【人】 木峰 海斗[ カタンカタンと、揺れるリズム 耳元で流れるポップなメロディ 浮かんだ疚しい気持ちを掻き消すように 身を任せていれば、それを邪魔するように 再び、ブブ、と尻ポケットのスマホが震えた 手慣れた手つきでスマホを開けば、 兄貴からの気持ち悪いうさぎのスタンプだった>>88 どんなセンスだよ てか、どういう意図で こんなスタンプを送ってくるのか いや、意図なんてねーよな 中学卒業から続く盛大な反抗期の弟を揶揄ってるだけ] ………… こっちの気も知らねーで [ 深いため息交じりにポツリと呟くと、 相変わらずの既読スルーを決め込んだ] (120) 2021/07/02(Fri) 19:54:06 |
【人】 木峰 海斗[ 物心つく頃には、兄の後ろを追いかけていた 手を握って、抱っこして、 俺が強請れば、嫌がりもせずに望みを叶えてくれた もしかしたら、父親よりも兄が好きだったかも 残念、幼い子どもの一番は、大体母親に決まっている だが、母が優位だったのは、小学校低学年までだった 兄貴は、かっこ良くて、優しくて 友だちに自慢しまくってたし、甘えてた その気持ちが変わってしまったのは、いつ頃だったか 中学を卒業する頃だったと思う 兄貴に彼女が出来たと思ったとき 実際は、親しい友人とかだったかもしれないけど 俺は、それを知ってすごく嫌だった、腹立たしかった ただのブラコンかと思ってたけど、そうじゃなかった] (121) 2021/07/02(Fri) 19:54:08 |
【人】 木峰 海斗[ そんな自分が汚らわしく感じて、気持ち悪くて 俺は、兄貴と距離を取るようになった それでも、仕事で不在がちな両親のせいで 俺たちは二人きり、家で過ごすことが多かったから 視界に入ってくるし、触れあってしまうし この気持ちに気付かれたくなくて、 酷い態度を取り続けてきた 普通は、嫌われれも仕方がない筈なのにさ 無意識に再び、スマホに視線を落とす 全然、嫌いになってくれなかった] (122) 2021/07/02(Fri) 19:54:11 |
【人】 木峰 海斗[ 告白してくれる子もいた 同学年や先輩や、後輩……美人な子や可愛い子 色々いたけど、俺は全部断っていた いつも頭の中にいるのは一人だけで 誰かの隣にいるときに、違う人を思い浮べるのは 相手に悪い気がして、 それを上手く隠せる気もしなくて だから、全部断った ちなみにアイツらが見かけた年上美人は、 たまたま彼女が探していた猫を俺が捕まえて そのお礼に、パンケーキを奢って貰っただけだ ―― ちなみに、パンケーキは俺の希望ではない そんなことを考えていれば、自宅近くの最寄り駅だ] (123) 2021/07/02(Fri) 19:54:15 |
【人】 木峰 海斗[ 家に帰って、身支度をすませれば 少し予定よりも遅い時刻に、ラグジュアリーな空間に 足を踏み入れていた 浅葱色のTシャルに、 襟なしの薄手の半袖シャツを重ねて ボタンは全部開けた状態にしていて、 下は、明るめの青色のジーンズという ラフな格好なせいか、すごく場違いな気がするが、 それは普段鍛えられている鋼のメンタルで 他の人の視線は気にしない フロントに声をかければ、 メールで伝えられていた部屋番号を告げる さすがプロだは、綺麗な笑顔で応対してくれた さて、と足を踏み出せば、ベルトの鎖がちゃりんと 涼やかな音を響かせた*] (124) 2021/07/02(Fri) 19:54:19 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗 (-28) 2021/07/02(Fri) 22:52:33 |
【人】 木峰 海斗[ フロントに聞いた部屋番号は、 1061 エレベータに乗って、 独特の浮遊感に身を任せていれば、 あっという間に、目的の階に到着した 高層階であることは気づいていたが、 まさかそこがスイートだとは思っていなかった>>146 馬鹿と何とかは、高い所が好きなんだ 高層階ってだけで、少しうきうきしてたのは秘密 廊下をゆっくりと、進み 扉の前で、ぴたりと止まって、ふいに心配になる 俺は、兄貴以外の人に触れられて ―――――― 平気なのだろうか? 友人のスキンシップすら、 少し嫌悪感を感じるというのに ドアノブに伸びた手に、微かに戸惑いが生まれる] ………… でも、帰ったら失礼だよな [ 怖気づいて、ここで帰ってしまったら せっかくマッチングしてくれた主催者にも 俺なんかと一緒に過ごしてくれる予定の人にも] (161) 2021/07/03(Sat) 1:00:51 |
【人】 木峰 海斗……ッ、 [ 大きく、息を吸って 意を決して、キーを差し込めば、扉を開いた] どーも………… へ? [ どんな挨拶をするべきか 迷った結果、適当な言葉が出てきたが その言葉は、最後まで言えなかった] (162) 2021/07/03(Sat) 1:00:53 |
【人】 木峰 海斗あに、……き……? [ いやいやいやいや 俺は確かに" 兄みたいな "人って書いたけどさ本物の兄貴がいるとは思わないじゃん? 兄貴のこと考え過ぎて、脳内お花畑にでもなったか 幻影でも見ているか、そっくりさんか てか、ほんとう、マジ―― ] (163) 2021/07/03(Sat) 1:00:54 |
【人】 木峰 海斗すぅ……………… [ よし、大きく息を吸って落ち着こうか とりあえず、状況を整理しよう マッチング成功したメールが来た その部屋番号に入った なんとそこには、兄貴がいた 意味がわからねーな。 主催者はエスパーか? 兄貴への気持ちを消し去るために、ここに来たのに その相手で、兄貴になるとは予想もしてなかったから どういう対処をすればいいか、分からない] (164) 2021/07/03(Sat) 1:00:56 |
【人】 木峰 海斗………… 夜の用事って、これだったことか? [ ふと、零れた言葉は、気になってたけど 聞くつもりはなかった問いだった**] (165) 2021/07/03(Sat) 1:00:58 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 俺が来なかったら、さ 他の誰かと、ここで―― ナニをする気だったのか なんて…… 恋人でもない俺が、聞くべきことじゃない 分かっているけど、どろりと濁った感情が、 ふいに湧き出してしまう いつもは、興味もなさそうにして、 平静な声を装ってたのに、突発的に起きた 予想もしていなかった出来事に、取り繕う余裕がなくて 少しだけ声が震えてしまった 弟が持つはずがない、―― 嫉妬 の色の濃い音で**] (-35) 2021/07/03(Sat) 1:01:01 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ なのに、どこか、棘のある、微かに震える声。 知ってる、この声の色は、 そこに含まれる感情の名前は、─── ] (-40) 2021/07/03(Sat) 9:47:23 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 海斗の後ろで、かちゃりとロックのかかる音が響く。 それが理性を脳ごと揺らすみたいに響いて、 気づかれないようにそっとこくりと唾液を飲み込んだ。] ……とりあえず、立ち話もなんだし、入れよ。 や、その前に、あれか、何個か聞かせて。 [ 目の前の瞳を、覗き込むように見つめて。 ] (-41) 2021/07/03(Sat) 9:48:22 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗なんかの間違いなら、いますぐ フロントへ行ってタクシー呼んでもらえ。 俺の浮気現場を押さえにきた探偵なら、 プライベートなのでお引き取りください。 [ くす、とちょっとだけ笑って。 一歩、彼の方へ近づいて。 ] ─── そうじゃない、ってんなら、 聞かせてくれねぇかな、 (-42) 2021/07/03(Sat) 9:49:27 |
【人】 木峰 海斗………… そーだよ、知ってるよ まさか、兄貴がいるなんて思わなかったけどな [ なんとか平静を取り繕うとしたが、 いつも通りの口調や声にはなってくれなくて あ、これは、やべーな そう思っているうちに、さっさと この部屋を出ておくべきだったんだろうな――*] (185) 2021/07/03(Sat) 10:36:32 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 鍵がかかった扉は、こちらから開けば 簡単に開くはずだ。今からでも、振り返って 黙って出てしまえば、いいのに…… 今は、それができなかった] …… ちけーよ [ 覗く瞳とまともに視線を交えてしまって、 頬が熱くなるのを感じた こんな風に、目を見て話すのは、いつぶりだったか 顔が赤くなってしまうのが分かっていたから ずっと避けていたのに―― ] (-46) 2021/07/03(Sat) 10:36:35 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生間違いじゃねーし、探偵でもねーけど [ くすりと漏れる笑い声に、視線を逸らした あまりに近くに寄ってくるのなら 片手を前に押し出して、一定の距離を保とうとする だけど、退けようとするには 随分と弱い力になっていたから 抵抗にはならなかっただろうな ] (-47) 2021/07/03(Sat) 10:36:37 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生…… っ、それは、 [ 熱を含んだ囁き声が、 間近で響けば、鼓動がどくりと、一際大きく高鳴った なんだよ、なんで ここで何をするか、分かってるくせに まるでその行為を、俺とすることを受け入れるみたいで いや違う、これはこんなところに来た俺を 揶揄おうとしているだけだ。そうに違いない そうだと思わなければ、今まで必死に抑えていた 俺の中の倫理観が、理性が―― 崩れてしまいそうで] (-48) 2021/07/03(Sat) 10:36:40 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生ばーーーか、言わねーよ [ にや、と無理やり小生意気な笑みを浮かべて、 はぐらかそうとした ぐいと、身体を押し退けて、 見晴らしが良い窓に方にでも行こうかと、 兄貴の横をすり抜けようと、―― した *] (-49) 2021/07/03(Sat) 10:36:42 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 詰めた距離に伸ばされる手。 近づきすぎることを咎める言葉とは裏腹に 不可侵領域を示すためのはずの、 その力は強くなかった。 いつものように逸らされた視線、その下の頬が 微かに紅に染まっているように見えて、 ぞく、と身体の血管が騒ぐ。 挑戦的な言葉ににやりと笑みを浮かべて、 俺の隣をすり抜けようとする海斗。 残念ながら、むざむざと逃すと思ったら大間違い。 お前の兄貴、何年やってると思ってんの。 咄嗟に手を伸ばす。 あまり力はこめないで、それでも彼の腕を掴んで 軽く引き戻して、ざ、と音を立てる。 くる、と身体を反転させた。 ] (-53) 2021/07/03(Sat) 13:37:40 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗─── ざぁんねん。 [ 意地悪く笑って、壁を背にした海斗の両側に 手をついて、囲う。 支えるのが掌じゃ、またきっと隙間から 逃げ出してしまうから、肘から下を全部壁につけた。 揺れる瞳が、すぐ、近くて。 髪が揺れて、いい匂いがして。 ] (-54) 2021/07/03(Sat) 13:39:06 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……おれはさ、 俺のことを必要としてくれる人、って 希望したんだ。 [ 震えそうな睫毛を見下ろして、静かに口を開く。 年上の、兄貴の威厳を保とうとするけれど、 心臓の音がとても煩い。 代わりにぞわりぞわりと湧き上がる欲を どうにかごくりと飲み込んで。 ] ……お前のことを知らない人間のふりを しろって言うなら、そうする。 なんかの手違いだから忘れろって言うなら、 ちゃんと忘れる。 ─── だから、聞かせてよ。 (-55) 2021/07/03(Sat) 13:40:56 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 低く、低く。 ようやく捕まえた、腕の中の愛しい獲物に 口元がゆるく弧を描く。 ] ……おまえは、どうしたいの?俺のこと。 そういうことしたいのか、されたいのか、 それとも、 [ ゆっくり右手をずらして、髪にふれようとする。 拒まれなければそっと頭を撫でて、 滑るように頬に触れて。 ] (-56) 2021/07/03(Sat) 13:41:50 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 勘違いしそうになる自分から、逃れるように 兄貴の横をすり抜けようとした だけど、それは太い腕に阻まれる 音にならない程度に、小さく息を飲んだ 引かれるがままに壁の追い立てられて 兄貴の腕の中に閉じ込められてしまった 逃げようにも、身体が密着するほど近い距離で 逃げるための隙間はなかった 視線を落として俯くが、 頭の上から意地悪く笑う声に、 顔を思わず上げてしまうと、想像以上に近い距離で ―― 兄貴の匂いが、する 混乱した脳裏に浮かぶのは、そんな言葉だった] (-60) 2021/07/03(Sat) 14:26:57 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 兄貴が家を留守にしている間に、 部屋に勝手に入って、布団に潜り込んでいたこと 兄貴は知らないだろう。たぶん、きっと 変態染みたそんな行動を悟られるわけにはいかない だから、いつもきれいに元通りに戻していたからな その香りが、今、もうすぐ目の前にある 家で風呂に入ってきたから、俺から香るのは 馴染み深いシャンプーの香りだろうけど なんだろう、俺の匂いも伝わってるんだろうか そう思うと、途端に恥ずかしくなってくる] …… 必要としてくれる人? [ 耳の奥で、ドキドキと心臓の音が煩い また、視線を横に流して、 顔を背けても、耳が近くなるのだから、 低く心地良い声は、良く聞こえてしまう 兄貴を、必要としてくれる人 それが、望みだったという言葉に、緩く首を傾げる 確かに"兄みたいな人に甘えたい"と書いた 必要としているという意味では、まさしくその通りで ―――― よくできた、マッチングだ] (-61) 2021/07/03(Sat) 14:27:00 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生知らない、ふりとか…… それは―― なんか、ムカツクし、 けどよ、…… [ 知らない人のふり、なんかできるわけねーし 忘れるっていうのは、なんかもやもやする 言い淀んでいれば、重ねられる問いに 逸らしていた視線を戻した 今まで、見せたこともないような 戸惑って、未練がましくて、でもと迷う瞳を揺らして] (-62) 2021/07/03(Sat) 14:27:02 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生 ッ、…… うっせ、 兄貴こそ、俺をどうしたんだよ…… 俺が、したいって言ったらヤらせてくれるわけ? 揶揄ってんなら、マジで殴るからな…… [ 頭を撫でる感触が心地よくて、 そのまま、身を任せてしまいたくなる 余裕ぶったように見える笑みに、キッと睨めば 何とか精一杯の虚勢を張って、 撫でる手を払いのければ、 両手で自分より厚い胸板を押し返す 彼女をとっかえひっかえしてる兄貴だ これも、きっと揶揄ってるだけ そうだったら、マジで返すのは、まずい] (-63) 2021/07/03(Sat) 14:27:04 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生俺は、年上の包容力のある人と一緒に 高級ホテルで、楽しく一夜を過ごさせてもらおう って思ってただけだよ 俺って、結構年上キラーなとこあるし? 甘やかしてもらおうって、な [ けらけらと、白々しく笑って いつもの軽薄な態度を、装ってみるが 頬は赤くなるのは、止められないし、 声は僅かに上擦ってしまって―― これ以上は無理だ] (-64) 2021/07/03(Sat) 14:27:06 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生・・・・ 弟相手に、お楽しみはできねーだろ? だから、そうだな…… ま、せっかくの高級ホテルだし、 別の楽しみ方をしようぜ 兄貴が帰るっていうなら、止めねーけど [ この馴染みのない危ない空気をかけようと、 明るい声で、そう提案をした 揶揄ってただけなら、もうやめてくれと、 こちらの意図が伝えあればいいが、 今まで、まともなコミュニケーションを とってこなかったからな、伝わったかね 両手で触れた先の胸の向こうは、 俺と同じくらいの音を刻んでいたりしたんだろうか*] (-65) 2021/07/03(Sat) 14:27:09 |
木峰 海斗は、メモを貼った。 (a8) 2021/07/03(Sat) 15:00:26 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 同じ家に住んでるのだから、立ち上り 鼻腔を撫でていくのは当たり前に自分と同じ シャンプーの匂い。 普段と変わらないはずなのに、ずいぶん久しぶりに 近い距離で吸い込んだ空気に混じるその匂いは 容易く理性を擽る。 あ、この野郎風呂入ってきやがった、と じり、と胸の奥が鳴いた。 小さい頃は、毎日一緒に風呂に入ったし、 俺の布団に潜り込んでくることもしょっちゅう あったのになぁ、なんておっさんくさいことを思う。 いつからかすっかり消えてしまったそんな日常、 こっそりお前が布団に来てたなんて、知るわけない。 知っていたら、きっと理性なんてぶっ飛んで、 お兄ちゃんのお兄ちゃんが実家で暴発しちゃって 家族会議案件(下手すりゃ警察沙汰)だったはずなので 知らなくてよかったとは思う。 (-79) 2021/07/03(Sat) 17:49:23 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 腕の中、大人しく髪を撫でさせてくれた海斗が、 珍しくもごもごと口籠る。 宝石みたいな綺麗な瞳が、ゆらゆら、揺れて。 ─── そんな顔、誰に見せようとしてたんだよ。 また、ぢり、と燻る胸の奥。 ばっ、と振り払われた手の感触。 両手で押し返す腕の力は、やっぱりそんなに強くない。 ぎりぎりと睨む視線を真正面から受け止めて、 海斗の言葉を、ただ黙って聞いていた。 ] (-80) 2021/07/03(Sat) 17:50:33 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 厳しい視線が、わざとらしい笑みに変わって、 誤魔化すような明るい声になって、 ようやく口を開く。 長年無理矢理押さえ込んでいた理性の蓋が、 じりじりとずれて開いていく。 ] ……一個ずつ、いこうかな。 [ 昔、宿題を教えていたころの声色に似たそれで。 ] (-81) 2021/07/03(Sat) 17:51:41 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗俺は、お前がしたいって言うなら喜んで。 揶揄ってると思って殴りたいならどうぞ。 で、年上の包容力……は、我ながら まぁまぁあると思ってて、 お前は充分歳上キラーです。 [ ここまで言って、一度言葉を切る。 胸に押しつけられた手に、上から重ねるように 指を沿わせて絡めた。 そのままその手をするりと自分のTシャツの下へ 連れて行く。 直に、掌に響くだろうか。 痛いほどの、鼓動が。 (-82) 2021/07/03(Sat) 17:53:10 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗別の楽しみ方、でも、構わねぇけど、 ゲームして過ごしたいって言うならそれでもいい。 ……おれは、お前に嫌われてると思ってた。 そういうふうに接してきたから。 [ 海斗がどこを向いていても、 俺は海斗から視線を外さなかった。 ] だから、もし、もしな、 お前が、俺を必要だって、 そう言ってくれたんなら、─── (-83) 2021/07/03(Sat) 17:54:39 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 自分の額を、海斗の頭につける。 こつん、と小さな骨の音が聞こえた。 ] こうなったら言うけど、 お兄ちゃんがどんだけお前のこと好きか、 伝わってると思ってたんだけどなぁ。 [ ふふ、とちょっと肩をすくめて笑んで。 嫌がられないなら口付けをしたくて、 顔を傾けて、 海斗の様子をそっと窺い見て。 ]** (-85) 2021/07/03(Sat) 17:56:27 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 距離を置くべき、と 俺の中の理性が、警鐘を鳴らす 遠い昔に、勉強を教えてもらっていた 懐かしい兄弟のやり取りを思い起こさせる声色で 紡がれる言葉は、不健全な内容だ] まッ…… [ マジで、言ってる? そう続けようとして、重ねられた手が 手のひらに感じる鼓動の速さが、 それが、嘘ではないと告げていた――] (-86) 2021/07/03(Sat) 18:27:30 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生―― 嫌い、じゃ、ねーし [ 嫌われようと思っていただけだ 嫌っていると思っても仕方がない行動をしていた だから、訂正する言葉は小さく、ぼそりと じりじりと、焦げそうなほどの視線を感じながら 真正面から受ける勇気がなくて、視線は逸らしたまま 落とされる言葉の一つ一つに、耳を傾けていた その言葉は、ずっと求めていたもので その言葉は、ずっと否定しつづけていたもので] (-87) 2021/07/03(Sat) 18:27:32 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生ほんと、ばか……じゃ、ねーの 弟に、そんなこと言うなんて、さ [ 額に触れる固い感触 同時に、より近くに感じる兄貴の気配に 心臓が痛いくらいに、高鳴った 反射的に、気恥ずかしさを誤魔化すために また、小生意気な言葉が口か出てしまったが 嬉しさと、後ろめたさが綯交ぜになって いろんな感情が、せめぎ合うが、 最後は、もう理性じゃなくて―― 欲望をとった ふぅと、軽く息を吐く] (-88) 2021/07/03(Sat) 18:27:35 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生しょーがねーな 俺のこと大好きすぎる兄貴を、もらってやるよ [ へへ、と悪戯っ子のような無邪気な笑みを浮かべれば 次の瞬間には、こちらを窺う瞳を、 熱を帯びた瞳で見つめ返せば、少しだけ背伸びをして こちらから唇を重ねた。啄むように一瞬だけ――] (-89) 2021/07/03(Sat) 18:27:37 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生…… とりあえず、立ち話も疲れるし あっち、いかね? [ あと、心臓がそろそろ限界だ というのは、さすがに口には出さない ソファの方を視線で、示して、 もぞもぞと、腕の中で身動ぎすれば、 解放してくれただろうか**] (-90) 2021/07/03(Sat) 18:27:38 |
【独】 木峰 海斗/* 確実にころしにくるじゃん! 兄貴、可愛いな、もらってやるよー 既にツンツンの壁が崩壊している まぁ、もともと甘え予定だったし? (-91) 2021/07/03(Sat) 18:39:56 |
【独】 木峰 海斗/* なるほど、スタンリーさんは富裕層? エリートだもんな 三日月ウサギくんは、全部肩書きに名前入ってるから きっとどこかで本名が判明するんだろ? と勝手に楽しみにしていよう (-96) 2021/07/03(Sat) 19:26:29 |
【独】 木峰 海斗/* ラブリーナイトは、趣味に忠実にした結果 どっちも薔薇になったが、いつか女の子もやってみたい気もする シリーズかするなら……いつか。 (-105) 2021/07/03(Sat) 22:26:44 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 無理矢理肌に触れさせた手は、 今度は振り払われなかった。 視線は逸らされたままでも俺の神経は 鋭く張り詰めていて、蚊の鳴くような海斗の声を ちゃんと拾う。 ] ─── 、まじ? [ それは、嫌いじゃない、と、確かにそう聞こえた。 さらに深く表情を知りたくて手に入れたくて その顔を覗き込む。 いつものように小憎たらしい言葉とは裏腹に 声に鋭さは無かったし、 まるで宝石みたいな瞳に佇むのは 俺が一番恐れていた嫌悪感では、無かった。 ] (-136) 2021/07/04(Sun) 6:56:33 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……そうだよなぁ、馬鹿だよなぁ。 弟なのに、なぁ。 ブラコン拗らせすぎて、 ずっとずっと好きだったんだ。 [ 腕の中で、海斗が息を吐く。 ほんの一瞬、唇が触れた、 海斗から。 ] ─── ! [ まさかの不意打ちといつかのような無邪気な笑みと 生意気な、告白。 見たことのない、熱を帯びた視線に 理性が焼き切れる音が響く。 離れた唇を追いかけて、こちらからも口付けた。 噛み付きたくなる衝動を、落ち着け、と 懸命に宥めながら、啄むようなキスを繰り返す。 最後は下唇をそっと食んで、ちゅ、と 小さなリップ音をわざと鳴らして、 ようやく唇を離した。] (-137) 2021/07/04(Sun) 6:59:35 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ ソファの方をちらりと見やった海斗の言葉に くすりと笑って。 ] そうだな、せっかくスイートなのに 入り口で盛んのもったいねぇな。 [ よっこらせ、とわざと聞こえるように口にして ひょいと海斗を抱え上げる。 小さな頃のような抱っこはさすがに出来なくて、 いわゆるお姫様抱っこ、というやつで。 暴れたら落とすぞ、と笑いながら、 ] 軽いなぁ、ちゃんと飯食ってんのかよ。 ……あ、ソファでいいの?ベッドじゃなくて? [ と、後半部分はそっと耳元で付け足した。 ] (-138) 2021/07/04(Sun) 7:02:36 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ まだ、一日は長い。 海斗の望むほうへそのまま運んで、 大切なものを扱う手つきでそっと下ろせば、 ふわと笑んで。 そこがどこでも、とにかく彼の隣に座って。 ] さて、お兄ちゃんとりあえず海斗に 聞きたいんだけど、 俺のこともらってくれる俺の可愛い弟が 男いけるなんて知らなくて お兄ちゃん今幸せでてんぱってて もうどうにかなりそうなんですけど ─── どうすれば喜んでくれる? (-139) 2021/07/04(Sun) 7:04:35 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ プライベートには踏み込んでこなかった。 なにより嫌がることだと思っていたし、 知ったところでどうにもならないことだと 思っていたから。 モテる奴だとはなんとなく知っていた。 正直女の影が見えることもあった。 だから、数年ぶりにこうして向かい合えた今 聞きたいことがたくさんある。 早く、早くと焦れる腹の底を叱咤して。 ]* (-140) 2021/07/04(Sun) 7:05:29 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 不意打ちに、一瞬、啄む それだけのつもりだったけれど、 放そうとした唇を追いかけられて、 何度も、繰り返し啄まれる その度、小さく息を飲む 気を抜くと、甘えた鼻に抜けるような声が出そうで キスの仕方なんて、良く知らない あるのはネットの海で見た光景や ドラマのワンシーンで交わされるもの 時折、ふざけて頬にされるような 子どもの戯れみたいなものばかり でも、それを悟られたくなくて、 こちらからも、真似するように啄んで 最後にちゅ、と可愛らしいリップ音が響く ―― 唇を、食まれた なるほど、そういうキスもあるのか などと、思っている余裕はなかったのだけど] (-144) 2021/07/04(Sun) 8:20:41 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生 そーそー、せっかくなん、……ッ、わ おい、ちょッ、なッ…… [ よし、これで一度、心を落ち着ける そんな俺の目論見は、見事に外れて 流れるような手つきで、この兄は俺を抱き上げた しかも―― お姫様抱っこで、 やめろ、と暴れようとしたが、 先回りするように、落とすぞ、と笑われれば チッと、小さく拗ねたように舌打ちをして] (-145) 2021/07/04(Sun) 8:20:43 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生軽くねーし、兄貴が馬鹿力なんだろ …… ッ、ベッド、って、まだ [ まだ、こんなに明るい時間なんだけど、 そう続けようとした言葉は、続かなかった いや、それって暗くなったらいいよ、みたいな なんかそんなノリになりそうじゃん 絶対赤くなっている顔を隠すように、 大人しく腕の中に納まって、兄貴の首筋に顔を寄せた 心臓は、バクバクと相変わらず煩く鳴っているし、 間近で感じる兄貴の匂いに、落ち着くのと、 腰の辺りからぞくぞくするような感覚と、 相反する感覚に、戸惑っていた] (-146) 2021/07/04(Sun) 8:20:45 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 壊れものを扱うように、そっとソファに降ろされる こういう扱いを受けるのは、めちゃくちゃ恥ずかしい 柔らかい笑みが視界に入ると、つい条件反射で ふい、と視線をそらしてしまう まぁ、今なら、頬が赤いし、照れてるだけと 気付きはするだろうけどさ 隣に座る気配 ぎぃなんて、古臭い音は聞こえてこない さすがの高級ソファ、柔らかく男二人の体重を 受け止めてくれる 久方ぶりに、並んで座るものだから どこかそわそわしていると、聞きたいことがあると 言うものだから、照れを隠すために わざとらしく、面倒くさそうな視線を向けた] (-147) 2021/07/04(Sun) 8:20:47 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生んだよ…… え、……あぁ、べつに、 そーいうの、個人の自由じゃん? [ 男もいける いや、男も女も経験ないし、 好きなのは、兄貴だから、もちろん男もいけるわけ だけど、それを素直にいうのは、 俺のそう高くもない矜持が許さないわけで、 それに、兄貴が幸せで、てんぱってると聞けば 妙に嬉しく思う部分をあって、 肩をすくめて、心の広い男なんだよと 何でもない風に答えておく] (-148) 2021/07/04(Sun) 8:20:49 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生俺を、喜ばせたいんだ? 今の兄貴は、俺のモノ、だもんな…… [ 声色に、嬉しそうな響きが滲むのは隠せない 言葉に出すと、嬉しい気持ちと、背徳感と 妙な高揚感も感じて、自然と口元に笑みが浮かんで] (-149) 2021/07/04(Sun) 8:20:51 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生俺も、兄貴が男もいけるなんて知らねーし 女とばっか、遊んでると思ってた [ 浮いた気持ちが、少し沈む じり、と嫉妬の炎が爆ぜそうになる ぐ、と堪えれば、小生意気そうな笑みを唇に浮かべて] (-150) 2021/07/04(Sun) 8:20:53 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生どんなこと、…… されてきたのか、してきたのか ―― 教えろよ [ 肩を触れ合わせて、 唇が触れそうなほど、顔を近づけた] 俺が、何で喜ぶかは…… [ 自分で、探してみろよ、と 最後の言葉は、羞恥が勝って殆ど声にならず、 甘く掠れてしまったけれど、 この距離なら聞こえてるだろ?**] (-151) 2021/07/04(Sun) 8:20:55 |
【独】 木峰 海斗/* 兄貴が、えろカッコいいのと、可愛い 待て、している気分になるこの感覚が愛おしい 頑張って待てしようとしているので、 つい、意地悪なことをしたく(ry まだ、プロローグ、2日あるだと!? そして、ちゆちゃん……辛い、けど可愛い (-152) 2021/07/04(Sun) 8:36:44 |
【独】 木峰 海斗/* 瀬名原さんの、のんびり口調は音声で聞こえてくる すごくいい、俺、要望に「兄のような」とつけなかったら うっかり、マッチングされそうなお願いだった あぶないあぶない(ペア村なので大丈夫です) (-153) 2021/07/04(Sun) 8:59:06 |
【独】 木峰 海斗/* やべ、気付いたけど 最初の方の秘話と、年齢が齟齬っている 十数年って書いてるけど、実際は5年くらいだよな まぁ、小学生の頃から兄は好きだったから(無意識) 十数年でも、きっと間違いではねーよな (-168) 2021/07/04(Sun) 13:36:17 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 腕の中の宝物は、今まで経験した 羽のような感触の女とはやっぱり違って。 軽い、とは言ったけれどそれなりに ちゃんと筋肉の重みがある。 まだ、なんて言いかけて慌てて止めて 赤に染まった頬を首に埋められたりしたら、 お兄ちゃんの貞操観念とか社会的地位とか 親指の爪程残った理性とか、 全部弾けて飛んで見事な花火が上がってしまうので ほんとに勘弁していただきたい。 問答無用でベッドに連れて行って そのまま食らいついてしまいたい、と 湧き上がる欲望を頭の中で押さえ込むには 般若心経でも唱えないと。 ] (-172) 2021/07/04(Sun) 17:18:14 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗そうだな、まだ、 シャワーも浴びてねぇもんな。 [ そう、にっこり返すだけにして、 短い後ろ髪を引かれながらソファにそっと 海斗を下ろした。 染まったままの頬、照れて彷徨う視線。 それをわざとらしくめんどくさそうな顔で 隠そうと、してて、 ───、だめだ、可愛い…… ちょっとくらりと目が眩んで、立ち上がる。 ミニキッチンスペースへ向かって 小さな冷蔵庫の扉を開けて、大きく息を吐いた。 心頭滅却。 顔をあげて、ミネラルウォーターのペットボトルを 二本手にしてソファへ戻った。 ] (-173) 2021/07/04(Sun) 17:19:53 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ ほい、と渡して、俺もキャップを捻る。 そのまま口にすれば、知らないうちに からからだった口内に冷たい水が心地良い。 個人の自由、なんて言葉にぶは、と吹き出して、 ] よかったよ、心の広い弟で。 [ とまた水を一口、飲み込んだ。 嬉しそうな声色に、こちらも表情を綻ばせて。 ] ……そうだな、お前のもんだよ、 お前が生まれてからさ ずっとお前のもんだったんだよ (-174) 2021/07/04(Sun) 17:21:29 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 自惚れでなければほんの少しだけ、 質の変わった声に、気づかれないように 眉を動かして答える。 ] 特定の人を作ったことはねぇな。 こんな気持ち自覚してて、相手にも悪いだろ。 ついでに絶対気づかれないように、 ちょいちょい遊んでは、いた。 [ だってお前、どう考えてもまずいだろ、と 大袈裟に顔を顰めて笑う。 肩が、触れた。 睫毛が触れそうに、近づいた唇が挑戦的に嗤う。 一瞬、息を呑んで、目を見開いて。 それからにや、とこちらも口元を歪ませた。 ] 聞きてぇってんなら、言うけど、 [ す、と顔を動かして、耳に口付ける。 耳朶を優しく食んで、そのまま耳元で囁いた。 ] (-175) 2021/07/04(Sun) 17:23:31 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗こんなきれーな耳に、聞かせていいのかね。 倫理的にどうかしてる想いを忘れようとして、 ノーマルからアブノーマルまでなんでもあるぞ。 ドス黒くて、どろどろして汚ねぇ話もあるし お兄ちゃん背徳感で死にそう。 [ くすくす笑って、つうと舌を耳に沿わせた。] (-176) 2021/07/04(Sun) 17:24:41 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 甘く掠れた声が、直接脳を掴んで嬲る。 こくりと唾液を飲み込む音が頭に響いて。 ] ─── どこでそんな煽るようなこと、 覚えてきたんですか俺の可愛い弟は。 [ ぞくぞくと、腹の底から込み上げる熱。 ジャケットを脱いでぽいと放り投げ、 ソファから降りてこれまた高級そうな絨毯に膝をつく。] じゃー、お言葉に甘えて頑張って 探させてもらおうかな。 ……見つけられるといいんだけど、 惚れた奴とこういうことするの、初めてだから。 [ 下から、隠しきれない熱を携えた瞳で 海斗を見上げた。 その手を掬い上げて掌に口付けて、 そのまま人差し指を口に含もうか。 ねっとりと舌を纏わせて、 拒まれないなら口淫を思わせるような動きで、 じっとりと愛でて。 ]** (-177) 2021/07/04(Sun) 17:26:40 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 大好きだと言われて、舞い上がって それから、嫉妬して、でも今はそれを隠す必要はない それでも、素直に気持ちを伝えるのは、難しくて 生意気ことばかり言ってしまっているのに 相変わらず、兄貴は笑顔で、嬉しそうで 兄貴の優しさに甘えてしまっていることを 少しだけ、申し訳なく思っていた それはそれとして、 表面上は、余裕そうに見えるから こちらばかり慌てふためいて 嫉妬したり、恥ずかしがったり 兄貴が、実は欲望を抑えようと お経でも唱えねばと思う程度に 内面で、感情が爆発してるとは露知らず 余裕そうじゃねーかよ、と キッチンスペースに向かう背に、 ちらり、と拗ねた視線を送ったが] (-179) 2021/07/04(Sun) 18:40:47 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ ―――― ダメだ、やっぱ好きだ 背を向いていることを良いことに、両手で顔を覆うと 音にならないように、小さく深く息を吐く 全部、夢なんじゃねーかな なんて、思うけれど、頬をつねっても痛いだけ その間に、兄貴が 心頭滅却しているとか、知るわけがなく 戻ってくる気配が近づいて来れば、 なんとか表情は取り繕って、貰った水を口に含んだ 冷たい水を飲むと、少しだけ気持ちが落ち着く 落ち着くと、余計な記憶を思い出してしまうもので 少しだけ心の余裕が出てくると、あの兄貴の この余裕な様子を崩せないかと、 勇気を出して、顔を近づけて、誘ってみたりして 実際、自分が何で喜ぶなんてしらねーからだけど ] (-180) 2021/07/04(Sun) 18:40:49 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生ッ、……アンタ、俺を何歳だと思ってんだよ ア、ブ、ノーマル…… [ 耳に濡れた感触を感じて、 くすぐったそうに、身を捩る 変な声が出そうになるのと、耐えれば、 綺麗な耳という声に、不服そうな声をあげたが 続く言葉に、瞳を何度か瞬いて、 ネットの海の向こうでも、見たことないことを と、少し想像逞しくしてしまって、頬が一層熱くなり、 思わず口籠ってしまっていれば、 ふいに、耳を這う舌の感覚に、肩を震わせた くすぐったいような、気持ちがいいような ぞくりと、感じるのは不快感ではないことは確か だが、くすくす、笑い声に対する反骨心で、 恥ずかしさを我慢しながら、もう一度] (-181) 2021/07/04(Sun) 18:40:52 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生さぁな、どこで覚えたんだっけか ま、兄貴に教えてやらねーけど [ 猫みたいに、頬を顎のラインに摺り寄せて ふふ、と挑戦的な笑みを浮かべ、 兄貴の片耳に、唇を寄せて楽しそうな声で囁いた 俺のイイとこ、探してみろよ そう、言葉にはしない欲望を込めて煽る こういう甘え方なんだよ、兄貴ならわかるだろ? ] (-182) 2021/07/04(Sun) 18:40:55 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生…… っ、ほんっと、良く言えるよな そういう恥ずかしーこと [ 惚れた奴、と言われると むず痒くて、嬉しくて、照れ隠しに 揶揄うような言葉を紡いで、でも、手を取られた後は] な、……ッ、ちょ、何して [ 手のひらにキス、までは理解の範疇だった でも、人差し指を舐められて、最初は戸惑っていた その表情は、徐々に羞恥と好奇心に変わっていく 濡れた柔らかいものが 這う度に、ぞくりと、指先から感じて 声が震えそうになって、片方の手の甲を唇に当てて なんとか堪えれば、ペースに呑まれまいと、] (-183) 2021/07/04(Sun) 18:40:57 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生なんか、やらしー……な、 [ へへ、と甘さの残る笑みを漏らした 兄貴が、俺の指をしゃぶっているという 扇情的な光景に、ぞくぞくと 指先から感じるもの以外の快感を覚える やべーな、これ しゃぶられるままというのも、面白くなくて 猫の子をあやすように、歯の裏や、舌を撫でた] (-184) 2021/07/04(Sun) 18:41:00 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生こうす、る……のって、良いんだろ? [ いつも見上げていた顔を見下ろして、 甘い声を耐えながら、たまに吐息を堪えながら、 愉悦に満ちた声を漏らした 口の中も感じるって、どこかで見た気がするんだよな なんて、どこから入手したか 分からない知識を試そうと**] (-185) 2021/07/04(Sun) 18:41:02 |
【独】 木峰 海斗/* 女の子たちが可愛い お兄貴は、7:3くらいで、カッコいい:可愛い 可愛いから、つい意地悪したくなる(海斗のしょーぶんだよ 素直じゃないのも、悪戯したくなるのも 仕返しがすごく怖いのと、楽しみな好奇心と 俺、あんなことして大丈夫だったかなって 今更不安になる (-201) 2021/07/04(Sun) 23:27:18 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 俺は一応お兄ちゃんなわけで あなたより七年長く生きているわけで 余裕があるふりをするのは かっこいい兄貴でいたいと願っているだけ。 好きなやつの前でほんとに余裕な顔できる人間なんて 居ないと思う。 だから今の状況を、夢かなと頬抓ってるなんて、 そんな無自覚天使を目の当たりにしなくて良かった。 少しだけ長く生きて積んできたそれなりの キャリアとアドバンテージとかが音もなく溶けて 流れて、その中にサムズアップしながら 沈んでったに違いないから。 (-210) 2021/07/05(Mon) 6:28:26 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 自分から誘ってきたくせに、耳を食めば存外 可愛い反応が返ってきて思わず笑んだ。 身を捩り、肩が震えて、それでもまだ煽ってくる。 顎に擦り寄せる頬は、気まぐれな猫を思わせる。 媚びない、簡単には撫でさせてくれない、 したけりゃさせてやるよ、とでも言いたげに 愉しそうな声がお返しとばかりに耳元で囁かれて、 下半身にどく、と血液が集まるのがわかる。 ] べつに海斗に惚れてんのは、恥ずかしい ことじゃねぇもん。 ちょっと世間の常識から逸脱しているだけで。 (-211) 2021/07/05(Mon) 6:30:54 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 口内の粘膜で包み込んだ指は節があって 確かに男のもので、 触れていなかった時間の長さを示されている気がする。 決して揶揄っているわけではないのだと、 ただ単にお前が欲しいのだと、 そう伝わればいいなと思って丹念に舌を這わせた。 下からわざと上目遣いで見上げれば、 手の甲を口に当てているのが見えて口元が緩む。 いちいち反応がかわいいのはなんなのほんと。 そう、かわいい。 指咥えたくらいでやらしいとか、 戸惑うようにおさえようとする声とか、 身体だけで繋がるためのこの夜を求めるには あまりに無防備で、不慣れな様子に またぢり、と胸が燻る。 (-212) 2021/07/05(Mon) 6:32:28 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 指が腔内で動く。 歯の裏や、舌を弄ぶその動きも荒くなくて、 やはりどこか辿々しくて。 ] ─── ふ、 ……っ ン [ 少しだけ、眉間に皺を寄せて、声を漏らす。 顎を上げて舌で指を追いかけて、唇で挟んで、 じゅ、と音をたてて吸い込んでから口を離した。] っは、 そうだな…… [ 吐息混じりに呟いて、嗤う。 ] (-213) 2021/07/05(Mon) 6:35:09 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗息出来るし、指使いは優しいし。 指三本喉奥に突っ込まれて嘔吐感に 耐えんのもなかなかだけど、 今は海斗にされるほーがきもちいーな。 [ にっこり笑んで、先程聞かせろと言われたことに 対する小さな回答をひとつ。 期待に添えるものなら良いんだけど。 ] (-214) 2021/07/05(Mon) 6:35:32 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗海斗も、知ってる? 口の中、気持ちいいの。 [ 自分の唾液で濡れたままの手を握って、 下から熱っぽい視線で唇を近づける。 ] おれも、していい……? [ 互いの吐息が混ざる距離。 いやだと言われれば無理矢理はしないつもり だけど、実際の所拒否されればきっと しょんぼりしてしまうから、返事を待たずに 唇を合わせようか。 合わさった唇を舌で撫でて、閉じられているそこを とん、とノックする。 ほんの少しでも隙間を作ってくれたなら ねじ込んでしまおう。 ] (-215) 2021/07/05(Mon) 6:36:53 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ さっき彼がしてくれたように、 綺麗に並ぶ歯列を表も裏も舌でなぞり、 頬の裏から口蓋もざらりと撫でて、 舌を絡めとり吸って。 片手は手を握ったまま、あいたほうの手で頬に触れ 耳を撫でて、後頭部の髪に差し入れた指先で 柔らかな髪の感触を弄ぶ。 急くな、と言い聞かせながら、 それでも脳が痺れるほどの興奮に襲われてしまう。 呼吸ごと飲み込むような熱い口付けに だんだんとかわってしまうそれに、 飲み込みきれなかった唾液が唇の端から伝い 喉を濡らす。 やらしいのはどっちだよ、と唸ってしまいそうで。 ]* (-216) 2021/07/05(Mon) 6:38:16 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 躊躇いがちに、口内を弄ぶ 兄貴の形の良い眉が 僅かに歪む様が見えれば、じりと焦れる熱を感じた ふっ、と機嫌良さげな、吐息を漏らす それも束の間、逆に絡んでくる舌や 唇で指を嬲られて、見上げてくる瞳と 視線が混じり合うと、堪らなくなって 反射的に視線を逸らした 指を解放されて、ちらと、窺えば 今までの経験を元にした感想を言われて] (-232) 2021/07/05(Mon) 13:21:40 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生んー? 嘔吐感に耐えるって…… イイもんなの? あぁ、そ? え? んんっ…… [ 最初の感想には、疑問が浮かぶが 俺の指で、気持ちがいいと言われるのは、 気分がいいと、笑みを浮かべた おれも、していい?と問われれば 戸惑う声をあげて、返事をする前に唇を奪われた] あ、ッ……んん、ちょ、ま…… [ 唇を舐められて、声を上げた瞬間に ねじ込まれる舌が、歯列をなぞり、 口内を無遠慮に暴れられて 抗議をしようとするが、その声は次第に弱くなる 拒否なんて、するつもりはなかったが 未知の快感に戸惑って、胸を押し返そうとした だが、なぞられる度、絡められる度 頭の中で響く水音に、 快感に思考を奪われて、腕に力が入らなかった] (-233) 2021/07/05(Mon) 13:21:44 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生 ふ、ぁ…… [ 頬や耳に触れられて、呼吸も上手くできなくて 甘い乱れた吐息を零した 薄く瞳を開くと、視界がぼやける 口の端から、飲みきれなかったものご零れ落ちる] あに、……き、……まっ、て、 [ 髪を撫でる感触が心地良い 自然と浮かべた笑みの合間、再び、呼吸を奪われれば 縋るように胸元の服を掴み、もう片方は背に回した 角度を変えて、こちらからも辿々しく舌を絡めて きゅっと、恥ずかしさを堪えるよう目を瞑ると、 細く雫が頬を感覚すら、むず痒く肩を震わせた**] (-234) 2021/07/05(Mon) 13:21:48 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ まって、という言葉を使う状況は様々だから、 ほとんどはその場に応じてきちんと待ちますが。 この場合、待てないのは仕方ないと思われます。 抵抗するように胸を押し返す腕の力が抜けて、 甘い吐息混じりに声が漏れて、 潤んだ瞳で微笑みを浮かべて、 それで待ってと言われて待てるのは多分 仙人だけです。 ] (-236) 2021/07/05(Mon) 18:01:59 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 俺はただの奥手な人間なので、一瞬唇を離しただけ。 呼吸もままならない様子の海斗がまた愛しくて、 息は鼻でするんだよ、なんて言いたくなるけれど 離れるのが嫌で、そのまま口内を弄り続けた。 胸元を縋るように握られて、背に触れた掌が熱い。 辿々しい動きでも、そちらから絡めてくれる舌に 感情は揺さぶられて、嬉しいやら愛しいやらで どんどん昂ってしまう。 ぢゅ、と音がするほど舌を吸って、微かに歯を立てて 扱いてから、ようやく唇を離す。 欲望の名残りが滴になって口端から伝っていて。 またそれを唇を這わせて拭うように喰んだ。 ] (-237) 2021/07/05(Mon) 18:03:34 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗─── 海斗。 [ 前髪に手を差し入れて掬い上げる。 何度も何度も読んできた名前なのに、 体感したことのない情で声が揺れる、掠れる。 ] 本気だって、わかってもらえたかな。 いいとこ、見つけられたかは、わかんねぇけど。 [ 小さく、首を傾げて尋ねてみて。 毛足の長い、高級そうな絨毯に膝をついたまま 彼がしたのと同じように背中に手を回して そのまま摩り、撫で下ろしていく。 太腿に触れて、分厚いデニム生地の上から 足先までなぞり、靴を脱がせた。 靴下があれば、それも一緒に取り去って。 ] (-238) 2021/07/05(Mon) 18:05:43 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……もっと、知りたい、 海斗のこと。 いいとこ、も。 [ 踵を持ち上げて、足の甲に唇を落とす。 ] けど、今更ちょっとびびってる ほんとに、いいの、 俺、お前みたいに綺麗じゃねぇからさ。 [ くす、と、困ったように笑う。 ] 聞きたいことあれば、なんでも話すよ。 なんか食いながらしばらく話すでもいいし、 ……風呂、入るならそれもいいし、 このまま触れていいならベッドに連れてくけど、 お前がどっちなのか、まだ俺は聞いてねぇし、 [ に、と悪戯っぽい笑みに表情を変えて。 ] (-239) 2021/07/05(Mon) 18:07:55 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……抱きたいってんなら、俺のことは お前の好きにしていい。 抱かしてくれんなら、デリカシー無くて悪いけど お前の経験だけは聞かせてくれ。 傷つけられんのは全然平気だけど、 傷つけんのは絶対、嫌だからさ。 [ 土踏まずのあたりにちゅ、と口付けて、 返事を待って、その顔を窺い見て。 ]* (-240) 2021/07/05(Mon) 18:09:02 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 鼻で息をするんだよ、なんてアドバイスされたら うるせー知ってる、って答えてしまいそうだけど 上手く呼吸ができてない時点で、お察しだよな ファーストキスか、というと微妙に違う気がするが 本当に好きな相手とするキスは、今日が初めてで 所謂、大人のキスなんていうのは、本当に初めてだ 別に、兄貴のためにとっておいたわけじゃねーけど 今日、初めてをできたのは―― 悪くねーよな] (-241) 2021/07/05(Mon) 19:28:40 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 漸く、唇が解放されて、滴る雫まで唇で拭われて 今更ながらに、すげーことしたなって実感して キスの余韻に浸りながら、口の端をぺろりと舐めた 前髪を掻き上げるように触れられて、 緩く瞳を細めれば、視界が少し狭まるけれど 見つめる先には、兄貴の顔があって、 ふっと、吐息だけの笑みを漏らした ―― 海斗 何度ととなく呼ばれて、 何度とのなく無視した 俺を呼ぶ、兄貴の声は、いつもと違う 揺れて、掠れて、身体中に甘く響く そんな声で、呼ぶなよ 充分に伝わっているってのに 初めて感じた口の中の気持ち良さ ―― すごく、イイって奴だったけど ] (-242) 2021/07/05(Mon) 19:28:42 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生…… さすがに、わかってるよ 兄貴が、ちゃんと……本気だって、こと [ わかってるよ、と手を伸ばして、 いつもは高い位置にある頭をくしゃりと撫でた 首を傾げて尋ねてくる様子が、 なんだか、主人の待てに従う大型犬のようで 少し可愛いと思ってしまったのは、秘密にしておこう どこが良かったとか、口にするのは気恥ずかしくて いいところについては、さーな。とはぐらかす] (-243) 2021/07/05(Mon) 19:28:44 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生ッ、……この、身体触るのも いいところ、探す一貫なん? [ くすり、と笑った 本当は、心臓がバクバクしてて、 先ほどのキスの甘さで、少しくらくらしているのに それを何とか、隠してさ 太腿に触れられると、そこからじわりと熱が広がる デニムの向こうが、少し膨らんでそうで 気付かれてないといいんだが 時折、小さく息を詰めて、 甘い声が出そうになるのを堪えながら、 その指先を視線で追った 滑り落ちていく悪戯な指先は、 靴を脱がして、靴下まで引き抜いて、 兄貴は、足の甲に口付けをする 高級そうな、柔らかい絨毯に傅く従者したみたいに 膝をついて、知りたいと懇願するように] (-244) 2021/07/05(Mon) 19:28:46 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生別に、綺麗とか、汚いとか関係ねーよ 兄貴が俺に触りたくて、俺も………… ……触りたいし、いーじゃん [ 珍しく、素直に言えば 覆い被さるように、顔を近づければ、額に唇を寄せた] 聞きたいか、聞きたくないかで言えば 聞きてー気もするけどさ 過去なんて、聞いても何にもならねーし 今日は、"今だけ"を楽しんでもいんじゃね? [ 悪戯っぽい笑みに、同じような笑みを返した 気になるし、嫉妬もしてたけど、 今は、兄貴は俺のモノ、なら―― 別に、いいや] (-245) 2021/07/05(Mon) 19:28:48 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生兄貴は、俺のモノだろ? だから、綺麗も汚いも、いいも悪いも、 俺が決める―― 俺が、そうしたいから [ だろ?と、傍若無人な笑みを浮かべた ] (-246) 2021/07/05(Mon) 19:28:50 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ どっち、というのは 突っ込む、突っ込まれるというアレというのは さすがに知識として入れてきてはいるが、 いざ聞かれると、照れ臭くて頬をかく そうしていても、兄貴の問いは続いて めちゃくちゃ大切にしてくれてるのは、分かるけど 本当、デリカシーねーなとも思ったりもする 人のこと言えねーけど] さっきも思ったんだけど…… 兄貴って、もしかしてMっ気あったりすんの? いや、意外でもねー気がするけど [ 傷つけられるのは平気とか、さらっと言えるところに そんな疑惑を持ちながら、冗談交じりに、問うてみたり そういうのが、好きなら、 ご希望に応えるのも吝かではないが…… ちなみに、俺は別にSっ気はないつもりだ、本当だぜ? ] (-247) 2021/07/05(Mon) 19:28:52 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生いいぜ、今すぐベッドに連れてけよ [ 足の裏にまで、口付けをされて くすぐったそうに、笑いながら、 ぺしりと足で、額をはたいた] そんな慎重にならなくても、 俺は、今更逃げねーよ アブノーマルってのも気になるけどさ [ あと、経験は教えてやんねーって、 悪戯っ子の顔をして足を降ろせば、 抱っこを求める幼子のような動作で両腕を広げて、 気恥ずかし気な瞳を揺らしながら、 幼子ではありえない、熱に濡れた視線を向けて] (-248) 2021/07/05(Mon) 19:28:55 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生今日は、普通に抱いて……欲しい いや、別に普通じゃなくてもいい……けど あぁ、もう、ほら―― 来いよ [ 途中で恥ずかしくなって、 乱暴に求めれれば、抱きしめてくれただろうか 抱きしめてくれたなら、 その耳元、でこっそり囁こうか ―――― めちゃくちゃに、していいんだぜ、と**] (-249) 2021/07/05(Mon) 19:28:58 |
【独】 木峰 海斗/* 7月7日前に、致してしまいそうな予感をしつつ 焦らしプレイも悪くない気もする…… 俺は、別に、Sじゃない 本当に、Sじゃない() (-254) 2021/07/05(Mon) 20:31:08 |
【独】 木峰 海斗/* 俺はね、ツンデレ弟っていう趣味全開なやつ でも、右は右でも、かっこ良くもありたい男心な海斗 可愛くないって思われたくないけど、 可愛いって思われるのも、複雑で、ムカついちゃったりして でも、……可愛がられたいっていう面倒クサイ奴 (-256) 2021/07/05(Mon) 20:46:16 |
【独】 木峰 海斗/* こんな俺を可愛いって言ってくれる兄貴って、本当菩薩かな? 好きって、言えるの……いつになるか、わかんねーけど 灰では、好きっていっぱい言ってんな? (-257) 2021/07/05(Mon) 20:47:26 |
【独】 木峰 海斗/* ウサギくんは、漂う哀愁と現実味と、強かさ でも、度の過ぎない感じがいいな トトちゃんは、廣岡さんとは違うお嬢様で可愛い ちなみに廣岡さんは、純粋培養の天然な感じが可愛い (-262) 2021/07/05(Mon) 21:28:25 |
【独】 木峰 海斗/* 敷島さんは、欲望に忠実なようで、 でも、なんだか寂しさや愛しさもあって…… ちゆちゃんと、幸せになって欲しいなぁ スタンリーさんは、イケおじ(おじっていったら怒られそう しかめっ面しているあの眉間をツンツンしたくなるよな お嬢様廣岡さんと、どういう展開になるのか楽しみ (-263) 2021/07/05(Mon) 21:33:33 |
【独】 木峰 海斗/* 読み返してたんだけどさ 教えろよ、って言ったのに俺なのにさ やっぱ過去のことはいーわ、べつに って、俺自由すぎね? めちゃくちゃ振り回してんじゃん 傍若無人だな、本当に…… (-273) 2021/07/05(Mon) 22:38:41 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 慣れてなさそうだなとは感じたけれど、 まさか大人のキスが初めてだなんて知らない。 そういうものすごく大事なことはお兄ちゃんが みっともなくがっつく前にちゃんと 言っといて頂きたい。 いい思い出になっただろうかとか、 ほんとによかったのかなとか 心配で眠れなくなるでしょーが。 ] (-277) 2021/07/05(Mon) 22:41:26 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ いつかの日、俺がお前にしたように、 いつだって、そうしたように、 わしゃわしゃと髪を撫でる手つきに目を細めた。 俺がそうやって頭を撫でると、 ちょっと首を竦めて嬉しそうに笑う姿が とても好きだった。 ] ……んー? これは、おれが、触りたいだけ。 [ 布地に隔てられた肌に触れる。 熱を帯びた部分はあえて素通りして、 血管を伝うように撫でていれば、 海斗の口が言葉を紡ぐ。 額に生暖かい唇の感触。 ] (-279) 2021/07/05(Mon) 22:42:59 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……そーか。 [ 綺麗だとか、汚いとか関係ないと言われたら、 お兄ちゃんちょっと喉の奥から熱いものが こみ上げてきちゃいそうで、 短い言葉しか返せなかった。 もう年かなぁ。 ] なに、触りたかったの? あんなに家では振り払ってくれてたのに。 [ 誤魔化すようにくすくすと笑った。 ] (-280) 2021/07/05(Mon) 22:44:17 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗─── ああ、そうだな。 俺は、お前のものだから、 ぜんぶ、海斗が決めて。 海斗の欲しいものは、ぜんぶやるよ。 (-281) 2021/07/05(Mon) 22:44:55 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ ディープキスで呼吸すらままならなかった 弟とは思えない、やんちゃで挑発的な笑みに こちらも笑んで返す。 支配欲を掻き立てられるよう、従順に、 多少の被虐心も含ませた瞳で。 ] Mっ気? や、どうなんだろうな、 [ 冗談混じりの質問にちょっと考えて。 ] ……好きになっちゃダメなやつ好きになって、 どうにか忘れようと思って、 色々もがいてな。 ぶっちゃけ、どっちも出来る。 ───って言うか、意外でもない、って それどういう意味よ。 [ ぶ、と吹き出しながら答えた。 ] (-282) 2021/07/05(Mon) 22:46:24 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 剥き出しの足の甲をそっと、撫でる。 大切なものを慈しむ動きで。 ] 海斗がMだって言うなら……そうだな、 がっつりベッドに拘束して、 視覚も聴覚も奪って、俺の中だけに閉じ込めて ずっと攻めてたいな。 懇願するまで、イカせてやらねぇ。 [ ふふ、と愉しそうな妄想を提案して。 ] お前がSで、そういう趣味があるならどうぞ。 お前にならなにされても絶対抵抗しない、 従順な奴隷になってやる。 (-283) 2021/07/05(Mon) 22:48:11 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ ぺし、と足で額を叩かれて顔をあげたら、 やんちゃな王子様はベッドを御所望。 両腕を広げて、普通に抱いて、なんて。 頭の中で電気がスパークしたように神経が騒ぐ。 思わず床を蹴るように立ち上がって、 がば、と抱きしめた。 溶岩のように溶けてぐずぐずになった 熱と欲望の海に、俺の理性がサムズアップしながら 沈んで消えていく。 ] ─── …………ッ、!! (-284) 2021/07/05(Mon) 22:49:20 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ けしからんです。 ほんとにこの無自覚小悪魔はけしからん。 下半身に完全に血液が集まるのを感じながら、 今度は海斗を米俵のように肩に抱え上げた。 がしっと支えながら寝室に入れば、 キングサイズの美しいベッドにどさりと下ろす。 衝撃は少なくなるよう最新の注意は払ったし とても高級なスプリングだったので、 痛くなかったと思いたい。 仰向けになった海斗の上にそのまま被さる。 両手を絡めて、皺ひとつないシーツに縫い付けて 口付ける。 噛み付くように、貪るように。 下半身の兆しをわざと押し付けて、 荒む吐息は耳元で、耳の中にも舌を突っ込んで、 首筋、鎖骨と唇を伝わせた。 ] (-285) 2021/07/05(Mon) 22:50:18 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ はぁ、と吐き出した息はとても熱かった。 一度体を起こして、海斗の瞳を覗き込む。 すでにボタンのあいていたシャツを取り去って ベッドの外へ投げようか。 浅葱色のTシャツに手をかけて、ちょっと考えて、 自分のTシャツの裾に手をかけて ざっと先に脱ぎ捨てた。 それなりに身体鍛えておいてよかったと思う。 それから、脱がしていい?なんて口にして、 まぁやだっつっても脱がすんだけどね。 ]* (-286) 2021/07/05(Mon) 22:51:07 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生触りたいだけかよ…… [ べつにいーですけどーと、 肩や背や、わき腹や……身体に触れてくる手を 今はもう、振り払うことはしない すっげーレアな俺の素直な一言に 笑う声は、どこか湿っていた気がしたけど 気のせい……か? 触りたかったの?なんて聞かれれば、] …… 言ってろ 触ったら、ダメだと思ってたんだよ [ 当たり前じゃん 世間一般的に、男同士で、さらに兄弟って アウトもアウト、盛大にヤバやつじゃん だから、ひた隠しにして、避けてきた それが、今は、どうよ キスして、抱き合って―― インモラルすぎだろ 冗談交じりに、MかSかなんて話してみたら 本人は、あまり自覚はないらしい] (-292) 2021/07/05(Mon) 23:57:23 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生いや、俺にあれだけ虐げられて 未だ、好きっていうあたりが…… いや、うん……これは、いーや [ なんか、墓穴を掘りそうな予感がするので SとかMとか、深堀しない方がいいと思っていたが 足を撫でながら、また恐ろしいことをいう兄貴だ] げげ、それは…… [ 拘束されて、閉じ込められて 最初は、うわーって思ったりもするが、 存外悪くない気もしてくるのは、 せっかく保っていた倫理観が俺の中で、 ―――― 崩れてしまったかもしれない でも、従順な奴隷の兄貴を想像しても、 ]それは、ちょっとおもしろくねーかもと思うから きっと、俺はSではないはずだ (-293) 2021/07/05(Mon) 23:57:26 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生そんな趣味ねーよ 従順なだけの、犬には興味ねーし つい、待てできなくて噛みついてくるような そういう奴の方が好きだぜ? [ にや、と悪童染みた笑みを浮かべれば ぺし、と額を足ではたいてやった 兄貴が、MかSかはさておき 一世一代っていうくらい勇気を出して、 俺の望みと口にすれば、予想以上の勢いで 抱きしめられて、気持ちが昂ぶってつい余計なこと ―――――― 言った気がする、 まじ、俺大丈夫? ] (-294) 2021/07/05(Mon) 23:57:28 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生うぉっ、ちょ……な、んだよ急にっ!! [ 一瞬にして、肩に担がれて どさりと、キングサイズのベッドに降ろされた 軽く柔らかな心地の良いベッドの感触は、 痛くもないし、むしろ気持ち良くて、よく眠れそうだ 眠れるわけ―― ねーけど、な] んぅ、……ッ、は、ッ、ま、 いく、ら―― ん、でも…… [ マジで、噛みつかれた 獰猛な獣に喰われるみたいな気分だ あぁ、でも―― 喰われたい 、って思っちしまう俺も存外、頭のネジが飛んでるわ そんなツッコミしている暇なんて、ないんだけどな 先ほどよりもずっと激しい口付けに、翻弄されて 抗議の言葉は、全然言葉にならないし 押し付けられる熱いものに、かぁっと耳まで赤くなる 唇を解放されたと思ったら、今度は耳を嬲られるし] (-295) 2021/07/05(Mon) 23:57:30 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生―― ッ、ん…… がっつき、すぎだろ [ 漏れ出てしまいそうな嬌声を抑えて、 微かに、嬉しさが滲む声で、嘆息交じりに呟く 荒い呼吸が耳を擽る そういう俺の呼吸もあがって、熱くなって 耳に近い首筋を舐められ、くびくと身体を震わせた ん、と思わず甘い吐息は漏れる] (-296) 2021/07/05(Mon) 23:57:32 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生ッ、わ……、待てって、ちょ [ 俺は今日、一体何度、兄貴に待てと言っただろうか 制止は虚しく、手際よく衣服を剥かれてしまう 手慣れやがると、少し、むっとするものの この獰猛な獣を解き放ったのは、 自分という自覚は―― ある] (-297) 2021/07/05(Mon) 23:57:34 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生なぁ……もっと、 [ 腕を伸ばして、兄貴の両頬を撫でて、、 そのまま短い髪に指を絡ませ、後頭部を引き寄せる ―― キス、しようって 甘く掠れた音を、微かに震わせれば 今度は、こっちから唇を重ねて、舌を絡ませる さきほどされたことを真似するように、 歯列をなぞって、舌を吸って……それから、 どうしてたっけ、だんだん思い出せなくて それでも、何度も角度変えながら、 こうだったはずと、唇を食んだ キスだけで、こんなに気持ちいいのは、 きっと相手が、兄貴だからなんだろうな もっと先をしたら、どうなるんだろうと 少しの怯えと、好奇心と―― それ以上の、愛しさで 燻る熱を瞳に揺らめかせながら、さらに唇を重ねた**] (-298) 2021/07/05(Mon) 23:57:36 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ まぁそうでしょうねぇ。 話しかけても笑いかけても返ってくるのは 無音の世界、完全なる拒絶に阻まれて 尚、好きだという気持ちが萎えることは なかったわけで。 そういう意味ではなかなかのドMだと言えなくもない。 どこかにこの気持ちの矛先を求めて 足掻いていたけれど、結局その場は満たされても すぐに渇いてしまっていて。 今、一筋縄ではいかない血気盛んな彪を どうにか手中にして、あっさり腑に落ちた。 ああ、代わりなんて居なかったのだと。 (-312) 2021/07/06(Tue) 9:58:02 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ がっつきすぎ、と文句を言う口を言葉ごと覆って 食らって飲み込んで口付けを続けた。 自分のものじゃない歯の硬さを、数を数えるように 一本一本確かめて、歯肉、頬の裏側、上顎、 少しずつ違う粘膜の感触をじっくり味わいながら、 良い反応があればそこを執拗に愛でて。 海斗の匂いがする。 近くて、濃くて、くらりと脳髄が眩む。 組み敷いた身体を下に見下ろして、 海斗のTシャツはそのままに、自分だけ上半身を 露にすれば、ちょっと不服そうな顔と声で また、待って、がかかる。 ─── だから待ってって言うのは(以下略 ] (-314) 2021/07/06(Tue) 10:00:09 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗なんで、おとなしいのより、 噛み付いてくるくらいのほーが好きなんだろ? [ くすくす笑ってやれば、その手が伸びて頬に触れる。] おれは、かまれるのもすきだけど。 [ 両頬を撫でた掌が、後頭部に動く。 髪を絡めて、引き寄せられて。 甘く、掠れた声。 ふ、と口元を綻ばせて下から贈られる唇に身を任せる。 今度はこちらから貪るようなことはしないで、 海斗の熱い舌が自分の腔内を探るのを受け入れた。 俺がしたことを真似るように舌が動く。 いつも俺の後ばかり追いかけて、 なんでも同じように真似をしていた、 あの頃みたいに。 (-315) 2021/07/06(Tue) 10:02:10 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 何度も何度も角度を変えて触れる唇が 食まれれば甘ったるい吐息が漏れる。 ] ……キス、だけでいい? [ 酸素を求めて唇が離れたなら揺れる瞳を覗き込む。 瞼に口付けて、頬、耳朶、首筋、と また先程のようにキスの雨を降らせながら、 下から捲り上げてTシャツを脱がせてしまおうか。 まだキスだけで、と言われれば素直に口付けを。 上手く肌が露になれば、鎖骨に舌をなぞらせて、 軽く歯を立てて。 頬を撫でて、唇を拭った親指は そのまま引っ掛けるように口の中へ。 ] (-316) 2021/07/06(Tue) 10:04:03 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 繊細な指の先を温かい口内に預けたまま、 海斗の胸の頂を口に含む。 ざらりと舐め上げて、唇で挟んで、吸って。 ここがイイかどうかはわからないけれど、 もし気に入ってくれれば 身体が跳ねたりするだろうか。 衝撃で指を噛んでも、おれは全然、へいき。 ]* (-317) 2021/07/06(Tue) 10:05:15 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 声を聞くたび、笑顔を見るたび、 胸が高鳴って、嬉しくて―― 好きで、 だが、その反応は弟として正しくない だから、その腕からするりと逃げて、 無視して、避けて、傷つけた その分、胸の奥底に仕舞った想いは 俺の意思に反して、育ってしまって 苦しくて、渇いて、 でも、何かで埋めることもしたくなくて あんなに辛かったのに、 焦がれて腕の中に、捕らえられてしまえば こんなにも、楽で、幸せで、心地良い 別の問題も発生しているが、それは目を瞑ろう ] (-328) 2021/07/06(Tue) 14:13:12 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ ちゅ、くちゅ、と 唇を合わせて、食んで、舌を絡めるたび 頭の中で、いやらしい水音が響いて より一層、興奮して、重なる激しさは増していく] んっ、んん――ッ、 [ 甘い吐息を、時折零していたが、 上顎をくすぐられると、ぞわり快感が走り、 仰反るように、頭を逃がそうとした 恐らく、また逃してはもらえなかっただろうが 弱いところを執拗に愛撫されて いやいやと、緩く頭を振る 漸く、解放されて、はくはくと唇を震わせた 溢れた雫を手の甲で拭って、見上げると 露わになる兄貴の肌に、目が奪われて 一瞬、反応が遅れる] (-329) 2021/07/06(Tue) 14:13:32 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生そ、ーだけど、…… マジで、噛み付くとは思わねーじゃん [ 噛まれるのが好きと言う声が聞こえてきて 絶対、噛んでやると心の奥で決めれば もっとと、キスを強請った] ぅ、ん……ぁ、は、 [ 真似して重ねた口付けで、兄貴の甘い声が聞こえれば 口の端に笑みを乗せて、さらに深くあわせていった それでも、息継ぎのために、唇を離せば 瞼や頬、いたるところに降り注ぐキスの雨 兄貴の唇が、舌が、肌に触れるたびに 歓喜の蜜が溢れるように、恥ずかしい 甘えた声が出てしまうか なされるがまま、シャツが捲られて 羞恥に視線を逸らして、] (-330) 2021/07/06(Tue) 14:13:44 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生ぬぐ、から…… [ 脱がされるのは、恥ずかしくて 自らシャツを捲って、脱ぎ捨てた ほら、ともう一度、手を伸ばして 頭を引き寄せれば、啄むだけのキスをして 優しくて、熱くて、堪らない 降り注ぐ愛撫に、身を任せた] (-331) 2021/07/06(Tue) 14:13:53 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生む、? にゃ、に? [ 親指を咥えさせられて、不思議そうに首を傾いだ 何をする気なのかと、 期待と戸惑いの混ざった視線を向けていれば 何に、ついてはすぐに分かる] んんッ、……あ、く、くすぐ……た、 [ 胸の飾りに、触れる濡れた感触 口を閉じれないから、大きく声を上げてしまう びく、と体を震わせて、甘い声を出すのだから 口ではくすぐったいと言うが、 それだけではないのは明白だっただろう] (-332) 2021/07/06(Tue) 14:14:04 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生あっ、や、ヤバ、いって……んんッ、 [ 思わず、口の中の指に、歯を立ててしまって 口の中に広がる血の味に、どきりとする 申し訳なく思うのに、同時に 昂りを感じていたのは、この空気のせいだ] わ、り…… [ でも、兄貴がいけないんだと、 謝罪を口にしながら、ぺろりと指を舐める さらに、広がる血の味に、 にやりと笑えば、ちゅ、ちゅ、と わざと音を立てて吸ったりして、悪びれずに煽った――**] (-333) 2021/07/06(Tue) 14:14:13 |
【独】 木峰 海斗/* ガツガツ肉食系男子 俺たちどっちもそうな気がする? でも、兄貴は犬科なきがするよ 俺は、ネコ科だよな。。彪って言われたし、な (-334) 2021/07/06(Tue) 15:51:16 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗─── ッ、 [ 親指に硬い歯が当たって皮膚を破く鈍い痛みに 一瞬眉を動かして、けれどそこから じんわり湧き上がる悦に 胸の頂を含んだままの口元が弧を描く。 ] ぜーんぜん。 [ 悪い、と謝る声に含み笑いで答えて、 ぐにぐにと指を動かして舌や腔内を弄った。 傷が出来ているのかぴりりと染みるけれど、 そこをぺろりと舐められればぞくぞくと背が粟立つ。 ちゅ、と音を立てて吸われれば声が漏れた。 ] (-335) 2021/07/06(Tue) 16:36:41 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……ん、 っは、 えっろ…… 海斗お前わざとやってんだろ [ 胸元からちらりと見上げれば、 にやりと愉しそうな笑顔がそこにあって。 指を口から引き抜けば、唾液で濡れててらてらと光って、 赤い滴がぷつりと浮かんでいた。 に、と笑って見せつけるように自分の口に含む。 視線は逸らさず、誘うような表情さえ浮かべ わざとらしく舌を露にして親指を咥えれば、 それは口淫を模した動きver.2。 じゅ、と音を立てて何度か出し入れして 錆びた鉄の味が口の中に広がって、 下半身に血液がまた滾るのが感じられた。 ] (-336) 2021/07/06(Tue) 16:38:11 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 自ら脱ぎ捨ててくれたTシャツを 雑多にベッドの下に払い落として。 ] ……擽ったいだけ? [ こちらもまた抑えられない笑みを浮かべたまま、 胸の突起を押しつぶすように舌で捏ねて、 微かに歯を立てる。 同じように、ちゅ、と音を立てて吸った。 そのまま、顔を下に動かして、 脇腹、臍と舌を這わせて下腹部に。 ベルトがあればバックルに手をかけて外し、 緩めようとする。 ] (-337) 2021/07/06(Tue) 16:39:04 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 抵抗されなければそのままデニムに手を差し入れて ずり下ろして。 そこは、兆しを見せているだろうか。 下着の上から、躊躇いもなくそこに 口付けを落として、身体を撫でながら おろしてきた両手で腰に触れた。 ] ほっそいなぁ、ほんとにメシ食ってる? [ ウエストのあたりにつうと指を伝わせて、 膨らみは唇で挟みスライドする。 煽られたままじゃお兄ちゃんの面目が立ちません。 じっとりと布地越しの熱を味わおうか。 ]* (-338) 2021/07/06(Tue) 16:39:58 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 口の中いっぱいに広がる鉄錆に似た 鮮血の味 ―― 喰 われているのは、どっちなのかまるで、旨い棒アイスかのように、指を舐り 爛々と欲を隠さない瞳で、見上げ見る ぜんぜん、と多少痛いだろうに、 笑み雑じりの返事が返ってくれば、 なら、遠慮はいらねーなと、 傷口をわざと舌で刺激した ―― 滲む血が、いやらしくて、また昂奮させる] ん、ッ、ぁ、ふっ、 わざとに決まってんだろ? [ 挑発的に笑えば、兄貴は見せつけるように 俺の唾液で濡れた指を、自身の口へと運ぶ 舌で絡めて、舐って、咥えて まるで口淫のようで、兄貴の口の中で、 二人の体液が雑じりあっている そう思ってしまったら、―― ] (-344) 2021/07/06(Tue) 19:07:54 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生えっろ、…… さすが、慣れていらっしゃる [ 照れて言葉を失いかけて、 慌てて誤魔化すように、揶揄い半分、嫉妬半分 そんな言葉をなげかければ、再び胸の突起を弄られ] ぅ、んッ、……くすぐ、った、だけ、だ [ 強がって、虚勢張って、 そんな俺自身の小さな矜持と裏腹に、 ぷくりと膨れた、胸の飾りは、歯を立てられると じん、と痺れるような快感を生み出す マジかよ、乳首ってこんなに感じるもんなん? ]普段の俺なら、そんなはしたない ことを考えてたんだろうが、今はそんな余裕がない (-345) 2021/07/06(Tue) 19:07:56 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生わ、ちょ……そっち、……は [ 脇腹を擽られ、本気でくすぐったそうな声を出した後 下腹部に近づくにつれて、焦りが滲む だけど、期待も膨れ上がって―― カチャリ、とベルトが外される音が、 ―――――― 妙に、大きく聞こえた ] あんま、見ん……ッ、なよ…… [ ジーンズの硬い布を窮屈そうに押し上げていたものは 障害を取り除かれたら、はっきりと主張をする 黒いボクサーパンツに、 僅かに染みができているのだって、見えちまう ―― 黒って分かりやすいって、今さら気づいた 下着の上から、熱を持った膨らみに口付けされて びくり、と腰が逃げそうになる] (-346) 2021/07/06(Tue) 19:07:58 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生……ッ、兄貴と比べん、なよ 俺はフツ―……だから、細くねーし [ 細い細いって言うなよ、と 多少気にしていることを言われれば、拗ねたように そっぽを向いて、べしと蹴りを入れてやった まぁ、それも急所に刺激を与えられれば、 口から甘い嬌声が零れ落ちそうになって、 拗ねている場合ではなくなるんだろうけど (-347) 2021/07/06(Tue) 19:08:01 |
【独】 木峰 海斗/* スタンリーさんのくッってなんだろう?と気になりつつ たらふくちらし寿司を食べたのに、お腹が空いてきた 笑み返すと、興奮してカロリー消費するからか?← (-354) 2021/07/06(Tue) 20:33:33 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ さすが、俺の弟。 わざわざ傷口を抉って責めて刺激するなんて お兄ちゃんお前の底知れぬサディストの素質に くらくらしちゃう。 ちっ、と愉しげに小さく舌打ちして指を引き抜いた。 さっきも言ったけど(言ってない) 俺は痛いの平気、むしろ好きまであるけれど まさか海斗にそういう責めをされるとは思ってなかった。 指より下半身が痛くなるのでもうほんとにもう。] (-362) 2021/07/06(Tue) 22:24:03 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗慣れてねェよ、けど、 なに、妬いてくれてんの? [ 嬉しいなぁ、と声を弾ませて唇を下に下げていく。 焦るような声にどんどんと気持ちは昂って、 時折いなさないと我を忘れてしまいそう。 黒のボクサーパンツに滲む欲望の証を見つければ にんまり笑って、そこにふう、と息を吹きかけた。] ほんと?擽ったいだけなのに、 こんな先走り滲ませてんの? [ あえて下品に口にして、 その染みをじゅう、と音を立てて食んだ。 しっかりと勃ち上がる膨らみを刺激すれば、 びくりと腰が逃げを打つ。 肌に触れた手に、ぐ、と力を入れた。 ] (-363) 2021/07/06(Tue) 22:25:48 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 見るな、と言われれば見たくなるのが 人の性。 それでも気まぐれな彪のご機嫌を損ねては いけないので、ふふ、と笑った。] わかった、見ない。 ほんとに見られんの嫌だったら、 タオルでも、バスローブの紐でもなんでも 俺の目煽ってもいいから。 [ それとも海斗の方の視界を奪おうか、と くすくす笑って目を閉じる。 視覚なんてなくても、お前がどこに居るかくらい わかる。 イイとこも、探せる。 ] (-369) 2021/07/06(Tue) 22:31:50 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 目を閉じたままじっとりと舌を這わせて、 形を示すように上から下へと、軽く握り、摩る。 雄の匂いが一層濃く立ち上って、鼻腔から伝わって 脳が揺れる。 二、三度繰り返したら、下着の中へするりと 手を忍ばせて。 湿らせてしまったボクサーパンツは とっととランドリーに出しておきたいし、 臀部を浮かせるように少し持ち上げて、 脱がしてしまおう。 気性の荒い猛獣は、おとなしく 脱がせてくれるだろうか。 さっきも正直な感想を落としたら そっぽを向かれておまけに蹴られた。 細身の腰は、背徳感と欲を煽るから、 たまらなくそそるんだって、 言ってもどうせふくれるだろうから、 好きだよと言うだけにしよう。 ] (-370) 2021/07/06(Tue) 22:33:49 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 下僕の頼みを聞いてくれたなら、 隔てるものがなくなって露になった熱芯に直接 慈しむように口付けようか。 太腿を両手で広げて、下からざらりと 舌を這わせて舐め上げる。 海斗の反応を見ながら、何度も繰り返して。 目を閉じていたって、見失ったりしない。 裏側の筋に舌を沿わせて、先端を窄めた舌で刺激して。]* (-371) 2021/07/06(Tue) 22:35:23 |
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