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【人】 知情意 アマノ「ナフを殺すのは骨が折れそうだな。……看守様方、麻酔銃は使用しますか?」 そういう話題が前にあったな、と思いながら。ナフとしては使われないほうが楽しいのだろうなとは思うものの、そのあたりは看守様方の意向に従うつもりである。 (1) 2021/10/14(Thu) 21:04:51 |
【人】 知情意 アマノ「……私に対しては好きにしたまえ。どう抵抗しようが最終的には殺るし、そのまますぐ蘇生装置に放り込んでやるから」 それができるだけの能力があるという自負もあるし、そうしたほうがあなたが楽しいだろうという意識もある。楽しいショーにするというのなら当然、あなたにとっても楽しいものになるように。 (2) 2021/10/14(Thu) 21:21:08 |
アマノは、瞳を細めて笑った。 (a2) 2021/10/14(Thu) 21:57:09 |
【人】 知情意 アマノ「――ナフ、粘りたまえ。すぐに終わらせては勿体ないだろう?」 自分達が殺す、という確信のもとに呟いた言葉から一歩二歩。進んだところから急加速をする身体は主人の支援もあって軽やかに、己の襟足から垂れるコードを後方に置き去りにするような速度であなたに向けて正面から接近する。 あなたが避けなければ、あるいは反応が遅れるようであれば、あなたの肩口を電流を纏った男の拳が捉えることになる。当たってしまうようならば、衝撃に加えて強めのスタンガンを押し当てられたような痛みも伝わることだろう。 (12) 2021/10/14(Thu) 22:21:32 |
【人】 知情意 アマノ>>+16ナフ あなたならば避けるだろうと当然ながら思っていたし、ここまで早くはなくとも近しい動きは常の監獄でも何度か行われていただろう。仲良〜〜く遊んでいたため。 「なるほど、次は弾丸レベルを目指そうか」 長期的な目標をあえて立てるような心地だ。拳が捉えられずとも電流が捉えたのならばよしとして、それでもあなたの反撃自体はどちらかと言えば盲点だった。 まず把握していた点として、あなたの蹴りの存在がある。それ故に男は脇腹を守ろうと僅かにかがみ腕でガードを張っていた。当然、それで受けようという。 そして盲点だった点。こちらは至って簡単で、威力が伴っているものであるとの認識ができていなかったのだ。思わず呻きが漏れ、身体が軽くなっているのもあり僅かにふらついた身体は半歩分ほどあなたと距離を開けることになった。 その上で、ふらついた足を床につけた瞬間に男は床を強く踏みしめて安定を図り、即座にあなたに雷撃を放つことだろう。狙う箇所は軸足。転ばせようとする、あるいは、機動力を奪おうという魂胆だ。転んだところで大人しくしている相手ではないと分かってはいるものの。 (13) 2021/10/14(Thu) 22:59:04 |
アマノは、チャンドラに一瞬視線を投げかける。支援は任せた、の動きだ。 (a3) 2021/10/14(Thu) 23:22:58 |
【秘】 紅月夜 チャンドラ → 知情意 アマノ『プレゼントしてあげる』 小さく唱えたおまじないは。弾丸を期待するあの子のために。 浮遊ユニットをければ重力は重く切り替わる。 宙へ上がった後ならば強請られたそれの様に勢いよく落下を仕掛ける事も可能だろう。 (-9) 2021/10/14(Thu) 23:28:04 |
【人】 知情意 アマノ>>+19>>14ナフ・チャンドラ 互いに距離を取り合った直後、今度はまともに捉えるに至ったなと思考しながら、男はナフに接近……は、したともしないとも言い難い。 男は、周囲の浮遊ユニットの位置を確認して跳躍したのだ。通常ならば困難であろう位置にあるそのユニットも、己の身体強化とチャンドラのサポートがあれば容易に足が届く。 想定される動きは僅かに捻ってあるだけで単調。速度があるとはいえ結局は直線上の動作だ。その浮遊ユニットに足をかけ、ナフの元に踵落としを食らわせようとするのだろう。身軽である以上、落下速度はそこまで早くならず、回避も難しくない…… ―― わけがない 。直前まで男の身体に掛けられていた支援は、身体を軽くするもの。しかし、蹴った直後に掛かっている支援とはそれとは対極に位置する、身体を重くするものだ。 急激な変化に男とて多少の影響はあるが、それでもやるべきことは変わらない。雷鳴と雷撃を伴った踵落としがナフの頭部を狙って振り下ろされることだろう。それこそ、銃弾と同等、あるいはそれより速く。 (15) 2021/10/14(Thu) 23:38:34 |
アマノは、ナフを捕らえたままだ。少なくともチャンドラの攻撃がヒットするまでは。 (a4) 2021/10/15(Fri) 0:56:01 |
【人】 知情意 アマノ>>17>>+22チャンドラ・ナフ 男は声も出さずに笑みだけを浮かべ、それから確かな手ごたえを得たにも関わらず一旦静止。それは自らの主人が攻撃を放ったことに由来する。ユニットによる支援攻撃をありがたく受け取る程度には、男は処刑対象の脅威度を高く見積もっていた。 言葉による対応なく、ある程度の行動で対応できるあたりは仮にも主従ということだろう。これまで信頼があったかはともかくとしてこの程度には慣れがある。 振り払おうというのなら男はその動きに従い身体を傾ける。あなたに振り回されたのもありバランスを崩しはしたが、同時に、男もまたその動きに乗ることであなたに蹴りを繰り出そうと。狙う先は変わらず頭部、横薙ぎに振るわれるそれを、それだけの負傷を抱えた状態で避けられるだろうか? (18) 2021/10/15(Fri) 1:11:08 |
【人】 知情意 アマノ>>+25ナフ 捕らえられる、身体が動けない、という状況をあまりあなたは好まないのだろうと思っている。そう思った上でこの手法を取っているあたり、存外嫌な戦い方をしているのかもしれないが。 男もバランスを崩したが故にあなたの脚をようやっと放したが、それでも数歩分たたらを踏んだだけに留まった。故に、あなたが上体を持ち上げた頃にはあなたの頭に手を伸ばすだろうし、それで触れられるようであればほんの一度だけ撫でるに違いない。……雷鳴が、雷光が、男の上部で渦巻いて。 「 」 小さな一言とともに、稲妻をあなたの頭上から落とそうとするだろう。その一言があったとてきっと3秒の猶予は残らないはずであるし、光速の一撃でもってあなたの脳を破壊しようと試みる。 いつの日か、襲撃された友人にもそうしたように。 (19) 2021/10/15(Fri) 1:35:21 |
【人】 知情意 アマノ男は、最期まで処刑対象の様子を見ていた。それから、崩れ落ちて数拍。 「 ……今度はちゃんとやれた…… 」小さく、どこかほっとしたような声で零して。それから膝をつき、改めて呼吸や鼓動の確認を。完全に終えてから己の主人を見遣る。 「……処刑完了しました。蘇生装置をお願いいたします」 (20) 2021/10/15(Fri) 1:58:09 |
【独】 知情意 アマノ/*イクリール、ごめんねえ……ごめんねえ……食いたかったよなとめちゃくちゃ思うんだけど……全部を、って話をしていたから一片たりとも渡したくなくて……全部をあげる、全部を捧げる……の意思がめちゃくちゃ強くて突き崩せなかった…… (-20) 2021/10/15(Fri) 2:32:56 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「事件、……処刑の時に言っていた件か」 たった一文を聞いただけでも凄惨であると伺える。あなたの生を喜ぶ自分と、あなたの生は今あなたにとって望ましいものではないのだろうなと思う自分とが、混ざり合っているような感覚。 事件発生時まで求められなかった役割ならばそこに固執しなくでもいいじゃないかと、身勝手に思う己を自覚する。 「憎まれて殺されるほど、となると相当な邪悪でないと難しいな。……あなたを恐れる理由はあるが……それ以上にあなたという人と語らいたいと思うから、恐怖や憎悪が遠いんだろうと思う。 寧ろ私のほうがあなたに恨まれているまであるだろう、という自覚も少々持ったし……これを言うとまた恨まれそうだし縊り殺されてもおかしくないなと思うんだが」 そのあたり自分は罪人の適性が高いのだなと思うし、自分の性格あるいは思想が諦念と混ざり合って歪になっている面であるとも自覚はしている。恨まれやすいが恨みにくい。性質が悪いな、とどこか遠くで思いつつ。 「私はあなたに友愛……親愛に近いか。そういったものを抱いている。立場を弁えずに恐れ多くも、な」 (-23) 2021/10/15(Fri) 3:32:32 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ男の部屋は、ベッド以外の家具はほとんど使われていない様子で静かに鎮座している。ベッドはというと直前まで使われていたため当然ながらシーツや布団に皺が寄っている。 男はあなたに椅子を指し示すだろうし、自分はベッドにそのまま腰掛けたことだろう。 「……どんな内容かは分からないが、それでも話に来てくれて嬉しいと思っていると、先に伝えておこう。それで……どうした?」 (-24) 2021/10/15(Fri) 3:33:31 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……まあ、だいたいは、そういうところか。君たちの多くは……憎しみという感情を知らないみたいだ。私の、『私になるはずだった男』が、例外だったのかもしれない、……私が、憎悪で両思いになれるとしたら、まさしく彼がそれだったのかな。惜しいことをしたよ、つくづく」 もっと家業に忠実なところを見せていたら真実を教えられて、協力者になって。そうしたら殺されていたかもしれない。いつでも夢想するそれは、しかし今となっては遠い話。結局のところ、叶わなかった話だ。 「…………そう。友愛。御しやすい、与し易いか?私は」 歪んだ受け取り方である。 「そうかもしれない…もはや方法が分かっていても、それをしない。お前を怒らせるならば大切な者に手を出せばいいと、もう、解答が出ているのに、ねえ」 憎悪を。未だに欲している。 だが、それに手を伸ばすことを諦めた男は、確かに、諦念という点では通じるところもあるのかも、しれなかった。 (-37) 2021/10/15(Fri) 7:14:26 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ隣にいるあなたを遠ざけることも、背を撫でる手を振り払うことも当然ない。男の吐息が荒くなる。何とか呼吸だけは落ち着けようとしているが無駄な努力に終わっているようだった。 「 ……自分に、本当に、嫌気がさす 」ぽつりと呟いた。囚人あるいはペットとしてへりくだることはあれど、常にある程度の自信と安定を持つ男の口から漏れるにしてはとても弱い声をしている。 「矛盾だらけだ。その矛盾で知性の手綱を手放して、感情で動き、意思で動き、間違え、そうして殺す、壊す、何もかも、何もかもを。壊せてしまうのが悪いのか、壊れてしまうほうが悪いのか、分からない」 本当は分かっている。壊す方が悪いのだ。壊せてしまう力を持ち、害になり得る力があるというのに、己を飼い慣らせず、衝動のままに振りかざすほうが悪いと。 衝動のままに強大な力を振るう化け物こそ、自分が一番望まぬ姿であったはずではなかったか。自分が最も嫌うものになっていると自覚できなければまだ良かったのに、自責を抱くようなこともなければ良かったのに。男は知性を持つが故にそれを自覚し、思考を止められないが故に自責に苛まれ続ける。 「私は、人ではいられないのかもしれない。あるいはもう既に化け物なのか? 私は……私はどうして、こんな…… 嫌だ、もう…… 」 (-44) 2021/10/15(Fri) 10:39:18 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ直前まで使われていた様子のベッドに、改めて大丈夫ではなさそうだな、と思う。……無理もない事なのだが。 椅子を指し示されれば、腰掛けてあなたに向き直る。 話を促され、しばし間を置いてから口を開く。 「……。ダビーの、事なんだけど。 余計な事して悪かった、って……思って。正直、謝るだけで赦される訳ねえって思うんだけど、どうしても伝えたくてな……」 (-47) 2021/10/15(Fri) 11:41:57 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「いいや、寧ろ正反対だ。御し難い、与し難い。あなたはあなたのこだわりがある点について譲らない。認識についてもそうだ、あなたはあなたの認識を変えようとしない。……前まではそれも人間だと、それだけの言葉で済ませていたのだろうが……」 半ば睨みつけるように目を細め、あなたを見遣る。私にとっては本当に望ましくないのだ、ああ、色々と。 「私があなたに情を向けているのは知っての通りだな? それが友愛あるいは親愛であるとも私は今伝えた。……他と異なる情を持ち、大切だと思えるあなたが……そうして自分を下げ続けている、他者と距離を置こうとしているのは、腹立たしさを感じるよ。私を怒らせるのならばそれは確かに有効ではあるのだがね」 大切な者に手を出す、大切な者を傷付ける。そういう点でいうのならば男はあなたの振る舞いを良しとしていない。あなたがあなた自身を下げ続けることも好ましくないし、そのような言葉しか引き出せない自分についてもまた腹が立つというものだ。 (-53) 2021/10/15(Fri) 14:10:36 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「それについては、……私が言葉足らずだったし、思い込みまでして……ただただ、 私が悪いんだ 。君のせいじゃない。寧ろ私は君が心配だった、」訥々と紡ぐ言葉には自責ばかりが滲んでいたが、そこに多くの異なる感情が滲んだのはあなたの話を始めた頃だろう。滲むのは当然、心配。あなたを気遣う色。 「君は大丈夫なのか、アスカ。……私は、そちらのほうがただただ、心配で、……」 (-57) 2021/10/15(Fri) 14:20:42 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「おや。おや、おや。見ない顔じゃないか?タマキ・アマノ。漸く想い会えた思いだ────ああ!まさにそうだ。 私は意見を変えない 。腹立たしいと思わないか?苛立つだろう?人間を相手にしているのに、そんな気がしないだろう?会話に何の意味がある、自分の想いに意味がないと信じるか、憎悪して叩きつけるしかない!」楽しいなアマノ!楽しいと思わないかタマキ・アマノ! 我々は今見つめ合っている、それぞれの行いを解釈している、解釈によって感情を形作っている! はは!笑い声をあげた後、それは静かに息を吐いた。 「存外に満たされるものだが、それはそれとして、お前も傷つくものなのだね」 → (-58) 2021/10/15(Fri) 14:23:59 |
【人】 知情意 アマノ「……ありがとう」 誰かの名を挙げての礼ではないものの、きっとそこの二人は分かってくれるだろう、と思いつつ。先程まであれほど言い合っていたのが嘘のように言葉少なになる。 「蘇生をお願いします」 (32) 2021/10/15(Fri) 14:24:36 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……お前。あるいはお前たち、に。憎まれたかったのは、……心を割いていたからさ。私も。人の心があるのだと思った……し。いや、あるのは、知っていたさ。あるからこそ羨望した。才に、だけでなく…未だに傷つき続けるのだな、と思って」 心を閉ざすように恭順する男を見て、拷問に動揺する男を見て、私に心があることを知って安心する男を見て。 「……傷つけることができるかなと思った。私にも。お前が心を閉ざして人に恭順するのは、同格の人間を作ると、それに傷つけられたときに耐えられないからだと思った。だから私はお前に心を割いた時、お前を傷つけたいと思った。憎まれて殺されたいのとは別に、そうであれば、お前は私に心を割いている証明になるだろう?」 だけどそうはならなくて、男のターコイズは揺れないままで。 回り回って今、それが揺れている。 「……妙なものだね。あのときは、それこそが証明だった気がしたけど。今はお前が傷ついているのは、可哀想かな、と思うよ」 成し遂げた せいだろうか。奇妙な感覚だった。過去の自分をなぞっても、同じ音が出てこないような……そんな風だった。 (-60) 2021/10/15(Fri) 14:42:35 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「ああ、であるのならば……腹立たしいな、とても。他者から望むただひとつ以外はあまねく全てが塵芥、多くの者があなたの前から去り、あるいは壁向こうで笑い……やがて憎悪に変わるだろう怒りでのみ、あなたに届いたのだな」 こんな見つめ合い方でなければ、楽しいと思えただろうに。 行いへの解釈が正しいかも分からず、故に解釈で生まれた感情もまた正しいものなのかの判別がつきようがない。 また間違えているのか分からない、……ああ、楽しくない。楽しく、ない。 「……私を何だと思っている、私とて、」 ……人間だ、と素直に口にできなくなっている。知性で飼い慣らせぬ感情や意思に振り回されているのならば、それは自分の好まない化け物なのではないか、と。 ▼ (-63) 2021/10/15(Fri) 15:19:57 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……自分の身すら守れぬ監獄で大切なものを作るのは弱点を増やす行為だ。そうして弱点を多く作って、傷ついて、傷つき続けるならば、……耐えられない。耐えられないのに、ここは死ぬことも壊すこともできない。 ……私が、壊れてしまう…… 」訥々と吐き出す。 男は概ねあなたの思う通りだった。心を閉ざしていたのは、自分が傷つかぬようにというのも間違いではないが、何より同格に思う他者を傷つけられることが耐えられないから。『慣れているから大丈夫』に類する言葉をひとつも吐けなくなったのも、あなたと話して以来、己と周囲の変化を自覚してしまったことに起因するのだろう。 そうしてあなたが思ったように。証明が成った今、男は傷を抱えて痛みに瞳を揺らしている。 「自分でやっておいてなんて言い草だ。……傷付けておいて、なんて、……可哀想と思うのならば、慰めのひとつやふたつ……投げかけてみたらどうかね」 素直に受け取れるかは全く分からない、煽りと取ってしまうかもしれないが。 (-64) 2021/10/15(Fri) 15:22:54 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなたの背をさすりながら、吐き出される息の音と、あなたの言葉を聞いた。あなたが一区切り喋り終わるまで何も言わず、全て聞いた。 「……ンー、ッとォ」 考えていますよ、の声を上げる。上げる割に、次の言葉は早かった。 「お前のその自責も、自己嫌悪も、人だから湧き上がるモノとしか思えン。そりゃ神様ではねーが、バケモノでもなく、人だよお前」 己の暴走に気付く、罪を悔いる、間違いを反省して行動を後悔する。これほど人間らしい思考もない、と男は思った。 同時に、完璧を望むから辛いんだろうという納得もした。 「壊そうとすりゃ何でも壊れちまうから、壊そうとする方が悪い。……壊れたモン、直せねーモンなの?」 あなたを慰める、という動きはしていない。ただあなたといつも通りに会話をしている。だからここには責める意図も何もない。素直すぎるかもしれないが。 背を撫でる動きだけは宥めるように。少しでも呼吸が整えばいいと思いながら。 (-66) 2021/10/15(Fri) 15:40:12 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「そんなことないさ。私だって悲しかったし、寂しくはあった。だって私の不義理は、私の裏切りは、君に届かなかったろう。正すでもなく────かと言って、怒るでもなく。間違っているけれども、それは間違いだけれども、『それは君に関係のないこと』なのだと、君に伝えられたと思った。そうなのだな、と思った。君はやがて私の前から去ると確信していて、そのように振る舞うのだろうと。ならば、去る姿を見るまいと」 溜息混じりだ。 「それが、傷つくまいとしていた姿なら、それをこじ開けてやれば恨み言はあの時手に入ったのかな。やめてくれと、壊れてしまうと叫ぶ姿を…… どうだろうな。やはりそうは言わない気がする。これは私の卑下ではなく、お前が、そうしない気がする、という評価だけれど」 慰めるつもりがあるのだかないのだか。 彼から見たアマノという男は、単純刺激には強い。強いというよりは、『慣れている』と口にしているように、麻痺しているのだろう。こじ開けようとすればますます殻の奥へと潜り込むような感覚があった。上手くすれば引きずり出せたろうか?────どうもそのビジョンは明確にならない。 → (-68) 2021/10/15(Fri) 15:47:13 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……不思議だね。前のお前ならそれは絶対に口にしなかったんじゃないか。だって『弱点を口にする』なんて、『弱ってる』ことを露わにするなんて、本当はすべきじゃないじゃないか。私はもうお前を傷つけるという意思を見せ、お前は傷つけられる可能性を知っているのだから」 口にしながら。 トラヴィスにはそれが齎すものが何か、薄らとわかっているような気がした。 「ねえ、単純な話だけど。お前、頼るものが幾つか生まれたから、強くなっている自らが倒れたとて、それで終いにならないことを覚えた───という一面も、あるのではないの?」 (-69) 2021/10/15(Fri) 15:54:36 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ男の握られた手の上にぱたりと雫が落ち、血をほんの僅かずつでも洗い流そうとする。ひとつ、ふたつ、それ以上になったのは男の呼吸が嗚咽になった頃。 「自責も、自己嫌悪も、そもそも間違えなければ必要がない、……ああ、でもそうか、……確かにそう、なのか。……まだ、私は壊れていないのか……」 こんなに苦しんでも、と付け足した声があなたに聞こえたかは分からない。人でいたいと願いながらも苦痛を受けると壊れてしまいたいとも願ってしまう、そういった矛盾もまた男の中で暴れているようだった。 しかし、続くあなたの問いには分かりやすく肩が震え、暫く不規則な呼吸ばかりを零してから視界の端からそっと伺うようにあなたを見て。 「……それは、分からないが。……直したい。壊した側の人間がどの面下げて、と言われるかもしれない……けれど、……直そうとしても、いいのだろうか」 訥々と零した言葉はすっかり泣き濡れているが、それでも。許されるのならば、声が届くのならば、と願わざるを得ない。 (-75) 2021/10/15(Fri) 16:14:59 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ泣いている様子にも、何も言及はしない。泣いているな、と思い、泣けるならやっぱり人じゃねぇかな、などとも思うくらい。 人であることすら苦しむあなたの心を、完全に理解するには男ではいけないのも知っているが、寄り添うくらいならそれも許されるといい。 「間違えねーなンて無理だよ。神様すら間違いは犯す。……壊れたい?」 その問いに、深い意味はない。確認だ。 ちゃんとしっかり考えて、壊れたいか否かの答えを出して欲しい。それだけだ。 答えによっては、自分が壊してやるのも、なんて思いが浮かんでしまうことは否定できないけれど。 「やりたいならやるべきだ、せっかくできる環境なんだし」 あなたの苦悩も、伺う視線も見ておきながら、出す答えは実に簡潔で。けれど泣き濡れるその声を痛々しいとは感じるから、せめてもと言わんばかりに、背中から頭へ、手が移動していく。 「迷ってたら、片付けられちまう。壊したモン、直す前に。ゴミ箱にポイなんて、一瞬なンだぜ」 (-78) 2021/10/15(Fri) 16:40:01 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……きっと、あの時の私では口にしなかっただろうな。『それが貴方様という人間の望みであればどうぞお受け取りください』くらいのことを言って表面的に受け取るのが関の山だろうよ。私に対するあなたの評価は、私自身が下すそれよりずっと正確らしい」 男が男を顧みることがなくなった結果、己を正確に捉えられなくなっただけなのかもしれないが。いずれにしても、己のことについては言われてから漸く気付く点が多々あるというのは事実だった。 それは、あなたの指摘する弱さについてもそう。害意を持つ相手に対して曝け出す必要がないものを、いくら友愛も持ち合わせているとはいえ曝け出すことができるとは考え難かった。 「っ……、……」 何かを言い返そうとして何一つ言い返せず、何かを言いかけた口をそっと閉ざす。しかし、固く引き結ばれた口元も続く言葉には呆気なく緩んでしまうことだろう。それは怒りや悲しみ、喜びなどではなく……色んな感情の入り混じった困惑で。 「――……わからない。いや、しかし……そう、なのだろうな。自分が倒れる前に大切なものが守られる位置に行けばいいと、そこが安全地帯であると、考えていた。当たり前のように……」 エリアジャックの共犯者になってから、弱っているチャンドラをミズガネに託したことも。ミズガネを守るようチャンドラに願ったのも。『頼れるから問題ない』という前提が敷かれていたのだろう、と今更ながらに思う。 (-82) 2021/10/15(Fri) 16:57:48 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「……壊れたくない……。まだ、生きたい、生きていたい。生きなければ……君と、他の者と、何一つ分かち合えない……」 結局のところ、生きようと願う気持ちは止められないのだ。長く続く苦痛からの逃避として死を選びたくなるだけで、それが本心じゃないことくらい自分でよくよく分かっている。 そうでもなければ一度主人を間違えてもなお看守の庇護下につき身を守ろうだなんて思えない。 あなたの手を当然拒絶するはずもないので、男は泣き笑いで頭にやってくる手に擦り寄るだろう。 「そう、だな。そうだった。……ここを逃したらきっとできない。きっとそこまで時間もないな、」 無礼講の終わりが近いだけでなく、完全にそれを捨てられてしまうまでにもきっと。 「……すまない、ありがとう。情けないところを見せてしまったね」 (-85) 2021/10/15(Fri) 17:13:05 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー男は、あまり浮かない顔ではありながらもあちらへ行ったりこちらへ行ったり。単身で誰かを探しているようであり、そのターコイズは忙しなく周囲を伺っている様子であった。 誰かを、あなたを探している様子。果たしてあなたはどこにいるだろう? また、男を見つけ、相手にしようとほんの少しでも思えるだろうか? /*拝啓感度1000倍ドッコイ太郎様、綿棒(特大)ですわ!もしよろしければその……お話させていただきたく思うのですが……いかがかしら……!?感度56000倍ドッコイ太郎へ、愛を込めて。 (-88) 2021/10/15(Fri) 17:16:42 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「……いや。実の所、な。あんたから書置き貰う前から、知ってたんだよ。……あいつに、そういう気質があるって事。 …………、それ知った時に、殺したいって言ったら、了承されて。……だから、あんたの気も知らず向かって。余計な事したのは僕で。……。」 そういった言葉が帰ってくる事は予測がついていた。 自分のやった事がやった事であり、更にその件であなたが自責を加速させたと思っているらしく、かなりしょんぼりとしている。 「……。今は、平気。そもそも"あいつは"何もしてない、受け止めただけ。……心配って言うんなら、タマキの方こそ……」 (-89) 2021/10/15(Fri) 17:29:44 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「ならば、慰めとして私が出せる言葉はこれだ。『まあ良かったじゃないか?』……いや最悪だな。もしかして私って性格悪い?君が責めてるのってそれかい?」 首を傾げた。あまり自覚はない。 そもそもが他人を傷つけうると認識できたのも今なので、自覚も何もあったものではないが。 「…………祝福の気持ちは、嘘ではないよ。だってめでたいことじゃないか。孤独で、全てがこわくて、傷ついたら一人で癒すしかない世界にいたわけだろう。かつての犯罪もそうだ。なにもお前がそれを背負う必要はなかった。お前一人で逃げ出しても良かった。でも、それを一人でやるしかない、と思ったのだろう?お前が傷つこうが、お前が人を傷つけようが、……お前はずっとそうだったけど…… 今は違う。いまは……その、以前の在り方よりも、今のお前の方が強く見える。物理的にではなくて、もっと内側の方が」 「……うん。だからやっぱり、祝福かな。これは」 ケーキ食べるかい、と嘯いて(実のところ半分は本気だ。ルヴァの思考を与えられたとき、酷く甘味に飢えていたのを覚えている。脳を人一倍酷使するものというのは、糖分を強く欲するらしい)配膳ロボをベルで呼びつけた。 (-94) 2021/10/15(Fri) 18:12:51 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「……今までの私なら、『それが君の選択であれば私には止める権利はなかったよ、気にする必要はない』とでも言っていたのだろうな。今はあえて身勝手なことを言うのであれば、君はああいうタイプに好かれる性質があるのだからよく気を付けろと言わざるを得ないが」 本当に身勝手で乱暴な言葉である。あえて、と言っているあたりで責める意図はほぼなく心配がほとんどであることがうかがえるかもしれない。 自分に関しては、一度笑おう……としてやめた。隠しても意味がないため。ただ、言葉にはほんの少しではあるが前向きな感情も含む。 「勝手に勘違いして、警戒して、排斥したのは私だ……自業自得だよ。とはいえ……まだ、処刑直後よりは気が軽いし、これからもちゃんと話していくつもりでいる。……精神がついてきていないから、少し休んでいるだけで」 (-95) 2021/10/15(Fri) 18:17:43 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……言葉を選ばず言うならば、 そういうところだぞ。 慰めという言葉の意味を調べ直すことを強く勧める」はあ、とわざとらしくため息をついた。しかし、その後の一連の言葉を聞いているうちに眼鏡を外して片手で目元を覆うこととなった。暫し黙って、それから。 「……ああもう、憎まれたいならもう少し憎みやすい人であってくれ……そう寄り添われては憎みきれないじゃないか……」 そういう優しさを振りかざすくせに憎まれたいだなんて、なんて腹立たしいことを言うんだ、と言わんばかりのため息交じりの声だった。 傷付けようという意思もあるくせにこちらを思った言葉も投げてくる、どちらの要素も持つ相手というのはその実ほぼ対応したことがないのだ。一辺倒な人間のほうが珍しいのかもしれないが、それにしたって限度というものがある。 「だがまあ、色んな事に気付かせてくれたのがあなたである事実に変わりはない。ありがとう、……ケーキはいただくし同席させてもらおうか」 (-101) 2021/10/15(Fri) 19:10:01 |
アマノは、蘇生室近辺の壁に寄りかかっていることだろう。手の指がまだか、まだかと忙しなく腕を叩く。 (a12) 2021/10/15(Fri) 19:11:06 |
【赤】 知情意 アマノ「 … 」結局今日の今日まで続いてしまった遠吠えだ。死ぬチャンスはいくらでもあったが結局この盤面まで残っている謎。 「……今日の処刑と襲撃次第ではゲームセット、だが。 トム、処刑と襲撃の希望はあるか? セファーはそこの盤面上に対象がいない恋未練を追加勝利させてやりたい気持ちはあるんだが」 いやだってそこが恋未練だと思わないじゃん、とメタセファーは思った。分かるけど分からない恋未練。 (*1) 2021/10/15(Fri) 19:16:25 |
【赤】 知情意 アマノ「ああ、そうだな。彼は……愛ごと『墓』にはなれないのだろう、と私ですら思う。……彼の知る完璧を、私も少しでも知りたかったが」 一度目を閉じた。元々この狼が協力したのも彼の知性と普段置かれた環境に由来するところも少なからずあるため、失敗の結果が凍土であれば彼にとっても好ましかったのだろうけど……現実は恐らく。 それから最悪発言に一瞬固まる狼。実は石だったかもしれん。 「……メサを……殺る……? いやまあ、そうなるか、そうなるな……? トム、諸々の申請を先に頼んでもいいか? セファーだけで行ける気があまりしない」 (*4) 2021/10/15(Fri) 19:32:13 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「う。……余計な事しただけでなく、あんたにもチャンドラサマにも相当心配掛けさせて……なんかもう、ホント悪かった。 ……けど。その。守ろうって、してくれてたのは。正直、嬉しいとも、思う。……。あんたが、何かされたって訳じゃねえってのも……」 少し目線が逸れる。何処まで聞いているのだろう。一度死んだ事は知っている、とは想像が付くのだが。 自分があの男にやった事は、己が今まで散々憎んできたものと何も変わらない。……それを知っても、あなたは友人として居てくれるのだろうか。そんな、不安。 「……。んな、全部背負わなくってもいいじゃねえかよ……って、人の事は言えねえかコレ……。 けど、そう……だな。ちっとはマシになってんなら、よかった」 (-104) 2021/10/15(Fri) 19:33:44 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……だって慰め、あんまり意識してやったこと無いし。それに自分が傷つけた相手を自分で慰めるってロールモデルなさすぎて……」 舞台はたくさん見てるけど……あまり役立たなかった……。 あまり器用な方でない男は、真実思ったことを飾るくらいの演技が精々だ。 だから、憎まれたいという気持ちは真実だけれど、と、言い訳しながら、来たばかりのモンブランタルトを切り分ける。 「本心でないことをして憎まれても、それは私ではないからね。隠すのが関の山。そしてたぶん、お前が弱かったことを誹り、強くなったことを祝う人間は数少ない。なら、言うさ。今度があるかは知らないが、傷がついているときくらいは、一人でないことを選びたまえとね」 蝋燭を忘れたな、と、貴方の皿に切り分けたケーキを乗せ。 自分の皿のそれを食らって、すこし私には甘過ぎるようだ、と眉を寄せた。 「……非常に癪だが。私も礼は言っ……あ、やっぱり言いたくないな。あー言いたくないな……いやでも……言いたくないな……ありがとう……」 眉どころか全体的にギュッてなった。 「貴様への……怒りがなければ、色々。踏ん切りがつかなかったところは、あるしな……」 (-107) 2021/10/15(Fri) 19:42:36 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「……ふふ。心配かけたのも心配したのもお互い様なのだろう、きっと。だから私は問題ない、あとチャンドラには個別に謝っておくといい。 それで、……これは力がある故の傲慢な発言なのだろうが、友人を守ろうと思ったのは当然ではないかね? 私に関しては精神面は強くないから気が動転したが、逆に言えばその程度で済んでいるから……」 一度死んだことは知っている。知っているが、その内情自体は何一つ知らない。知る機会がなかったのもそうだし、知ったところでジャック犯になる自分が何の言葉をかけられただろうという思いもあった。 「ああ、大分よくなった。君がこうして話に来てくれたのもそうだし……ダビーの処刑後、ナフが待っていてくれてね。そのまま話を聞いてくれたのもある」 (-108) 2021/10/15(Fri) 19:44:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「ン。そか、俺もお前と分かち合える方が嬉しい」 せっかくこうして、嬉しいと自分から発せるようになった。あなたに本心を探らせて突きつけるような男だが、嘘は決してつかない。少なくとも、あなたには。 あなたの前の主人のこと、は、何も知らないけれど。いたことすらも。 擦り寄られる頭をゆっくりのんびりと撫でる。泣き濡れたターコイズを見る。 それで、あぁ可愛いなと思う。 慰めるのも励ますのもできない男だから、撫でるくらいは、あなたが落ち着くまで続けよう。 「死ンでも生き返ったりしてッと、時間は長い…気がしちまうけど、有限なンだよなァ。 ンーン、別に。情けなかろうとみっともなかろうと好きに変わりねーし、何の問題もねェ」 (-114) 2021/10/15(Fri) 22:03:09 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「ああ。……勿論、そのつもりだ。この件以外でも謝らなきゃならねえ事あるし……。」 と、これまで以上に真剣な面持ちで。 「そうか。……。そうかもしれねえ、なあ。」 これはあなたに責任を感じさせそうなので言わない事なのだが、あなたの書き置きに残された一文で友人を害されたと思ったのも凶行の理由の一つだ。今更ながらそういう所でも似ているのか、と思う。 ナフの名を出されれば、ああ、と。少し此方も安心した表情になるだろうか。 「……あんたら、随分仲いいらしいな。一見正反対に見えっから、ちょっと意外だった」 思いだすのは、その悪魔のとても"ひとらしい"激昂の叫び。 当の本人がナイショと言っていたし、これでも約束は守りたいと思うので。思い出すだけで、口にはしないが。 (-115) 2021/10/15(Fri) 22:11:01 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス自分が傷付けた相手を自分で慰める、男にとっては本当に他人事ではないのでそっと目を泳がせて、切り分けられるモンブランタルトを凝視することにした。 「……まあ、そうだな。あなたくらいのものだろうよ、そういう誹りも、祝福も。人である以上、今度はきっとあるんだろうが……その時は誰かを頼ろうと思う」 少し穏やかな顔で言って、それから自分が思い浮かべられる人が随分と増えたなぁと思う。一口分運んだケーキは甘く、随分と口に合う。あなたの礼については何とも言えず、しかし全体的にギュッとなりながらも話す様は少々滑稽で、胸がすくような思いもある。 「色々踏ん切りがつかなかった? ……私への怒りで何をしでかしたのか気になるところだが。ジャックにも関係する事柄か?」 (-124) 2021/10/15(Fri) 23:49:25 |
【赤】 知情意 アマノ「……死んでもらうしかないが……こんなに別の意味で気が重い襲撃も初めてだ……。 もう少しメサについてデータが欲しい。万全の準備を整えて行こう」 本当にとても不安である。データを調べるのならメチャオモティウム……メチャオモティウムでできてるってわかるじゃんあの手枷……あの量であの重量なところに納得はできたんだけど……襲撃はセファーがするから……頑張るから…… (*6) 2021/10/15(Fri) 23:54:25 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……?」 挙動不審に近い動きをみせる男を訝しみながらも、不意に『────今だな……!』とカッコつけたくなることはトラヴィスにもよくあるので、流した。 「無礼講でもない限り、傷つくようなことが起きるとすれば我々看守の管理不足だからね。肉体精神ともに。……王様たちには頼りにくかろうが、我々に頼ったところで上への裏切りを示唆することにはならないので、その点は気にしないように」 余計な気を回して自滅するなよ、と釘を刺し、フォークの動きを徐々に止めた。甘い。……今ならセンブリ茶飲めるな。別時空の私、それくれ。この非常に癪な気持ちごと飲み下してくれるわ。 ちなみに。トラヴィス自身は、特にチャンドラあたりは気を使いがちだ。強いのはわかっているけれど、なんだか大事にしてしまいたくなる風貌なんだものな。 「ああ。まあ、ほら。ルヴァがね。『こちらからの世界を見られる』と誘うものだからね。話を全て聞いた時にはもう義務のことしか頭になかったけど…… 場所を移すまでの動機はね。怒りとか自棄とか寂しさとか、そういうのはあったなって。今となっては……って話だけど」 (-126) 2021/10/16(Sat) 0:11:08 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「……私も、君と分かち合いたい。ナフと分かち合えるのが嬉しいから」 嬉しいと伝えてもらえることが、あなたに考えを色々と伝えられることが嬉しい。こうして向き合えることがたまらなく嬉しい。たまらなく。 慰めることも励ますこともしないあなたは、寄り添って背を押してくれる人だと男は考える。故に、こうして図体のでかい男でありながらあなたに甘えることができてしまうのだけれど。 「有限な時間であれば、今を生きないといけないな。……君が好きでいてくれるのなら安心して動けるよ。……もっと、君に触れていたいが……動くのならば、早めに動かないと」 (-127) 2021/10/16(Sat) 0:12:09 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「そう、か。……それも私に関係がある事柄なのかな、アスカ」 真剣な面持ちを見るとこちらも居住まいを正す。あなたが何かを伝えようというのであれば、そちらが本題なのだろうとも思う。 男はあなたの隠すそれを知る由もないが、言われた場合の反応はお察しの通りでもあるので黙っているのは正解かもしれない。 「あの子と私は正反対だよ、……私はナフの殺し殺されることを楽しむ感情は理解できないし、ナフも私が殺し殺されることを嫌がる感情を理解できない。 それでも分かち合えるものを分かち合って、嬉しい、幸せだ……と思い合える。……ここを出て死にたいと思っていたのに、ここに残って生きたいと思ってしまった、よ」 祈って貰っているのにな、と苦笑気味に吐いた。ジャックの共犯者になれた理由にはそれもほんの僅かだけあるのだろう。 (-132) 2021/10/16(Sat) 0:39:48 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「あれだ。前にあんたが話してくれてただろ、チャンドラサマの夢の話。 ……あの後色々とあって、真剣に考えたんだが。 結論を言うと。あの人の手を取る以上にやりたい事が、出来ちまった」 青年はじっと、あなたとよく似た色の目を見て伝える。 その奥に見ている景色は、きっと違うのだろうなと思いながら。 「成程?正反対だからこそ、逆に波長が合ったって事かい。……幸せだって思える理由が出来たんなら、そっちの方がいいさ。むしろ、タマキにそう思える様な相手が出来たってのは、僕にとっても嬉しい。」 だから祈りの事は気にすんな、と。 (-140) 2021/10/16(Sat) 1:14:34 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「そりゃよかった。そのためにも、是非生きてて。……苦しいコトいっぱいだけど」 あなたは頭が働くからこそ、苦痛もきっと多いのだろう。けれどその分こうやってあなたの苦悩を聞ける…分かち合える。だなんて、酷いことを考える。 愛するあなたに対しても、この身の悪魔はこうして牙を剥く。それなのにこんなに嬉しそうにしてくれるなんて。 濡れたあなたの目元に、唇を近付ける。避けられないなら、そのまま数回口付けるだろう。 うまく手を差し伸べて、背を押せていればいい。手を引けていればいい。押しすぎて、引きすぎて、あなたが転んでしまわない限りはいくらでも。 「ン。……俺ァどこにも行かねーからなァ、先にやりてェことやってきな」 (-141) 2021/10/16(Sat) 1:19:02 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「管理不足、だと言って貰えると少しは頼りやすくもなるな。容認されているわけではない、と思えるだけでも抵抗しようと思えるよ。……看守長様方とはそもそもお会いする機会がありませんが、頼れる看守様を頼ろうと思います。下手な看守に頼ると逆に痛い目に合うので、ね」 少なくとも今回無礼講に参加している看守達は大丈夫だろう、という判断をしている。……自分が排斥しにかかったダビーにしても看守としての仕事はしっかり行う人材であると判断しているため。 釘を刺されてしまえば大人しくそれに従うつもりだ。それは恭順ではなく、ただ好意を受け取るもの。……このタルトと同じように。うん、美味しい。 ちなみに男には流石に気を遣われている自覚がある。特にチャンドラからに対しては。あなたもなんだかんだ放っておけないタイプなのだろうと思っているが、その内にある感情は分からない。 「なるほど。……結果としてあなたにとっていい方向に転がったのならよかった。マイナスの感情でもプラスに作用することがあるんだな……」 (-146) 2021/10/16(Sat) 1:32:14 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「ああ、なるほど。君にやりたいことができたのであれば私はそれを応援しよう。 これは『そうするしかないから』という後ろ向きなものではなく、『君にとって目指すものがあることが嬉しいから背を押したい』という前向きな感情だ。例えその先に破滅しかないにしても……な。 ……君は、君の叛逆のために生きるのかね?」 そっと尋ねる。似た色のターコイズの内側に描く未来像はきっと大きく異なることだろう。ただ、互いが選んだ道を踏みしめていくことだけが同じで。 「ありがとう、……元々私にとっての幸福な死を祈ってくれたものなのだから、これからは幸福な生を祈っていてほしい。 気恥ずかしいが……今は、幸せだから。まだ今はともにいられる、から」 双方ジャックの共犯者である以上、今まで通りでいられないことは分かっている。これから先がどうなるかは全く分からないけれど。 (-150) 2021/10/16(Sat) 1:45:48 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「苦しむことも考えることも止められないが、それでも。君と生きたい気持ちには代えられないな……」 男が己の矛盾点をひとつずつ解消し、そうして変わっていけばこれも多少はマシになるのだろうが。果たしてそれはあなたにとって望ましいことだろうか。いずれにしても、あなたとできる限りを分かち合いたいと思っている男のことだ、喜びから哀しみまで一通りをあなたに伝えていくのだろうとは思う。 唇を穏やかな心地で受け入れ目を閉じる。あれだけどうしようもなく沈んでいた気持ちを引き上げてしまえる力があなたにはあるのだ。 数回の口付けを受けてから立ち上がり、こちらも許されるのなら数回ほどキスを降らせようと。成否はともかくとして、男は一度この部屋を去ることになるだろうが。 「……ありがとう。では、行ってくるよ。いい結果を楽しみにしていてくれ、ナフ。私の大切な君」 (-152) 2021/10/16(Sat) 1:54:26 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「ン、ッふふ、ふ」 笑った。言葉はなかった。要するに、嬉しいが大きくて言葉にしきれなかったのだ。 変化が望ましいかそうでないかは、今の男には分からない。『見てみないとなんとも言えん』のだ。そしてそう思うからには、それはさして大きな問題ではない。分かち合う感情がなんであれ、あなたはきっと教えてくれるだろうから。 口付けが叶えば嬉しげに、返ってくるぶんもひとつ残らず受け取って目を細めた。 立ち上がるあなたを引き止めはしない。入り口まで見送るなんてこともまだ身に付いてはいない。立ち上がるあなたを見上げるのみだ。 「ン、えーっと……ォ、いってらっしゃい、かァ?悪い結果でも一緒に受け止めてやるよ、アマノ」 そう言って、あなたを見送るのだろう。ベッドの上から。 (-158) 2021/10/16(Sat) 2:10:03 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ/* あーーーーーーんナフ……イケメン……最高の彼氏を持ってしまったな……ありがとうございますありがとうございます……! なんかこう……ちょうどナフ蘇生が挟まったので、ナフ蘇生後の流れで引き続き秘話させていただけたらと思うのですがいかがでしょうか? (-164) 2021/10/16(Sat) 2:36:42 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ/* イケメンできてます!?やったー!彼氏が可愛いのでつい……ですね……此方こそありがとうございます! 蘇生後時空嬉しいです、引き続きよろしくお願いしますー! (-166) 2021/10/16(Sat) 2:42:46 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「容認はされてないよ、基本的に。『そういうことが起こりうる』という緊張感が失われるのも扱いにくい、という意識はあるが、君がその緊張感を失うことはそうそう無いことだろうしね。……ああ、看守がお前や知人に良くない振る舞いをしたなら、それもちゃんと教えるように。囚人との癒着の元だからね。私に言えた話ではないけど」 ほんとにな。 このへんについてはまあ、あまり心配はしていない。囚人同士に仲間と呼べるものができたなら、それを守るために健全な環境を整えることだろう。『お前さえ我慢すれば』なんてことを言う人間は、大抵周りのものも我慢させているものだ。 なんかだって賢い男って繊細そうなんだもんな。もうちょっと雑に生きるわけにいかんか?と思うが、これはこれで人のことを言える立場ではないので、もう棚上げするか黙るかしか選択肢がない。 「……雑に生きたいものだね。色々」 あと曖昧にするかだ。省みる?わからんな…… とうとうフォークを置いて、看守は苦く笑うのだった。 (-168) 2021/10/16(Sat) 2:46:40 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ/*可愛くてかっこいいの本当……↑B……(もうバレてるしいいかなという感情) 表、最高の振りをありがとうございます! 殺し合い、秘話でやるのと表でやるのどちらがお好みでしょうか。それ次第ではちょっとレスの末尾あたりを変えようと思います。 (-176) 2021/10/16(Sat) 3:34:59 |
【独】 知情意 アマノ/* 【↑B(うえ・びー)】 歩坂うに語録。歓喜や悶絶によって発声される奇声を聞いた同居人が「スマブラのリンクの↑B?」と言い出したのが全ての発端。概ね「シェアアアアアアアアアアアアア!!!!!↑↑」と同義。 (-177) 2021/10/16(Sat) 3:38:32 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ/* ちょっとあなたァ!知ってたけど!笑ってしまった↑B 本来は個人的にはどちらでもなんですが、こう……あまりに……ナフ表で殺し合いで白チャ圧迫しすぎかなって感情が……(震) ですので、秘話の方が今は気兼ねない感じですー (-178) 2021/10/16(Sat) 3:41:45 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフトレーニングルームへと足を踏み入れる。あれだけのことがあってもなお解放されていることが何ともおかしく、こうして足を踏み入れても自分がここで死んだのだという事実がいまいち掴み切れずにいた。 「環境の指定はあるかね? やりたい場所があるようであればそこに変えよう、……いくつか例を挙げたほうがいいだろうか」 /*へへっへ。あああその気持ちは私も……分かります……我々、色んなアレソレで白チャ賑やかした上で殺し合いもしている勢……(握手) というわけで秘話に来たのですが、勝敗どうしたいとかあるでしょうか。ダイスロールでも構いませんし、それとは別にナフに勝っていただきたい気持ちが私ものすごくあるのですけど……! (-180) 2021/10/16(Sat) 3:57:43 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ 男は普段通りエリア内の巡回を行っていた。 「……?」 その途中、やたらと忙しない貴方を捉える。 声をかけようと口を開いて、閉じて。迷うように視線を動かした後。決心したようにもう一度ターコイズを視界に入れた。 自分から声をかけてはいけないと思っている。けれど、困り事を抱えた囚人が勝手に潰れてしまうと管理する看守として困ってしまう。そう考えてのことだった。 「U-681。何か困り事だろうか」 無機質。無愛想。無表情。感情が一切伺えない、よく周囲に見せていた機械人形のような様子で貴方に声をかける。 (-181) 2021/10/16(Sat) 4:02:22 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビーあなたに声を掛けられた男はすぐさまあなたのそばにやって来ることだろう。やっと見つけた、と呟いた声音をあなたも聞いたかもしれない。 男はこれまで通りに背筋を伸ばして一礼……をすることはなく、そのまま許されるのならばあなたの腕を掴もうと手を伸ばす。 「じれったい挨拶は省略させてもらう。ダビー、私は君と話がしたい。時間を貰えないか」 矢継ぎ早に告げる様子は常の男を思えば全くもって男らしからぬ行動だと言える。翠色をターコイズが真っ直ぐ射抜いていた。 (-182) 2021/10/16(Sat) 4:08:48 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノべたりとあなたにくっついて、歩きづらいままに足を踏み入れたトレーニングルーム。 ここで起きたことは知らない。動画などが残っていたとしても、男は見ていない。あなたの死の瞬間も、同じく。だから、ここはいつも通りの、ただのトレーニングルームだ。 「ンー…うン。例挙げるか、お前の好きなとこがいい」 こだわりはない。しかし、あ、でも、と付け足して。 「跳ね回れるところ」 /* そう……我々白チャ賑やかし…… 勝敗は流れで、ダイスも忌避感ありません……が…へっへっへ…そう言われるならナフ頑張っちゃいますか……!ではナフが大まかに勝ちにいく方針で、もし掻っ攫えそうなところがありましたら掻っ攫っていただく感じで!よろしくお願いします!!怪我はめっちゃフリーですいくらでも!! (-183) 2021/10/16(Sat) 4:10:01 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「ああ、緊張感については信頼してくれて構わない。可能性は常に考えておくべきだからな、……ああ、それも伝えていいのか。承知した、看守様の口に出すのも恐れ多い御名を添えて報告しよう。私やあなたも……まあ……癒着といえばそうかもしれないが……」 囚人同士で仲間ができ少人数のコミュニティになったのならば守ろうとするのが男でもあるし、幸いなことにこの無礼講を経て健全なアクセス先も見出すことができたのだ。これまでの男であれば『慣れているから』とただ矢面に立つだけだったかもしれないが、今はもう違う。 実際、男は精神面が特に繊細な構造をしている。これについてもまあきっと知っての通りだろうし、あえて同族嫌悪などという可愛らしい名前を付けずとも近しい点があることは互いに否定もできないだろう。 「雑に、か。それこそ難しい生き方だが……私達には恐らくそれが必要なんだろうな、……トラヴィス」 (-184) 2021/10/16(Sat) 4:11:22 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「それなら、……もし君がチャンドラの庇護下に入った時のことを想定して、監獄エリアの一部再現にしようか。実際の制圧時に何をどう利用できるか考えてみたまえ」 言いながら端末を手に設定をしていく途中、青空と草原を見て一度手が止まった。……設定を続け、そうして周囲は格子と通路とちょっとした障害物のある空間へと姿を変えた。 「……どうだ? 君ならば壁などを用いて跳ね回れるだろうと思うのだが」 /*ふふふぜひぜひ勝ってくださいまし!こちらもかっさらえそうなら行きますのでお覚悟ですわ!よろしくお願いいたします!アマノも怪我も死もフリーですし、ナフであれば食べていただいても結構ですのでその点書き添えておきますわね! (-185) 2021/10/16(Sat) 4:19:02 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「え……?」 男は何も抵抗しなかった。貴方はそのまま腕を掴む事ができるだろう。 貴方が触れてくることを捉えると、無機質だった瞳が見開かれる。かすかに息を呑む音が聞こえた。 「……ああ、構わない。時間はある。貴様の話しやすい場所まで同行しよう。 ………… U-681、その……俺と話して平気なのか……?」 最後の一言は、戸惑いに引きずられるように言葉尻が萎んでしまった。ターコイズに射抜かれた翠色は、困惑に揺れている。 戸惑いと驚きを滲ませているが、貴方がどこか場所を変えるなら大人しく付き従うことだろう。 (-186) 2021/10/16(Sat) 4:19:10 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ/*拝啓綿棒(特大)様。ワタクシとしたことがPL連絡忘れていましたわ!!!勿論ぜひぜひお話しますわよ!!!最後までデュエルたっぷりですわ!!レッツ会話バトル!!!!! 以上感度55000倍ドッコイ太郎でした。愛を込めて!kiss! (-187) 2021/10/16(Sat) 4:21:35 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビーあなたの腕を掴みぐいと引く。戦闘の時よりは当然弱い力ではあるものの、常の男が看守様に対してこれほどまでの無礼は働かないと確信できる程度の強さはあった。 「 アマノが 。私がダビーと話したいと言っている、話して平気じゃなかったら話しかけていないし近寄りもしないだろう。ああ……もし君が拒みたいのだとしても、少しだけ待ってほしい」……お願いだから。 小さく付け足して眉を下げて微笑んだ。そのまま場所を変えるだろうし、行き先は互いに言葉を交わしたあの空間になるだろう。ガーネットが埋め込まれた鍵の持ち主のみが招かれるあの部屋に。 /*ありがとうございますわ!最後までデュエルたっぷりにしますわよ〜〜〜!!ここから私だけが決闘窓で喋るなんてことはしないからご安心くださいませ、愛を込めて♡ (-189) 2021/10/16(Sat) 4:30:41 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ設定の途中、あなたの手が止まった様子を見逃しはしなかった。きっとそれが、このトレーニングルームの、あのときの姿だったんだろう。 やがて設定される、通路と格子。よくよくこの身に馴染んだ雰囲気。 じわ、と溢れるのは殺気でも害意でもない。あなたにそんなカモフラージュをする必要はない。デモンストレーションも、今はいらない。 「さいッこう」 ただただ、 悦びと高揚 がその言葉からも表情からも滲み出していた。そして。 言うが早いか、踏み出す。あなたの目の前まで。合図も何も、待つだけの我慢すら効かなかった。 まずは様子見程度。あなたの右肩へ向けてパンチを繰り出そうと。様子見とはいえ、当たれば結構な痛みを伴うだろう。 (-190) 2021/10/16(Sat) 4:32:17 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「そうか。それなら、」 言葉を言い切る前にあなたの接近に気付いた男は、端末を左手で押し出すようにして戻すか端末の破損を覚悟して身を捩るかを提示され、渋々前者を取ったようだった。端末を守ることには成功したが、右肩にはあなたの拳とともに僅かに呻きが漏れるほどの痛みを覚えて。 「よかっ……た!」 後方によろめくついでに左脚を横薙ぎに振るい、一旦の接近を妨害する試みのようだ。もちろん当たってしまうのならば痛みが生じるし、それが腹であったのならば息を詰まらせてもおかしくない。 いずれにしても、男は叶うのならば後方に転がり体勢を立て直すことだろう。身を低くしてあなたの攻撃に備える心づもりだ。 (-191) 2021/10/16(Sat) 4:46:39 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「拒みなどしない。する筈もない。 するとしたら、貴様のほうだと思うのに、どうして…… 」貴方が微笑めば、眉が下がりますます困ったような顔になる。その表情は何だ?どうしてそのようなものを見せる?意図がわからない。 分からなくなって、迷うように名前を呼ぼうとした。アマノ。U-681。どちらで呼べばいいんだろう。 結局、言えないまま貴方と移動する。自分が貴方を誘った部屋。共益関係を作り上げた秘密の部屋。 そんな関係も自分の手で壊してしまったも同然なのに。 (-193) 2021/10/16(Sat) 4:50:06 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「あーッ、はァ!」 なんとも卑怯な奇襲が成功して、男は手の感覚に歓声をあげる。 その後振るわれた脚は、バク転で軽やかに避ける。そのままもう一度回転し、また最初の位置まで戻っていく。 死ぬ立場であるという心構えがないせいか、それとも見物客も居らずあなたと好きに闘えるという状況からか。処刑のときよりも余程軽やかな身のこなしに見えるだろう。 事実、遠慮はない。 バク転の着地、から一拍も置かずにまた踏み出す。一歩目は前に、二歩目は壁に向けて。三歩目で壁を蹴り、逆サイドの壁まで飛ぶ。四歩目はより強く踏み出して宙へ。 高く高く上がる。あなたの頭上まで。空中でぐるりと回り、両手を組む。それを、落下の速度と合わせてあなたの頭へ振り下ろそうと。 (-196) 2021/10/16(Sat) 4:59:48 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビーあなたを部屋に連れてきてそのまま奥に数歩踏み入って、……振り向いて、それから。 「いいや、私こそ君に拒まれるだろうと思っている。私が君の思考を勘違いし、警戒し、淘汰した。……君に害意がないのだから、思うのは自由なのに……自由だったのに。 ……感情のまま、意思を間違え、君に実害を与え、壊した。悪いのは私だ。実害を与えたのは私だ。どの面下げてと言われてもいい、……本当に、すまなかった」 深く、深く頭を下げた。 (-199) 2021/10/16(Sat) 5:27:55 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフなんとも楽しそうなあなたの様子に思わず口元に笑みが浮かぶ。筋肉のしなやかさが伺える身のこなしに、処刑の時とは全く異なる状況に、あなたから伝わる高揚とは形の違う何かぞくぞくとしたものが背筋を駆けあがるような感覚を覚えた。 「……はは、」 あなたの振り下ろす腕を正確に認識し、己も体勢を低くしたまま弾かれたように飛び出す。身を屈め飛び込むのはあなたの着地点の後方、あなたが着地する前に後ろ回し蹴りを繰り出してやろうかといったところだ。 脚部ユニットに働きかけ加速を加え、更に雷光を纏った脚部は素早く振り抜かれるだろうし、当たれば相当な衝撃と電撃による麻痺があなたの身を蝕むだろう。 (-202) 2021/10/16(Sat) 5:49:16 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ 長いような短い時間のあと。 「…………頭を上げてくれ、U-681」 力ない声がこぼれ落ちる。 「思うのは自由、貴様は確かにそう言った。けれどそれは口にはせず思考するだけの話だと気付いたんだ。気付くにはあまりにも時間がかかってしまったが。 俺もまた説明不足だったし、貴様が警戒するのも無理はない。 嫌だろう、苦悩する姿を見て愉しまれるのは。貴様一人のみならず、貴様が大切にしたい者たちもまた例外なく俺に貪られるんだぞ。 俺のこれは、外に出てはいけないものだった。口にした時点で、周りに不快を与えるという害を及ぼした。生まれてくるべきじゃないものだった。分かっていた筈だったのに、ここなら許されると勘違いをしていた。 壊すべきものだったんだよ、これは。俺もこれからは外に出さないと約束するから……貴様はどうか、もっと守るべき、正しい知性を愛してくれ。全てを無理に抱えようとする必要は無いんだ」 ゆるやかに首を振って答えた。 謝るべきは俺だ、すまなかったと、そう静かに言葉を添えて。 (-204) 2021/10/16(Sat) 6:10:29 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ避けられた、よりも、後ろを取られる思いの方が強く脳裏を走る。手に勢いをつけたまま、体勢は逆さまに。背後を正面にしてしまおう、無理矢理に。 着地は手で、しかしその前に飛んでくる後ろ回し蹴りだ。この体勢なら腹の当たりだろうか。身体をやや折り曲げて同方向に倒れ込むことで、蹴りそのものの衝撃はかなり減らした、が。 「あッ、ぐ、」 掠っただけでもその電撃は厄介だ。びり、と身体中を駆け巡る雷電に筋肉が硬直する。嫌な汗が滲む。びくんと身体が跳ねる一拍。次の瞬間には跳ね起きるが、暫く攻撃の威力は減るのだろうなと予感して。 「ホンット厄介だなァそれ!」 突進を仕掛ける。動きは単調だが、その分勢いと速度は増して。男の体勢は低め、蹴り後のあなたの体勢にもよるが、脚や腰を狙って押し倒してしまおうとの動きだ。 (-205) 2021/10/16(Sat) 6:12:49 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「はは、僕の目指すもの相当アレだぜ?っつっても意見は変わらねえんだろうな。……あんたさえ良けりゃ、目指すものが違っても……これからも、友人でいて欲しい。 ああ。僕はやっぱり、叛逆を諦めたくねえなってな。……それに、心強い共犯者が出来たんだ。」 青年は少しだけ、嬉しそうに目を細めた。 背を押したいと思ってくれている事、あなたから前向きな言葉をもらえた事。どちらも、友人として嬉しいと思ったのだ。 「言われなくともそうさせて貰うよ。……あんたの幸福を祈ってる。これまでも、これからもな。」 あなた達にどういう処分が下されるのかは分からないが、これからも『幸福な生』を願えるものだといい。その辺りは飼い主の説得にも期待しようか、なんて。 (-208) 2021/10/16(Sat) 9:48:01 |
【神】 知情意 アマノ「昨日の段階でアンタレス様がコールされていたし、アンタレス様に投票するのも視野ではないかと思っている。 ルヴァはな……役職的には殺してやりたいがそれ以外の面ではあまり殺したくない部類にあたる」 投票先の宛がないのは、まあそう。私怨にはどこ吹く風といったところ。つまりは ガン無視 である。 (G4) 2021/10/16(Sat) 11:56:54 |
【神】 知情意 アマノ「あー……」 あんたれすくんからのおたよりを読んでなんかこう色々察した。すまない……すまない……。 全てをって言い合っている相手のこと、どうしてもひと欠片もあげられなくて…… (G6) 2021/10/16(Sat) 12:06:05 |
【神】 知情意 アマノ「ならばどうしようかな。 正直な話、私はチャンドラを二度落とす気はない。アンタレス様の意思も尊重したいし私もここまで来たら死にたくない」 ここまで何回も死ぬチャンスがあって全回避しているならなぁ、といった気持ち。 (G8) 2021/10/16(Sat) 12:09:08 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー「『この部屋にいる時だけは共益関係を結ぶ間柄』『関係性を分かりやすくする為に番号呼びをやめる』、そう言ったのは君だったと記憶しているが?」 男は顔を上げた。上げはした。しかし、口から飛び出したのはそんな文句とも言い難い何かで。 「君によって与えられた苦痛ということなら当然嫌だが、君が関わっていない分については『思うのは自由だ』。その上で、不当な苦痛については……君は看守の仕事を優先して助力してくれるだろうからな。その謝礼だと思うのは自分勝手が過ぎるか? 私はねダビー、生まれてくるべきじゃないものは存在しないと思っている。時代あるいは場所が違えば、その性質は得難い才能だったと思うから。生まれてくるべきじゃないものではなく正しいものを愛せ、というのは私個人の意見として全面拒否しよう、ナフのことを愛せなくなるのは嫌だ」 悪魔を愛している男だ、実害、思考のどちらを取っても存在してはいけないものだと認識されるであろう存在への愛など止めようがない。それは慈愛や友愛を向ける相手に対しても全く同じで。 「それに……君の知性だって知性なのだから。そんな約束は要らないしするつもりもない、何を愛すか決めるのは私だ。一度あれだけ拒絶した身では説得力はないかもしれないが……出しなさい。生き辛きを生きる苦しみは私も理解しているつもりだ、君のその苦痛を私は和らげたい。共益関係にある君だから」 (-231) 2021/10/16(Sat) 14:23:06 |
【神】 知情意 アマノ「……ほう、アンタレス様が私に、か。 私は死にたくないので……トラヴィス様かメサ、か。少々考えてからまた後ほど明言しに来よう」 (G15) 2021/10/16(Sat) 15:02:44 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフやはり回避が上手い、その後の対応も流石なものだ。あなたの動きを見て、男は自分の能力がなければまともに渡り合える相手ではないのだろうという確信を持っていた。男は確かに身体能力は人以上にあれど、それだけでは『チャンドラのペットちゃん』として監獄に貢献するのは難しい。 「制圧には適した能力だろう?」 この能力があってこそ、雷を操れてこそ、だ。能力的にも体力消費的にも短期決着型ではあるが、それを差し引いても有用なのだ。あなたと共闘するようなことがあればこの男はもっと有用になるのだろう。 さて、男はというとそう気軽な言葉を零してはいるものの、その実回し蹴りをしたのだから安定とは程遠く。あなたの突進を回避できないと見て僅かに腰を落としたものの効果はなかったようだ。あなたの思惑通りにバランスを崩し、そのまま押し倒されることだろう。抵抗は、試みるが。 (-239) 2021/10/16(Sat) 15:09:20 |
【赤】 知情意 アマノ「それもそうだな。……トム、セファーもトムに入れていいか? 率直に言うと死にたくない」 処刑で死ぬか生き残るかしかないんだけど……その…… そこのハイエナにわくわくしながら見られる予感しかしなくて…… (*11) 2021/10/16(Sat) 15:12:20 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ身体能力は普通の人間以上だが、身体の脆さは人と変わりがない。武器もない、肉体のみが武器だ。つまり、避けなければ致命的で、それ故に回避が得意になった。なんの能力もない分、こうして能力持ちには苦戦しがちだが。 「人体相手なら、そーなァ。羨ましいぜ」 そんなことをいけしゃあしゃあと言いながら、あなたの身体を地に伏せた。かといってそのまま大人しくずっとマウントを取らせてくれる相手ではないと分かっているから、次の行動は迅速に、簡潔に。 あなたの頭に手を伸ばし、髪を掴み、床に叩きつけようと。手さえ避けられるなら完全に回避できるが、この体勢だ。そして、手に捕まってしまえば、回避は難しいだろう。 (-241) 2021/10/16(Sat) 15:20:07 |
【赤】 知情意 アマノ「ありがとう。なら入れよう。死なないし」 死なないからといって気軽過ぎやしないか?という疑問があるかもしれないが、この狼は憎むに憎み切れない腹立たしさみたいなものがある。そのため半分私怨に近いそれで入れてしまおうという魂胆だ。 「……トムの殺し方次第では遠慮させてもらうぞ。何故好き好んで拷問を見なければならない。嫌そうなイクリールは確かに少々見ごたえがあるかもしれないがね」 悪口に関しては色々素知らぬ振りをしているのでスルー。 墓下のほうにゆるゆると手を振る凶狼だ。どうも。生きています。 (*14) 2021/10/16(Sat) 15:25:59 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「変える理由がないからな。……ああ、これからも友人でいてくれ。私は君という友人がいることが嬉しいよ、アスカ。 叛逆も、共犯者ができたのならば本当によかった。それならば安心して君の背を送り出せる」 男もまた穏やかに笑う。道の先がどういう形であれ、男はあなたの意思がこれからを切り開くことが嬉しくてたまらないのだ。 心を閉ざし恭順してきた男は、この日々の中であなたを始めとした周囲との縁に恵まれた。祈りや願いがどういう形であれ男にいい影響を与えると半ば確信しているようでもあった。 「……困ったな、互いのこれからに乾杯などと洒落たことをしてみようかとも思ったが酒がない。今度、監獄エリアに戻される前に軽く一杯どうかね?」 (-244) 2021/10/16(Sat) 15:45:31 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ地に伏せられた身体を起こすより先、伸びてきた手のやりたいことは分かっていたもののそれが行動に結びつくかというとまた別だ。例え髪を避けたとしてもコードが取られるだろう、コードをちぎられては自分も能力使用が困難になる。……そこまで考えて放電を行おうと手を掲げるも、僅かに間に合わない。 「が……ッ、……!」 後頭部に衝撃。一瞬白む視界の何処か遠く、脳が揺れる。集中するために必要な意識すら奪われかけているこの状況で、身体能力のみしか用いれなくなってしまった男という人間に、すぐさま反撃するだけの力はない。そして当然、それだけ多くの隙があればあなたの追撃など止めようもないのだろう。 (-249) 2021/10/16(Sat) 16:08:08 |
【赤】 知情意 アマノ「ああなるほど。それならまあ見てもいい。演出は……」 にこ。なかなか皮肉が効いているなと思っている顔。 「よかったな、イクリール」 うわ!最低! (*16) 2021/10/16(Sat) 16:10:16 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「あは、」 確かな手応え、指に絡む髪、重たい音。あなたの目が焦点を失うのを一瞬見る。吐き出した吐息と笑い声は、それこそ情事の際とどれほど違いがあるものか。 それだけの隙があれば、このまま二度三度と頭を打ち付け続けて殺すことも容易だな、と思った。思いはしたのだが。 そのたくさんの隙の中、行なった行動は、掲げられたあなたの手に擦り寄ってキスすることだった。あからさまな挑発。何より、 まだ終わるには早いだろう! あなたが反撃に移れるようになるより少しだけ早く、身を起こして立ち上がる。そのあと、あなたの脇腹に蹴りを食らわせるつもり。 さっきの感電でいつもほどの力はない。骨が砕けるまではいかないだろうが、蹴り転がすほどの勢いはつけて。 (-253) 2021/10/16(Sat) 16:21:06 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ全くとんでもないものを愛してしまったものだと意識の遠くで思い、しかしやがて来る反撃をも覚悟していた男の手に触れたのは柔らかで心地のいい感触で。 「 ……くっそ、 」穏やかな時間という形の挑発に、何よりこの殺し合いを続けようという意思に、男にしては珍しい悪態が口をついて出る。その余裕を後悔するがいい。 「随分楽しんでいるじゃないか、ナフ!」 辛うじて引き戻した意識をもとに、即座に蹴りの方向に転がって威力を弱めつつ距離を取る。そのままあなたに向かって一筋の雷撃を放つだろう。当たれば当然身を焼く痛みが走るだろうが、避けられたとしても構わない。今は体勢を立て直す必要がある。 (-255) 2021/10/16(Sat) 16:39:35 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「忘れて安寧を味わうということも、人類に与えられた祝福の一つだと思うがね……まあ、記憶し、思考するのが命題の一つであれば難しいものか。 そう、それと。癒着というか……囚人たちから個人的に利益を搾取することに慣れた看守がいれば、それはやがて変貌する。習慣が人を作る。悪しき習慣が正されなければ、やがてそれは大罪人を作り出す。だからね、お前たちは理不尽に耐えてはいけないし、理不尽は正されなければならない」 お前たちのできる社会貢献だよ、とトラヴィスは呟いた。 理不尽が作り出した罪は、まさに、その男の内側にも、収監された囚人たちの内側にも存在する(もちろん、関係ないものもそこそこいるけれど)。きっとそれは理解できることだろうと思った。そして彼が耐える理由も無いことを、理解できればいい。 繊細だからこそ。加害者をも侵害することを避ける一面があるし、……自分にも今まで怒りを向けてこなかったのなら。『理不尽に耐えぬことこそが秩序だ』と、そう教えることこそがトラヴィスの怒りの発露としては正しい形なのだろう。 おお、なんと健全なことか、と、呆れてしまうな。 「そうだね、アマノ。……お前今私のこと呼び捨てたな?」 別にいいけど。 顔だけはしかめて、不機嫌な看守を演じてみせる。すぐに喜んでみせるのは、なんだか単純すぎるような気がしたからだ。いいだろう、見栄くらい張っても? (-256) 2021/10/16(Sat) 16:44:36 |
【神】 知情意 アマノ「なら私はトラヴィス様に入れようか。これだけ詰まると誰を吊るか悩ましくなるのは否めないし、本人がいいということであれば構うまい。次はどう殺すか今のうちに考えておこう」 しれっと便乗しに行く上に二度目の殺害はどうしようかと考え始める最悪だ。 処刑はやらなきゃいけないしね……戦力の自覚あるしね…… (G22) 2021/10/16(Sat) 16:46:49 |
【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ「……だって、俺にとって利益はあっても。貴様にはもう俺と関わって利益などないとは思うが……」 迷い子のような様子で弱々しく返した。 それから、貴方の話を全て聞き届けて。ああ、やはりナフはかつて貴方の事を話していたのだと思い出す。特別な人がいる、との相談を受けていたのだ。 「生まれてきたのが間違いなんてものは存在しない?本当に?間違っているから、悪いものだから淘汰されるんじゃないのか?」 顔が歪む。体が強張る。声が震える。 「なん、で。なんで、俺は貴様を怖がらせて、傷つけた。それなのにどうしてまだ寄り添おうとしてくれる?憐みだったら分かるのに、それすら感じない。 貴様のその綺麗な感情が怖い。その高潔な精神が憎い。眩しくて、反吐が出る。 なあ、俺は貴様の同じものを返すことができない。皆がこぞって美しいと褒めそやすものが理解できなくて、剥き出しの歪んだものしか好きになれなくて。 こんな人間の何処が貴様の利益になるっていうんだ!?なあ……!」 胸を締め上げる痛みを、そのまま吐き出していく。泣き出しそうなほどに、くしゃりと顔を歪ませて。 愛玩や憐れみで接しているなら理解できる。けれど、目の前のターコイズにはそれが含まれていない。 ああ、これは嫌悪だ。貴方に同じものが返せない、間違いだと言い続けてきた自分への嫌悪。 皆と同じように生まれてきていれば、きっと貴方にとっても有益なものが返せたと思うのに。 男はそれにばかり、囚われている。 (-259) 2021/10/16(Sat) 16:56:49 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノあなたの酷く珍しい悪態を聞いて。出るのは笑う息と密やかな歓喜であるのだから救いようがない。 「当たり前だろーが!」 楽しい。言うまでもなく。強請ってまで欲した殺し合いが楽しくないわけがない。 以前仲良〜〜くしていたときより、余程生き生きと。 身の痺れが漸く取れてきたのか、電撃は横に避ける。そのまま壁を蹴り飛び上がり、上からの攻撃。高さを稼いだドロップキックといったところだ。 (-266) 2021/10/16(Sat) 17:47:04 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ「……へへ、よかった。そんならこれからもよろしく頼むぜ、タマキ。 その過程であんたらと衝突する事があったら、きちんと二人一緒に送ってやるからよ。あいつもきっと、それぐらいOKするだろうし。」 内容は破滅的だというのに、吹っ切れたかの様な無邪気な笑み。 あなたとこれからも友人で有れる事。そしてその友人から、願いや祈りが届けられる事。夢を見つけられた事もあり、それがまた嬉しくて。この青年もまた"幸せだ"と、随分久しぶりに思えるようになったのだ。 「あー、酒持ってくりゃよかったな。そこまで元気とは思わなくてさ、でも嬉しい予想外だ。そういう事ならいい奴見繕っとくよ」 (-271) 2021/10/16(Sat) 18:21:43 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「思考を止めたら私ではないよ。故にこれからも思考し続けるし……自他の環境を整えるという意味合いでも、こうして色々伺えるのは非常にありがたいな。私ももう耐える必要がないと分かったし、耐えられなくなった以上は手を尽くすしかあるまい」 男はあなたの意図を全て理解して汲み取ることはできない。しかし、理不尽すらも人間故と許容していた男の姿はもうない。理不尽を抱える必要がないというのであれば、男自身の罪という過去の理不尽を思う機会が来るかもしれないが、古傷が開こうとも独りで過ごすことはきっとない。 怒りの発露がこんな形であるなんて、と男は欠片も思いはしない。知ったところでまた「憎み切れない」と渋面で言うことになるかもしれないが。 「おや、うっかり。呼び捨てたのならどうするトラヴィス、今ここで縊り殺してみるか?」 あえてまた名を呼ぶ。それもとても穏やかな笑顔を添えてだ。嫌がらせなのか親愛故なのかは定かではない、口にはしない。好きなように取ればいいと思っている。 (-280) 2021/10/16(Sat) 19:22:32 |
【赤】 知情意 アマノ「イクリール、半端なくやる気がすごいな……。 あえて俗な表現をしようか。 ウケる 」こっちもウケてる。中指立てられても知ったこっちゃない、高みの見物。 「あれを見ると私という囚人はまだ大分話が通じるほうだと思わないか?」 (*19) 2021/10/16(Sat) 19:24:26 |
【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビーあなたの歪みを、震えを、嫌悪を、男は全て聞いて。まず最初に心に浮かんでしまったのが「よかった」の四文字だったのだから手に負えない。あなたがその感情と壊れた関係性をまだ完全に捨て去っていなかったからこそ、こうして自分の声が届いたのだと安心したのだ。 「……ダビー。君に教えよう。人は同じものを感じられなかったとしても、ともに生きることができるんだ。感じるものが全て同一であったのならば私達は私達という個として言葉を交わすことも、そこから学びを得ることもできないのだよ。 当然、どうしても譲れない点はあるだろう。その点が同一の場所にあるのならば断絶以外の道はないが……私には君と相反する譲れない点はないと考える。君が思うだけであれば、理解できないとは思うがその程度だ。 ……君から見た私はどうだろうか、怖い私は、憎い私は、反吐が出る私は……どうしても、どうしても淘汰せねばならない存在か?」 あなたの腕でとん、とん、と宥めるような指が優しく跳ねたのはその頃だろうか。震えを受け入れ、宥め、それでもこのターコイズはあなたを見ている。嫌悪など全く含まれていない様子で。 「もしそうでないのならば、聞いてほしい。 同じものなどくれなくていい。違うものを持ち合ったっていいじゃないか。 間違っても構わない。その時は互いに指摘していけばいいだけなのだから。 ……共益関係は十分成立する。私は自分勝手ながら再度の共益関係を君に求めたい。どうか、応えてはくれないか」 (-282) 2021/10/16(Sat) 19:42:43 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ雷撃を避けたその動きに麻痺の薄れを認識して冷や汗が垂れる。また一撃食らわせねばこちらがどんどん不利になるだろうという確信ばかりがあった。 また一撃、と控えめに思ってしまうあたり精神的に弱気になっていることに気付いてはいない。 上からの攻撃はこの空間において威力をつける意味合いで非常に有用であると男は考えている。考えているが、空中に躍り出るが故に隙に繋がりやすいと認識している行為であるため男自身は採用しておらず、また、対空能力については模擬戦で示した通りだ。 「ならこれだ、避けたまえ」 男は空中にいるあなたに対して、対ダビー戦で行ったように雷撃を再度飛ばそうとする。集中力を取り戻しきっていないがために威力自体は若干落ちているものの、それでも当たれば麻痺は伴うはずだ。男自身は着地点の横へずれあなたを拳で捉えようと試みる。 さて、雷撃が届くのか、あなたのキックが男を捉えるのか、男が着地したあなたを殴り飛ばすのか。もしくはそれ以外。どうなる。 (-284) 2021/10/16(Sat) 19:54:46 |
【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ「衝突したらその時はその時だな。君に送られるのならまあ悪くない、大人しく死んでやる気は毛頭ないがね」 しれっと語る男は、それでも対人・短期決着型であるため長期戦には向かないし、対策次第では容易に打ち崩される存在でもある。あなたが協力する相手が誰であれそうした対策を練るだろうと思っているので、半ば冗談交じりの物言いだ。 「ここまで元気になったのは君のおかげだ、本当にありがとう。酒の肴に朗報を伝えられるように頑張るよ、……楽しみにしていてほしい」 男は翌日、壊した関係の再構築のために動くことになる。その結果が良くても悪くてもあなたには報告しようと思っているらしい。 あなたに関係ない話とは言い難いかもしれないので。 (-285) 2021/10/16(Sat) 20:00:54 |
【赤】 知情意 アマノ「骨噛みが骨噛まずだったら悲しいしできれば噛んでいてほしい気持ちもあるが……骨噛まずになっていたら本当に済まない……」 骨噛まず。 (*21) 2021/10/16(Sat) 20:03:36 |
(a28) 2021/10/16(Sat) 20:17:33 |
【人】 知情意 アマノ「……?」 はぐれジンジャーブレッドマンが二人いる……どうしようかなこれ……あとパンプキンパイ……ここ数日よくパンプキンパイを食べる人になっている気がする…… (74) 2021/10/16(Sat) 20:18:54 |
アマノは、確かに……となった。ジンジャーブレッドメンだこれ。 (a30) 2021/10/16(Sat) 20:25:57 |
【赤】 知情意 アマノ「ふむ……誰が何の役職なのか想像もつかないな……知っている範囲以外」 知っている範囲って人外と魔女と恋未練と決闘者と叫喚者しかいなくないですか?と思って挙げたら意外といっぱいいた。ありがとう。 「骨噛み……骨噛まず……」 まだ思いを馳せている。日付更新が近くて落ち着かないので。 あ、ちゃんとメサにセットしてあります。安心してほしい。 (*23) 2021/10/16(Sat) 20:26:37 |
【人】 知情意 アマノ「メレフでも……いや、メレフは食べていたな……」 風評被害でもないかもしれない。それはそれとしてメレフが元気に暴れているのは微笑ましいので元気にスティックキャンディvil食べててほしいとちょっと思った。 (75) 2021/10/16(Sat) 20:31:18 |
【人】 知情意 アマノ「あれは喧嘩だったのか……譲れないものというのはどこに潜んでいるか分かったものではないな……」 キャンディー食べているのを見てちょっとほっこりしているが表情の変化は無。美味しいものを食べたまえ……。 (76) 2021/10/16(Sat) 20:46:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「というかその口振りだと、その、居るんだな?すでに、その類の看守は。腹が立ってきたな、私が有給を無くしてボーナスを無くしてる一方でその看守はどちらも貰ったりするのか?絶対許さん、お前無礼講が終わったら即報告しろよ絶対だぞ、記録用紙を渡すので即記入し即出せ、 即だ 、でなければそいつに休日が来る、アッ絶対許せない絶対辞めさせてやる」ギリィ……と歯軋りをしてフォークを握った。強化措置を受けている握力がフォークの柄を拳の形に歪める。悔しい……私はちゃんと働いてきたのに……許せない……肉体の強化措置を普段は十全に扱わない男が思わず披露するぐらいキレていた。正義感が強いに違いないなあ。 「…………2度も。2度も呼んだな。貴様も許さん。 友と呼んでやる。 ふん、…………ザマを見ろ」怒り冷めやらぬままあなたを睨みつけた。 ……怒りが沸くぶん、没交渉よりは『近い』のだと、誰よりも己が知っている。だからこそ、……気に入らなさはあるが。それがそういうものならば、そう。そう呼ぶべきなのだろう。相手にどう思われているのかなど、知ったことではないくらいに、無理矢理にでも。 (-289) 2021/10/16(Sat) 20:53:52 |
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