人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

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【恋】 テレベルム

[ こんなに不自然に腰をもじもじさせているのに、
 プラチナは大丈夫だと繰り返し訴えてくる。
 
 そっとしておいて欲しい、と言われてからは
 無理に触ることはしない。
 痛いなら大変だし、そうでなくとも
 ヤだと言われたらやめないといけない。
 
 そっと手を離し、まだ呼吸の荒いプラチナを
 ひとまずテーブルに案内する。
 このままずっとお手伝いしてもらうのも気が引けたし、
 なによりもうすぐ準備はできてしまうだろうから。
 
 すぐに出来たものからテーブルに並べていき、
 プラチナが少しでも早く朝食を取れるようにと
 
 数百年前から変わらない位置の食器棚から
 どんどんお皿を並べていった。 ]
(?86) 2024/02/05(Mon) 0:13:58

【恋】 テレベルム

 
 
 たべられそうならよかった…。
 沢山たべてくださいね。
 
 朝ごはんしっかり食べたら、きっと虫刺されも早く治るし…
 げんきになりますから。
 
[ 食べられるだろうかと不安げに聞けば、
 プラチナは食べると頷いてくれて。
 
 せっかく作ったのだから食べてほしいとは思っていたけれど、
 それ以上にプラチナが朝食を食べられる程度には
 体の調子が悪いわけではないのだとわかったのも嬉しかった。
 
 上手にできた玉ねぎスープも、
 プラチナの正面にこしかけて食べ始めていく。
 ちゃんと美味しく出来ていて安心してプラチナを見れば、
 少しずつスープを口に運ぶ姿が見えた。 ]
(?87) 2024/02/05(Mon) 0:14:32

【恋】 テレベルム

[ 一口一口味わっているのか、
 ゆっくりと飲み込んでいく仕草に
 何故かまた胸がざわつく。
 
 どこか物欲しそうな、切なげな
 そわそわとした様子のまま食事を摂るプラチナから、
 目が離せない。
 
 時折漏れる声も、なんだかすごく
 僕の胸をぎゅうっと締め付けて ]
(?88) 2024/02/05(Mon) 0:14:57

【恋】 テレベルム

 
 
 へ、ぁ
 
 あ、はい…ご、ごちそうさまでした…
 
[ ぼーっとプラチナの姿に目を奪われていれば、
 食事を終えたらしいプラチナの声に漸く我に返った。
 
 慌てて残りのスープを飲み込んで、
 プラチナのあとに続いて食器を片付ける。
 
 美味しかったですか?とか
 聞きたいことはたくさんあったのに。
 今も前屈姿勢で震えているプラチナに、
 何故かうまく言葉が出てこない。
 
 
ずっと見ていたいような気がしてしまう。
]
(?89) 2024/02/05(Mon) 0:15:14

【恋】 テレベルム

 
 
 (うう……だめだ、なんか…どきどきしちゃう……
  落ち着かなきゃ…)
  
[ 食器を流しに片付けながら、深く息を吸う。

 冷たいものでも飲めば少しは頭が冷えるだろうか。
 朝食をとったばかりだけど、
 コップ一杯程度のジュースならまだ飲める。
 
 冷蔵庫からリンゴジュースを取り出して、
 コップによそう。
 
 どうしてもプラチナに目が行ってしまうのをどうにかしようと、
 コップによそったジュースを冷蔵庫から振り向いて

 一歩前に踏み出した──その時だった。 ]
(?90) 2024/02/05(Mon) 0:19:42

【恋】 テレベルム


 
バシャッ……



[ ずっと気もそぞろだったせいで足がもつれ、
 がくん、と体制が崩れたと同時に
 手に持ったコップがプラチナの方へと傾いて落ちた。
 
 中に入ったリンゴジュースがプラチナのズボンにかかる。
 
 ガラスのコップが、遅れたようにその場に落ちて
 真っ青な僕の足元に、ゴトリと鈍い音を響かせた。** ]
(?91) 2024/02/05(Mon) 0:29:44

【恋】 テレベルム

[ 冷蔵庫から出したばかりの冷たいジュース。
 
 転ぶほどではないにせよ崩れた体制のせいで、
 その中身は綺麗にプラチナのズボンへとかかった。 ]
 
 
 ……………ッ!!!!
 
 
[ サァッと顔が青ざめる。
 普段から色々とドジをすることもある僕だけど、
 今日は余計にそういうのが多い気がする。
 これでも気をつけているのに。 ]
 
 
 っご、ごめんなさい!
 今ふきんを…っ!
 
[ プラチナは、驚いたように呆然と濡れた下肢を見ている。
 
 何も言わないのがそのまま衝撃の大きさを現しているようで、
 僕は焦って布巾を探した。]
(?97) 2024/02/05(Mon) 11:52:20

【恋】 テレベルム

[ 濡れたリンゴジュースがズボンに染み、
 じわりとプラチナの股間を濡らして行く。
 
 どんどんと大きくなる染みは、
 最初に濡らしてしまったものよりも色濃く
 足の方まで垂れていて ]
 
 
 …こ、こんなに染みて…
 
 ぷらち……
 
[ プラチナ、大丈夫ですか?

 そう続けたかった言葉は、不自然に途切れて終わった。
 
 代わりに、
 どこか甘く吐息を漏らすプラチナの表情に目を奪われる。
 濡らしてしまったというのに、
 焦るでもなく…まるでどこか心地よさそうにするその顔。
 時が止まったかのように目が離せないでいると。 ]
(?98) 2024/02/05(Mon) 11:53:13

【恋】 テレベルム

[ 急に我に返ったようなプラチナが、
 その場で激しく足踏みをしだして。
 仕草の急な変化に、思わずビクっと肩を揺らした。
 
 怒っているのか、それともリンゴジュースが冷たかったから
 寒さにびっくりしているのか。
 
 足を頼りなく震わせて、
 ハアハアと此方までしっかり聞こえるほどの息遣いで
 ぎゅうっと股間を鷲掴んで。
 ぶるぶると震える声で必死に風呂に行くと言われれば、
 僕は呆然と何度も頷くことしかできなかった。 ]


 ……ぅ、
 …ま、また……
 
[ プラチナが走り去ったあと、
 僕はうるさく鳴り続ける胸を抑えるように手で掴んだ。 ]
 
 
 またドキドキしてる……
 
[ 走り去ったあとの床には、点々と黄色い水滴が落ちていて。
 
 僕は慌てて追うように、プラチナの向かった方へと走った。 ]
(?99) 2024/02/05(Mon) 11:53:51

【恋】 テレベルム

[ 黄色い水滴と物音を追えば、たどり着いたのは風呂だろうか。
 プラチナのあとを少し遅れて追うような形にはなったが、
 物音のする方まで走って行って。 ]
 
 
 プラチナ…!
 大丈夫ですか…?!
 
[ そう言って、彼がいる場所の扉を開いた。** ]
(?100) 2024/02/05(Mon) 11:54:10

【恋】 テレベルム

[ さっきから、プラチナの様子はおかしかった。
 もしお腹が痛かったりちょっと具合が悪かったりしてたら、
 あんなふうに水がかかったら余計に悪くなってしまうかも。
 
 そんな思いもちらと過る。
 
 ぱたぱたと廊下をかけて、
 プラチナが消えた浴室へと向かって。
 
 ひとまず大丈夫かどうかを確かめるために、
 中から物音のする浴室の扉を開いたんだ。 ]
(?105) 2024/02/05(Mon) 14:16:00

【恋】 テレベルム

[
ぶじゅぅぅぅぅうう……
]

 
 
 ────…………
 
 
[ 扉を開けた途端、
 激しい水音が耳に入る。
 
 お風呂場だ。それだけなら当然聞こえるべく音だ。
 
 けれどその音の出処は ]
 
 
 (ぷらちな……?)
 
 
[ ぼたぼたと黄色い水滴が滴るズボンの上
 自身の性器を握りしめたプラチナが放尿を始める瞬間を、
 その一部始終をしっかりと目撃してしまった僕は
 
 何が置きたのか暫く理解できなくて、
 その場で固まって眼の前の光景を凝視していた。 ]
(?106) 2024/02/05(Mon) 14:17:16

【恋】 テレベルム

[ 野太く勢いのある尿が、お風呂の排水口に叩きつけられる。
 
 その上では呼吸を荒くしたプラチナが、
 見たこともないくらい気持ちよさそうに表情を蕩けさせていて
 
 快感に浸るその姿は、なんて
 
 なんて、 ]
 
 
 
 ……はぁっ………はぁ……っ

 
[ 自分の呼吸まで荒くなっていることに気づいたのは、
 一拍遅れてから。
 
 よく見れば、丸出しになったお尻や
 性器の周りにまで
 赤い小さな痕は散らばっていて
 
 わけもわからずただ、
 へなへなとその場に崩れ落ち座り込んでしまっていた。 ]
(?107) 2024/02/05(Mon) 14:17:41

【恋】 テレベルム

 
 
 (見ちゃだめ、見ちゃだめ………)
 
[ わかっているのに、体が言うことを聞かない。

 こんな所で気持ちよさそうにおしっこをするプラチナが
 あまりにも
いやらしいものに見えてしまって

 
そんな風に思ってしまう僕が、すごく悪い子に思えて


 たっぷりと溜め込んだプラチナの放尿が終わるまで、
 テレベルムは浴室の入り口でへたりこんでいた。
 
 やがて、野太かった水流が勢いを失い
 ぽちょん、と水滴が落ちるだけになった頃。
 ふらふらと立ち上がろうとした僕は、
 カタン…とドアを鳴らしてしまって。
 
 真っ赤で泣きそうな顔をしながら、
 隠れるように廊下に引っ込んだ。 ]
(?108) 2024/02/05(Mon) 14:18:30

【恋】 テレベルム

 
 ………ぼ、
ぼくのばか………

 
[ 浴室前の廊下、出てすぐの所で
 プラチナが出てくるまで、膝を抱えて丸くなっていよう。
 
 今は多分、ちょっとだけ感情の整理が必要だった。** ]
(?109) 2024/02/05(Mon) 14:18:57

【恋】 テレベルム

[ 背後の脱衣所で魔導具が動く音を聞きながら、
 僕は未だに立ち上がれずにその場に蹲っていた。
 
 頭の中には、先程のプラチナの放尿が絶え間なく再生され
 ぐるぐると彼の気持ちよさそうな声が響く。
 
 そして同時に、今までのプラチナのもじもじとした腰の動きが
 尿意を我慢していたものなのかもしれないと結びついて
 また、なんだか胸がぎゅうっと熱くなった。
 
 
 やがて、少しの時間を置いて
 背後から足音がして。
 
 僕を発見したらしいプラチナの驚く声が聞こえても尚、
 僕は顔を上げることができずにいた。 ]
 
 
 
……………な、な……なんでも、ない です…

 
[ 顔を伏せていても、耳が赤いのは見えてしまうだろう。

 背にプラチナの手が触れ、そろそろと顔を上げた。 ]
(?116) 2024/02/05(Mon) 18:04:40

【恋】 テレベルム

[ 僕を気まずそうに見るプラチナの顔を見て、
 再び脳内であの時のプラチナの顔が重なり
 
 妙にドキドキしてしまうのをなんとか我慢して ]
 
 あ、あの
 大丈夫です 僕、何も見てなくて…あの……
 
 ぼ、僕がおトイレ壊しちゃったから…
 
[ 矛盾でたっぷりの見てないアピールは、
 きっと殆ど意味をなしていない。
 
 やや前屈みのまま立ち上がるのは、
 何故かそこが反応してしまっているからで…
 そこが反応する理由もわからなければ、
 反応した所でまだ精通も迎えていないテレベルムには
 どうする事もできないわけなのだが
 
 ひとまずは、なんとなく恥ずかしいことだと感じていて ]
(?117) 2024/02/05(Mon) 18:04:58

【恋】 テレベルム

[ ぶんぶんと頭を振り、なんとか邪な考えを振り払って
 漸く少し落ち着いた顔でプラチナを見た。 ]
 
 それと…
 ズボンにリンゴジュースかけちゃってごめんなさい…
 僕、お掃除します。
 
 ご飯の後片付けとか、できることはしますから
 プラチナはゆっくり休んでください。
 
[ いつまでももじもじしてはいられない。
 出来ることはして挽回しなければ、と
 この後の手伝いについて口にして。
 
 これ以上プラチナに迷惑をかけるわけにはいかないと、
 どこか決意めいたものすら胸に抱く。 ]
(?118) 2024/02/05(Mon) 18:06:04

【恋】 テレベルム

 
 
 えっとそれで…もしそれができたら、
 できればなんですけど…

 お掃除ぜんぶ終わったら、このあと…
 プラチナに魔術か調合を教えてほしいなって…
 
 体の調子は…ほんとにどこも悪くなかった…んですよね。

[ そうして、自分の中の気持ちを切り替えるためにも
 プラチナにそんな事を強請ってみる。

 数百年前と今で、教えてくれる事も違うのだろうかと
 少しだけ興味もあったから。 ]
(?119) 2024/02/05(Mon) 18:08:34

【恋】 テレベルム

[ 朝から度重なる失態を犯していると思っていたのもあり、
 お掃除で挽回を…と意気込みはしたものの。
 
 当のプラチナは全く怒っていないようなそぶりで、
 あっけに取られてしまった。 ]
 
 
 僕の家………
 
[ そう言われて、ふわふわとした気持ちになる。
 そう、あちこち見た目が変わっていたとはいえ、
 ここは僕とプラチナの家。
 
 わかっていたつもりなのに、
 どこか知らない家にお邪魔したような
 ちょっとしたよそ行きの気分になっていたのだと
 プラチナの言葉で気付かされた。 ]
(?125) 2024/02/05(Mon) 20:58:46

【恋】 テレベルム

[ 僕はこの家で、ずっとプラチナと一緒に暮らしているのだ。
 大事な存在、だなんて言ってもらえて、数百年も。 ]
 
 
 ……へへ…
 
[ にへらと頬が緩み、
 そんなほのぼのとした気持ちのおかげか、
 体を支配していた慣れない熱も
 どこかへ行ってくれたようだった。 ]
 
 
 ありがとうございます。
 でも、汚しちゃった分のお掃除くらいはします。
 僕、プラチナの役に立つのが好きなんです。
 
[ それが僕の知っているプラチナではなく、
 数百年後の未来のプラチナだとしても。 ]
(?126) 2024/02/05(Mon) 21:00:16

【恋】 テレベルム

[ そして改めて強請るのは、プラチナからの魔術の指南。
 僕は今まで毎日のようにしてもらっていたし、
 プラチナも魔術の研究が好きだから
 きっと無茶なお願いじゃない……。
 そう思いながらしたそれは、
 予想外に複雑な表情で受け入れられる。
 
 面倒くさいとか嫌だとか、
 そういう雰囲気ではなさそうなのだけど…と
 
 何かを考えている様子のプラチナを前に、
 大人しく答えを待った。]
 
 
 ……え…
 
[ そうしてそわそわと答えを待っていれば、
 やがて代案のように告げられたのは
 まさかの外出の提案で。
 
 今なんて?と言わんばかりに、驚いて目を見開いた。 ]
(?127) 2024/02/05(Mon) 21:01:28

【恋】 テレベルム

 
 
 ま、ま、
街に!?

 
 
[ 思わず声がひっくり返る。
 そりゃあ驚くだろう。
 だってテレベルムは、生まれてきてから
 しっかりと顔を見て話したことがあるのはプラチナだけ。
 
 他の人はまだろくに話してもいないし、
 ましてや街だなんて本でしか知らない。
 だから、まさかそんな事を言われるだなんて思っても居なくて
 
 未知の場所に今からいくだなんて、
 考えただけで今度はまた別の意味で
 心臓がドキドキうるさくなった。 ]
(?128) 2024/02/05(Mon) 21:01:55

【恋】 テレベルム

[ プチパニックになりつつ、
 僕は顔を覗き込んでくるプラチナを見返して
 小さく頷いた。 ]
 
 
 街……ちょ、ちょっとだけ怖いけど、
 行ってみたい……
 プラチナが一緒なら…
 
[ 未知の場所への怖さと、
 プラチナがこうして誘ってくれているという嬉しさと。
 揺れた天秤は、すぐに後者に重く偏る。
 
 初めての街も、プラチナが一緒ならきっと平気だ。
 期待にそわついた顔でプラチナを見ると ]

 僕、すぐにお掃除終わらせてきますね!

[ と、息巻いた。
 何もなければ、すぐにリビングにかけていく。
 宣言通り、テキパキと急いで
 後片付けを終わらせることだろう。** ]
(?129) 2024/02/05(Mon) 21:04:41

【恋】 テレベルム

[ 街に行く、という僕に対して得意げに笑うプラチナの顔は、
 僕が知っている僕の時代のプラチナによく似ていた。
 僕の知らない新しい魔法を見せてくれる時の、
 楽しそうで得意げな顔に。

 なんだかそれが嬉しくて、一緒になってクスクスと笑う。
 
 しかし次の瞬間プラチナから何気なく言われた言葉に、
 僕は一瞬キョトンとした表情を浮かべた。 ]
 
 
 ……はじめて、ですよ
 僕、家から出たことないですもん。
 
[ それはプラチナも知っているはずなのに、
 どうしてそんな事を……と思いはしたものの。
 まさか目の前のプラチナが、僕の大好きなプラチナが
 死んで生まれ変わった姿だなどとは流石に思い浮かばない。 ]
 
 あ、でもそっか…
 数百年も経ってたら、ちょっとの時間はきっと
 わからなくなっちゃいますもんね。
 
[ 故に、きっと数百年もの時間の経過で
 僕がいつ何をしたかなんて
 細かいことは忘れてしまったのだろうと解釈し頷いた。 ]
(?133) 2024/02/05(Mon) 23:23:16

【恋】 テレベルム

 
 
 はい、さっき外に出たらすっごく寒かったですもんね
 プラチナ、手つないでいきましょうね
 
[ 肩を叩かれ、嬉しそうにリビングへ駆けていく。

 わくわくと逸る気持ちのまま雑巾を手に、
 床を綺麗にぬぐって。
 半端だった食器も丁寧に洗い、
 食器立てに立てておいた。
 
 幸いプラチナも僕も、食べ方があんまり汚い方ではないからか
 テーブルは軽く拭うだけで十分だ。
 
 
 ついでに、側で暇そうにしている白梟に近寄り
 冷蔵庫にあったお肉をちぎって食べさせて。 ]
 
 アルミナ……じゃなかった、
 じゃない…よね?
 ええと
 ふくろうさん、僕、プラチナとでかけてきますね。
 
[ すりすりと梟の羽を撫で、
 僕はプラチナが出しておいてくれた防寒着に袖を通した。
 
 少し大きいけれど、十分着れる大きさだ。 ]
(?134) 2024/02/05(Mon) 23:23:40

【恋】 テレベルム

 
 
 (……プラチナの匂いがする。)
 
[ はじめに今の服に袖を通した時も思ったけれど、
 何故かこのサイズの小さい服はプラチナの匂いがする。
 プラチナの服の近くに仕舞ってあったからかなぁ、
 なんて考えながら
 僕はプラチナがいる場所へと向かった。
 
 玄関の扉をぐっと押し、プラチナが立つ場所へ駆け寄る。 ]
 
 
 プラチナ、じゅんびできました。
 あの、僕は何も持たなくていいですか?
 
[ 全てをプラチナに任せれば大丈夫だ、という
 プラチナへの全幅の信頼はあるのだが
 それでもこうして街へ出るのは初めてだ。
 念のために色々聞いて置かなければ。 ]
(?135) 2024/02/05(Mon) 23:23:53

【恋】 テレベルム

[ そうしていれば、すぐに転移門も目に入る。
 
 初めて見たそれに、ぱあっと目を輝かせながら
 プラチナと転移門を交互に見て。
 
 それから、プラチナの手をぎゅっと握った。 ]
 
 プラチナ、これでいくんですか?
 ど、どうやってつかうんですか?
 潜ったらこわいひとがいたりしませんか…?
 
[ 知らない技術、知らない場所、初めての経験。
 すっかり心が浮ついた僕は、
 あれこれと質問しながらプラチナの側に居るだろう。
 
 プラチナの後継者として、立派なふるまいをしなければと
 どこかやはり緊張もにじませながら。 ]
(?136) 2024/02/05(Mon) 23:24:06

【恋】 テレベルム

 
 
 街についたら、いっぱい教えてください
 今のプラチナと、未来の僕が
 
 街で何をしているのか、とかも。
 
 
[ 小さな手でプラチナの手を握ったまま
 プラチナが導くままに、共に歩みだすだろう。** ]
(?137) 2024/02/05(Mon) 23:24:17

【独】 テレベルム

/*
なんかこういう
プラチナのプラチナらしさみたいなのが見えるとニコーーーッてしちゃうんだけど
こんな風にプラチナっぽく思えるところも、
プラチナ・ライドとはやっぱり違うんだよな…
そしてやっぱり、子テレの恋愛対象はプラチナ・ライドで
このプラチナに向くのもあくまでプラチナ・ライドへのものの一種で
大人のテレベルムの恋愛対象はこのプラチナなんだよなって噛み締めちゃった…
(-7) 2024/02/05(Mon) 23:42:16
 




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0回 残----pt

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