【人】 IX『隠者』 アリア―― 回想:初対面、あるいは再会 [ 私が『魔術師』ことシンに迎えられたように、 未だ洋館に保護されていない証持ちを、 同じ証持ちが迎えに行くということは度々ある。 とはいえ原典からしてあの有様。 私にはまず縁がないことだろう… と、どこか他人事に思っていたのだけれど。 ] …… 『節制』の子、が [ わざわざ私へ指令が下った時、 その名に触れた、それだけで それは私でなければならないと燃える何かがあった。 ] (253) 2022/12/12(Mon) 1:57:36 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 怖かった。 (あの子は僕よりも死を選んだ) 会いたかった。 (それでも僕はあの子が大切だった) もしかしたら、幸せに暮らしているかもしれない。 迎えなど余計なお世話だと拒まれるかもしれない。 (また選ばれなかったらと思うと、耐えられない) …… それでも結局はただ肯いていた。 何が待っていたとしても。 それは自分がやるのだ、他の何かになどあげないのだと、 きっと魂が叫んでいるって、ああいう状態のことだった ] (254) 2022/12/12(Mon) 1:57:47 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ どこから情報が伝わったのかは私には知れない。 ただ、あの子が――『節制』の子がいるという その村は南西地域の高山地帯にあるのだという。 もしそう遠くない地域の出だと私が知っていれば、 高山地帯を往く上での心構えみたいなものについて シャル――『女帝』の彼女に教えを請うたかもしれない。 その時季節が何色をしていたとしても、 右上腕の痣は衣服か外套で隠して。 貸し出してもらった政府職員然とした服に身を包んで。 ] ―― 失礼。 私は「洋館」…… 政府より参りました。 こちらの村に『証持ち』がいると伺ったのですが、 間違いありませんか? [ 目についた村人に声を掛ける。 たった一言、それだけで、瞬く間に大事になっていって ―― 少なくとも余計なお世話と恐れるのは杞憂だった それをすぐに理解することになる。たぶん、悪い意味で。 ] (255) 2022/12/12(Mon) 1:58:18 |
【人】 IX『隠者』 アリア [ 文字で知る顛末。暴走と制裁。 それらはどこを、何を源泉としたのだろう? 私は一目で全てを理解した。 この魂が、一瞬で燃やした感情の焔。 それを集約するならば、 ] (256) 2022/12/12(Mon) 1:59:13 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 酷い有様だなと思ったのは彼女そのものに対してというより 取り巻く環境を含めた全てに対してであった。 わざわざ詳細は語らないし、あくまで私の感想に過ぎない。 証持ちを引き取る洋館の存在は、 村そのものに伝わっていなかったのか、あるいは。 怯えた様子の少女は初耳という顔をしたのだから、 その時点でこの訪問は私にとっては正解になった。 ] …… 僭越ですが。 一言でも、 当人の意見に耳を傾けることはできないんですか。 決めるのは彼女であってあなたがたではありません。 率直に申し上げると―― 邪魔です。 [ 不機嫌を隠さない表情がひどく珍しいことを、 その場にいる誰も知るわけがない。 けれど彼女を怯えさせたいわけでは無論ないから、 丁寧にしまって、改めて向き直る。 ] (258) 2022/12/12(Mon) 2:00:26 |
【人】 IX『隠者』 アリア結論を急かしてしまってごめんなさい。 いまお話したように、 この国にはあなたのような「証持ち」が 暮らすために用意されている場所があります。 …… お気付きかもしれませんが、私もそのひとりです。 あなたが望むなら、 今後そこで暮らしていくことができる。 たとえ今すぐは難しいと思ったとしても いつでも、洋館に来ることは、できる。 これはあなたに与えられた選択肢。 あなたが、決めていいことなんです。 [ 私には雑音にすら聞こえる外野の声を この子はすべて気にして、 自分自身を見失ってしまうんじゃないか。なんて、 それこそ「余計なお世話」なのかもしれなかった。 *] (260) 2022/12/12(Mon) 2:01:35 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 洋館に来てからも、シトラは度々悪夢に魘される。>>132 そこに添えられる力があってよかったと心底思う。 一緒に過ごしている時間は短くはない、だろう。 やっぱり誰と過ごすよりも心は安らかであるし、 何に代えても優先するべきものと、私は思っているから。 ] できなくてもいい。 失敗したっていい。 大丈夫。 少なくとも、私はそう思ってる。 シトラがやってみたいと思うこと。 シトラがしたいことをするのが、一番だから [ 迷える時も、どんな時も、 時に涙落ちる時あっても、私はその涙ごと抱きしめよう。 辛いことも楽しいことも、 できるならその全てを共にしたい。 必要以上に躊躇ってしまう時、 ほんの少し勇気をあげられるような存在でありたい。 ] (261) 2022/12/12(Mon) 2:02:16 |
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。 (a46) 2022/12/12(Mon) 2:07:29 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* あの子はいないのにどうして皆のうのうと生きているのか 箱庭隠者はそういうやつなので、 チップがグリーンアイなのが奇跡ですね(今日気付いた) 緑の目の怪物…… どうして1日は24hしかなくて わたしは明日から6連勤なんだ???(絶望顔) (-58) 2022/12/12(Mon) 2:15:44 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* (備忘録) 随分と身勝手な神様だと思った。 少し昔のことを思い出した。 珍しく真剣な眼差し。明かされた夢の一欠片。 『22人が揃っても世界は滅びなかった』 多くの人は見たいものを見て、そこに救いを求める。 されど──もし、それが事実として存在したら。 それは少なくない人を説得し得る のかもしれない。 (独り言) たいへん今更になってしまいましたが、 軽い気持ちで話しかけたら出来上がった超多角地帯を きれいにまとめていただきまして チェレスタさんのナイスパスに頭が上がりません 本当に本当にありがとうございます あと、ついに揃ったな…ということで シャルレーヌさまは崇められるの本当は嫌そうだけど、 わたしは推しに聖女の概念ぶん投げたほしねPを崇めます なるほど なるほどなーーー!!! (-73) 2022/12/12(Mon) 19:00:22 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* 悪魔さんとクリスタベルさんの関係が好きすぎます ほしねP ほしねPとPLのおふたり こんなに素敵なものをこの世に生み出してくださり 誠にありがとうございます 洋館の片隅から拝みます この世にはすごいRPをされる方がこんなにたくさん…… すごいや… (-80) 2022/12/12(Mon) 21:06:45 |
【人】 IX『隠者』 アリア―― 回想:二人で一人、一人で二人 [ 「薬師」のアリアを求めるのであれば、 余程のことがない限り、それを拒むことはない。 この魂がそういう性質なのだろう、 頼られることは、素直に嬉しいと感じる。 それがあの子ならもっと嬉しい、というだけ。 故、そのひとが私室を訪れた時も>>229 当たり前のように耳を傾けたことだろう。 ] もちろん。 むしろ、私が出来ることなど それくらいしかありませんですから。 あなたがたがどのような症状でお困りか、 まずは詳しくお聞きしてもいいですか。 [ 「二人でひとつの双子の兄妹」>>27 その自己紹介は私も違いなく耳にしたものである。 確かに、人によって反応は様々なのだろう。 私も後から来た住人のそれを多少なり目にしたはずだ。 けれども私自身がどうだったかといえば―― きっと、その予感に違わないものだった。 ] (385) 2022/12/12(Mon) 22:25:52 |
【人】 IX『隠者』 アリア鎮痛剤は――いえ、 鎮痛剤に限らず全般に言える話ですが 常用していると身体が耐性を得て、 効きが悪くなっていく傾向にあります。 そうなった時は処方を変えるので、 気が付いた時に教えてくださいね。 勝手に量を増やすとかはだめですよ? それは底なし沼の入り口なので [ 実のところ無償労働でも文句は言わないのだが、 報酬を用意されるならそれはありがたく頂こう。 手放せないのなら、それだけ交流は続くだろう。 そのうちに、薬師とその常連、の範疇から 少し近付くことも、ともすればあったのかもしれない。 ……というのは、クリスタベル次第。 *] (386) 2022/12/12(Mon) 22:27:28 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* 書かねばと玄関組を読み書きしていますが シトラちゃんがかわいくて死にます。助けて。 あまり軽率に灰生やさない方がいいの知ってるけど許して。 この魂わりとフットワーク軽くあちこち行きそうなんですが PLのスペックの方が追いついてねえんだどうして。 >>224 指先に傷? 薬押し付けたろか!!??(?) (-91) 2022/12/12(Mon) 23:08:10 |
【人】 IX『隠者』 アリア―― 現在:玄関前 [ 笑みを浮かべる彼女の、逡巡するように空く間>>215 もしかすれば初めてではなかったのかもしれない。>>373 ]であれば、それでもつい言い出してしまうこの性分は、 チェレスタを何度か困らせてきたのかもしれない。 同族との関わりが増えれば、想起する感情も増え。 私はこの魂の性質に薄々勘付いてきているけれど、 つまるところいささか過保護な節がある。ごめんね。 ―― シトラ? [ その間に二階から降ってくるヒナギクの声。>>147 政府の広告塔も務める華やかさが降りてくるより先、 現れたその姿に思わず意識が向く。>>135 彼女が元は私を探していたと知れば>>132 謝り倒すところだけれど、それはきっとこの後のこと。 彼女が紡ごうとする言葉を聞き届けるように、>>136>>137 今は少しばかり、見守る表情をして。 ヒナギクも降りてくれば、そう、確かに、 ちょっと人手がありすぎるくらいになっていた。>>148 ] (426) 2022/12/13(Tue) 0:17:12 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ そもそも、一人で持って行けているのだから 本質的には一人で持ち帰れる範疇なのだ。 よほど帰りに手土産が増えているとかでなければ。 ] そうですか。 それはそれで大任ですね。 場所は食堂で良いですか? [ であるから、要らないと断られたところで>>216 私はそこまで気にしない。 代わりに任ぜられたミッションもあることだし>>217 そもそも私の本命であった歌の練習については より好ましい方向へ話が転がってくれていたし。 ] もちろん。 ついでに、一緒に歌も見てもらえると心強いです。 [ 混ざっても良い?というヒナギクの問いには>>375 頷きつつ、ちゃっかり彼女にも教授を仰いだ。 ] (427) 2022/12/13(Tue) 0:17:48 |
【人】 IX『隠者』 アリアでは、私たちは先に行ってます。 準備もすぐに終わるわけではないですし、 チェレスタも、ゆっくり来てくださいね。 [ わざわざ急ぐことはない、 自分のペースで構わない、そんな意図だけれど 果たしてチェレスタには伝わったか否か。 何にせよそのあたりで、 食堂か他のどこかかに向かうこととするだろう *] (428) 2022/12/13(Tue) 0:18:24 |
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。 (a68) 2022/12/13(Tue) 1:25:35 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* ほ……ほしねP……??? いやいや気のせいかもしれな……ほしねP……????? ってなってます(魔術師さんの話) わりと真面目に考えると間接縁故の迎えを こうもしっかりと組み込んで持ってくるというのは 元からそういう算段を組んでいたPみがわりと高い。 これでPじゃなかったらすみません。 どっちにしてもすげーもの飛んできたーー!! って わたしは今とても謎テンションになってます。 ありがとうございます。 そうなんですよね、 ここの迎えは直接縁故じゃないんだよなって そうは思っていたんですよね…… いうて女教皇さんが迎えに来るのは適切ではないし 自然といえば自然いや自然じゃねえよ他人でもいいじゃん(?) (-102) 2022/12/13(Tue) 1:35:46 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* 箱庭隠者はもともとは面倒見良すぎるくらいで 弱ってる存在とかいれば手を伸ばすようなやつで その中で節制さんのことは特別大切にしていた たぶん女教皇さんには正負入り乱れた感情がある キュリアに対してはなんというか 彼女のために近寄らない方が良いとアリアが判断してる。 隠者は自分を理解してくれなかったことを恨んでるけど その決断の正当性は理解していたりする。 僕は僕の君は君のなすべきことをした。それだけだよ。 頼られれば嬉しい、無償労働でも文句は言わない、 ちょっとお節介な一面があるとかは前世由来。 狂ってなければ善性の存在。 狂ってても善意の凶行…ではない。あれは無理心中です。 たぶんエーリクの指先の傷を見つけたら 薬押し付ける強引さを見せるけどそれも前世の性質。 結構な理論武装すると思うけどそっちはアリアの性格。 わたしはタイミングを見計らっています(お大事に…) アリア自身の性質はわりと凪。たまに無情。 (何事も「そういうもんだよね」と思ってるふしがある) 凪いだ水面というクリスタベルさんのお言葉が 最高に褒め言葉でございますありがとうございます。 寝なさい。 (-105) 2022/12/13(Tue) 1:53:18 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* クリスタベルさんと悪魔さんの関係本当に素敵すぎる 幸せに…なってほしい………(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) (-111) 2022/12/13(Tue) 5:42:22 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* ところで、forceは力ですがfalseは間違いや偽物ですよね 彼はどこまで織り込み済みなのでしょうね(じっ) カルクの紅茶を好んで飲む話と>>25 タナトスの温室の隅っこ借りてる話>>391 自分でやるとなんか薬っぽくなる。不本意ながら。 (-116) 2022/12/13(Tue) 10:29:59 |
【独】 IX『隠者』 アリア/* ミラクル大多角地帯のおかげで なんかなんとなく人といっぱい絡めた気がしてる… アリアはほとんど会話してないわよ……(我に返る) もっともっと投げっぱなしジャーマンしていきたい (-117) 2022/12/13(Tue) 10:39:19 |
【人】 IX『隠者』 アリア―― 現在:食堂 [ チェレスタとヒナギクに一時の別れを告げ、 シトラと共に先に食堂へ向かう。 そこに先客はいただろうか? いたのであれば挨拶を交わしつつ、 勝手知ったるその場で目的のものを探した。 ] ―― あった。カルクのスペシャルブレンド [ 共用のものが置いてある場所か、 あるいは私が個人的に使っている置き場か。 (あると思うんだよね、それぞれになんかそういうの) 取り出したそれはふわりと微かに良い香りを漂わせた ] (632) 2022/12/13(Tue) 22:16:11 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ カルク――『教皇』の彼は、 新顔の証持ちにはまず一度声を掛けているらしい>>119 無論、私も例に漏れず。 「どう、ですか? ええと… ここは賑やかですね。 あまり慣れてないものですから、 正直なところ少し戸惑っていますが …… 居心地は悪くありません」 新しい環境に気遣われた時は、たしかそう答えた。 森とは違ってここには人が多い。 それは私には新鮮で、けれど悪い気はしなかった。 心配は要らないとすぐに伝わっただろうけど、 最初の一年は祈祷室にもよく足を運んだ。 特別用事があったわけではなく、 単に、彼の用意する紅茶の数々が私は好きだった。>>25 シトラとユグが来て、祈祷室で過ごす数こそ減ったけれど こうして、彼のブレンドした茶葉はたびたび頂いている。 自分でできないこともないのだけれど、 自分でやると… 不本意ながら、どこか薬っぽくなるので… ] (633) 2022/12/13(Tue) 22:16:30 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 閑話休題。 目当ての茶葉を見つけた私は、それを手にシトラを見る。 この四年の間に彼女が挑戦してみようと思ったことに 「紅茶を淹れる」があったなら、 私は今だってこれをシトラに任せようと思うだろう。 ] お茶を淹れるならお菓子も必要だよね シトラ、ちょうどお菓子を作った残りが…とか あったりしない? [ って、ほんの少し冗談めいた笑みを浮かべ。 もしかしたら彼女が作った焼き菓子とか>>587 ちょうどよく残っていたりするのかもしれない。 そう思ったのは事実だけど、ダメ元というやつだ。 なければないで、 「じゃあ売店に何かないか見てみよっか」となるだけ。 さて、実際のところはどうだろう? *] (634) 2022/12/13(Tue) 22:16:48 |
(a95) 2022/12/13(Tue) 22:22:25 |
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