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【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 自分は女性を好む嗜向があるからヴィの女性体は絶対に魅力的なのは分かっている。 だけどもなんだか、彼のこれまでの未分化のままで生きてきた事を自分が否定するような気がして落ち着かない。 それでも、女性の姿をとることを肯定したのは、命には勝ると考えたからだ。避けられる危険なら徹底的に避けたい。 一定の距離を保って行動すれば疑いは向けられないのかもしれないが、男女に見えるならば何一つ気を使う事はなくなる。*] (-64) 2021/04/16(Fri) 0:49:51 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 一言二言ヴィは呟いて今にも眠りそうだった。受け答えのあと自分は目的どおり洗面所に向かいタオルを濡らして硬く絞る。] もう寝てしまった? [ 囁くように問い、眠っているならこれは片付けしまおう、起きているなら顔を拭ってから眠れば心地よいよと手渡す。 それからルームサービスがちょうど訪れた。*] (114) 2021/04/16(Fri) 0:50:40 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ ヴィが眠ってしまったなら、一人で本を読もうか、それとも書き留めておきたいこともあるからメモ帳を取り出すか。 天幕の影の中でヴィは心地よさげに見える。 足音は絨毯が吸い込んでくれる。静かに大きめの窓のそばに寄れば街並みが一望できた。ちょうどよく椅子が置かれているから、先人もこの居心地の良い部屋で景色を眺めたいと考えたのだろう。 自分たちが通り抜けてきた市場はあのあたりだろうか。一人で外に行くのも良いだろうか? だがヴィを一人にもしたくないとか、かれと似たような事を考えてしまった。**] (115) 2021/04/16(Fri) 0:52:35 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 暫く女性の姿でいるつもりだと提案すると、暫し彼は考え込むような素振りを見せた。 自分が容姿を変えるのを、彼が好ましく思ってない事は感じている。 まだ出会って日も浅い頃、君が望むなら女性の姿でいても構わないと伝えたことに良からぬ印象があるのだろう。 男であっても女であっても自分であることは変わらないのだからどちらでもよいようなものだ。環境を整える程度、壁紙の柄を変えるような気安い提案のつもりであったが、そこに彼に喜んで欲しいとの気持ちが潜んでいることに気付かされた。 旅人と宿の主との枠組みを越え、ただの友人としての時間を過ごすようになっても、どちらにも成り切らぬまま慣れた姿で過ごし、彼が望むからという理由で変化を申し出るのを躊躇う程、未分化の自分をそのままの在り方でとダンテは受け入れている。] (-69) 2021/04/16(Fri) 7:34:50 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ 子どもじゃないんだから…… [ 眠気の波に揺られながら、彼が発する言葉を固唾を飲んで見守っていると、戯けたような口調で肯の意味合いの言葉が返ってきた。 安堵と共に深く息を吐く。 こめかみに鈍い痛みを覚える眠気の為に、彼の意にまで気を巡らせること叶わなかったが、取り除ける危惧なら全て取り除いておきたかった。男の姿も取れる自分なのだから、同性愛と図られるなら厳密には異なるが、この国で法がどのような運用を行われているかわからぬ以上、安全策を敷くに越したことはない。 自分ひとりなら大抵のことはどうにかなるが(どうもこの辺りの信用は彼に得られていないようだが)、ダンテを無用な危局に晒したくない。 安心すると、睡魔の波はあっという間に自分を拐ってしまった。]* (-70) 2021/04/16(Fri) 7:38:09 |
【人】 祓魔師 ダンテん? ああ、そうだよ中途半端な地域の冬の空調が本当に我慢ならないけど、あはは [ >>119一瞬理解が追い付かなかったが、揶揄われているのだと気付いた。何も自分が魔法の冷房装置を欲しがっていると勘違いされたわけではなさそうだ。 ヴィの国ほど極に近いわけでは無いが自分の出身も冬の厳しい地域だった。寒さへの対策は万全で室内なら薄着で十分なほど部屋は暖かだ。 ところが他国へ訪れることが増えれば、他所の冬の備えは貧弱で室内でもコートを羽織っていなければ自分には寒いほど。 それに文句を言っていたのをヴィが覚えていてこんな揶揄をするのだろう。] 燃料が勿体無いのはわかるし、死ぬほどの寒さでは無いから仕方がないんだろうけど [ などとぶつぶつ今更に思い出し不満を述べるが、ヴィはすでに眠そうである程度で切り上げる。*] (128) 2021/04/16(Fri) 15:25:07 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス知ってる、特別に思っているから [ 眠れるという安堵かヴィは既に薄ぼんやりとしている。子どもじゃ無いんだからと言うからそう返した。 彼を幼い子のように扱っていたのなんて、単に構いたいだけなんだろう自分は。ヴィは自分よりも長く生きてきただけの処世術がしっかりとある。 理解しておきながら尚自分に甘えて欲しいというわがままだ。] … [ もう殆ど眠ってしまったように見える、袖をつまんだ手指は自然と解けてしまって惜しいと思う。 帽子をかぶっていたせいか額に張り付いていたヴィの白金の髪を指で撫で。*] (-74) 2021/04/16(Fri) 15:26:20 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ ヴィが眠った後にルームサービスが訪れ品物を受け取る。よく冷えたワインはボトルごと氷で冷やされていた。 喉の渇きを自覚したのだが、少し我慢してヴィが寝ている間に浴室を使わせてもらおう。列車の移動が一晩、少々埃ぽくもある。湯を貯めればそれほどうるさくも無いだろう。 そうこうしながら昼からの時間ヴィが目を覚ますまで一人で過ごした。出かけても良いかなと考えたのだが、湯を使いこざっぱりした後、よく冷えたワインを窓辺で飲みながら景色を眺めていたなら眠たくなってしまった。 応接スペースへなんとか移動して長椅子に行儀悪く足を伸ばす、今日のことをメモしておこうなんて眠気に抗ってはみたが、2時間ほどをうとうとしてしまったようだ。*] (129) 2021/04/16(Fri) 15:27:29 |
【人】 祓魔師 ダンテ起こせないよ [ >>120それからヴィは日が落ちかけた頃に自然と目が覚めたようだった。起き抜けに不満を言っていたが、あんなにうっとりと眠っている人間を起こすには偲びなかったと言い訳。 自分は少しうとうとしていた事は隠して、メモ帳を閉じて見せた。] 氷が溶けてしまっていたね [ ワインのボトルは既にぬるくなっていたようだ。冷房装置のそばにでもおいておけばよかっただろうか。構わないと言った様子でヴィがぬるいワインを一息に煽る。 まるで水のように飲んでいるのはいつものことだ。] あ、先に浴室を使ってしまった できるだけ綺麗にはしておいたんだけどごめんね [ まだ少し自分にはヴィは眠たげに見える。着替えを抱えて浴室へ向かう彼にそんな言葉を投げて見送り。そろそろ室内は薄暗くなってきた。 間接照明は昼の間から灯されていたが、案内の人間に聞いた通りにして部屋の明かりをつけておく。*] (130) 2021/04/16(Fri) 15:28:46 |
【人】 祓魔師 ダンテ夜は冷えるかな? [ ヴィが身繕いを済ませて出てくる間に、自分も出かける用意を済ませておいた。髪は後ろでひとくくりにして以前ヴィが選んでくれたリボンを結んだ。 羽織るものはいるかと悩みつつ、外はまだ昼間の熱気が残っているだろうか。**] (131) 2021/04/16(Fri) 15:29:26 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ どうして自分は眠ってしまわなければならないのだろう。 慰撫するような彼の言葉の響きに痛切に思う。 彼を自分の夜に伴いたいとは思わなくとも、彼が傍に居る時に、意識を手放し眠ってしまう事が惜しい。彼と共にいる限られた時間の全てが惜しい。 裾を掴んだ手が、眠りの間も傍にいて、と、眠気の最中にむきつけになる欲のままに彼の手を探して自由にならず、そのまま寝台へと落ちる。]* (-89) 2021/04/16(Fri) 22:45:01 |
【人】 祓魔師 ダンテいや…全然 とまあ、僕もちょっと眠ってしまっていたから 君が起きるちょっと前に目が覚めてそれから少し書きものをしていたくらい [ >>166退屈ではなかったかと問われて若干口ごもってしまったから素直に打ち明けることにした。おかげで夜遅くまで付き合えるよなんて調子に乗れば、ヴィの表情は複雑なものになってしまうだろうか。 そんな過保護にしなくても、休暇の間だけ生活時間が入れ替わるくらい、元に戻すなんて容易いはずなのだが、彼の真意は別のところにあるだなんて思い至りもしていなかった。>>167 とはいえ酒も入った状態では頑張っていてもいつの間にか眠っていることも多いのだが。] 結局街並みの様子を少しメモをしただけで終わってしまった。 [ 自分には素人の手慰みというか詩文を書くという趣味があって、職場でも同好会をつくっているくらいだ。 逆にというかヴィは執筆を生業とするプロだったから、たまに助言をもらうこともあり、報告めいたことを言う。*] (168) 2021/04/17(Sat) 0:15:15 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ それから、>>167ヴィが身繕いをすませるからと浴室へ消えた少しあと。シャワーの水音が響いていたから湯を貯めるのは控えてしまったのかもしれない。 あまり夜遅くに外を出歩くのは避けたいからだろう。今ならまだ夕日が沈みかけた頃だから、市場が閉まるまでは大丈夫そうだ。] …… [ そうして姿を現したヴィを見て一瞬自分は惚けていた気がする。彼の種族が男女の性を定めるまではどちらにも変わる事ができるという話。 女性の姿を見たのは初めてで、見惚れたと言っても過言ではない。] 服を買わなきゃね [ それから口に出たのはそんな言葉だった。普段の彼だってそれほど線が太いわけでもなく、どちらかといえば華奢な造形をしていると思うのに。 女性の姿をしたかれはいっそう美しく小さく儚げに見えた。*] (169) 2021/04/17(Sat) 0:17:45 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 昼前、ヴィの手が自然と外れて、そのあとも少し探すような仕草をしていて。手放したものを探す様に見えて、あの時指先に一瞬触れた。 抱きとめて抱えて眠ってしまえればどれだけ幸せなのだろう。今もまだ何か触れがたいものに触れるような躊躇いが自分にはある。 初恋を餌にと、あの胸が痛むような彼への触れが、ありふれたものとは思えなくて。いつだって許しが欲しいと思ってしまう。*] (-95) 2021/04/17(Sat) 0:57:02 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 一度だけ彼の前に女性の姿で現れた事がある。 特段種族の事を隠している訳ではなかったから、知人から男性の形でいた自分の話を耳に入れ困惑する彼に、見せた方が早い、と思って形を変えた様を見せたのだ。 その時も彼は、同じ様な反応を返していたのだったか。驚き、という点ではまだ薄いか。] 何が。荷物のこととか? [ 女性であれば多少は筋力は劣るが、それでも人種ほど非力な訳でもない。それにこの形でいるのは当国に滞在している間だけのつもりであるから、その点は恐らく問題はない。 離れないでね、と添えられるのにダンテもね、と返すが、この姿であるならダンテと連れ合ってもいらぬ邪推は受けないだろうが、治安における心配は変わらぬままだ。ゆるい坂を下る間、市街地に着く前、逸れないように隣を歩く人の指に自分でも頼りなく思える指を掛けた。]** (-97) 2021/04/17(Sat) 1:48:23 |
【人】 祓魔師 ダンテ起こしてしまいそうだし [ >>171ベッドを使えばよかったのにと彼は言うが、人の気もしらないでと密かに考えてしまう。どのみち二人の寝る時間はずれているし自分はきっと酔っ払って寝落ちるからベッドが一つでも問題ないとは思うなんて情けないことをちらりと考える。 天幕付きの寝台は詰めれば大人三人くらいは眠れそうにも見えるから、余裕があるのは確かだ。] うん、是非 [ まだ、朝ごはんを買ったり窓からの景色くらいしかこの国のことは見ていない。書きつけ程度しかないから人に見せられるものではなかったが、何かしら残したいと思う。 下手の横好きだから、気恥ずかしさは常にあるのだが、人に見せてこそだとか同好会の皆も言うから開き直っているところはある。 それにヴィは書いた内容について批評することはなくて、文法とか技術面をたまに添削してくれる。かきぐせというか好みの単語や言い回しを重複させていたりとか、自分では気づかないところもあるからとても勉強になる。] お礼もさせてね [ こんな素人の文章を、生業にしている人に見てもらえる機会なんて普通ならない。彼はいらないと言いそうにも思えたが、気持ちだけでも受け取って欲しい。*] (177) 2021/04/17(Sat) 3:28:33 |
【人】 祓魔師 ダンテああ、ごめん、見惚れただけ あーいや、 この国だけでいいからね [ ぼうっとしていたから、ヴィが所在無げにしていたから正直に心のうちを明かした。それから慌てて付け加えた言葉は自分の好みに合わせて身体を変えるなんてことはしないでという要望。] うん、まあ… [ 人は姿形ではないというが、ヴィが男性体だったなら自分は今のように接していただろうかとたまに考えたりはする。もう少し違う関係だったような気もするが、わからない。 なんだかんだ日に当たるなとか、他人に合わせて無理をしたらいけないとか、口うるさく言ってしまっているかも。] そうだね靴も選ぼう それだとぶかぶかに見えるから 転んでしまうよ [ 二、三日の滞在のための衣服は不要な出費のようにも思えるが今の姿のヴィが着飾ったところを見たいと思ってしまうのは仕方がないことではないか。] (178) 2021/04/17(Sat) 3:31:33 |
【人】 祓魔師 ダンテむしろ君の方が空腹なんじゃって思うけど 僕は大丈夫だよ [ それじゃあ出かけようなんて二人で部屋を出て施錠して。窓はそのままでも大丈夫だろうか。フロントで部屋の空いた食器などの片付けを頼んでワインのボトルなどはそのままにしておいてもらった。] それにお店が閉まってしまうかもしれないから 先に服を選ぼう [ その辺りはヴィも考えは同じだったらしく、食事を後回しにすることにした。来た道を逆に市場へと向かうが、大荷物が今はないからすごく身軽だ。 ホテルのそばには店舗を構えた貴金属店や衣料店なども立ち並んでいる。観光客向けのものなんだろう。情勢があまりよくないことになってからは客足も減っているのかもしれないし、ガラス越しに並ぶものを眺めれば強気の値段に見えた。 市場の方に並んでいた布地を扱う店などは>>124地元の人向けでもあるだろうからもう少し安価だったかもしれない。*] (179) 2021/04/17(Sat) 3:32:43 |
【人】 祓魔師 ダンテとりあえず女性はすっぽりかぶれるような日よけの衣服を着るみたいだね。君にとってはちょうど良いかも。 そして中に着る物は隠れちゃうけど割と自由みたいだ。色の綺麗なワンピースとか選ぼう。 [ きっとヴィより自分のほうが楽しんでいる気もしてしまうが、以前冬に旅行した時もなんだか可愛らしいコートを自分が選んで彼に着せたことがある。* ] (180) 2021/04/17(Sat) 3:43:02 |
【人】 祓魔師 ダンテ魔法を織り込んだ布があるって聞こえたよ どんな効果があるんだろう [うっすらと聞こえたことをそのまま口にしたなら店主が 「ここの商品は一般的なものですから魔法のかかった布が欲しいのなら市街地に腕の良い職人がいるそうですよ。」なんて教えてくれた。 市街地では土地に明るくないため探し出すことは困難かもしれないが、日数はあるのだからと頭に留めておきたい。*] (181) 2021/04/17(Sat) 3:46:20 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレスふふ、もう、君は自分のことにほんとに無頓着だなあ [ 自分のわざとらしいため息に、彼は荷物のことか的外れな言葉を返す。今のヴィは20代かそれよりも若いくらいに見えるし、何より可愛らしい。そのうえ、いかにも非力そうだ。 未分化の時でもヴィと物理的な力比べをしたら自分の方が多分負けると思う。だから女性体の華奢な様子でも、見たままではないと思うから、何があってもヴィは対処できるからの無頓着さなのだろう。] 僕が君のことが心配なだけ [ ヴィはヴィで自分のことを非力なものとして心配しているかもしれないのだが、自分も危機察知と対処法くらいはそれなりに。 こうして考えればお互い様なのかもしれない。*] (-101) 2021/04/17(Sat) 3:47:52 |
【人】 祓魔師 ダンテ手を繋いでもいい? [ 坂道を下りながらそんな声をかけて、言い訳は、履物が大きくて歩きにくそうだからと彼のせいにしてしまおう。**] (182) 2021/04/17(Sat) 3:49:11 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 華奢な指が自分の差し出した手にかけられた。ひんやりと低い体温が自分の指に伝わる。指同士で繋がり、ヴィの歩くペースで夕暮れの道を歩く。 その手を握りしめてしまいたいと考えるのは、まだ彼を逃すかもしれないという執着心の表れだったのだろうか。*] (-102) 2021/04/17(Sat) 3:49:47 |
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