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【人】 埃運び オーウェン「……」 人間味の失せたようなツラの男を、横目で見て。 そして次に張り紙を見る。 つまらなさそうで、どうでもよさそうでいて、 だけどそれでも、心は揺れ動くもの。 「さて次は誰だろうな。 俺か。それともお前か、あるいは他の誰かか。 ああ面倒だ面倒だ……どうせこんなもん鬱憤溜まった政府の憂さ晴らしに違いねえってのに」 不平不満ばかり出てくる。威勢のいい罵言のひとつやふたつ、とっとと捻りだしたいのに出てこなかった。 (5) 2021/12/12(Sun) 22:26:36 |
オーウェンは、ノアベルトの名を力一杯壁にぶつけようとしましたが、 (a11) 2021/12/13(Mon) 11:26:45 |
オーウェンは、猫じゃらしを見て、忌々しげに舌打ちをしました。 (a12) 2021/12/13(Mon) 11:26:58 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……ハァ〜〜〜ッ……俺は! 俺のより良い日々だけしか望んじゃあいない! この街のことが嫌いで!壊したくなっただけなんだよ!! 少し優しくしてやったくらいで勘違いするなよ!?最初っからお前らのことはどうでもいいんだ、それは星歴が何億経ち、幾度変わっても変わらない……!!」 辛抱堪らないといった様子で、思わず声を荒げて、拒絶を露わにする。そう、拒絶だ。街に対する嫌悪は……今目の前には向いていない。 きりきりと胸が痛む。帽子を抑えてた右手は襟元を握って。 「俺は革命を望む奴らのことだって、本質的にゃどうだっていい……どうだっていいんだ」 歯を食いしばるようにして、声を絞り出す。数刻の沈黙を挟んで。 「……なあエドゥアルト。お前の言う誰かの『より良い日々』は……俺にとってのより良い日々になるのかよ? 俺にとっての良い日々は、 俺以外の誰が望んでくれるんだよ。 それが、俺が今ここにいる¢Sてだ……違うか?」 (-90) 2021/12/13(Mon) 14:24:30 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「確かにな。リスクは最大限に減らすべきというところには頷いてやる。だがまあ…… ……ま、断じて好きとは言ってやらないがな」 適当なつまみを追って頼んで。 どことなくピリピリとした警戒心を漂わせているのは、 やはり慣れない場所に居心地が悪いと思っているからか。 「あっそ。何だって構いやしないけど…… 何で真っ先に聞くのがそれなんだよ!! いや別に……盗み聞きされた時俺だってバレなきゃなんでもよかったけど、それで思いついたのが猫だっただけ。 悪いかよ。俺に猫とか全然似合わねえだろ」 (-99) 2021/12/13(Mon) 18:38:44 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「フゥ〜ン。私情を挟むような奴なら真っ先に斬り捨てるのを考えるところだった。 ああそうだ。でも、おたくみたいな奴がいるってことも、俺がいま革命に与している理由にはなる。 感情からくるものではあるけど、それは哀れみだとかそういう話じゃなくて……行動原理に基づいたものだ」 事実として提示したように、 その事実で突き動かされる者もいる。 決して情を挟んだわけではない。当たり前の話だ。 「普段なら踏み込むなだの言ってやるとこだけどな、 信用に必要ってんならしかたない。いらない不信感が無くなるなら俺にとっても有益だし。 ……お前の幸運や未来は祈ってやらない。 だから勝手にしろ。俺は、そうするから」 (-101) 2021/12/13(Mon) 20:00:05 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「クソ、まあ合ってるから腹立たしい。 別にいいよここで。ここ以外無いんだし。 気が散るっつってもいつもと足して変わらない」 「普通に一理あることも言うなよ…… つっても猫には別に思い入れがあるわけじゃ、 ……いや野良猫には結構絡まれるけどもよ」 もしかしたら無意識のうちに、 それを思い出して選んだりしたのかもしれない。 「犬と比べたらそれもそうか。…… 獣人、獣人ね。遠いモンじゃあない。 隠してるつもりもないしひけらかしてもいない。 仕事の邪魔にはなるから、 見た目だけは隠してるとも言えるが──」 部屋の中だろうと押えてた帽子のつばを押し上げれば、 有鱗種独特の細い瞳孔と鮮やかな虹彩、 それを覆う鱗が、遮るものを無くして。 「つかフランドルとの確執は見えないとこでやってくれ。 俺は人付き合いが好きじゃないのに痴話喧嘩ともなりゃ賭ける気すら起きねえ」 (-102) 2021/12/13(Mon) 20:11:02 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……ッチ、クソが」 感情を吐き出せば、後に残るのは、 もう何もない。ひたすらな、無力感。 「だったらそれでいい。邪魔する気がないなら、 俺も、おたくにどうこうする気なんかない。 好きにどっかいっちまえばいい、んで……」 憑き物が落ちたように。顔からは険しさが抜け、 胸元を握りしめていた手の強張りもいくらか軽くなった。 自分が革命に望んでいたものは、きっと。 「お前は馬鹿みたいに、飯を選ぶのに悩んでたらいい。 悩んで、考えて、その上で動くのは、 それができるやつらに任せてたらいいさ。 いつ俺が見てられなくなるかわかんねえから、 そっから先自分で考える努力をするための頭と。 人に頼る、頼れる相手を選ぶための目。 それくらいは鍛えて置け。今のうちにな」 どのみち今ここで停滞しては、手に入らないものだ。 (-157) 2021/12/14(Tue) 15:22:47 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「バッ……だ、誰がそんなことするかよ! 大体ンなことしたら糞尿で街が汚れるだろうが。 …………………… ……………………」 何かを思い返して、苦々し気に顔を歪める。 断じて餌をやってはいないが、 それは苦渋の決断によるもの……といった様子。 「焼け爛れた傷とかに比べたら可愛いものだろうが、 大まかはヒトだというのに、目立つ所の鱗を曝け出して配達なんかしてたら……余計な奴に絡まれたり、あるいは怪訝な目で見られたり。そういうの、全部面倒だ。 だから隠してる。それだけ。 何だかんだ言って種族だけの差別は、俺色んな街見てきたなかじゃあまりないしな……種族だけ、ならだが。 合いの子はその点不便なんだよ、半端なトカゲ野郎とか何度言われてきたことか」 最終的には埃運びに落ち着いたが。 結局人は貧富だけでなく、何らかの理由をつけて蔑んだり優劣をつけたりせずにはいられないものだ。 「まあ慣れ切っちまって部屋ん中でまで隠してるけどな……視る力の衰えには敵わん」 (-162) 2021/12/14(Tue) 15:47:32 |
【秘】 埃運び オーウェン → 吟遊詩人 フェリックス「ああ勿論嫌いだ、殴ってブチ壊してえくらい。 でもまだ仕事が残ってる。それが終わるまでは残るさ。 ここよりよっぽど上等な酒場も娼館もある街は、 正直?そんな珍しいもんでもねえしな?」 帽子の鍔を押し下げて、 睨みつけるような表情で情報屋≠フ顔を捉える。 「清く≠ネるから出る、ね。 悪趣味だな。おたくみてえなのは、 確かに今のヨルムンガンドによっぽど相応しい。 ……お前の配達先には興味が出てきた。 覚えておいてやるよ。運ぶ日、その時は」 (-164) 2021/12/14(Tue) 15:59:36 |
【赤】 埃運び オーウェン「本音を言うと、吟遊詩人をいきたいんだけど…… 奴はコネで護られてるフシがあるからにゃあ。 全く、好きに尋問もできないなんて。 中間管理職はいっつも貧乏クジばかり引くにゃ。 ……接点があるところからいくならミズチでいく。 でも、それは積極的な理由じゃないにゃ。 だから誰か浮かんだらそれでいい、にゃん」 「……この後の身の振り方は、考えなければな。 ここから連鎖して、とかお話にもならない」 /* こちらも似たようなもんです。一日延長して助かった……と思いつつ、暫定の相手は↑言っておきますね。 (*2) 2021/12/14(Tue) 20:24:30 |
オーウェンは、何だか酒が不味くなった。部屋の前のクリーニングが済んでないからか。 (a31) 2021/12/14(Tue) 22:31:08 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート ・・・・・ 「ああ──そいつの話は知っている。 苦労の共有もした。俺達革命軍は…… ある程度息苦しさを抱えているものだな。 同情してはやらないけど、………」 猫の話も、考えて。 ああそうだ。この街には、と。 「……確かに、誰を強く恨んだことはないな。 おたくの言う通り、俺は最大限にこの街に順応してるさ。 仕事さえしてりゃそれなりに蜜は吸える。 酒場で馬鹿どもとバカ騒ぎするのも…… 何だかんだ言って、悪くないとさえ思ってやる」 良いものだ、と思えるものは沢山あったりする。 どれだけクソッタレた世の中でヒーコラ働いても、 それでもいいかな、と思えることは、ある。 「だが俺は……それでも、この街のことが嫌いなんだ。 黄金と夢に魅せられた貴族や下賤の民は、厄介事ばかり起こしやがる。 上が肥え、下が絞られ、そのしわ寄せは……辿っていけば、その先にあるのは、俺ら冒険者だ。 悪党どもが暴れればケツを拭き、稼いでる奴らは紙一つでコキ使って来る。俺達は……真の意味で蔑ろにされているのは俺達なんじゃないか?そう思ったら──」 ▼ (-214) 2021/12/15(Wed) 0:38:52 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ここにある、誰かの誇りを──四方に運んでた。 ……俺はどうでもいいんだよ、黄金と夢の為に犠牲になる下層市民なんか。 この街が壊れたら、冒険者はもっと遠くへ羽搏ける。 ひっくり返るなり、あるいはより締め上げがひどくなって都市が立ちいかなくなりゃ……俺はそれでいい」 顔を近づけて、目を細めて、そう囁く。 嗤っていた。けれどそれは、どことなく疲れのある笑み。 まるでその勘定に。羽搏く者に自分を含めるのを、とうに諦めたような。 「反感を抱くならそれでいい。付き合いきれねえってんならそれだって別に構いやしない。 俺もなんでここまで話しちまったもんだか……酒の席の気紛れ、ってことでひとつ、勘弁してくれ」 (-218) 2021/12/15(Wed) 0:47:28 |
【人】 埃運び オーウェン#蟹討伐 「バッカデカ。」 ストレートな感想が出てしまった。 ポーションもマジックアイテムも、 鞄に入るだけ持って来たが……足りるものなのか。 足りるかどうかじゃない、ド迫力のスケールが、 今まさに目の前にある。 それこそ詩とかで聞いた歩く大陸か何かだ。 すう───と息を吸って、ホイッスルを吹くと、 まるで怪鳥の鳴き声を思わせるような金切り音が、 《黄金の海》に響き渡る───! 「ッ〜〜っと。注意忘れた。まあいいか、大した音でもないしこんくらい。 あんなんにできることといったらサポートだか、ら!」 地割れに巻き込まれる間一髪のところで鈍臭く飛び退き、 何処からともなく飛んできた大鷲に片腕を掴ませて、 冒険者達の群れから斜め横に逸れたほうへ行く。 「いやあいつ バカどころか大馬鹿力過ぎるだろ。 本当に必要かなあ他の有象無象……」 (27) 2021/12/15(Wed) 1:04:45 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ/*襲撃予告です〜 お忙しいようなら返事なりなんなりでもいただければ。でも無くても大丈夫みたいです。 「……ミズチ。いるかミズチ」 冷淡な声で、酒場か部屋の近くでその名前を呼ぶ。 悪い夢を見た文句を言いに来たのか、それとも。 今度は自分が探す側になるとは、と独りごちた。 (-271) 2021/12/15(Wed) 19:12:47 |
オーウェンは、あえて何も触れない。 (a46) 2021/12/15(Wed) 19:13:12 |
【秘】 埃運び オーウェン → 錆鉄御納戸 ミズチ歩み寄って、寄って……すれ違う寸前まできて。 耳元に唇を近づけて、言う。 「……お前に尋問をしに来たんだ。 悪いなミズチ、ただ、甘ったれた考えを否定しに来たわけじゃない。 妙な真似をしなきゃ手荒な真似もする気はない」 それはどこか困っているような、迷っているような。 それでも何かを成さなければならない人の、追い詰められた顔を、配達屋はしていた。 (-282) 2021/12/15(Wed) 20:50:09 |
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