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【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ「……そうだな。……ナルと俺は協力してんだ。 互いに調査した相手を、相手に教えてる。 ……その辺の情報収集の過程でだろうな、回線の面子の事を知ったのも。 ……心配だがどうしても後手に回る事しかできねぇ。 俺も、ナルを守ろうと見張る回数を増やす事くらいはできるが、確約はできねぇからな。お前も精々頑張ってくれ」 「……」 「知ってるよ。初めての情報交換でナルがユウィさんへの嫌疑を見つけてきた」 「それでも俺は、直接あの人から聞くまではあの人を信じるよ」 (-266) 2024/04/03(Wed) 18:06:19 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 機関士 ジャコモ「…そうか。 なら、これ以上言うことはないな。」 少し目を伏せた。 己の信じたものがそうでないかもしれないなんて 言いようのない不安があるのは違いない。 「死ぬなよ、ジャコモ。 お前のことは案外嫌いじゃないからな。」 「回線のことは引き続き俺も探るようにする。ナルのことも気を付けておくつもりだ。」 (-270) 2024/04/03(Wed) 18:35:10 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ「おっと?これは明日は流星でも降るかねェ…… ま、同じ台詞を同じように返してやる。 お前こそ死ぬなよな、ベルヴァ。 気に入らねェが、嫌いとは違うからな」 「おう。その方針でいってくれ。 またなんかあったら俺からも連絡する。またな」 そう言ってあなたの元を去っていったことだろう。 (-277) 2024/04/03(Wed) 19:23:37 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「……無理はするな」 勿論、情報は必要だし、時間的な余裕はない。 新たな犠牲者を出さないために動くことが必要だ。 けれど。 「お前が犠牲になるのは許さない。 ちゃんと、身を守りながら動くように」 止めることは出来ないから、ぽん、と肩に手をおいて激励する。 周囲の人間が様子を見たならば、上司と部下のいつものやりとりだろう。 自分も、上司として出来ることをやらなければ。 ……カポに続くメイドマンは最早もう、自分だけなのだ。 「不安になったら、いつでもまた部屋においで」 それでもこの一言くらいは許されると、そう思いたい。 (-290) 2024/04/03(Wed) 21:41:59 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「…それは、そっちもだろ。 俺のことを置いていったら許さないからな。 」ふ、と目を逸らすのは、照れくささ。 面と向かって貴方にそんなことを言った事はないから。 けれど、ちゃんと。 己の身も守りながら動くことを約束する。 「そのうち、部屋に行く。」 ぷい、とそっぽを向くのもやっぱり、照れ隠し。 それくらいは許されると、そう思いたいのは此方も同じだった。 (-293) 2024/04/03(Wed) 22:01:14 |
【秘】 商人 レオン → 捻くれもの ベルヴァ「はは、当たり前だ」 「俺は置いていかないよ、どこにも」 素直な性格でないのはわかっている。 言葉にしてくれるだけ、素直な反応を見せてくれている方だ。 そんな可愛い反応にへらりと笑みを零して、頷く。 「あぁ、待ってる」 貴方が来るのは、いつでも、何時だっていい。 勝手に部屋に入っていたとしても、怒ることはないだろう。 そんな日が来るといいと願っているが、まずはこの状況を解決しなければ訪れないだろうことは、ちゃんと理解っていた。 (-301) 2024/04/03(Wed) 23:31:26 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「ん…じゃあ俺は、業務に戻る。」 そろそろ戻らねば怪しまれるだろうから、と。 話を終えた素振りを見せて、元の通りに皮を被る。 貴方の忠実なる犬の皮を。 「失礼いたします、レオン様。 何かあった際は必ず呼んでくださいね。」 失礼します、と一礼して。 止められなければ犬は、一度医務室へと戻っていくのだろう。 (-338) 2024/04/04(Thu) 15:45:36 |
【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ普段であれば適度な距離のそれがこんな時だから縮まるのは皮肉なことで。 人の心で動物のようにすり寄れば、甘いあなたの言葉に甘い言葉を返して笑う。 「……どっちも、そうだとは思えません」 「決められません、私には」 黙っていることは嘘と言うだろうか。 何かを誤魔化していることは嘘つきといえるだろうか。 そんな理屈がまかり通るような世界ではないとわかっていて、願っている。 「その代わりに信じられる方を、いっぱい信じてみようかと、思います」 「ベルヴァさまだって、もしレオンさまが悪いことをしていてもあなたを大切にしていることは疑いませんよね?」 (-339) 2024/04/04(Thu) 15:54:05 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「そうか。ああ、そうだな。 俺を大切にしてくれている事を、疑ったりはしない。」 ポンポン、とあやすような手はそのままで。 兄が弟にするような、優しい手つき。 「だが、決めなければならない時が来る。向き合わなければならない時が来る。」 「お前にとっては、辛いことになるだろうな。」 優しさと真っ直ぐさを持つ弟分。 その姿は時に眩しくて、時に心配になる。 「俺は、カテリーナを疑っている。だからもし、レオン様が嘘を吐いていた時は…躊躇うなよ。」 自分はあの人を裏切れないから。 もし己が信じるものが相容れないならば、と。 穏やかな声音で、貴方に言うだろう。 (-340) 2024/04/04(Thu) 16:16:05 |
【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ「……ベルヴァさまもそういうこと言うんですね?」 それは拗ねたような、責め立てるような声で口を尖らす。 自分がもっとたくさん上の立場ならあなたの頭を貫いても許されるのではないかと思ってしまう。 「戸惑いません、でも、嫌ですよ」 「理想を謳うんじゃありません、私たちを捨てて行くことなんて許しませんから」 「……私、違法人格データがあったらしいです」 「知らない怪しい人が乗船前に襲ってきて、それを私に入れようとして来ていました、ストレルカさまがぶったおしてくれましたが」 「もしそれが成功していたらどうなっていたでしょう。 もし、それが私と違う人格だったらどうしたでしょう。 私は私で、5年間ずっと正しく生きてきたのに、過去の出来事で別人と判断されるのでしょうか!」 「……諦めませんからね。 忘れたら嫌ですよ、私が言ったこと」 (-344) 2024/04/04(Thu) 18:38:01 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「…全くお前は。」 わしゃり、とその頭を撫でようとする。 その表情は困ったような、苦しいような、そんなもの。 「分かったよ。ちゃんと覚えておく。 俺も、そうしたい訳じゃないしな。」 どうにも、敵わないのだ。 眩しさに胸が苦しくなるくらいに。 「で、襲われたってのは初耳なんだが。 怪我…はないにしても、襲った奴の目的とかは割れてるのか?」 ストレスが原因で不調が見えてるなら。 少しでも会話をすることで、心を落ち着けさせようと。 貴方を甘やかし続ける。 (-345) 2024/04/04(Thu) 19:14:19 |
ベルヴァは、医務室の椅子を揺らした。 (a14) 2024/04/04(Thu) 20:40:50 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「その辺が妥当でしょうね。目的は分かりませんが、この航行を邪魔しようって奴が居るのは違いない訳で。」 「あわよくば、俺たちを殺そうとしてたり、なんてね。」 (=10) 2024/04/04(Thu) 22:13:10 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「…俺は確実に、そうじゃないって言い切りますよ。 無実の証明もされています。 誰に、とは言えませんがね。」裏切者が居るかもしれない場所で、仲間は売れないから。 (=12) 2024/04/04(Thu) 22:16:35 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「一応ですが、俺もレオン様以外の人物に、そうであるとの報告を貰ってます。」 「ああ…そこは俺も聞きたいですね。 何せ、今までは信頼し合ってきた仲間、なんですから。」 「裏切られるってのは…嘘を吐かれるってのは、流石の俺でも思うところがない訳じゃないですし。」 (=15) 2024/04/04(Thu) 22:34:43 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「俺も…同じだな。回線に割り込むのは俺やレオン様には出来ない事って言うのもそうだし、レオン様は騙し切るならわざわざこんなところで話題に出す人じゃない、と思っている。」 「お前が必死になって作業してたのも知ってたからさ。何がそうまでさせたのかってのは、気になる。」 もしそうなら、だけどさ。 (=19) 2024/04/04(Thu) 22:55:21 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「あ?…まあ、いいけど。」 ギイ、と椅子が軋む音。 次いで、ドアが開く音が回線に入るだろう。 医務室のドアが、開く音だ。 (=20) 2024/04/04(Thu) 22:57:07 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「回線だだっ開きにしてるところで襲ったりしたら、どうなるかくらい分かるだろ?」 上司に丸聞こえの状態で凶行に及べば、それは、もし貴方が騙していたのならばリスクが大きい行動だと踏んだのだった。 「レオンはそれを見逃すほどお人好しじゃない。 で、わざわざ来てどうした。」 (=22) 2024/04/04(Thu) 23:02:15 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「来るんじゃないか、流石に。」 立場もあるし、すぐ動けるかは分からないけど。 疑惑の女が部下のところへ直接来ているなら、落ち着いてもいられないだろうから。 医者の方は、デスク横の椅子に腰を下ろしたまま 背もたれをギイ、と鳴らした。 「お顔ね。それで?」 リラックスしているように、振舞う。 回線は上司が来るまでは、開きっぱなし。 (=24) 2024/04/04(Thu) 23:13:27 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「ほらな。」 来ただろう?なんて。 話題の重さを感じさせない軽さで言いながら。 「すみませんね。 大丈夫だと思ったんで、開けました。」 不用心に開けたことは、ちょっとだけ申し訳なかった。 揃ったところで、医者は話を聞く姿勢になる。 (=28) 2024/04/04(Thu) 23:31:41 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「妹の…敵討ちか。」 静かに聞く。 この世界じゃ、良くある話。 奪い奪われ、恨み恨まれ。 けれど貴方にとっては、一番大事なこと。 (=31) 2024/04/04(Thu) 23:42:10 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「俺は先に言った通りだな。」 回線が開けっ放しだったこと、そして下手な動きはしないだろうと信用してのことだったと。 この上司と部下はよく似ているようだった。 「なるほど、そういう訳、か。」 上司を見やった。 実際どうするかは、自分の口を出すところではない。 (=35) 2024/04/05(Fri) 0:00:53 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「…もしかして、アウレア様か、エーラか。 どちらかお前の仲間だった、ってことか?」 妙に違和感があった、あの二人の遺体。 ソーレという組織が関与していたとなれば、どちらかが裏切り者であったなら、争い合ったことに筋は通るから。 (=37) 2024/04/05(Fri) 0:10:40 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「…俺を受け入れるくらいだからな。 絶対裏切ったりはしないよ、この人は。」 良く知っている。 その懐の広さも、甘さも。 そしてそう決めたなら、自分も従うのは当然で。 「俺も片棒、担がせて貰いますよレオン様。」 貴方だけに背負わせはしない、と強い意思を。 (=42) 2024/04/05(Fri) 0:48:17 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「良く知ってるよ。 過保護で甘やかし上手でどうしようもないお人好し、だからな。」 そんな人だから捻くれた自分が9年も傍に居られたのだし。 「でも頼りになる人だ。 甘えられるだけ甘えとけばいい。」 (=49) 2024/04/05(Fri) 9:14:57 |
【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァあなたにも負担を駆けたいわけではないのだが、どうも頼りないままな身体ではそんな顔をさせてしまう。 「迷惑をかけるつもりはなくて……。 時間が出来たら伝えるつもりだったのですが」 膝擦りむく前に襲われたと、半分は憶測であるが事の顛末を話す。アウレアに相談したことからあまり良くないことが起こってしまったと。 「目的は割れて居ませんが、凡そ私の身体が目的かと」 「その〜」 ナルの身体には、データを入れる改造が為されているのは既に知っているだろう。 過去に人工データを入れる研究がなされた成果であるが、寿命が縮む致命的な欠点があり、まだこの時代には違法とされている。 しかしそれはもうここに来た時から破壊されており、機能せず手術で取り出しさえすればデータの取り込みもできなくなる。 若干問題ではあるが放置してもよいとされていたものだ。 「 人格データ を私にいれるようだったみたいです。中身はどんなものかはわかりませんが……」 「多分 ソーレファミリー の方だったと思います」「さあ何が起きていたのでしょうね」 起きることがない事件でしたと。 自分の正体は何かで変わることの無いままで済んだと笑いかけるが、あなたがそれを追求し報告することがあれば十分に問題視されるかもしれない事実であるだろう。 (-394) 2024/04/05(Fri) 9:49:11 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「過保護にしたくなる気持ちは俺も分かるのでまあ。 ちょうど良いかと言われればノーコメントで。」 褒めている、きっと。 そうでなきゃ従わないし。 「甘やかされ過ぎて逆に怖くなるくらいだったからな。 俺は特に、そういうのは警戒してしまう性質で。 懐いてるって言うか…、……。」 そこで言葉は止まった。 (=52) 2024/04/05(Fri) 12:46:43 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル「分かってる。後で報告はしとけよ。」 貴方が頼りないからではない。 ただ、自分はこうはあれないから、という引け目。 それが、男が苦しい顔をする理由。 「ソーレが絡んでるとなれば、此処の中だけで話が収まらないからな。それにまたお前が狙われるかもしれないし。」 「十分に気を付けておけよ、いいな。あとはまあ…必要があれば手術をしないといけないかもしれないな。」 しっかり取り出しておけば二度はない。 とはいえ、すぐに施術できるものでもないから、全てが落ち着いた頃にはなりそうだ。 (-403) 2024/04/05(Fri) 12:56:44 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「ばっ…!」 どういったものかを選んでいたら 上司がそんなことを言うものだから。 変な声を出して真っ赤になった。 否定は無かったから、つまりはそういうこと。 (=54) 2024/04/05(Fri) 16:40:35 |
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