68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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| >>129 メレフ 「喧しい」 ぴしゃり。 キファは目を細めてあなたを睨んだ。 だけど、言う程剣呑な語調ではない。 「誰にやられたかなんて、言って堪るか。 全く、おまえが護衛を請け負ってくれれば 吾もこんなことにならんかったのに」 冗談を言う余裕も、今は有るらしい。 「なあ、おまえは。死ぬのが怖いと思うか? 長命の知り合いは、少ないが居る。 死ぬのを恐れる人間も、逆に死を乞う人間も知っている」 「おまえはどっちだ」 (131) 2021/04/24(Sat) 2:02:07 |
| >>130 ハマル 「……ふ。その問いを聞くということは、 事件の解決に興味があるということか。 良かろう」 少女は快諾すると、 ハマルから引いたカードを見せてもらう。 IV 皇帝tarot (1)1d2→ (132) 2021/04/24(Sat) 2:04:50 |
| >>130 ハマル 「 4番目、皇帝の正位置。 逆位置はあの高慢ちきちきちんちくりんも引いたが、 こちらは正位置だ」 レグルスのことである。 「暗示するキーワードは 支配、安定、成就・達成、男性的、権威、 行動力、意思、責任感の強さ、軸 」 → (134) 2021/04/24(Sat) 2:17:37 |
| >>130 ハマル 「このカードは、積極性や統率を表す。 今おまえは、積極的な決断と行動を必要とされる状況に居る。 それを乗り越えることで、成功が到来すると吾は読む。 強い意志の力で、一見困難に見えることでも 突き進むことができるだろう。 だがな。こんなに強くて立派な皇帝だが、 弱みを見せることが出来ない分、 常に孤独と戦っている面もある。 どうか、そういう不安から目を逸らすな。上手く発散せよ」 一息に語ると、ふぅと息を吐く。 「……と、まあ纏めると、 『積極的に行動せよ』『仲間には頼れ』 こういう感じだな」 → (136) 2021/04/24(Sat) 2:21:59 |
| >>130「ハマル。おまえに、仲間はいるか。吾以外に名を挙げてみよ」 少し、意地の悪い質問だった。 ……キファは、自分の占いを信じている。 だからこそ今、ハマルに『弱みを見せる不安』を 詳らかにさせようとしているのだ。 キファはハマルを、慰めたい。 キファは二日目から、変わってしまった キファにとって今は、サダルが一番だ。 いつだって、誰かを裏切ろうと思えば裏切れる。 そのつもりでいる。 でも。狂信的な愛が、 キファのただの善意まで捻じ曲げてしまう訳じゃない。 今のキファは、前のキファが居たからこそ。 このように形作られている。 (137) 2021/04/24(Sat) 2:24:13 |
| >>135 メレフ 「エエ!? 厭だが……」 キファは躊躇う。最もだろう。 キファがこんなんになったのは、 元は自室に人を招き、助けを呼べない状況になったが故だ。 でも、それと同じくらいあなたの提案は魅力的だった。 「……まぁ。隠してはおきたいが。 その。あんまり傷だらけだと、可愛くないだろ。 ”そういう”時にも……綺麗な躰を見せたいし……」 もじもじ。 「変なコトしたら魔法の力でサダルをで呼ぶからな! 吾は反省ができるいいお嫁さんなのだ!」 たぶんキファの頭の中は今ピンクだ。 → (138) 2021/04/24(Sat) 2:33:15 |
| >>135 メレフ そういう訳で、ずりずりとメレフの自室に 連れて来られてしまうのだろう。 治療か何かを受ける為、ぴんと背を伸ばしながら、 キファはいとまに為されるメレフの話を聞いている。 「ふん。好いた人間の為ならば、か。 おまえの中では、その好き人(んちゅ)と”お嬢”に、 同程度のプライオリティがあるという訳だな。 んで、そのお嬢っていうのは何なんだ。 何時から仕えている? 吾らのことだ。もう隠す仲ではあるまい」 (139) 2021/04/24(Sat) 2:41:03 |
| >>140 ……キファの顔の傷は、綺麗に姿を隠した。 ”おぉ”と声を洩らす。 キファは肌の露出が少ない。 これで少なくとも日常生活に於いては、 ”喧嘩をした”と疑われることもないだろう。 「さんきゅ〜〜! さっすが呪術ギルドの傭兵! ……やっぱおまえも魔術が使えるんじゃないか。 歳の隠蔽を説いた時から、分かっていたが」 ところで。 キファは、”お嬢”のことを魔女だと思っていた。 永きを生きる存在だと。 キファは、あなたの話を聞く。 きっとこの会話は、同じ永きを生きる 二人にしか届かない。 → (173) 2021/04/24(Sat) 15:40:58 |
| >>140 メレフ 「……”お嬢”はもう、死んでいたのだな」 (174) 2021/04/24(Sat) 15:53:42 |
| >>140 メレフ 「不老不死の禁薬が無いのも納得だ。 そんなものがあるならば、 おまえはもうとっくに使ってる。 ──200年か。長い、な。 吾が"死なない"ために生きてきた時間を、 おまえは、"蘇らせる"ために生きてきた」 道士は、ぽつぽつと語る。 「吾はそれを、憐れだとは思わない。 おまえの理由を許容する。 おまえもそう言ってくれたから」 (175) 2021/04/24(Sat) 15:55:01 |
| >>G43 ゲイザー あなたの抵抗が無くなった頃合いに。 手早く胸元の組み紐と髪飾りを解き、固く身動きを封じてやる。 あなたの、狂おしいまでの愛も。 勝利を確信したが故の哄笑も。 今やキファには関係がない。 だって、だって。もうどうとでもできる。 今のキファは盤面を、握っている! キファは唇の血を乱雑に拭い、ふらふらと立ち上がる。 残されたもうひとつの紅茶で口内の媚薬を濯ぎ、 ハンカチに吐き出した。 「──は、」 …………熱い、吐息。 → (G49) 2021/04/24(Sat) 16:50:19 |
| >>G43 ゲイザー 微量しか体内に薬が躰に入っていない キファだって、こんなに……高ぶっている。 果たして、呑み込んで多量を摂取してしまった あなたは今、如何ほどの熱を帯びているのだろう? ”くつくつ”。”けらけら”。 ラヴポーションが、正常な判断を失わせる。 あなたがそうしたように、キファの嗜虐心を加速させる。 女性には本来無い物の存在を感じたって、 それは今のキファの愉悦を産む材料にしかならない。 さて、どうしてやろうか。 キファは生娘じゃない。男を啼かせる術も、知っている。 このまま放置するのも一興。 刺激を与えて、生殺しにするのも一興。 狂いそうな程触れ合って、泣かせてやるのも良い。 → (G50) 2021/04/24(Sat) 16:51:29 |
| >>G50 ゲイザー でも、絶対に股を貸してはやらない。 絶対に満足させてやらない。 満足するのは、こちらだけで良い。 それまで、絶対に逃がさない。 ……”くつくつ”。”けらけら”。 甘い声で鼓膜を震わせ、囁く。 頬を愛おしむように撫でてやる。 指を絡め、擽ってやる。 「──ゲイザー? ……お仕置きの時間だ」 此処は少女の楽園。 可憐な花には、蜜も毒も、棘だってある。 二人がこれから行うのは、ただの少女たちの戯れ。 ──さあ、仕返しだ。 〆 (G51) 2021/04/24(Sat) 16:57:23 |
| /*ギャッハハハハハハ!!!アンタ、最高よ!! OKOKOK、アタイはサダルを探して行方不明になるわ。 サダルの死体、見つかりやすい位置にあるわね。 じゃあ、キファは ”サダルが死んでいることに薄々感づいているが、怖くて気づきたくない。 自室は探すのを避けた。彼を探して街の外に消え、 誰とも知れない所で死ぬ ”をプレイしましょう。 投票はランダムにしようと思ってたけどその手が有ったわね。 アンタに委任するわ。キファはあんたの全てを受容するからよ。 どこからでも掛かってきなさい。墓下でセックスよ。 (-485) 2021/04/24(Sat) 17:03:03 |
| (a88) 2021/04/24(Sat) 17:03:48 |
| キファは、は満足すると、ゲイザーを自分の部屋の外に棄てた。 (a90) 2021/04/24(Sat) 17:08:20 |
| >>?9 暫く返答はない。 数時間後、ようやく返事が返ってくる。 その声は清々しい。 「あぁ、なんでもないぞ! おまえは気にするな、為すべきことに集中しろ」 (?10) 2021/04/24(Sat) 17:10:10 |
| >>152 ハマル 「…………」 キファは悩んだ。 果たして、これを告げるべきか。 これを告げたら、ハマルはこの事件に関わることになるだろう。 ……キファは、それに積極的でない。 ハマルはまだ小さい。危険に晒したくない。 ”彼”もそれを懸念したのだろう。 でも、告げる理由はある。ハマルはシトゥラの、 自分がすべてを託したシトゥラの、仲間であるからだ。 シトゥラ亡き今、これを次に告げるべきはハマルだ。 だから、こう続ける。 「……わかった。言おう。 あまり公言はしてやるなよ?」 → (183) 2021/04/24(Sat) 17:18:05 |
| キファは囁く。 『ふふ、存外吾は上手い立ち位置に付けたようでな。 他の人よりも、この事件について詳しい』 「 ルヘナ、カウス、ヌンキ は白。 あやつらは──カウスは素直でないが──存外優しい。 頼るといい。 ”犯人側”は、 キュー、ルヴァ、アンタレス、ニア 」 キファは、 ブラキウムが今どのように在るかを知らない。 「どちらとも付かぬのが、 ラサルハグ、メレフ だ」 → (-491) 2021/04/24(Sat) 17:22:41 |
| >>152 ハマル 「さて、これくらいか。 この情報の扱いは慎重に。だが、好きにせよ」 一頻り得ている情報を告げたところで、問うた。 「なあ、ハマル。 おまえは、何故事件を追っている?」 想像は、付いた。 ……彼は、”あの時手を差し伸べられなかった”ことを 酷く悔いていたから。 「……なあ、ハマル。 おまえはシトゥラを助けられなかったことを、 悔いているのではないか?」 あなたの出方を、待つ。 キファはあなたの『弱み』を、引き出そうとしている。 (184) 2021/04/24(Sat) 17:32:00 |
| >>177 メレフ 「 サダルは死なぬ。 吾らは、吾らが死なぬように生きる 」 それが前提だ。 それは、彼女の中で決定事項であった。 だが、サダルは定命である。 同じ道士や術でも掛けぬ限り、いつかは死ぬ。 人は、いつか死ぬのだから。 でも、それも悪くはないなと思った。 この会合が終わったら、 ”人間をやめること”を提案してみよう。 本題に戻ろう。 → (189) 2021/04/24(Sat) 18:01:51 |
| >>177 メレフ もしも、サダルが死んだら。 サダルのいない世界で。 自分は生きていられるだろうか? 否、否。 答えは今、彼自身が明示してくれた。 自死? まさか! 「吾はおまえと同じように。 彼奴を蘇生させる、手段を探す 200年、300年。どれ程掛かってもいい」 例え、それがサダル自身の望みじゃなくても。 "サダルがキファに"望むことは、 『キファが望むことをすること』なのだから。 「その時は」 「一緒に探そう、メレフよ。吾らで探し出して見せよう。 ”好いた人間を、蘇らせる術”を」 (190) 2021/04/24(Sat) 18:04:27 |
| (a94) 2021/04/24(Sat) 18:09:01 |
| キファは、永きを生きている。でもまだ、”人”であった。 (a95) 2021/04/24(Sat) 18:09:38 |
| >>192 >>193 メレフ 「くくく。吾は神秘主義者故な。 魔法の可能性を、信じている」 キファは己の頬をぺたぺた触ってみた。 痛い。メレフがしてくれたことは傷の隠蔽に過ぎない。 が、今はその痛みが生を実感させてくれる。 「おや残念。吾が一緒なら、 おまえの研究の手助けをしてやれると 思ったのだが──」 → (198) 2021/04/24(Sat) 18:36:24 |
| >>192 >>193 メレフ 「ふむ」 キファは”くつり”、と、笑むような呼気を洩らす。 ……それはまるで、宣戦布告が如く。 「言ってくれるじゃないか」 「吾はそれを誰よりも理解している。 『死の先は、虚無だ』──言っただろう?」 さて、これ以上の話は不粋だ。 『ありがとう』、礼を述べて立ち上がる。 果たしてそれは、傷を隠してくれたことに対してか。 それとも、警告に対してか。 キファは、メレフの部屋を後にした。 (199) 2021/04/24(Sat) 18:37:48 |
| >>194 >>197 ハマル 「そうか。 ……ふ、メレフはああ見えて存外気配り屋さんだ。 本人は否定するだろうがな」 『生きていて欲しい』 シトゥラは、そう言っていたのか。 噛み締めるように呟く。 キファも、彼に同じことを願った。 「まったく、最後までヤな奴だったな!」 それはきっと。死者を嘲る言葉ではない。 字面ほどに、棘を孕んではいない。 「──わかった。理解した」 キファの危惧は、霧散した。 ハマルは。キファが感じていたよりも、 強い意志を持つ。 そして、頑張り屋さんだった。 → (202) 2021/04/24(Sat) 19:00:37 |
| >>194 >>197 ハマル 「だが、今のおまえにそれを告げるのは不粋であろう」 はっきりと、言い切る。 これはキファの知らぬこと。 ──この事件の真相は、神様の悪戯。 残酷な、悪戯。 でも、犯人を全員暴き出せば、止まる。 「故、告げる。 233年。死を見送り続けてきた吾が告げる。 おまえがそう願うなら、手を差し伸べ続けろ。 言ったであろう? 例え取りこぼしたなら、次頑張れ。 その次が駄目でも、諦めるな。 諦めるのは、おまえが擦り切れてしまいそうな時だけでいい。 その時は、仲間に頼れ。その為に皆がいる」 「そんな風に頑張るハマルを、 ……死んだ皆は、シトゥラは、悪く言ったりしない」 (203) 2021/04/24(Sat) 19:04:41 |
| >>212 ハマル その答えを聞いて、満足したように頷く。 キファは机からカードを片付け、立ち上がる。 占いをした。彼との約束を一つ、果たした。 「おまえの指針の標になれば幸いだ」 ──死人に口は無い。 シトゥラの内心なんて、誰にも分からない。 死の先は虚無であると、キファは信じている。 ……人は人である限り、いつかは死ぬ。 だからこそ生きている人間は、 彼らの名を騙り、希望を吐く。 それの何が悪いと、キファは思う。 だからこそ生きている人間は、 生きている内に約束を紡ぐ。 キファはそうやって生きてきた。 → (219) 2021/04/24(Sat) 20:49:13 |
| >>212 ハマル だからこれは別れの言葉じゃない。 ただの、何気ない会話の一環だ。 キファは明日、明後日も生きていることを疑わない。 その為に努力しているから。 ハマルと海に行きたいって、今だって思ってる。 でも、もしキファが死んでも。 キファはあなたを悪く言ったりしない。 『頑張ったな』と告げるのだ。 〆 (221) 2021/04/24(Sat) 20:50:03 |
| /*ア!返信のお手間もあるし良い感じに着地したな〜と思ったので 先に〆ってつけちゃったけど お返事待っても良かったわね…ごめんなのだわ! ハマルちゃん やっぱアンタ…最高ね イイ雰囲気をプレイさせていただいたわ アリガト! (-568) 2021/04/24(Sat) 21:21:25 |
| /*さすがアンタね。アタイの見込んだオンナ… アンタの足掻き、楽しみにしてるわよ kiss... (-578) 2021/04/24(Sat) 21:32:14 |
| (a114) 2021/04/24(Sat) 21:36:54 |
| (a117) 2021/04/24(Sat) 21:38:25 |
| 「サダル? 何だ、今の音は。 すまん、良く聞こえなかった。
もう一度言ってくれないか?」
キファは胸中に薄ら寒い予感を覚えながら、 サダルに問う。
……返事は 有るだろうか? (?13) 2021/04/24(Sat) 21:40:14 |
| 探さなければ。 (?15) 2021/04/24(Sat) 21:43:06 |
| キファは、サダルを見つけに星見杯亭を探しまわっている。 (a122) 2021/04/24(Sat) 21:50:36 |
| (a123) 2021/04/24(Sat) 21:50:45 |
| (a124) 2021/04/24(Sat) 21:50:52 |
| (a125) 2021/04/24(Sat) 21:51:02 |
| (a126) 2021/04/24(Sat) 21:51:09 |
| (a127) 2021/04/24(Sat) 21:51:16 |
| (a128) 2021/04/24(Sat) 21:51:24 |
| (a129) 2021/04/24(Sat) 21:51:32 |
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