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オーウェンは、なんか結局めちゃくちゃな夢見た。 (a0) 2021/12/10(Fri) 21:04:12 |
オーウェンは、いつも通り朝の配達へと向かっていった。 (a3) 2021/12/10(Fri) 21:10:19 |
【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス「好きに呼んだらいいじゃないか。俺は気に入ってる。 こんな世だというのに明日の暮らしをより良くする為にどんな仕事でも受ける──ウルフファングの埃運び。 ピッタリだと思うね。誰が最初に呼び始めたかは知らないが、酒を一杯奢ってやりたいくらいだ」 わざわざ嫌な話を持ちかけてきた意趣返しの様に、触れ辛い話題にずかずかと切り込んでいく。気にしてないという彼なりの気遣いだったのかもしれないが、些か乱暴すぎるか。 「この俺を誰だと思ってる?ああ、報酬さえ頂けるなら?なんだってどこへだって運んでやる。だから勿論あるさ。 ヨルムガンドは良くも悪くも欲望の街。そこの出だということをチラつかせれば下は涎を垂らして繋がりを欲するし、上なら……お前のいう様な寝所の、には限らないが“お楽しみ”を用意すればいくらでも口が効く。 秘密のルート、なんでモンを使ったら余計に足がつく。こういう時に頼りになるのは自分の身体と、これまでに蓄えた財産だけ。さ、何でも運ぶから言ってみろ」 (-17) 2021/12/10(Fri) 22:04:45 |
【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス舌打ちをひとつ。 まあ、思いついたことがあるのかそれ以上の不機嫌アクションはなく。 「そんなに酒が飲みたければ自分で買え。仮にお前が呼んでたとしても奢る気が一瞬で失せる。 ……なんだ?やましいものならそれだけ高くつくが」 首を傾げて、そうして僅かに耳を寄せて見せる。聞こえてきた答えには、酒気を差し引いても……思うところがあり、目蓋を重く閉じる。 「……国から逃げるのか。無理もない。まともに生きるならここは全てが道理のもとにない。 天命に気に入られれば黄金と夢を得て、見放されれば底の底まで叩き落とされる。それだけの……」 (-64) 2021/12/11(Sat) 9:47:39 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ「……そういう甘さが、この街での寿命を縮めるということを覚えておけ」 納得いく答えではなかったからか、ふん、と鼻を鳴らして。ただそれ以上口煩く言うことはない。 「悪い夢を見たらノアベルトではなくおたくに真っ先に文句を言いにきてやる。精々良い効果が出ることを祈っておくんだな」 まるで、突き放すように。案じられた時に返す言葉が自分の中から出てこなくて、不器用に押し除けるような、口調で。 (-66) 2021/12/11(Sat) 10:40:11 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル実にしょうもない、なんて瞳で挟みかけた足を一瞥するも、観念したように扉を開け放つ。 「ハン。タダで観せてもらえるなら、付き合ってやらんこともない。癪だけどな。 幸いちょうど猫の戯れが済んだところだ。空いているといえば空いてる」 苛立たしさは表情に浮かんでいるものの、あくまでいつも通りに。声を荒げてしまってはそれこそ怪しいものだから。 「その代わり、くだらない話なら閉め出すからな。 話す間にどれだけ依頼を探せるか、分からないはずもないだろ?」 (-71) 2021/12/11(Sat) 15:08:17 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「オオカミ?何のことだ?……なんて、ここに来てすっとぼけても意味ないか」 屈んで、顔を近づけて、そこから見上げるように。 帽子のつばから覗く右目、有鱗目特有の細い瞳孔、鮮やかな水晶体は、怒りも悲しみもなく、真摯に貴方を見据えた。 「お前の存在は革命の妨げになる、と見た。いわば言論の自由に対しての見せしめといった方がいいか。 やることは簡単、些細な尋問だ。この都市の埃である俺が担当するのは、おたくには不本意だろうが…… ……ま、抵抗しないなら手荒な真似はしない。ただ、話すことを考えて、事が運ぶまでお利口さんにしてくれたらいい」 余所には聞こえないように、小さな言葉で、ハッキリした発音で。そう宣った。 /* お気になさらず……ゆったりいきましょう。何か暴力系統を行う場合はワンクッション置くようにしますね。お好きに避けるなり、あるいは怯えるなり無駄だと諭すなりすればやめてくれます。 (-76) 2021/12/11(Sat) 17:17:40 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……飯選びには付き合ってやらないぞ」 酒場にて。視線が合って、あなたの探し人が自分でありそうだなと思った時には不意にそんな言葉が口をついて出た。 (-77) 2021/12/11(Sat) 17:30:49 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ハァ〜ア…… 遠回しに話しかけてくんなと言ったつもりだったが? それにお前らと来たら俺を誘う口実に酒しか使えないのか。どこぞの娼婦のがまだ手数があるぞ」 言い草からして既にどこぞの蝙蝠に誘われていたのか、ほんの僅かに朱色の差した頬で部屋から出てくる。 酒に強い配達屋のことだ。これでも恐らく酔いのうちに入らない……とでも言ってのけるだろう。 とどのつまり。 一度はもうタダ酒につられて出てきた、ということ。 「どこでもいい。勝手にしろ。 行き先を一緒に考えてやるほど俺はお人好しじゃない」 (-80) 2021/12/11(Sat) 18:36:12 |
オーウェンは、なんでお前らは俺を誘い出す口実がタダ酒ばっかなんだ。 (a24) 2021/12/11(Sat) 18:54:12 |
【人】 埃運び オーウェン「……チッ、酷いツラだな。 それこそ墓場の死にぞこないみたいな。 わざわざ見た目を寄せに行くこともあるまいに」 舌打ちは、何を不快に思ったからか。 幾つかの荷物を前に、いつも通り不機嫌さを隠そうともせずメモをつけていく。 「こんなことが起こり得る場で働いてかなきゃならないと思うと気が滅入る。働かなきゃ明日生きてく金はいつか途切れる。ああ、ホントに政府の言う革命屋がいるならとっととどうにかしてほしいね」 (41) 2021/12/11(Sat) 22:48:22 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「人でないものは珍しくない。 そんな物言いをされることは、もっと珍しくない。 ただ、」 襟首に手を伸ばし、掴み上げようと。 ただそれは、振り払えばすぐに解けるような。 あからさまに力の入っていない、形だけのもの。 「 ただ、立場は弁えたほうがいい。 分かるか?おたくはそれこそ、この俺に何か要求できるような大層なご身分なんかじゃあない。 要求するのは俺だ。……ハァ〜ッ」 払われるなり、そうされないなり、 大きなため息と共にその手を引っ込めて。 ままならないものを前に、何かを思い悩むようで。 「ノアベルトの処遇を決めるのだって、俺だけじゃない。俺一人と約束したところでな、革命あるいは政府にとって邪魔になるなら、こんな状況じゃ遠慮なく排除されるだろうよ。 ……あるいは……もう、遅い。手を付けようとしている奴がいるからな。早けりゃ明日にだってどうなるか分からない」 人を虐める為にこんなことやってるわけじゃない。 それでも、暴力的な結果ばかりがその場に残ってしまう。 尋問してる相手に、それが伝わるかはどうでもいいけど。 「そもそも別に俺には少女趣味はないんだよ馬鹿。甚振りたくも自由に操りたくともちっともなんともない。多少頭に来ること言われたら手が出るかもしれないがな。 ……好きにノアベルトに忠告しに行きゃいい。お前につけられる首輪は政府のものだ。革命の手先がどうこう言おうと死にやしない」 (-98) 2021/12/11(Sat) 23:06:08 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「お前みたいなのは願い下げだ馬鹿野郎。 こっちにだって選ぶ権利はある。 始めにやったとはいえ一度や二度じゃなけりゃ俺がまるでタダ酒持って来たらほいほい出てくる酒馬鹿みてえに思われてんだよ分かってんのか!」 口実さえあれば出てくるというのに、 いっつもいっつも酒を選んでくるな愚か者ども!なんて本音は喉奥に閉じ込めて。 「フン、介抱したくなきゃ飲ませなけりゃいい。 酒が無いなら行く気も殆ど起きないけどな。 ……今日行くとなりゃ多少は気ィ遣ってやるけど、さ」 (-100) 2021/12/11(Sat) 23:20:58 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「例えば、金を必死でかき集める埃運びは酒場に入り込むため綿密に作り上げられた外面で、猫を被るのもまだ本質を見せていない、いまだ正体不明≠フアンヌオーウェン──なんて」 適当な椅子を引っ張ってきて、その斜めに腰かける。 荘厳な語り口から始まったそれは、よいしょ、だとかいう言葉で唐突に打ち切られて。 「勿論そんな大層なモンじゃないな。 単純に……何かの拍子でこの都市がぶっ壊れてくれたら嬉しいなって、それだけ。 貧民たちから富豪まで、自分が夢を掴むためならなんだってしていいって思ってんのかちょくちょく色々やらかしやがってるし。今なんかヨルムンガンド絡みの配達だとよその国行くにも面倒な検閲検問を通らなきゃいけないし、疲れたんだよ」 どこまでの真意をみせているかこそは不明瞭だが、それでも嘘はついていないようだ。 リスクが大きすぎるのは知っている。それでも譲れないものがあるのか、それを加味するには疲れ果ててしまったのか。 「嫌いだ。ここにいる奴ら、この場所、全部嫌い。 蓋をするには惜しくて。どうにか踏みにじってやらないと、俺はずっと歪んだ生き方をすることになるんだ」 歯を向いて、忌々し気に呟いたそれは、 簡単には解けぬ、複雑な色々が絡みついたほの暗いもの。 (-102) 2021/12/11(Sat) 23:49:25 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「大体どうでもいいんだよ…… 食いたいものがなきゃ今日は串焼きなら肉明日は野菜、肉、野菜って栄養が偏らないように適当に二つ決めて食っとけ」 何だかんだ言いつつもアドバイスを一つ。酒場のあのサラダとかさ〜なんて言ってみたり。 関わりたくないと思っていても、思いつけばつい世話を焼いてみせてしまう。そんなもの。 「なんだ。手短に済ませろよな。 お前と違って暇じゃないんだから」 刺々しい言葉を吐くものの、面倒事を嫌っているというよりかはわざと突き放しているような。 悪いようにはしない、という言葉を前に、ほんの少し困って距離をとってしまうような形で。 まあつまり、『言いたいことがあるなら聞いてやるからとっとと言え』ということ。 (-103) 2021/12/11(Sat) 23:58:23 |
オーウェンは、なんで揃いも揃ってそんな夢見てんだよ。 (a33) 2021/12/12(Sun) 13:28:20 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「フン。誰も彼もが不真面目なら組織なんて立ち行くわけないだろ。 だいたい、お前はもう少し見聞を広げるべきだ見習い。盲信は罪とまでは言わないけどな……まだ若いってのに思想は固めるもんじゃない」 連れて行く時も説教臭い言葉ばかり溢れでる。きっと、どこにだって悪い奴はいるし、悪くない人も紛れている。 それを濁らせるのが、人の持つ損得勘定だ。黄金と夢に価値を見出してしまうからこその。 「これを機に、人の声を聞け。ノアベルトだけじゃなく、俺だけでもなくな」 そうして貴方の首には仰々しい首輪が嵌められる。 乱暴なやり方で多少見える所に痣や痕が残ってしまうかもしれないが、じきに消えるくらいにはした筈だ。 (-131) 2021/12/12(Sun) 15:41:36 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「は?」 何を言っているんだ?というまるで心当たりのないようなら間の抜けた声。 何処からだ?投げ捨てたくじ引きから?夢に対する嘆きか?ありえない、そんな尻尾未満の毛先一つを摘まれてたまるか。 僅かな左眼の揺らぎはあなたに見抜けるか。 「何を思えば、お前までこの騒ぎに当てられたか。配達にそんな大層な役目なんかあるはずないだろ? 俺は──誰かの未来を祈ったことなんかない。自分のささやかな、そして健やかな明日を守る為に仕事をしている。それだけだ」 瞬き一つすれば、些細な揺らぎも収まって。 真っ直ぐな眼差しを受け止めた、“一応の答え”を、続けた。 (-133) 2021/12/12(Sun) 15:59:40 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「はらから気取りかフランドル。 お前に詳しいことを語る道理はない、ない、が。 酒に免じて口を滑らせるとしたら」 言葉を選ぶように。沈黙の間、どこか遠くを見る。 人に踏み込むのは嫌いだ。けれど、そもそも心の在り処が近ければ、それは多分深入りとは呼ばないのではないか。 そう、自分を納得させる時間ののち。 「有鱗種と人間の合いの子は。 上にも下にも居場所はなかったんだよ」 部屋の中だというのに被っている帽子の隙間からは、伏せた瞼と、特有の堅い鱗が見てとれた。 「実際のところ。うまくいくかいかないかはどうでもいい。 この都市の壊れるスピードがあがりゃいいんだ。 その過程でしくじって俺の尻尾が掴まれたら……ま、おたくらの気にする話でもないだろ」 (-149) 2021/12/12(Sun) 19:34:58 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「だ〜れがお母さんだ。 ……ふうん。ノアベルトはま、あれで結構人を見ているし。 そこまで心配しているわけじゃないが。っつーか予定言っちまったせいで革命側じゃないのはバレたし。 あ〜あ、これが割れたら次シメられるのは俺かな」 腕組み、ボヤきながら背中を向けて。 「早く行きな。俺はどうもしねえけど、それこそオオカミが目を付けて襲いに来たら洒落にならねえ。 わざわざ守ってやる義理もないしな、俺には」 そんなことを言いつつも。目や耳の届く範囲なら割って入ってはしまうのだろう。出来ればそうならないことを祈った。自分の体裁が立たなくなる。 (-154) 2021/12/12(Sun) 19:51:04 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ア?急に自慢するなよ。 そもそも、冗談なんかそれとも本気なのか分かんない奴に深入りするのが一番面倒事を招くんだ。 好み以前。問題外。残念だったな」 矢継ぎ早に刺々とした言葉をぶつける。 それは彼の言うように。本質的に、好みかより前に人を遠ざけようとする、不器用な姿勢によるものだ。 「だから厭だ。声かけただけじゃ出て行かない。 ……飯は及第点か。俺に有益なことがなけりゃ人付き合いなんてしてたまるものかよ、全く。 有益じゃなけりゃ……こんな酒場にも入り浸らねえ」 未だ慣れぬ方の賑やかさに眉を顰めて。 ただでさえウルフファングに居つくにも紆余曲折あったというのに、ましてや革命に与するまで来なかった場所に馴染むだとか、いつの話になることやら。 「気分だよ気分。余計なところ拾うな。 誘われて、少し酒入れてるって分かってるのに好き勝手飲んで潰れたら俺の面子も潰れるだろうが」 (-157) 2021/12/12(Sun) 20:10:30 |
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