剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/23(Wed) 21:04:01 |
剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/23(Wed) 21:04:27 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ君の仕草を見て、少し安心する。良かった、これで合っているようだ。 「あ、そっちにも見えるようにする。」 君の視界にも現れたスクリーンに映るのは雪景色。その中を、短い列車が白い煙を吐き出しながら進んで行く。積もった雪を力強く押しながら。 豪雪地帯の映像資料のようだ。 「流石に地元はこんなに雪降らないけどさ、まあ、こんな感じ。たまに写真撮ってる人もいる。 ナツメのところは雪…降らなさそうだな。遠足でスキーとかしなさそう。」 都心部の学校では泊りがけで行うような行事も、地方では遠足という規模で収まってしまう。 逆に、都心部の学校が遠足で行う行事は泊りがけで行うことになるのだが。 (-4) 2022/02/23(Wed) 21:16:19 |
【神】 剣道 ツルギカミクズの言葉を聞きながら、一瞬だけフカワを見た。本当に、一瞬だけ。 話題ができたと捉えるべきか、それとも。 悲しい、寂しいと思える程カミクズを知っているわけでもない。 「異論はないけど。でも、ちょっと気になることもある。」 背筋を伸ばし、挙手をする。 「カミクズさん。それって、 誰かに投票しなくてもよくなるから ってのも理由ですか?」違ってたらすみません、と前置きをして。 「投票権を失うと、全体の提供者の数が足りない時だけ選ばれる…補欠みたいな立場になりますよね。 もしかしたら、他の会議室でたくさん提供者がいれば死なないかもしれない。 誰にも投票することなく、もしかしたら生きて帰れる。 そんな未来に賭けたって部分はありますか。 ………勿論、答えなくたっていいです。」 (G20) 2022/02/23(Wed) 21:47:21 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワひょっとして、自分のことかなとか。 思ったけど言わなかった。 本心も表情も見えないから。 『…暇潰しなら、それが最適解かもしれませんね。 その方が面白そうで。』 運というのは時に牙を向くけど、背中を押すこともある。 『実は僕、ちょっと取引してまして。 一度だけ投票権を譲ってもらえることになってます。』 自分のデメリットの方が大きく見えて、実際は自分のメリットの方がずっと大きい取引。 相手にとってはきっと逆に見えている。 騙したのかもしれないけれど、相手にメリットはキッチリある。 だから、取引=Bイーブン。 『使い道は、まだ何も決めてないんですけど。』 『でも、せっかくなら、活用してみたいとも思ってて。』 『楽しみたいというわけじゃないんですけど、使わないのは勿体ないじゃないですか。』 (-14) 2022/02/23(Wed) 21:54:10 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ「ありがとう……わ、雪。すごい、白い」 物珍しげに、あなたが出してくれた映像を見ている。 これは写真撮っちゃう、と頷きつつ。 「うん、そんなに……あ、でも去年は一回、積もったよ。 え、スキーに行くの? 遠足で?」 こっちは自然公園とかだったよ、と新鮮に驚いている。 全員滑れるようになってそう。すごく上手そう。 (-16) 2022/02/23(Wed) 22:15:35 |
【神】 剣道 ツルギ助かりたくない。その気持ちが理解できなかった。 あの日瓦礫の下で、自分は確かに助かりたい≠ニ感じたから。 「…錯覚。それは知りませんでした。」 でなければ、あんな危険なドライブはしない。今後は気を付けよう、と場違いな納得をした。 青年は君をよく知らない。少し変わった清掃員だと思っている。 君がそれ以上の理解を求めないなら、きっと青年はそのままだ。 ───でもね、いつでも投げ出したっていいんですよ あの文字は、君が自分自身に言い聞かせていた言葉なのだろうか、とだけ。 「ありがとうございます。」 清掃員に向かって、キレイな一礼。相変わらずの無表情。 そういう事例を教わったことに対してか、立候補に対してか、回答そのものに対してか、それとも全てか。 どうとでも、君の好きに取れる言葉だ。 (G30) 2022/02/23(Wed) 22:29:28 |
【秘】 あの日の ツルギ → 規律 ユス「すー…ごい恥ずかしいこと言えるんだなぁ………」 言葉だけ聞けば、まるで愛の告白みたいで。 その実、愛なんてちっともないんだ。 その視線に愛が込められているなら、すぐわかる。その目付きだけは、よく知ってるから。 「でも、さ。悪いことじゃん。世間的には、さ。」 学校で習う政経、道徳、全てで否定されているからそうなのだ。 何度も深呼吸をして、ようやく口元から手を離す。まだ完全に元通りとはいかないけど、もうこれぐらいでいいや。 ほんの少し上がった口角で、悪巧み。 「……だから、お前さえ、良ければなんだけど。」 「俺たちが二人揃って、生きて帰れるか。 ───賭けてみないか? 」そんなはずはないと頭では理解しているのに、確率なのだから裏切られることもあるとわかっているのに、 勝てる%qけだと心が判断する。 頭がバカになっちゃったんだな、きっと。 (-27) 2022/02/23(Wed) 23:05:44 |
【神】 剣道 ツルギ「あ、こんな雰囲気の時に悪い。これだけこの場で言っておきたい。」 君たちが一息ついたとき。もしかしたら、帰る支度をした人だっているかも。 青年は空気を読まずに立ち上がった。 「 ───二回目のやつって、この中にいる? 教科書のすみに載っていた、小さな記載。 制度に選ばれるのは二回まで。さらに二回目は、生存率の高い立場を与えられる。 「いなかったら、空気悪くしてごめんな。 でももしいたら、その人たちがもう一人補欠を選ぶわけだろ。 その人たち向けに、もう少し話した方がいいと思うんだけど。」 「なあ、どう思ってる?」 目を閉じる。いるかもわからない誰かに向けて。 「流石に匿名で構わないよ。返事したくなかったら、黙ってていい。 …返事がなかったらいないってことだし。」 (G35) 2022/02/23(Wed) 23:07:57 |
【神】 剣道 ツルギ「………あ、俺が二回目ってパターンもあるよな、他の人からしたら…」 反応を聞いてから気付く。これは失言だったと自戒。 「教科書通りなら、投票で選ばれるカミクズさん以外にもう一人選ばれるはずだ。 いるかもしれない二回目の人たちが自由に選べばいいと思うけど、悩んでるなら、必要かと思って。判断材料は、多い方がいいと思った。 お節介だったら、まあ、それはそれで。」 (G40) 2022/02/23(Wed) 23:27:02 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメその感想を見て、やっぱりそんな感じなんだ、と思った。 「バスで行ける距離にスキー場があるんだよ。全然有名じゃなくて、小さいところ。 リフトが古くて毎年不安に………」 ふと、思い出す。 地元≠ノ来る前、被災時に住んでいた地域でのこと。 そこはもっと雪が積もって、小さい頃からよくスキーに連れて行ってもらった。 ある年、母にスノーボードを勧められて。 その理由も知らずに頷いた。 「…逆にそれが楽しいって、言うやつもいるんだけどさ。」 途切れた言葉が生んだ間を誤魔化すように、付け加えた。 (-33) 2022/02/23(Wed) 23:45:22 |
ツルギは、瞬きをした。 (a12) 2022/02/23(Wed) 23:47:17 |
【神】 剣道 ツルギ「………いるんだ。」 抱いた感想はそれだけ。メッセージの文章は簡素だったから。 「お節介じゃなかったってことだな。 嬉しいような、嬉しくないような…」 つまり二回目の人間がいて、そしていまだ決めかねているということだ。 (G47) 2022/02/23(Wed) 23:52:36 |
【神】 剣道 ツルギ(すごく…) (やりにくい…) 青年はこの場にいる全員と、二人きりで言葉を交わしたことがある。それは勿論、文章でのやり取りも含むし、内容は人によりけりだったけど。 だからこそ、誰の言葉に反応するのも何だかやりにくい。 普段は自分の言いたいことを殆ど言ってしまうのだけど。 合議の場でそれをしては、話題がとっちらかるだけだ。授業でやったディベートでも、良くないことだと教わった。 よく知らない方がいいって、こういうことか。 心の内で納得して、再び座る。 「俺のスタンスはエノさんに近い。 でも生きたい理由、だけだと反応に困るやつが…まあ俺のことなんだけど、いるよな。」 「 自分が選ばれてもそっか、って思うだけだし、 選んだ人に対して何かしようとも思わない。 」「俺はこんな感じ。」 (G60) 2022/02/24(Thu) 0:50:31 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「俺は恥ずかしくないから言える」 貴方の言う通りそこに愛はない。愛だと言われて今まで受け取ってきたものは、無責任な言葉だったから。それはすり抜けて、薄れて、青年のどこかに追いやられた。 同じものも、別のものも、分からないから与えられない。 「そうだな。世間的には悪い事だ。法律で縛られる。 ──その上で俺は見たいと言ったんだ。これは無責任な発言で終わらせない。 その時が来たら、俺も共犯者になろう」 自分に与えられた規律は理解している。 ほんの少しだけ上がった口角を見て、ぱちぱちと間の抜けた瞬きをする。 それから僅か、ほんの僅かだけ目を細めた。 「賭けか。やった事がないな、それは」 ▼ (-45) 2022/02/24(Thu) 1:29:33 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ 「……ああ。 乗った」 裏切られる可能性があるのはこちらも同じ。ただ、そうだとしても。 元より死ぬ事なんて怖くないから、何一つ問題はなかった。貴方のその表情が、その景色が見れただけで、心はほんの少しだけ埋まったから。 空のグラスの中で、溶けて小さくなった氷がからんと高く鳴いた。 俺はきっと、初めから頭がどうかしているから。何も気にならない。 (-46) 2022/02/24(Thu) 1:29:51 |
【秘】 不運 フカワ → 共犯者 ツルギ『なんだかおかしな取引してるんですね……? それが君のしたいことにつながるのは面白いと思います』 使い道を決めていないのに権利をもらったという事実が、何よりも。 『活用できると、いいですね。 俺は投票では、きっとお役に立てないです。 けれど、何か大事が起きるなら その事件に俺は関っているかも、しれないなって思います』 多分。 『有効活用する方法、俺も考えてみようと思います。 なんとなく。 ないこともないので、似たような手段が』 取引でも何でも無い、ただの"情"という一言だけの。 不確かで確実な票を持っている、と、男は思っている。 (-56) 2022/02/24(Thu) 2:43:06 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユス(口説かれてる気分だ) 君の言葉を聞きながら、恋する少女のような心持ちになって。 しかしこの気持ちは、決して恋などという甘く美しく脆いものではなくて。 何と言うべきなのか、わからない。 「…、………、一人でやるつもりだったのに。 でもユスがその気なら、一緒にやろうかな。 どんなカオするのか見てみたいし。」 氷の冷たい鳴き声なんかじゃ、頭を冷やせない。それよりも早く、君が沸かせるものだから。 グラスの表面に残った水滴を指でなぞる。 自分の顔が、歪んで映り込んでいた。 (-57) 2022/02/24(Thu) 2:44:35 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユス「俺は勝率、いや、確率を弄りたくない。プラスにもマイナスにもだ。」 青年は、幸運のことを不特定多数に肯定されるための要素だと思っている。 というより、青年が得た幸運≠ヘただそれ一つだったから。それ以外を知らなかった。 「だから、誰に対しても──勿論お前に対しても──俺に投票しないで≠セなんて言わない。 たとえ選ばれたって、気にしない。何もしない。」 「他の合議で頭数が足りてる、って可能性に賭けるよ。」 青年が君と交わす賭け事は二つ。 二人が生き残ることと、君が裏切らないこと。 「これでさ、もし帰れたら奇跡じゃないか。 幸運だよ、瓦礫の隙間みたいな幸運だ。 偶然でも、その結果は俺たちに与えられた、 俺たちだけのものだろ? 」もう表情は元通り。けど弾む声色だけは隠せない。 (-58) 2022/02/24(Thu) 2:46:20 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 愛も知らなければ恋も知らない。朴念仁という言葉が良く似合うような青年は、たいていの人間に関して『好きでも嫌いでもない』と答える。 事実、ツルギ青年に関しても現状なんと答えればいいのか判断がつかない。 ……ただ、共犯者としてこの参加者の誰よりも一つ特別な存在である事は確かだった。 「邪魔をするなと言われれば大人しくしているが、人を始末するのに一人では大変だろう。二人であればやれる事が格段に広がる。 ……俺の顔か? ……変わるんだろうか……。 …………ああ、それも見たことがないな」 汚れに塗れたグラスには、殆ど表情を変えない自分が歪んで映り込んでいた。 目元だけは、細められていたが。 ▼ (-66) 2022/02/24(Thu) 3:31:11 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ幸運に関して今まで思うところが特に何も無かった青年は、黙って話を聞いていた。 臓器の移植後十年以上生きる確率が七割程度と言われており、その可能性を掴んだ今でさえも。 『先生の腕が良かったんだ、感謝しなくてはな』と言われては、そう思うしかなかった。自分に降りかかってきたものは他人から与えられた必然なのだと。 「……。そうか。お前が望むなら、俺の票を渡すでも他の根回しをするでも考えていたのだがな」 たった今生まれた死んで欲しくない存在一人を除いて、あとは皆平等に死んで構わない位置付けになっている。 「……分かった。では俺も同じ条件で乗ろう」 賭けの内容に応じる。規律を守り続けてきた少年は、初めて、道を外す約束を交わす。 「……ツルギ。俺はな、自分の身に起きた幸運による事象ですら他人のお陰でなるべくしてなった必然だと思い込んできた。 けれど……そうだな。その条件でいえば、俺たちが手を加えないのならば、それは幸運と呼ぶべき偶然なのだろう。 そしてそれは、間違いなく俺達のものだ」 こちらも表情は完全に普段見かけるものだ。けれど声だけは、普段より僅かに力強い。 きっとそれは、空っぽの言葉などではなく。 期待という見えないものが、確かに乗せられた証だ。 (-68) 2022/02/24(Thu) 3:31:29 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユスあれ、見間違いじゃなければ、今。 君は笑っていただろうか。 そう思い至った頃には、すっかり君の顔は元通りになっている。余裕がなかったから、気付かなかった。 ………次は見逃さないようにしよう。 「根回しか、そういやもう取引しちゃったんだよな。 使うかはわからないけど、取引できそうだから持ちかけたやつが一人いる。 ……まあ、使うにしても俺たちに関わる内容は避けるよ。 誰かにこの場で恩を売れば、外に出れたとき、何か使えるかもしれないしさ。」 青年にはただ一人、いや、二人、嫌いな人間がいる。 いた=Aではなく、いる=B 青年は、人を好きになるという気持ちを知らない。 だから君のことを好きかと問われれば、違うと答える。 嫌いかと問われれば、やはりそれもまた、違うと答える。 しかし、君を参加者の誰よりも特別と捉えていることだけは確かだった。 作り出せそうな可能性を、誰にも渡したくないのだ。 この気持ちはきっと何もおかしいものじゃない。手段と内容が法に触れるだけ。 (-79) 2022/02/24(Thu) 12:47:18 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユスパンパン、と手を二回叩く。汚れたグラスが二つ消去された。 立ち上がれば、座る君の横を青年が通り過ぎる。 その瞬間、横顔を盗み見た。君は気付いたとしても、言及しないだろうけど。 「俺たちに、どうか幸運がありますように。」 別れ際、背を向けたまま青年は笑った。 (-80) 2022/02/24(Thu) 12:48:26 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『向こうが、自分に投票しないでって言うから。 何か交換条件が出せそうだな、と思った次の瞬間に口から出てました。』 つまり、何も考えていない。交渉事に対する、天性の何かかもしれない。 『大事…失礼かもしれないですけど、それにフカワさんが関わっていたとして、僕は驚かないと思います。 何ていうか、上手く説明できないんですけど。』 青年が君に抱いている感覚。 きっと君を理解できないけど、しかし君は自分の中で答えを持っていそう。 人は理解できないものを恐怖するが、青年はそれが自身に向けられていないなら恐くない。 自分に興味のない人程、安全だから。 『フカワさんの手段、暇潰しに活かせると良いですね。』 これは1から10まで、本音だ。 『じゃあ、また何かあったら連絡します。投票券、21時からですしね。』 (-83) 2022/02/24(Thu) 13:02:18 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 元通りになった顔で話を聞き続ける。 「そうか。立ち回るのが上手いな、ツルギは。 外に出てから使えるものがあるなら、多いに越したことはない。俺たちがやろうとしていることは世間的に拒まれることだから、尚更」 共犯者になることを決めた青年は酷く曖昧で、希薄で、がらんどうだ。 善悪を知識として覚えていながら、こうして外れると決めたらあっさりと外れる。罰を受ける罪悪感も恐怖も、どこかにいってしまったから。 確実に貴方の望む形になるか分からないが、可能性と、その余地はある。 無色透明な氷が濁った海に沈んで、溶けて混ざり合えるかどうかは、自分達次第。 それもまた、貴方にとっては賭けになり得るのかもしれない。 ▼ (-88) 2022/02/24(Thu) 13:32:41 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 手を二回叩く様子に、なんだか神社でお参りをするようだと場違いな感想を抱いた。 青年は座ったままだ。手帳を開いて、これからどうするか考えているようで。 だから貴方が横目で盗み見たことにも気付かない。気付いたとしても、何か言うことでもない。 貴方の視界には、普段通りの、けれどほんの少しだけ無機質さが溶けた青年の顔が映ったことだろう。 「……ああ。幸運がありますように」 気の利いた言葉が浮かばなかったから、真似るように口にして、そうして貴方を見送った。 (-89) 2022/02/24(Thu) 13:32:47 |
【秘】 共犯者 ユス → 剣道 ツルギ 二人の邂逅は終わった。だからこれは、蛇足のお話。 貴方の部屋の扉の隙間、『ツルギへ』と書かれた紙切れが挟まっている。 端末と同じ手帳を作り出して、それに書き込んで破いたものだった。よく見ると二枚重なっている。 貴方がもしその紙を見るなら、固い印象の文字が並んでいるのが分かるだろう。 『柚須 義徳(ユス ヨシノリ) 連絡先 xxx-xxxx-xxxx この空間の物は当然持ち帰れないだろうから、覚えて帰ってくれ。 気が早いと言われそうだが、願掛けのようなものだ』 『あの時伝え忘れたが クリームソーダは殆ど飲んだことが無かった。 喫茶店で誰かと力を抜いて語らうことも。 あまり見たことがない景色だった。 悪くなかった。 ありがとう』 (-90) 2022/02/24(Thu) 13:32:54 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ「ん……スリルが楽しいってことかな。 ツルギくんはそういうの、苦手?」 雪国だ、と薄い感想をもういちど口にして。 その後に生まれた間をどう解釈したのか、きもち、やわらげた声でそう言って。 「……スキーはちょっとだけ、行事で行ったことあるけど……。 バス降りて、びっくりしたのが一番、覚えてるかも。 あんなにずっと真っ白なのって、見ないし」 拭い去るように、白い景色の話をした。 不安とか、恐怖とかを表に出すこと。 それが平気な人と比べて、ダサいことだと思う男の子は、ときどきいる。 ……でも、たぶん、もし、そうなら、このとき、少女は。 そんなことない、と言いたかった。 (-91) 2022/02/24(Thu) 13:36:16 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「そうだなあ…進んで乗りたいとは思わない。実際に滑ってる時の方が、スピードは出てるんだけどな。」 高いところも早い乗り物も怖くない。 それなのに、どうして軋むリフトが怖いのだろう。結局数年越しに得た疑問を深く考えないまま、会話を続けた。 「白いとどんな 色 も映える。誰がどこにいるかわかりやすいけど……」また、思い出した。 ようやく、話題選びに失敗したと理解する。 君にとっては非日常でも、青年にとっては日常だ。 思い出すきっかけとしては、十分すぎる。 「そっちの修学旅行はどこ行った?」 話題を逸らしたくて、でも不自然すぎないように、少しずつ。 既に不自然さが滲んでいるとも知らず。 (-111) 2022/02/24(Thu) 14:32:23 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ うん、と頷いた。 なんとなく、同意の雰囲気を纏って。 「あ、なんかそういうの、どこかで見たかも……」 なんだっけ、と思い巡らすうちに逸らされる話題。 南の観光地、暑かった、と歩きスマホさながらのやや生返事な会話を経て。 「……あ。雪の中の白うさぎ。 赤い点が、ぽつんってしてるの」 授業か何かで見た気がする、と少女は言う。 芸術だったか、国語だったか覚えてないけど。 (-117) 2022/02/24(Thu) 15:35:08 |
【秘】 共犯者 ツルギ → 規律 ユス「………なんつーか…」 一枚目、続けて二枚目を読んで。 床に視線を落としてから、もう一度読んだ。 ……多分これ、少女漫画にありそう。 場違いな感想を抱いて、次会った時に自分も連絡先を渡そうと思った。 俺が女だったら、とっくに勘違いして惚れてるだろうな。 ……………男で良かった。お互いに。 数字の羅列を読み込んで。 行けそうなら、どこかで待ち合わせをした方が確実かもしれないな、なんて考えて。 バイトしてて良かったなあ、と思った。 貯まる一方だった貯金に、初めて消費の目処が立った。 (-119) 2022/02/24(Thu) 15:41:03 |
【神】 剣道 ツルギ「アクタの言ってること、俺は本当だと思ってる。 俺が夜中に聞いた話と大差ない。 嘘つけるタイプじゃないと思ってるし、嘘だとしたら手が込みすぎてる。」 テーブルの上に散らばっていた紙、そこに書き殴られていた台本、家族の話。 恵まれている子供の演技である可能性も、当然視野に入れている。 「信ぴょう性の高い生きたい理由≠チてことで、俺が保証するよ。 もしもこの話が嘘だったら、アクタがすごい役者で俺が騙されたってだけ。 この情報をどう扱うかは好きにしてくれ。」 どこかにいる二回目の人物へ向けて、告げながら。 この程度しかできないけれど、友達ってこういうものだろうかと考えていた。 (G70) 2022/02/24(Thu) 16:58:47 |
【人】 剣道 ツルギ>>22 カミクズ 青年は君を少なくとも嫌っていない。自分より長く生きた人間に対する気持ちを持って、見ている。 だからこれは善意でありお節介だ。 「わけもわからないまま… それは確かに難しそうですね。凄腕のアサシンとかいたらいいんでしょうけど。」 少なくとも自分にそんな芸当はできない。寝ている間に殺す、くらいしか思いつかなかった。 寝ている間に潰されて、自分が死んだことにも気付かず死んだであろう人はたくさん見てきた。 「……カミクズさんがいれば、死体の片付けも簡単なんでしょうけどね。」 珍しくジョークのような抑揚で言った。 これは、その当人が死んだ時の話なのだから。 「わかりました。絶対やりたいわけでもないし、絶対やりたくないわけでもないので。 えーと、お気軽に?」 青年は小さく会釈をして、その場を離れようとする。 君は取込み中のようだから、あまり時間を取るのは良くないだろうと思って。 (26) 2022/02/24(Thu) 20:00:19 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「……………うん。見たこと、ある。実際に。」 再び言葉が詰まる。ああ、いけない。 これは君のせいじゃなくて、俺のせい。 だけど君は勘付いたら、きっと、自分を責めるのだろうから。 「………暑い国の本とか、借りていこうかな。ナツメも何か借りて行く?」 不自然な話題の切り替え方。それでも君は、指摘しないはずだ。 そう願っている。 (-156) 2022/02/24(Thu) 20:39:51 |
【神】 剣道 ツルギ暇潰し。この場に来て何度か見聞きした言葉。 味方。敵。多分初めて聞いた。 「…誰の敵にも味方にもなりたくねえな……。難しいだろうけど。 団体戦よりは個人戦の方がやりやすい。」 じゃないと、自分の物差しは使えなくなってしまう。 じゃあなんであんな賭けをしたんだと これも含めて賭けなんだって 「超能力とか使って考えてることがわかる人…ってのもエノの言う理解者とは違う気がするし。 正直、俺より難しいと思う。俺の場合、俺自身を理解する必要はないからさ。」 似ているようで、似ていない。 人を好きだと思うのも、嫌いだと思うのも理由などいらないから。なんとなくそう感じられたらそれでいい。 だから具体的な内容を少女に問われた時、返答にとても困った。 (G83) 2022/02/24(Thu) 21:26:17 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ「――――」 困ること、だった、かな。 「……うん。今は、やめとく。 面白いのがあったら、教えてほしいな」 かたん、後ろに引いた椅子が音を立てる。 不自然な切り替え信号。少女はそれに従って。 「お喋りしてくれて、ありがとう。……またね」 あなたの横を通り過ぎる。 きっとかすかに、潮の香りがした。 (-169) 2022/02/24(Thu) 22:18:06 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「…ん、わかった。また、な。」 潮の香りがした気がして、目で追いそうになって、そういえば海があったことを思い出す。 海は好きでもないけど、嫌いというわけでもない。思い出すものが少ないから、雪よりも気が楽というだけ。 自分がめんどくさい人間ということもわかっていた。だから、君は何も悪くない。 けどそれを言ったら、どんな言葉が返ってくるか、予想がつく。 君が言葉を飲み込んだことは知らない。知れない。 「…………」 君が立ち去った後も、青年は座ったまま、テーブルの上を眺めていた。 (-241) 2022/02/25(Fri) 11:40:55 |
【人】 剣道 ツルギ青年は図書館に来ていた。 法律分野の書籍が並ぶエリアで、床に座り込み、本棚に背中を預け本を広げている。 「……………」 読書はあまり得意じゃない。小説を嫌っていたら、いつのまにか読書自体が苦手になっていたから。 「……………休憩…」 重ねた本を枕代わりに寝そべった。 (33) 2022/02/25(Fri) 13:40:39 |
【神】 剣道 ツルギ「………」 エノとユスのやり取りを冷めた目で見続けていた。 何だかつまらないような、モヤモヤするような… 麻痺するような人生を歩んだ人間に充実≠セなんて似合わない言葉が向けられて、何となく、何だろう、 「……、………」 ………青年は結局、この気持ちを表す言葉を思いつけなかった。今までこんな気持ちになることなかったし。 だからそっと視線を外した。多分気のせいだと、この件に関して考えることをやめて。 (G91) 2022/02/25(Fri) 15:34:10 |
【神】 剣道 ツルギ「………二回目の人に対する参考資料としては、増えたと思う。」 ナツメの発言が促された時、頃合いだと口を開く。少女と話した時、こちらから促しても話さないことがあったからだ。 話したくないことを聞き出せば、彼女は嘘を吐いてまで本音を拒む。そんなシーンが、実際に自分とあった。…自分の聞き方が悪かったのかもしれないけど。 この場で嘘をつかれるよりは、助け舟を出した方がいいと思い。 「俺個人として、今日 は そろそろ終わりにしていいと思ってる。多分これ以上やっても、今は平行線になるだけだ。今回はカミクズさんがいたからこの程度で済んでるけど、次はもっと話すことが増えるだろうから… 今日は切り上げて、休んだ方がいいかなって。……次回のために。」 君たちを伺うように見る。 (G92) 2022/02/25(Fri) 15:35:09 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 議論が終わった直後のこと。各自様々な想いを抱えながら裁判場を後にしてすぐ、貴方に一件通知が届く。 『これは用件でもなんでもない、俺個人が思ったことだから返信はしなくてもいい。 それなら送るなと言われてしまえばそれまでなのだが』 本人の印象そっくりの固い前置きのあと。 『人に興味を持つとは思ったより難しいな。理解する以前の問題だ。 話を聞いて事情を知っても、その殆どはWそうかWと思うだけでそこで終わってしまう。俺だけかもしれないが。 エノさんが理解者に巡り会えず苦労しているのも、僅かだが納得したような気がする』 『同時に、お前が理解者を得られず諦めそうになるのも』 『話はそれだけだ』 同情や憐憫といった情はなく、ただの感想だった。親に報告する子供のように特に意味もなく報告しにきただけ。 理解してほしい部分を詳しく聞いていなかったからか、美大生と似たようなものかという認識のまま話をした。 もっとも、貴方と彼とで決定的に違うのは相手に興味を持っているかそうでないかだったが。 (-274) 2022/02/25(Fri) 16:53:47 |
剣道 ツルギは、メモを貼った。 (a51) 2022/02/25(Fri) 19:39:11 |
ツルギは、医務室へ向かった。 (a52) 2022/02/25(Fri) 19:40:42 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス青年は裁判場でログを見返しているところだった。 『これはエノさんには言わないでほしいんだけど。 それに上手く言えないし、伝わらないかもしれない。』 こちらも前置き。君は言いふらすタイプじゃないだろうから、あまり心配していない。 『俺の考える理解者と、エノさんの考える理解者は多分違う。 俺の考える理解者は、 同じ経験をした人 だ。』「………」 少なくとも君には話すべきかもしれない。 ……君は俺のやりたいことを一緒にやろうとしてくれたから。 迷いながらも決めた。だから続きが表示されるには時間がかかる。 『人の考え方って、過去で決まると俺は思う。 全く同じ人生を歩んできた人がいたら、その人は俺の理解者だし、俺はその人の理解者になれる。多分な。』 『例えば臓器提供を受けて生きてきた今のユスと、健康で臓器移植をせず生きてきたユスは違うことを考えてるはずだ。 違うことを考えてる人同士が理解できるなんて、俺は思わない。』 善人と悪人の基準は曖昧なのに、理解者という基準はとてもハッキリしていた。善悪について考えるよりも、長く考えてきたみたいに。 (-327) 2022/02/25(Fri) 22:35:31 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ どれだけ時間がかかっても、共犯者はじぃっと待ち続けて全ての言葉を見つめた。 『同じ経験』 『そうか』 『それは確かに、理解者と出会うのが大変そうだな』 思考。そして入力。それなりに時間がかかった。自分では思いつかなかった考えだから。 『例えがわかりやすいな。確かに何の病もなく健康に生きた俺がいたのだとしたら、考え方はだいぶ違っていたことだろう。今まで経験したことが今に至るまでの俺を作り上げているから』 ややあって、更にメッセージが書き加えられる。ただの報告で済ませようと思ったが、知りたいことが出来た。 『ツルギ、二つ聞きたいことがある。 お前が欲するW理解Wとは、どこまでだ? どこまで他人に理解されたい?』 これは裁判場でエノに投げたものと同じだ。 『もう一つ。同じ経験のW同じWとは、どこまでを指す? 生まれた瞬間からか? それとも、限定的な範囲か?』 (-359) 2022/02/26(Sat) 5:22:06 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『うん。だからユスは俺を理解できないし、俺はユスを理解できないと思ってる。』 ここが青年と色芽木絵乃の大きな違いかもしれない。 相互理解はできないものだと既に考えているから。 『…その質問にはまとめて答えられそう。ちょっと待って。』 カフェで抱いたあの気持ちは、間違いなく喜びだった。自分の中でメレンゲのようにフワフワとしたままだった感情を、少しずつ文章にしていく。 大丈夫、君になら言える。 『俺は、』 『自分と同じ景色を、一瞬でもいいから誰かに見てほしい。』 地面が崩れ落ちた真っ暗なトンネルの中で、 何かに追われ続けるあの感覚を。 (-364) 2022/02/26(Sat) 10:54:57 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『俺の考える理解は、言い変えれば 共有すること なんだよ。………まあ、難しいことに変わりはないな。頭痛だって、相手が自分と同じくらいの痛みを感じているとは限らないわけだし。』 自分の考えていることが全てわかる理解者を見つけるよりも、現実的な気がする。 あくまで比べた時の話だけど。 共有だって難しいことに変わりはない。 『だからさ、』 (-365) 2022/02/26(Sat) 10:55:54 |
【秘】 あの日の ツルギ → 規律 ユス『 似たような状況 を用意すれば、』『 同じ が、』気持ち を体験する人『作れるんじゃないかって。』 そんなものを作ろうとすれば、前に話した通り法に触れることになる。 本当に同じ気持ちになってくれる保証だってない。徒労に終わる可能性だってある。 実らない結果の為に奪われた命は哀れだから。 『俺が言う諦めきれない≠チていうのはこういうこと。 どうかな、上手く言えてる?』 だからそれを受け入れて貰えたことが、 俺が作る景色を見たいと言ってくれたことが、 あんなに嬉しかった。 (-366) 2022/02/26(Sat) 10:57:30 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『同じ景色を見ること、共有すること』 要点を繰り返す。貴方に知覚出来ることではないが、手帳型の端末を持っていた青年は届いたその文面を自分の指で何度もなぞった。 きちんと覚えるように。自分が投げ捨ててきたものと違い、頭の片隅に追いやることのないように。 『ありがとう。非常に分かりやすい説明だった。疑問が無くなりすっきりした』 回答への礼を述べ、暫く空白が続く。 『理解者の定義を聞いた時に色々考えが浮かんでな』 『エノさんの望む理解者は、相手が能動的に彼を見なければならないものだと思っている。 だが、お前の望む理解者は同じ経験をすること』 『この時点で思ったんだ。 生まれた時からまるきり同じものを経験する人間、完全な理解者は無理だったとしても。限定的な範囲でなら──』 ▼ (-381) 2022/02/26(Sat) 13:08:36 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『人工のもので果たしてツルギは納得できるのかと危惧していたが、先程の回答を見て安心した』 貴方のやろうとしていることが世間一般に受け入れられないことも、そして手を貸せば己もまた法に触れるものだと、理解している。 けれど、理解していることは決して行動をやめる理由にならない。否、なれなかった。この青年にとっては。 『お前の言う通り、俺はお前を理解するのは困難だ。まず感情といった感情がなかなか動いてくれないから。 他の者なら、どういうものが楽しいとかどういうものが悲しいとか、手ずから教え込めるかもしれないが』 『ただ、理解できなかったとしても。俺は楽しそうな顔をするお前と、そんな顔をしたお前が作るものが見たくなった』 『だから手伝おう。諦めきれない限り、いくらでも付き合う。 元より俺は死ぬつもりで、他に生きたい理由などなかったから。いくらでも協力できる』 (-385) 2022/02/26(Sat) 13:11:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『ありがとう。伝わって良かった。案外価値観が近いのかもな。 楽しいとかは、俺もよくわからなくなったから………そういうのは多分、アクタの方が詳しいよ。』 悲しいとか、気持ち悪いとか、……怖いとか。青年が今もなお感じる気持ちはそんなものばかり。どうせ麻痺するなら、そっちも痺れてくれたら良かったのに。 しばらく目を離していたログを閉じて、受け取った文章を頭の中で読み返す。 『あのさ、さっき裁判場でカミクズさんが言ってただろ。この空間で死ぬと、現実でも死ぬことがあるって。 これは頼みじゃなくてお願い。だから別に守らなくたっていい。』 (-391) 2022/02/26(Sat) 14:39:07 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『自分から死ぬようなことはしないでほしい。 殺されるとかは、しょうがないけど。 自殺みたいなことはやめt| …………入力が止まる。 冷や汗が手に滲んだ。自分から死にに行くな?何を言ってるんだ、俺は。 これは過干渉じゃないか。 君の周囲にいた人たちと、同じじゃないか。 君の命なんだから、君が好きに使うべきなのに。 『ごめん、今のなし。言いすぎた。見なかったことにして。ユスの好きにしてくれ。』 矢継ぎ早に続きを送って、深く溜め息を吐いた。 (-392) 2022/02/26(Sat) 14:40:20 |
【独】 剣道 ツルギエピ入るまでには………しなきゃだよな… 最短で明日が最終日なわけであれ?結構チンタラしちまったな はいはいユスが口説いてくるのが悪いで〜〜〜〜す ピッピロピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (-394) 2022/02/26(Sat) 15:05:33 |
【人】 剣道 ツルギ広場の片隅で、グッと背伸びをした。 「真剣。…なるべく斬れるやつ。 あと巻藁をとりあえずひとつ。」 パン、と手を叩いていくつかの物を作り出す。 慣れない真剣を振り下ろすと、巻藁を刃が切り落とした。…少し残したかったのに。 「首の皮一枚とか無理だろ…」 一応介錯を申し出たし練習はしておこう、というのもある。 ……殆どはただの気晴らし。 剣を振っている時は、何も考えなくていいから気が楽だ。 (41) 2022/02/26(Sat) 15:36:39 |
ツルギは、(7)1d10本くらい首の皮一枚繋げられた。 (a56) 2022/02/26(Sat) 15:37:21 |
ツルギは、いけそうな気がしてきた。 (a57) 2022/02/26(Sat) 15:39:09 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『そうだな。共感してくれる部分があり、それ故に本音を晒せたから価値観が近いのかもしれない。 ……楽しいとかは、か。残っているものもあるということか。お前にとってそれが良いことかは分からないが』 中途半端に残っているものと、完全に麻痺してしまったもの。いったいどちらが幸せなのだろう。青年には答えが出せなかった。 『』 入力中。それきり、文字が送信されてこない。 それからどれだけ時間が経ったのだろう。長かった気がするし、思ったより短い時間だったかもしれない。 『ツルギ』 まず、静かに名前が入力される。 『見なかったことにしろだけなら言わないつもりだったが、好きにしろと言われたので言うことにする』 ▼ (-399) 2022/02/26(Sat) 16:01:26 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『命を大切にしろ。 人に感謝して生きろ。 救われたのを無駄にするな。 これらを言われ続け、何故俺が疲れたか分かるか? 何故俺自身が取り上げられ個人を尊重されないと感じたか分かるか?』 『 皆、俺の為と言っておきながら他人ばかり見ていたからだ 』これは貴方の為。 あの人に申し訳が立たないでしょう。 これはお前の為。 無駄にしたらお前の為に死んだ人はどうなる? これは義徳の為。 お前の命は、お前だけのものじゃない。 理解はできる。提供者がいなければ今の自分はいないのだから、勿論感謝している。それは当然だ。 ──俺のことよりも、命を他人の為に捧げた者の方が尊く、大事にしなければならないのだろう。 それなら、最初からそう言ってくれ。 俺の為だと言わないでくれ。 面倒だ。 ▼ (-400) 2022/02/26(Sat) 16:03:45 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『お前が俺に死ぬなと言うのは、誰の為だ?』 ユスか、或いは他人か、または── ──ツルギ自身の為か。 『この答えは聞かない。ただ、もし、もしもお前の答えが俺が思っているのと同じだったのなら』 入力しながら考える。お前はもう少し我儘になってくれてもいいのにと。事情を知った今難しいことは分かっているが、せめて俺といる時くらいはと。 『俺は歓迎しよう。いきなり殺されるかもしれないからお願いをきちんと聞けるかはともかく、俺はその言葉を忘れない』 お前が、生きている限りは。 『……話が長くなってしまったな。時間をとらせてすまない。 これとは別に時間があればゆっくり聞きたいことがあったが、それはまた明日三回目の合議が終わった後にでもしよう。お前の都合が悪くなければな』 (-403) 2022/02/26(Sat) 16:06:16 |
【人】 剣道 ツルギ刀をしばらく振った後、巻藁と真剣を消去して、裁判場へ向かおうとした。 近くまで来てからハッとする。 (入るのは結果を見てからでいいか。) もしかしたら自分の投票権がなくなってるかもしれない。そうしたら行っても意味がない。 どんな結果が出るんだろう。みんなはどんな気持ちでそうしたんだろう。 それぐらいなら、きっとわかるかも。わからないかな?まあいいか。 裁判場を見上げながら、そんなことを考えた。 (47) 2022/02/26(Sat) 20:27:09 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「…………」 口の中が乾いた気がした。 誰の為。 嫌と言うほどそれに対する答えがハッキリしていた。嫌だな、君に嫌われたくないのに。せっかく見つけた可能性なのに。 君に誰かを嫌うほどの感情がなくて良かった。良かったのかな。 『そっか、わかった。合議の後な。予定空けとく。』 入力の時間はとても長かったのに、結局青年からの返事はそれきり。 (-425) 2022/02/26(Sat) 20:39:18 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「……………俺のためだよ。」 ポツリと届かない答えを告げて。 しゃがみこんで、頭を抱えて。 くしゃり、と我儘な自分の髪を掴んだ。 重いな、悪い癖だ。自分がこんなに重い人間だなんて知りたくなかった。 俺にとっての君は唯一だけど、君にとっての俺は他人でしょう? (-427) 2022/02/26(Sat) 20:43:07 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新