【独】 [『 力 』 フォルス/* アリアの教典すごいのよ。 サンドスターさん力の分も書いてもろて…… いやKZサンドスターさんが既に天才なのよ。 (-3) 2022/12/10(Sat) 21:54:00 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:売店の始まり [ 食堂の程近くにある売店。 洋館に居を移して一ヶ月程経った頃に始めた店は 空き部屋の一室の扉を外した開放的な作りになっており 手前半分に多種多様な売り物が並んでいる。 品揃えは洋館の住人の声も反映しており 一般的なものから物珍しいものまで一貫性は無い。 だが"元商人志望"の男が選りすぐった業者から 質の良いものを各地から取り寄せ 有志の使用人に仲介を頼んで仕入れを行っている。 奥の半分はカフェスペースのようになっており 小洒落た小机を挟んで二人がけのソファが二つ向かい合う。 壁に沿って一面に並ぶ本棚も、七年で随分と埋まったものだ。 店番をしている間は、奥のソファか 入口近くに設置した会計場に居る姿を多く見かけるだろう ] (34) 2022/12/11(Sun) 1:47:14 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 幼い頃、両親の姿に憧れを抱き 「立派な商人になる!」と夢を見た そんな過去を知る男に声をかけられたのが始まり。 想像以上にやる事の無い洋館暮らし 花畑で惰眠を貪る俺に兄のように慕っていた男が言った。 金も学も何も要らない悠々自適の世界において 「 そういうのを学ぶ場所があってもいいと思うんだよね 」 だとかなんとか本音とも冗談とも取れる掴めぬ音で。 そんな言葉にのったのは、きっと気分。 言うだけ言って やらせるだけやらせて 姿を消したヴェルトという男の残したもの。 今日も続けている事に、結局大した理由は無い ] (35) 2022/12/11(Sun) 1:49:53 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 裕福な商人の息子に生まれ 両親の愛情を享受し、教養を礼儀を商人の業を与えられた。 教育という点については恐らく並の人間以上に。 学校にも通った。 周囲の環境すらきっと恵まれた方だった。 それはそれは証持ちとは思えぬ大層恵まれた生活の末の今。 かつてのヴェルトの言葉は そういったものを与えられる事のない証持ちが居る事 随分と人の増えた証持ちを――予見していたのか 大層かわいいアリスをはじめ 望む誰かには買い物を通じて文字や計算を教える 箱庭のような世界での戯れを。 続ける必要など無くとも 何かと足を運んでくれる人間も居るのなら 閉めるだけの気力も理由も無く。 そういう、惰性の暇潰しの延長線。 ] (36) 2022/12/11(Sun) 1:51:35 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 尚、当売店はお手伝いを常時募集中 陳列や清掃、ティータイム、読書 多岐に渡る仕事はスキルアップを目指せ 世にも珍しいものと間近で関わる事のできる アットホームで多分わいわいとした職場です。 単発から長期まで幅広く募集しています ] * (37) 2022/12/11(Sun) 1:52:05 |
【人】 [『 力 』 フォルス―― 売店:お品書き(食品) ―― 『メルロン』 400エム 四つ入り。手のひらに収まるふわふわの雲みたいなお菓子 ミルキーな甘みが広がり、ふわりと溶けて消えていく 高価で希少な贅沢品。それはまさに幸せの味。 『レインボードロップ』 139エム 様々な形の小瓶に七色の飴玉が入っている。色に味の差は無い 食べる者の気分によって味の変わる不思議な飴玉 酸・苦・甘・塩・旨味が主だが辛味や渋味を感じる事も。 瓶を目当てに定期的に買い求める常連も居る。 『ホリックゼリー』 22エム 五つの小袋ゼリーが連結して一つの輪になっている 三つはおいしいサイダー味のゼリーで当たりは激辛 大当たりは無性にもう一つホリックゼリーが欲しくなる 次のホリックが君を待っている 『フォーチュンフォルス』 5エム 世話係のスミスが淹れるおいしい珈琲 (カスタムでカフェオレやミルクに変更可能) 中におみくじの入ったクッキーがついてくる 本日の運勢など、事前に気になる事を言っておくと [[omikuji ]]をもとに店主からありがた〜い言葉がもらえる。 メイドのジャスミン御用達。 ――他。 (38) 2022/12/11(Sun) 1:53:25 |
【人】 [『 力 』 フォルス―― 売店:お品書き(娯楽) ―― 『しゃぼん玉』 41エム とある島群で発祥したという娯楽物の一つ 屋根まで飛んで壊れて消える 『花火』 7エム 夜の空や夜の地面を灯す光の花 ロケット花火を始め各種花火をバラ売りで提供 『ブーブークッション』66エム 見た目は少し厚いハンカチ。持ち運んでも目立たない優れもの。 上に座ると四種類の内ランダムで音が鳴る。 「プゥ〜」「ブオオオォ」「アッー!」「あぁ〜〜ん♡」 気になるあいつを驚かせよう! 『バニッシュ・インク』600エム 乾くと消える、世界に一つだけのインク 書いた時は灰〜黒の色味をしておりきちんと読む事が出来る 対応する数字のラーン・インクと共に使う 密書などにも多く使われる。洋館での実用性は未知数。 『ラーン・インク』600エム 塗ることでバニッシュ・インクが浮かび上がる それぞれに薄い色がついている世界に一つだけのインク。 対応する番号のバニッシュ・インクと共に使う 不純物が混じると効果が無くなる為取り扱いには注意が必要 ――他。 (39) 2022/12/11(Sun) 1:54:14 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a7) 2022/12/11(Sun) 2:08:43 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* クロかわいいねクロ 文字覚えに来てくれるエンジェルが居てお兄さん嬉しいよ♡ シャルレーヌに、今、会いに行く――――! (-12) 2022/12/11(Sun) 10:52:48 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――食堂 [ 食堂に誰かしらが居れば 誰であろうと軽やかに挨拶を交わしながら ] お〜丁度良い所に。 スミスさん、軽くつまめるものいいかな [ ここに初めて来た時には既に居たお世話係。 当時既に初老であった彼は今尚、綺麗な白髪を整え まるで豪邸の執事のような所作で珈琲を落としていた ] 飲む飲む! 俺スミスさんの珈琲にゾッコンだから〜 生まれ変わったら結婚しよ♡ [ 二十年関われば、少なからず情も芽生えるというもの。 痣有りにあたたかな眼差しを行為を向ける存在ならば、尚更 ] (121) 2022/12/11(Sun) 15:33:38 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 歩み寄る先のスミス。 彼の背を抜くことは、未だメルロン一つ分叶っていないが ] ――頼まれてた帳簿もう少しで終わるからさ 仕上げたら持ってくるよ。 [ 耳元囁けばへらりと笑った ] * (122) 2022/12/11(Sun) 15:34:10 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――売店 [ 珈琲の匂いが近付く事に気付くのは容易いだろう。 こちらもまた、椅子に腰掛ける存在に気付けば>>60 ブラッター片手に笑みを向けた。 ] ――おはよ、シャル。 ここ、キレーな涎の跡だね 良い夢見れた? [ 自らの口許を示せば彼女の反応はどうであったか いずれにせよ、「 冗談だけどね♡ 」なんてけらりと笑った ] (123) 2022/12/11(Sun) 15:48:17 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 示したのは奥にあるいつものスペース ] 軽食もらって来たからさ 一緒にどう? [ プラッターにはスコーンにクラッカー、 付け合わせのジャムやディップといった軽食 味変用のミルクポットがのせられている。 頷くなら珈琲をもう一杯頼もうか 端末一つで届く望みの品。洋館ライフはサイコーである * ] (124) 2022/12/11(Sun) 15:49:20 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:咲き誇る花、溢れ零る雨 [ それはもう二十年近く前の事 見渡す限りに咲く花々が一際綺麗な季節だった 商売の為移動する親と別れ 当時はまだ一度訪れただけの見慣れぬ場所 今からは想像できないほど人の少なかった館。 シンやヴェルトをはじめとした職員に 東の――住まう街の郷土菓子を土産に携え 一人、館の門をくぐった二度目の訪問。 一週間程を過ごした、五歳の頃の事だったか>>59 ] (125) 2022/12/11(Sun) 16:30:59 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 誰かが名を呼んだから。 振り返れば、少女は咲き誇る恵みの中にいた 穏やかな風に揺れる見知らぬ少女の髪 名も知らない どこから来たかもわからない 声を聴いたことさえ無いはずの存在 どくりと胸を打つ声亡き声を聞いた ] (126) 2022/12/11(Sun) 16:31:24 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 少女からただただ溢れ出す涙 弾けたように生まれ落ちる感情 幼かった俺は到底理解など出来なかった 訳なんてわからないまま 焦がれるように熱くなった胸と 鼻の奥がつんとして景色がじわりとぼやけて 気付けば少女をだきしめていた ] (127) 2022/12/11(Sun) 16:31:33 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ こうしたいと希う誰かが居た こうしたいと叫ぶ心が居た 初対面の奴が急にだきつくなんて この子に失礼だろうと窘める心が確かに居た 誰がそうさせたのだろう 誰が言わせたのだろう この心は一体、誰のものだというのだろう ] (129) 2022/12/11(Sun) 16:31:58 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 少女にかける声は あまりにもつたなく、幼すぎて けれど彼女が涙をこぼすなら 俺が泣いていては、だめだろう この手が、行為が、心が許されるなら 少女の雨がやむまで ぎゅっとだきしめていよう 彼女の雨がやむまで ]そっと髪をなでていよう (130) 2022/12/11(Sun) 16:32:40 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a21) 2022/12/11(Sun) 16:43:17 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――三年前:文字を見つめる君 [ ある日クロがお品書きを見ていた 最近館に来た、一番年若い証持ちの少年。 会計台で珈琲を飲みながら、首を傾げるクロを見守る ] ん? これはねーハイエナanimalの絵♡ というのは冗談で、それは文字だよ。 [ 文字に興味を示した様子のクロと話すうち 手近な紙にさらりとペンを走らせれば 彼と己の名前を記したそれを見せてみた ] これがクロの名前 でー、こっちがお兄さんの名前♡ ――書いてみる? [ その日、プレゼントした一冊のノートとペンは ここに来たばかりの君へ、歓迎の気持ちを込めて ] * (149) 2022/12/11(Sun) 17:36:34 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:惰眠を貪る男と不眠の薬 [ 帰省を数日後に控えた日 廊下で会った彼女に声をかけたのは ふと、前回の帰省を思い出したから。 ] ねーアリア 君の薬、少し分けてもらえないかな? [ 病気がちな友人が、最近眠る事が難しいらしいのだと。 己より余程多くの物に触れる両親でさえ 友人の悩みを解消するには至らない症状の、一筋の光明 惰眠も貪れる己には生憎と縁遠い薬。 訳を尋ねられたのならば隠すことも無く告げて 彼女の薬を手に入れる事が叶ったのは あっさりだったか、粘り強い交渉の末であったか ] (165) 2022/12/11(Sun) 18:31:45 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ なんにせよ、薬を携えた帰省から それからまた暫くの時が流れた帰省の最後 館へ戻ったその足で彼女の部屋へと向かった。 母の友人から彼女に宛てられた手紙を携え 郷土菓子であるカヌレを手土産に 母からの感謝の言葉も伝えるために。 その折、薬を商品として流通させてみないかと そんな提案をもちかけたのだが―― これはまた、別の話だ ] * (166) 2022/12/11(Sun) 18:35:20 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a27) 2022/12/11(Sun) 18:38:23 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a30) 2022/12/11(Sun) 19:08:46 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:薬に見る夢の欠片 [ 彼女は思慮深い人間だ。 いつかの日、薬をねだった己に対して 仔細を話さずとも己の"環境"を察しただろう事 ならば同じ証持ちであるが故に 思う事はそれぞれ、大なり小なりある筈だとも それを表に出す事をしなかったように>>180 たとえば今日、誰のどんな秘密を吐露してみた所で 軽率に喧伝するような事はしないように思うし たとえば自分がどんな境遇にあっても 他を慮るだけの、聡明と、強さとを抱く人間なのだろうと 少なくとも俺は当時から、 アリアをそういう存在だと思っている ] (231) 2022/12/12(Mon) 0:45:47 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ だから、かはわからない けれど彼女に滲んだ表情に>>181 己もまた滲むものを引き出された気がした 「 必ず伝えるよ 」と 大した理由も無く責任の伴う言葉を持ち出し あまつさえ 聞く者によっては荒唐無稽な戯言を 切り捨てるでなく 頭ごなしに否定するでなく 避けては通れない問題をまっすぐに示し その上で代替案を提示するような言葉に>>182 とうに諦め、 捨てたはずの其れに 少しばかりの執着を見せたのかもしれない ] (232) 2022/12/12(Mon) 0:46:40 |
【人】 [『 力 』 フォルスアリアの言う通り、問題は無いわけじゃないし―― 証持ちの名がちらつくだけで どんなに価値があろうと屑扱いされるのも そう。 [ かつて通った道故に実感は根が深く。 笑みも居住まいもいつも通りに彼女を見た ] 俺の両親、商人でさ。 世界中を巡って、良い商品を仕入れながら 移動中に商いをしたりなんかもしてるんだけど ……、 証持ちが作った事は当面伏せる事になるし ご友人に渡す時も、出所は伏せてもらった。 ――それでも、アリアの薬には価値があると思う アリアの薬のおかげで笑顔になれた人も居た (233) 2022/12/12(Mon) 0:49:38 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 視線を落とせば、烙印。 右の手の甲に刻まれる世界の瑕疵 ] 証持ちだから、そうではないから。 そういうのをどうにかしたいって 思ってた事があるんだよね 簡単に変わる筈も無いけど 一つずつ積み重ねる事で、いつか 全てを受け入れ合う事はなくても "アリアのおかげで楽になった ありがとう" そういう事の言える環境になれば 少しは何かが変わるんじゃないかって 今もたまに思う事がある。 [ 彼女と初めて会った時 俺はとうにへらへら笑って適当ぶっこく阿呆だった。 この部屋に入るまでも崩した事は無い だから、らしくなく真面目な音で紡ぐ声は―― どんな反応をされても仕方ない今だろう ] (234) 2022/12/12(Mon) 0:50:26 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ロマンチストの夢物語と蔑むか 現実の見えない愚物の蛮勇と嗤うか それはそれで当然の範囲だろう だが、 数十年、数百年、或いは数千年 俺も 彼女も、アリアも、今館に居る誰もが死んで それでも脈々と受け継がれていく思想 今に至るまで止まる事の無かっただろう時間 これから生まれて来るであろう痣ありの いつかの証持ち達の時代 たとえば、二十二人が集まっても世界が続くような 教典が、思想が、王道とされるようになるかもしれない そんな途方もない戯言を願う人間が居たのも事実で 彼女の薬に一欠片の可能性を感じた事も、また。 ] (235) 2022/12/12(Mon) 0:52:20 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 彼女の部屋を後にする時に告げたのは 売店での提案を話す傍ら、考えていた事 ] たとえば――こういうのはどうかな アリアの気が向いた時に薬を作る。 俺が帰省する時、出来た分だけ薬をもらっていく。 で、俺の親が薬を売る。 気の向いた時に、小遣い稼ぎみたいな それくらいの気軽さでさ やってもいいかなって気になったら 声かけて。 [ そう言って笑えば 「 それじゃまたね♡ 」と扉をしめた ] (236) 2022/12/12(Mon) 0:53:29 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ いつの頃からか 売店の会計台の引き出しには、 アリアお手製の薬が納められている 売店に置いてあるほとんどの商品が 計算の練習がてらの値段設定だとしても 本人から(多分)無償で渡される薬を 「 4メルです♡ 」などと宣う悪徳商人になるのは いくら阿呆でも流石に気が引けるため。 アリアの気分が乗らない時(?)などに使える フリードラッグコーナー(引き出し)の設置で 売店はめでたくアリアと薬剤提携を行う事になった ] (237) 2022/12/12(Mon) 0:56:06 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 余談ではあるが、俺は 裏手の花畑で惰眠を貪るのが好きだ。 昼となく夜となくそこで惰眠を貪れる程度には。 故にお手伝いはいつでも大歓迎である。 いっそみんなで運営検討を過ぎらせたまではある。 アリアが初めて手伝いに来てくれた時は ホリックゼリーで嬉しさと感謝を表したんだっけか ] * (238) 2022/12/12(Mon) 1:00:25 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* 俺はこのドキッ☆クセアリだらけの証持ちの中で 唯一の生涯まとも枠である事を誓いません 何はともあれ花に埋もれて惰眠を貪る( ˘ω˘ ) (-52) 2022/12/12(Mon) 1:03:23 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a41) 2022/12/12(Mon) 1:11:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:初めての友達 [ 初めて洋館に訪れた時、 ここに居た証持ちはシンとヴェルトだった 少しお兄さんのヴェルトと、年の近いシン。 近所に子供が居なかった訳でもないけれど 両親と一緒に行動する事が多かったから 友達と遊ぶという概念は薄かった。 だから、初めてここに来た時 シンやヴェルトと話したり、何かをしたり、食事をしたり そうか、これが誰かと遊ぶって事なんだって なんだかとても珍しい経験をしてる気分で とても楽しかったのを覚えている ] (319) 2022/12/12(Mon) 17:39:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ヴェルトも話しやすかったし なんだかんだと兄貴分のように感じていたけど シンとは年が近い事もあって 何かと距離の近さを感じていたような気がする。 シンと何して遊んだんだ、とか シンがこんな事言っててさーとか 両親との帰り道に土産話とするのは、 ヴェルトよりも少し、シンの方が多かったのだろう 「 シン君とどんな事して遊んだの? 」 両親の方から名指しで尋ねられる事もあったから。 ] (320) 2022/12/12(Mon) 17:40:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 小さい頃から交友のある証持ちは何人か居るけれど 少なくとも俺にとってシンは 洋館に行けばいつだって会える、年の近い子供で 初めての友達、というのをあげるなら きっと俺はシンの名を出すのだろう 親しい友の事を、親友と言うのなら 俺にとってのシンは「 シンユウ 」とか まあそんな親父じみた事を思うのは 心の中で思う分には花畑に埋まらずに済むだろう ] (321) 2022/12/12(Mon) 17:43:30 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ シンはたくさんの楽しそうを口に出す。 まるで魔法の箱のように、次から次へと。 子供の時分、それは大層輝いてみえて 出たアイデアの実現なんかを考えたり 時にはやりながら考えたりもしたっけ。 出来るか出来ないかはどうでもよかった 単純に、ただひたすらに楽しかった ] (322) 2022/12/12(Mon) 17:43:47 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ " シンのアイデアを形にしたい " そんな思いで苦節云年 製品化された一つがブーブークッションであり 今尚売店の片隅で細々と陳列されている 二人のノリと友情と努力の結晶だと 俺は信じている。 " アリスの誕生日会を盛大にしたい " シンの言葉に、ついと昔の俺が顔を出す 多分誰より肯定の音は早かったと思う>>97 「 いいねー♡ 」 乗り込んだ船の着港は、来週に迫っている ] * (323) 2022/12/12(Mon) 17:45:04 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a54) 2022/12/12(Mon) 17:53:36 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* しんさま……[おがみうさぎ] しんさんのぱんをあむあむできる しあわせのおあじは やみのおあじ……(*ノノ) あむあむ… (-87) 2022/12/12(Mon) 22:01:21 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* クリスタベル! なんて優しいんだ……? 悪魔と一緒に刹那の幸せを味わってほしいよね〜 名付けに90時間かけたメルロンに日の目を当てたい! (-94) 2022/12/13(Tue) 0:00:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 『力』と『正義』は 殺し合いの末、相討ちとなった。 一進一退の攻防 互いに満身創痍、そうして果ての、最期 最期の一撃と共に『力』は『正義』を抱きしめた。 ――教典に描かれた二人の最期。 ほんの少し先に致命傷を負った『力』 致命傷を避けられなかったのか 致命傷を厭わなかったのか 『力』の最期の一撃と行動は 今尚、様々な解釈と共に推測が為されている ――――…。 解釈に触れる度、顔を合せる度 そのどれもが正しくて、間違っているような もう、どうでもいいはずなのに 彼は『正義』ではない、 俺は『力』ではない。そう解っているのに 答えの無い解を今も求めている気がする ] * (436) 2022/12/13(Tue) 0:29:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 例えば、俺がここに住む前だったなら 例えば、もう少し時間が経っていたなら 俺はあの時、もっと違う言葉を 行為を向けられたのだろうか ] (438) 2022/12/13(Tue) 0:30:24 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――七年前:『 正義 』 [ 出くわしたのは売店だった 珈琲を取りに店を出た時 歩いて来るソイツと目が合った>>337 名も知らない どこかの島から来た事は察すれど 声を聞いた事さえ無いはずの存在 何を抱くより早く汚物が飛び散るのを眺めた ] (450) 2022/12/13(Tue) 0:38:39 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 何が 叫 ぶ何が 喚 く声亡き声その呪縛を 俺は過去にも味わった事がある あの日とはあまりにも異にしすぎる対 己では無い何かが暴れ出す抗い難い情動 冷めていく 覚めていく 醒めていく 向こうで本能に跪く愚かな様をただ眺めた ] (451) 2022/12/13(Tue) 0:38:51 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 色も温度も無い二つの音は己の頭蓋にも確かに響いた 嗚呼 この音を俺は覚えている 近く遠く出したばかりのその音 これは確かに 俺の声だ ソイツの口から何も出なくなった頃脇を通り過ぎた 止まるつもりは無かった 声をかけるつもりは無かった 相手にする気は無かった そんな力が無い事誰より己が一番わかっていた ] (453) 2022/12/13(Tue) 0:39:24 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 数歩通り過ぎて 足が止まった訳など解りようがない 背に感じる気配が動く様子は無い ] ――――… … [ 薄ら滲む鉄の味 ] (454) 2022/12/13(Tue) 0:40:01 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 名も知らぬ男と並ぶように膝を折る ] ……二つ先の扉。 口ゆすぐ所あるから行ってきな [ 指し示す手を見たかは知らない 立って歩ける状況でなかったとして 俺に抱えられそうになれば一人で行くだろう どこまで介入したかは、どうだったか ] (455) 2022/12/13(Tue) 0:40:23 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ スミスが来るまで一先ずの処理をしていた時 その場を通りがかったのは誰だったか。 誰でも、どうでも良かった。 ただ気配に気付けばへらりと笑って 挨拶だって、この阿呆には息をするように簡単だ ] あ、そーだ 実は気分の優れない子が居てさ。 今そこで口ゆすがせてるんだけど―― ちょっと頼まれてよ〜♡ [ 売店の陳列棚から、小瓶を持ち出して渡した。 フルーツの味がするだけの ただのドロップ達 ] (456) 2022/12/13(Tue) 0:41:56 |
【人】 [『 力 』 フォルスこれ、君からって。 すすいだ後に舐めさせたげて おーねがい♡ [ 『正義』がそこから顔を出す前に、俺は消えようね ] * (457) 2022/12/13(Tue) 0:43:18 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 俺がマドカに敵意を向けたのは一度きり そもそも腐っても商人志望だった 簡単に腹の底を見せるなど愚の骨頂 ――それだけが理由ではなくとも 顔を合せる度顔色の悪くなる男に 告げる事もきっと無いだろうけれど マドカがこの館に来て程なく 街に出かけて仕入れたかわいらしい犬の着ぐるみは 顔でも隠せば吐く事も無くなるだろうか そんな思案の末、移動中に着用する為のもの。 一時、廊下を歩く超大型二足歩行犬が出現した そんな時代を知る者は、多分少ない ] * (458) 2022/12/13(Tue) 0:44:41 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a66) 2022/12/13(Tue) 0:56:40 |
【人】 [『 力 』 フォルス――現在:売店でシャルと [ 慌てた様子に小さく笑って種明かし>>382 ] ごめんごめん、ホントに寝てたのか 歌の猛特訓でもしてた? [ 軽口ばかり叩くようになった 彼女の前でも軽口は多くなったかもしれない それでもここには――君の傍らにはいつだって 幼い頃から変わらぬ一筋の安らぎが、幸福がある ] (476) 2022/12/13(Tue) 1:52:22 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 寝ていた事実自体その反応から知ったとて>>383 ] へえー、最近は? [ ささやかすぎる言葉をそっと掬い上げてみれば 少しばかり、澄んだ瞳を覗き込んで見つめようか 口を噤むようならば言葉はするりと沈めて ] もしもまた見るようになったら言ってよ イイ対処療法、紹介するからさ。 [ 朗らかに、そんな言葉も添えたかな ] (477) 2022/12/13(Tue) 1:53:08 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ソファでくつろぐひととき>>384 ] 考え中なんだよなー 明日辺り街に見に行こうかと思ってるけど あ、一緒に行く? [ 今までにも誘った事はあったろうけど さて、一緒に街に出かけた事はあったのだったか アボカドのディップをクラッカーに塗りながら ] シャルはもう何か決めた? [ 内緒にされたなら「いけずー」なんて笑って ] (478) 2022/12/13(Tue) 1:53:59 |
【人】 [『 力 』 フォルスみんなで歌を贈るの アリスとっても喜びそうだよね。 [ ちょっと聴きたいな? ちらりと見てみればおねだりは成功しただろうか ] そういやカルクドラが伴奏担当するんだって? チェレスタに頼んだら カスタネット隊として雇ってもらえるかなー [ そんな事を話したりもしながら。 玄関が少し賑やかになった頃合い 彼女が様子を見に行くのならば見送ろう いつだって慕われている 今尚次々に賑やかになっていく大人気な彼女への挨拶は 大変な賑やかが落ち着いた頃合いでも遅くは無い>>461 * ] (479) 2022/12/13(Tue) 1:54:47 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a71) 2022/12/13(Tue) 2:03:20 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:クリスタベルのお買い上げ [ クリスタベルと初めて挨拶を交わした時 いつもの居住まい、笑顔を崩す事は無くとも (8)1d10秒程考えるように見つめた事があった。 「 ふんふんつまり―――― 二人で一つ……てコト!? 」 「 俺はフォルスだよ。『力』の証持ち 強く在れるようにって名付けてくれたらしい 親しみをこめてフォルって呼んでくれていーよ♡ よろしくどーぞクリスタベル! 」 「 食堂の近くで売店やってるからさ 顔出してくれると嬉しーな♡ 」 そんな事を言ったのを覚えている] (534) 2022/12/13(Tue) 13:57:08 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ある日、クリスタベルが店に顔を出した。 当然歓迎した>>398 ] ん〜〜ぼちぼち♡ さては君有識者だな? それはそれとして――改めて ハロークリスタベル、来てくれて嬉しいよ [ し、手伝い候補としてカウントさえした>>399 ] 時間を忘れて…… おっ! ならとてもいいモノがある ほら、ココ ――売店の売り子♡ 珍しい商品、気ままにに訪れる客 たくさんの素敵な出会いが約束された "地"さ [ どう? イイ笑顔で席を示すご愛嬌 ] (535) 2022/12/13(Tue) 13:59:10 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ それはそれとして。 初めてのお買い上げにオススメしたのは 店内でも片手に入る高額商品、『メルロン』 ] 持っててもとけないのに 口に入れるととける雪みたいな、雲みたいなお菓子でさ 一つ食べたら、どんな赤ん坊や狂犬も ふわっと笑顔がこぼれて蕩けるような 優しい甘さと後味が特徴だよ♡ [ 時間を忘れられたとして、 メルロンの性質上、ほんの刹那だろうけれど ] 悪魔がどんな顔になったか感想待ってるね〜 [ 毎度ありーと見送った ] (536) 2022/12/13(Tue) 13:59:50 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 余談。 俺もかなりの時間 それはへらへら笑っている奴だし なんなら適当な冗談ばかり言うが 悪魔はとりあえず置くとして シンとは違うものが見えているのだろうか それとも、魂が叫ぶが故なのか クリスタベルがシンに向ける眼差し その想いの一端にもしも触れていたのなら 何かの手慰みに考えた事もあったかもしれない ] * (537) 2022/12/13(Tue) 14:00:47 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――売店でユグと [ シャルを見送るために表に出た時だったか 両手いっぱいに恵みを持つ男に気付けば 朗らかな笑みと共に片手をあげた>>480 ] おーユグいらっしゃい! いっぱいだね♡ [ カルクドラも傍に居たなら声をかけて。 お品書きの他に、こんなものもあるよと 店内のいくつかの商品も紹介しようか ] 後は――人が中に入れるしゃぼん玉とか ここにはないけど当日までには間に合うよ。 誕生日プレゼント向けだとこの辺りかな [ ユグのお眼鏡に叶うものはあったかどうか ] (538) 2022/12/13(Tue) 14:30:44 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 先生への贈り物選びについては>>481 アリスへのプレゼント同様、 それらしいものをいくつか挙げて見守る姿勢だが カルクドラが居たなら、 「君は何がイイと思う?」などと尋ねたり 再度オススメを訊かれれば ホリックゼリーを薦めてみようか * ] (539) 2022/12/13(Tue) 14:31:06 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* 背後が溺れて海にとけた とりあえず悪魔にお返事しようね 方々に拝んどこか しゃるれーぬさんの ももがおのかわいすぎ うさぎ めるてぃ (-128) 2022/12/13(Tue) 16:32:46 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:ある日 街の中 悪魔さんと 出会った ! [ 己も街に出る類ではあるが " 彼 "は己よりもその頻度が高いように思う 職員がぴりついている時は 大抵" 彼 "が洋館に居ない時が多く その日、声をかけたジャスミンがぴりついていれば 街で見かける可能性は決してゼロではない くらいには思っていた。 悪魔が店に入っていけば 程なく後を追って店に入る事にした ] (574) 2022/12/13(Tue) 17:39:41 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ "そういう事"ばかりをする訳じゃないだろう けれど予感めいたものもあった それが元商人志望のカンか 失礼千万のカン違いかは ――悪魔のみぞ知る所だが 動きかけた男の手を掴んで いつものようにへらりと笑った ] (575) 2022/12/13(Tue) 17:41:40 |
【人】 [『 力 』 フォルスハローあっくん♡ こんなトコで会うなんて奇遇だねえ もしかして彼女へのプレゼント探してた? それならさっき向こうの店でイイのがあったよ! 絶対気に入ると思うから〜 行こ行こ♡ [ 手は振り払われたか、どうだったか "外"に出る時は常に白い手袋を嵌めている事もある 振り払おうと思えば容易だったろう ] (576) 2022/12/13(Tue) 17:42:53 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 往来を颯爽と進む好青年二人 手を引いてか肩に腕を回してかは まあ、大した差では無かったか 文句を言われた所で「まーまーすぐそこだから」 とかなんとか言ってすいすい連れてって なし崩し的に射的に付き合わせた記憶はある ] (577) 2022/12/13(Tue) 17:43:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 悪魔の一流の外面職人の見せ所の一幕(確定) 「 ホラ、アレ クリスタベル好きそうじゃない? 」 「 その下のはシャルが好きそーだよね どう思う? 」 「 次来た時に渡せるかなー 」 「 お兄さーん、 俺とあっくんの分一回ずつよろしく〜♡ 」 「 もしかして自信ない? 」 [ 受け取るのを渋りたい年頃なら ほいほいその手に持たせるので問題ない。 ちなみにシャルへの贈り物 白いうさぎのキーホルダーは五発中三発目で成功した ] (578) 2022/12/13(Tue) 17:45:03 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ そんなこんなで俺はその日 なんと街で悪魔君とデートをした。 あのインクまた仕入れるからさあ 一杯付き合って♡ って好青年らしくねだって 射的の後ももう少し続いたデート(確定) 「 楽しい? 」 主語の無い悪魔への問い 彼への初めての質問らしい質問は その日のどこでのものだったか ] * (579) 2022/12/13(Tue) 17:47:04 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:売店の上客 [ 性質上赤字以外あり得ない売店は 実はそこまで赤字でも無い。 バニッシュ・インクとラーン・インクは 店において利益の出る数少ない商品であり 定期的に売れる事で赤字をそれなり補っている ] ハロー悪魔いらっしゃい! 好きなだけ見て行って♡ [ ここは誰であろうと拒む事は無い 俺を厭う人間であっても、同様に>>512 ] (580) 2022/12/13(Tue) 17:55:42 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 彼はよくインクを買って行く ] ―――楽しい? [ 何度目のリピートの事だったか いつかの日と同じように尋ねた事がある。 答えがどうであれ、返らずとも 「 まいどどーも♡ 」って 商品を渡して上客を見送った ] (581) 2022/12/13(Tue) 17:56:08 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 花達を撫でて行く気持ちの良い風 近付いてくる足音に目を開けた ] ? んー まいどどーも [ ひらり手を振って 背を見送ればまた目を瞑った 薄ら香る花に 風の音に揺蕩いながら 律儀な奴ってくすり、笑いがこぼれた ] * (582) 2022/12/13(Tue) 17:57:09 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a86) 2022/12/13(Tue) 18:05:57 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* ひょっとせずとも えらいいきおいで たなとすさんに とけざなのです…… それはそれとして しとらさんも ほんとにありがとうございます ちらちらのおかえしを したいっ(*ノノ) (-136) 2022/12/13(Tue) 20:43:51 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:いつか、皆で食べたメルロン [ 正直に言えば。 この箱庭に売店が必要には見えなかった ヴェルトが言ったから―― そんなものをいくら免罪符にした所で あの時頷いたのは結局の所、未練でしかない 誰からも相手にされず 誰にも見向きもされず 俺が居る事で価値は消え 汚物の如く唾棄される 彼らを冒涜しているのは他でもない俺だった それはあまりにも、致命的だった ] (617) 2022/12/13(Tue) 21:46:16 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ だというのに。 目の前ちらつかされた糸に なんとも女々しくぶら下がった 売店の品揃えは職員向けのもの 慰め程度の嗜好品と、各地のささやかな娯楽 必要も無いだろうに「 買いに行くよ 」などと それはあまりに残酷な優しさを孕んでいた ] (618) 2022/12/13(Tue) 21:46:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 笑っていたつもりだった 笑えていたつもりだった 実際笑っていた 恵まれた人生だ 元々笑顔で居る事は多かった でもシンが笑っていたからもっと笑っていた 作り笑いなんてする暇も無いほど楽しいが溢れていた シンが居て、ヴェルトが居て、タナトスが居て シャルが居た。 笑顔が浮かばない理由も浮かべない訳も無かった ] (619) 2022/12/13(Tue) 21:48:12 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ けれど親友の目は、 誤魔化せなかったのかもしれない 俺でさえわかっていなかったかもしれない違いを きっとシンは見抜いていた>>369>>370 だから。 ほんの少しこぼしていたのかもしれない この館に住む事にした訳 途方も無い夢を見ていた 現実を見ているつもりで見ないフリをした ただの愚物が夢破れるに至った決定打を。 でも、最後には二人笑ったのを覚えている シンが笑ってくれていたからだ。 ] (620) 2022/12/13(Tue) 21:50:47 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 職員に取り寄せてもらった品物達を 棚にテーブルにせっせと並べるひととき かけられた声に、手を止めれば>>371 シンの視線の先にはメルロン ――隣りのわたあめだった可能性には蓋をする ] これ小さい頃に初めて食べてさ ホント、ほんの数秒なんだけど 世界にはこんなに幸せになれるお菓子があるのか! って感銘を受けたんだ。 だからコレは絶対に置こうって決めてた。 ……食う? [ メルロンの入ったケースを取って。 頷いたなら。頷いたな。オーケー頷いた。 「 よーし今から一緒に稼ぐぞー! 」って部屋を出た ] (621) 2022/12/13(Tue) 21:52:31 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 四つ入りのメルロン400エム、さしあたって一人100エム ] 貰った金で食うのもいいけど 働いた金で食うご褒美は格別なんだよ [ 準備の様子を入り口で見守っていたヴェルトが 声をかける前に穏やかに笑って消えたから シャルとタナトスも巻き込んで 掃除をしたり、並べたり、扉を外したり そうして買ったメルロンをみんなで分けて食べた ――ヴェルト? 終わった頃にまた穏やかな笑顔で現れた。野郎。 仕方ないから俺のを半分分けといたさ ] * (623) 2022/12/13(Tue) 21:53:19 |
【人】 [『 力 』 フォルス――売店:ユグと カルクドラはサービスが凄いよね〜 とりあえずここ置いとく? 見るのも大変だろーし [ 台の上に置いたトレーを示しておく。 いずれにせよ話題はプレゼントの品へ>>563>>564 ] んー、一人用か〜 ……あ、それなら七色シャボン玉とかどう? 吹き方や液の量で色が変わるから うまく行けばしゃぼん玉で虹ができるかも♡ [ 夜なら花火も映えるけれど それについては、当日の流れによって 店に置いてあるものを使えばいいだろうから。 七色のシャボン玉、お眼鏡に叶うようなら予約を承ろう ] (652) 2022/12/13(Tue) 23:08:06 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 菓子については ] マカロンとか……ビスケットもイイかな? 時間があるなら作ってもらうのが美味いけど 出来合いでよければ、ここのもまあまあ 手軽につまめるって職員さん達に好まれてるよ♡ [ ユグの天秤はどう触れたか>>565 ] (653) 2022/12/13(Tue) 23:08:22 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ トレーごと持って行けば?と薦めた後、 薬を気にする素振りをみせるのは>>566 いつものやりとりになりつつあっただろうか? ] ユグ君やっさし〜♡ 最近の一番人気は胃薬かなー たまーにもらいに来る職員が居るけど アリアに追加を頼むにはまだまだって所。 まあ皆、概ね健やかに過ごしてるんじゃない? [ そう言って笑えば ] それじゃ、まいどあり〜 注文品は仕入れたら声かけに行くよ [ 手をひらひら見送った ] * (654) 2022/12/13(Tue) 23:08:58 |
【独】 [『 力 』 フォルス/* ぜろさんさいてい(ほめことば) ぷろろぐはやはりきょうでおわる いろいろにまにあわないがすぎ とけざ きょうのさざえさん さんぽんだてです (-145) 2022/12/13(Tue) 23:12:43 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:アリアが連れてきた君 [ ○月×日 ふと視線を感じた>>587 見ればシトラだった 「ハローシトラ♡」って挨拶をした ○月×日 ふと視線を感じた>>587 見ればシトラだった 「今日もかわいーね♡」って感想を言った ○月×日 ふと視線を感じた>>587 見ればシトラだった 「アリアが君を探してたよ〜」 立ち去る背を見送った ○月×日>>587 ふと視線を感じた 見ればシトラだった 「編み物得意なんだって?すごいなー今度見せて〜♡」 おねだりしてみた ] (691) 2022/12/13(Tue) 23:58:31 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ある日、ふと視線を感じた>>587 見ればシトラが居た 「珈琲淹れてもらった所なんだけど、一緒にどう?」 そう誘ってみれば、中に入ってきてくれたのだったか 何はともあれ奥のスペースでお茶をする事が叶った。 そこまで重ねた言葉は多くなかったけれど カフェオレもいいな〜とか、のんびりと会話を楽しんで その折、彼女から頼まれる事があったなら 俺は朗らかに快諾したし 記念にノートとペンをプレゼントもしたろう。 アリアとシトラの名前を、最初の一頁に記して。 そうそうタナトスって字が超綺麗なんだよ〜♡って どこかの折、そんな事も言ったっけ ] * (692) 2022/12/13(Tue) 23:58:35 |
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