情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 富武 瑛「皆さんの痴態が映ってるからいいんじゃないですか!」 最悪。 一瞬の空気すら凍り付くような間もなんのその、 いっそ清々しいほどの笑顔でそう宣う辺り やっぱりこの事務員はだいぶかなり社長寄りの人種らしい。 「………うん?……あっ、そういえば」 とはいえここまでは悪気というか、邪念的なものは無し。 社長も常に邪念100%というわけではないのだろうけど。 そのあたりは弁えているし、良識も…… (-95) 2022/10/03(Mon) 19:46:41 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 富武 瑛「でも止めないでほしいんですよね?」 あるけど、それはそれで、これはこれ。 あなたの性癖がどういうものかをやっと思い出しはしたけれど、 うっかり口を滑らせてしまったのが運の尽き。 「それに、今ご自分がどんな顔をしてるかわかります? 可愛らしいですよ、とっても必死で切羽詰まってて。 これでは凄まれても強請られてるようにしか見えませんし…」 とはいえ飽くまで緑郷にとっては、であって 実際どのような表情をしているかは定かではないし。 ある程度の誇張もあるかもしれない。無いかもしれない。 「緑郷、そんな方を放っておくほどいけずじゃありませんから! 責任は取ります、むしろ役得なくらいです! ということで……予定が無いなら少し緑郷と遊びませんか?」 言わずもがな、遊ぶというのはそういう意味で。 手を掴まれたってちっとも怖気付きやしないし、 意地の悪いようにも見える笑みは小憎たらしいほど余裕綽々だ。 こんなサービス精神と鋼の精神は無い方がよかった。 (-96) 2022/10/03(Mon) 19:48:48 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン「あら、良い事聞いちゃいました。 なら一度くらいは挑戦してみるのも良いかもしれませんね? いつかは。なあんて」 結局のところ、趣味嗜好というのは付加価値だ。 それが満たされようと、満たされなかろうと。 そもそもの話、何某かの触れ合いそのものを好んでいるのだから だから何方でも構わないし、何れかを求められればそれに沿う。 恐らくはきっと、幾らか同じようなところがあるのだろう。 「フフフ……お上手ですね? そんなに褒めちぎられてしまっては、 ちょっとした悪戯心も引っ込んでしまいそうです」 なんて、これもまた冗談。 ほんの少し悪戯心を出したって咎められやしないのだろうけど。 こちらも丸めた背に腕を回して、身体を寄せて。 楽しげに潜めた声は、二人だけの内緒事。 緑郷 溢は、誰かと触れ合う事が好きだ。 物理的なものも、精神的なものも、どちらも同じだけ。 その二つのコミュニケーションの延長戦上にあるような、 気易いじゃれ合いに近いこの触れ合いだって、もちろん。 (-97) 2022/10/03(Mon) 19:52:34 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 営業 榑林 由希子「ははあ、なるほどなるほど…… はい!とっても助かりました!」 一部始終を聞いている間もその後も、しみじみと頷くばかりで 引く様子は一切無かった、というより。そもそもの話。 ノリが限りなく社長に近い人種が引くわけがなかった。 そりゃそう。 「ありがとうございます、榑林さん! お約束通り、気になるお店があったら奢りますし…… この旅行が終わってからも、 緑郷がお手伝いできる事は何でも協力しますからね!」 何を? 今後人事課で扱う何らかがあったら他の社員には内密にだとか、 そういう意味での協力かもしれない。そう思っておこう。 それでも旅行に来ている社員にはもれなく全員にバレますが。 (-98) 2022/10/03(Mon) 19:54:29 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → CS 雲野 とばり『わかりました!』 『すぐ準備して行きますね!』 通知が来たらすぐに確認できるようにしていたのか、 先ほどの返事よりも幾らか早く、また返信が返って。 それから互いに準備を終えてプールエリアへ向かえば、 きっと殆ど同じタイミングでやって来たのだろう。 手を振りつつあなたの方へ駆け寄って、 「偶然ですね」なんて言って笑っていた。 「いえいえ!むしろ雲野先輩の方から誘って頂きましたし、 緑郷こそ、ありがとうございます!」 案外遊びにお誘いするタイミングって難しいものですね、と 表情はちょっぴり苦笑混じりで、 それでもやっぱり楽しみの方がずっと上だ。 「あっ!そういえば、雲野先輩って泳げるんですか? お恥ずかしながら緑郷は泳げなくって…… 水遊びは好きなんですけど、浮くコツが、こう……」 プールの水面の煌きが近くに見え始める頃。 照れ臭そうに頬を掻きつつ、そう言いながら。 言葉の通り、今日も片手には浮き輪を持っている。 (-99) 2022/10/03(Mon) 19:59:02 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → セクサロイド ロボ太「ははあ……ロボ太さん、可愛いお顔に反して 意外とハードなのがお好きなんですね? なるほどなるほど……」 実際問題、朦朧としている時の感覚は結構癖になるらしい。 意識が落ちる寸前まで首を絞めたりだとか、そういう。 知識としては聞き及んでいたので、なるほどなあと頷いた。 アンドロイドでもそういうのはあるんだなあ。 「じゃあ次は緑郷ですね! ……誰にも言わないでくださいね?緑郷も内緒にしますから」 (-100) 2022/10/03(Mon) 20:00:03 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → セクサロイド ロボ太「なんというか、その〜…… 俗に言う、 自分が抱く側だと思っている方を抱く のが緑郷の密かな楽しみなのですが……」 つまるところ、表紙詐欺。 概念的上下も左右もめちゃくちゃにしたいお年頃らしい。 「……本当にその気が無さそうな方には 一度も手を出してませんからね?本当ですよ!」 とはいえ本当にやめてほしい時には、 国民的アニメのタイトルを言うシステムでもあるのか何なのか ともあれそういうバランス感覚はちゃんとしているらしい。 (-101) 2022/10/03(Mon) 20:00:46 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 富武 瑛「フフ……はい、我慢しなくていいですからね? 緑郷、素直な方も大好きですから!」 問い掛けと、掴まれた手に目を細めて。 こちらも身体を寄せて、そっと腕を絡めた。 そのまま人気の無い場所へと移動を促して、それから。 食べちゃいたいくらい可愛い、なんて思っているのが その実こちらの方だとはあなたには思ってもみない事だろう。 そう思うと、余計にこの悪癖は抑え難いものがあって。 (-151) 2022/10/05(Wed) 22:36:29 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 富武 瑛「ではでは……うんと可愛がらせて頂きますね?」 言うやいなや、押し倒すようにあなたの胸を押した。 平均的な女性にしては随分と強い力で。 もしもあなたが緑郷に怪我をさせないように、と どこか躊躇いがあったなら、抵抗しても思うようには行かない。 実は、緑郷 溢は自分が抱かれるとは露ほども思っていない… そんな人間を抱く事が大好きだ。 そして──性別を任意で変えてしまえるタイプの人外だ。 この後どうなるかと言えば、もはや想像に難くない事だろう。 何にしても、きっと物凄く不名誉な事だった。 (-152) 2022/10/05(Wed) 22:37:14 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → CS 雲野 とばり「エヘヘ……緑郷もそう思います!」 もっと早く誘えばよかった、には これもおんなじですね、なんて返しつつ。 「水泳部!いいなあ、運動部ってちょっと憧れです。 会社勤めになると案外始めるきっかけも無いものですし…」 とはいえ、裏を返せば。 きっかけさえあれば、案外いつだって始められもするもの。 水泳部で活動していた頃のあなたをちょっぴり想像したりして。 「ですから、また遊びに行くのは、ぜひ! ふふ……せっかくだから泳ぎ方も、 今ちょっとだけ教えて頂けたら嬉しいです」 どちらも選べないから、選ぶのはちょっと欲張りな選択肢。 上手くできても、できなくても。 きっとこの旅行の、そして友人との良い思い出になる。 それだけで楽しいだろうから、焦る必要もなくて。 互いに笑みの傍ら、暫しの談笑ののち 二人で準備運動をして、水遊びに興じるのだろう。 (-153) 2022/10/05(Wed) 22:38:38 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新