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【神】 勢喜光樹「ウケるな〜……道厳しいだろJK…。オタクくん足腰ガクガクでワロタ……とは、ならないんですね。オタクはアニメの影響で筋トレをしていたため。 ……五穀豊穣、子孫繁栄………。へー……。」 通路の傍にあった、古びた岩石版に記された文字を読んで声をあげている。 (G15) 2021/08/13(Fri) 2:09:17 |
【徒】 勢喜光樹お隣に座っていた者となります。 「なんか本当に観光地行くんかな。地元の人向けぽいなー……眼光厳しいおじいちゃんまみれだったら俺は、まあ、ビビって、出るよねー……」など、とんでもない後ろ向き発言をしたことだろう。 「あ、飴食べる?」とか。 (.1) 2021/08/13(Fri) 2:18:33 |
【人】 勢喜光樹「子孫繁栄かー……。………これ、エロゲだったら大変なことになるんだろうなー……。 なーんちゃって………」 なんて呟きながら、自分もぼちぼち温泉へ向かう。 (2) 2021/08/13(Fri) 12:15:07 |
【神】 勢喜光樹「じゃんねん。 あ、あれすごくない……? ”源泉を霧化装置で濃縮して霧にしています”だって。ミストサウナだ……顔に当てるといいらしいよ……」 (G30) 2021/08/13(Fri) 12:20:43 |
勢喜光樹は、千葉郁也の顔にミストサウナ装置をそっと向けた…。フワワ……。と (a1) 2021/08/13(Fri) 12:25:16 |
【神】 勢喜光樹「あ〜〜〜〜……」 バシャーッ。 服がべしょべしょになった。 「何すんのー……着替えなきゃじゃん…。まあ温泉入るからいっか……。」 よくない方向に効く (G36) 2021/08/13(Fri) 12:30:34 |
【神】 勢喜光樹「………………………。」 少し口に入ったそれは、鉄分のような味がする。 「…………………?」 心臓が、少し早鐘を打ち出す。ただ、具合が悪いとか、気分が悪いとかではないのだが………―― 「……………」 (G37) 2021/08/13(Fri) 12:34:13 |
勢喜光樹は、黒沢誉の方に手を伸ばす。特に何ということもないように、 (a2) 2021/08/13(Fri) 12:35:41 |
【神】 勢喜光樹「 あ 、」 黒沢が特に避けてもいなければ、彼の後ろから髪の毛に触れただろう。 「虫ついてますねー……、とれたよ、オキャクサーン」 ぱっぱっ、と手で払う仕草をした。 (G39) 2021/08/13(Fri) 12:36:57 |
【神】 勢喜光樹「きよひー先輩…と。とよぴー先輩も…。どーぞ、スキンケアっす……千葉は、めっちゃ嫌がっちゃった……」 シュー……。と源泉濃縮ミストサウナの小さい噴霧器を向けた。 けむいわけでもなく、単純に美顔器のようなそれだ。 (G47) 2021/08/13(Fri) 12:55:02 |
【神】 勢喜光樹気持ち、移動速度は速かった。 人気の無いお土産品売り場を眺める。 正直自分の服がベチョなので他のお客さんがいたら…、 と思っていたが、あまりにも客がいない。 「めっちゃ先行くじゃん……。でも俺も早く行こ。着替えないとなー……」 (G52) 2021/08/13(Fri) 13:29:13 |
【神】 勢喜光樹「あー、シャツ、いいねー……。ほしいな…。」 廃墟をモチーフにした崩れかけの民家マスコットくん。 名称ホウカ(崩家)くんのクソデカ石造の書かれたシャツを手に取る。 「これだな…………。」 本気のようだ。 (G56) 2021/08/13(Fri) 14:24:58 |
【神】 勢喜光樹「ッス、買います……。帰りこれ着よう……。 スタイルいい、かー……照れますねー……。 こういうの、地味に家で寝間着とかにすると使い勝手いいから、ずっと着たりするんすよねー……」 (G59) 2021/08/13(Fri) 15:13:33 |
【徒】 勢喜光樹「なんか、カゴがないね」 荷物を入れるカゴが無い。 お客はあまりないような気もする。 カゴが丁度二つ並んでいるので、 おなじものを探して、あなたの隣に辿り着いた。 「………」 間。 そして、もそもそと着替え始める。 「……黒沢さ……」 上半身のシャツを脱ぎながら、袖を抜く途中でぼやっとあなたを見ている。 「……………………か」 間。 「かなり客はきてないね、ここ…………」 なんてことを言う。 若干、ふわふわしているのが見て取れた。 (.6) 2021/08/13(Fri) 17:31:48 |
【徒】 勢喜光樹「かも。でも宣伝微妙だし、案内も微妙いよねー……。 さっきツブヤイッターでググったけど、ここの情報でてこないんだよねー……」 「あー……ウン……。」 着替えだしたあなたから目を逸らして、着替えを再開する。 「悪循環なんだろうな。来る人数少ないからバス出す予算もない。バスが出ないから余計に人が来ない。あんまちゃんと考えないで始めたのか」 「………なー…、って」 明らかに滑らかに喋っている。 …のが、ゆるやかに戻った。 「いや……、乗り物は全然、無敵……。 ……なんか、……温泉かかったからね…。 ぼーっとして……疲れかも」 本人としても、若干妙な気分ではあったらしい。 水を薦められたら、大人しく飲みに行ってきた。 先程よりかとろとろしている。よし、いつもの勢喜だ。 「水、飲んだら余裕になった」 着替え自体は早々となった。 インナーのシャツを脱いでいく。 勢喜は運動部に所属しているわけでもないのに、妙に引き締まった身体をしていた。どこかで言っていただろうか。筋トレを家でしているらしい、からだろう。 普段のぬぼ〜っとした空気と比較して、やや違和感があるかもしれない。 (.8) 2021/08/13(Fri) 18:05:31 |
【徒】 勢喜光樹「そうだねー……。何やれば、お客が来るのか、想像もつかんけどー……。」 「………」 一度、口元を手で覆うような仕草をした。 それから、改めて。 「………実は、ちっと……」 拳を握り、シャドウを取った。 目の前の着替え入れ籠に拳を入れるポージング。 ………堂に入っている。 「まあ、家で筋トレしてたんだよねー………。漫画に影響されてー……。……黒沢は、なんも、やってないんだよね。身体、十分、ちゃんとしてるけどー」 (.10) 2021/08/13(Fri) 22:03:13 |
【徒】 勢喜光樹「あれを……?」 #あれを? 「あー……。でも、ありかもなー……。 ここでしかないものっていうかー…廃墟マニアとかいるし。 おかげさまで、結構健康……かも。………」 相手が自分を指さした指をじっと見ながら、うん、うん、と頷いている。 「ああ、それでかー……。……えー、もっと、聞きたかったのに……。」 相手が自分を指さした指をじっと見ていたが、押されて進む。転びはしない。案外、体幹がしっかりしているであろうことも伝わる。 「え……」 背を押されながら、ぼんやりと声が出る。 表情は当然、前にいるので見えないが。 「………じゃ、ぁ、お願いします。なんかこういうのいいな……初めてだからさ」 そういいながら、ぼちぼちと温泉へ向かうのだ。 同じくタオルを巻いて。 (.12) 2021/08/13(Fri) 23:12:08 |
【神】 勢喜光樹「待っててくれて、ありがとねー……。 まあ、広いしね、だいぶ………」 そういいながら、とりあえずかけ湯をざぱーっと浴びて。 洗い場の椅子に腰かけて、身体に湯を当て始める。 「広いなー……アガるわー……ていうか、施設、結構いいね……。なんで人気、ないんだろ…」 (G81) 2021/08/13(Fri) 23:29:35 |
【徒】 勢喜光樹実は、勢喜光樹――初めての経験である。 なので、微妙に緊張もあったのだが。 不思議と、この後輩は気を使い過ぎるくらいだろうし、 彼が普通なので、自分が妙にこだわるのも変で。 いつも通り、ぼんやりとした態度を繕う。 「うん。お願いしまー…す」 (.14) 2021/08/14(Sat) 0:31:35 |
【徒】 勢喜光樹ぞわ 「………………」 …………。 「うん、大丈夫」 流暢に喋る。 「もうちょっと強めでもいいぐらいかな。全然大丈夫だわ」 ぞわ 石鹸が合わないのかも。 (.16) 2021/08/14(Sat) 2:25:28 |
【徒】 勢喜光樹 ぞわ、 僅かに指が揺れる。 「………………そ」 「……うだな。そう………、だ、よ。最近、直してたんだけど」 「…あはは…………わかる。……黒沢も悩む方なんだ。たまに、考えてたりするのかな、とは、思ってたんだけど」 (.18) 2021/08/14(Sat) 2:42:22 |
【徒】 勢喜光樹「ああ、いいよ。俺も、肌強いみたいだから……。」 「あの……、あんまり、考えすぎないように、みたいな。 元々、あんまり自分の思ってた事正直に言ったら、 クラスの女の子泣かせちゃったんだよね」 ぽつりと、流暢に喋って。 少し間をあけて。 シャワーの流れる音を少しだけ聞いて。 「それで、考えるようにしてたら、凄い返事遅くなっちゃった………。でも、最近、その上で、もっと早くしたくて。 あ、頭流してもらっていい?お願いできる……?」 (.20) 2021/08/14(Sat) 3:17:29 |
【徒】 勢喜光樹「まあ……キツかったなあ。でも……」 「その子を傷つけたのも、そうだけど。周りに結構嫌われて、ちょっと……」 頭がぼんやりする。 過去のことを想っているからか。 腹の底にある熱が引かない。 「寂しかったし」 「………」 今、なんだか勢いに任せて、普段言わないようなことを言ってしまっている気がするが、ふわふわとした脳裏は、穏やかで低めの相手の声を聴くのに精一杯で。水音は大きく流れていって。 「慣れ、か………。俺も、受け答えがもっとまともに出来たらよかったんだけど。 ――――。」 目を瞑って流された後で、 ごぽごぽ、ばしゃばしゃとはじける水の音に交じって聞こえた言葉。 わずかに、目を開いた。 ”普通に喋ってもらって大丈夫すよ” ▼ (.22) 2021/08/14(Sat) 4:45:14 |
【徒】 勢喜光樹「――打たれ強い、か。 ………なら後輩に、でも、黒沢だけだけど。 甘えちゃってもいいのかな。 今、多分ちょっと、疲れが出て来てるから」 ぽた。と、湿った髪の毛から水滴が落ちた。 (.23) 2021/08/14(Sat) 4:45:38 |
【徒】 勢喜光樹「……黒沢、腹立つなんだ。はは……。俺も、腹は立った。でも、それなら離れるでしょ。俺は離れたくはなかったから、たぶん、」 「さびしかった」 自嘲めいた言葉が、流れる水音に入り混じるように呟かれた。 水気でしっとり崩れた髪の毛が柳の葉のように下がって丁度いい。 今、自分の顔を誰にも見られたくないから。 「うん、聞こえたよ」 ▼ (.26) 2021/08/14(Sat) 12:17:18 |
【徒】 勢喜光樹「いい人ばっかだから、もう傷つけたくないんだよね。 多分俺、自然に喋ると、凄い……いやな奴だから。そこまで言わなくても、きつい言葉になっちゃうらしくて。だから……」 少し、何かを言い淀む。 髪の毛をかき上げて、小さく息を吐くと、あなたの準備を眺めている。 じいっと。 「……今度、俺が手伝おーか」 (.27) 2021/08/14(Sat) 12:18:27 |
【徒】 勢喜光樹「………。……ふは」 笑った。 口の端を曲げて、眉をちょっと曲げて。 「なるね………。」 なる、なあ。 しみじみと、後輩の言葉に同意した。 こんな悪いことばかり、同意してしまって。肯定してしまって。 黒沢がつとめて、やめようとしている考え方かもしれないのに―― 腹の底に素直に落ちる。 ――嬉しく感じてしまった。俺はダメな先輩だなぁ、と思って。排水溝に落ちていく水と泡を無意味に眺めるしかできない。 ▼ (.30) 2021/08/14(Sat) 13:53:07 |
【徒】 勢喜光樹「たぶんね。皆、すごくいい人だよ。……あんまり、よくないな。俺、多分信用できてないんだろうな。皆のこと………いや……そんな恰好いい感じじゃない。怖いんだと思う……。」 目を伏せて、続く言葉は言えなかった。 「……ああ、うん、」 あらためて、 ここ この時が、なぜかすごく緊張する 「さっきの御返し……。背中は届きづらいじゃん……?でも」 じっと、あなたを見る。 ▼ (.31) 2021/08/14(Sat) 13:54:31 |
【徒】 勢喜光樹「だって、腹立つじゃん。俺と相手の問題だし。本当のこと言ってるだけじゃん、って。傷ついたっていうけど、傷つきやすさって個人の主観じゃ…………、ん」 声が、今度はこちらが消え行った。 ……相当油断してしまう。こんなこと、黒沢に言っても困らせるだけだ。 怖いのは、また誰かが傷ついて、結果として離れられるのが嫌だっただけだ。様子を見れば、黒沢はそんなこと、気にしないのかもしれない。それは、やっぱり、強いというか。黒沢らしさなのだろうと思う。 「……そう。嫌じゃないんだ。……俺は別に、全然いいからさ……」 ゆっくりと椅子から腰をあげ、あなたの背側に移動する。 「やるよ、黒沢。……いい?」 (.34) 2021/08/14(Sat) 14:40:38 |
【徒】 勢喜光樹「それじゃ、終わらないよね。相手に取っては、我慢できないことなんだから。俺達の、それと同じぐらい。」 タオルを手に取り、ボディソープを黒沢の背から、腰の横を通って取る。 何ということはない、無精してのことだろう。 その時、手が僅かにあなたの横腹を掠っていく。するり、と。 そして、 「はじめまーす…………」 ”いつもとおり”、緩慢な口調で告げた。 ▼ (.36) 2021/08/14(Sat) 16:39:57 |
【徒】 勢喜光樹かしゅ、かしゅ、かしゅ。 くしゃくしゃくしゃくしゃくしゃ………。 タオルにボディソープの滑らかな泡が乗り始める音がする。 「黒沢は」 ふわりと、そのまま背に柔らかい感触。 泡立てたタオルが載せられようとしている。 「嫌なことは、嫌って言えるタイプだよね。いいことだよ、もちろん」 (.37) 2021/08/14(Sat) 16:43:12 |
【徒】 勢喜光樹「…………」 くしゃくしゃくしゃ。 ふわふわふわ。 柔らかく、きめ細かい泡が背を満たしていく。 暖かいお湯を含めて作られた泡は、一度湯で流した背にしっとりと馴染んでいくだろう。 「だよね。………でもそれだと、」 ▼ (.39) 2021/08/14(Sat) 16:59:57 |
【徒】 勢喜光樹「嫌っていわないときは、」 タオルの細かい生地が、あなたの背をざりざりと撫でていく。 他者に予告なく洗われていく背は、傷がつくようなことや、痛いことはないだろう。 あるいは、 「嫌じゃない?」 なめらかで気持ちが良いぐらいに。 (.40) 2021/08/14(Sat) 17:01:53 |
【徒】 勢喜光樹「そうか。そうだよね」 くしゅ、くしゅ、くしゅ、くしゅ。 「うん。じゃあ、そのつもりでいるから」 くしゅ。 タオルが丁度首の後ろを滑る。 そこからぐるりとあがって耳の裏を擦り、 喉元へ降りる。 「嫌な時は、そうしていいから。俺、多分、甘えると結構言い過ぎたり、やりすぎたりしちゃうだろうから」 首回りを洗った後、肩を滑って、 それは何の意図もないように、 自然に脇の下を滑って、 腰の横を撫ぜる。 ボディソープのきめこまかい泡で、それは思い切り肌の上を静かに滑っていく。 (.42) 2021/08/14(Sat) 19:12:02 |
【徒】 勢喜光樹本当に、攻撃的な意図はないだろう。 その手付きは柔らかく、恭しくて。 効率も良くて、店の人のようで。 滑らかに擦る泡は、埋め尽くしていく。 あたたかくやわらかいそれが、じわじわと、あなたの身体を、 タオルは、腰を滑ってから、そこから、 ▼ (.44) 2021/08/14(Sat) 20:03:57 |
【徒】 勢喜光樹「大丈夫?お湯かけるよ」 気遣うような声がした。 ……あなたの前の蛇口を捻るため、身体を近づけていたようだ。 しゃああ……。と、流れる水音がする。 暖かい湯の温度を確認しているようで。 (.46) 2021/08/14(Sat) 20:06:19 |
【徒】 勢喜光樹「じゃあ、かけるね」 と声をかけて、シャワーをかけて泡を流していく。 ひたり。 その時は、今度はタオルではなく手で肌に触れる。 泡まみれのタオルで触れては意味がない。 特に、違和感のある行動ではないはずだ。 タオルと異なり、温度のある指先が、あなたの肌上を擦って泡を落とした。 洗い立ての肌を指が通る感覚は、多分、こそばゆい。 勢喜の触れ方は気を使っているのか、 もどかしさすらあたえるかもしれないほどに。 優しく触れている。 背中、首、腰。 泡で塗りつぶしたあなたの肌を、丁寧に湯が洗い落としていく。 ▼ (.49) 2021/08/14(Sat) 22:07:12 |
【徒】 勢喜光樹「終わったー…………おつかれさま。よく考えたら……いつもの調子で、泡つけすぎたなー………」 のんびりと告げながら、 「じゃあ、温泉、いく?」 そういって立ち上がり、最後にシャワーを鏡にあてて曇りを落とし。 あなたの表情を確認する (.50) 2021/08/14(Sat) 22:08:55 |
【徒】 勢喜光樹「色々あるっぽいけど、あれかな。売り」 よいしょ…、と先に立ち上がった勢喜が指差したのは、 あまり洒落ていない、源泉に近いと記された露天風呂だった。 風も適度に吹いていそうだ。草木が風に靡いている。 丁度良いかもしれない。 「行ってみる?」 (.53) 2021/08/14(Sat) 22:35:23 |
【徒】 勢喜光樹「本当にね。でも、これは逆にいいかも?綺麗な奴なら、わざわざこんなところ来なくても幾らでもあるから」 辛辣である。 そう、素の喋り方はこちらが近いのかもしれない。 「後でワイン風呂とか、そういうのはまあ…テンションで入るということで。よし、いこー……」 あなたの返事を確認してから、ぺたぺたと足音を立てて先を歩く。気持ち、なんなら先導するような立ち位置にいたので、問題ないだろう。 ▼ (.55) 2021/08/14(Sat) 22:54:47 |
【徒】 勢喜光樹――ふわりと湯気が立ち上る。 露天風呂は広々としている乳白色の湯が湛えられていた。 風呂の近くは乾いた岩の地面が続いていて、 誰かが入った形跡すらない。 少し肌寒いぐらい、涼し気な風が吹いた。 夏だというのに。標高の高い山だからだろうか? 「……さむ。」 そういいながら、じゃぼんと足をつけて入った。 一瞬の逡巡があったが――、いい。これは、確認すればいい。 (.56) 2021/08/14(Sat) 22:56:55 |
【徒】 勢喜光樹「酒、弱い?効きすぎるタイプだと大変かもね。でも流石にアルコール飛んでるでしょ、風呂だし…。………飛んでるよな……。」 でも、わざわざワインに火を通すだろうか。 ワイン風なのか? 頭を捻りながら、露天風呂へ。 「なんか、地元のおじいちゃんたちがいるんじゃないか、みたいな心配したけど、大丈夫っぽいね」 そうして湯に身を浸す。ふー………、と長い息を吐いた。 身体を洗うのもだいぶ疲れが出るものだ。 あたたかい。 これは、温泉だからだろうか。 それを確かめたくて、 みる。 ▼ (.58) 2021/08/15(Sun) 0:10:22 |
【徒】 勢喜光樹「謎いよねー…。え、チョコレートボンボンとか、お菓子ん入ってる奴食べたことない?」 少しずれた解答に、この後輩の雰囲気が、 ただ作ったものではないように感じた。 今どきの若者、なんて言われる年齢なのに、 妙にまじめで、たぶん、酒をこっそり飲んだことなんてまずなくて。 甘酒を貰うのが似合っていて。貰うチョコレートも、酒入りの洒落たものを貰うようには思えなくて。 勝手にそこまで考えて、はっとお湯で顔を洗う。 「まー、此処に来るバス、数ないしね。おおっと俺はそうそう攻撃を受けないぜ」 なんていいながら、顔にベシャリとかかった。 ちょっと口に入った。まずい。 考えている通りなら、 (.62) 2021/08/15(Sun) 0:38:37 |
【徒】 勢喜光樹「そっか。……妹さんいるんだ。かわいい?まあ、かわいいだろうな。黒沢の妹だから」 今日は素直に喋れている。 後輩に甘えている、ということだろう。 現金なものだ。 これは言って良い内容だったっけ。 「え、全然熱くはなかったけど…ああ、のぼせたのかな。体質とかあるし…。行こうか」 そう。ただ温度が高すぎただけだろう。 水風呂に入れば、すべて、癒えるはず。 風呂からあがって、きもち、足早に水風呂へ向かう。 サウナに併設された水風呂は少し狭い。 後輩と並んではいることになるだろうから、身を狭めておこう。 そして、かけ湯をしてから、足を付けた。 ▼ (.64) 2021/08/15(Sun) 0:52:31 |
【徒】 勢喜光樹腰までつかって、身が冷えるのを感じる。 そこまで冷たくもないぬるい水で、 でも、湯の熱ならば冷やすには十分なはずだ。 ――――、 「――………………」 さめ、る、はず、なのに。 後から来る、後輩は、どうだろうか。ただ、湯あたりした、だけだろうか。 (.65) 2021/08/15(Sun) 0:54:24 |
【徒】 勢喜光樹「まあ、身内からしたらわかりづらいところ、あるかも。でも黒沢が目鼻立ちしっかりしてるから、妹さんも多分、美人系だと思うね。顔、似てる?」 相手を見て、あらためて、顔の造詣を見直す。 すっきりとした鼻と、少し憂鬱気にも見える瞳。 アンニュイな顔に、動揺や、焦り、笑顔の表情が浮かんだら、 きっと、きっとさぞ見栄えするんだろうな。 あれ、何の話をしていたんだっけ。 「そうでないと、毒かなんかでも入ってた、ってことになるしね。わざわざ、僻地の温泉で?って」 少し笑って見せた。 違う、勝手に笑った。 そうだよな。馬鹿げてる。普通そう思う。 ▼ (.68) 2021/08/15(Sun) 2:52:47 |
【徒】 勢喜光樹「代謝がいいなら、やっぱり、水に浸ってるのがいいかもね。 あとは……。ああ、やっぱりあるな」 水風呂の周囲を確認して、黄色いプラスチックカップにチェーンのついたものを見つけて来た。それを、備え付けの蛇口をひねり、一応、洗い流している。 「これ、多分飲めると思うよ。水分補給用だって」 ”ご自由にお飲みください”と書かれた蛇口があった。 どこにも書いてないのでわからないのは仕方ないが、冷やした温泉水だ。 (.69) 2021/08/15(Sun) 2:55:51 |
【徒】 勢喜光樹「へえ、そうなんだ。 お兄さんと妹さんの。同じ兄弟でも、それぐらい違うってあるんだね」 指差された部分、ではないところを見ている気がする。 顔そのものというべきか。 「姉貴?いるよ。暴力人間の。似てるっていわれる……。ろくでもないね。でも客観的に見たら美人の部類だと思う。癪だけど」 ▼ (.73) 2021/08/15(Sun) 4:01:07 |
【徒】 勢喜光樹「…………………。カップ、借りていい?」 相手の様子に、カップを貸してもらおうとする。 そして少し洗ってから、それを飲む。 「………これ、飲料用の温泉だな…。冷やしてあるからわかりづらいのか。なるほど」 「……………変なこと言うけど、なんか可愛い、あれ?そう。あのー、違って。」 手をばしゃり、と水を弾きながら顔に宛がう。顔を拭う。 「黒沢、あのー。温泉。 ここの温泉入ってから、変、じゃ、ない?」 ぽつりと、でも流暢に口にした。 「多分、今、俺変。頭の中が、ふわっとしてて。言っちゃいけないこととか、言っていいこととか、曖昧な気がする。気分が悪いわけじゃないから、わからなくて」 (.74) 2021/08/15(Sun) 4:09:46 |
【徒】 勢喜光樹「俺も、この顔とかは気に入ってる。親に感謝してるかな」 これは、他の人には言えない。 自分の顔が好きなのは、別におかしなことではないんだろうけど、 ”ふつう”の人には受けが良くない。 「そうかもね。何をどうなったら、同じ生活環境であの性格になったのかは謎だけー……ど。」 ふ、と小さく息を吐いた。 ▼ (.77) 2021/08/15(Sun) 12:40:16 |
【徒】 勢喜光樹「ちょっと味が水道水ぽくないっていうか、香りがする」 微細な変化だが、あなたの話を聞いて気を付けて飲んでみたところわかったのだろう。 「いや」 「かわいいよ」 ▼ (.79) 2021/08/15(Sun) 12:52:22 |
【徒】 勢喜光樹「素直なところ、 真面目な所、 短気なところ、 それを抑制しようとしてるところ、 とまどうところ、 やさしいところ」 水面を眺めながら、 溢れだすように。 「俺は……うれしかったよ。 黒沢が、俺に撫でてほしい、って、言ってくれたこと。 ”ふつう”は、あんな風に言われても、面倒だったり、流しちゃったりされてもしょうがないのかなと思うし。 たぶんどんなことでも、自分を律してる黒沢が、俺になにかを望んでくれたことが」 これも、嘘ではない本当のことだ。 「それから、黒沢が。どうにもかわいいなと思う。俺、単純なのかも」 目を閉じて、少し、最後は言い淀んだ。 (.80) 2021/08/15(Sun) 13:08:13 |
【徒】 勢喜光樹からかう空気――では、ないだろう。 あなたは、それがわかるかもしれない理由がある。 ――冷水を自分の顔にぱしゃりとあてて。 それから、滴る雫も意に介さないで、 浅葱の瞳が、あらためてあなたを見る。 「休んだ方がいい?そうかも。黒沢が言うなら、そうしようかな。 ……もしかしたら、この温泉で、湯あたりしちゃってるのかもしれないしね。行こっか」 あなたに手を握られたまま、うっすらとした笑みを一瞬浮かべて、そこを出る。 ▼ (.83) 2021/08/15(Sun) 16:09:52 |
【徒】 勢喜光樹――あなたに連れられ、おそらく脱衣所。 そして、一通り着替える。 勢喜は、良くも悪くも見た目に変化が見えづらい。 「気持ちよかったね、温泉」 なんて日常会話を楽しむぐらい。 「黒沢」 「俺、外のベンチ席に行くね。水を呑んでるから」 「……水飲むとね。治るんだよ。 さっき、千葉に温泉かけられたでしょ。 あの時、ぼんやりしちゃって。でも、水飲んだら良くなったんだよね。 だから水飲もうかなって」 ▼ (.84) 2021/08/15(Sun) 16:23:39 |
【徒】 勢喜光樹「俺、黒沢との関係、変えちゃうかもしれないこと言うかも。せっかく、今でも十分居心地いいのに。」 合宿の日々のこと。 出掛けた先で泊った事。 望みを言ってもらった事。 「それでもよかったら、来て。」 ▼ (.86) 2021/08/15(Sun) 16:28:55 |
【神】 勢喜光樹「じゃあ、お先ー………。コーヒー牛乳も、のみたいな………」 髪の毛をタオルで乾かしながら、あなたより一足先に、そこを離れようとするだろう。 他の人にも、ぼちぼちと風呂上りで、そのままどこかへ行くのが見れるだろう。 水のペットボトルを1本、購入して。 (G87) 2021/08/15(Sun) 16:37:20 |
【徒】 勢喜光樹「喧嘩売ってるんじゃないけど……、ううん、」 水のペットボトルはほぼ空になる程度に呑んでいる。 ぷらぷらとそれを弄びながら、 「そう。色々喋り過ぎたよね。ごめんね」 失敗したなあ、と、頭を掻きながら呟いた。 「うん。そう、……あのー」 珍しく、間延びさせるというよりは、少し困った様子だった。 「…………ふわふわで、いい気分だったから。楽しくて……、つ、つい、色々言ってしま……、った。た。まだ、言わなくてもいいようなことも」 歯切れ悪く、呟いた。 「俺は……、まだ、ちゃんと関われてないのが、気になってて……」 (.89) 2021/08/15(Sun) 18:12:02 |
【徒】 勢喜光樹「ああー……………」 「……っ、で、も、さ。 多分、困らせる…」 とはいえ。 「黒沢に、嫌われたいわけじゃなくて、……、あー…」 ”忘れとくには喋りすぎじゃねえの” ………その通りだった。 喋りすぎている。 虚実ではないことを、つい、口をついて出たものがあって。 ▼ (.91) 2021/08/15(Sun) 18:44:04 |
【徒】 勢喜光樹「俺、後輩の黒沢が気になってるんだと思ってたんだけど」 「他の下級生とも、同じぐらい一緒にいると思ったのに、なんだか贔屓目があって」 「頭撫でてあげたときから、一挙一動、どうにも気になって」 「ちょっとだけ、黒沢のことを知って………なんか、可愛いな、って思って。色んなところが……おかしいなって思って、もうちょっと色々、話してみたりしてみたいと思って」 ▼ (.92) 2021/08/15(Sun) 18:51:37 |
【徒】 勢喜光樹「それで……ここ、きて。ここの温泉、多分、ちょっと変わってるでしょ。…洗い場のあとで、あの温泉入ったら、なんか、抑えが効かなくなって」 「……触れ、てみたい、と、思っちゃった。」 「ただの後輩なら、そんな風に思わないはずだから……。でも、俺、絶対温泉の勢いで、とか嫌で」 ▼ (.93) 2021/08/15(Sun) 18:56:13 |
【徒】 勢喜光樹「だから、水飲んで、落ち着きたかった……。」 髪をかき上げて、ふう、と息を吐いて。 改めて、向き直る。 「俺、お前のこと好きみたい。」 淀みない口調で、静かに穏やかに。 「初対面の元幽霊部員と、この短期間だけ過ごしただけなのに、ね。 ……なんか、気になってしょうがない。お前の、いろんな顔と、声が好き。困った顔が、特に好きみたい。 これから、ゆっくり確かめたかったのに、もっと見たくなって。我慢できなくなっちゃった」 ▼ (.94) 2021/08/15(Sun) 19:17:06 |
【徒】 勢喜光樹「俺に、黒沢のいろんな顔、もっとみせてほしい。 もっと知りたい。もっと聞きたい。 俺と、付き合ってほしい」 ほとんど空のペットボトルが、ぱこ、と小さい音を立てた。 (.95) 2021/08/15(Sun) 19:17:53 |
【徒】 勢喜光樹「だって……、温泉で、気が大きくなってって、そうじゃん?」 悪そうな態度? 「違う。罪悪感はあるよ、ただ、それでも見たくなっちゃう。本気で困らせたいわけじゃなくてさ……、ギリギリ、なんとかなるけど、みたいなときの、黒沢の顔が、よくて。だから、最悪俺が責任取れる範囲で、困らせたく、て……」 笑顔? 「さわ、ったのは、ちょっと、意地悪した。ごめん、あれは……でも、普段からあんなかんじで」 うれしい。 うれしい。 かわいい。 嗤われているかもしれないのに、どうしてこんなに、 ▼ (.99) 2021/08/15(Sun) 20:06:06 |
【徒】 勢喜光樹「だよね」 「……黒沢は、普通に、女の子好きだろうから。だから、悩ませるから。ゆっくり確認してかないとなっておもって」 ……勢喜自身のことは、口にしなかった。 あえていわないのか、気恥ずかしいのか。 (.100) 2021/08/15(Sun) 20:08:29 |
【徒】 勢喜光樹「うん、ごめん」 素直に謝らなければならない所だ。 これは、本当に、そう。 彼の困った顔をみて、自分は、どうしても、喜んでいた。 ダメなのに。 なのに、どこか、 なぜか。もう、あるはずのない湯の熱なんて。 「そだね。あの人は大きいから。確かに、守ってあげたいタイプなのはわかる。……? ……そうだよ?俺は背が黒沢を撫でるのに苦労しないぐらいにはあって。年上、だよ。黒沢を、わざと困らせて、楽しんでた、けど」 (.103) 2021/08/15(Sun) 20:59:21 |
【徒】 勢喜光樹「……………………………」 困った、顔だ。 勢喜は恐らく、はじめて見せるような顔だった。 「………………そう、なの?」 「……俺、今、相当馬鹿になってるから……、それだけで、心臓、痛いんだけど」 喉を鳴らして、目を伏せる。鼓動がうるさい。 (.105) 2021/08/15(Sun) 21:17:57 |
【徒】 勢喜光樹「………男が好きなら、話が早くて都合がいいと思う………」 あまりにも、粗野な表現で伝えた。 ストレートな表現は、無意識的に、あなたにわかりやすく伝えるためのものになっていた。 「…………………つ、きあってくれ、る、の?」 絞り出すような声。 (.107) 2021/08/15(Sun) 21:54:35 |
【徒】 勢喜光樹「どっちでも、」 いいんだ、と。 「………………」 「……そうだった。嫌なら、嫌って言うんだったね」 大きく息を吐いた。 脱力した。 ▼ (.109) 2021/08/15(Sun) 22:13:56 |
【徒】 勢喜光樹隣に座って、相手の頬にまず手で触れる。 それから、じっくりと相手の顔を見ながら、 相手の腰に腕を伸ばしてそっと抱く。 片手で相手の耳の裏へ指をのばし、 片手で横腹を柔らかに探る。 勢喜が観察した限り、 あなたが気持ちよさそうに身動ぎした箇所。 (.110) 2021/08/15(Sun) 22:20:34 |
【徒】 勢喜光樹「………あついね」 ぽつりと呟く。 「肘は出さないで。痛いから……。……嫌いじゃないなら、何だろ」 そういいながら、顔を相手の首にゆっくり埋めていく。 それから、僅かな水音を立てて口づける。 (.112) 2021/08/15(Sun) 22:44:02 |
【徒】 勢喜光樹「………腹が立つって。妙に怒ってるから、状況からしてもおかしいな、って思ってたけど……、腹のあたりがずっと落ち着かない感じ?」 「じゃあ、いっぱい撫でる。来ないよ、こんなところ」 まあ、来ても気にはしないのだけれど。 そのまま、相手の頭に手を置いて、くしゃりと優しくなでる。 指の一つ一つに感覚を集中させて、髪を抄いて。 彼が遠慮して、受け取れなかった分まで押し付けたいと思った。 子供を撫でてやるように、相手の頭を撫でているうちに、何故、自分まで少し、癒されているのか。この体温が、いとおしいのか。わからない。 (.114) 2021/08/15(Sun) 23:45:30 |
【徒】 勢喜光樹「冷やしたって、治るわけないと思うけどな」 相手をかき抱くように撫でているから、自然と耳元で囁くことになる。 「単純な熱じゃないんだろうしさ」 「なんで。それなら、俺の方が急に後輩に酷い二択を押し付けて、勝手に離れた変な先輩だったと思うけど……」 撫でる手は止まらなかった。 ささやきも。 「……本当に冷やしたらどうにかなる、って、思ってたの?」 (.116) 2021/08/16(Mon) 0:02:03 |
【徒】 勢喜光樹「たしかに」 否定できなかった。 「別に。言ってくれた方がわかりやすくていいよ。嫌なことは、言うんでしょ。……あのさ」 「ここの入り口に書かれてた文言、覚えてる?たぶん、あれの通りの功能。……わかる?」 (.118) 2021/08/16(Mon) 0:29:26 |
【徒】 勢喜光樹「本当にね。そしたら、意地でもなんとかしたと思いたいけど。俺、別に女子なら誰でも好きってわけじゃないし」 頭を撫でてやりながら、目を細める。 むにむにとつつかれながら、溜息を吐いた。 「俺もね、これ、かなり好きだよ。でも、あんまり可愛いことしないでよ、我慢できなくなるから」 頬をつつかれただけだ。 (.120) 2021/08/16(Mon) 1:09:45 |
【徒】 勢喜光樹「この温泉の後なら、絶対全員帰らせて個室に突っ込んでると思う。堀江先輩とかが」 なんだかんだ、しっかりした先輩のイメージが強い。井上先輩がそのフォローをするだろう。 「…………………」 「…俺、水飲んだ、っていったでしょ」 あなたの頭を撫でながら、薄っすらと笑みを浮かべた。 「勢いじゃないよ。正気の性欲。……温泉とか、関係なしに。せっかくだから、温泉効いてる間に、ちょっときもちいいことできるか挑戦してみない?」 とんでもないことを口にした。 「うん。勿論、ゆっくりでもいいけど。俺、待てがあんまりできないタイプらしい。はじめて知ったなー」 (.122) 2021/08/16(Mon) 1:44:00 |
【徒】 勢喜光樹「へえ。かわいい」 口から出る言葉を、もはや抑制する気もない人間だ。 「保体は保体で勉強いるしね。 外だとまずいから……、 今日泊まりらしいし。同じ部屋、泊まろうよ? 誰も見てないところなら、だめ?」 小首を僅かに傾げて尋ねる。 聞き分けのいい犬の所作だ。 (.124) 2021/08/16(Mon) 2:05:58 |
【徒】 勢喜光樹「喧嘩じゃない。喧嘩売るなら、”殴り合いたい”って言えばいいじゃん。だめ?かわいい」 こんなにかわいいのにな、と頭を撫でている。 「うん、そうだよ。……まあ、するならこの宿の施設かなあ。 別荘は、逆にお借りしてるものでいかがわしいことするわけにはいかないし。」 「うん?なにが。わからないけど」 (.126) 2021/08/16(Mon) 2:39:05 |
【徒】 勢喜光樹「鳴き声……プ、ックク……おもしろ…」 事実、オタクの可愛いなんて鳴き声のようなものだ。 「変な道具とか置いてあるしね、良く見ると、もしかしてここ、そういうのが目的の施設まである。 え?うん。わかるよ。流石に実技は初めてだけどね。だから、手探りでやる。あとは、あんまり冒険しない」 (.129) 2021/08/16(Mon) 2:58:28 |
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