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【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「体のほうは誰か、男の子に頼んでください。 ゆるく絞ってレンジで40秒です」 そう言って、ベッド脇に置かれた椅子に腰掛ける。 最後のは蒸しタオルの作り方。 冷えていくそれを握りしめて、少女はそろりと目を逸らしながら答える。 「うーん……名前書かれたのは、こわかったです」 「他の人にかばってもらえみたいなこと、言うし。むりだし。こわいし。 あれがわざとじゃないなら、フカワくんもずれてる……」愚痴。 ふう、と一息ついて。 ほとんど閉じたように瞼を伏せる少女の背後、薄く開いた窓から風が吹き込んで、肩で揃う髪を揺らした。 「今も……難しいです。ぜんぶ。 私、まだ。たぶん、逃げてることばかりで」 「でも、なんか……」 (-236) 2022/03/03(Thu) 16:39:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 俯きがちに言葉を切って、少しの間。 瞬きいくつ分かの余白を残して、声を上げる。 「―――よかったら、今日の分。見ましょうか」 ログの見方はあなたが眠っている間にもう、一度は試した。 だから、これから確認しましょうと告げる。 あなたと少女はまだ選ばれていなくて、まだ、参加する義務があった。 そうして、ひとつ。あなたに。 「……見たら。お願いがあるんです。 理由が必要なら言うし、べつに断ってもいいんですけど、」 ぎし、座りなおした椅子が軋む効果音。 カーテンの向こうには、プログラムされた空模様。 握るタオルが、スカートの膝をじとりと濡らしている。 少女の深青が、あなたの目を見つめ返す。 硬くなった声はきっと、緊張のあらわれだった。 「そのときは。 『命の恩人のお願いですよ』って、言います」 (-237) 2022/03/03(Thu) 16:40:02 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ『何だろう。建物?誰かが作ったのかな。』 『私も気になってきた…明日、一緒に見に行こう。』 少女は、医務室で返事を綴った。 『昨日はお疲れさま。 呼んでくれてよかったから、気にしないでね。』 (-239) 2022/03/03(Thu) 16:46:03 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「ついでに拭いてくれればいいのに。」 なんて、デリカシーもないようなことを言って。 レンジで40秒……と何度か呟く。 未だ血の回らない頭でも、それくらいは覚えられそうだ。 「まぁ、フカワ君は普通、ではないよね。」 「でも、素直だよ。凄い素直。」 「可愛いところもある。」 だからまぁ、わざとではないんだろうな、と思う。 自分とて、決して普通に沿ったような思考をしてるとは思わないし、 きっと、同族のように思っているのだ、彼の事を。 「………?」 君の淀む言葉に一度、首を傾げて (-241) 2022/03/03(Thu) 17:01:43 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ風がぴゅぅ、と窓から流れる音が聞こえる。 沈黙の間、揺れ動く髪を眺めていた。そして。 「…あぁ、そうだね、お願いしよう。」 「合議、好きなんだよ。話し合いの場が好きなのかな。」 「人の事を知れるから。」 とはいえ今回は、さほど話し合いもされてないらしく。 ちょっぴり残念だ、この場に居ればもっと話し合えたのかな、なんて。 きっとログを見せてもらったときに思うはずで。 本人とは裏腹に、熱さを感じる茜色の眼が君を見る。 ベッドは窓際から少しばかり離れていて、 外から差し込む日は顔に当たらず、だから眩しさに目を細めることもなく。 「………はっ」 君の言葉を聞いて、笑った。 面白いな。 理解したいな。 「それは脅し文句だね。俺が恩を踏み倒す人間だと何の意味もないけれど。」 「…いいよ、でも理由は教えてほしい。」 「君の事、何でも知りたいんだ。」 君の心はどんな形なんだろう。 (-243) 2022/03/03(Thu) 17:08:24 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ『あ。いやでもすいません本当に。 僕ももうちょっと言い方考えれば良かったです』 『でも、来てくれてありがとうございました。 僕はともかくアクタさんやエノさん辺りは助かったと思います……』 『それじゃあ、また明日』 (-251) 2022/03/03(Thu) 18:03:11 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ『本当に気にしないでね。 泣いたのも、ほんのちょっとだからね。』 『役に立ててたらいいなぁ』 『うん、楽しみにしてる。』 またね。手を振るうさぎのスタンプが、ぽんと送られた。 (-254) 2022/03/03(Thu) 19:24:49 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「はい。脅し文句です。 ……イロメキさんが良い人だったら、いいな」 強張る肩。それでも小さく笑って、そう言った。 それから再生される、数人が不在だった合議の記録。 静かに閲覧する少女は既に、見たことのある内容で。 何考えてるんだろ、とこっそりあなたの横顔を窺っていた。 余談。その少し前にはデリ欠に「だ、だめです」と焦った声で答えたり、 フカワくんはかわいいにほんのり同意を示したりしていたとか。 短い記録を最後まで見終われば、巻き戻して、ストップ。 示すのは、ログの中で振られたサイコロの目。>> G12 「この票を、何とかしたいんです。 ハナサキさんのこと、友達だと思ってるから」 「だけど、この決め方……完全に、ランダムなの。 ツルギくんたちの、大事なことらしくて。 変えてほしいってお願いするのも、ちょっと……」 「でも、私、立候補はできない。 ……そこまでしてあげられるほどには、まだ仲良くない」 だから。そこで一度、吐き出す言葉を止めて。 深く、細く息を吸う。 そうして、おなかの下に力を込めて、喉を震わせて。 ――――“お願い”を口にした。 自由であるべき秤に、指をちょっとだけ掛けようと。 (-255) 2022/03/03(Thu) 19:31:38 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「イロメキさんの投票用紙。」 まだ、中央の建物にあるはずの紙切れ。 誰か一人を選ぶ権利。 「今日だけ、私に譲ってください」 6人の中の2票。多数決には心もとない数。 けれど、これはきっと、ナイフとそう変わらない。 「……今、何もしなかったら、私。 何回も何日も、ずっと夢に見そうだし」 「急に思い出して、息が苦しくなりそうだし。 おやつがちょっと、おいしく食べられなくなりそうだし」 「明日、後輩と楽しくデートできないんです」 (-257) 2022/03/03(Thu) 19:38:41 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ/* こんばんは!死にたくないです! メタ的には次の投票、ナツメに委任してくれませんか?というお願いです… (-258) 2022/03/03(Thu) 19:43:34 |
ナツメは、ぺらり。医務室で、今日の合議のログを閲覧した。 (a29) 2022/03/03(Thu) 19:44:13 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメログを共に見る。 話し合いにも満たない、まばらに言葉を交わすだけのそれを眺める。 これといった情報もなくそれは終わりに向かい。 そこで、君が指をさした映像を見る。 「なるほど、ハナサキさんを助けたいんだ。」 「お友達だから助けたい、でも立候補は無理だから。」 「俺の票で、他の人を陥れたい。」 「そう言う事だね。」 うーん、と悩む素振り。 君の顔を見て。 別に、それそのものが嫌なわけじゃないけど。 「君、自分が何をしようとしているか、分かっていっているんだよね?」 「今日を夢に見ないために」 「急に思いだして、苦しくならないために」 「おやつを美味しく食べるために」 「後輩と、楽しくデートするために」 そのために。 ▼ (-267) 2022/03/03(Thu) 20:53:34 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「自分の手で、人を一人代わりに殺そうとしてるんだよね?」 確認する。 君がなにをしようとしているのか。 その自覚があるのか。 身を捨てるほどでもない、特段仲良くもない友人のために。 より仲の良くない人を一人、殺そうとしている。 その罪を背負ってまで、やる事なのか。 やりたい事なのか。 人の票を使って、その票で人を変わり身にして。 今日を夢に見ないのか。 急に思いだして、苦しくならないのか。 おやつがおいしく食べられるのか。 後輩と、楽しくデートができるのか。 気になるよ、俺。 「別に、あげてもいいんだけどさ。」 「だれに投票するかだけは、聞いておきたいかも。」 「俺にも仲のいい子はいるからさ。」 「その子に投票されたらちょっと嫌だなって思うし。」 「逆に」 「その子に、投票先をお願いする事だってできるかもしれないから。」 「教えてほしいな。誰なら死んでもいいと思ってるのかを。」 (-270) 2022/03/03(Thu) 20:58:27 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『うん。私もずっといるか分からないけど… あ、ツルギくんが置いていった果物あるから、 好きに食べてもいいと思います。』 『じわじわかぁ。はやくよくなりますように…』 それらの返事は、わりとすぐに送られた。 行間で顔を合わせたりしたのかもしれない。 そして、尋ねた答えへの返事だけが、少し遅い。 『はい、内緒に』 『あの』 『もうこういうの、受け付けてないかな。 でも、伝えとくね。』 『投票、ハナサキさんだったらやめてほしいです。 お返しってわけじゃないけど…』 『優しくてちょっと不安定で、放っておけないし。 友達だと思ってるから、選ばれるところ見たくないし。』 『あ、フカワくんにするのも、やめてほしいな。 心配してメッセージくれたの嬉しかったし、 ブランコで遊んだのが楽しかったし』 『自分に投票するのって、苦しいことだと思うから』 (-272) 2022/03/03(Thu) 21:06:32 |
【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ『ありがとう! 寮の医務室にいるから、いつでも来てね。』 跳びはねるうさぎのスタンプ。 お見舞いフルーツもあるから食べて行ってね。 『大丈夫。』 『イロメキさん、結構元気っぽいから。』 そして、恐らくだいぶ台無しなことをつけ加えた。 これは怪我人が起きてからの返信となる。 プレッシャーを減らそうとしたのかもしれないし、まあまあ事実でもある。 運んだ時は本当に死んでしまいそうに見えたし、今も本当はどうか分からないけど。 (-277) 2022/03/03(Thu) 21:55:00 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「んー……そういうことに、なりますよね」 茜の瞳を見つめ返して、数度瞬いて。 少女は困ったように、眉を下げて笑った。 「……なにか、選ぶとき。 いつも消去法なんです、私」 優柔不断だから。そう言って、5本と1本。 あわせて6つの指を立てる。 あなたに見せるのは手の内側。 白い手には、薄くしわが刻まれている。 その反対、あなたの視界の外では、 つるりとした爪が、差し込む光を反射している。 ▼ (-284) 2022/03/03(Thu) 22:19:36 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「ハナサキさんは、」 優しくて、放っておけない友達。 ツルギくんは雑談につきあってくれる、同級生。 スガワくんも同級生。口が悪いけど、真面目な子。 フカワくんは、遊んでくれた、いいお兄ちゃん。 指折り数えて、消していって。 いまだ立っているのは、人差し指が2つ。 そのうちの片方を折り込みながら、息とともに言葉を吐く。 「話したことがない人だけは、選べたけど。 ……もう、知らない人じゃなくなっちゃった」 余ったのは右手の人差し指だけ。 それをくるりと返して、向いた先は残りの1人。 ▼ (-285) 2022/03/03(Thu) 22:19:50 |
ナツメは、答える。 (a31) 2022/03/03(Thu) 22:20:32 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「だから、ここだけです。 ……死んでもいいなんて、思わないけど」 夢に見ないのも、息ができるのも、味が分かるのも、 明日、胸を張って誰かの先輩でいられるのも。 もう、私。ここしかないと、気がついてしまった。 (-287) 2022/03/03(Thu) 22:22:45 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ君の言葉を聞いた。 折られていく指、その一つ一つを見て。 奇麗な手だな、なんて場違いなことを考えて。 最後に二本、指が残って。 それが一本になって、唯一人を指し示した時。 あぁ、と、小さく声を漏らした。 「話さなきゃよかったのに。」 「こんなところで時間を潰さないで。」 「ただ、動けもしない俺にナイフでも突きつけて、脅せばよかったのに。」 そうしたら、そんな顔をせずに済んだだろうに。 そのキレイな指が、自分へ向くことも無かったろうに。 なんて不器用で、弱くて、強い人なんだろう、と思った。 「……別にいいんだよ、俺に入れても。」 「君はまだ、俺のこと殆ど知らないよね。」 「まだ間に合うよ。」 なんて言葉も、意味がないのかな。 聞かなきゃよかった、と思った。 俺の事、人が死んでもなんとも思わない、 感情の希薄な、自分のことだけ考えてる男に、見えてるでしょう? 話した人が死んで悲しいの、俺だって同じだよ。 ▼ (-310) 2022/03/04(Fri) 1:03:52 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ君を眺めて。 茜を見せて。 見せて。 見せて。 ……そうして、日が落ちるように、瞼を落として。 深い息を一つ、吐いた。 「端末を貸して。」 手を伸ばす。 貸してもらえたなら、まだうまく動かない手で操作して。 「君のそれが全部演技だったらどうしようかなって考えてる。」 「その時は、せめてフカワ君にだけは入れてほしくないなって思ってる。」 そんな、言ってもどうしようもない事を呟いて。 ぽん、ぽんとタップする。 「……正直、命の恩人とかどうでもいいんだ。」 「勝手に助けたくせに、恩を着せるなって思っちゃったな。」 「俺、良い人じゃないんだよね。知らなかったでしょ。」 はい、と端末を返した。 「でも、オレンジジュースは美味しかった。」 SYSTEM:投票権の委任 エノ→ナツメ SUCCESS:承認。 (-313) 2022/03/04(Fri) 1:13:17 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『良くなりますように、なんだかおまじないみたいで、いいですね』 自然に笑みがこぼれて、閑話休題。 ふとやってきた、返事にほっとして。 嘘をつかなくて済んだと今更な事を考えた。 『投票ですか? ああ、はい。 いいですよ。もう、きめましたから』 それは誰かにとっては残酷で。 その価値を押しつけ合うことを選んだという事に過ぎない。 それでも様々な人を既にもう巻き込んでしまった。 もう戻るつもりも後悔するつもりもない。 『俺は、ハナサキさんとナツメさんにはいれません。 だけど、俺は、です』 『ハナサキさんがハナサキさん自身にいれたとき。 俺は彼女に入れたことになりますから。 票をあげたんです、俺の分を。 これが彼女への誠意と、応援です。 そして望みました、俺はこの命を握る権利を持っていたいと』 『ナツメさんを選んでしまったことも、 そして覆したことも自分の選択として開き直ったんです』 そして最後のメッセージに。 しばらくの時間を使って。 (-335) 2022/03/04(Fri) 8:13:11 |
【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ『はい』 『俺も』 『苦しいです』 話した人に入れるのも、勿論、自分に入れるのも。 そんな風に、言える日が来てしまったことが辛くて。 人間だから仕方なかったんだなと、普通のことを考えて。 なんて自分は不運な人生だったのだ、と。大きなため息をついて、口元に笑みを浮かべたのでした。 (-336) 2022/03/04(Fri) 8:13:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 小さく漏らされた声と、あなたの言葉を聞いた。 日を背負った深青が。 わずかに見開かれて、そっと細められる。 ふるふると首を振ると髪の先が揺れて。 握りこんだ手はそのままで、返事はそれだけだった。 そうして。 ぎこちない、タップの鈍い音。 「……今、知りました」 返ってきた端末。 そのシステムメッセージを見ながら、やわらかく呟いた。 でも、悪い人じゃないですよね。 と、少女は思う。話して、よかったな。 ▼ (-369) 2022/03/04(Fri) 18:05:05 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ すっかり忘れていたタオルを片づけてから。 籠に入った果物―― ツルギくんが持ってきてくれた、お見舞いの ――を剥くかちょっと迷いつつ、少女は冷蔵庫の扉をぱかっと開けた。「飲みますか?」 と、ベッドの上のあなたを振り向いて尋ねる。 「ジュース。用意しといたんです」 持っているのはプラスチックのコップとペットボトル。 未開封のオレンジ色。 あなたの返事次第で、プラスチックのコップの数が変わって。 「……なんか、すごく。 ひさしぶりに飲んだ気がする……」 少女はまた、傍の椅子に腰かけて。 ちびちびとコップの中身を減らしながら、そう笑った。 /* 更新もそろそろ来てしまうので、続けるかどうか迷いつつ… (-371) 2022/03/04(Fri) 18:14:20 |
【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ「君が死なない事を祈ってるよ。」 なんて言葉は、君の決意を踏みにじるようなもので。 でも、青年は、思ったままを口にするから。 気にせず口にした。 冷蔵庫をあける君を、目線で追いかけながら。 問いかけには頷いて。 「美味しいよね。」 「元々は色が好きだったんだ。」 「オレンジ色が好き。明るくて、奇麗で。」 受け取ったコップを、こちらもちみちみと飲む。 今は、この味も好きだ。 さっぱりして、爽やかで、甘い。 「後輩君の事は好きなの?」 これは特に流れに関係のない質問。 デート、と言っていたから、そうなのかなと思っただけ。 /* こちらは続けても大丈夫です! でもほかの方との秘話もあるかと思いますので、ご負担のない範囲で! (-373) 2022/03/04(Fri) 18:41:44 |
【人】 普通 ナツメ夕暮れの空が、夜の色へ染めあげられる頃。 少女は、中央の建物に足を踏み入れる。 (恐らくは)人気のないその場所で、ぽつんと一人。 隔てる柵へそっと手を添えて、傍聴席をしばらく眺めていた。 そして、ここへきた用事を。 医務室で休んでいるエノの分も合わせて、2枚を手に取る。 皺ひとつないその紙切れを手帳に挟み込んで、それからログに発言を残す。 吹き抜けの下、中央へ立って、あ、と音を出す。 残響音を聴きながら、ここで歌ったら怒られるんだろうな、と思った。 (28) 2022/03/04(Fri) 19:04:34 |
【神】 普通 ナツメ「あ、」 「ナツメです。……ここで話せば、大丈夫? えっと、昨日。 イロメキさんに投票したのは、自分の意思」 「投票先の理由は……選びやすかったから。 遅くなっちゃったけど、一応。残しとくね」 以上、少女がログに刻んだ発言。 あとは飲み物の入ったボトルを置いて、立ち去った。 日が沈んでゆく頃合いのことだった。 (G14) 2022/03/04(Fri) 19:05:38 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『票、あげたんだ。』 『じゃあ、』 『ハナサキさんが自分に入れちゃったら、 フカワくんに文句言いますね。半分ぶん。』 ふたりの決めることを踏みにじりたくはないから、 口出しはしないけど、でも。 友達……の、ちょっと手前くらい。 そう思ってるから、後ですこしくらいは。怒ってもいいよね? 『あ、私に投票しようとしてたの、 怒ったりとかはしてないですよ。 言い方がちょっと怖かったってくらい…』 この際なので伝えておこうと、素直な言葉で返事を綴って。 それから、遅れて届いた言葉には、 (-400) 2022/03/04(Fri) 20:34:31 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ『うん。』『苦しいね』 それだけを返して、ぱたん。 医務室の窓辺、少女の手が小さな手帳を閉じる。 綴った言葉と裏腹に、その口元はゆるく笑んでいた。 私はずっと、ただそれだけの、普通のことを。 誰かと普通に、言いあいたかったから。 ごめんね。ちょっとだけ、ラッキーだなぁって思っちゃった。 (-402) 2022/03/04(Fri) 20:39:15 |
ナツメは、ぱたん。 (a37) 2022/03/04(Fri) 20:45:39 |
【置】 普通 ナツメ『今、これだけおしえ』『なんで、そんなに平気な顔して』 『ダメもとで言うんだけど、票をハナサキさ』 『アクタくんたち、だいじょう』 『助けてくれたって聞きま』『自分に投票するのだけは、やめ』 そのメッセージは、送られなかった。 『ナツメです。立候補しま』 『怪我してるって』『投票してごめんなさ』 『間に合わなくて、ごめ』 『聞いちゃった。なんで私の』『明日、』 『ごめんね』 (L3) 2022/03/04(Fri) 20:46:06 公開: 2022/03/04(Fri) 20:55:00 |
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