情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥あまり手の入っていない、雑木林の中を分け入って少し。 今はもう、誰も参る事の無い、寂れた神社。 昔もお婆ちゃんっ子やお爺ちゃんっ子でもなければ この場所の存在は殆ど誰も知らなくて。 だからここは、今も昔も二人だけの秘密基地だった。 「みんなは来てくれるかなあ」 月日に埋もれる事も無く、今も形を保ったままの石畳を踏んで 一人ぼっちの王様は、ここじゃなくてもいいやと笑う。 「来ないってことは、 他にもっといい場所があるってことだものね」 「ひとりじめなんてずるいから、それなら探しに行こうかな」 「だってみんなの秘密基地は、一つだけじゃつまらない!」 (*0) 2021/08/12(Thu) 21:01:25 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 四角形の記憶 卯波/* ご連絡なのじゃ! 今から連れて行くロールのさわりを置いておくのじゃけど、 多分きっとみなに見えてる所を優先した方がいい… と思うから、レスは後からでも全然オッケーなのじゃ! というより秘密基地に連れて行く方のロールはさっくり〆て 早めに全体で遊ぶのに移った方がいいかもしれんのう! (-3) 2021/08/12(Thu) 21:21:10 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 四角形の記憶 卯波日もとっぷりと暮れて、 川遊びに集っていた人々も疎らに帰路へと就いた頃。 「ねえ、卯波兄!」 あなたももう帰路に就こうとしていた頃だろうか。 それとも、帰り路を行く人々の背を見送っていただろうか。 「まだ帰らないで、もうちょっとだけ遊ぼう?」 いずれにせよ、遠慮を知らない末の子は 幼心にその手を引いて、昔のように遊びの続きをねだった。 「教えたい場所があるんだ」 夕暮れに烏が鳴いて、落ちた影がうんと伸びる。 その得も言われぬ寂寥感がそうさせるのだろうか。 (-5) 2021/08/12(Thu) 21:23:20 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「……いやいや、全然!そんなことないですよー! え?あはは、やだなあお婆ちゃんったら…うん? うん、わかった!モモチに任せて!」 それじゃあいってきます、と言って広い玄関を潜る。 まだ来て数日も経っていないけれど、涼風の祖母は優しくて。 よそよそしさは殆ど消えて、既にもう一つの家のようだった。 それから、今日は何をして遊ぼうか、と考えて 川遊びをしていた時、卯波や夕凪が 近くの海について話していた事を思い出した。 「……海、海かあ… みんな、誘ったら来てくれるかな?」 (2) 2021/08/12(Thu) 22:16:29 |
百千鳥は、昨日のように目に付いた人に片っ端から誘いを掛けて回った。 (a5) 2021/08/12(Thu) 22:17:29 |
百千鳥は、夕凪の事も探しに行った。遊びに行くなら、みんなと一緒がいい。 (a6) 2021/08/12(Thu) 22:18:35 |
【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「──ようこそ!」 一人ぼっちの王様は、待ちわびたとばかりに来訪者を出迎えた。 「いいよ、いいよ、一緒にいつまでも遊んでいよう。」 迷夢の中に、甘い肯定を投げ掛けて 「遊び相手だって、遊び場だって、いくらでもあるんだから」 「みんなもきっと、みんなの居るこの村が好きなはず」 どこまでも、幼気な夢を謳う。 「ずうっとここに居たいはず!」 きっと、皆がそうなのだと信じて疑う事も無く。 「だからみんなでずっと、遊んでいよう?」 (*1) 2021/08/12(Thu) 22:44:40 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@0 夜長 「秘密基地?」 夜長からの問いを、ころりと首を傾げて復唱した。 人を探しているのはそれとなく聞いていたけれど 目の前の大人の人から、そんな言葉が出てくる事が あまり結び付かなくて、子供心になんだか意外だったのだ。 「うーんとね、今もあればだけど… たしか、あんまり使われてない海の家があったはず。 そこなら秘密基地になるんじゃないかなあ?」 それでも尋ねるからには何か理由があるのだろうと 秘密基地、の心当たりを一つ答えてみせた。 子供の行くような場所は、子供に尋ねた方が早い。 (3) 2021/08/12(Thu) 22:51:47 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>+2 「あ、夕凪姉! うん、昨日みんなが行きたいねって言ってたの思い出して!」 ひょいと顔を出した捜し人に、ぱっとそちらを振り向いて 問いに答えを返して、何をして遊ぼうかと考える内に 見付からなかった事の違和感など、遠くへ消えてしまった。 「そっか、車で行かないとなんだよね。 じゃあモモチ、もう少しみんなの事を呼んで来るから 夕凪姉にはその間に色々準備してもらっていい? えっとね…そうだ、夕凪姉は何して遊びたい?」 (4) 2021/08/12(Thu) 23:03:13 |
【秘】 四角形の記憶 卯波 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「どーしたの、モモちゃん。 俺なんかで良ければついてくよ」 微笑んで、その幼い仕草を見つめる。 四角形に切り取り続けた風景。 それは今でも千変万化で、できればずっと撮っていたいのだけど……弟分に呼ばれたのなら仕方がない。 「教えたい場所、か。 この辺りで知らない場所はあんまりないと思ってたけど、どうだろうね」 (-21) 2021/08/12(Thu) 23:04:29 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 額縁の外 卯波「もう、卯波兄だから来てほしいのに!」 俺なんか、という言葉にわざとらしく口を尖らせて 了承を得たのをいいことに手を引いて、二人河原を離れて行く。 「秘密基地!呼子お姉とモモチだけ…かはわかんないけど! でも、今まで誰にも教えてなかったんだよ!」 向かう足はあまり人の手の入っていない雑木林に差し掛かって 伸び放題の下草の中を迷いなくかき分けていく。 「…卯波兄、なんか元気ないように見えたから だから、特別だよ?」 夕暮れ時の薄暗さの中、差し込む夕陽だけでは きっと、その表情を窺う事はできない。 そうして、二人は寂れた神社に行き着いた。 (-24) 2021/08/12(Thu) 23:21:22 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「秘密基地! 懐かしいな、それこそみんなで作ろうだのいってた気がする」 あっちの方がどうなったかはあんまり覚えてないけど。 草を払って、岩肌を踏み、 どうにかこうにか後ろをついていく。 「元気……元気か。 自分では隠してたつもりなんだけど、 やっぱり子供の目ってのは侮れないなあ」 ははは、と乾いた笑い声をあげて。 辿り着いた鳥居の向こう。名も知らぬ神社。この辺りにこんなものあっただろうか、と少しだけ首を傾げた。 (-26) 2021/08/12(Thu) 23:28:54 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@1 夜長 「母さん……えっと、雪子さん、だよね?」 大人の大きな背を見上げて、念の為にもう一つ尋ね返した。 狭い田舎の中だから、人の事はすぐに覚えられるけど それでも念を入れて悪い事はない。 「ううん、案内するくらいなら全然! 秘密だから秘密基地、っていうのはわかるけど… ひとりじめはずるいし、他の誰かに見つかっちゃう場所なら そもそもそこを選んだのが大失敗!それに……」 まだまだ子供の少年は、にっかり笑って言い切った。 「かくれんぼだって、見付けてもらえなきゃさみしいもん!」 (7) 2021/08/12(Thu) 23:33:30 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>+4 夕凪 「やった!」 了承の言葉に飛び跳ねんばかりに喜んで それから、羅列されるやりたい事、にふんふんと頷いた。 「わかった!じゃあモモチ、みんなの事呼んで来るね! 清和も翔兄も、引き摺ってでも連れて来る! あと今度こそ着替えてサンダル持ってって…」 その中に、女の子らしい遊びが含まれていなかった事は 百千鳥にとっては、幼い頃に一緒に遊んだ夕凪が 今も変わらずそこに居るようで嬉しかった。 モモチもスイカ割りやりたいなあ、なんて 海でできる遊びを指折り数えてから、 集合場所を決めて、また皆を呼び回りに一度別れただろう。 (8) 2021/08/12(Thu) 23:47:46 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 額縁の外 卯波「あ、それ呼子お姉から聞いた気がする! たしか結局みんな、虫にぼっこぼこに刺されてやめたって…」 思い出を手繰り寄せて、くすくすと笑いながら 一つ、石畳を踏んで、振り返った。 「……みんな、変わってないのに、なのに何か変なんだよ また昔みたいにみんなで居て、みんなで遊べるのに みんな、いつも何か他の事考えてる。」 ここでは、思い出は必要ない。 だって、思い出の中のものは全て、ここにある。 「ねえ卯波兄。どうせ辛いなら、全部忘れちゃおうよ。 全部ぜんぶ、外の世界に置いていこうよ。 みんなが居て、みんなの居るこの村があって それ以上に必要なものなんて、何もないはずなんだから。」 (-30) 2021/08/13(Fri) 0:03:51 |
【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥秘密基地は、みんなの国。 一人きりの王様は、ある時不意に、二人の迷い子に呼び掛けた。 「ねえ、みんな!」 「 みんなは誰と遊びたい? 」「アタシ達、きっと二人が連れて来てほしい人を連れて来るよ」 「一番に遊びたい人を呼んで、それからいろんな事をして遊ぼう」 「──いつまでも!」 (*2) 2021/08/13(Fri) 0:11:53 |
【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥/* という事で墓下のお二人に次回襲撃先のアンケートなのじゃ! とは言っても妾、黙狼どのの襲撃先は本当に自由にしてほしいと思っておるからの だから絶対に連れて来る事ができるとは言えないのじゃけど、 妾一人で決めてしまうのも勿体無いから是非お聞かせ願いたいのじゃ! あくまでも参考にしたい程度のものじゃから ロール的にはこの人が居てくれたら嬉しいな、くらいで あまり気負わず答えてくれると嬉しいなのじゃ! いずれはみなを連れて来たいの……のじゃ……のののじゃ… (*3) 2021/08/13(Fri) 0:13:13 |
【秘】 夕凪 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥いつの時間だったか。 秘密基地にいるあなたのもとに訪れた夕凪はなんだか楽しそうで、少し。 村で出会った様子と違ったように見えた。 「モモチくん元気だなぁ、夕凪たちは編笠に来てほしい! でも、もし難しいなら…うーん。 青嵐とも話さなくちゃいけないこともあるし、お兄ちゃんも頭硬いから来てほしいかも」 彼らの指すお兄ちゃんは鬼走のことだ。 秘密の作戦みたいでなんだか楽しいね。 (-32) 2021/08/13(Fri) 0:23:25 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 夕凪「──晶兄?」 楽しそうに告げられた名に、一度目を瞬かせて 「あはは」 それから、大丈夫だよとにんまり笑った。 「 晶兄なら大丈夫。きっと誘えばいつでも遊びに来てくれるよ。 それから、瞬兄と鬼走さん。 わかった。待っててね、夕凪姉 アタシ達、きっとみんなを連れて来るよ。」 こんな秘密の作戦会議を、きっと昔にもした事があるのだろう。 ──アタシ、というのは、昔日の呼子鳥の一人称であった。 (-33) 2021/08/13(Fri) 0:38:41 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@2 夜長 「まっかせて!モモチ隠れるのは下手くそだったけど、 探すのはけっこう得意だったから!」 しんしんと降り積もる言葉に得意げに胸を張って見せて、 それから付け足されたお願いと問いに肯定を返した。 「うん、わかった!まだまだみんなを呼ばなきゃだから またあとでね、和臣さん!あ、そうだ…」 ぱっと手を振って別れようとして、ふと思い当たる。 「モモチ、でいいよ!」 まだまだ子供と言って差し支えない少年は、実に子供らしく 自分の言いたい事だけを言い残して駆けて行くのだ。 (10) 2021/08/13(Fri) 0:54:21 |
百千鳥は、一度振り返って夜長に手を振った。「またあとで!」 (a12) 2021/08/13(Fri) 1:04:08 |
【秘】 夕凪 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「へぇ、そうなんだ? 全然会いに来てくれないから寂しかったのに。 モモチくん、夕凪――― 夜凪も入れてあげてね 」楽しみにしているね、と明るく笑った姿は昔のどちらがどっちかわからない双子の姿そのもの。 「夕凪たちは、待つのは得意だから大丈夫!」 クスクスと笑いながら心地よさそうに木陰にもたれかかって、瞳を閉じるなどしていた。 (-38) 2021/08/13(Fri) 1:11:34 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「……」 その願いを聞いて。 何処か腑に落ちた様子で息を吐く。 ため息ではなく、もっと別の感情をこめて。 「……いいよ。大丈夫。 可愛いモモちゃんの頼みだもの。 外の事を記憶の外に押しやるなんて簡単だ」 微笑む。張り付けたような微笑みだ。 「でも、いっこだけ違くて。 俺が辛いのは、今もこの田舎のなかにあって。 必要なものはないけど、足りないものがあって。 ……それでもいいなら。 俺は、一旦、抱えてるものを手放すよ」 (-39) 2021/08/13(Fri) 1:28:38 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 夕凪「────ああ、そっか」 そうだった。 この双子の兄姉は、いつでも二人一緒に居て当然じゃないか。 一度そう思えば、それは大した違和感も無く懐に収まった。 「ごめんごめん、なんかうっかりしてたみたい。 それじゃあ夕凪姉、夜凪兄。 モモチ、一度みんなのところに行ってくるね」 いってきます、なんて微笑む夕凪達に手を振って 踵を返して、独り言のように呟いた。 「呼子お姉も、そのうち来てくれるかなあ」 (-41) 2021/08/13(Fri) 1:41:29 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 額縁の外 卯波「田舎のなかに?」 何か卯波が辛いと思うような事が、今もこの田舎の中にある。 田舎の中に居る事で、きっと欠けているものを意識してしまう。 だからずっと、みんなの中で浮かない顔をしていたのだろうか。 みんなもきっと、自分達と同じように 何の屈託も無く、ただ みんなの居る田舎 が好きに違いないとそう無邪気に思い込んでいた百千鳥にとって、 そんな事は、まったく考えもつかない事だった。 「……それは、遊んでるだけじゃ忘れられないの? ずっとここで遊んでいれば、きっと嫌な事なんて忘れられるよ みんなでずっと、ずっと一緒にいれば、きっと…」 作った笑みを覗き込んでも、視線は上滑りするばかりだろうか。 言葉はだんだんと尻すぼみになって、縋るような問いに変わる。 「…モモチには、何もしてあげられないような事?」 (-44) 2021/08/13(Fri) 2:01:21 |
【秘】 額縁の外 卯波 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「そんな顔しないで、モモちゃん。 多分、どうにもならないことだけど」 折れかけていた心を踏みにじられ、 破片だらけになった、自分の中身。 それを癒すには、何が必要か、自分にもわからない。 「もしかしたら、遊んで忘れられるかもしれない。 田舎にいても、辛くなくなるかもしれない。 だから……いいんだよ、気にしなくて」 全ては希望論でしかない。 気の病なんて、そんなもの。 「……晶兄、瞬兄、薫兄。優兄。 あといないけど、呼子姉。 本当はもう一歳早く生まれて、 あの人たちと肩並べて遊びたかった。 そうだ、ここなら──それができるんじゃない?」 仄暗い感情を胸に。 そんな、悪戯を思いついた表情で、言う。 (-47) 2021/08/13(Fri) 2:28:41 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 額縁の外 卯波「………気にするよ」 「だって、呼子お姉も、それからモモチも みんなが居て、だから毎日楽しくて、大切にしたくって 辛いことも悲しいことも、あったら嫌だよ …モモチには何もしてあげられないのは、もっとやだ」 どんなに手を伸ばしても、心には触れられなくて 適切な触り方も知らない子供には、 頻りに嫌だ嫌だと駄々をこねる事しかできなかった。 それから、叶わない願いと、今だけは叶えられる望みとを 聞き届けて、顔を上げて、確りと頷いた。 「…うん、わかった。 大丈夫だよ、卯波兄 だって遊んでる間はみんな、年上も年下もないんだから。 いつまでも、みんな一緒になって遊んでいられるから。 そのためにモモチ、きっとみんなを連れて来るよ。 きっと……呼子お姉も、いつか来てくれるはずだから」 (-50) 2021/08/13(Fri) 3:01:21 |
【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥寂れた社に背を向けて、 下草に埋もれかけた階段を下りて行く。 みんなを呼びに行かなければ。 次は誰を迎えに行こう、そう考えて みんなは誰と遊びたい?そんな問いの答えを思い返す。 編笠。 青嵐。 涼風。 髪置。 鬼走。 その内の一人は、何れ来るだろう。 そんな漠然とした確信があった。 そして、その内の一人は── (*4) 2021/08/13(Fri) 3:41:42 |
【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「 本当は、二人がここに居るの、知ってるよね? 」根拠なんて何処にも無いけれど、やはり確信じみたものがある。 たとえば、夢の中で、無根拠にそうなのだと思うように。 にんまりと笑って、一人呟いた。 「いじわるしないで遊びに来てあげればいいのに。 それとももしかして、恥ずかしがりやなのかなあ?」 「まあ、どっちでもいいか。 そうだなあ、アタシが呼ぶのはあの人にしようかな。 だって誘わないと来てくれなそうだもん」 脳裏に浮かぶのは、いつも寡黙でどこか顰めっ面の大人の人。 それでも優しいあの人は、自分達が待っていると言えば きっと、この場所にも来てくれるだろう。 (*5) 2021/08/13(Fri) 3:52:15 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 巡査部長 鬼走/* 性感44倍耐久勝負どの、遅くにすまんのう……皇狼妾なのじゃ。 一人協議の結果、今夜の襲撃先は鬼走さんに決まったのじゃ… 妾の襲撃と黙狼どのの襲撃と半々になるはずじゃから、 確実に襲撃されるわけではないのじゃけど… もしロールする時間があんまり取れそうにないとか、 秘密基地には自分から行きたい!というわけでなければ 妾、責任を持ってバッチリ襲撃ロール…… というか秘密基地に連れて行くロールはするつもりなのじゃ 確実に襲撃できるかわからない以上 仮に襲撃ロールをするにしても墓落ちを確認した後に前日時空で、 それから多分さくっと全体に移った方がいいのじゃから 連れ出して、秘密基地まで連れて行った所でさっくり〆… くらいがちょうどよいのかのう… 妾からは以上なのじゃ、 秘密基地で夕凪姉達と待ってるのじゃ…… (-54) 2021/08/13(Fri) 4:21:37 |
【独】 君ぞ来まさぬ 百千鳥/* 処刑無効化で確実に皇狼バレすると思うと そのまま一日ロールの上では素知らぬ顔をすると思うと 処刑されたくなってきたなあ〜 (-69) 2021/08/13(Fri) 7:17:40 |
【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>2:G26 >>G20 涼風 髪置 「 おひゃあ!! 」勢い良くやってきた闖入者に素っ頓狂な声を上げたのち、 威勢の良い兄貴分から下された指令を聞いて 同じように片手に持っていた水鉄砲を構え直した。 「アイアイサー! 恨みはないが…この都々良 百千鳥、容赦はせん!覚悟!」 呼んである、とは聞いていたけれど まさかパシられて来たとは夢にも思うはずもなく。 引き金を引く事に、それはもう迷いも容赦も無かった。 ちなみにこちらの水鉄砲は引き金式のチープなもの。 当然霧吹きよりは水量があるけれど、 勢いはごくささやかなものだし、顔は狙わなかった…はず。 (G21) 2021/08/13(Fri) 8:05:38 |
【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>2:G26 >>G20 涼風 髪置 「 ──そしてこれはさっきのお返しだ!! 」髪置を集中攻撃の憂き目に遭わせてから、 不意打ちじみて髪置へと向けていた水鉄砲を涼風へと向けた。 反応が遅れれば、当然その洗礼を受ける事だろう。 その次の日、河原にて 昨日の今日で、また水鉄砲片手に勝負を乱戦に持ち込むのは 今はまだ先の話。 (G22) 2021/08/13(Fri) 8:10:50 |
【秘】 巡査部長 鬼走 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥/* おはようございます。鬼走PLです。 噛み宣言との事で承りました。百千鳥くんは残留したい側と考えてはいたのですが皇狼とは意外で驚きました。噛み先は黙狼さんの襲撃とどちらかが選ばれるのでしたか。 分福茶釜の方が恐らくまだ能力を行使されていないので、もしかすると私対象でもそちらに行く可能性もあり、かなり結果が不透明なので少し悩みどころですね。この場合、一度私相手に襲撃というか秘密基地案内ロールが発生したかで百千鳥くんが皇狼なのをキャラが知るかも変わってくるのが悩ましいですね。これは襲撃者が誰に決まったか判明後に改めて決めた方がいいでしょうか。 鬼走はどちらかと言うと結構な街に戻ろう側なので、襲撃成功時は拒否というか説得しようとする為、多少強引に引っ張って行ってもらえたら幸いです。 日付切り替わり直後、確認後に前日時空→少しやり取り→適当に議論発生しても皇狼パワーで連れて行く→全体に移行 の流れも把握しました。時間は百千鳥くん側が問題なければこちらも問題ありません。もし秘密基地に行けたら皆さんとお話ししたいですね。元々の立ち位置もあり説教臭くなりそうで非常に申し訳ないことになった…場合は申し訳ないです。 私からはこんな感じでしょうか。どうぞよろしくお願いします。 (-72) 2021/08/13(Fri) 9:36:49 |
【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 巡査部長 鬼走/* お返事遅くなりましたのじゃ! そうなのじゃ、黙狼どのから連絡が来ていなければ 恐らくそちらの襲撃と二者択一になるのじゃ! どちらにせよ分福茶釜どの次第ではあるのじゃけど… ひとまず全体的な流れはこちらも了解したのじゃ! 実のところ妾、どちらかと言うと鬼走さんのように現実寄りの人に ぼっこぼこに説き伏せられるのを想定していた…のじゃ! そういうわけで、襲撃の際は遠慮しなくてよいからのう! 何はともあれ四日目をお楽しみに……なのじゃ! (-88) 2021/08/13(Fri) 18:52:56 |
【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>G23 >>G26 >>G27 涼風 髪置 「あっごめんごめん、顔に当たっちった!」 あまり悪びれもせず髪置に形ばかりの謝罪をして、 それから容赦なく涼風の事も水浸しにした。 かんかん照りの夏の日の事だから、 きっと濡れた衣服は遊び回っている内に乾くだろう。 「裏切ったなんて人聞きが悪いなぁ薫兄! こういう時に敵も味方もないのは昔から…」 そうだ、きっと遠いあの日も皆でこんな事をしていた。 そんな気がして、それが今も何ら変わっていない事が なんだかおかしくて笑みが零れた。 「あはは!ほんとにみんな、そういうとこは変わってないなあ! 優兄も久しぶり、元気してた?」 (G37) 2021/08/13(Fri) 19:21:45 |
【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>G24 >>G25 清和 「もう、休みの日くらいおまわりさんじゃなくて ただの清和で居てくれないのかな〜!?」 大人気なくつらつらと並べ立てられる屁理屈に 子供らしく、わざとらしく不平不満を零して見せた。 警察になった、という事は聞いていて 今ではそれこそが清和という人間なのかもしれないけれど。 昔日の影を追うばかりの子供は、その可能性には至らない。 「 え、宿題?進路? な、なんのことだか……えー、あー、ていうか『不発弾』ってなんなのさ! 流石に文字通りじゃないでしょ?ないよね?」 それらは当然ながら耳に痛い追及だったようで、 露骨も露骨、話題を逸らすように不穏な単語を聞き返した。 呼子お姉からもそんなの聞いた事ないよ、なんて呟いて。 きっと、百千鳥の記憶の中には 一番ヤンチャをしていた頃の清和達の姿は無い。 呼子鳥の話す思い出も、恐らくはごく断片的なものだろう。 だから百千鳥の中では、どこまでもただ 清和やその周りの人々は、時々遊びや悪戯に付き合ってくれる 身近な兄のような存在だった。それが全てだと思っていた。 (G38) 2021/08/13(Fri) 20:06:04 |
【置】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 ──みんなで海に行こう。 昨日と同じように、 目に付いた人に片っ端からそう声を掛けて回った。 夕凪には引き摺ってでも連れて来る、なんて言ったけれど 大人というものは忙しいものだから、 誘いは聞いても、来る事が難しかった人も居たかもしれない。 なんだかんだと言って、後から来るかもしれないけど。 その後に一度、宿泊先の涼風宅へと戻って 濡れてもいいような服装に着替えてから、 夕凪と待ち合わせた場所へと向かった。 みんなで遊ぶ為に必要なものと、 着いてからみんなで軽く飲み食いできるようなもの それから、一緒に車で向かう事にした人々と。 それらを乗せて、車は海への道を行く。 (L4) 2021/08/13(Fri) 20:51:52 公開: 2021/08/13(Fri) 20:55:00 |
【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>G44 清和 「 遊びに来てまで宿題やりたくないもん持ってきてないよ…… 」手伝ってやろうか、という言葉に きっと予想通りの、不真面目そのものといった答えを返した。 終わっていないし持ってきてもいない、となれば 帰ってから必死に取り掛かる事になるのだろう。 ──そういえば、自分はいつまで滞在するつもりだったっけ。 「…タイムカプセル?」 不意に差し込んだ影を振り払う。 タイムカプセル、というもの自体は知っている。 実際に自分達で埋めた事はなくとも、 たとえばフィクションなんかで存在を知る機会はあっただろう。 その三人で埋めた、となれば何だか納得感もある。 気になる事と言えば── 「ほんと?見たい、見たい! 探しに行く時、モモチも絶対呼んでね清和!約束!」 昔日の彼らがタイムカプセルに入れるようなものなんて なんだか想像が付くようでまったく付かなくて、 だからどこまでも幼気に約束をねだるのだ。 (G46) 2021/08/13(Fri) 22:35:31 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「よっ、こい、……あれっ」 潮風に少し傷んだ扉に手を掛けて、 それが然して抵抗も無く空いた事に首を傾げた。 海に着いてからまずした事は、 クーラーボックスから取り出した棒アイスを齧りながら 久しく使われていないであろう海の家を見に行く事だった。 「んー、やっぱり誰か使ってたのかな? 雪子さん……じゃなくても、 今も秘密基地に使ってる子は居てもおかしくないもんね。 それとも和臣さん、先に見に来てたのかな」 海の家の中を軽く見て回る。 所々傷んではいるけれど、決して荒れ放題という事は無く ある程度は人の手が入っている事が感じさせられた。 「秘密基地、他にこの辺にあったかなぁ。 ……そうだ、あの漁小屋はまだあるかな?」 この海の家よりはずっと小さな小屋だけど、 秘密基地らしさで言えばあちらの方がそれっぽい。 そう考えて、一度海の家を後にした。 当然、遅れてきた百千鳥は少し前にこの場所で ナマコを美味しく頂いていた人が居た事など知る由もない。 (71) 2021/08/13(Fri) 23:47:33 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 海の家を出て、波打ち際をずうっと歩いていった。 寄せては返す波が時折サンダルを突っ掛けた足を濡らしても 今日こそは水遊びで濡れてもいいように、 適当なシャツとハーフパンツに着替えて来たのだから それを厭う理由なんて何処にも無かった。 遠くから、宵闇の歌が聞こえる。 遠くの方に皆が集まっているのが見えて、 そちらの方へと足を向けて、声が聞こえる所まで近付けば どうやら歌い終えて暫くした頃のようで、 おうい、と声を掛けて手を振った。 その背を押すように一際強く風が吹いて、 一瞬、風に弄ばれる長い髪に違和感を覚えた。 「──アタシも髪、短くしようかなあ」 「…なあに、真似っ子?僕は呼子お姉の髪、長い方が好きだけど」 (86) 2021/08/14(Sat) 3:07:03 |
百千鳥は、違和感の正体は掴めなかった。ならきっと、大したことではなかったんだ。 (a32) 2021/08/14(Sat) 3:07:48 |
【神】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>G59 >>G61 >>G62 涼風 髪置 「たしかに優兄が元気じゃないとこ想像つかないなぁ… うん、モモチも元気だよ!昔よりでっかくはなったけどね!」 それでも髪置は二日後に風邪を引くのだけど。 でも風邪を引いても元気そうだから矛盾しないのかもしれない。 そんな事はつゆ知らず、 ソーダアイスを受け取って、素直に喜びつつお礼を言って 二人と同じに齧りながら、ハイタッチを交わす姿を見ていた。 (G63) 2021/08/14(Sat) 3:17:04 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 (125) 2021/08/14(Sat) 18:27:32 |
百千鳥は、宙を舞うナマコをぽかんと眺めている。ナマコって飛び道具だったっけ? (a77) 2021/08/14(Sat) 18:30:06 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>122 涼風 「──かーおる兄!」 やにわに近くも遠い水面の向こうから声がして、 たゆとう海に溶けてしまいそうなその人の腕を ぐっと引いて、水面という膜一つ隔てた向こうへ引き戻す。 その手はもう随分と大きくて、 ただ手を引いて、こちらを見てとねだるだけの子供ではない。 きっと誰の事だって、楽しい事へと連れ出してしまえるのだ。 「ねえ、一緒に遊びに行こう!」 リフレイン。 「ほら、行くよ!いつまでもそんな所でぼーっとしてないの!」 (131) 2021/08/14(Sat) 18:58:19 |
【独】 君ぞ来まさぬ 百千鳥/* ハアハアハアハアハアタイミングの問題で今に至るまで花守さんに いっぺんも話し掛けられてないの本当にオオオオオオウオオオオオ 頑張ります!!!頑張らせてください!!アアアアア アアアアそれはそれとして更新後の赤窓用の文を今から用意します終わり終わり (-126) 2021/08/14(Sat) 19:06:55 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>134 涼風 「お、言ったね! 競争となればこのモモチ、薫兄だからって容赦しないぞぅ!」 引き上げたその手を取って、ころころと笑い合いながら 二人、飛沫を上げて波を掻き分けて行く。 その次は何をして遊ぼう、なんて気の早い話をしつつ。 憂鬱なんて、みんなで遊んで忘れてしまえばいい。 楽しい遊びなんてここにはたくさんあるのだから。 夏はまだまだ終わらないけど、 日々を物思いに耽って過ごしてしまうには少し惜しい。 ぼやけて被る輪郭に、大切な何かが欠けているような感覚に 今は見ないふりをして、ただ淡い夢に浸るのだ。 (143) 2021/08/14(Sat) 20:35:07 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@16 夜長 「あ、やっぱり! さっき見に行ったんだけど、誰か来てたみたいな感じしたから そうなんじゃないかなーって思ってたんだ!」 述べられた答えに特に落胆する様子もなく、 微妙な雰囲気を物ともせずに溌剌と応えを返した。 夜長の様子からして捜し人は見付からなかった、という 推測に思い至る事は無く、ただ単純に 自分の見立てが間違っていなかった事を喜んでいるようで。 「ううん、気にしないで気にしないで! あそこは案内しなくってもすぐわかると思ってたし、 洞窟の方…は多分、危ないからって モモチ連れて行ってもらった事無かったし!」 夜長の纏うばつの悪さを振り払うように、 気にしないでと快活に笑って片手を振った。 (146) 2021/08/14(Sat) 20:48:33 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新