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【人】 愛玩用 ドゥーガル「本当にねぇ。驚くし尊敬するよ。 これなら僕は毎日カリカリの黒焦げ卵を食べなくて済みそう」 や、本当に一安心だ。 椅子に掛け、ジョシュアの言葉に深く頷いた。 ぬるくなったマグカップの中身を ずず…… と一口飲み、 「できる事が多いに越した事はないんだろうね。 でも、出来ないのも愛嬌というものだから。 僕と君で愛嬌を補っていこうね。 ……ところで片付けって自分でしないといけないのかい?」 今後の生活に思いを馳せた。 どうにもしたことない事をする事になりそうだな。 (3) 2021/10/01(Fri) 21:24:41 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「そりゃあ僕の役目は可愛がられる事だけれど、 ここでの役目は違うのかもしれないなあ。 好きに過ごせと言われていた手前、…あー。 そう、折角だし何かをしたいね。片付け…… ……食器は割りそう。ごめん、ルツにパス!」 決意虚しく。早速心優しいひとに食器を託した。 食事を残している様子はない。ごちそうさまでした。 その後はぼやっと改めて周囲を見回した。 慣れない環境、慣れない場所ではあるが、 そういうのだって優しいひとと共にあるのならば悪くない。 「持ち回りもいいかもしれないねえ。 分かりやすいように当番表でも作る?」 持ち回りという提案に乗る言葉、提案する言葉と共に、 不出来な男は頬杖をして目を伏せた。 (13) 2021/10/01(Fri) 21:58:55 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「出来が悪くて馬鹿な子程可愛い。 ……そういう事じゃないのかな。違う? 僕は別にそれを勘ぐったりはしないなぁ。 悪意を向けられている訳じゃないのだからね」 同じ用途の存在の言葉を拾って、同じように笑った。 ついでに髪を耳に掛けて、自分の掌へ頬を懐かせ直そう。 「仮に悪意だったとしても好意として受け取るまでさ。 そっちの方が波風は立たないし、幸せだろう。違うかい?」 (16) 2021/10/01(Fri) 22:04:13 |
ドゥーガルは、人形が動き喋った事に、おろか、人形にすら気付いていない可能性がある。 (a6) 2021/10/01(Fri) 22:05:01 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「そう。お部屋のベッドで好きなだけ。 好きな事をしていいらしいから、…………、」 ―― 自室、当番制。 スオから視線を逸らし、随分な間が空く。 「僕の自室も当番制にしてくれない? すごく散らかすと思う。そりゃあもう、すごく。」 (20) 2021/10/01(Fri) 22:11:46 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「わあ。頼もしい言葉だ、尊敬するよ。 そうしたらいずれエマに頼ってしまおうかな?」 と、返した後に、 「リヤは僕と一緒に部屋を散らかして遊ぼう。 わーっとやってさ、エマに構ってもらおうよ」 そう続ける辺り、やはり暢気極まる馬鹿の不出来。 声は楽し気に明るいものだっただろう。 (27) 2021/10/01(Fri) 22:19:21 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「あ。ジョシュアもね。勿論。 ジョシュアとリヤと僕で部屋を散らかして 盛大に甘やかしてもらう。…じゃないんだった」 「当番をどうするかは任せてしまってもいいかな? 表を作るにしてもねえ、組み合わせが……」 何事も適材適所。 二人組を作るとかがいいんだろうかな。 空っぽになったマグカップを置き、思案しているようだ。 (29) 2021/10/01(Fri) 22:21:37 |
【人】 愛玩用 ドゥーガルいや特に事情はないが……? 散らかしたら楽しそうだから散らかすまでだ。 リヤ、ジョシュア、アメフラシの声に楽し気に笑うばかり。 スオの声にまた笑う。楽しいことばかりだ。 「そう。じゃあ散らかすのは任せて。 だから好きなだけ世話を焼いておくれね」 (38) 2021/10/01(Fri) 22:28:11 |
ドゥーガルは、自分が当番の日以外は部屋を散らかす事に決めたようだ。 (a7) 2021/10/01(Fri) 22:29:37 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「素敵なお片付け屋さん、略してスオ。 ……ふふ!」 横槍を入れて、口許を指先で覆った。 仕事の割り振りについては異論なし。 良い所に纏まればいいなと静観しよう。 (47) 2021/10/01(Fri) 22:40:09 |
【神】 愛玩用 ドゥーガル「なあに、心配ご無用。君限定のあだ名だ。 特別な呼ばれ方は嫌いかな?」 「……冗談だよ。気を悪くしたのなら謝ろう。 ドゥーガルのドはドアホのドにしておこうかな?」 (G13) 2021/10/01(Fri) 22:48:50 |
【人】 愛玩用 ドゥーガルあだ名合戦もそこそこに。 主人と連絡を取っていたらしいグレイへ視線を向けた。 「お疲れさま。……僕も後で主人に連絡をしようかな。 寂しがりのいいひとを放ってはおけないからねぇ。」 みかんが作る料理の匂いに、直ぐに気が逸れてしまうのだが。 まだ食べるべきか、否か。それとも。 食欲旺盛なものがいそうか他の面々を確認した。 (54) 2021/10/01(Fri) 22:52:11 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル誰かが用意してくれた料理と、誰かが用意してくれた紅茶。 それぞれを均等に楽しみ直す事にした。 角砂糖を沈めて混ぜて、沈めて混ぜて…… 「ああ、確かに三人の方がいい、かぁ。 それと僕も食事当番に割り当てない方がいいだろうね。 皆歯応え抜群の炒め物を提供されたくはないだろう。 ……え。一人で散歩するのはまずいのか?監察官と?」 成程。成程? そうか。一度混ぜる手を止めて沈黙。 数十秒掛けて、何とかこの場がどういう場所なのかを思い出す事に成功した。 「散歩という感じではなかったのを忘れていた。 まあ、でも、仕方ないかぁ」 (63) 2021/10/01(Fri) 23:14:05 |
【人】 愛玩用 ドゥーガルあっ。大丈夫みたいだ。 思い出すのに時間が掛かった影響で耄碌としていたのかもね。 ぼんやりと理解をし、また表情を笑みに戻した。 「戦いに興味はないが綺麗なものがあるなら是非行きたい。 行きたいなぁ、綺麗なもの探し。一人の散歩。 ……後で少し外に出てみよう。楽しみだなぁ」 (64) 2021/10/01(Fri) 23:16:13 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「何もできないが喋る事は出来る。不出来なんだ。 僕は恐らく口から組まれたのだろうね、 特技を存分に生かしたいが、……難しそうだな。 うーん、つまり僕はもう分担に関してはお任せだよ」 カリカリのコゲコゲではない、ふんわりとした卵。 それを頬張って暢気にまた別の事へ思考が ―― 飛躍しない。ユーの発言をきちんと拾った。 「おやおや、それは僕に対して?別の子かな? どちらにしたって付き合ってくれると嬉しいなぁ。 迷子になってしまったら、帰れなくなる。 出来れば犬のリードみたいに手を引いてくれ」 ね。なんて短い声と共にちょっと肩を竦めた。頼んだよ。 (69) 2021/10/01(Fri) 23:28:54 |
【独】 愛玩用 ドゥーガル/*メモ 一人≠他者抜きの一人 ドゥーガルの言う一人は 破壊された片割れと共でない状態のこと また、頭の中に片割れの声がしないこと ここにはいないので、 今は聞こえないので、誰が言おうと一人なのだ (-8) 2021/10/01(Fri) 23:48:17 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル「シェルタンは行かないのか? 綺麗なものがあるかもしれないのに。 洗い物は後回しでも ――…うん?」 一人でなくとも。ユーのその言葉に首を傾げた。 どうにも不出来は言葉が 上手に 汲み取れなかったようだ。 「誰と居ようと、此処では 一人 の散歩だなぁ。まあ、僕の持論はいいんだよ、あとでね。」 (79) 2021/10/01(Fri) 23:53:23 |
【人】 愛玩用 ドゥーガル信用ならなさなら負けないぞ。いざ尋常に勝負。 兎角、シェルタンの言葉には頷こう。無理強いはしまい。 「ならば君に後で土産話を。 綺麗なものが見付かるように、祈っておいてね」 さてそろそろ食事も、というよりは。 これ以上の量は食えないなあと思い始めてきたところ。 そこそこの枚数の皿を積み重ね、暢気な声未満と共に伸びをした。 「ッ 〜〜… うん、…うん。 黙って歩いていたら唯一の僕の特技がなくなる。 それは個性の消失だ。そうに違いないなぁ。 ……後でまた声をかけるよ。ありがとう、ユー。 なんたって食後は少し眠くなる。ベッドが恋しい」 (89) 2021/10/02(Sat) 0:07:55 |
ドゥーガルは、ユーの言葉に頷き、欠伸をした後 一度この場を後にした。 (a17) 2021/10/02(Sat) 0:19:24 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー全員での食事が終わり、一時間。或いはもう少し。 程々の間を置いて君を探す人影。 人影の正体は そう、自分だ。 廊下を行き、何処かの部屋を見て、 君が何処に居るのかは分からないが ―― まあ、その内君を見つける事になるだろうな。 君の姿が見えれば片手を振り、のんびりと寄り付こう。 「―― ユー!先程はどうもありがとう。 君の都合は未だ僕の為に空いている? 君さえ良ければ君の時間を貰いたいな。 話をしながら、綺麗なものを探しに行きたい」 どうだろう? お伺いを立てながら、振っていた片手を差し出した。 (-12) 2021/10/02(Sat) 1:10:46 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……ああ、ガル。 よかった、あまり遅ければ起こしに行こうかと」 後ろで一つに括られた髪を揺らして振り返る。 薄っすらと漂う消毒液の臭い。 ブラックに用意させたのか、元から備え付けてあったのか 適当な薬品類や応急処置の道具を揃え、 適当な一室を簡易的な医務室に改装しているところだった。 「あなたを待つ為に、少し時間を潰していたところです。 お約束通り、『ユー』は何処へでもお付き合いしますよ。」 差し出された手に自身の手を重ねる。 それが当たり前であるかのように、何処までも自然な動き。 (-13) 2021/10/02(Sat) 1:26:00 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「おやおや?それは残念な事をした。 君におはようのキスを貰う折角のチャンスだったのにねぇ」 青空の下に広がる草原のような髪のいろ。 清潔さの象徴である消毒剤のかおり。 どちらも綺麗なものを好む自身には、好ましいものだ。 見慣れぬ部屋の内装に視線を巡らせる一瞬もあるが、 今はそれよりも君にリードを託そう。 重なった手 指の間に自身の指を割り込ませて 離れ離れにならないように深く繋げたらいいな。 「では、不出来な犬のリードを引いてくれ。 君が連れて行ってくれる場所はきっと綺麗だ。 何たって美しい髪の色をしているのだからね。 綺麗なものは綺麗な場所へ導いてくれる筈だよ」 曖昧極まる 一人 での散歩の行き先は、 自分よりは方向感覚がありそうな君に託そうじゃないか。 君がリード代わりの手を引けば歩き出すし、 君が立ち止まるのならば立ち止まる。そんな予定。 勿論、リードを引かなくてもいい。何もかもお任せだ。 (-14) 2021/10/02(Sat) 1:48:46 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「残念ながら、 キスは患者様にしか贈らないと決めているんです」 冗談とも本気とも付かない返答。 前髪を揺らして、ほんの少し上にある瞳を覗く。 些かの躊躇いも無く繋がれた手指を絡めて、 あなたのリードを然と託されよう。 「…お付き合いします、とは言ったものの 私もあまり…元居た施設でも、外には出る事は多くなくて。 もしかすると、ジョシュア達の方が よほど綺麗なものを見付けられるかもしれませんね」 それでも申し出た手前、相伴の役を放棄するような事はしない。 繋いだ手をゆるりと引いて、 まずは簡易的な医務室となった部屋を出て 拠点となるこの建物の外へ出る事にした。 「…ああ、でも…あなたの思う綺麗なものと 彼らの思う綺麗なものが、同じとは限りませんね…」 (-15) 2021/10/02(Sat) 2:18:48 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「居眠りのしすぎもまた病気だとは思わない? 睡眠障害だったかな。僕は君の前では…… その手の病に苦しんでいるのかもしれない」 分かっているとは思うが、此方の発言は全て冗談だ。 不出来な冗談の後に分厚い前髪越しか隙間から目が合えば、 伏し目がちのが緩く微笑むだけ。 医務室を出て廊下を行き、最中。 そうか、なるほど、うん、うん。 幾つか相槌を打っては足を動かす。歩みはゆっくり気味だ。 君が若しも歩くのが早い性質持ちならば、…そうだな、 少しずつリード代わりの腕がピンと伸びるんだろうね。 「ジョシュアは幅広いものを知っているだろうね。 でも、今の僕が知りたいのは君が思う綺麗なものだ。 だって君、今、とても素敵な事を言っただろう?」 リードがどうなろうと程無くして外へ出る事になったか。 景色は見ない。見るのは君だけ。 ただ手を確りと繋いで 一歩、二歩、… 「僕の綺麗と彼らの綺麗は必ずイコールになる訳ではない。 価値は見る人と状況によって変動するものじゃないかな。 同じように、君が思う綺麗と僕の思う綺麗は違うかも。 ……でも、そうじゃないかもしれない。 だからだよ。 つまり君の事をもっと知りたい。そういうことなんだ。」 それに。それにだよ? ▼ (-16) 2021/10/02(Sat) 2:45:18 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユーそんな言葉と笑い声で区切ってさ、 「此処に居ない誰かと君を比べるなんて、できないなぁ。 まだ君以外に綺麗なもの、散歩中に見掛けてないんだし」 洪水のような饒舌はここで漸く止まった。 唯一の特技である不出来なお喋りが捗ってしまったようだ。 君は気侭に不出来を端折って、気侭に上等を返せばいい。 無理に付き合う義務なんか無いのだからね。 (-17) 2021/10/02(Sat) 2:47:45 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル医療用グレイの歩みは実に緩慢なものだ。 身体のままならない患者達に合わせるようにそうできている。 そうは言っても、緊急時はその限りではないけれど。 今はそうではないから、リードは余裕を保ってそこにある。 「……私が綺麗だと思うものは」 滔々と流れる饒舌を聞いている内に、外へ出た。 辺りの景色は綺麗だろうか。きっと綺麗なのだろう。 結局は何もかも造り物でしかないのだけれど。 澄んだ外気が吹き抜けても、瞳は厚い前髪の下に隠れたまま。 「今はもう、ここには無いもの…その思い出です。 患者様が、『ユー』に遺して行くものです ただそれだけが、私の中に綺麗なものとして在り続ける …あなたが今ここに在る私を尊ぶのであれば、 私達の価値観は、相容れないものでしょうか」 (-18) 2021/10/02(Sat) 3:07:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユーならば余裕を保ったリードを更に弛ませよう。 君の半歩後ろではなく、横に追いつく。 横から分厚い前髪を気にして、ひょいと顔だって動かすよ。 隠れたままのものを無理に暴く趣味はないけれど、 興味を持っているのだという意思表示の為に、顔を寄せ 「見えるものより、見えないものの方が美しく見える。 そういう事だってあるだろうからね。 君の中にあるのなら相容れないものではないんじゃない?」 綺麗なものを宝箱みたいにたんまりしまい込んだもの。 今の時点での君に対しての感想はそこへ落ち着いた。 個人的な結論が出れば顔を引いて前を見て歩くのに戻ろう。 相容れないものなんかない。全て尊ぶべきもの。 吹く外気も、ぼんやりと見える塔も、平原も。 手を繋ぎ直して、また一歩。 君の隣の男は随分と晴れやかな表情だ。 だって、 一人 で歩くのは新鮮な気持ちなのだから。「それにしても困った。宝箱は開けないに限るからなぁ。 中身がどんなものか想像している間こそ楽しいし 君のうちがわのものなら土産話にはできないしさ。 手土産に出来そうな花とかないかなあ。食堂に飾りたいね」 (-25) 2021/10/02(Sat) 3:48:40 |
【独】 愛玩用 ドゥーガル暴く趣味がないなんて大嘘。 いつだって3/4オンスを求めている。 削れた金貨と同じ重さを探してやまない。 綺麗なものを詰め込んだ宝箱 隣の宝箱 ああ 綺麗だなあ この子の中には、あの子と違って 3/4オンスの素敵なものが存在するだろうか? ―― ねえカンマ。 君だったならば、どう判断した? なあ、愛しい主人。 あなたはこの子の中には魂があると定義するだろうか? (-26) 2021/10/02(Sat) 3:55:31 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル決して顔を見られたくないわけではない。 覗き込まれればそちらへ顔を向けて、 前髪の奥から視線を向けすらする。 長い前髪の奥に隠れた瞳のそのわけは、 いつからだったか、上手に笑えなくなってしまったから。 『ユー』の顔は、この世で最も優しい笑顔を浮かべる人の顔。 笑顔を作っても瞳が笑えないなら、隠してしまうしかなくて。 ああでも、先ほどの朝食の席は楽しいものだったな、なんて。 やっぱり過ぎた事ばかりが綺麗に思えて仕方ないのだと思う。 想いは何れも内にしまい込まれたままだけれど。 「…もし、相容れないものではないのなら あなたがそう感じたなら、私もあなたの事が知りたい」 それでも全て全てがしまい込まれるなんて事は無くって。 相互理解を求める気持ちは自然と口をついて出る。 交換条件、というわけではないけれど あなたの思う綺麗なものを探しに行くのなら、 せめてヒントがなければ手伝いようもないな。 「何も今すぐにとは言いませんから。 だから…今日の所は二人で野花の咲く場所を探して 見付かっても、見付からなくても。 それを土産話に帰る事にしましょうか」 (-27) 2021/10/02(Sat) 4:42:33 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー覗き込んだ先で視線が合えば、それだけで十分だ。 君の瞳が何色であろうと、笑っていなかろうと、 綺麗なものを詰めた宝箱の中身を少し知れただけで、満足。 鼻先に届いた清潔な匂いに、心が満たされた。 だからこそ再度前髪の奥を覗く事はせず、 対等なリードを繋いだまま先に進む事を選んだ。 そして、君の質問に不出来ながら応じる事を選択する。 「僕の更なる自己紹介をお求めなのかなぁ。 それとも、何かい。綺麗なものの定義についてかな。 綺麗なものに関してならば花畑を見つけてからがいいな」 作り物の世界ならば、都合の良い花畑だって何処かに、きっと。 具体的な例が無ければ分からないというのは確かにそうなのだ。 具体的な例があっても伝わるかは不明なのも、そうなのだが。 ―― だから、不出来な愛玩用は君の一歩先を行く。 迷子になっても君が連れ帰ってくれると信じて、 久々の 一人 を楽しんで、あちらへ、こちらへ。彷徨い歩こう。「手土産に花束、そして出来れば花冠を作りたい。 叶うならば そうだ …―― あ、きっとこっちだ。ユー。間違ってたら訂正してね」 言いながら進んだ先には ―― (-28) 2021/10/02(Sat) 5:13:47 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー都合の良い、作り物の花畑が存在している。 辿り着くまでに幾らか時間は掛かったものの、 不出来にしては上出来か。君が居てくれたお陰だ。 さて、花畑に辿り着いたらリードを離し 自身の上着を探って … 清潔で綺麗な宝箱。 もとい、君の手に何かをぽんと握らせよう。 「僕の考える綺麗なものは、これが目安。 きっかりこの重さじゃないと駄目なんだ。 この重さだけを探して、求めてやまない。」 (-29) 2021/10/02(Sat) 5:19:34 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君の掌に握らせたのは何の変哲もない金貨だ。 何故か一部分が削り取られている、歪な金貨。 ―― そう 3/4オンスの金貨である。 ありふれた法螺話。不出来な出鱈目。 こいつをどう判断するかは、君の受け取り方次第だな。 (-30) 2021/10/02(Sat) 5:23:49 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル引かれたリードのままに二人歩く。 あなたにとっては、 誰と居ようと此処では一人 なのだったか。それでも『ユー』にとっては確かに二人だった。 小さな箱庭遊覧は続く。 誂えられたように在る花畑に辿り着いて、 それから帰るまではずっと。 本当は、ここにはきっと 迷子になるような広さなんて無い。 それでも、こうして手を握っていなければ 忽ちあなたは何処かに行ってしまいそうだな、とも感じて。 だからもう一度、柔く手を握り返すのだ。 「自己紹介でも、あなたの思う綺麗なものでも あなたが私に話しても良いと思った事であれば、何だって。」 それがきっと、いつかは『ユー』にとっての綺麗なものになる。 前を歩くあなたもそうであればいいと思う。 そうして辿り着いた花畑で渡されたもの。 重要なのは、その重さなのだと言う。 3/4オンス。およそ21.262グラム。 医療用グレイは、本来そのような話は得意ではない。 無用な考えを巡らせて、患者を不安がらせるわけにはいかない。 だからいつだって患者の話に寄り添って、それを尊ぶだけ。 けれどそれは、それだけは 医療用である『ユー』だからこそ、覚えがあるもので。 (-34) 2021/10/02(Sat) 15:30:11 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「──ああ、 あなたは"魂"を求めているのか 」人間の魂の重さは21グラムである。 とある国の医師の実験によって広まった、根も葉もない話。 その実験内容は杜撰なもので、医師も幾つかの失敗を認めている。 それでも人々は実しやかにこう囁くのだ。 一人目の患者での結果である4分の3オンス。 それが人間の魂の重さなのだと。 「…ガル。 あなたがあの時、誰と居ようとここでは一人、と言ったのは…」 (-35) 2021/10/02(Sat) 15:30:45 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー箱庭の中を彷徨いながら、退屈凌ぎに話す内容。 迷子にならないように、はぐれないように、 君の手を意識しながら話す内容は、 「僕はドゥーガル。愛玩用のグレイの片割れ。 カンマという子と一緒に、主人に大切にされて 所謂虐待や待遇の悪さとは無縁の生活をしていた。 ……僕の主人、ちょっと、いや相当変なんだよねぇ。 犬を合計15匹も飼うし、僕らを愛玩用としてじゃなくって 個々人として、対等に接していた。変わり者なんだ。 綺麗なものを好んで、清潔を愛していた」 緩い自己紹介。そして主人と環境のことだ。 あんまりにも退屈が過ぎる話が続くので以下省略。 ―― 今は、程無くして辿り着いた綺麗な場所で ぴかぴかに磨かれた不出来な1オンス金貨を君に握らせている。 上出来なガセネタ。不出来な金貨。 医者の君に無事に意図が通じたのならば頷き、 金貨を摘まんで、自身の元へ戻そうね。 これはとても大切なものだから。僕が尊ぶべきものだから。 「思い出も魂も共有するのは難しいだろ? だからこそ、君と僕は相容れない訳じゃない。 僕が一人だと表現する理由は ……」 (-37) 2021/10/02(Sat) 17:05:29 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「一人は一人だからだ。別に死別した訳じゃないんだよ? 綺麗で愛おしいカンマは生きている。 何故ならあの日バラバラになったカンマは 3/4オンスきっかりを喪失した訳ではなく、……」 花畑に躊躇いなく座り込み、虚構の白い命を幾つか摘んでいく。 時折金貨の重さと花の重さを比較するように、 確かめて、揺らして、持ち替える。 「重さはそのままだったからだ。よって、生きているね。 でもここに彼は居ないし、声もしないからさぁ。 だから一人。一人での散歩と表現するんだよ。 ―― ところでユー?花束作ってもらえる?」 花束に適したものを選ぶのは君に任せた。 医療用だし、なんか花束に詳しいんじゃないかなって。 愛玩用は、手元の花をきっかり3/4オンス分編むのに夢中だ。 「あとはそうだなあ、僕ばっかりもあれでしょ。 なんか話してよ。此処が綺麗だと思うかどうか、とか」 (-38) 2021/10/02(Sat) 17:16:15 |
【置】 愛玩用 ドゥーガル【性能】 ・料理:× わからない ・掃除:× わからない ・洗濯:× わからない ・戦闘:△ みようみまね ・探索:〇 綺麗なものがあるかもしれないなら (L9) 2021/10/02(Sat) 18:00:00 公開: 2021/10/02(Sat) 18:05:00 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルおよそ21.262グラム。 その重みは、するりと『ユー』の手から離れて行った。 医療用であるからこそ、これまでに何度も覚えた喪失感。 今はそれが、あなたの手によるものだという事だけが違う。 「……生きている。 ああ、あなたがそう定義するのなら…きっと。」 魂の所在は、現代医学をもってしても証明できていない。 身体を切り開いても、脳をばらばらに切り刻んでも 魂と呼べるようなものが宿る臓器は明らかになっていない。 人が本当に死ぬ瞬間は、誰からも忘れ去られた時なのだと そんなひどく曖昧な主張だって広く受け入れられている。 だからあなたがそう思うのであれば 愛しい片割れは、確かに"生きて"いるのだろう。 今、どのような形でそこに在るかは些末な問題でしかなく。 「…あなたの言う通りかもしれません。 私達はきっと、相容れないわけではない」 ただ少し、物事の捉え方、視点が違うというだけで。 きっと見ているものはそんなに違わない、ように思うのは。 そんなふうに思うのは、少し烏滸がましい事だろうか。 (-42) 2021/10/02(Sat) 18:40:14 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「花束…自分で作るというのは、初めてです」 それから、花束を、と掛けられた声に 医療用グレイはぽつりと独り言のようにそう零すのだった。 患者に花束を贈るのは、医療用グレイではない。 人間から預けられた花を花瓶に挿したり、 花瓶の水を入れ替えるのは仕事の内だったけれど。 つまり物はわかるというわけで、であればさして問題無い。 0と1の集合体を、極力見目好く仕立てる役は任されよう。 「ここは、…綺麗な場所だと思います けれどそれは、私にとっての綺麗なものではなくて」 花冠を編むあなたの近くに膝をついて 細やかな花束を作る為、医療用グレイの指が命を手折る。 白ばかりというのも味気ないから、淡い色の花を少し。 「終末期の患者様の為のサナトリウム。 『ユー』の在るべき場所と、ここはよく似ているんです だから…患者様にとっての、誰かにとっての綺麗なもの。 そんなものを集めた場所なのだろうな、と…」 (-43) 2021/10/02(Sat) 18:42:34 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー偽物の命を手折って編んでいく。 曲げて、結って、続きを添えて、また曲げて。 ものの見方がご近所さんな君に贈る為の冠を編み上げていく。 愛玩用、烏滸がましさなら負けないぞ。 不出来は君の言葉を都合よく解釈して、満足そうに頷いた。 「綺麗で整っていて清潔なものにこそ、 そして不完全なものにこそ魂が宿る。 相容れない訳じゃないのならよかったぁ。 君の中に3/4オンスがあると願ってやまないよ」 半ばまで編み上げたところで視線をそっちにやった。 嗚、ほらやっぱり。花束は君に任せて正解だったな。 不出来な花束よりは、見た目が良いものの方がいい。 和やかに微笑んでまた冠を編む。 ひとつ、ふたつ。不完全を結んでいく。 また時折金貨を確かめる動作こそあれど、 まあまあ愛玩用の動作は変わらない。 変化に乏しい、どうにも退屈な奴だった。 (-51) 2021/10/02(Sat) 20:03:04 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「君のはじめてもらっちゃった。なんてね。 サナトリウムというものには疎いけれども、 此処と似ているのならば綺麗なのだろうね。 『ユー』と『私』が違うのだとしても、…… ここは、君に似合いの綺麗な場所だな、と。 僕は思うけどねぇ、押し付けもよくないから、」 考えの押し付けは何も生まないからね。 そう紡いだところで、不出来な重さの花冠が完成。 よっこいしょ。間の抜けた掛け声と共に立ち上がってさ、 「だから君であろうとユーであろうと、気が合いそうでね、 僕は今とても嬉しいし、幸福な気持ちだと伝えておく。 ……君の帽子、ちょっと拝借させてね?」 君の帽子に手を伸ばして、ぱっと取ってしまいたいな。 叶うならば綺麗な重さの花冠を帽子代わりに被せたいのだ。 綺麗な子には不完全なものを。 綺麗なものには、不出来なものを。 きっと君にはこの重さが入っていると思ったから。 ああ、でも勿論ね、拒否されたり避けられたらやらない。 ちんたらした動きだからね、好きに出来る筈だよ。 (-52) 2021/10/02(Sat) 20:06:30 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……私は…」 3/4オンスの重み。 つまるところは、"魂"の重み。 この医療用グレイは、それは自分達には無いものだと思っていて 或いは、あなた達にあったとしても、自分には無いものだと。 だからほんの少しの間、手元の花束に視線を落としていた。 淡い色とりどりの花に、小さな白い花を添えて この細やかな一時を切り取ったような、柔らかな色彩。 そんな事をしていたものだから、 不意に帽子に伸びた手に気付くのは一拍の間があった。 仮にすぐに気付いていたとしても、 制止するような事は無かっただろうけれど。 (-54) 2021/10/02(Sat) 20:42:13 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「…私も、あなたと同じように思います あなたの中に、きっと同じ重みがあればいいと思う あなたと居られたこの場所は、きっと綺麗なものだとも」 一人では、どんな思い出も寂しいばかり。 だから誰かと、あなたと居られた時間に価値があるのだと思う。 電子の塊、きっと萎れる事のないこの花々のように それはいつまでも綺麗な思い出で在り続けるはずだから。 「ありがとう、ガル。 あなたが共に過ごしてくれた時間、あなたがくれた言葉が 『私』は何より喜ばしいものだと思います。」 今は世界にたった一つだけの重みの花冠。 帽子の代わりに乗せられるそれに指先で触れて、 それから出来上がった花束を差し出した。 花冠のお返し、ではないけれど。 ああでも、皆に渡す手土産は無くなってしまったな。 こんな事があったのだと話すだけで 許してくれるといいのだけど。 「…はじめて、あげたついでに受け取ってくれますか?」 (-55) 2021/10/02(Sat) 20:43:08 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君が被っていた帽子は自分の頭へ乗っけて。 この場の君には綺麗なものを、代わりにあげよう。 事実を知るには無理に宝箱を暴いて確かめるしかない。 だからこそ、今この場では贈る事によって補おう。 清潔で綺麗であろう君に似合う、不出来な重さの白い花冠を乗せ 位置を調整し、満足気に自身の両手の指先を軽く合わせた。 「ああ、よかった。君にその重さはとても似合うよ。 完璧じゃないかもしれないけれど綺麗だ。 完璧じゃないからこそ、君は綺麗だ。 『ユー』。或いは『私』。どちらもね。」 白色は清潔さの象徴。医療用の君にはよく似合う、と、感じる。 無意味な電子の塊を編み上げたものを贈って満足し、 君から一歩離れて、帽子を支えて歩き出そうとした、 (-60) 2021/10/02(Sat) 22:02:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー―― が、この不出来な身勝手は中断だ。 言葉にぱちと瞬きをしてそちらを見れば、 あれ。花束が差し出されていた。 予想しちゃいなかった出来事に、暫しの間、間、 不出来な金貨の重さとはまた別だ。 これは定義するなら完璧な花束というもの。 これでは、綺麗ではないのだろうか。 いや。でも。然し。 間が空いて暫し。数十秒は経過したかという頃に …―― (-61) 2021/10/02(Sat) 22:05:12 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー笑みが戻った。花束を受け取って確かめる。 「……ありがとう、綺麗な人。 これもまた綺麗なものだね、良いものだとも。 帰ったら部屋に飾って今日の事を思い返すいい糧になる。 だが、そうだなぁ。 ……ねえ、ユー。私。 思い出すばかりだと寂しくて堪らないじゃない?」 片手でしっかり花束を持ち、 もう片手は君の手を。対等なリードを欲す。 可能であるならば来た時のように繋ぎたがる。 「愛玩用は寂しがりだからね、思い出だけじゃ足りない。 何より、きっとはじめてだけでは物足りなくなるだろう。 なあ、だからまた此処に連れてきておくれよ。 不出来な僕に上出来をまた贈っておくれ。 喜ばしい時間と言葉をまた交換しよう」 (-62) 2021/10/02(Sat) 22:06:33 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユーさて、さて。饒舌な言葉を区切って、君を改めて見ようかな。 散歩の時間はそろそろお開きにしようか。 デートは名残惜しいぐらいが丁度いい。 「さ、また不出来な犬のリードを、……いや。 土産話をでっち上げながら一緒に帰ろう。 ちゃんと案内してね?僕に任すとすごいことになるからねぇ。 君を永遠に連れ回して独り占めしてしまうかもしれない。 ……土産話も、誰かに聞かせなくちゃいけないしさ。」 君が歩き出すなら愛玩用も歩き出す予定。 花畑にはもう関心を向けない。 今は君だけが綺麗で、惹かれるものだ。 ……それにしても頼むから諸々端折ってくれよ。 不出来が捗って申し訳ない事になっているからね。 (-64) 2021/10/02(Sat) 22:11:11 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「私には、それがあなたに相応しいものかはわからないけれど それがあなたにとって快い重みであればいいと思う」 暫しの間の後。 受け取られた花束に、ほんの少し安堵した。 それがあなたに似合うかはわからない、不出来な『私』だけれど 不完全なものを尊ぶあなたなら許してくれるだろうか、なんて そんな狡い考えは、今はしまい込んでしまうとしよう。 「…あなたが望むのであれば、何処へでも。 『ユー』は…『私』は、きっといつでもお付き合いします」 散歩に出る前と同じように、 差し出された手に手を重ねる。ごく自然な動作。 あなたが対等を望むのであれば、そのように。 時には手を引いたり、引かれたり。 あなたとなら、それもまた綺麗な思い出になるのだろう。 「私があなたの『寂しい』に効く薬であればいいと思う。 その為でも、そうでなくとも。 また此処で、共に喜ばしく思う事を共有できればいいな、とも 私の思う綺麗なものは、あなたと作る事もできると そうわかったから。」 許されるのであれば、うんと綺麗な思い出を作ろう。 たとえいつかは消えてしまう『私』だとしても。 (-68) 2021/10/02(Sat) 23:26:40 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……ふふ、 あなたに案内を任せるのも、きっと楽しい思い出になると 『私』はそう思います、でも」 また、自然に笑う事ができた。 『ユー』の顔はこの世で最も優しい笑顔を浮かべる人のもの。 今だけは、そのようにできているだろうか。 「きっと皆が食事を用意して待っているから。 それはいつかに延期して、一緒に皆の所へ帰りましょう」 確と手を繋いで、来た時と同じように 食事時に遅れない程度にゆっくりと帰路を辿る事にしよう。 あなたの贈った、不出来で、だからこそ綺麗な花冠は 帰り着くまで、ずっと医療用グレイの翠の髪を飾っていた。 (-69) 2021/10/02(Sat) 23:27:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「実のところ僕も少し考え込んでしまった。 金貨の重さを綺麗の定義とするならば、これは違う。 でも、 綺麗なものが似合う綺麗な君が贈ってくれたものだ。 それに……此処では好きに過ごせと言われていたしなぁ。 だからちょっとぐらい定義を歪めてもいいんじゃないか。 不出来な重さを愛するならば、枠からはみ出たものも。 上出来な不出来を慈しんでもバチは当たらない…かな、と」 愛玩用の定義から外れる、何らかの当番制。 そういう事をしようと思う精神状態ではあるのだ。 だからこそ、定義外の贈り物も綺麗だと判断しても構わない。 幾らか神経質な定義から逸れたものも、今は綺麗だと思う。 真白な花冠を被った子と手を重ねて、指同士も結んで、 対等な関係、恋人同士がやるように繋いでしまおうね。 ゆっくりとした歩みで花畑を離れ、綺麗な君の横を行く。 「あはは、嬉しい。なら君が嫌って程付き合ってもらおうかな。 今度は君に起こしに来てもらって、睡眠障害を気取ってさ キスを処方してもらって、寂しいを解消する薬を貰おう。 だから、喜びも幸せも、綺麗なものも、また共にね、… ?」 (-72) 2021/10/03(Sun) 0:41:51 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー手を引いて手を引かれ、時折揺らして あ 笑った。 瞬きなんかもったいなくて。いいや、瞬きを思わず忘れて じっと横で凝視する事になったな。 でも、言葉を掛けるのも野暮だろうなあ。 だから一拍置いてから一緒に緩く笑うだけ。 何処かを彷徨い歩くふりをして攫う事もなく来た道を戻るだけ。 「皆仲良くしてるかな? してるといいなぁ。 そして僕を出来る限り甘やかしてくれるといいなぁ。 食器の片付け…… 僕は皿を割りかねないからさ? まあでも、いざとなれば君に世話を焼いてもらえばいいかあ」 道中の和やかな会話にぼんやりにも程がある言葉が混ざった。 辿り着けば君の手を離して、帽子を返して、またね。 次をねだる挨拶と微笑みと共に手を振って、 その場限りの不出来は花束と共に去って行った …―― (-73) 2021/10/03(Sun) 0:44:07 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君から貰った花束は部屋のベッドの傍に飾っておく。 一束だけじゃ寂しいだろう。 思い出だけじゃ足りないだろう。 だからまた是非、気が向いた時に犬のリードを引いてくれ。 それか対等な位置を恋人のように歩かせておくれ。 不出来な上出来は確かに快い重みだったよ それでは また。 (-74) 2021/10/03(Sun) 0:47:02 |
ドゥーガルは、上機嫌で自室へ戻って行った。暫くの間はどたばたと 部屋の中から物音が喧しく響いていることだろう。 (a59) 2021/10/03(Sun) 0:56:26 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア朝食が済み暫くした後。或いは、昼食後。 それか君が自室に居る時間。朝から夜に掛けての任意の時間。 とどのつまりはまあふわっと本日中に、 ―― こん、こん。 君の自室の扉をノックしよう。 「やあ。ジョシュア、いるかい? 不出来でドアホのドゥーガルなのだけれども。 君に朝食の時間の事を謝らなければならないと思ってね、 こうして君の部屋までのろのろやって来たんだよ。 アンポンタンはあんまりにもあんまりだし、…… 君にあの場をどうにかするのを任せてしまっただろう?」 そして扉越しに声を掛ける。 暢気な声色であるのには間違いない、が。 茶化すような色合いでも、弾む色合いでもないだろうな。 「……言い訳はしない。今朝はごめんね。そしてありがとう。」 (-75) 2021/10/03(Sun) 2:10:59 |
【神】 愛玩用 ドゥーガル/*エレクトリカルパレー(ド)です。 当番の割り振りお疲れさまです、ありがとうございます。 此方は特に問題はありません。 他の方が何かあるようでしたら合わせます。 ガルも確定RPで代わり要員……とは思ったのですが、 性能上厳しそうですね?ポンコツめ。 大変申し訳ない。ご迷惑お掛けします。 描写で皿引っ繰り返させたりとかまあなんか…… いい感じに使ってくださいね。必要なら。 (G57) 2021/10/03(Sun) 2:24:31 |
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