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【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「そういう言い方するっつー事は、本音は違うんだろうが」 あなたの様子を覗いながら酒を勧める。 眠られたり気分を悪くしてしまっては意味がない。 これはいい気分に、本音を吐き出しやすくするためのものなのだ。 「そうだろ? 女でも酒の強い奴はいるが、こういうものの方が大体好むだろ。 お前サンの旦那は相当見栄を張るタイプだなぁそりゃ」 少しずつ、少しずつ。 「おん? ……そうか? 俺ァ全く大丈夫だぜ、あぁでも、気分が悪くなるようならやめておけ」 お酒という海に溺れて、日常を忘れてみると良い。 (-20) 2022/01/20(Thu) 1:23:06 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「俺にとっては良いやつだったぞ」 「俺がわるいやつかどうかは、チビが決めな」 良い人か悪い人かは、受け取り方によって違う。 あなたが自分を悪い人だと思うのなら、事実悪い人なのだろう。 だから俺は、自分のことをどっちかは定めない。 「けど、な。 俺ァ根っからのわるーい人は早々いねぇと思うがね。 こんな俺でも、俺の女になってくれるやつはいたし…… 生きてりゃチビくらいのガキもいたんだがなぁ……」 (-21) 2022/01/20(Thu) 1:38:20 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「離婚したわけじゃねぇっつーか……正確に言えば結婚をしたわけじゃねぇけどな」 事実婚、というのが一番適当だろう。 どこかに夫婦の届け出をしたわけでも、神の前で認められたわけでもない。 「おー、そうだ。 何せ当時は金がなかったからなァ。 アイツは良い所のお嬢だったンだが、自分を拐えと依頼してきたヤツでな。 引き受けてまぁ逃げた逃げた。 まさか自分の持ち物を借金の方にするとは思わなかったンだよ」 生まれた子供も奪われかけ、二人共誤って殺された。 自分には何も残らなかったのだ。 好きになった女も、子供も、その忘れ形見も。 「オイオイ、言葉の綾だろうがよ。 流石の俺でも6歳にゃ欲情しねぇっつうの」 ただただ。 こういう行き場のない思いを抱いてもがいてる人間には、弱い。 どうにかしたくなってしまう。 アイツも、そうだったのだ。 「お前サンはあのラサルハグとは相当合わねぇみてーだなぁ。 ま、わからないでもないが……ま、”なんでも屋”が軟禁されっぱなしでいるわけにはいかねーからなぁ?」 (-24) 2022/01/20(Thu) 1:58:39 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「”なんでも屋”は信用第一だっつってるだろーがよ。 いくら積まれようと、先に受けた依頼は折らねぇ。 俺はそうしてきたんだよ、昔も……今もな?」 すぅっと手を伸ばし、あなたの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。 迷子のあなたを、導こう。 「―――…………。 俺がこういう男なのは、アイツはよーく知ってるよ」 薄く笑った様を見て、傍へと歩み出る。 身を任せてくれればいい、すべて。 迷った先に出口がみつかるように。 もしかするとその先には、良い音色が響くかもしれない。 ―――そうだろう? 天国に昇れるかのような、そんな奏でを抱こう。 (-25) 2022/01/20(Thu) 1:59:23 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* こちら攻める気まんまんなので無問題です! 受けになる気がしません! 描写は……どうしましょう、がっつり……やる!? (-26) 2022/01/20(Thu) 2:01:06 |
【墓】 なんでも屋 アマノ「俺ぁここに居るんだが……」 ッチ、と舌打ちする。 誰も彼もが素通りする、誰も彼もを触れることが敵わない。 どうやら、これは。 「持っていかれたか、俺が……」 (+0) 2022/01/20(Thu) 11:33:09 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「薄々そんな気ィはしてたが……、 お前サンの旦那は領主じゃねぇな 」義務を投げ出して権利だけを主張するのはもはや貴族ではない。 特権を得る代わりに、領地の民のため、国のために義務を果たすのが貴族のはずだからだ。 きっとこの女は。 その領主にとっては都合のいい女なんだろう。 「お前サン、旦那はどこかに行くことが多いとは言うが……本当はわかってんじゃねぇのかイ。 まず間違いなく仕事なんざしてねぇし、遊んでる。 もっと言えば…… ソイツは外に女が居るぞ 」確かに、自分とその男は比べるまでもないだろう。 (-32) 2022/01/20(Thu) 13:04:32 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「おー、俺ぁいいやつか。そいつは良かった」 ハハ!と小さく声を上げて笑い、よしよしとまた胸元を撫でる。 手元を見ても、そこには指輪なんてものはありません。 「おう、結婚……まではしてなかったがね。 事実婚……って言ってもちびにゃわからんわな。 ただ、ガキはいたぞ。生きてりゃお前サンと同じか少し上くらいの娘がなぁ。 守るはずが、守れなかったんだ。俺ぁな……」 (-33) 2022/01/20(Thu) 13:47:30 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「 あ”ぁ? …………お前サン、それをソイツに言われたのかい」 子供ができないのは何も女のせいではない。 男に原因がある場合だってあるはずなのに、どうして。 むしろ、外で遊びまくってる割に私生児がいないのであれば、男の方に原因がある可能性のほうがたかいのではないだろうか。 「あ、おい。 その酒はあんまガバガバ飲むものじゃ…… あー……聞いてねェな…… 」「俺が聞きたいのはそういうことじゃねぇなぁ……。 お前サンは本当は……どうしたい? 一度義務やレールの事は忘れて考えてみな」 俺は”なんでも屋”だ。 何でも叶えてやる力は……ある。 (-37) 2022/01/20(Thu) 14:35:59 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ決して、認められることがなかった契りだ。 愛した人も、生まれた娘も、愛した人を取り戻そうとする追手によって殺されてしまった。 向こうも殺すつもりではなかっただろう。 俺だけを、殺す手はずだったはずだ。 だけどこうなってしまった過去は最早変えられるものではない。 「……シルヴィア。 お前サンみたいに元気で無邪気なガキだったぞ」 さぁ、もう眠りなと。もうひとつ、そっとひと無で。 (-38) 2022/01/20(Thu) 14:42:50 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「―――私生児は。 お前サンの子じゃねぇ子供はいるのかい、お前サンの旦那には」 確認するように問う。 貴族というのは血筋を絶やさないように気を配っているのは知ってることだが。 何もそれだけが人の価値ではない。 ぼんやりとした、蒸気を帯びた顔が、瞳がこちらを向く。 「……何も考えられない……か。 しかしなァ、からっぽってンなら……これから満たす事は出来ンだぞ」 満たしてやろうか、と。 薄く笑う。 (-43) 2022/01/20(Thu) 16:16:00 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「最初はただの依頼人だったんだがなァ。 ある程度安全確保するまで守ってたら情が移っちまってよ。 そりゃま、人間誰でも違うわな? だからこそ情も移るってモンだ」 いつの間にか共に生きたいと、そう思うようになっていた。 子供も産まれひっそりと暮らしたかったが、自分の悪名高さが災いしてしまって後の祭りだったのだ。 身重の身を、子連れを、遠くまでずっと移動させるのは無理だと、1箇所に長く留まったのも原因だったかもしれない。 「あ? 撫でてほしそうに見えたからなァ」 「ハハ! これから寝ようってンのに他の女の話は無粋だな。 まぁ任せな。使えるものは使わせてもらうが、 天国……見せてやんよ 」差し出された手を取り、ベッドへ誘う。 手取り足取り、慣れた手付きであなたを責め立てれば、ぐずぐずになったあなたが仕上がるだろうか。 痛みを植え付けることはなく、本来男を受け入れる場所ではないそこを最上のものにしてしまえば、 指よりももっと太く圧迫感をもったそれも、柔らかく甘く受け入れることができるだろう。 (-52) 2022/01/20(Thu) 18:44:56 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* では描写はやんわりと、エッチなふうにしてみました……! この城での死は神隠しになるものだと思っていたんですが よく考えればそれは狼による襲撃のみなのかもしれませんね。 呪殺の扱いはどう……どうなるんだろう。 いつのまにか死体は消えてそうですが、ばたりと倒れる様はしっかりとミズガネは見ている。 そして煙のように消えた……そんな気がしましたが、いかがでしょうか! (-53) 2022/01/20(Thu) 18:48:40 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「暴力まで受けたのか、女相手に…… とんだクソ野郎だなソイツは」 レールに沿って、役割に殉じるだけの生活。 それではただの人形と同じだ。 昔のことを思い出して頭を振る。 「俺が相手でいいのかい?」 やっと本音がこぼれたかと。 あなたの頬に手を伸ばし、ゆるりと撫で。 「心のやり場がわからねェってんなら……教えてやんよ」 ――そうして重ねた唇からは、甘い酒の味がした。 (-55) 2022/01/20(Thu) 20:19:40 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「寝たか……」 規則的な寝息が聞こえてくれば、胸元をなでるのをやめ 幸せそうに眠る顔をじっと眺めた。 生きていれば、これくらい。 こうして寝かしつける日もいくらでもあったんだろう。 だけどそんな日はもう来ることはない。 今日だけは何故か、そうした温もりを思い出させてくれた気がして あなたにただありがとうと呟く。 そうして暫くすると静かにベッドを離れ、何処かへ向かう。 これがまさかあなたとの別れになるなど思いもせずに――――― (-56) 2022/01/20(Thu) 20:24:18 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「まぁ、……そういうのもあるかもしれないが…… ったく。こういう時にまで相手を立てなくてもいーだろうが」 頬に触れても、唇を奪っても、抵抗はない。 「ハハ、教えるさぁ…… お前サンの旦那が教えてくれなかった事を、俺が全部埋めてやる」 貪るように熱く唇を重ね、酸素を奪う。 あなたの力が抜けてしまえば、優しく腕に抱き、己のベッドにあなたの身を横たえるだろう。 その先は―――、言わずもがなだ。 (-61) 2022/01/20(Thu) 23:39:14 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「……任せな」 涙の滲む目尻に唇を落とし、優しく髪をなでた。 自分とて、既婚者の女に手を出すのはいけないというのはちゃんとわかっている。 わかっているが、それでも。 放っておけないのだ。 何も教えられず、与えられず。 鎖に縛られて身動きすらできないあなたが。 そんなあなたの姿が、かつて愛した女の影に重なって目をそらせない。 「忘れられなくしてやるよ……俺を」 乱れた衣服の隙間から手を滑らせ、その白い肌を暴いていく。 その細い首筋、胸元に赤い花弁を散らし、双丘の頂きを優しく刺激した。 だんだん下がっていく男の手が、あなたの一番敏感な場所へたどり着くまで、 ――ゆっくりゆっくりと優しく、時間をかけて…… (-76) 2022/01/21(Fri) 12:34:10 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ「気持ちいいと……っ、、思ったことがなかったか?」 それはそうだろう。 まともに愛されてもいない交わりで高みに昇ったことなどあるまい。 戸惑い震える様子に目を細めて顔を埋め、一番敏感な場所に舌を這わせた。 甘さを含んだ声が耳をくすぐる。 必死に名を呼ばれるのが、嬉しいとさえ思えるほど自分も久しぶりの熱に酔っている。 「対価……? 対価はそうだな……お前サンが幸せになることだよ」 「――もう後戻りはできねぇぞ。イイな?」 NOの言葉はもう聞いてあげられない。 己の高ぶりをぐずぐずに溶けきったそこに充てがえば、熱く、深く突き立てていくだろう。 (-87) 2022/01/21(Fri) 20:42:25 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「いやぁ……まぁ、確かにそうなんだけどな」 情に弱いのは弱点だと、言われたことがないわけではないが。 それでも全くの無関心になってしまえばただの暗殺者だった。 自分はそう育った。 だから、俺は俺の信じた最善を尽くすのだ。 契約したからにはあなたを殺させない。 その上で、愛される事を知ってほしいと思ったのだ。 「ほっとけねぇんだ、そういう……人生諦めきったようなやつがよ」 「だから今は……素直になりな。 なーんにも……考えなくていいからよ……っ」 あなたを最後まで揺さぶって、愛し尽くせば白濁が弾けてあなたを満たしただろうか。 名を呼ぶ声が甘みを帯びていたこと。 それに満足して、俺は。 ゆるい微睡みに浸りながら 何も知らないまま、あなたにこう強請るのだ。 「なぁ、実際曲を聞いてみたいんだ……少しだけでいいから、聴かせてくれないか?」 どんなにひどくても構わない。 そのままの音を、請うた。 (-100) 2022/01/22(Sat) 3:47:32 |
【墓】 なんでも屋 アマノ―――庭に響く何かが壊れる音。 男はそれを聞いていた。 「やめろよ……ミズガネ。 原因はそれだったかもしれねぇが、俺はここにちゃんといるぞ」 「俺は、ここに居るんだぞ」 肩をつかもうとしても、手を抑えようとしても、 触れることは敵わず。 声も届かず。 ただただ、響く破壊音を聞きながら、止められない事に苦い顔をした。 (+1) 2022/01/22(Sat) 3:50:56 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 灯された星 スピカ「そこに気持ちが入ってなければなぁ、こんなの、ヨくなるはずがねぇだろ?」 快楽とはこういうものだと教えこむように執拗に。 悦ぶという事を決して忘れられないように、求めることができるように刻んでいく。 花弁を残したのも、わざとだ。 あれば消えるまでの間、決して忘れることなんてできないだろうから。 「益は……あるねェ」 「俺が満足できる」 それだけで十分だ。 女の身体の中は温かくて、気を確かに持っておかないと自分が持っていかれそうになる。 そこをぐっと耐えて動けば、素直になったあなたは良い鳴き声を上げるだろうか。 それは一夜の過ちだと世間一般はそう話しても あなたにとって、自分にとってこれは、本当に過ちなのだろうか。 わからないが……ただ。 この夜を、どうにか残してしまいたいと思う心がそっと囁く。 「なぁ……、出来るかどうか、試してみるか?」 それはきっと、悪魔の誘いだ。 (-122) 2022/01/22(Sat) 19:49:46 |
【墓】 なんでも屋 アマノ「おいおいおいおい……」 男はずっと二人のやり取りを見ていた。 イクリールと呼ばれた女の言動が気になって着いてきてみれば、そんな。 俺を生き返らせようとするなど。 一度も顔を合わせたことも、話したことがない男を。 どうして。 「俺を戻すのになんでアンタが倒れなきゃなんねぇんだ、クソが……」 その理由は聞かなくてもわかるというのに、舌打ちをしてしまう。 それは喜ばしいことであるはず。 あの男を、少なくとも彼女は大事に思っているからこそとわかっていても……。 そしてそれが成功してもしなくても。 大きな借りだけを作ってしまうのは癪で仕方ないのでした。 (+2) 2022/01/22(Sat) 20:52:58 |
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