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【神】 演劇 アクタ紙切れ一枚。 くしゃ。 ……少し力を込めただけで、あっさりと皺が入った。 これが他者を蹴落とす証。 誰かを犠牲に、生き残る為の物。 「……フン!」 昨日決められた通りに、裁判場まで赴く。 立ち入れば、君達とある程度距離を保ちつつ睨み付ける。 「何度話したって、僕の意思は変わらない。 でも、まあ、……話くらいは聞いてやろうじゃないか。」 (G4) 2022/02/23(Wed) 21:20:40 |
【神】 演劇 アクタ「はいはい、殊勝なことだ。 それじゃW決まらないWってことで 遠慮なく、僕はカミクズに投票する。」 どうも、と心にも無さそうに礼を呟いて さっさと紙にその名を記入した。 「利害の一致。それで良いと吐いたなら、撤回は認めないぞ。 明日もこれ程、円滑に進めば良いんだけどなァ。」 こんなに酷く生意気な態度が続くのは 一体いつまでだろうか…… (G19) 2022/02/23(Wed) 21:45:00 |
【人】 演劇 アクタ>>3 ユス 「そうだなァ。 パンとご飯ならどっちが好きとか 比較していって最後に残る物……とかさ、 そんなのも全然無いのかよ?」 やっぱり変な奴。 鼻の次は、表情全部で笑顔を作ってやった。 「どう考える、って…… ぱっと浮かんだり、何か題材を決めたり、誰かに当て書きしたりかな。」 勿論、出来栄えはまだまだ荒削りだが それでも努力して、魂を込めて書き上げた物語ばかりだ。 「シロートばっかの即興劇なんて、 どこに需要あるんだよ。 ……じゃーお前、 僕が書いてやるから、主役その他諸々全部やれよ。 好きなモンも無し。そんだけ空っぽなら、そこに役詰め込めるだろ。」 まさか断るワケ無いよな、と。 君がここで頷けば、役者のセッティングから何まで全て押し付けるつもりである。 ──勿論君は、これを断っても良い。 男だって、どうせ君が断るだろうとたかを括っているのだから。 (5) 2022/02/23(Wed) 21:55:50 |
【神】 演劇 アクタ助かりたくない、死にたい、と望む奴が居るのに それで決定、はい終わり、ともいかないらしい。 「ふゥん……。」 卓上へ肘を突き、頬に当てる。 用意して貰った煎茶、紅茶、珈琲。少し悩んで、紅茶を自らのカップに注ぐ。そっと口に含む。 「……にが」 甘い砂糖が欲しい、と ひどく場違いな感想を抱いた。 (G29) 2022/02/23(Wed) 22:28:57 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ>>G29 少女からのテキストメッセージ。 『お砂糖、ありますよ。 違ったら、すみません。』 もしも、あなたが少女のほうを見るのなら。 あなたから見て、ポットの影になっている辺りを、そっと。 指差す動きを見せるだろう。 (-19) 2022/02/23(Wed) 22:41:30 |
アクタは、自分の持つ、スマホのような端末を一瞥。 (a6) 2022/02/23(Wed) 22:47:23 |
【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ話し合いの中。 端末の画面、それから君を一瞥。 指先に視線を向ければ どうやら自分の考えを察してくれたようで。 有難う、の意を込めて ぺこりと小さく頭を下げて見せた。 男は態度こそ悪いが、 決して誰も彼もを嫌っていたり憎んでいる訳ではないのだ。 (-23) 2022/02/23(Wed) 22:50:49 |
アクタは、腕を伸ばし、紅茶に砂糖を入れた。「飲みやすくなった」 (a8) 2022/02/23(Wed) 22:52:01 |
【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ ぺこ、と少女もお辞儀を返す。 その後、どことなく、動向を窺っている気配があって。 甘くなった紅茶を飲んで零された一言に、それも消えた。 (勘違いでなかったと、確認できたからだろう。) (-26) 2022/02/23(Wed) 23:01:56 |
【神】 演劇 アクタ「に、2回目……」 ──自分は違う。 そう主張するように、首を振る。 それを証明するものなんて、何もないのに。 「ハッ、補欠な、補欠。 また同じように、僕以外の中から決めてくれよ。 そこのそいつみたいに、死んでも良いって言う奴からさ。」 カミクズを視線で示して、 それから今度は君達全員を見た。 甘い紅茶を飲み下せば 興味なさそうに、まるで関係のない話を聞くように、おかわりを注ぐ。 今度はちゃんと、砂糖を入れて混ぜ合わせて。 (G41) 2022/02/23(Wed) 23:27:27 |
アクタは、また、スマホ端末を一瞥。 (a13) 2022/02/23(Wed) 23:48:01 |
【神】 演劇 アクタ「なんだ、メガネ。 気が合うじゃないか。」 同調してくれたカイに うんうんと頷いて見せた。 「はァ〜? 他人事で、身勝手で悪いのかよ。 生きたいも死にたいも、勝手にほざいて良い筈だろ。 なんで死にたい奴だけ歓迎されて、 生きたい奴が煙たがられないといけないんだよ。」 これは死にゆく人間を選ぶ場。 なれば、生きたい自分が為すべき事は、いざ矛先が向いた時に抵抗するくらいだ。 ……少なくとも、この男はそうだと思っている。 けれども。感慨のない声に強く反論すると言う事は それを恐れ、虚勢を張っているとの証左にも、なってしまった。 (G48) 2022/02/23(Wed) 23:58:51 |
【神】 演劇 アクタ「はッ、はあ……!?」 エノやユスの言い分は、最もだ。 だからこうして、はくはくと口を開閉させている。図星。 ──少しだけ、間を置いて。深呼吸。 「いっ、生きたいって言うのがそんなに悪いかよ……! なんでッ……お前らはそうやって淡々と話し合えるんだよ! そんな捻くれた…… 恨みがましい2回目の奴なんて知るかよッ! 」等身大の子供らしく、 首を大きく振って駄々を捏ねた。 まだ暖かかった紅茶が、冷めていく。 大きい態度が、背が、次第に丸まっていく。 「じゃあ……どうしたら、良いんだよ………、」 (G56) 2022/02/24(Thu) 0:29:02 |
【神】 演劇 アクタ「…………夢が、」 ぽつり、ぽつりと言葉を紡ぐ。 すっかり意気消沈した男が、吐き出すように。 「夢が、あるから。 舞台の、脚本を書きたい……夢。 叶える為に、努力して……家族に応援して貰って、 これから……頑張りどころだってとこなのに し、死んで……たまるかよ……!」 いつか誰かに、瞳を輝かせて語った夢。 掻い摘んで、W生きたい理由Wとしてひとまず示した。 「よ……よく知らないお前らのこと、 すぐに自分事みたいに大事になんて、できない。 だって、まだ、1日しか過ごしてないのに、急に……!」 一度その態度を崩されれば、 男はとても脆く、弱気だった。 膝の上で拳を握れば、 それから暫くは、言葉も少なくなるだろう。 先程までの虚勢は、生意気な姿勢は、何処へやら。 この会議における雑音が、ひとつ減った。──ただ、それだけ。 (G66) 2022/02/24(Thu) 1:11:33 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユスポケットの中のスマホ端末が震えて、 君からのメッセージに目を向ける。 少し時間を置いてから、 君の元へ返事が届けられた。 『おまえきらい』 男も、心の底からそう思ってはいない。 ただ、今は、虫の居所が悪いだけ。これは八つ当たりに近い。 君はこれを無視しても良いだろう。──17歳の、精一杯の強がりなのだから。 (-48) 2022/02/24(Thu) 1:34:47 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ メッセージを確認する。 なんと答えたものか、悩みに悩んで。 『そうか』 短いメッセージのあと、続けて貴方の端末にさらに通知が増える。 『俺は好きでも嫌いでもない』 馬鹿正直に、そう素直に答えた。 (-49) 2022/02/24(Thu) 1:41:18 |
アクタは、首を傾げた。 (a16) 2022/02/24(Thu) 1:49:37 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス『なに』 『へんなやつ』 議論の最中。 男の方を一瞥でもするならば、 顰めっ面が目に入るだろう。 そうしてまた、心にも無い強がりが君へ届く。 『へんなばか!』 (-51) 2022/02/24(Thu) 1:54:36 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 視線を上げて、確認し。 調子が戻ったなどとは特に口にせず。 『そうか。よく言われる』 それだけを送って、手帳を閉じた。 (-52) 2022/02/24(Thu) 1:58:17 |
アクタは、顔を上げた。 (a18) 2022/02/24(Thu) 2:01:58 |
【人】 演劇 アクタ>>9 ユス 「う、うわ……ば、ばか真面目。 お菓子とか食べないのかよ。」 告げられる食の好みに驚愕。 一生野菜しか食べてなさそう、なんて偏見を抱えながら。 「あー、はいはい。 無茶振りして悪かっ……、」 「………?」 「はッ、はあああ!!??!!」 引き受けられるとは思っていなかったのか 目を丸くして、ぱちぱちと瞬き。 「えッ、いや……、ぼ、 僕に二言は無いけど!? か、か、書いてやるよ!お前に当て書きして! その為には……お前、アレだ。 お前の話、聞かせて貰うぞ!色々!」 根掘り葉掘り!良いのか!?と付け足して 君へびし、と指をさした。 君がこれにもまた頷けば、男が今日一日、君に付き纏うだろう。 (10) 2022/02/24(Thu) 2:12:57 |
【人】 演劇 アクタ>>11 ユス 「ふゥん。もうそういう生活習慣な訳ね。」 まずは、食生活についての理解。 確かに育った環境によっては、好みも左右されそうだ。 「 えっ演技指導も? そういうの僕やったことないんだけど。 ま、ま、まあ……これも将来役に立つだろう。 僕は演劇界の未来を担っていく素晴らしい存在なのだから!」 行儀が悪いと指摘を受ければ ぐっと拳を握って指を引っ込める。 「じゃあ、お前、覚悟しろよ! この議論が終わったら……お前の 恥ずかしい話 や情けない話 根刮ぎ聞いてやる!逃げるんじゃないぞ!」 指をさせないので、言葉だけを偉そうに君に示して のちの話し合いの後、どんな結論を出していようと男は君に付き纏うだろう。 こうして、1日目── 議論が起こる少し前の時間。 ふん、と背を向けて、男はさっさと裁判場へと赴いて行った。 (12) 2022/02/24(Thu) 6:41:45 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「こんにちわ〜♡ちょっといいかなぁ?」 ぴょこっと下から覗き込むようにして話しかけた。 「キミは投票、誰がいいと思う?☆彡 さっき自分は選ばれたくない〜っていってたよね?」 (-82) 2022/02/24(Thu) 12:53:02 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「うわぁッ!!?」 突然芸能人が下からポップして来たら 誰だって驚くだろう。目をまんまるにして後退り。 「…………えーと……こんにちは? だっ、誰、って言うのは……無い、けど、 カミクズみたいに、死にたがってる奴を選んでいけば良いんじゃないか? 後は……死んでも良いと思ってる奴とか……。」 ──では、そんな人物が居なくなれば? ──誰もが死にたく無い、と主張すれば? そんなところまで、男は考えていないらしい。 「おま……アンタだって、死にたく無いだろ?」 (-85) 2022/02/24(Thu) 13:10:52 |
アクタは、議論が解散になった後、散歩がてら探索。 (a33) 2022/02/24(Thu) 14:31:51 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス2日目の、議論の後。暫くしてから。 君の端末にメッセージが届く。 『カフェ』 男はそこに居て、君を呼び付けている。 ……何とも伝わりにくいメッセージだ。 いつ来ても、来なくても、特に男が咎める事はないだろう。 (-112) 2022/02/24(Thu) 14:32:38 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 誰かに頼まれて空飛ぶ鯨を出した後のこと。 『今行く』 それだけを打ったメッセージを送り、その後確かにカフェに姿を現した。 「アクタ。待たせたか」 相変わらずの無愛想。それは出会った当初も、誰かの生き死にを決める裁判場でも、そしてここでも、変わらず。 (-123) 2022/02/24(Thu) 15:52:24 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス卓上には、飲みかけのカップや食後の皿がある。 VR空間故何でも好きに出せるのだが、 こういう雰囲気を楽しみたかったらしい。 「別に待ってない。」 散歩がてらの休憩──なので、言葉の通りだ。 何か飲み食いするなら好きにしろ、と言わんばかりに 皿を脇に寄せれば、紙とペンを取り出して 早速、と君のことを書き始めた。 「えー、昔体弱かったんだっけ。 そんで好き嫌いは特になし。変なモン出す、変な奴。 ずけずけ言う癖に、後から謝ってくる。」 何度か君と会話して、抱いた感想を綴る。 そうして、ふ、と紙から視線を上げ、君を見た。 「……お前、ずっとそんな仏頂ヅラなの? 楽しい事とか、嬉しい事があってもそんな感じ?」 (-142) 2022/02/24(Thu) 18:47:20 |
【神】 演劇 アクタ「ふ、ふ………フン! 分かれば良いんだよ、分かれば! 」ツルギ──W友達Wの言葉を耳にすれば 安心したのか、いつもの調子が戻ってくる。 「僕はこんな制度があっても、絶対死にたくない! それが普通だと思ってる! なのに……お前らは、全然、そんな感じじゃなくて、 さ、最悪、死んでも良いみたいに、ずっと話してて……、」 その差異が、温度差が、少しだけ怖かったのは事実。 あんな態度を取っておいて、今更……だとも言えるけれど。 そうして、エノに言及されれば 「……こんなトコで教えてやんない。 気になるんなら、後で聞きに来れば。」とだけ素っ気なく返した。 (G73) 2022/02/24(Thu) 19:06:37 |
【神】 演劇 アクタ「べっつに、気持ち悪いまでは言ってな、」 エノの視線──普段向けられる事の少ない感情。心の奥底まで見透かされてしまいそうな、その瞳──に、びく、と肩を震わせて、男は再び大人しくなった。 「な、な…… 何なんだよ………! 」その後は、ハナサキの独り言を丁寧に拾い上げていた。 ──味方。 ──戦う。 一見穏やかそうな彼女の覚悟は、言葉は、なんだか好感が持てて 彼女へ向ける感情が、密かにプラスのものへと変わっていった。 ……単純、とも、言えるだろうか。 (G77) 2022/02/24(Thu) 20:14:15 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「そうか」 簡潔に答えて向いに座る。話をするとのことだったので、水に満ちたグラスを出した。 お茶会の雰囲気をまるで気にしないと言わんばかりにグラスをごとんと置く。 「おおむねお前の認識で問題ない。 謝ったのはお前の態度が急変したからだ。気を悪くさせたなら謝れと言われているのでな」 ただじぃと紙の上を走るペンを見つめていたが、それが止まると青年もまた顔を上げて貴方を見つめる。 「楽しいこと嬉しいこと……そう感じるようなことはもう暫く経験していないな。あったとしても、覚えていない」 (-153) 2022/02/24(Thu) 20:28:33 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ 空にはおひさまがぴっかぴか。夜更かしをした子が起き出したくらいの頃。 君が端末として利用している物に、メッセージが一件。 『御機嫌よう、愉召怪のコタくんだ。 こちらふと浮かんだ程度のとりとめのない疑問故、 お忙しければお答えいただけなくても構いません』 『元気?』 丁寧な物言いから一転、喧嘩を売ってきていると取られてもおかしくはない一言が送られてきた。 (-158) 2022/02/24(Thu) 20:49:56 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「謝れってW言われてるWから、謝ったの。 ……そんな薄っぺらい謝罪いらない。 お前が悪いと思ったら謝れよ。」 ペンを置けば返品、と告げながら 両手で何かを持つ動作。 君の方へ置く動作。 「覚えてない……って、 学校の行事とか、家族旅行とか、そういうのも ひとっつも無いし……何も感じないってこと?」 責めるような口調ではなく、 未知の、不思議なものを突くように。 軽い口調で問い掛ける。 「じゃ、聞かせてよ。 普段何して過ごしてるとか、そういうこと。 お前の事ちゃんと知らなきゃ、何も書けないから。」 (-160) 2022/02/24(Thu) 21:11:12 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『元気』 君の端末に、簡素なメッセージ。 別に機嫌を悪くした訳ではない。 電子よりも、紙に書く方が得意なだけ。 『何か用か?』 (-161) 2022/02/24(Thu) 21:17:44 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『あ、元気なんだ。元気なわけないだろとか、 そう聞くのってどういう神経してるわけ?とかって 怒られるかと思ってたや、元気ならよかった〜』 『ん〜、昨日も起きて人にメッセ送ったから、 今日も誰かに送るか〜ってコピペで始めたんだが、 すぐ何かが出てこなかった。これから考えます』 包み隠す気が欠片もないあけすけな内容が送られてくる。明言はされないのだが、雰囲気的に用事はお話することなんだろう。 人と話す気にしてはずいぶんと軽率な失礼をしているが。 読んでいる内に次のメッセージ。 『脚本お兄さんって、自分という存在の価値は 何ではかられると思っている?』 『他者からの評価の数が多いこととか、 知識や立場のある人に認められることとか?』 君はこれからの自身の価値を声高に述べているものだから、昨日に別の人と話したことの総まとめのようなことが浮かんだ。 (-165) 2022/02/24(Thu) 22:06:36 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ君のメッセージを読む。 読んでいるうちに、ぽんぽんと続きが送られてくる。 その速度にびっくりしながらも、てしてしと文字を打ち込んでいく。 『体調は悪くない。イコール元気だろ。』 『価値か 価値は、測るものによってそれぞれ変わると思うけど』 『演劇に関しては 評価の数や認知だと思う。 誰かに知られなければ、無いのと同じ。 生み出し、人に知られなければ これは意味がないから。』 『アシモトアクタにしか生み出せない作品 とかな。 そういうの、価値って言えるだろ。世間的に。』 『でも、』 少し、間を開けて、また君へメッセージが届く。 『W自分という存在の価値Wってなると、少し違うと思う。 認めて欲しいと思った人に、認めてもらう。 それだけで、価値があると言えるんじゃないか。』 『って綺麗事。多分。知らんけど。』 男は、君の望む答えを、示せているだろうか。 君はこの返答を無視しても、流しても。あるいは再度問い掛けても良いだろう。 (-176) 2022/02/24(Thu) 22:45:18 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ スッと返事をしようとして、思ったよりも続いた文に「っと、ととと」と、意味のない音の羅列が口からこぼれた。 『イコール元気だなぁ、俺もそう言う〜〜』 『ていねいに答えてくれてありがとう。 脚本お兄さんって、もっと感情の人に見えていたから、 認識を改めようと思いましたって感じ』 『そうだなぁ、』 『世間的な価値と、認めてほしい人に認めてもらうことの価値、 どっちの方が脚本お兄さんにとって価値がある? どっちも同じくらい? そもそも比べらるものでない?』 彼はどうやら、知らんけどの綺麗事ではなく、君の物差しでの答えをご所望らしい。 (-180) 2022/02/24(Thu) 23:46:29 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『それはドーモ 喋るのと違って 文字って、考えてから打つから 冷静に見えるだけだろ』 『ん』 『そうだな、』 思考する、間。 時間をかけて、君へメッセージが届く。 『どっちも。 それで、比べるものじゃない。』 『シナリオライターとして、世間からの価値。 アシモトアクタに対する、個人からの価値。』 『両方欲しいし、 好きな奴が、僕の好きなように書いた脚本読んで 好きだなって思ったら、それ一番最高だなって思う。』 『僕はそう思う。 どう? 満足?』 (-186) 2022/02/25(Fri) 0:52:02 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「そう、ヒメノもね、絶対死にたくないんだぁ〜>< 皆なんか話し合ってるみたいだけど、死んでもいい人とどっちでもいい人を順番に差し出せばいいだけなのにね〜? そんなに話すことあるのかな?」 こて、とわざとらしく首をかしげた。 (-190) 2022/02/25(Fri) 1:19:20 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「………、」 それは、そうだが。 何となく、単純に同調するのも躊躇ってしまう。 きっとここに来てすぐの頃ならば、二つ返事で頷いて見せられたのに。 「そだけど……何も知らないまま投票するのも違うって言うか、 無責任で、身勝手で決めて良いものじゃ無いのかな……って 僕は、今日の議論で、思った………かな。 アンタ、殆ど居なかったから、分からないだろうけど。」 ぽつり、ぽつりと溶け出すように言葉を紡ぐ。 「アンタは……アンタも、 他人より自分の命が大事 なタイプ?死ぬの、怖い? 生きていたい?」 男の口調は、責めるようなものではなく ただ近い意見を持つ君の考えを聞きたい一心だ。 (-195) 2022/02/25(Fri) 2:34:58 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『満足〜〜〜〜。色芽木お兄さんじゃないけど、 脚本お兄さんへの理解が深まった〜って感じ』 『可愛らしい脚本お兄さんを見たかったら 直接話した方がいいっと』 一方の彼は、浮かんだ言葉をそのまま送っているといったふう。 『いいなぁ、羨ましい』 『飾らない自分が認められたら最高! って言えるの、すっげーハッピーじゃん。 努力次第で手に入るものだって思えているわけだ』 『飾らなきゃいけない時になっても それが脚本お兄さんにとっての最高だ、 っていうのはブレなさそ〜〜〜〜』 (-196) 2022/02/25(Fri) 2:43:37 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『う〜〜ん、俺から脚本お兄さんに出る言葉って 選ばれればいいのにだと思っていたのに反対になったな??』 『嫉妬になると思ってたのにならなかったや』 『いや、なればいいと思ってたじゃなくって、 なると思ってたんだ? ならなかった〜〜』 なんか一人でドタバタしていった感。画面の向こうで百面相をしているのが君の目に浮かんだかもしれない。 (-198) 2022/02/25(Fri) 2:44:35 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ「か、かわい……?」 「ぶれ……なさそう……?」 「……し、嫉妬……?」などと 画面の向こうでは、瞬きを何度もしつつ首を傾げた男が居る。 そうして怒涛のメッセージ全てに確と目を通して、 どう返そうか、と考える、間。 『お前は嫉妬したくて 僕の言葉が聞きたかったのか?』 『だとしたら 期待通りにならなくて残念だったな。 自分が態度悪いことぐらいは分かってるけど、 選ばれろと他薦される程、人間として終わってはないよ。』 『お前は、どれだけ努力しても 飾らない自分を、誰にも認めて貰えないのか?』 W可哀想な小太郎くんW。 そのネームバリューくらいなら、男も知っている。……知っているだけ、だが。 そんな色眼鏡で見られているだろう君から出たW羨ましいWと言う言葉は 一体どれ程の思いが詰められているのだろうか、と。ほんの少し、気になっただけ。 (-201) 2022/02/25(Fri) 3:16:35 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『そうだったらよかったなと思う』 『どれだけと頭につくほどの努力も出来やしない。 身体が追いつかないからじゃないぜ? 環境が。』 『知ってる? 休む理由がないと、学校って休んじゃいけないんだ』 当然知っているはずのこと。彼が置かれている環境の比喩。 ──努力次第で手に入るものだって思えているわけだ。 彼は今、学校を休んでいる。 彼には努力をする自由もない。 (-202) 2022/02/25(Fri) 4:02:38 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ『ふうん』 酷く素っ気ない返事。 暫くの、考えている、随分と長い間。 『正直、』 また、長い間。 『何言ってんだこいつと思った。 学校休めるとかラッキーじゃんって。 けど お前にも お前なりの考えとか 勿論苦労があって 何か、思うところがあるんだとしたら。』 『不躾かもしれないけど、ちょっと質問タイムさせて。 もっとお前の事、教えて。 メディアとかでしか、お前の事知らないから。 今の僕が 今、簡単に、返事をしたらダメだと思ったから。』 ごちゃごちゃとした文章が、 男が悩みながら返事をしている証左だ。 君が拒絶するならば、これ以降は目にしなくても良いし 返事を返さなくても良いだろう。 『虐待みたいなことされてた って奴だろ。お前。 努力したいのか? 学校行きたいのか? ならなんで、周りにそう言わない。言えない?』 (-206) 2022/02/25(Fri) 4:45:37 |
アクタは、カイの意見を静かに聞いていた。 (a49) 2022/02/25(Fri) 12:58:28 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『え? 好きになっちゃうじゃん、チョロいな俺。 知らないで無責任なこと言えないから 俺のこと聞きたいってことだろ? 不躾でも何でもない』 君はきっと理解しなかっただろうが、たった今好感度が爆上がりした。 彼は発言の責任の在処をとても気にする。 『努力はしたいよ。学校はー…うーん、 例に出しはしたけどどっちでもいい。必須ではない』 『でも俺は首都大附属高校受からないとだから、 たくさん勉強に時間使うことになるんだ〜〜。 中学はこのまま、ほとんど行かないで卒業すると思う』 (-245) 2022/02/25(Fri) 13:26:41 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『俺って子どもなんですよ。しかも普通の子どもよりも 大分ひとりで生きていけない。大人がいないと。 少し前まではそれは両親だったし、今は医者先生様方だ』 『加藤先生ってわかる? 依存症周りでお世話になった先生』 ──精神科医の加藤 晃久。優しさと厳しさを兼ね備えた人格者の彼は遊召家 小太郎の恩師で、小太郎ほどではないが最近メディアで見ることが増えた人物だ。 『親身になって長く担当してくださったお医者様がさ、 俺にとって悪いことをするわけがないだろ? 世間的にも悪いことしているわけがない人じゃん?』 『そんなことをしているだなんて言う奴がいたら、 そっちの方が悪者の嘘つきだ』 『そうなるってわかってて、誰かに言える? 発言が全部嘘でもよくって、外に出ない、 こんなところででもないとじゃな〜い?』 笑顔のアイコンがぽんぽぽぽん、やけくそ気味に並べられた。 (-246) 2022/02/25(Fri) 13:27:15 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「そうか。悪いとは思わないから、それなら言わない。 本当に悪いと思った時に言うとしよう」 水を一口飲み込み、貴方が置いた何かの位置にグラスをごとんと置いた。気持ちのような、何かはきっと潰れた。 「もう随分と前から殆ど感じないことが増えていったな。楽しいことなど、最後に心から思ったのはいつだったか……真面目に考えて思い出そうとすれば少しくらいは……」 口を閉じたままグラスを触る手が忙しなく動く。思考を巡らせている。 「……やはり思い出せるとしたら7歳から8歳ごろまでだな。その時まではまだ知らない国の写真を見てはしゃいだり、ささやかでも行事ごとに胸を躍らせていた。 それ以降はもう遠いものに感じたり、色褪せたり、疎外感を抱いたりするようになっていったが」 この数日で錆びついた頭をいきなり働かせ続けていたが、まだどうにも鈍い。 「……普段か。公務員試験の勉強をしながらバイトをしている。大学に行くつもりだったが家の都合で変えざるを得なくてな」 (-249) 2022/02/25(Fri) 14:22:19 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「これから死んでいく人の事を知って共感して感傷に浸るための会議なんだ〜アレ☆彡ウケるwww でも〜そういうの知っちゃったら逆に投票しづらくない??」 可愛らしい笑顔のままじっと貴方の表情を見つめている。。 「ヒメノはね!生きてやりたいことがいっぱいあるの! アイドルのヒメノが帰ってくることを皆も望んでるし☆彡 ヒメノはこんなところで犠牲になっちゃけないんだよ!>< キミは、ヒメノとおんなじタイプかな〜って思ってたんだけど、違うの?」 (-251) 2022/02/25(Fri) 14:34:22 |
【神】 演劇 アクタ「はぁ。」 大きめのため息。 本日の議論が終了した事への、安堵。 すっかり冷え切った紅茶を飲み下せば、ゆるり、立ち上がる。 ……暫くは一人で過ごしたい。 「あ。」 けれども、去り際。 思い出したように、エノへと視線を向けて 「僕、今日は適当にふらふら過ごしてると思う。 明日は知らない。それだけ。」 相互理解が出来るかは分からないが、君を拒むつもりがなく いつでも探して貰えれば話をする気がある、と。 そう示して、この場を後にした。 (G98) 2022/02/25(Fri) 18:23:39 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ長く、長く、返事は無い。 画面の向こう側。唸りながら、君の紡いだ文字を一生懸命読み解いている。 『あんまり専門的な事は知らん けど、』 『いくら凄い人でも 世間的に偉い人でも関係なくて お前がちょっとでも嫌なら 嫌で良いし 苦しいなら、その先生とやらが間違ってる。と思う。』 どんなに世間に評価されている人だとしても 表も裏も誠実である確証はどこにもないし たった一人が苦痛を訴えるのならば、それは許容したくないと 我ながら、何の目線かは分からないが、伝えずにはいられなかった。 『えっと』 『それでも逃げられないから 誰でも良いから人に吐き出したい そんな気持ち? だったら、話し相手に僕を選んで正解。 僕が生きて帰る日までの暇つぶし、探してたし。』 『ていうか今更だけど 僕に話すと、 お前の感情も経験も 未来の脚本の糧にするぞ。』 同じように、笑顔のスタンプ。 (-285) 2022/02/25(Fri) 18:59:27 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「ふゥん、」 飲み物のグラスへ口を付ける。 傾けて、一口含んで、飲み下す。 「自分の経験したことなのに、 そんなに他人事みたいに思うんだ。 ……面白いじゃん、書き甲斐あるよ。」 7、8、片手の指を曲げ伸ばしして数えてみて 途中で飽きたのか、ぱ、と止める。 「何か……そうなるようになった きっかけが思い出せたら、 色々分かるんだろうけど……」 はしゃいだり、心躍らせる君を想像してみて あまりに現在の君とかけ離れていて、我ながら、は、と鼻で笑ってしまった。 「……家の都合って? あ、これ気軽に聞いて良いやつ? もう聞いちゃったけどさ。」 (-289) 2022/02/25(Fri) 19:47:54 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『特に吐き出す気もなかったな。話してもなんにもかわらない。 状況も俺の心境もね。我ながら面倒な奴ですから、俺』 『でも話す理由が出来てしまったなぁ?』 『だから脚本お兄さんの今の暇つぶしと 未来の糧になってあげよう』 『それで、可哀想なこどもが 最後にはすくわれる話でもいつか書いてやってくれ』 『なんてね、好きに形にしたりしなかったりで構わない』 (-293) 2022/02/25(Fri) 20:35:12 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 演劇 アクタ『ん〜』 『脚本お兄さんの意見へのレスポンスも含めて、 一通りまとめてから後で送るわ』 君が伝えずにはいられなかったことに触れるのはその時に。 『のんびり構えていて〜って感じ? 今日の合議の後とかになるかも』 文字はひとまずここで止まる。他の話が続くなら乗るし、一度会話を閉じるのならそうする構えだ。 (-295) 2022/02/25(Fri) 20:38:05 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ────ぞく、 君の笑顔。 可愛らしい筈なのに、この身は不思議と背筋に冷水が通ったかのように感じた。 「そりゃあ……僕だって、 生きて、やりたいことがあるし 僕が帰ってくることを、家族も望んでるし こんなところで犠牲に……なんて………、」 なりたくない。 けど、でも、しかし。 どうしても、今は簡単に頷く気にはなれなくて。 「同じ……だと思う。 他の人が死んだって、生きたい。 ……僕はアンタと同じだよ。」 ──だから、たっぷり時間をかけてから 自分に言い聞かせるように、ゆるりと頷いた。 「……で、同じだったら、何?」 (-301) 2022/02/25(Fri) 21:05:28 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「あの会議の雰囲気に感化されちゃったんだね〜>< キミ意外とイイコなんだね♡」 (その調子で生き延びるのを諦めてくれるなら、ライバルが減るしそれはそれでオッケーだけど〜☆彡) 「人の命を奪ってでも生き残りたいって強く思うならお互いに入れないって同盟結んでおこうかなって思って♡ ……どう?素敵な提案でしょ?♡」 (-305) 2022/02/25(Fri) 21:17:22 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「べ、……別に良い子じゃない! 茶化すな!普通に喋れ!」 君がアイドルなんて肩書きを持たなかったなら ここで容赦なくデコピンでも入れてやるところだったが。 「………あー、そういう事か。 僕は別に、誰に死んで欲しいとか、 誰に生きて欲しいとか、今のところ無いし……。」 今度は、少しだけ間を開けて。 「うん、良いよ。良いけどさ、 お前が絶対僕に投票しないって 」どうやって証明してくれんの? そうしてそれは、 自分も証明する術がないとの証左でもある。 (-308) 2022/02/25(Fri) 21:39:15 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「あははっ♡照れてるの?☆彡」 楽しげにくすくすと笑って貴方の手を取った。 「証明なんてできないよ、ただの口約束だもん♡ でも、お互いにメリットがあるならわざわざ約束を破ることはないでしょ?☆彡 ……逆に、どうやったら君が満足できる証拠になるのかな?」 勝手に握った手に指を絡め、微笑んだ。 (-311) 2022/02/25(Fri) 21:54:40 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「思い出に何か思うところもないのでな。 ……うん? きっかけか? ああ、それは分かる。別に記憶喪失というわけではないのでな。楽しいと感じることが分からなくなったしどうでもいいから思い出せないだけで」 指折り数える貴方の様子を見守りながら言葉を続ける。 「11年前、7歳の頃に臓器移植を受けた。それ以降だな、考えるのをやめ始めたのは」 鼻で笑われた理由が分からないので、首を傾げるとまではいかずとも目をぱちりと瞬かせた。 「別に聞いても問題ない。2年前父が事故で死んでな。母はそれまで専業主婦だったし、大学行くどころじゃなくなったので働くことにした。それだけだ」 (-312) 2022/02/25(Fri) 21:55:16 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「わ、」 ──手が取られた。 「わああああ!?」 ──指が絡められた。 「わ、かった! 分かった分かった分かった! 良い!良いから!証明終了!」 男は、あまり女性経験が無い。 故にあからさまに焦り、繋がった手指を振り解く。 ……なんだか、ちょっと、Wそういう感じWだった。びっくりした。 「ぼ、僕はアンタに投票しない! アンタも僕に投票しない!僕達は裏切らない! こっ……これで良いだろ!?」 (-316) 2022/02/25(Fri) 22:04:05 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ振りほどかれてぱちくりと長い睫毛が揺れた。 ねっとりじっくり手を触られることはあっても振りほどかれるのは初めてで。 「キミって結構シャイなんだ♡♡可愛い〜♡♡」 キャハハ♡と笑って両手を軽く上げた。 もう勝手に触りませんという意思表示だ 「ヒメノの気持ち♡信じてもらえたならよかった☆彡」 後ろで手を組み、軽くのぞき込む様にして貴方の顔を見る。 「いつか、もっと証明してほしくなったら言ってね♪」 (-323) 2022/02/25(Fri) 22:19:03 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「───え、」 臓器移植。 父が事故死。 淡々と語られる内容は 恵まれた家庭で生きてきた男では、簡単に想像出来なくて。 暫くそのまま、目を開いて君を見つめていた。 「そ、れは……、 楽しい事が、分からなくなるくらいに……、」 臓器移植を受けるくらいの、 何か悲しい出来事があったのだろうか。 幼い君が傷付いて、 傷を見ぬふりする為に、感情を捨てて。───なんて、 勝手に想像して、勝手に考えて。 表情を歪めない君の代わりに、勝手にへにゃりと眉を下げた。 でも。 一度踏み込んだなら、最後まで。 君の事を、知りたい。 「……そっか。 何で……臓器移植を?」 (-329) 2022/02/25(Fri) 22:39:44 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「───コホン!」 わざとらしい咳払い。 ばっと身ごと視線を逸らして アイドルに覗き込まれている事を、意識しないように……。 「いっ、い、いらない……! 充分だッ!充分! 信じたから、もう良いだろ……ッ!」 現在の言葉や態度はどうであれ 男は今後、君との約束を守るだろう。 互いにメリットがある限り──ではあるが、 今のところ、特に男に裏切る意図は芽生えてすらいないようだ。 ……君がどうするかは、勿論君次第。 (-330) 2022/02/25(Fri) 22:47:59 |
【秘】 演劇 アクタ → 哀しげ ユメスケ画面の向こう。 君からのメッセージを一通り読む。 ──それで、可哀想なこどもが ──最後にはすくわれる話でもいつか書いてやってくれ 『分かった』 最後の最後に簡素なメッセージを返して、会話は閉じられた。 きっと暫くはそわそわとスマホ端末を気にしているだろうし、 糧と言いつつ、君と話すのを楽しみに待っているだろう。 (-334) 2022/02/25(Fri) 23:01:33 |
アクタは、空を見上げながら、初期エリア内をぐるっと散歩。 (a55) 2022/02/25(Fri) 23:20:57 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「交渉材料にアイドルの体を好きにできちゃうかもしれないのに……もったいなぁい♡」 貴方が拒否するのを分かっていてわざとらしく胸を寄せるように身を抱いた。 「ヒメノも約束は大事にするタイプだよ♡ 安心して♡」 揶揄いはするが、こちらも貴方を裏切るつもりは今のところないらしい。 (-344) 2022/02/26(Sat) 0:46:12 |
【秘】 演劇 アクタ → アイドル ヒメノ「体!!!?!!!???!」 一番大きな声が出た。 そうして、後退り。 「おっ、お……女の子、が、 そういうこと、軽率に、言、言……!」 頬を耳元まで赤らめて 顔を覆えば君から思い切り距離を取る。 「ば、バカ、 ばあああか! 約束ッ、破ったら、ゆ、ゆ、許さないからな!」 破られた時。──許さないどころの騒ぎでは無さそうだが 今はそこまで頭が回っていないらしい。 君が無理矢理にでも引き留めなければ このまま男は、照れたまま逃げ去っていくだろう。 ……あんまりにも情けない。 (-348) 2022/02/26(Sat) 1:32:22 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 硝子のような目で貴方の反応を見る。貴方のような反応をする者も少なくなかった。何の感想も抱くことなく見つめ続ける。 自分と違って感情が顔に表れやすく、変化の幅も広いのだと。 淡々と印象を頭に留めながら。 「何で、と言われてもな。俺が患ったのは重く、有効な治療法がそれしかなかったからだ。 あの時は生きたいだとか死にたいだとか考える余裕がないほど苦しかったから、体調が良くなかった時はW楽になりたいWとばかり口にしていた気がする。 結果親の判断により臓器移植を受けて、無事拒絶反応も起こすことなく体が楽になって問題なく生きている。……今思うと死んで楽になるという道もあったのかもしれないがな」 自分の歩んだシナリオをかいつまんで説明し終えると、グラスを掴んでもう一度呷った。 (-352) 2022/02/26(Sat) 2:57:02 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 演劇 アクタ「あらら♪」 逃げ去って行く男にくすくすと込み上げる笑いを手で抑えた。 「ほんと、可愛い子だなぁ〜♡」 あんな子が彼氏だったら、アイドルじゃない普通の女の子でも毎日が楽しくて素敵なんだろうなと素直に思った。 「まぁ…“私”じゃ無理なんだけどね…」 一人ごちに呟いてこの場を去った。 (-355) 2022/02/26(Sat) 3:26:41 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ合議が終わって、どこかしらの時間で。 君を探し歩くカラフルな髪の青年。 見かければ、あぁ、と口を開き。 「アクタくん、こんなところに。」 ふわりとした足取りで、君に近寄ってくる。 (-360) 2022/02/26(Sat) 7:22:37 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「ホントに来たんだ。」 散歩の途中、広場付近。 まるでダメ元で約束した友達が来たときみたいに、 近寄る君を一瞥すれば、同じように歩を進めて距離を縮める。 「そんなに知りたい? 僕がW演劇好きになった理由Wだっけ。 対して深い話しでもないし……嗚呼、 きょとん、と不思議そうな顔をしたのち、 そういえば、と何かに思い至る。 「理解したいとかされたいとか言ってたな、お前。 まー僕だけ話すのも何か不公平だし…… お前も、お前の事話せよ。」 理解に至るかは分からないけれど。 そんなふうに男は、君に笑ってみせた。 (-361) 2022/02/26(Sat) 8:04:38 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「約束は守る為にあるものだよ。」 事も無げに言って、互いに距離を縮めて。 そうして、一歩分開けた距離で止まる。 「知りたいよ。君の事、なんでも。」 人を理解することは気持ち良い。 何かを知れるとあれば、気分が高揚する。 そして、そちらからも要求をされて…… 「……いいよ。教えてあげる。知りたいだけ。」 人に理解されることは気持ち良い。 興味を持ってもらえるだけで、体が熱くなる。 「うーん、何から話そうかな……じゃあ。」 「おれ、本当の名前は虹谷絵乃(にじやえの)って言うんだ。」 「ニジヤ製薬って、知ってる?」 それは、この国において最も有名な製薬会社のうちの一つ。 (-375) 2022/02/26(Sat) 12:04:03 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「ふゥん。 それって、『僕の事が知りたい』の? それとも『何でも知る』事がしたいの?」 それは言葉にすれば些細な違い。 けれども、君と対話する上では、大切なことだと思う。 ……まあ、別にいいけど、とひとりごちて。 君から語られる話に耳を傾け始める。 「あーはいはい。ニジヤね、ニジヤ。 変な名前してんなと思ってたけど、本名も中々へ えっ? 」立ち話も何だし、何処かに腰掛けようかと周囲を見渡していた男は その全ての動作を止め、君を見た。 「 知らないワケあるか!? 凄いな、さぞや豪華な生活してるんだろうな……! だってあのニジヤ製薬が家、ってことだろ? 苦労とか全然なさそう! ……って、」 輝く瞳。勝手に想像しては緩む頬。 すっかり豪勢な様子を幻視して──それから、は、と顔を引き締める。 「そういう奴には、そういう奴なりの苦労とかあるよな。 僕には想像もつかないような、さ?」 一先ず目についた噴水の縁へと君を手招いて、隣へ腰掛けるように促す。君が座れば、自分もそのように。 (-378) 2022/02/26(Sat) 12:36:41 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「し、」 死んで楽になるなんて、と言いかけて ここはそんな綺麗事を吐く場ではない、と思い至る。 「……そっ、か」 でも。 「でもさ、親御さんはお前に生きて欲しかったから、手を尽くしたんだろ。 そんな人達が居るのに、W死んだら楽Wとかはさ……言うなよ。」 事実はどうだろう。 義務感からだったかもしれないし、自分の想像通り君を愛していたのかもしれない。 分からないけれど、分からないなりに、伝えたいと思った事を、君へ伝えた。 「はーあ! お前、何聞いてもつまんなさそう!」 がたん! 椅子の音を鳴らして立ち上がれば そうして君の目の前まで顔を近付けにっと笑って見せる。 「散歩しながら話そうぜ、 その方が僕は楽しいしさ。……お前もそうかもしれないじゃん?」 きっとそうだと良い、と。 君の返事を待たずに背を向けて、カフェを出て行く。 ……君が着いてくるかと時々心配そうに振り向きながら。 (-380) 2022/02/26(Sat) 12:55:55 |
【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「うーん、今は君のことが知りたいよ。」 という言葉は、いまいち、君の問いの回答にはなっていない。 別に、誰でもいいけれど。 今は君がいい、そんなふわふわした芯のない気持ち。 促されるままに腰掛ける。 背中から水際の涼しさを感じる。 風が吹くと、飛沫が首筋に飛んできて冷たかった。 「どうかな。苦労はなかったかも。」 「欲しいものに困ったこともないし。」 「きっと美味しいものばかりを食べてたし。」 「俺は跡継ぎじゃないから、放任されてたし。」 「ぬるま湯みたいな人生と言っても過言じゃない。」 だから、ただの趣味の絵に没頭する時間だってある。 青年が人より絵が上手いのは、才能があるとかじゃなく、ただ時間があるだけだ。 「でも。」 「大体、お金持ちだって聞くとみんなそう言う反応をする。」 「苦労がなさそう。世界が違う。自分とは違う。」 「怪我をさせたら大変だから気を遣う。美味しいものを食べてるだろうから買い食いには誘えない。」 「俺は何も言わなくても、みんなが勝手にそう判断する。」 同じ人間なのにね、と感慨もなく呟く。 それは苦労と言うにはあまりにも稚拙な、ただのボヤきだった。 (-387) 2022/02/26(Sat) 13:51:53 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ 伝えたいと思ったことを受け取る。この青年に拒絶は無い。拒絶すると言う考えが無い。 「…………」 思考。沈黙。 成る程、お前もか。 「そうだな。善処しよう」 静かにそう答えた。 青年の親が何を思っていたか、真実は分からないままだ。青年自身は親がどう思っていたかなどまるで興味がなかったから。 「つまらないと言われても、面白くないと最初に忠告したんだがな。 散歩か。たしかに座りっぱなしだと体に悪いしな。いいだろう」 花咲く笑顔を浮かべた貴方を、表情一つ変えずに追いかける。態度や雰囲気は滅多に変わらなくても、約束したからには貴方を捨てるなんてことはしなさそうだ。 (-390) 2022/02/26(Sat) 14:31:41 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「今は、って……」 苦笑。 あまり答えにはなってないけれど、 そこに言及する程まだ君の事も知らなくて。 だから、君の隣に腰を下ろして、君のぼやきに耳を傾けてみるのだった。 「……僕も正直、そう思うよ。 自分に無いものだから WそれがあればきっとWって、 無いものねだりでさ。」 へら、と、 やっぱり困ったように笑う。 苦労に分類されるだろうそれは、持たざる者からすれば、やっぱり羨ましいばかりだから。 「でも、お前が欲しいW理解Wってさ そういうの取っ払った関係ってことだよな。」 ──こてん。 頭を傾けて、君の肩に置いてみた。 ▽ (-414) 2022/02/26(Sat) 18:15:09 |
【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「僕さ、」 君との距離が縮まって、 声が、はっきりと君に届く。 「昔、家族で観に行った舞台が大好きで ずーっと脚本家を夢見てんだ!」 ───原体験。 人の生き方や考え方に、大きな影響を与える体験。 「自分の中の、譲れない核みたいなさ。 それがあるから自分らしくあれるような、大事なもの。 そういうのをお前はずーっと探し続けてるのかなって、思った。」 だからどう、とか。何、とかは言わずに ぎゅっと両目を閉じれば、君と自分の前にレモンティのボトルをぽんと出した。 「それ、僕の好きなやつ。」 奢りな、と、 やっと素直に微笑んで君を見た。 (-415) 2022/02/26(Sat) 18:16:00 |
【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス「なっ、なんだよ…… お前は両親の事、嫌い? ほんとに……生きてる方が嫌だった?」 沈黙。善処との言葉。 家族を愛し愛されて育った男には、理解出来ない感情だけれども そういうW家庭環境Wがある事は、知識として頭にあった。 ───勿論これも、勝手な想像だ。 君が後に続くのを確認すれば、からん、とベルを鳴らしてカフェを後にして。 特に当てもなく、VR空間を歩き出す。 男は、散歩が好きだ。インスピレーションが湧きやすくて、楽しいから。 「お前がつまんなさそうって言ってんの。」 ぐっと背伸びして、 君の眉間にデコピンを食らわせようとする。 最高速度を100として、6ぐらいの速度だ。君は避けられるか? 「あ、バイト何してんの?」 しれっと次の話題を振った。 (-416) 2022/02/26(Sat) 19:32:15 |
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