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【妖】 祓魔師 ダンテ[ ヴィを起こそうとした時、彼もちょうど目を覚ました頃のようだ。何度か自分が席を立つことがあったから、眠りは浅かったのかもしれない。 おはようと言えば彼は、一度開いた目を再び閉じてみせて、自分は目元と頰に口づけを返す。] だって [ どうしてと小さく笑う彼は拒むことはなく、ボックスシートになっているとはいえ、他の乗客はまだちらほらとはいえそこらにいる。 だというのに自分は彼のことを思い切り抱きしめた。 小さく華奢な姿の君は壊してしまいそうだったとかは、恥ずかしすぎて口にはできなかったし。今までこうしたかったのが自分だけというのも恥ずかしいし。 単にくっついているだけの数秒が続いたかもしれない。*] ($6) 2021/04/27(Tue) 4:55:28 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 到着は夕方過ぎで、宿は海のすぐ近くにとっている。明るい時間の海をヴィと共に見たくてのこと。列車で眠った分疲れはとれたのか、宿についてすぐ彼が海を見に行こうと手招く。 時間がもったいない、そう訴える様子に見え、自分だって同じだった。夜の時間も昼も短い。何方か眠る時間になる前に。] いいんだよ、僕があげたいだけなんだから 一応は尋ねるけどね [ アクセサリーに興味はないと一刀両断されてしまった。ドレープの豊かなワンピースに、繊細な首飾りがあればもっと素敵だっただろう。 今の彼にだって似合うかもしれない。] そう、魔法のアイテムも見て見たかったね 魔除けのもっと強いのがあるなら是非にでも [ 魔法とは言うが一般人が使えるほどに技術が普及しているなら何らかの道理があるんだろう。自分やヴィの馴染みのある動力をつかった通信機器みたいに。魔除け云々はただの冗談だ。] (69) 2021/04/27(Tue) 4:58:09 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 夕日の沈む海辺を二人で歩く。何方かが手を伸ばせば自然と手を繋げていただろうか。 時期外れのため人の数は少ない。自分たち以外の人影がいくつか見て取れるが黄昏時で顔の判別はつかない。] 綺麗だね あ、ちっちゃい蟹がいる [ 足元を小さな生き物が驚いて避けて行くのが見える。波の音は静かで一定のリズムをいったりきたりしている。波の音を聞いたのも自分は初めてだったかもしれない。 故郷の海は、風が強くて風の音ばかり聴いてたような印象が残っている。] うん、夜のピクニック?だね ランタンを借りよう [ 食べるものと言われたら空腹を思い出した。昼間軽食をとったきりだし、ヴィも朝方食べたきりだろう。] 本屋さん、ああ、本当だね [ 本屋にも行きたかったとヴィが言うのを聞けば今更に惜しいと思えてしまう。土地のガイド本なんかでもお土産にできたのに。] 代わりにこの国の本屋さんも見てみようよ とはいえ旅に出るたび君の住んでる国の便利さを思うよ 夜だって図書館が開いているしね [ 旅に出るのはやっぱり家が一番良いと思うためなんてたわごともある。] (70) 2021/04/27(Tue) 5:05:39 |
【人】 祓魔師 ダンテえ?僕? [ それから、ヴィが心底君に何もなくてよかったと言うから少し笑ってしまった。それは自分も同じことを考えていたよと思ったが黙っておく。 目を離せば人さらいにでもあってしまうんじゃないかとか。 お互いに守らなければならないものと思い込んでいる節がきっとある。] (71) 2021/04/27(Tue) 5:06:29 |
ダンテは、 ** (a4) 2021/04/27(Tue) 5:09:45 |
【妖】 祓魔師 ダンテねえ、キスしてもいい? [ 波打ち際を歩きながら、唐突にそんなことを尋ねた。 君が好き、ヴィに触れてもいい、 その逆も、自分に触れてほしい、甘えてほしい いつか問いかけもなく出来るようになれば彼もそうしてくれるんだろうか。**] ($7) 2021/04/27(Tue) 5:18:16 |
【独】 祓魔師 ダンテ/* 昨日書こうと思って忘れてたやつ思い出したんですけど、 ヴィが火酒の瓶をスーツケースのそこに片付けてくれてたのがなんか自分も移動するときはそうしようって思ってたからすごい嬉しかったとかでした。 あともう一個あったんだけどなんだったっけか〜〜〜><** (-283) 2021/04/27(Tue) 5:20:07 |
【独】 祓魔師 ダンテ/* お花(意味深) 自分もR18ついてたから、すぐに秘話に入るところも多いのかなと勝手に思っていたら、皆さん表で動いてくださってて嬉しかったなー。 ペア村ほんとに全く接点ないままという所も参加したことがあるので(それはそれでそれぞれの人たちの物語が面白いんだけど)。少しでも街の中の描写とか料理とか、拾えるとかあったの楽しかったです。 アウドラさんとセトさんのところがもしかしてと思ってたら((心の汚れ)めちゃくちゃ感動的な流れになってて。外に出てきてからもすごい可愛かった。 ガチ村必勝((相手の喉枯れてから勝負(枯れない (-356) 2021/04/27(Tue) 22:49:09 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 随分と時が経った後、彼が遺した手帳の中、皺となった頁にその書き付け>>68を見つけたら、きっと自分は笑ってしまったことだろう。 格好悪いところ>>2:$30を見られたくなかった為か、草稿やメモ書きを主とした手帳は別に纏められていたから、気付くのが随分と遅くなってしまった。 何時頃に書かれたものだろうか。日付から見れば恐らく知り合ったばかり、出会って1、2年もしない頃だ。 笑って、それからすこしだけ泣いた。 こんなにも時が経っているのに、彼の記憶は何時でも甘い>>-282。] (-390) 2021/04/28(Wed) 2:55:38 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 彼の長い時間のいっときに自分が沿わせてもらえれば良いと思っていた。 だから、些細なことを一緒に楽しいと分かち合ってくれる、彼とならどこに行ってもきっと楽しいはず、そんな風に思えるのは彼自身の魅力なんだと。 自分との出会いで、彼が変わってくれた部分があった。そのことをいつ自分は知ることができるんだろう。 永久にわからないままなのかもしれない。 死ぬ間際まで、日記のようなメモを書いて、ヴィと何をしたとか、彼が何を話したとか、それで自分は何を思ったのか、語彙のある限りを彼と過ごした日々を表す言葉に費やすんだろう。*] (102) 2021/04/28(Wed) 4:45:29 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 休暇が終われば職場に戻り、いつもの仕事をする。一箇所に二週間ほど留まり、本国に結果を書面で報告し、また次の土地へと向かう。 合間に、趣味の詩文を原稿に書き、途中途中を職場のサークル仲間に送りつけて評価を言い合って慰めにしているんだろう。 仕事中のどうでもいいような散文詩はヴィにたまに添削してもらったりしているが、彼と一緒に旅をした思い出はこっそり完成させてからヴィにあげようと思っている。 完成はいつになるのかわからないままだが、一年やそこらで出来るかと思っている>>-390*] (-395) 2021/04/28(Wed) 4:46:29 |
【人】 祓魔師 ダンテんーなるほどたしかに [ 文具の方が嬉しいと言われれば納得してしまう。自分も多分そう言うものの方が嬉しいのは確かだ。両方贈れば良いのではと考えてしまうからだめだ。] いや、ヴェールは君が使って せっかく、次の旅行の時に持っていけば君の身が少しは楽になるかなって思ったのに …って、自然と次のことを考えてた [ 言い終わってから少し恥ずかしい。そんな理由もあるから自分が受け取るわけにはいかないと、気恥ずかしさを埋めるような言葉を続けて。] ほんとだ、何かの巢なのかな [ ヴィが波打ち際で足を濡らして、小石をなげている。本当にきてよかったと心から思えて、それから手を伸ばせばこちらに駆け寄り手を繋いでくれた。 穴ぼこを自分が足で掘ろうとしたり、 彼はそれを見て止めたのかただ見ていたのか。 何をしても、全部が楽しかった。] (103) 2021/04/28(Wed) 4:50:22 |
【人】 祓魔師 ダンテ明日は青い海が見られるね [ 自分もヴィと同じくすごく楽しみだった。 今はもう日が落ち海は藍色に濃く 自分の人並みの視力ではだんだん視界がおぼつかなくなる頃合いだった。 ランタンを借りようといったのも、自分のためであって、ヴィはたぶんこんな暗闇でももっと違う世界が見えるのかもしれない。*] (104) 2021/04/28(Wed) 4:50:52 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ あの時可愛いなんて言われて驚いたのだった>>$8何とも反応し難いのだなと思ってしまって、ヴィが自分の言葉にあまり反応しない理由がわかったような気もする。 そして今も、ダンテに何事もなくてよかったと安堵する様に自分が驚けば>>$9ヴィは人の気も知らないでと拗ねたような仕草をする。 この薄暗い場所でもかろうじて自分にも見えてよかった。] そうだよね [ 自分が彼を心配するのと同じく彼もそうしてくれたんだろう。なぜだか自分ばかりが捧げるような気がしていたが、きっと鏡のようなものだ。 彼が返してくれる色々を自分は気づけずにいることがたくさんある。] だめ? [ ヴィの返事は得られないままで、焦れたようにそれだけを返した。彼は笑うままだったろうか。 多分シュンとした犬みたいに一瞬振る舞い、その後は、手を取り目的通りに、食べ物を買いに行く。 彼は僕が好き、僕は君が好き。 ただそれがわかっていれば満たされるような気持ちがするのに、彼に触れたい触れて欲しいと思うのはなぜなんだろう。] ($10) 2021/04/28(Wed) 5:01:04 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 夜遅くに部屋に戻り、眠る時間。 自分が必ず先に寝てしまう。 いつでもそうだ、きっとさいごまで。 ヴィは明け方まで何をしているんだろう 目を瞑る自分に落とされた冷たい口づけには気づかないままかもしれない。 眠りの間も傍にいてほしい、起きていたなら口にできない願いを、眠気の最中に腕で彼を探すような仕草をして。**] (-396) 2021/04/28(Wed) 5:04:39 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 彷徨う手を取り指先に口吻て、そのまま夜の中青く光る波が打ち寄せる海を、そして曙に白々と輝く海を眺めていた。]** (-398) 2021/04/28(Wed) 5:15:41 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ >>-398ヴィを探して彷徨った腕は受け止められて無意識にそれを掴もうとする。ひんやりとつめたく、与えられる口付けには気づかないまま。] (-425) 2021/04/28(Wed) 7:58:55 |
【妖】 祓魔師 ダンテおはよう [ 波の音で自然と目が覚めて、外はもう白みはじめていて、すぐそばにヴィの姿を見つけて寝ぼけて笑う。 ごそごそと彼に近づき擦り寄っておはようの口付けをと強請った。目が覚める限り自分はそうするんだろう。*] ($11) 2021/04/28(Wed) 7:59:35 |
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