栄枯 プリシラ(匿名)は、メモを貼った。 2024/02/12(Mon) 4:39:55 |
【墓】 栄枯 プリシラ「きっとなんでもできるわ 女の子 すてきな魔法が 花ひらく あまい夢をみせて 目も心も奪っちゃえ」 広場の中心で楽し気に、子どもっぽい唄を口遊む。 野次馬を遠ざけるため幻惑作用のある花の香を漂わせ、 蔦でこっそり帰す魔法を編み、それらを痣の無い人だけに。 一日頑張ってそこそこの庭を緑で一杯にする、 魔女の力を最大限に生かした舞台作りだ。 「ミラクルプリシラフラワリラ! かわいい花の魔女、プリシラにな〜れ!」 くるりと翻って決めポーズ。 それはひとつの呪文。自分の中のギャップを埋めて、 夢を全力で楽しむ、まるで自己暗示じみたような。 「……な〜んてっ! 本当に、なんでもできたらよかったのにね」 そして、これから生きる現実には必要ないもの。 飽いた子供のように腰を椅子の上に投げ出す。 #パーティ会場 (+2) 2024/02/12(Mon) 6:16:20 |
【墓】 栄枯 プリシラ「もう、好きな人の心を手に入れられるわ。 色んな病気を和らげるための素を育てられるし。 ふわふわ飛んでいくことだって簡単なのよ!」 出来ることを指折り数えて、 昔から積んできた時間の一つ一つを振り返る。 「でも、それでも──魔法の世界からは出られないのね」 あーあ。なんて。やはり割り切れないことは多い。 まだまだ叶えたい夢はあったのだ。 それらを捨て去るにももう少しだけ時間が必要だった。 「魔法の国に帰って行ったあの子も…… もしかしたら、そうだったのかしら?ふふっ」 自分が魔女を名乗りたいと思った切欠の相手に想いを馳せる。 彼女もまた、幾つもの挫折を経験したのだろうか。 踊り、歌い、独り言。一人遊びの手段は豊富である。 #パーティ会場 (+3) 2024/02/12(Mon) 6:16:46 |
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