会社員 シロウは、メモを貼った。 (a2) 2021/03/15(Mon) 11:47:44 |
【人】 会社員 シロウ──過去の話 [僕はパートナーだと思っていた。 疑ってさえいなかった。 だけどバーのママが言うように、はたから見れば そうじゃないのは一目瞭然だったのだろう。 良かったのに、僕はそれでも。 身も、心も、全て支配されたい、そんな 本能のどうしようもない疼きを埋めてもらうには、 縋るしかなかったから。] (61) 2021/03/15(Mon) 18:36:22 |
【人】 会社員 シロウ[例えばそこにあると信じていた愛が、 ただの幻想だったとしても。 碌なフォローもケアもない、ただ欲望の塊を ぶつけるための吐口だったとしても。 僕は、それでも良かったんだ。 眉を顰められるような行為も、 身体に残る傷痕も、 一歩間違えれば警察沙汰になるようなことさえ。] (62) 2021/03/15(Mon) 18:37:19 |
【人】 会社員 シロウ愛して、た、と 思ってんだけどな。 [日が経つにつれ身体の傷は薄くなるのに、 震えるような孤独に襲われて 拘束されてなどいないのに、 ずっと息苦しさが付き纏うようで。] (63) 2021/03/15(Mon) 18:38:23 |
【人】 会社員 シロウ──現在 The Lapis ロビー [バッグを持ち直して歩き出し、さてまだ少し 時間があるのかな、と何気なくあたりを 見渡した視線が、つ、と止まる。 ラグジュアリーな空間に、やや似つかわしくない 黒のライダースジャケット。 同じ色のジーンズの下、鮮やかな 黄色のスニーカーには可愛らしいスマイリーが 完璧な笑顔を見せていて。] (64) 2021/03/15(Mon) 18:39:23 |
【人】 会社員 シロウ[この人も、マッチングした相手を 待っているのだろうか。 ……綺麗だな、と思った。 長い足に思わず見惚れて視線を落とせば 眩しく笑うスマイリーと目が合って、] すみません、いいスニーカーだな、と思って。 [もし迷惑でなければ、そう話しかけようか。 チェックインまではどうしたって落ち着かないから 話ができる人がいるのはありがたいな、なんて 考えながら。]** (66) 2021/03/15(Mon) 18:42:40 |
【秘】 会社員 シロウ → 主催者 村岡 薊to.主催者 様 お名前(仮名・ハンドルネーム可): シロウ 性別: 男(ゲイです) 連絡先: (携帯番号とメールアドレスが記載されている) 願望: 身も心も支配してくれる方を探しています 当方マゾヒストです お相手が万が一見つかった場合、早く使い切りたいお金があるため、可能でしたらランクの高い部屋を希望します どうぞよろしくお願いします (-10) 2021/03/15(Mon) 23:32:48 |
【秘】 DOM サクライ → 会社員 シロウ [そりゃあ、俺に聞けるはずがない。 「あなたも実は、ゲイですか?」とか 「俺、今日こそ理想の人に出会えるかもと思って」とか。 言えないからこそ、マイノリティなんだ。 こんな場所であっても、それは変わらない。]* (-14) 2021/03/16(Tue) 3:10:10 |
【人】 会社員 シロウカメラマン。 素敵なお仕事ですね。 [小学生みたいな感想が口をついて出た。 社交辞令でもお世辞でもなんでもないから、 隠しきれない羨望の眼差しで彼を見て、 どんなものを撮影されるんですか、なんて 聞きながら促されるまま、隣のソファに 腰を下ろす。 滑らかな肌触りと心地良く身体を包み込むソファ。 高級感と質の良さを感じた。] (140) 2021/03/16(Tue) 11:16:56 |
【人】 会社員 シロウ─── あ、ありがとうございます。 いつもは汚れているんですけど、 昨日慌てて磨いたんです。 [靴を褒められてへへ、と笑う。 彼が、身体を動かした。 僅かに詰められた距離に、揺らぐ風。 煙草のような燻る香りが微かに鼻腔を撫でて また、とん、と胸が鳴く。] (141) 2021/03/16(Tue) 11:17:50 |
【秘】 会社員 シロウ → DOM サクライ良い靴は良い出会いを連れて来る、と、 昔読んだ少女漫画に書いていたから、 御伽噺のように期待して、縋って、 磨いたんです [なんて、言えないけれど。] (-17) 2021/03/16(Tue) 11:19:20 |
【人】 会社員 シロウ─── ああ、そう、なんですかね。 僕は初めてなので、よくわからなくて。 [名乗ることを躊躇って苦笑する顔に 僕も同じように笑って。 でも、] 僕は、榊です。 [と、伝えた。 その人の不思議な魅力に惹かれて、 本名を名乗ることすら躊躇わなかった、なんて。] (142) 2021/03/16(Tue) 11:20:56 |
【人】 会社員 シロウ呼ばれた、というか…… 願望を叶えてくれる、とメールを貰えたので。 でもなんだか半信半疑で、 さっきから落ち着かなくて、 何度もメールを確認してます。 [そう口にして照れたように髪に触れた。 可笑しそうに笑う彼をそっと、窺い見て。] サクライさんも、呼ばれた、んですか? [と彼のセリフを借りて重ねよう。 彼が同意してくれるなら、] 貴方のような魅力的な方にマッチングされた人 羨ましい限りです。 [ふ、と笑んで。]* (144) 2021/03/16(Tue) 11:24:02 |
【秘】 主催者 村岡 薊 → 会社員 シロウDear シロウ 様 ランクの高いお部屋、確保いたしましょう。 どのくらい使い切りたいのか分からないけれど 50〜100万くらいでよかったかしら? もっと希望があれば教えて頂戴。 希望金額の分素敵なお部屋をお約束するわ。 (-29) 2021/03/16(Tue) 15:40:20 |
【秘】 会社員 シロウ → 主催者 村岡 薊to.主催者 様 早々のご配慮と返信に感謝します。 仰る通りの金額であれば問題ありません。 マッチングして頂いたお相手様のご希望が ありましたらそちらを優先して頂くよう、 重ねてお願い申し上げます。 可能でしたら、部屋番号、部屋の詳細など お知らせ頂けましたら幸いです。 部屋の詳細に関しましては、お相手様にも 伝えて頂いているのでしょうか。 いずれにしても、多大なご配慮に 感謝申し上げます。 (-30) 2021/03/16(Tue) 15:52:42 |
【秘】 主催者 村岡 薊 → 会社員 シロウDear シロウ 様 それでは、とても素敵なお部屋を。 このホテルに一部屋のスイートをお使いくださいな。 広くて、どうしていいのか分からなくなるかも。 100で話をつけておきましょう。 残りは私の気まぐれに参加していただいてる お礼と言うことに。お部屋は、1101。 このフロアには1107とふたつしかないから 間違えてはいけなくてよ。 詳細はお部屋のURLを送っておくから、 イメージを膨らませて頂戴。 貴方が望めば、事前にお知らせするわ。 でも基本的にはサプライズということで 教えないようにしているの。 それでは、ね。 URL: https://www.ritzcarlton.com...#fndtn-写真 (-38) 2021/03/16(Tue) 16:37:44 |
【秘】 主催者 村岡 薊 → 会社員 シロウDear シロウ 様 言い忘れをしてしまったけれど、 こちらのお部屋翌日16時まで ご利用可能だから、ごゆっくり。 それでは、当日をお楽しみになさって。 (-43) 2021/03/16(Tue) 17:53:59 |
【秘】 DOM サクライ → 会社員 シロウ [少女漫画の言葉を信じて 「良い出会い」のためにいい靴を履いていると知れば、 そうしてマッチングしたのが俺だと知れば、 俺はきっと、笑ってしまう。 いや、そんな漫画の言葉を信じるからさ、と 彼の不運を慰めたくなるかもしれない。 なんたって、俺はそんなに「いい人」じゃない。] (-47) 2021/03/16(Tue) 19:49:01 |
【人】 会社員 シロウ[移りゆくものの、最高に綺麗な瞬間>>176 選び取る言葉の一つ一つに艶があるなぁと思う。 大人の、色香、のような。 と思えば綻ぶ表情は無邪気な少年のようで。 語られる出来事についつい引き込まれて、 身体を少し捩って彼の方を向くように動かした。 青く染まるネモフィラの丘、いちめんのなのはな。 サクライさんの口調は軽やかで、 風景がありありと浮かぶ。 野良子猫に懐かれて、なんと頭の上に のっけたまま撮影をした、と話してくれれば 失礼ながら吹き出して。 まさか頭に乗せられるとは子猫もさぞかし 驚いただろう、それとも意外に座り心地は よかっただろうか。] (205) 2021/03/16(Tue) 22:47:30 |
【人】 会社員 シロウネコって、嫌いな人には絶対 懐きませんもん。 サクライさんがいい人なの、 きっと透けていたんでしょうね。 [くすくす笑ってそう言って。 ファインダー越しに見る世界は、どんなふうに この人の瞳に写るのだろう。 きっと温かみのある写真なんだろうな、と 軽く握った拳を顎の下に添えた。] (206) 2021/03/16(Tue) 22:48:34 |
【人】 会社員 シロウ[また、靴のことを暖かく褒めてくれて、 瞬きをひとつ。 褒め上手な人だな、と嬉しくなる。] え、そう、ですか? あー、ありがとうございます。 でも、共に戦場で過ごして、 落ちない汚れや傷がついた靴のほうが 僕には魅力的に見えます。>>177 それこそ大切にされているな、って。 [サクライさんの足元の黄色に視線を落とす。 点と線だけで完璧に笑うスマイリーは なんだか自慢げに見えた。 自分と同じように彼もこのような場所が初めて だと聞けば、安心したように肩の力が抜ける。 サクライさんがソファに凭れた。 座面が音もなく沈んで、僕の身体も 引かれるように僅かだけ、距離がまた縮まった。] (207) 2021/03/16(Tue) 22:52:08 |
【人】 会社員 シロウ[サクライさんの指が唇に触れるのが見えた。>>178 ああ煙草かな、なんて推察する。 生憎ロビーは禁煙のよう。 煙草を吸う姿が見られないのは残念だと思った。] ……そうなんですか。 1晩で理想の恋人に出会える確率は、 0.00034%だそうですから、 なかなか大変なのかもしれませんね。 [随分方々手を尽くしても、と言う言葉が やけに耳に残る。 乙女チックな確率論を口にして、 こちらを見るサクライさんと視線を合わせた。 その瞳は、こちらを見ているようで、 僕を通り越してどこかを見ているような気もする。>>178 浮かぶ笑顔は、どこか誤魔化すような 憂いが共存している風で、 形の良い唇を指が伝う様子にまた ぞく、と背中が毛羽だった。] (208) 2021/03/16(Tue) 22:56:12 |
【人】 会社員 シロウ[崩れるように撓む目元。 きっとお相手も喜ばれますよ、なんて 返したのは紛れもなく本心。 喫煙のために席を立つことを わざわざきちんと断ってくれるサクライさんに こちらも腰を浮かせながら、] もちろんです。 お相手して頂いてありがとうございました。 緊張でガチガチだったので、 お話してくださって嬉しかった。 (209) 2021/03/16(Tue) 22:58:04 |
【人】 会社員 シロウ─── 良い一日になりますように。 [両足を揃えて立ち、頭を下げた。 彼も立ち上がっていたならその長身と すらりと伸びた足に感嘆のため息を 人知れず零して、背中を見送ろうか。]** (211) 2021/03/16(Tue) 22:59:01 |
【独】 会社員 シロウ/* あぁぁぁぁすごい はーーーーすごい(崩壊した語彙力 若かりしサクライさんが可愛くて 榛原さんも雰囲気があって もうなんでこんな風に表現できるんだろうやっぱり神である (-81) 2021/03/17(Wed) 6:37:14 |
【人】 会社員 シロウ[去り際にサクライさんがくれた、 願いが叶いますように、という言葉がいつまでも 頭の中で心地よく漂っている。 サクライさんの願いはどんなものなのだろう。 あの人の隣に立つのは、美人でスレンダーで スタイルの良い女の人しか浮かばないんだけど、 とそんな下世話なことを思いながら、 踏み出される歩幅に(当たり前だけど)一分の 乱れもなく寄り添ってついていく スマイリーを目で追って。 そうしてゆっくりと踵を返した。] (279) 2021/03/17(Wed) 10:58:49 |
【人】 会社員 シロウ[僕の願い。 サクライさんに必要とされている 黄色のスマイリーに嫉妬に似た感情が ゆらりと首を擡げる。 あんな風に、誰かに必要とされたい。 身も心も支配されて、呼吸や拍動さえ 捧げることも厭わないと思えるような、 そんな人に。] (280) 2021/03/17(Wed) 11:00:07 |
【人】 会社員 シロウ[エレベーターに乗り込んで11、の数字に 人差し指で触れる。 音もなく、振動さえ感じない小さな箱は、 表示されている数字の移り変わりを 目で追わないと上がっているのか 下がっているのかわからない。 息苦しいな、と咳払いを無理矢理出した。 最上階には、部屋はふたつしか無いらしい。 豪華だなぁ、と、自分で選んでおいて そんなことを思う。 1101。 カードキーを翳して、足を止める。 肺の中の空気を全部吐き出してから、 静かに室内へ足を踏みいれた。] (281) 2021/03/17(Wed) 11:01:52 |
【人】 会社員 シロウ[……こんにちは、と声を掛けてみるけれど、 返事はないよう。 まだ、来られてないのかなとそっと歩を進め、] ─── なんじゃこりゃぁぁ! [馬鹿みたいな声が出た。 あんぐりあいた口から、ぐえぇ、と 踏み潰された蛙のような音も漏れた。] (282) 2021/03/17(Wed) 11:03:15 |
【人】 会社員 シロウひ、っろ…… [いや確かに主催者から届いたメールにもURLは 添付されていて、画像も見た。 けれど実際足を踏み入れるとその豪華さと広さに 目を見張るばかり。 リビング、ダイニング、パントリーまである。 大きな窓際にはパノラマビューを一望するための 小さなテーブルとソファ。 当たり前のようにバスルームは大理石でジャグジーで。] ……ダイニング、これ椅子こんないる…? [恐る恐る室内を探索して、広すぎて どうしていいかわからない、という結論に至る。 とりあえずジャケットをハンガーにかけて、 バッグを無造作に置いたらやることもなくなって、 結局ソファの端にあるオットマンに ちまっと腰を下ろした。] (283) 2021/03/17(Wed) 11:04:59 |
【人】 会社員 シロウま、いいか、僕のお金じゃないし。 [とっとと使い切りたいお金のこと、 支払いを済ませてもまだ少し残るなぁと、 清潔なリネンに視線を落として呟けば 歪んだ笑いが口元に浮かんだ。] (284) 2021/03/17(Wed) 11:05:53 |
【人】 会社員 シロウ[─────ところでサディストと一言で言っても その中身はさまざまで。 先日まで付き合っていたパートナーはまさに、 サディスト、で人が思い浮かべるそのままの イメージが服を着たような人だった。 征服欲が凄まじくて、欲望をぶつけ ただ屈服させるのが趣味。 それで家に帰れば、奥さんと子供が二人もいて、 会社では立場のあるポジションで、 良き上司、良き夫、良きパパだったと いうのだから笑えない。 人としてどうかしているとは思うけれど、 そんな男を愛して、あまつさえ愛されていると 信じていた自分もたいがいどうかしている。] (285) 2021/03/17(Wed) 11:07:00 |
【人】 会社員 シロウ[手切金、体よく言えば口止め料の意味も あるのだろう、かなりの金額を渡された、 いや無理矢理押し付けられて、 ─── 初めて、汚い、と思った。 あの人のことも、福沢諭吉の顔も。 いやまぁ福沢諭吉に罪はないのだけれど。 散々もっと汚いこともして、されて、 その時は汚いと思うどころか 幸せだとさえ思ったというのに。 とにかく一刻も早く使い切って、 僕の視界から消したかった。 そのためのスイート。 だだっ広い空間。 塵ひとつない室内に、きっともっとも ふさわしくない自分が、今はひとり。 さっきのエレベーターより、息苦しい。 ちらりと、時計に目を向けた。]* (286) 2021/03/17(Wed) 11:08:14 |
会社員 シロウは、メモを貼った。 (a19) 2021/03/17(Wed) 11:35:17 |
【人】 会社員 シロウ[こんな非日常の空間に身を置いて尚、 あの人のことを思い出すなんて 全く救いようがない、と、掌に額を預けて 目を閉じていた。 ぼんやりしていたのだと思う。 だからカードキーが解除される音にも、 ドアがかちゃりと鳴る音にも気づいてなくて。] (299) 2021/03/17(Wed) 19:23:30 |
【人】 会社員 シロウ[得体の知れない恐怖に鳩尾まで痛いほど 心臓が暴れ回る。 竦めた首を亀のようにそおっと伸ばして 様子を窺うと、両手で口元を覆って コントみたいなセリフを発する背の高い男性が、 そこに、居て、 ] ──────、さ、 [一度見たらきっと忘れない、 眩しく笑う黄色のスマイリー。 まさか、そんな、ちょ、え、 細切れの単語が幾つも弾幕のように 頭を駆け抜けて、どうにか捕まえたその人の名前を 紡ごうとしたけれど、言えたのは一文字だけ。 鼻歌というには少々ボリュームの調整に難がある、 はっきり言えば熱唱レベルの歌声が その場に流れ出したから>>293。] (301) 2021/03/17(Wed) 19:26:42 |
【人】 会社員 シロウ[どどどどうしよう、と焦りながら、 ともかく声を出さないように、両手でがしっと 口を抑えた。] 『生きている人間で最高の存在よ 誰にも負けない存在なんだ』 [あぁぁもう歌詞まではっきりわかります いい曲ですよねほんとに最高の存在ですね、 とモノマネ番組のご本人登場スペシャルの如く 立ち上がればいいのか、 あっ、それともいっそハモる??] (303) 2021/03/17(Wed) 19:29:13 |
【人】 会社員 シロウ[けれどカウンターの下に消えていった サクライさんの、今度こそ 蚊の鳴くような声が>>295耳に届いて、 僕はそこでもう耐えきれなくなった。] ─── さ、サクライ、さん、あ、の、 なんか、ごめん、なさい、ぜんぜん、 気づいてな、くて、 [笑いを噛み殺すたびに、ひゅ、と喉が鳴る。 手を離してようやく立ち上がった。 気まずいのはわかるし、笑っては申し訳ないと 思うからなんとか笑いを抑え込んで、 そっとカウンターの方へ足を動かした。 耳まで赤く染まるサクライさんを見つけたら、 改めて、こんにちは、と伝えよう、と思って。] (305) 2021/03/17(Wed) 19:33:12 |
【人】 会社員 シロウあ、の。 ───、びっくり、しました。 まさか、サクライさんだなんて。 [ へへ、と笑う。 どんな顔をするのが妥当なのか、 色々ありすぎてちっともわからなかった。]* (306) 2021/03/17(Wed) 19:33:58 |
【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウ[別に、自信が無いわけじゃない。 ただ、性の快楽の如何を超えて 相手を不快にさせていないか不安だっただけ。 本気で嫌がることはしたくない。 大事に大事に扱いたい。 俺の、俺だけの、大事なパートナーとして。] (-132) 2021/03/17(Wed) 22:07:52 |
【人】 会社員 シロウ[吸い寄せられる。 目が、離せない。] ……僕も、です。 ロビーでお会いした時から、 素敵だなと思っていたから。 [彼の手がそっと伸びて、甲が頬に触れる。 ぴく、と身体が反応して微かに跳ねた。 ゆっくり瞼を伏せて、撫でてくれる間 目を閉じていた。 喰みたいな、と思った。] (350) 2021/03/17(Wed) 23:21:32 |
【人】 会社員 シロウ[サクライさんの瞳を覗き込む。 ほわ、と視線が熱を持ち、早鐘を撃ち始める 心臓の音に気付いて慌ててグラスを口に運ぶ。 どんな方が来るかはわからなかったけれど、 念のため食事も水分も控えていたから、 喉を走って胃に落ちる水は、 乾いた身体に沁みた。] ……僕は、サクライさんでよかった、 と思ってます。 サクライさんは、僕でいいのかな。 [全身を品定めするように這う視線に、 体が熱くなるのがわかる。 こくん、と喉を鳴らして唾液を飲み込んだ。] (352) 2021/03/17(Wed) 23:24:07 |
【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ[僕は自信はなかった。 相手に不快な思いをさせたりしないか、 不安もあった。 だけど本能が笑う。 この人の望むことはなんだって応えたい、と。 あのスマイリーのような、 忠実なパートナーになりたい、と。] (-146) 2021/03/17(Wed) 23:25:01 |
【人】 会社員 シロウ[長い足を組み替える姿はもとより、 布地の擦れるさり、という音にも欲が走る。 さっき触れてくれた手がもう恋しいと 卑しく思った。] ……僕はゲイで、マゾヒストなんです。 パートナーだと思っていた人は、 奥さんの元へ戻っていきました。 手切れ金貰ったけど、すごく嫌で。 だから、一番高い部屋で、 全て支配してくださる方と過ごしたいって メールしたんです。 サクライさんは、どんな願望を 書かれたんですか。 [グラスの中で湧き上がって次々とはじけて 消えていく泡はぱちぱちと心地良く鳴るのに、 僕の心臓はどくん、どくんとうるさかった。]** (353) 2021/03/17(Wed) 23:26:29 |
【人】 会社員 シロウ[本心から褒めたのだけれど、戯けたように 肩を竦めるサクライさん。 さっきカウンターの下に沈んでいった姿と 重ねて、お茶目というかキュートさに 場の空気がふわん、と撓む。 全部計算され尽くした大人の余裕なのかな、と ちらり頭を過ぎるけど、さっきまでの はしゃぎっぷりはたぶん素だろうなと思うから なんだか嬉しくなってしまう。 僕とマッチングしたのだから、彼は 僕とは真逆の嗜好を持っているはずなのに。 (371) 2021/03/18(Thu) 11:01:54 |
【人】 会社員 シロウえ、サクライさんも本名なんですか? [偽名だと思ってました、と驚いて眉が上がる。 自分のことを完全に棚に上げて。] んあ、僕、サクライさんでよかった、 って、2回言いましたね…… [唇に当てたグラスの中に、くすくすと笑う吐息を 集めるサクライさんを見上げながら、 僕は恥ずかし、って呟いて耳の後ろの髪を 摘むようにぽりぽり掻いた。] ……がっつき過ぎました。 だけど、 (372) 2021/03/18(Thu) 11:03:15 |
【人】 会社員 シロウそうです。 燃やしてやろうかと 思ったりしたんですけど、 [するりと手から奪われるグラス。 微かに指は触れただろうか。] ─── 使って、よかったな。 [こと、とテーブルとグラスが音を立てて、 それが合図みたいにサクライさんが身体を動かした。 ぐっと乗せられる重みに、わ、と 色気のない声を出しながらも身を任せれば、 ソファに押し倒されるように身体が重なって、 サクライさんの顔がすぐ、近くで。] (374) 2021/03/18(Thu) 11:05:21 |
【人】 会社員 シロウ[片足が持ち上げられてサクライさんの肩に乗る。] ─── ッ 、 [形の良い唇がゆるゆると動く。 ゆっくりと、静かに獲物を絡めていく 蜘蛛の巣のような言葉に、どく、と 身体に恐怖と期待の混じった熱が走った。 ずる、と足を開けばサクライさんも動く。 布地越しの抽送。 それは優しい動きで、甘くて。 分厚いデニムとスラックスに隔てられていても 芯が的確に触れて擦れて気持ち良いのに、 でも焦ったくて身を捩った。 簡単に荒む息。 さっきと同じように手のひらで口を覆って、 さっきとは違う種類の息を抑え込む。 声を出していいか、わからなかったから。 ] (375) 2021/03/18(Thu) 11:08:54 |
【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ[ゆっくりと身体を揺すられながら、 眉根を寄せて見上げるサクライさんは笑っていて。 その、瞳の色。 浮かぶ表情。 ああ、僕の被虐心は簡単に掴み上げられる。 ]ん、─── あ、ッ…… [耳元に寄せられた唇から生暖かい息と一緒に 低く囁く声が聞こえて、びくんと身体が細かく跳ねた。] (-168) 2021/03/18(Thu) 11:10:22 |
【人】 会社員 シロウ[意地悪く聞かれる問いに、熱を帯びた視線を 持ち上げて、手のひらを口から外して、 はい、と頷いて笑う。 そしてふと思い出したように、] すみません、僕、 今日、まだ準備してなくて…… どんな方が来るかわからなかったから、 [準備、されるのが嫌な人もいるでしょう?と 探るような視線でサクライさんを窺い見る。 この人は、どんなふうに自身の欲望を 吐き出すのか早く知りたかった。 サクライさんが望むなら、碌に慣らしもしないまま 強引にねじ込まれたって構わない、と思うほど。] (376) 2021/03/18(Thu) 11:11:33 |
【人】 会社員 シロウ[止まらない抽送に主張を始める欲望が スラックスに阻まれて窮屈で痛い。 片方の手で、ネクタイに触れる。 ぐ、と引っ張って緩めて、荒い呼吸のまま 咎められないなら、シャツのボタンを外そうとして。]* (377) 2021/03/18(Thu) 11:12:11 |
【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウちゃんとお利口にできてたら 奥の奥まで愛してあげる。 [過去の男なんかどうでも良くなるくらい。] (-179) 2021/03/18(Thu) 16:31:01 |
【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ[微笑みを浮かべたサクライさんの掌が 腹の上を撫でて、揶揄する声が低く 脳天を揺すった。] は 、……ん、う、ああッ、 [服も靴もそのまま、深く突き上げられた上 滾る熱をも刺激されれば背中が撓る。] (-191) 2021/03/18(Thu) 19:16:15 |
【人】 会社員 シロウ[ スーツ、脱ぎたい。 そう思っていたのだけれどふいにサクライさんは 腰の動きを止めてしまった。 顰めていた目で、荒む息を整えようと 瞬きを繰り返しながらそっと見上げた彼は また優しく、今度は額に口付けをくれる。 肩で息をしながらネクタイにかけた指を 静かに下ろして身体を起こそうしても、 サクライさんの掌だけは腹の上で蠢いていた。 人の急所でもある鳩尾に触れる手が ふと、長い時間をかけて植え付けられた 記憶を蘇らせて、知らずのうちに身体に力が入った。 けれどサクライさんの手が、拳に握られることも 鋭い衝撃に変わることもなくて、 その動きはただ、静かで、穏やかで。 それがかえってぞっとするような怯えと、 マゾヒストならではの期待を生む。 さながら食われるために 自ら蜘蛛の巣にかかった蝶のように。 (393) 2021/03/18(Thu) 19:18:45 |
【人】 会社員 シロウ[中途半端に刺激を与えられた腹の下で もっと触れて欲しいと欲望が鎌首を跨げるせいで 視界がぼやけた。 じんわりと滲んでいた汗が滴になって 顳顬を流れて落ちる。 耳元で囁かれた言葉にまたびくりと腰が弾んで、 ─── はい、と熱っぽく頷けば、 身体からサクライさんの重みが消えた。 遠のく熱。 途端に冷たい空気が身体を包んで、 口付けられた額にそっと指を添わせた。] (394) 2021/03/18(Thu) 19:20:11 |
【人】 会社員 シロウ[準備、とは言っても、このような類の 逢瀬の際にはトイレが必要な処置だけは 済ませてある。 マナー、なのかなんなのかわからないけど。 食事も控えていたから、そのあたりは多分 問題なさげ。 だからソファから立ち上がって、 バッグを手にバスルームに向かった。 分厚い扉を閉めて、ひとつ息を深く吐く。 手早く衣服を脱いで、簡単に畳めば スラックスに微かなシミを見つけて頭を抱えて、 ちょっと考えてからランドリーバッグに入れた。] (395) 2021/03/18(Thu) 19:21:23 |
【人】 会社員 シロウ[アメニティひとつとってもブランド品。 けれど場末のラブホにさえあるはずの 潤滑剤が当たり前のようになくて笑ってしまう。] そりゃそーだな。 [ひとりごちてカバンから取り出したそれを手に 改めてざざっとシャワーを浴びる。 流れる湯を浴びながら後孔を解した。 私物のそれを解したナカに入れれば 一人でに、ぶる、と身体が震えた。] (396) 2021/03/18(Thu) 19:22:54 |
【人】 会社員 シロウ[ところで僕はいつも悩むんだけれど、 シャワーのあとはどんな格好で 出ていけばいいのだろう。 どうにもバスローブというものに照れがあって。 かと言って素っ裸というわけにもいかない。 それなりに鍛えてはいるけど、 お披露目するほどの身体でもない。 というわけで、カバンから取り出した 真新しい半袖の黒の肌着に、 黒のボクサーパンツを身につけて、 バスタオルを被って浴室から出る。] (397) 2021/03/18(Thu) 19:23:43 |
【独】 会社員 シロウ/* サモさんとローラさんは可愛いらぶらぶなのにえっちですね? 白にいないのはもうえっちですね? 不和さんのジェントルな優しさと紫川さんの外見の描写がすごく好き 結論 神しかいない (-204) 2021/03/18(Thu) 20:11:20 |
【人】 会社員 シロウ[気品のある大理石のバスルームで、 シャワーから出るきめ細やかな湯を浴びながら 僕がやっていることに関して 我ながら浮かぶ苦笑いは仕方がないと思う。 慣れた行為とは言え、僅かな時間ですっかり サクライさんに魅せられてしまって、 たいして触れられてもいないのに 張り詰めたものをそのままで、 後ろを解すのはなかなかきつかった。] (423) 2021/03/18(Thu) 22:46:26 |
【人】 会社員 シロウ[声をかけたら返事はベッドルームから 聞こえて、そちらに足早に向かう。 キングサイズのベッド、その隣にある サイドテーブルもきっと僕の給料一月分では 買えないような趣ある素敵なもの。 ……その上に何気なく目をやってギョッとする。 所狭しと並べられた道具は、そんじょそこらの SMホテル、いやいっそホームセンター顔負けの 見事な品揃え。>>408 見慣れたものもあるけれど、端にある あのサイズは確実に無理だ、と背中を汗が伝った。 それを並べたであろう当の本人は、 ベッドの端に腰を下ろしてにっこり笑っている。>>410 ラグジュアリーな空間と、おいで、なんて 腕をこちらに向けて拡げているサクライさんと、 アブノーマルな道具のコントラストが どうにもアンバランスで、 ] (425) 2021/03/18(Thu) 22:49:24 |
【人】 会社員 シロウ[裸足で絨毯を蹴るように、その拡げられた 腕の中に飛び込んだ。 ぼす、と長い腕と胸板に包まれたなら、 まるで犬にでもなったような気分。 胸元から、目を細めてうっとりと サクライさんを見上げた。 ベッドに横たえてくれたサクライさんの掌を 胸に感じる。 目線が下がり、足の間に向けられて いくのも見てとれた。 照明はついたままで、消してくれる様子はなくて、 鼓動が痛いほど早い。] (426) 2021/03/18(Thu) 22:51:45 |
【人】 会社員 シロウ……はい、さわって、ない、です、 けど、考えてました。 言いつけを守らず、勝手に触ったら、 ───貴方はどんなふうに、怒るのかなって、 失望、されたくないから、我慢しましたけど。* (427) 2021/03/18(Thu) 22:52:53 |
【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ[全て見透かすような瞳に、僕は正直に答えた。 そしたら突然、下着越しにでもはっきりわかる程に 張り詰めた性器を口に含まれるから慌てた。] あぁ……アッ、まっ、って、ん、っ、ううぅっ! [そんなことをされるとは思ってなくて、 頭が真っ白になって、シーツを握って 身体を捩った。] さ、くらいさん、僕が、やるから、 [許してもらえそうなら身体を 起こそうとするけれど、うまくいっただろうか。]** (-232) 2021/03/18(Thu) 22:54:24 |
【独】 会社員 シロウ/* うわ、ご挨拶忘れてました ユキと申します 素敵な村に参加させて頂きありがとうございます ペアを組んでくださったサクライさんには感謝しかありません お名前を拝見しても、皆様猛者の方ばかりーで震えています どうぞ宜しくお願いします (-258) 2021/03/18(Thu) 23:58:03 |
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