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【人】 気分屋 ルヴァ目の前で人がよろけてぎょっとする。 原因に気づき袖を回す。 「あっ、こら! キミは今サルガスにぶつかったぞ今! ぶつかったときはな、謝らないといけないんだぞ!」 謝れないやつはなー、 おれさまのような大きな男になれないんだぞーと声を上げる。 (4) 2021/05/26(Wed) 20:46:47 |
【赤】 気分屋 ルヴァ「……そうか」 滞りなく、問題なく履行されたことに、 その静かな部屋の中で静かに息を吐いた。 「ああ、わかったセキレイ。 この後すぐに伺おう。 ………。なるほどな。 難しいことを要求されたもんだ。 買われているのか、試されているのか」 深く嘆息した。 (*4) 2021/05/26(Wed) 21:08:35 |
ルヴァは、サルガスに怯えた。 (a9) 2021/05/26(Wed) 21:14:08 |
ルヴァは、大きな声と状況に慌てふためいている (a10) 2021/05/26(Wed) 21:16:07 |
ルヴァは、ブラキウムとサルガスを、何か言いたいけど出てこない表情で交互に見ている。 (a17) 2021/05/26(Wed) 21:21:30 |
【人】 気分屋 ルヴァ「あああううう、ブラキウム、サルガス……」 両者の顔を交互に交互に見る。 この諍いがヘイズの失踪を原因にするものだとして、 そしてそれが"噂"によるものだとしたら、 その失踪は今後の自分も無関係ではない。 何も感じるなというのは、とても難しい。 袖の下で目を伏せてヘイズのことを思いながら、 この場にいる賢い者がそうしているように、 ――サルガスがそうしたように、 ヘイズのことについて口を噤んで朝食を取りに行った。 (35) 2021/05/26(Wed) 21:35:47 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → しょんぼり ルヴァ――朝食が終わった後の時間。 ブラキウムはあなたとの約束を忘れずに自室で待機しているだろう。 /*お好きな時に。 (-18) 2021/05/26(Wed) 21:39:20 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「こんこんこん!」 袖が余っているので鈍い音。 「ブラキウム! 迎えに来たよ! おれさまとギムナジウムの果てまで、 冒険の旅に出よう! ……準備出来てるかな?」 首を右左動かして待機中。 (-21) 2021/05/26(Wed) 21:55:20 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ「わざわざ口でノックするのなんて君くらいだろうね」 すぐに出てくる。 準備?だってほとんど手ぶらだもの。 「で、どこに行くって?」 (-22) 2021/05/26(Wed) 22:03:39 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 元気元気 ルヴァ「はいはい、あけるあけるー」 扉を開いて現れた後輩に口元を緩ませれば どうぞと部屋に招いた。 生活感のない部屋は最低限寝るベッドと、教科書の並ぶ本棚 勉強道具の広げられた机がある。同室者はいない。 「ルヴァはなんだか元気だね、ジュースとお菓子を用意したよ。 食べてからお話ししよう、例のコト=B」 (-25) 2021/05/26(Wed) 22:15:23 |
【赤】 元気元気 ルヴァセキレイの思惑に、悪趣味な、と同調の冷笑をした。 「処遇は、俺は今回の導き手の赤ずきんに委ねる。 絶望と共に路を歩ませるかは、 対面する者が選ぶ方が 対価としてふさわしいだろうしな……。 それに、ここに長いであろう、 赤ずきんには釈迦に説法かもしれないしな」 揶揄するように赤ずきんに笑んでみせた。 (*10) 2021/05/26(Wed) 22:22:56 |
【赤】 元気元気 ルヴァ問われると肩を竦め 「……それは楽しみだ。 今まで褒美らしい褒美をもらったことは一度もないからな。 裏切りの名についてもどうだろうな? 案外『この場』での立場かもしれないぞ? 慣れ合うつもりはない、 なんて陳腐なセリフを言うつもりはないが、 ここでは任の話で胸も頭もいっぱいでね」 口の端を持ち上げて皮肉げに呟いた。 (*11) 2021/05/26(Wed) 22:23:42 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「森だよ森。 おれさま子供のころからここにいるけど、 あと謎が残ってそうなのあの森くらいだからな。 虫とかは、今の季節大丈夫だけど、 ちょっと草とか生えてたりするので、 嫌だったら言ってね? 進路を変えます」 言いながらその辺で拾った長い棒を振る。 森に向かいながら尋ねる。 「ブラキウム、ここ(ギムナジウム)に来た時のこと、 ……覚えてたりする?」 (-32) 2021/05/26(Wed) 22:37:22 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ「本当に森に行くんだ……」 冗談かと思っていたらしい。 肯定も否定もせず、呆れたような顔であなたについて行く。 相手が有象無象ならば、レヴァティにしたように止めたかもしれないが他ならぬあなたならばその必要もない。 「ほんの数年前だよ。ぼんやりとは覚えてるさ」 (-36) 2021/05/26(Wed) 22:44:20 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ両手の袖を振り回しながら部屋の中に入る。 「わーい。ジュースとお菓子だ! それを用意してくれる人は、 みんなおれさまにとってはいい人だ!」 天真爛漫に微笑んで見せ、ベッドに飛び乗ると、 その真ん中で静かに足を組んだ。 「俺は、構わないよ、食前でも、食後でも。 歪だと嗤われながらでも、菓子の味が変わらない程度には、 俺もまた"壊れてる"からな」 袖から指先を出して菓子を一つ摘まむ。 (-39) 2021/05/26(Wed) 22:45:08 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム森の方の道に歩きながら、 同じクラスの友人に話しかける。 「そっかー、そうだったね。 おれさま外の世界とか知らないから、 なんとなくでしか知らないんだけど、 でも森にいるときは少しだけ外が感じられて好きなんだよね。 鳥とか、ちゃんと外から飛んできてるの見て、 この施設の外にもちゃんと世界があるんだなって思うと、 森で冒険してる延長線上に、 見たことない外がある気がして楽しいんだ」 これ、秘密だからな、と呟く。 (-48) 2021/05/26(Wed) 23:10:30 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ「外の世界に興味を持つことは普通じゃないか。 ここはずっと、ずっと狭い世界だよ。 僕は出来るなら早く出たいよ。 だって外は……外は」 歩きながらんーと首を傾げた。 「ほとんど思い出せない?」 なぜか疑問形だった。 (-55) 2021/05/26(Wed) 23:30:39 |
【人】 元気元気 ルヴァ「うわーーーーーーーい! いっぱい人いるの嬉しい! いっつも一人で報告・連絡・相談全部やってたから、 何かしらの面白いものを見つけたりしたとき、 すぐに誰かに教えられる! ありがとーーみんな! あ、怪我には気を付けてね! なるべく少なくても二人行動!」 大喜び。 (81) 2021/05/26(Wed) 23:33:27 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 元気元気 ルヴァ「食べられないから全部食べてしまってね、捨ててしまうのもったいないし」 あの部屋と今のこの部屋のシトゥラ、 どちらが素であるのかあなたにはわからないかもしれない。 ただどちらも偽っている様子がないのは、鋭い者が見ればわかるようだった 「壊れているって何のことだ? おかしなルヴァ。 それなら食べながらでも、詳細はレヴァティとも少しだけ相談はするが・・・・・今回上手くいったときのご褒美はみーんなルヴァにあげようと思っているんだ。 だから教えてくれないか? ルヴァは何が欲しくてボク達の協力をしてくれているかって」 (-60) 2021/05/26(Wed) 23:40:10 |
【赤】 元気元気 ルヴァ「では、存外随分とプラスが溜まっているかもな」 はははと笑う。 「大人に従う理由なんて人それぞれだよ。 同じように仲良くの形も人それぞれだ。 ……その連帯感がきっと、 仇となる動きもあるだろうさ。 『森に近寄る』なんて行為に、 『理由』がついたりな。 だから今は、誰に対しても裏切者の距離でいいよ。 袖が触れ合えば互いの仲良くが変わることもあるだろうさ」 小さく、袖で表情を隠して呟いた。 (*15) 2021/05/26(Wed) 23:44:32 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「……っ」 少し驚いたような表情で振り返り。 「ブラキウムも、外に出たいの……? そうだよね、ここ狭いし、限られてるし、 きっと外は、外の世界は……」 先を促すように相手の表情を伺うが、 首をかしげるブラキウムに同じ角度で首を傾げた。 「……思い出せない? えっ、と。最近、のことなのに……?」 同じく疑問形で問う。 (-72) 2021/05/26(Wed) 23:55:46 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「成程、難儀だな、お互いに」 拒食、ともまた違うのだろう、複雑な事情がありそうだ。 表裏が分からない相手に、 表裏がはっきりしている少年が呟いた。 「へえ、それはありがたい。 ……感動で涙が出そうだ。裏切った甲斐がある。 シトゥラ、じゃあ今回の最後に、 ――二人して俺を殺してくれ」 (-82) 2021/05/27(Thu) 0:20:45 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「――なんてな。 真面目に話そうか ……すまないな、どうにも、 表の顔のせいでふざける癖が抜けきらない」 菓子を一つ拾い上げる。 「今、そのありがたい申し出を聞いて、 改めて考えているよ。 俺はもとより、俺に与えられる報酬は、 『この立場の維持』だと思っていた」 (-83) 2021/05/27(Thu) 0:21:25 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「少し昔話をしよう。 ……俺がこのシステムを知ったのは偶然だ。 だが、それでも俺は見逃された。 きっと、それは俺の本質を見抜いていて、 それがこのシステムの運営の役に立つからだろうと思っていた。 だからこれは、最初はただの『命乞い』だった。 何が欲しくて協力をしているか。 それはどうか役に立つから。 ボロボロに擦り切れるまで、壊れるまで役に立つから。 一生苦しんで生きていくと誓うから。 ――ルヴァでいさせてくれ、になるだろうな」 菓子を口に放り込んだ。舌先に、とても甘い。 (-84) 2021/05/27(Thu) 0:22:41 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ「……おかしいな。 今までまったく気づかなかったけど家の事以外を思い出そうとすると急に靄がかかったみたいになるんだ」 1分ほどのうめき声が続いてから、はぁ、とため息。 「悪い。ダメそうだ。 ……これもおとなの仕業か。 でも、外に出たいのは同じだよ。 僕はこんな所で終わるような人間じゃない」 (-85) 2021/05/27(Thu) 0:24:32 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「む、無理しないでブラキウム! なんか、なんか危ない気がするぞおれさま!」 慌ててわちゃわちゃと手を振り回す。 「……そっか。でも、ブラキウムも外のこと考えてたんだ。 それが知れたのはちょっとおれさま嬉しいな。 おれさまも、外の世界を知りたいって思ってたんだ」 未だ見たことない外の世界。 そこへの道こそが、彼の抱いている野望に不可欠なものだ。 (-92) 2021/05/27(Thu) 0:42:53 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム何が楽しいのか少し焦ったような顔で。 「じゃあ、ブラキウム約束しよ約束。 もしどっちかが先に外に出たとき、 もう一度外でも会おう。 おれさまは外を知らないし、 ブラキウムは外を忘れてる。 だから、条件は一緒だもんな。 そっから、どれだけ凄い人間になれるか、 勝負しよう。いい……? 外を目指すおれさまたちの、約束。どうかな?」 両袖でブラキウムの手を包んだ。 (-93) 2021/05/27(Thu) 0:43:26 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 元気元気 ルヴァ「え―――――」 命乞い、の後に続いた言葉に戸惑いしか感じられなかった 何故だろう、すぐには思いつかなかった。 冗談だとしても、自らの破滅を願った言葉に一度心が揺さぶられる。 「ルヴァは大人の人たちに怒られたくない≠チてこと?」 「実ははっきりと何をされているのかわかっているのはレヴァティの方かもね。 ボクはさしずめ、大人たちに飼われてるだけのセキレイだから。 いうことを聞いたら甘やかしてくれて、怖いことをされない。 そしてみんなとも楽しく話せる、だから今回の指示も受けたんだ。 だから聞きたい・・・・・・ルヴァでいる≠チて、なに? 」 (-98) 2021/05/27(Thu) 1:06:25 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 元気元気 ルヴァ 甘い口調が混ざりかけて、ゆっくりと 年長の言葉は静かに冷ややかなものへと代わっていく。 決して怒っているわけではないのだろう、 だがだんだんと感情が見えなくなる言葉は 這い寄るようにあなたに迫っていた。 「何をしたら、あなたではなくなるの? ルヴァ。 何をしていたら、あなたでいられるようになるの? ルヴァ。 もしボク達が怒られることになっても、君は救いたい。 本物の裏切者で居続けたいのか、――ルヴァ≠ナいたいのか 教えてくれないとわからないんだ」 ねえ、ルヴァ。 あなたがいう自分でいられないときって、 ――――脳は考えることを止めた (-99) 2021/05/27(Thu) 1:08:07 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ"怒られたくはない"かどうか。 "怒られたくはない"のだと思う。静かに口にした。 「……俺は、この機構を知ったとき、 『すべてを諦めたんだ』。 成長も、到達も、永続も何もかも。 区切られた箱庭であるのと同じようにまた、 俺の生も"ココ"で区切られたものであると」 熱を持ったシトゥラを正面から見据えて、言葉を返す。 「――だがそれでも。 菓子を舌に載せれば甘い。 飲み物を飲めば喉は潤う。 友と語り合う表の顔は笑う。 交友は失われると分かっていても繋がる」 (-111) 2021/05/27(Thu) 1:47:59 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「笑えば笑い返される。泣けば慰めてもらえる。 甘えれば世話を焼いてくれる。怒れば宥めてくれる。 食事を共にして、生を共にして、生活を並べれば、 人の営みが生まれる。生まれてしまう。 それが『偽りの仮面』(表のルヴァ)でのものであっても。 擦り切れた心にすら、それは優しく響く。 誰もを裏切りながら、誰もに恨まれることをしながら、 それでもルヴァでいることが自分の全てで。 こうやってシトゥラに呼ばれれば、 それがセキレイとしての誘いであろうとも。 この菓子に何が仕込まれているかも考えず。 その意味すらも考えず。ただ嬉しいから。 ルヴァは喜んでここに座るんだ。 おかしいだろ。――だから壊れてるんだよ」 (-112) 2021/05/27(Thu) 1:48:56 |
【秘】 元気元気 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「連れていかれたくない相手を連れていく命乞いで、 得られる僅かばかりの自由を啜りながら、 浅ましく繋いだ生で惨めに仮初の平穏を結び、 こうやってシトゥラにも どっちの自分で話してるかわからなくなるほど、 ここの、偽物の絆と生活すべてが 楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて仕方なく 苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて仕方ない。 ――それが、裏切者の"ルヴァ"だよ。 それで居続けるのが、俺の野望だ。 ずっと苦しんで、出来るだけ人の最後を見たい、化け物だ。 殺したければ、今すぐ殺してくれてもいい。 もう疲れたし。まだ生きていたい。助けてくれ。見捨ててくれ。何もしないでくれ」 乾いた笑いを零した。 「ああ、これすら。 多分同情を引いて"大人"に迎合するキミに助けてもらう。 浅ましいルヴァ≠サのものの姿さ」 菓子の包みを開ける。 「……ああ、シトゥラと食べる菓子は、美味しいな 救うというなら、明日もここで、菓子を食べたい」 (-114) 2021/05/27(Thu) 1:50:53 |
【独】 元気元気 ルヴァ――ルヴァがギムナジウムに収容された理由。 その病名を、医師は"解離性障害"と呼ぶ。 そして多分人は、それを『狂人』と呼ぶのだ。 (-115) 2021/05/27(Thu) 1:53:52 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ「・・・・・・・・・・・・ルヴァ」 「あなたからしたらボクはどうやら壊れきった存在みたいだ」 するりと、隣に寄れば あなたの菓子の包みを開いた手をつかんだ。 落としてしまうかも知れないが、 部屋が汚れるのもあなたが戸惑うのも気にしない 「ボクはもう、誰かがいないと生きていけない。 今は大人の手に生かされてるだけのセキレイで、 誰かの手なんてとれやしない。 それでもこの仕事だけは 必ずご褒美がもらえるって聞いている、 ・・・・・・それならルヴァのためにこの席を永遠にあけておくよ。 ボクもレヴァティも、どうせいなくなる。 ――ずっと気に入られて、 その『偽りの仮面』が一つになってしまったとき。 壊れきったっていうボクの気持ちがわかるのかも」 (-125) 2021/05/27(Thu) 2:24:24 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ「ルヴァの幸せ、一緒に探したいな? もちろん明日も食べに来て、 いつまでも好きなだけ。あなたは連れて行かないからさ。 大人に連れて行かれたって何が何でも助けにいく」 「それにいつか・・・・・・その首に手がかかるのならば、 ボク達がいいなぁってさっきおもってしまったから」 手をつかんでいない方の腕を伸ばせば ゆっくりとあなたの首に指先を触れさせる。 ひんやりとした指先は逃げられない限り優しく喉を撫で続ける 「壊れたオモチャを直せるのは、最高の思い出になると思うんだ」 その言葉に含まれた意味をすべてわかる日がくるのだろうか。 だが、盲目的に告げられたあなたへの情は 連れて行かれるのを怖がる他の子供達≠ヨの絶対的な敵対と 意思をくみ取る様子のない大人側の陣営からのアプローチだっただろう。 (-126) 2021/05/27(Thu) 2:29:42 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 徒然 シトゥラ掴んだ手首は、折れそうなまでに細い。 胸板は薄く、首も細い。もしこれが誰かと同じくらい強く、 強靭であったのなら、生き方は変わったのかもしれない。 されるがままに、子供と青年の間の体躯を、 シトゥラのベッドが受け止める。 「……そうだな。 俺も、同じことを思ってたよ。 割れた鍋を割れた蓋で閉じても、何も掬えない。 それも、お互い様だ、俺たちの手は、 この仕事において少なくとも平等に汚れていく。 殺す先がシェルタンに決まったとき、 俺は悲しいと思った。あの笑顔に、優しさに、節介に。 二度と触れられないなんて、悲しいと思った。 それと同じくらい――この受動的な死の矛先が 自分じゃなくて良かったとも、思った」 それこそが、自分の背負う咎であり、業でもある。 (-135) 2021/05/27(Thu) 3:22:03 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 徒然 シトゥラ首元を這う指は止まり木の枝を探すセキレイのようで、 そこに冬枯れの枝のように細い指が重ねられた。 普段は袖に隠れた指先には、遠目には分からないほど 小さな、小さな、小さな傷が無数に存在する。 声変わりも緩やかな喉に、白い指が這う。 「……怖いな。とても、怖いよ。 与えられるのも、失うのも、壊れるのも、壊すのも。 何もかも、怖いな……」 言葉とは裏腹に、指先に触れられたまま 静かに上体を起こした。静かに、耳元に口を寄せる。 静かに、しなだれかかるように体を預ける。 「次は、菓子以外で誘ってくれ。 ……おれさまは良くても、俺が嫉妬するからな」 言いながら、嗤い、指先だけで相手を押して静かに立った。 両手で、顔を覆う。 (-136) 2021/05/27(Thu) 3:23:46 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 徒然 シトゥラすぐに顔を上げて。 ぱっと笑顔を咲かせる。 「シトゥラ! お菓子、ありがとう! おいしかった! おれさま今日はお腹いっぱいだよ! 満足! これで、森に行くのも捗るぞ! 何か見つけたら絶対報告するからな!」 言いながら袖を振り回してくるくる回る。 ピタッと止まると、 「じゃあ――」 (-137) 2021/05/27(Thu) 3:24:32 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「――また明日」 この施設で、 『今日の明日』が必ずくる三人のうちの二人にしか通じない。 最高の皮肉を置いて。 "恋われた"裏切者は "乞われた"セキレイに手を振り、去っていった。 (-138) 2021/05/27(Thu) 3:25:50 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「そうするよ。急いでもここからすぐに出られる訳でもない」 あなたが大げさにわちゃわちゃするのを見て 考えるのをやめた。 「僕はむしろ外の事ばかり。ルヴァと…ほんの少しの人間のことくらいしか気にならない。 僕は御曹司なんだ。金だって、権力だってあるんだ。 なのにここじゃあ、この肩書だって何の意味もない。 ……僕は、有象無象の一人なんかじゃ、ないはずなのに」 悪いことだと思わない。当然のように話しながら、対して語気は弱まっていく。 最後には普段のブラキウムから想像できないような言葉を漏らした。 足を止めて俯き、踏みしめられた落ち葉を見つめる。 (-197) 2021/05/27(Thu) 12:59:25 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァけれど、あなたに包まれれば顔をあげていつもの無表情に戻る。 「いいよ。 君もきっと、僕と同じように凄い人間になれるはずだ。 約束しよう。僕もまた、君と会いたい」 胸の中にほんのりと温かい気持ちが生まれるのを感じる。 (-198) 2021/05/27(Thu) 13:00:13 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァそれでも、 あなたの顔は見えないままだ 。全ての人間の顔は等しく、ぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えないのだから。 簡単に剥がれ、付け替えられるハリボテが目の前にみえている。 ブラキウムの視界はいつからかそうなっていた。 言葉を交わしても、触れ合っても、こころが動いても、やはり変わらない。 (-199) 2021/05/27(Thu) 13:01:22 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「おれさまも、ここからは、 そんなに簡単に出られないんだろうなって、 そう思ってる。だから……。 だからブラキウムや今いるみんなとできるだけお話がしたい。 こうやって森の近くで探検したりするのだって、 きっとブラキウムが言う通り御曹司で外にいたら、 出来ないことだったと思うから。 だから、ここで会えたことは、ごめんだけれど、 おれさまにとってはちょっとだけ嬉しいんだ。 ブラキウムがここから、どこに行ったって、 おれさまがここから、どこに行ったって、 この記憶だけはずっと持っておけるから」 ふひひと笑う。 (-253) 2021/05/27(Thu) 20:58:44 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム誰でもない、ぐちゃぐちゃの仮面を被ったような顔が、 恐らく笑顔である表情を作って嬉しそうにする。 「……やった、約束だ。 おれさま、出来るだけ約束をいっぱいすることにしてるんだ。 そうすれば、その約束を忘れない限り、 自分の中にずっとそいつが居続けるから。 だからおれさまは、約束が好きなんだ」 誰のものかわからない、 簡単に剥がれ、付け替えられる『偽りの仮面』が 言いながら少しだけ笑い声を出した。 「よし、今日は木登りとかにも付き合ってもらおっかな! 絶対楽しくなるから、覚悟しといて!」 本当の表情が分からなくても、動きでよくわかるような 楽しくて仕方がない様子で森の中に促した。 ----- (-255) 2021/05/27(Thu) 20:59:34 |
ルヴァは、スピカがめちゃくちゃかっこいい棒を持っている事に気付いた。 (a143) 2021/05/27(Thu) 21:17:24 |
【人】 気分屋 ルヴァ「……なんだあれ。 持つところと、刀身の間に、太いところがあるから。 めちゃくちゃ剣みたいで……。 あれはもしかして、伝説の剣では……? エクスピカリバー……!」 イクリールにもあれすごくない? という目線を送った。 (195) 2021/05/27(Thu) 21:21:05 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「それは。その考えは。 果たされない約束は、呪いだよ」 「ねぇ、ルヴァ」 森の中に進もうとするあなたの膨らんだ袖をきゅっと掴む。 楽しそうに動くあなたを見てもまだ足は動かない。 「君の事をちゃんと言葉にして教えて欲しい。 また会えるように。 忘れないように。 君が君だとすぐに分かるように」 見えないものを見ようとする空色の瞳が揺れる。 ころころと天気の様に移り変わる仮面に怯えている。 表情がわからないから、人一倍に言葉と……行動を求める。 (-258) 2021/05/27(Thu) 21:38:07 |
【置】 気分屋 ルヴァ【探し物】 何か持ち手のところがきゅっとしてて、 そこの部分の長さの何倍かがすらっと伸びていて 出来れば持ち手のところに横にちょっとでっぱってる 剣みたいな枝。 あと、傷ついたおれさまに優しくして ぬるま湯のように甘やかしてくれる人 募集 (L24) 2021/05/27(Thu) 21:55:05 公開: 2021/05/27(Thu) 22:00:00 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム果たされない約束が、呪い。 その言葉に、少しだけ首を傾げたが、 「……? おれさまの、こと?」 進もうとして、振り返った表情は見えない。 どうにも、いつもよりブラキウムの様子が、やっぱりおかしい。 「……おれさまの、こと、かー。 そうだなー、おれさまは、ルヴァだな。 見た通りのルヴァがおれさまで、 ブラキウムが知らないおれさまも、ルヴァだ」 少しだけ抽象的なことを言い、続ける。 その場に少しだけ座るように促した。 (-262) 2021/05/27(Thu) 22:05:29 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「それ以外のことを言うなら。 ……秘密なんだけど、誰にも言わないでね。 おれさまは、ずっと助けてほしいんだ。 正義の味方だってブラキウムに言ったり、 みんなの団長であるって自信満々にしてるけど、 いつか、おれさまをこの世界から救ってくれる そんな誰かが出てこないかなって、ずっと思ってる。 おれさま、多分捨てられたからさ、 そのときからずっと、泣いてる自分が胸の中にいて 傘もささずにずっと、そいつが濡れてるの見てて、 なんか変な感じなんだけど可哀そうだなって思ってた。 だから、そいつを救ってやりたいんだ、おれさまは」 どこか、遠くを見るような目で呟く。 鬱蒼とした森が、目の前にある。 (-263) 2021/05/27(Thu) 22:06:29 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「自分で自分を救ってやるなんて、変な話だけどさ。 でないと俺は、ずっと救われないから」 一瞬だけ、彼がしそうもない顔をしたが、 それはブラキウムにとっては見えないことだったかもしれない。 すぐにルヴァの顔に戻り、横を向いて尋ねる。 「……噂、怖くない? ブラキウム。 誰かに連れていかれてしまうっていう、あの噂。 その、それでサルガスとかと ちょっと喧嘩っぽくなってたの知ってるけど。 聞いておきたくて。 おれさまは、ちょっとだけ、怖いよ」 袖で顔を隠しながら、尋ねる。 (-264) 2021/05/27(Thu) 22:06:50 |
ルヴァは、うひー!という顔で跪くカストルたちに両手を取られた。 (a160) 2021/05/27(Thu) 22:26:28 |
【秘】 双子の カストル → 気分屋 ルヴァノリのいい奴ではあるんですね。このストッパー。 /* お尋ねするまでもない気がしますが、ポルクス見えてますね? 違ったらすごいとおもいます。 (-272) 2021/05/27(Thu) 22:32:32 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 双子の カストル/* 初日は見えてませんでしたが、 今は見えていますね。団員(仮)なので。 良ければこのまま森で お二人について掘り下げにいこうかなと思うのですが 続けていいですか? (-277) 2021/05/27(Thu) 22:46:43 |
【置】 気分屋 ルヴァ【日記】 最近、みんなおれさまに優しい。 団長、団長って言ってくれたり、 ルヴァ団に興味持ってくれたり、 探検に付き合ってくれたり。 本当にありがとう、みんな こんなおれさまに付き合ってくれて。 それと、ごめんヘイズ。 キミがいなくなったのを、 本当は何にも優先して探す自分でいたかったけど。 おれさまがもっと強かったら、 きっとヘイズを失わせないように、 探しにいける自分でいれたかもしれないのに。 ごめん。 ごめん。 ほんとうに、ごめん。 (L32) 2021/05/27(Thu) 23:01:45 公開: 2021/05/27(Thu) 23:05:00 |
【秘】 双子の カストル → 気分屋 ルヴァ/*団員。重要でしたね…… えーッ!?よろしくて?!遅置きレスになりそうですが。 どうか 【兄】 宿り木 カストル【弟】 寄生者 ポルクス を、奇妙なふたごですが、よろしくおねがいします。 (-280) 2021/05/27(Thu) 23:06:21 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「そういうことじゃ、なくて」 と、突っかかりそうになったところで促されて大きな木の根に腰を下ろした。 最後まで黙ってあなたの話を聞く。 尋ねられれば口を開いて。 「……はは。君が白馬の王子様になるのかい? 僕も、ルヴァみたいに明るくみんなを導けそうな人間だったら泣いている君を迎えに行ったんだけれど。 残念ながら僕は無敵じゃないからね」 仮面の変化は無かった。 そして、仮面は剥がれ落ちなかった。 今はそれでよかった。 自分の見ているルヴァがルヴァらしいと思えることが嬉しい。 目は合わなくとも、努めてあなたをまっすぐに見つめるように答える。 「怖いかと言われれば……やっぱり怖い、のかも。 僕が僕じゃなくなってしまう気がするんだ。 一刻も早く外には出たい。だけど、僕が僕じゃなくなったら何の意味もない。 それに……ルヴァやサルガスが居なくなるのも嫌だ」 (-281) 2021/05/27(Thu) 23:09:32 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「そうかな? おれさまはブラキウム見てると安心するよ。 おれさまと違って、ちゃんと考えて答えを出せる気がして、 だからこうやって着いてきてくれるときは凄く勇気が出るんだ。 いつもありがとうね、ブラキウム」 にひ、と笑った。 「そっか。良かった。 怖いのが一人じゃなくて。 そうだよね、自分が自分じゃなくなるのは、怖いって、 おれさまも、すごくも思う。 怖くて怖くて仕方がなくて、寝れない夜もあるんだ。 胸の中で泣いてる子供も、おれさま自身も怯えて、 朝が来るのをずっと顔を隠して待ってたりするよ」 (-286) 2021/05/27(Thu) 23:29:11 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「そうだね。 おれさまも、誰が居なくなっても悲しいと思う。 誰が、本人じゃなくなっても辛いと思う。 噂が本当で、戻ってこれなくなったり、 大きく変わったりするのがもし本当なら、 それはとても怖いことだなって、そう思う。 サルガスも、ブラキウムも、シェルタンも、他の皆も。 誰も居なくなってほしくなんかない。 ブラキウム……。 ブラキウムは、居なくならないよね? 連れていかれたり、しないよね……?」 静かな森の前で、泣きそうな声で尋ねる。 (-287) 2021/05/27(Thu) 23:29:44 |
【秘】 あなたと一緒 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「……ふん。おだてたって何も出ないよ。 君の為じゃなくて、僕にメリットがあるからこうしてるんだ」 帽子を目深にずらしてしまう。 その頬に薄ら朱が差しているのが見えるかもしれない。 しかしいつも明るいあなたの声が沈めば敏感に感じ取る。 「僕たち、一緒だね。 きっと、みんな怖い。 でも、うん。怖がってるだけじゃダメだ。 ……よし。僕が僕であるうちは居なくならない。 これも約束だ。絶対に守る。誓ってもいい」 帽子をかぶり直して、ようやく顔を上げる。 今度はこちらから。 あなたの袖に埋もれた手を握る。 深く心が通じ合うようにつながったままブラキウムは動かない。 一人で救いに行けないならば、二人で行けばいいと思った。 (-297) 2021/05/28(Fri) 0:20:30 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「そっか。だったら嬉しいな。 おれさまと一緒にいるメリットもあるってことだし……」 こちらはこちらで袖で表情を隠した。 「そうだね。もしかしたら、 同じように苦しんでる子もいるかもね。 良かった。ブラキウムが居る限り、 おれさまもブラキウムを見続けるよ。 おれさまもブラキウムが居なくならないでほしい って気持ちは、これだけは本物だから……」 照れたように、困ったように微笑んで。 少しだけ生傷の多い手で、ブラキウムの手を握った。 「おれさまも、出来るだけ頑張るよ。 だからブラキウムも、頑張って」 一人では救われないかもしれないけど、二人なら――。 (-312) 2021/05/28(Fri) 2:16:06 |
【人】 気分屋 ルヴァ>>225 ポルクス と カストル 「ヒッッッ!!!??」 ――豹変、なんてもんじゃない。 それは、刷新ともいうべき、変化だ。 途中まで、ふんふんと頷き聞いていたが、 捻じりこむような音量すら疎らな声に、喉奥から悲鳴が出た。 それは、ルヴァにとっては恫喝以上の、 加害者への怨嗟を直接ぶつけられているような圧があった。 双子ではない。 双子ではない。 こんなもの双子ではない。 もっと病的で、病塊で、えげつない――半身の話だ。 聞くべきではなかった。尋ねるべきではなかった。 誰よりも、自分が踏み込んでいい領域ではなかった。 軽々しく問いの中で引き裂いていいものではなかった。 裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いては、いけなかったんだ。 「……ごめ、ん、な、さい」 囁くように、喉奥から。それだけ零した。 (227) 2021/05/28(Fri) 3:21:32 |
【人】 気分屋 ルヴァそのまま、何もなかったかのように 枝を探し始めるカストルたちを見て、 力が抜けてその場にへたり込むようにして。 「………………はぁ、はぁ……」 何かが、全部が、狂い始めている。 違う、最初から全部狂っていたのかもしれない。 自分も、相手も、世界も、この箱庭も。 荒い息を吐き、胸を押さえる。 助けて、シトゥラ。 助けて、シェルタン。 助けて、ブラキウム。 叫びたかったが、自分に叫ぶ資格がないことを自覚して、 ぐっ、と、飲み込むと、再び、縋るように枝を探し始めた。 ――枝は、結局、見つからなかった。 (228) 2021/05/28(Fri) 3:23:41 |
ルヴァは、イクリールを見た後、首を振って背中を向けた。 (a179) 2021/05/28(Fri) 3:29:30 |
【人】 気分屋 ルヴァ「………」 枝は見つからなかったので、 せめて木の実だけでも集めようと思い、 うろうろしている。 ただ、見上げるはずの首は下を向き、 表情は隠されている。 (233) 2021/05/28(Fri) 3:44:24 |
【人】 気分屋 ルヴァポルクスと、カストル。 イクリール。シェルタン。シトゥラ。 声の届く範囲に、ギムナジウムの皆がいる。 一人、俯いたまま、背中を向けたまま言葉を零す。 「虫には刺されてないから。 ……痛いのは、心かもしれない。 おれさまは、もしかしたらダメなおれさまかもしれない。 人を傷つけることしかできないし、 普通に生きてても、誰かを傷つけてしまう。 踏み込んじゃいけないところまで踏み込んだり。 もっと大事なものを台無しにするんだと思う」 いつもと違う表情。どこか疲れたような。 「……友達に、酷いことするとき。 こんな気持ちになるんだなって、思った。 知ってたはずなのに」 (238) 2021/05/28(Fri) 3:57:51 |
【独】 気分屋 ルヴァ自分には、シェルタンに助けて求める資格なんて。 ひとかけらもないのに。 ルヴァはどうしても、彼が近くにいたら助けて求めてしまう。 自分は、友達が酷いことをされるのを知っている。 何度も何度も何度も何度も、 心が擦り切れるくらい見てきた光景。 こんな気持ちになるんだなって知っていたのに。 すぐに駆け付けて来てくれたシェルタンに。 心が、ひび割れるほどに軋む。 (-323) 2021/05/28(Fri) 4:02:47 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ>>238 囁くようにその耳へと言葉を連ねた 「罰でも受けたくなったのか? なんで仲良くできない、 」優しくなれない…… 裏切る事ができない 賑やかすことができない。 どうしてうまくやれないんだルヴァ 「 落ち込んで苦しむルヴァはもう演じただろう 踏み込んで傷付けて、そしてどのルヴァもやれなくなったとき 面倒は見てやるから」 それを本当に求めているなんていまの自分は思っていないけど (-339) 2021/05/28(Fri) 11:50:24 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 徒然 シトゥラ「安心しろ。これを晒すことが罰だ、セキレイ。 仲良くできない、優しくなれない、それこそが俺の罰だ。 死にゆく者(シェルタン)に、逃れられぬ死を待つ者を前に、 ……胸の中で泣くやつがいるんでな。こればっかりは己と不可分だ これはその慰みで、そして手向けの儀式だ。 ……大丈夫。 上手くやる。 上手くやる。 俺は、上手くやれている。 でなければいつでも殺せよ」 わずかに体を寄せて、熱を以って囁く。 セキレイを通して見た"大人"へも伝わるように。 (-364) 2021/05/28(Fri) 14:45:16 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「そうだ。僕たちにできる事をやろう。 誰の思い通りにもなってやらない。 そのためにも……もっと知らないとダメかな」 ちいさな二人のこどもにできることはそんなに多くはない。 けれど、可能性を夢見るのはこどもの特権だ。 「困ったことがあったら話をしよう。 怖くなったら傍に居よう。 ルヴァと一緒なら、不可能も可能にできるかもしれないんだ」 握った手を何度も確かめるように動かす。 神隠しの噂は確実にブラキウムを変えていた。 一瞬だけあなたと視線があった気がした。 (-384) 2021/05/28(Fri) 17:51:55 |
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