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【見】 不良少年 滝沢啓介 「里津子……じゃなくて、岸咲に? お、俺の事なんてーー いや、うん。なんでもねえ!」 岸咲里津子はクラスメートというだけではない。啓介にとっては気になる女子である。 なんとか仲良くなりたくて、里津子が重たい荷物を運ぼうとしていたら手伝ったり、気を引こうとしているが中々うまくいかない。 てっきり啓介に興味なし、脈なしかと思ったが、後輩に話しているならそんなことないのか?! さっきの戦闘やら魔法少女やらどうでも良くなった。 「あ、ああ、女子だけじゃ心配だよ! 俺が送ってくって! 魔法少女?みたいには戦えないが、 俺も喧嘩には自信あるからさ。 なんか襲ってくんなら ぶっ飛ばしてやんよ!」 大きく出た。さっきはシャボン玉一つで気絶したが。ふん、と鼻を鳴らす。 (@0) 2023/10/16(Mon) 13:41:07 |
【見】 不良少年 滝沢啓介話しながら玄関に着いた。帰るならここで靴を履き替えるから、当たり前といえば当たり前だ。 魔法少女は屋上で気が付いた時点で誰もいなかったし、もう学校に残る者はいないかと思いきやーー 玄関の下駄箱前には三人の人物が。 「えっ、岸咲?! ま、まだ帰ってなかったのか?」 里津子の隣の女子生徒は、軽音楽部の…。 そうだ、啓介を介抱してくれた女子と三人で、バンドをしているのだ。 練習風景を覗いた事がある。 そして場にいたのは生徒だけではない。 有馬という教師の姿もあった。 やばい。遅くまで残っていたのを怒られるか…。 (@1) 2023/10/16(Mon) 13:46:30 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「先生!俺、岸咲を送って帰ります。 だから二人をお願い出来ますか? なんか屋上に変なやつが来て、 魔法少女が戦って、俺巻き込まれた んですよ! まだ危ないかもしれないし!」 これはチャンスだ。二人の女子生徒を先生に押し付けて、里津子と一緒に帰るーー 完璧!! 問題は教師がうんと言うかだが。* (@2) 2023/10/16(Mon) 13:49:40 |
【見】 不良少年 滝沢啓介上手くいった、上手くいった! 学校を後にし里津子と二人きりになる。 啓介は踊り出したい気分だ。 魔法少女や泥棒に感謝したい。 その騒ぎのお陰で、想いを寄せる彼女と並んで歩いているのだから。 そんな風に受かれているから、里津子の不機嫌には気付かない。 「え、なんでって… 先生に三人も送らせるわけに いかねーだろ? いくら車だからってよ?」 大義名分をほくほくと語る。 「そりゃ魔法なんて使えるわけ ないよ! 普通は使えないよ。 だけど、岸咲だって同じだろ。 だったらさ、腕っぷしが強い方が 護れるだろ!」 (@3) 2023/10/16(Mon) 21:14:30 |
【見】 不良少年 滝沢啓介ふんす、と力瘤を作って見せた。 それからふと真面目な顔つきに。 「……お前になんかあったらとか。 考えたくないし。 危ない目にあったらーー 昔さ、弟と公園に行った時に、 ちょっと独りにしたらさ。 滑り台から落ちて大袈裟しちゃって。 何針も縫ったんだ弟。 ああいう後悔はしたくないから。 家までしっかり送るからな!」 まさか相手が魔法少女で自分より強いなんて知らないので鼻息が荒い。 「カッコつけたいわけじゃねえよ、だから。 いやカッコいいに越したことは ないが? 岸咲だって護りたいもんとかあるんじゃ? 俺の気持ち、わかんない?」 彼女は啓介を見ようとはしない。 ちょっとだけむっとしながら、その腕を掴んで問う。* (@4) 2023/10/16(Mon) 21:15:13 |
【見】 不良少年 滝沢啓介腕を掴んだのは真剣な想いのあまりであった。勢いというやつだ。 が、彼女が鋭い眼差しで睨んできたので驚く。 「ごめッ…」 慌てて離したが、彼女が啓介の問いにしっかり答えてくれたので、それは彼女の真面目さ、真っ直ぐさ故と解釈した。 そんな彼女に堪らなく惹かれる。 啓介は馬鹿だが情熱的で熱い魂の持ち主だ。他人に笑われたり見下されても自分の信念を貫く事がよくある。 里津子には同じ匂いを感じていた。彼女は物事に真摯であると。 目を伏せる仕草に、そんな彼女だからこそ何か悩みがあるのか?と考える。 不真面目な人間は悩んだり苦しんだりしない。 「弱くないってか。岸咲が 強くあろう、ありたいと頑張って んのは知ってるけど。」 女の子なんか腕力もないだろ、なんて言ったりはしなかった。 勿論普通の女の子は男子よりも弱いかもしれないが、そういう扱いを彼女は嫌いだろうと。 (@5) 2023/10/17(Tue) 8:51:26 |
【見】 不良少年 滝沢啓介啓介の質問は何か彼女の進行中の悩みを刺激したらしく、目を逸らされる。そこに涙が光ったように見えたのは気のせいか。 「傷つけたらーー…」 質問を返されると思わなかったから黙ったが、答えは決まっていた。 ぐっと唇を強く噛んでから。 「引かない、それでも。 何が駄目か考える。必死に考えて、 そんでーーがむしゃらに護る。 だって、どうしても護りたい 大切な相手の話なんだろ? それで引いたり離れたりして、 取り返しつかないことになったら? 一生後悔するから。 ーー俺は自分勝手かもしんねえ。 でも、想いは覚悟だろ。 覚悟キメて、護るよ。」 (@6) 2023/10/17(Tue) 8:51:58 |
【見】 不良少年 滝沢啓介言いながら、その対象が目の前にいることに改めて気付いてポッと赤くなる。急に照れだして。 「や、あの、だからそれが お前ってか?その?まあ? あー腹減らない? ラーメン食いたくない?」 唐突に話題を逸らす馬鹿だ。* (@7) 2023/10/17(Tue) 8:52:03 |
【見】 不良少年 滝沢啓介里津子が護りたい大切な人、とは誰なのか。 傷つけた、という言葉から親しい間柄の者だろう。 頭に浮かんだのは先程一緒にいた軽音楽部のメンバーだ。 三人は当然仲良しであろうから。 何かしらのすれ違いで心を傷つけあう事もあるかもしれない。 「迷いは恥ずかしいこっちゃ ねえさ。 大事な相手だから深く 考えちまうもんだしさ。」 彼女の笑顔が見れたことがとびきり嬉しい。そして、その溢れるような笑みに啓介はきゅんとした。 そんな勢いで告白めいたことを口にしたわけだ。 てっきり脈なしと思っていたがーー彼女の小さな手は啓介のゴツゴツした手を握る。 (@8) 2023/10/17(Tue) 13:58:12 |
【見】 不良少年 滝沢啓介「お前喧嘩得意なのか。 格闘技かなんかやってんの? えッ、家?まじ?い、いいのか?」 華奢だし強そうに見えないから、そんな推測に至る。 いい機会だ。彼女をお気に入りのラーメン屋にでも誘おう。 先程の笑顔に勇気を得て大胆になった啓介だった。 が、まさかの誘いにドキーン! しかも彼女が作ってくれる? もしかしてまだ夢の中にいるのかな?頬をつねってみたが痛かった。 「うちに電話する!」 スマホを取り出して夕飯食べてくからいらない!と告げる。 母親はハイハイ言っていたが、背後から弟がなにやらいーなーとか言ってるのが聞こえた。 彼女の家に到着したら、緊張しながら靴を脱いで上がり、案内される室内まで三回はつまづいてこけると思われる。* (@9) 2023/10/17(Tue) 13:58:30 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「護衛、つまりボディーガードって事? SPって言うんだっけ。」 テレビで見たことがある。要人を囲むようにしている黒スーツの男性たち。 里津子の父親はそういう職業であり、娘である彼女も同じような訓練を受けているのか? クラスではそんな片鱗はなく、バンドをやっていることからミュージシャンになるのを夢見る女の子みたいに思っていたが、違うようだ。 小綺麗なマンションの一室が彼女の住まいであった。案内されるがままに啓介は中へと。 「そりゃそうだが… 独り暮らし?!」 ラーメンぐらい奢るつもりだったが、彼女の家にお邪魔できて何より手料理が食べれるチャンスを逃すなんてあり得ない。 ご家族になんて挨拶しようか、と考えていた矢先に衝撃の告白。 タンメンやら野菜やらなんて頭からぶっ飛ぶ。 (@10) 2023/10/17(Tue) 22:44:00 |
【見】 不良少年 滝沢啓介部屋を見渡すと、確かに人の気配はなかった。 つまり、啓介は彼女と二人きりーー。 「あ、うん、わかった座ってるよ。 えっと…。」 早速エプロンをつけ、キッチンに立つ彼女の姿にドキドキが止まらない。 今すぐ後ろから抱き締めたいほど、その格好はそそるものだ。 しかし、そんな獣みたいな真似をするわけにはいかない。 折角仲良くなれる機会を得たのだから。 今日はラーメンを御馳走になり、話しでもできたらそれで十分じゃないか。 今まではただのクラスメートでしかなかったのだから。 ぬいぐるみをどかしてクッションに腰を下ろそうとした。 すると、何か硬いものがぬいぐるみの下にあるのに気付く。 「なんだ…わッ」 何かがブルブル震えた。卵より一回り小さなソレは偶然スイッチが入った模様。ヒモをたぐり、リモコンを見つけると慌ててオフにする。 な、な、な、なんだこれ?! 啓介はパニックに陥る。 (@11) 2023/10/17(Tue) 22:44:35 |
【見】 不良少年 滝沢啓介里津子はキッチンにいて此方に背を向けているし、お湯を沸かしたりしているから啓介の声には気付かないかもしれない。 恐る恐る、硬くてつるつるしたソレを手にし、確かめて見る。 スイッチを入れると振動する仕組みで、振動は三段階の強度があるようだ。 ーーアレ、だよな。 啓介は女の子との経験がない。しかし当然このお年頃なら、AVや動画をネットで見て知識はある。 これを彼女が使っている…? 身体に押し当てて…? 額に汗が滲み、頬がかっかしてきた。もし彼女に声を掛けられたら、慌てて隠すだろう。 偶然発見してしまった大人の玩具を。* (@12) 2023/10/17(Tue) 22:44:54 |
【見】 不良少年 滝沢啓介玩具を見つけた際に声をあげたのは迂闊。彼女が耳が良いなんて知らないから仕方ないのだが。 隠そうとしたが、間に合わない。振り向いた彼女に手にしたものを目撃されて慌てまくる。 いや本来、持ち主が慌てるものかこれ? 「いやこれ、このぬいぐるみの 下にな? そんでスイッチが偶然…わッ?!」 真っ赤になり言い訳を繰り広げていた所に、つんのめった彼女の細身が倒れてきた。 危ない! 咄嗟に受け止めるも、床に寝そべる啓介の上に彼女が乗っかるような体勢に。 目を白黒させる。目まぐるしく変わる状況に頭が追い付かない。 馬鹿だし! (@13) 2023/10/18(Wed) 9:46:55 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「ちげー!俺が出したわけじゃ ねーって! ここに、ここに偶然あったんだっての!」 まるで巣を荒らされた母鳥みたいな剣幕で怒られて、卵(?)を奪い取られた。 彼女の持ち物だし取られるのは一向に構わないのだ。 問題はそれより、柔らかくいい香りがする彼女が啓介の上に居て、密着している方が余程ヤバイのだが。 喚いているのは恥ずかしさ故? しかし内容的にはむしろ自滅しているような。 この玩具を彼女は独りでする時に使っている。 自慰をする時に。 生々しい想像が浮かんでしまい啓介は苦しげに呻く。何故ならそれはーー 「あるよ?!あるけど そういうのは使わないし? どう使うかもわかんねえよ? つ、つかどいてくれ! 俺がヤバイ!まじヤバイ!」 俺がヤバイ=俺の股間がヤバイ。 上に居るままならば、啓介の膨らんだ下肢はズボン越しにも彼女の身体のどこかに当たっているかもしれない。 それは啓介の意思には従わず、既に硬くなりぐいぐい下着とズボンを押し上げてしまっていた。 (@14) 2023/10/18(Wed) 9:47:19 |
【秘】 純真アンサンブル リッコ → 不良少年 滝沢啓介「…ヤバいのは、ここ?」 だから私は、そんな彼のことが少し気になった。 腰を揺らめかせて私の下着越しにあそこを押し付ける。スライドさせて擦って、わざと欲を煽る。 「いきなり襲ってきたり、しないんだ?」 いきなり襲ってきたら撃退するけれど。 逆に、ヤバいと警告してくる滝沢が不思議だった。 まあ襲われるくらいなら、ここで手や口で発射させてしまう方が楽だけど。 でも、少しドキドキしているのは。 想いを知ったから。 …欲ばかりをぶつけられる事しか知らなかったのに。 (-1) 2023/10/18(Wed) 12:54:17 |
【秘】 純真アンサンブル リッコ → 不良少年 滝沢啓介「… 優しい んだ、滝沢。」ぽふ、とその肩に頭を預けてしなだれかかる。 こう言うのが普通なのか。 彼が特別優しいのか。 私には、わからない。** (-2) 2023/10/18(Wed) 12:55:43 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「ソイツは俺の意思じゃどうにもならん 暴れん棒将軍なんだよッ だから早くどいてくれッ」 こんなシチュエーションで勃たない訳がなかった。 恥ずかしいテントを作るイチモツに困惑しつつ喚く。 倒れ込んだ結果、彼女は啓介の上に馬乗りに座る形。つまり股が当たっているわけで。 はね除けたりしたら怪我させるかもしれないから、軽い彼女でもマウントポジションだ。 啓介は動くことが出来ない。 どいてくれたら息子が鎮まる迄後ろを向いているしかない。 何を考えよう? ばあちゃんの裸?! しかし彼女はどかずーー。 (@15) 2023/10/18(Wed) 17:49:48 |
【秘】 不良少年 滝沢啓介 → 純真アンサンブル リッコ 「ちょ、お前なにしてんだ?! おいやめろ、そこ駄目ッ」 啓介の両脚は彼女のむっちりした太ももに挟まれている。ズボンの膨らみに触れるぷにっとした柔らかな感触はーー 服を隔てているとはいえ肉厚な秘唇に擦られて呻く。 「何言ってんだ、俺達付き合ってないだろ? それなのに襲うとかしないよッ 言っただろ?! 護りたいって!! 嘘じゃねえんだからッ ーーあ、ッ」 わたわたしながら叫ぶも彼女がどく様子はない。 女の子らしい甘くていい香りがするし、意識がくらくらする。 喉を逸らしてビクビクッと身体を震わせた。 射精を堪えるのが精一杯。 と、彼女が啓介の上に覆い被さってくる。お陰で擦り擦り攻撃からは逃れて、ふうと大きく息を吐いた。 (-3) 2023/10/18(Wed) 17:50:14 |
【秘】 不良少年 滝沢啓介 → 純真アンサンブル リッコ 「や、さしいとか…… わかんねえよ、俺。 ただ、お前の事大事にしたいんだ。」 先程の親の話を思い出す。 厳しい親に暴力を振るわれて、彼女は追い詰められているのかもしれない… 腕を回して背中を擦り、そっと長い艶やかな黒髪を指ですくようにした。 「無茶はすんなよ。 俺がしてやれることならさ、 なんでもするから…。」 と、言ってからはたと。彼女が慌てて隠した玩具を思い出す。 「あ、ああいうオモチャの代わりとかは無理だぞ?! 俺、経験ないんだからーー 童貞なんだからな?!」* (-4) 2023/10/18(Wed) 17:50:37 |
【秘】 純真アンサンブル リッコ → 不良少年 滝沢啓介ダメだとか。護りたいとか。 そう言ってる割にやっぱり気持ちよさそうで。 でも、だからこそ分かる。欲望に耐えようとしてる。 欲望に負けてくれたなら、ああやっぱりって男を見限ることができたんだけどな。 大事にしたい? それもよくわからないけど…。 「女をおもちゃにするのは男の方でしょ。 欲望に負けて、女を食い物にするの。」 おもちゃの代わり。 その言葉に私の声が震えた。 そう。女をおもちゃにするのは男の方。私たち女派だから警戒し、遠ざけるしかない。 耐えるしか無い。 退けるしか無いのだ。 (-5) 2023/10/18(Wed) 19:54:58 |
【秘】 純真アンサンブル リッコ → 不良少年 滝沢啓介「だから。…私、優しい男なんて知らない。 彼の方を護る為には体だって張らなくちゃならないし そうなった時に負けてもいけないのよ。 だから、…。」 だから。それが分かるから。 どうしても敵わない時。どうしても被害を抑えたい時。 時として自分の体を犠牲にしてでも護らなければならなかった。 でも。 私は。本当は、そんな事を望んではいなかった。 でも姫様が優しいから。姫様の笑顔が愛しいから。 ──彼の方だけは、穢したくなかった。 でも私だって汚れたくはなかったのに。 いつの間にか目に涙が溜まっていた。 こんな男、私は知らない。 ユスターシュ様だってきっと一皮剥けば同じだと思っていた。 姫様を支配する男なのだと。 滝沢だってきっと同じ。同じ、なのに。 「…じゃあ、私に教えてよ。」 ぎゅ、と抱きついたまま囁きかける。 (-6) 2023/10/18(Wed) 19:55:27 |
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