【秘】 気分屋 ルヴァ → パイ焼き ゲイザー「?」 ゲイザーの手を視線で追った。 「平気〜〜〜。 ゲイザーちゃん全然優しかったし」 何でもない風に手をひらひら振って、あなたを部屋に通す。 綺麗に四つ折りにされたハンカチを手渡しておいた。 「これ、ありがとね」 (-514) 2021/04/21(Wed) 23:53:40 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 気分屋 ルヴァ「……よかった……」 大きく息を吐き出して安堵する。どういたしましてとハンカチを受け取ってしまいつつ、おずおずと口を開いた。 「あの。買い戻しの話をする前に、質問があるんです。ルヴァさんの『気分を買い取る』という行いについて。 料理に使う食材を保管する冷蔵庫があるように、商品もまた保管するバックヤードみたいなものが存在しますよね? ……ルヴァさんの『気分』は、買い取ったらいったいどこにしまわれるんでしょうか? ……私、魔法とか知らないから。気になって……少し、心配だったんです。 『気分』は目に見えないから、ルヴァさんの体の中に溜まっているんじゃないかって。もしそうなら、沢山沢山買い取っていたらルヴァさんは色んな気分で溢れて大変になるんじゃないかって。 ……そこのところの仕組みって、どうなっているんです?」 杞憂だったらいいんですけど、と最後に付け加えて貴方を見つめた。 (-549) 2021/04/22(Thu) 1:22:01 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → パイ焼き ゲイザー「買い戻しね。オッケー、ちゃんと取ってある──うん? 気分のこと?」 いつでも渡せるよう部屋に用意していたそれを持って来て、また座り直した。 「そうね、買い取った気分は俺の中にしまわれるよ。」 あなたの予想通りだ。 気分屋はあっさり肯定する。 「上限も勿論ある。 前に商隊にいたって話したっけ。元は悲しい≠ニか苦しい≠ニかを回収する用として売られてて……溢れて壊れたら処分してねって感じで。 でも、今は買ったのをまた売ったりしてるからまだまだ余裕あるわね」 こんな風に。 淡々と語る気分屋の手の中に、綺麗にラッピングされた小箱がある。 この中に、一旦彼女から買い取った壊したい≠ェ入っている。 (-576) 2021/04/22(Thu) 2:30:38 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>182 メレフ 「……。 ………………え?」 今度は此方が呆気に取られる番だった。 『応援してる』?聞き間違いではない? 「め、メレフさんに……そう言われるとは……思い、ません……でした。 変とか、信じられないとか……よくても『別に何言っても興味なんてねェ』とか言われるんじゃないかって……」 思わずスカートの裾を握りしめて俯いた。 何せ相手は恋の話を振って困惑していたのだ、否定の言葉を予想していたしもしそうだったとしても自分も今更そんな言葉で傷つく筈がない。もうそんなの慣れっこだ。 「そう、ですか。殺し返したい……。 ……ふふ。ええ、それはきっと 恋 ですよ。人それぞれ好きな人が違うように、恋の形だって人それぞれ違っていいと思うんです。メレフさんにも、それくらい大切な人がいるんですね。代表さんでしょうか。それとも違う人?ふふっ……どちらでも構いませんけれど」 それなのに目の前の男は、肯定をした。 ほんの少しだけ、目頭が熱くなる。 「……メレフさん。…………。 ありがとう……ございます…………。 」少女は俯きながら消え入るような声でそう告げた。 (190) 2021/04/22(Thu) 5:36:15 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>188 キファ 「──ええ」 密やかに交わされる問いを聞くと女は間髪入れずに答えた。 「好きな人に恋して、好きな人を愛するのが私の生きる理由です。 生きる理由を失った世界に一体何の意味があるんでしょう。 好きな人の為ならなんだって出来ます。だから私は既に『体を歪め、手を汚しました』。 この身を穢す事も、人を殺す事も。私の恋を守り愛を貫く為なら全ては些事です。 生きる理由だと口走っておきながら、出来ないとのたまう程おかしな話もありませんよね?そうですよね?」 くすくす。くすくす。 内緒話をする少女のように。 「……キファさんはどうですか?好きな人の為なら、どこまで出来ますか?」 くすくす。くすくす。 秘めやかに質問をし返す。 話の中に混じる血の匂いを、目眩がしそうな程の甘ったるい恋で上塗りし続けながら。 (191) 2021/04/22(Thu) 5:37:08 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 気分屋 ルヴァふむふむ、ふむふむと。 貴方の向かいに座り、素直に話を聞いていた女であったが。 「売られる。…………売られる!? なんッ、なに……何を、誰を?ルヴァさんが!? 溢れて壊れたら処分してねって……何を、誰を!?ルヴァさんを!?!?ど、奴隷とかだったんですか!?う、うー、う〜〜〜…… ………… や、嫌です!! 結局クソデカボイスがお出しされた。 小箱を、というより貴方の手を掴んで、ずずいっと前のめりになる。 「えっ……あ、あの、 殺してきましょうか? ルヴァさんを壊そうとした人たち。嘘ついてましたけどルヴァさんに引き渡していた人の死体から取れる素材、 お父さんに色目を使った人たちを殺して取れたものなんです。 もう一人二人殺したところで私の手が汚れていることに変わりありませんから、いかがですか?」いかがですかではない。 女、倫理観がおしまいだった。それでも本気で貴方を心配しながら提案している。貴方にとってはもう過去の話かもしれないが。 お父さん以外でこんなに動こうとした事ないのになあ。どうしてなんだろう。 (-606) 2021/04/22(Thu) 5:52:41 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 壊れた時報 キュー「ふむふむ……ふむふむ!成る程!ようやく分かった気がします!」 咀嚼し終え、なんとなく分かった気がする女は改めてキューをむぎゅーした。むぎゅー。 「うんうん、うふふっ。どういたしまして、と言うべきでしょうか。 でもですよ、キューさん。今生きている理由が見つからないからって焦っちゃダメです。 探し物あるあるですっ、見つけたくて躍起になっている時に限って探し物は見つけにくい。そういうのって、ふとした時に出てくるものですから。 だから今は目の前にあるもの、近くにあるものをめいっぱい味わうべきだと思います。ねっ?」 (-610) 2021/04/22(Thu) 6:08:30 |
【独】 パイ焼き ゲイザー妄想家とか色々考えたんですけどね 煽動者として死んで一気に二人処刑することになった全員のリアクション見たかったんだよなァ!!! 狼!!アタイはここよ!!早く私を噛みなさい!!! (-611) 2021/04/22(Thu) 6:11:20 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → パイ焼き ゲイザー「このご時世に不謹慎な……」 この話をするといつも微妙な空気になってしまうので普段はぼかして言うのだが、案の定である。 「お恥ずかしながら実は商品の方で……。 ……いや、もう壊滅しちゃったからさ。音楽性の違い……要するに内輪揉めで。やっぱりこんな非人道的な商売はダメだって派閥が……こう……ね。大変だった……。 そんな急に解放されても『エッ!? これからどうすれば!?』だし」 手が掴まれていなければろくろを回していただろう。色々とゴタゴタがあったらしい。 それはともかく、倫理観がおしまっているだけで彼女なりの気遣いなんだということは伝わってくる。 「ゲイザーちゃんは優しいね。」 (-620) 2021/04/22(Thu) 9:11:40 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 気分屋 ルヴァ「う、う〜……。 ……でも、ルヴァさんが今大丈夫だって言うのなら。いいですけれども……」 貴方の服の袖をもう一度きゅうと掴んだ。 「優しい?ううん、どうなんでしょう。私、無償の施しとか出来ないんです。全てはお父さんに好かれる為に、自分が優位に立つ為に。いつも計算して生きてきました。 だから今回も……」 言葉尻が萎む。 「今回は……」 首を傾げる。 「 なんでなんですかね……??? 分かんないんですけど、ルヴァさんが困るのは……嫌だったから……」 想い人しか見てこなかった、また常に損得勘定で動いていた弊害であった。度重なるやり取りで生まれた目に見えない貴方に向ける信頼に、女はまだ気づいていない。 (-628) 2021/04/22(Thu) 11:42:33 |
【秘】 壊れた時報 キュー → パイ焼き ゲイザー キューは、ゲイザーをむぎゅー。はっぴー。 「 いいえ ! そうしたら ボクは ゲイザーとヒルゲ を ツクらない のに モドらない でし!」 キューは、ゲイザーをむぎゅー。それから両手を上げた。 /* ふたりはおやつ作りに戻るのでしょう。 そして出来た物を人に振る舞い、自分達でも食べるでしょう。 キューは、目の前にあるものをめいっぱい味わいました! /* キューはこれからも、ゲイザーに言われたことを忘れないでいます。 (-655) 2021/04/22(Thu) 15:37:54 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>192 メレフ 「名前。……ふふ、素敵ですね。大事ですよ、自覚して名前をつけるのって。 最終的にそれが恋なのか、友愛や純粋な信頼なのか……どうなるかは分かりませんけど──」 無償の施しを完全に信用することができない。 純粋な思いをまっすぐに受け止める事ができない。 何故なら私が好きな人に振り向いて欲しくて、自分が優位に立ちたくて無償の施しや純粋な思いを利用していたから。 フェアな取引じゃないと、等価交換じゃないと納得することができなかった。 ……だから。 「── いいじゃないですか。応援しています 」貴方が肯定してくれたように。 私も貴方を肯定しましょう。 それで対等です。対等……で……。 …………。 言い訳の中に、純粋な応援したい気持ちが混ざっていたことに女はまだ気付いていない。 どうかこの人の思いは、周りから否定されることがありませんように。 「……なんか、メレフさんのお話聞いてたら今の時点でお腹いっぱいになっちゃいました!も〜何が『面白い話は俺はできないぜ?(精一杯の声真似)』ですか!面白かったです!ありがとうございましたっ」 (202) 2021/04/22(Thu) 16:06:19 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 壊れた時報 キュー「そうですねっ、ペカンパイ作りがまだでした!残りをさっと済ませて楽しいお茶会にしましょうか!ちょうど色々新しい茶葉が届いたところなんですよ〜!」 最後にもひとつむぎゅー。それからパッと手を離し、料理人はニコニコで作業を再開したのだった。 ゲイザーもこの時この瞬間、きらきらと笑いながら目の前の時間を味わっていたことでしょう。 (-666) 2021/04/22(Thu) 16:09:41 |
パイ焼き ゲイザーは、メモを貼った。 (a130) 2021/04/22(Thu) 16:18:43 |
パイ焼き ゲイザーは、メモを貼った。 (a131) 2021/04/22(Thu) 16:20:08 |
【独】 パイ焼き ゲイザードキドキ♡忘却ダーイス (63)1d100 (90〜99でパイレシピ忘却) (100ならスターゲイジーパイ) (3)1d3 1 洋食 2 和食 3 中華 (-672) 2021/04/22(Thu) 16:21:19 |
【人】 パイ焼き ゲイザー会議や仕事の空き時間。一人空いたテーブルに紙を広げて文字を指でなぞりながら確認する。 「……洋食は、大丈夫。……和食、中華は…………あっ」 女の指が紙の隅にたどり着いた時、指どころか視線もぴたりと止まった。 「今日は焼売を『忘れちゃいましたか』。 ……有事の際の口止め料とか炊き出し用の資金でもう今月はカツカツですから、無理矢理思い出すための練習用の食料は買い込めませんね……文化圏から考えるにキファさんが食べてくれそうでしたので思い出したかったのですが……こればかりはギルドメンバーさんにお願いしましょう」 ため息をつき、料理のリストを羅列した紙をまとめ始めた。 (205) 2021/04/22(Thu) 16:38:14 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>204 メレフ 「……?」 短絡的で暴風雨のような勢いで生きる愚鈍な女でも、流石に貴方の言い草に首を傾げたものの。 そこまでは踏み込むべきではないと判断して頷くだけに留まった。 「ええ。勿論。私も『人より時間がありません』。生きてるうちに叶えます。 私ね……今回の会議が終わったら、勇気を出して想いを伝えようかなと思っているんです。ふふっ」 貴方の予想通り、女は短い返事でも十分満足して微笑んだ。 「お食事なら期待してもらって構いませんよ〜。ふふ、今度は猿の脳みそ出すなんて真似しません。 料理ギルドのリーダーとして、全力で貴方に美味しい料理を作ってみせますから!」 胸を張って宣言し、貴方を見送る。からりと晴れた笑顔を浮かべながら。 (206) 2021/04/22(Thu) 16:48:54 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>208 キファ 純朴、聡さ、甘いマスク、太眉。 どことなく予想はしていたが、やはり彼だったか。 「うふふ、キファさんの覚悟……しっかり聞きました。仲間ですね。私、そういうの大好きです。 好きな人の為なら何だってできる、それって、『世界の全てを敵に回してもいい』って事だと思いませんか? その言葉、違えないでくださいね。愛、貫き通してくださいね。 例えこうして仲良くなった人の想いを、命を、全てを踏み躙ることになったとしても。前に進んでください。怒りに侮蔑に非難に否定……間接的に向けられる刃からも負けないでください。 何でもする、世界を敵に回すってそう言う事ですから。 もし万が一、キファさんの決意が揺らいだとしたら。 ──その時点で、貴方の負けです。私のような想いを貫く覚悟を決めた人に貫かれて終わりです」 【→】 (209) 2021/04/22(Thu) 17:17:56 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → パイ焼き ゲイザー「おお? 僕もしかしてゲイザーちゃんのハート射止めちゃった??? ダメだ……ゲイザーちゃんには心に決めたお父さんが……!」 調子に乗っている。信頼すらあれど、そこまではないよ。 ところで、困るというのはどういうことだろうか、と一瞬考え込む。 「困……? ああ、そうか。こういう時ってあいつらに復讐してやる!とかそういう気分になるものなんだっけ。 わたしは何とも思ってないから、心配しなくても大丈夫だよ!」 ニコ、と屈託のない笑顔を見せた。 今度はあなたに心配をかけさせないように。 (-722) 2021/04/22(Thu) 20:29:52 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 気分屋 ルヴァ「あっ私が恋して愛を貫くのはお父さんだけなのでそこは勘違いしないでくださいね!」 無慈悲な一蹴をした。手加減というものがない。 「そうですね……もし私だったら憎らしくて復讐絶対してやると思ってましたから。何も思ってないのなら構わないんです」 屈託のない笑みを見て安堵しつつ、続けて話をしようとして一瞬考え込み、それから恐る恐るという風に口にした。 「……ルヴァさん。それで、買い戻す話ですけれど。やっぱり、『あの時買い取ってもらった全て』を買い戻すことはできますか?苦しい∞辛い∞悲しい≠ニか、全部です。 ルヴァさんは恐らく気にしないとは思いますけれど……私は、もう少しルヴァさんには別の感情を仕入れてほしいなって」 金色の目が真っ直ぐにパステルグリーンを覗き込んでいる。 【→】 (-774) 2021/04/22(Thu) 22:15:48 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 気分屋 ルヴァ「……ルヴァさんが嫌じゃないのなら。次はいつになるか分かりませんが……また発作が出た時、もう一度抱かせてください。今度はもっともっと優しくして、もっともっと気持ち良くしますから。 そこで生まれた『幸せ』とか、そういうのをお裾分けしたいんです。お父さんを手に入れないと得られないと思っていた『幸せ』をくれたルヴァさんも……温かな気持ちで満たされてほしいんです」 (-777) 2021/04/22(Thu) 22:16:10 |
【人】 パイ焼き ゲイザー厨房にて。 「……ヘイズさんの為にと仕入れた質のいいリンゴは明日の朝に届くんでしたっけ。アップルパイを作る約束、時間がかかっちゃいますねえ……」 食材、器具の確認をしながらぶつぶつと呟いている。思考の整理中だ。 「……あとは。ハマルさんに聞かなければいけませんね。 どうしてそんなに人のために動けるんだろうって。寄り添ってくれるんだろうって。 ハマルさんは私のように打算的に生きている訳ではないでしょうし……」 ふと手を止めて、胸のあたりをきゅっと押さえる。 「……。………… さん…………」 (228) 2021/04/22(Thu) 22:21:42 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新