覧。利き腕の肩が、ボードの正面を向くように。そうすると、ターゲットと腕のラインがまっすぐキープできるはずだ。 次はテイクバック。ダーツを引く時に、肘の位置がなるべく動かないように気をつけるんだ。そうすると、安定して矢が飛んでくれるからね。肘が動かないようにまっすぐ引くこと、それが大事。 最後にリリースは、全部の指を同時に離すことが大切だ。どこかの指が引っかかると、綺麗に飛んでくれなくなってしまうからね。紙ヒコウキを飛ばすような、送り出してあげるようなイメージで投げるようにするといい。 (2) 2022/01/17(Mon) 23:49:23 |
【人】 俳優 レオニスオマケとしては、フォロースルーまで意識できれば初級はマスターだ。 さ、投げてご覧。 [バケーション前の校長の話の如く長々としたアドバイスを述べ終えると、レオニスは漸く氷雨青年から体を離して再びダーツを投げるよう促した。] (3) 2022/01/17(Mon) 23:49:34 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・遊戯室― 素晴らしい、当たったじゃないか!君は才能があるね。練習すれば、もっと上手になれるだろう。 [氷雨青年の心中はともかくとして、整ったフォームで放たれた矢がボードにしっかりと刺さったのを見て>>7、レオニスは我が事が如くに喜び、手を叩いて賛辞を述べた。] 君がもっと上手になったら、勝負でもしようか。もちろん多少のハンデはあげよう。 負けた方は……そうだな、何でもひとつ勝者の言うことを聞く、なんてご褒美つきならどうだい? [レオニスは再び氷雨青年に近づくと、耳元に口を近づけて囁くようにそう提案した。 どうやら、世界は再びBLのフラグを建てることを望んでいるようである――] (8) 2022/01/18(Tue) 22:15:26 |
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