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【赤】 マシロ[ 二人だけの食卓に並ぶのは、 夜綿が育てた真白と 一緒に作った愛情、 太陽というよりは月のようなやわらかな灯に照らされて 愛は花開き、戀はもっともっと絡まり合う。 明日助手席でぐったりしてしまっても構わなかった。 はしゃぎ疲れた、なんて言い訳の下準備は終えてある。 ────手加減しないで、骨まで愛して。 ] 朝になっちゃう……のは、やだ。だめ。 [ そうは言っても朝は平等に訪うもの。 だからこれは、ただの戯れ。 響き合う笑い声、──憧れた家族のかたち。 家族を識らなくても、こうして自然に"なれる"のは 相手がきっと貴方だから。 ] (*190) 2023/04/03(Mon) 22:47:51 |
【赤】 マシロ……外へのお散歩なんて、"行けない"でしょ? [ 行かないのではなく、行けない。 にんまりチェシャ猫のように口角を上げて笑い、 ショーツだけ身につけて浴衣を着せてもらう。 夜の空に咲いた白い花、──だからこれを選んだのだ。 恋人になってから、夜が好きになった。 貴方の名前。貴方の愛し方。貴方を象徴するものみたい。 朧月夜みたいに心が安らぐひと。 ──夜空の月明かりには、白い花が一番似合うはず。 ] 蝶結び! わあ、かわいい……! [ 女性の着付けには少し慣れていなさそうな手付きに、 ふふんと満足げにしながら、最後まで任せてしまう。 着方が分からないのは本当だし 下手に手伝うと悲惨に変えそうな予感がしたので。 不器用ではないけれど、慣れないことは当然下手だ。 ──脱がされるための服を着せて貰うという シチュエーションに少し楽しみを覚えたのも、否定しない ] (*191) 2023/04/03(Mon) 22:48:05 |
【赤】 マシロね、ね、似合う? かわいい? [ くるんとその場で浴衣の袖を翻し、一回り。 無邪気にはしゃぐ様相だけならば 腹の奥で男の精液を慾する雌の側面なんて、 想像もつかないだろう。 期待通りの返事が貰えたなら「えへへ」と頬を緩め 髪を乾かし、丁寧に櫛で整える。 持参したヘアオイルのおかげで艶々のさらさらだ。 ──それもこれも、美味しくなるための下拵え。 自分で覚えた、自分なりの味付けと飾り付け。 ] (*192) 2023/04/03(Mon) 22:48:12 |
【赤】 マシロ[ 傷んでしまう食材を冷蔵庫に仕舞うのを見守り、 「はぁい」といい子のお返事でぺたりと引っ付く。 こんな風に甘え倒してしまうのも、 少しは自重を覚えなければ …とも思うのだけど。 だめなことは「だめ」と言って、無理をしない、と "約束"してくれた彼が受け入れてくれるのなら これは多分、言ってもいい我儘なのだ。 ] ん、 ンぅ、……っふ、 [ 布団に着けば、早々に項へ口付けられて 袂から彼の手が入り込み、何にも守られていない やわい胸を揉まれては 甘い声を零す。 育つくらい触れられた両胸もすっかり華開いた性感帯。 待ち侘びた刺激へぽやんと浮かんだ思考回路は 彼のお願いを聞き入れ、素直に裾を持ち上げた。 ] (*193) 2023/04/03(Mon) 22:48:16 |
【赤】 マシロ──── ッひゃ、んっ!? [ 跪いた彼が裾を分け、ショーツに覆われた秘部へ あつい吐息を吹きかけたのに、脚をびく、と跳ねさせる。 なに、と混乱しているうちに下着をずらされ 咄嗟に持ち上げた裾を握り締めた。 ] ッや、 ぁぅ、っ……! だ、だめっ、そんなとこ、……っ [ 直接秘部へ口付けられる感覚と熱。 抵抗は言葉だけ、脚も手も制する気配はない。 ──いつもならしないこと。 未だ知らない快感を教えて貰えるに等しい行為に、 心臓が跳ねているのは、どうか、バレないで。* ] (*194) 2023/04/03(Mon) 22:48:23 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[本当ね。 永遠にこの夜にいられたら良いのだけれど。 朝が来たら抱き合う時間はなくなって。 また車で帰って、夜はうさぎの穴の「白うさぎ」になる。 その時間が終わればまた自分の真白になってくれるし、 休みの日もあるし、またどこかに出かける日もあるけれど、 「今晩」はもう、今晩しかないから、 今は寝るのも勿体ないな。] (-209) 2023/04/03(Mon) 23:22:37 |
【赤】 マシロ[ ──行かせてあげない、なんて少し束縛めいた物言いが 心臓を加速させるのは何故なのだろう。 自分にはそんな性質は無いと思っていた筈なのに、 彼限定で、まるで被虐心が芽生えているような。 いやまさか、と内心で必死に否定して 考えを振り払おうと、くるくる回ったのだ。 ] えへへ、その写真、帰ったらアルバムに入れたいな。 夜綿さんの浴衣、夏祭りとかでも見れるだろうけど 今日の姿は今日しか見れないから、大事にしなきゃ。 [ 自分も今までずっと写真を撮られることは無かったから 増えた二人の写真は、どれも大切な思い出だ。 アルバムを作るという行為も、写真に残すということも 彼と恋人になってから覚えた優しい喜び。 そこに貴方が映っていれば、もっと幸せ。 ] (*198) 2023/04/04(Tue) 0:00:20 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 今日が明日になったら、私は"白うさぎ"に戻るけれど それは貴方だって似たようなものなのだから、おあいこだ。 一緒にいられない時間の貴方は "私だけの夜綿さん"ではないんだもの。 ────……だからなるべく早く、近いうちに 約束の証を貴方にもプレゼントしなくては。 ] (-214) 2023/04/04(Tue) 0:00:25 |
【赤】 マシロ……もう。痕つけるの好きなんだから……。 [ 彼の薄昏い考えまでは知らない。 けれど識る時がもしも来るのなら、きっと少し驚いて それから「うれしい」と咲ってしまうのだと思う。 項に残される赤い独占欲の花を止めはしない。 うさぎの穴で暫くは髪型を考えなければならないだろうが、 薄まる頃にはまたつけられているのだろう。 独占したい、と想ってくれている証なら たくさん余すところなく刻んで欲しいし、つけて慾しい。 ──今度、自分もつけ方を教わってみようか。 いつかの"魔除け"ならぬ、匂い避け。 ] (*199) 2023/04/04(Tue) 0:00:30 |
【赤】 マシロ[ ──なんて戯れを口に出来たのはそこまでで。 一度また火が灯った身体は快楽を得るために熱を帯び、 既に期待で膣が蜜で潤んで、秘芽も熟れたように膨らみ 誂えたように彼へ差し出される。 ] ──〜〜ッひぁ、ンっ、 ふ、ぁあっ、ンん……ッ!! [ すんなりと指を迎え入れた媚肉はきゅうと締まって、 蜜の潤いを皮膚越しに彼へ伝えた。 ぬるついた舌が水音を立てながら秘部を舐め、 ナカから抜けていった指が今度は膨らんだ秘芽を 指腹でぐりぐりと強く弄り、快楽の痺れを奔らせるのへ もう押し殺す必要のなくなった喘ぎを零し。 ] (*200) 2023/04/04(Tue) 0:00:34 |
【赤】 マシロンぁ、 ん、ゃ、だめ、だめなの……っ きもちぃ、から すぐイっちゃ、ぅ …っ♡ [ 声も瞳もすっかり蕩けて、 "我慢"から解放されたせいか、いつもより甘ったるい。 自分を見上げる彼の口が、確かに四文字を形作り、 また卑猥な音を立てて舐め始める。 ────だめ、とめなきゃ、そんなところ、 ばちばちと瞼の裏がしろく弾ける。 背徳感と快楽と、いつもと違う追い詰められ方への ──……これは 名前を付けるなら、興奮、? ] (*201) 2023/04/04(Tue) 0:00:42 |
【赤】 マシロ[ ナカからは次第に蜜が溢れて、 彼へ快楽を憶えていることを体で知らせている。 爪先から頭までを一気に気持ち悦さが迸って、 だめ、と彼の頭へ弱々しく触れた。 ] ふ、ゃ あっ、ン、 〜〜っ♡ っは、ぁふ、イっちゃうから、はなして ぇ…ッ♡ [ だめ、と必死に訴えるのとほぼ同時。 びくん、と大きく身体が跳ねては震え、絶頂に達し、 その快楽に堪らず涙を流して何度も息を吐いた。 お腹の奥がむずがるように疼いている。 さっきみたいに噴いて布団を濡らさなくてよかった、と 僅かに安堵し、すっかり力の抜けた四肢を投げ出して ] (*202) 2023/04/04(Tue) 0:01:00 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ もう瞳にも思考にも、理性は蕩けて焼けて残っていない。 ──あるのは快楽と愛する狼の熱を求める、 雌の気配を漂わせたうさぎが一匹。 ] きもちい、……すき、だいすき、 いっしょに、きもちよく、なろ……? [ 揺蕩うように描いた口許は、三日月の形。* ] (-215) 2023/04/04(Tue) 0:01:09 |
【人】 マシロ[ "可愛い"ものが好きだった。 可愛くなりたくて、いつの間にか好きになっていた。 小さい頃 街ですれ違う家族連れがいつも 子どもに紡いでいた、「かわいい」という言葉。 ──可愛くなれば私もお母さんに、なんて淡い期待を 抱いてしまったのが始まりだった気がする。 可愛いものが好き。 それが愛される様を見て過去の自分を救っていた。 可愛く在ろうとする道以外知らない。 親に愛されるための条件だと思っていた。 わらわなきゃ。 だって、"大咲"はたくさん咲うという意味だから。 わらわなきゃ。 ────いつの間にか義務みたいになっていた。 ] (37) 2023/04/04(Tue) 0:07:17 |
【人】 マシロ[ 腐ったように生きていく自分が惨めで、嫌いで、 それ以上いやになる前にとうさぎの穴へ飛び込んだ。 "独りでも生きていく術"は識っている。 せめて"一人でも生きていける心"を持てるように。 私の料理が、 私のなにかが、 ──誰かの笑顔になれるように。 貴方を初めて見つけた時、 確か貴方は、じっと此方を見ていたんだっけ。>>2:-173 穏やかそうな人だな、というのが第一印象。 声音も春の陽だまりみたいに暖かくて、 「カウンター席、おすすめですよ」なんて珍しく 自分から、店員と距離の近い席へ誘導した。 真っ直ぐに、自然に笑えた。 他愛ない雑談を交わすだけで楽しくて。 少しずつ好みを探るように変えていったブレンドが ぴた、と嵌った時の反応が、一等うれしくて。 ] (38) 2023/04/04(Tue) 0:07:28 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────ああ、 わたし。 この人と 咲 い合いたい。貴方の為に可愛くなりたい。 虚しいばかりだった可愛いの探求は その時から、心が跳ねるものになった。 ] (-219) 2023/04/04(Tue) 0:07:49 |
【人】 マシロ[ 仕事終わりの 夜 。終電を逃しても、多少の危険を顧みず歩いて帰ったのは 貴方の名前に 夜 があると知ってから。 孤独を示すだけの夜が少し好きになれたのだ。 まるで貴方が近くにいるような気がして、 ──独りぼっちじゃなくなれた錯覚に抱かれながら。 そんな未来は有り得ないんだろうな、なんて諦観と共に 雪のように 心と思考に 貴方が積もった。 もし、 一緒に帰れる夜があったならどうしよう。 もし、 想いの花が咲いたら、どうなるのかな。 ────……答えは今、食卓の上にある。 ] (39) 2023/04/04(Tue) 0:07:57 |
【人】 マシロ[ 三月うさぎが開く"なんでもない日のパーティ"も 貴方となら毎日が特別ななんでもない日。 何月でも、どんな季節でも、いつの時間帯でも。 やっぱり神さまがくれた贈り物みたい、なんて アリスの冒険よりもおかしな夢見事だろうか? 今までの傷も過去も、全部全部 貴方と仕合わせて、幸せになる準備だった気がする。 ねえ、いつか私たちに家族が増えるなら たくさんたくさん愛して、幸せに出来るって 信じられるようになれたんですよ。 ────……少し前の自分なら、嘘みたいな話。 でも、これは全部、私たちの現実だから。 ] (40) 2023/04/04(Tue) 0:08:04 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────なんでもない日、おめでとう。 他愛ない特別な毎日を繰り返して、 互いの愛を降り積もらせながら 不思議なテーブルに料理を並べ続けていこう。 これから先も、 貴方と、一緒に。** ] (-221) 2023/04/04(Tue) 0:08:13 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ……このまま抜かずに何回出せるかやってみようか? おなか、ぽっこり出ちゃうかもね? [囁いて膝裏に手を当てて足を開かせる。 熱くぬめる裡に熱杭を押し込む。] (-224) 2023/04/04(Tue) 0:32:19 |
【独】 マシロ/* 晴れた空とか雨だったら心配するくだりも確かどこかでロルで落としたやつを拾ってくれている気がするんですよ…… は~~本当に幸せ。ずっと幸せだった。ありがとうえりーさんおかわり村建ててくれて……。 (-233) 2023/04/04(Tue) 0:45:15 |
【独】 マシロ/* えー、改めまして鬼葉です(既知の事実) 大咲を捨てたただの真白として動かしてみたら想像より好きに真白が動き始めて成長を感じたり、 ああ~神田夜綿さんがすきだ~~と日々呼吸困難に陥ったり、 えっちも全部性癖でそれ以外のロルの広い合いも全部楽しくてこんな幸せ浴びていいの…ほんとに…!?みたいな気持ちでいっぱいです。ほんとにほんとにありがとう~トータルすると1ヶ月ずっと一緒にいた…!! 終わってほしくないくらい寂しいけど!! それ以上に幸せでした、えりーさん本当にありがとう~……!愛! (-242) 2023/04/04(Tue) 0:55:33 |
【独】 マシロ/* 推しカプたちもありがとう♡美味しく頂きました。 速筆同士のRTA笑ってる、早すぎ 音速? えりーさんとは運命巡り会っちまったな……という気持ちなので今後ともぜひよろしくお願いします♡ 紅葉の森も行きましょうね!♡ (-243) 2023/04/04(Tue) 0:57:10 |
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