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【人】 ミア[ 誰かが、上に居る、という光景なんて。 夢 で 無くたって、別に初めてじゃあ無かった。 埃ひとつ無い絨毯とは比べものにならない、 汚れのすべてを混ぜたよな地面と、 顔の横なんて そんな場所じゃあ無くって、 首を縫い付けるよに掴む 垢に塗れたゆびさきと、 ] (146) 2020/05/28(Thu) 23:32:09 |
【人】 ミア[ そんなこと、まるで知らなかったから、 ひとのかたちを失ってきた爪が傷を残し、 涎を垂らして、牙を剥く よな、 そんな光景 ほんとうに、知らなかったから、 ] (147) 2020/05/28(Thu) 23:33:46 |
【人】 ミア[ ─── 割れた窓の欠片を 喰わせてやった。 いきるため に、浴びた赤は、生臭くて、 真上に潰れたかいぶつはもう何も告げず、 この赤があのこの一部でもあるのかと、 ただ、ただ、恐ろしくて、 顔はどうあれ、 "忘れもしない" いつかの、過去。 ] (148) 2020/05/28(Thu) 23:34:58 |
【人】 ミア─── いつ死ぬか知らない奴に残してもなあ……。 [ すこぅし 碧が 逸れ、 ……嗚呼 でも、 死ぬ前にステップを覚えてやろう、そう決めた。 こどもなんだかおとななんだか、 自分の歳すら曖昧だから適当で、 だから、こどもに寄った精神で、 "あいつは踊れないからきてやったの!"とでも、 言いふらしてやろうか、なんて思っていた! ] (149) 2020/05/28(Thu) 23:36:10 |
【人】 ミア[ 裂けた、薄い傷痕の残る手を、 自身の細首に添える。 襟を暴けば、ひとつ、ふたつ。似たようなもの。 たくさんありすぎて、なにがどれだか、わからない。 腕もやられたことあるんだよねえ、なんて、 ゆるく腰を持ち上げ、 ─── こういう時だって持っていた、 ほんとの銀を、抜き取った。 見上げたまま、置かれた手に、添える。 何時か、握らせた其れにも、似て。 ] (152) 2020/05/28(Thu) 23:37:47 |
【教】 ミア[ 名前をかたちづくったところで、 くちびるから、その音は出ていない。 簡単に、呼び止められたら、 なんだって苦労はしていない。なにもかも。 ] (/5) 2020/05/28(Thu) 23:38:44 |
【独】 ミア/* もうすこしおきてはいるんですけど はんのうなかったら ねてそう です。 ちょっと早足の方がいいかな……?と 思ってるので もうすこし頃合いみつつ とりあえずおへんじで。 むりせず。 (-128) 2020/05/28(Thu) 23:40:47 |
【人】 ミア[ 薔薇色を、見詰めたままだった。 銀の軌跡が迫っても、 いのち が、離れた音がしても、 もし、たとえ、 喉元へ向かったとしても、 そのままひとつも動かなかったに違いない。 ] (208) 2020/05/29(Fri) 22:03:53 |
【人】 ミア髪とか 呪いとかに使うの止めてよ……。 [ それから、 うみのむこうの、そういう話を、想像した。 生き返らせるにも使うんだっけ?とか、 どうも知識は無いようなものだけれど。 ……死んで髪に縋られるのも、 果たして良いことなのだろうか。 鈍い音が床を通して伝わるから、かっこわる、と、 正直に言ってやった。 ] (210) 2020/05/29(Fri) 22:05:38 |
【人】 ミア* 「 ひどいひとね! 」 [ 膝上に乗せた、ちぃさなお姫様が、 "思い出話"に、頬を膨らませている。 だれかがたべてしまったよな、欠けた、三日月。 何時かの、或る日。 舞踏会に飽きたお姫様が、 おんなじように飽きたおんなへせがむものだから、 月が、いっとう美しく見える樹の上に、座っている。 ヒールは根元に置いてきてしまって、 素足を夜風に揺らし。 ] (211) 2020/05/29(Fri) 22:06:45 |
【人】 ミア[ 出自も知らない女が、 "代わり"にやってきたのは少し未来の話だった。 肌のひとつも見せようとせず、 "遠く"から来たとかで、会話も殆ど成り立たない。 声をあげたと思いきや、訛りに気付く、そういう女。 出された食事に興味はあるくせに、 手に取ることもしないよう。 舞踏だけは技量があったものだから、 相手に招かれるまで時間はかからなくて、 ……不機嫌そうに "うっかり" 男の足を踏む事実も言われているが。 ] (212) 2020/05/29(Fri) 22:07:35 |
【人】 ミア「 ねえ、わたし、今日はじめてきたの。 でもおとなばかりでとってもつまらないわ。 」 [ "こども"の気配でも感じたのか、或いは。 ほんとうのこどもは聡いのかもしれない。 柔く巻かれた茶髪を靡かせ、 そう 音も無く攫っていくのも、直ぐのこと! ] (214) 2020/05/29(Fri) 22:08:15 |
【人】 ミア[ 月がよく見えるよ。 舞踏会に飽きた"青薔薇"の声に、 ─── ほんとうに遠くからきたのね、なんて、 そう ひとこと。 ( 場所は何処? ) ( ─── さあ。 ) ] (215) 2020/05/29(Fri) 22:09:48 |
【人】 ミア─── 髪、どうせすぐ伸びるし。 [ その時よりそこそこ伸びたよ、と、 メイドに弄られた其れを示して。 それでも怒っているのだから、 懐にしまい込んだお姫様は"おんなのこ"だ。 お姫様は連れ去ってくれる王子様でも探していたのか、 この光景を 夢見ていたのか、 膝の上、という場所には、満足していたようだけれど。 ] (216) 2020/05/29(Fri) 22:10:35 |
【人】 ミア[ お姫様は耳年増でもあるようで、 一度話すと際限が無い。 ( ─── あの方、御父様が性格悪いって言ってたの。 青薔薇さんが先程踊っていた方よ! 足踏まれて痛そうなの、とっても面白かったわ。 私に優しくないし 私もきらい。 ) ……本当に際限が無い。 かくいう"青薔薇"も興味の外だったから、 踏んだのだってつい腹が立ったのだろう。覚えていない。 ] (217) 2020/05/29(Fri) 22:11:16 |
【人】 ミア[ 片手は樹の幹について バランスを取り、 もう片方はお姫様の細い腰を抱いている。 ひとこと、ふたこと。会話は続く。 親が迎えに来ないあたり貴族様だなあと思うも、 特に何も言わないでおいた。 ] (218) 2020/05/29(Fri) 22:11:36 |
【人】 ミア[ 変わらず まだ、命を取るよな生き方をしていたし、 三日月の夜で、安堵している自分が居る。 まあるい月、だったなら、 お姫様は外へ出せなかっただろうから。 ] (219) 2020/05/29(Fri) 22:13:03 |
【教】 ミア[ 喰い殺される前のあなたが、まだ残っている。 何時かと同じ素足は、 美しい、を纏ったものであるのは、 もう 違いないのだろう。 結局 自分だって、生きた頃に縋っている。 ] (/9) 2020/05/29(Fri) 22:13:59 |
【人】 ミア「 まあ!ねえ、青薔薇さん、 リドルの馬車じゃないかしら? 」 [ ─── 現実に戻るまで、 館の向こうの、其れを、捉えるまで、 すこぅし、時間がかかった。 認めた時に薔薇の香がした気がするのは、 気のせい、では 無かったのかもしれない。 ] (222) 2020/05/29(Fri) 22:15:46 |
【独】 ミア/* 進行中から こう ドレス せっかくだし き(させ)たいなーーーって ちょっと あったんですよね ねるまでいます。 またまた 遅れてしまったのですが お久しぶりの方は お久しぶりです と、見つつ。ご挨拶。 初めましての方は初めまして。 (-184) 2020/05/29(Fri) 22:18:36 |
【人】 ミア……それだけ言いに来たの? [ てっきり急ぎの用事でもあるのかと思っていたのに! "ひどいひと"だわ。懐のお姫様が言う。 ひどいひと、の、声色は。 どう聞いたって不機嫌そのものだった。 そのまま無視したら面倒そうだと勘が告げ、 片腕で持ち上げた後、───根元へ、降り立った。 ] (254) 2020/05/30(Sat) 0:56:22 |
【人】 ミア私のお姫様。 折角デートしてたのに。 [ 綺麗に収まったお姫様の、まあるい瞳が、 ─── 王子様みたいに連れて行ってもらったのよ! ─── 夢ってなあに? ─── リドルってとっても怒りっぽいのね! ─── Mia って 青薔薇さんの名前? 等、と。 ふたりを見遣っているのだから、好奇心の塊のよう。 答えは 返ってきたか、どうか。 青薔薇と言われてしまったおんなは、 どうでしょう なんて はぐらかすだけ。 ] (256) 2020/05/30(Sat) 0:56:57 |
【人】 ミア* ─── "大人"になっても 樹にも登れないし ダンスも上手くないなんて。 知ってた?私 貴族様にたくさん誘われてるの。 "まだ間に合うから"って 皆言う。 [ 自慢げな顔をして語るのは、 ……惨めでは無いとでも言いたいのか。 おとな になったとでも言いたいのか、分からない。 拒絶が先に立って、踏んだ、までは 内緒。 ] (259) 2020/05/30(Sat) 0:58:51 |
【独】 ミア[ 髪を一房取っただけだと言われても、 いのちのいちぶと 言うのなら、 触らせる筋合いは無かった。 名前を求められてしまえば もうおしまい! ] (-198) 2020/05/30(Sat) 0:59:30 |
【人】 ミア"こう"じゃなかったら誰も拾ってくれないのにね。 きぞくさまって ひどいひと。 [ 教えるって言っても 教えても難しかったのでは……?とは ここ暫くの、感想では、あったのだけれど。 不機嫌を放置する方が面倒くさかった。 前は再び乗り込んできたご令嬢のために、 僅かに肉のついた枕が暫く使われていた、 ……なんてこともある! 一家が断絶しないかが目下の勝手な不安だ。 ] (260) 2020/05/30(Sat) 0:59:53 |
【独】 ミア/* 逆に明日日中いないと思うんですよね、ごめんなさい。 明日来たときにどうにかするので 落ち着いたときに返して頂ければ だいじょうぶ。 今飛ばすのもな……ってなってしまったので 今日は おやすみさせていただきます。 (-224) 2020/05/31(Sun) 1:01:29 |
【教】 ミア何時もデートって言う癖に、結局外に出たから無いし その間に体力無くなったら意味も無いのに。 勝手に飼っておいて私が他の男と何処かへ行っても、 きっと連れ戻しもしないのだと思う。 その癖私が出て行ったら 勝手に夢に出てくるのだろう。 あのおひめさまの方がよっぽどわかりやすかった。 かわいそう。 適当な奴ひとりいるだけで大騒ぎになるなんて。 (/17) 2020/05/31(Sun) 17:25:52 |
【人】 ミア[ 借りる、と一言告げただけで、 一度も姿を見せたことは無かった。 綺麗だとか、そういうことを言われたかったのでは、 多分、無かったのだと思うけれど。 期待でもしていたのだろうか、さあ。 立ち位置を求めてしまったのか、知らない。 知らない。 可能性を真実みたいに思ってしまうあたり、 大概自分もひどいやつだけれど! ] (342) 2020/05/31(Sun) 17:30:25 |
【人】 ミア[ 伸びた手は、こんな時だって、 "もしかしたら"来るかもしれない、と。 忘れも消えもしない過去に従って、銀を 抜いていた。 薔薇の髪飾りを解いてしまえば、 ─── 嗚呼 ほんとうに、"なんのために"伸ばしたのか、 馬鹿らしくなるぐらい伸びた髪が広がるから、 ] (345) 2020/05/31(Sun) 17:31:32 |
【人】 ミア[ 切り落とした瞬間、 ─── 青薔薇の気が可笑しくなったのかと、 音楽すら止っていて、 あの女の子のちぃさな悲鳴だけが届いている。 磨かれた床に 欠片が散り、 明らかに不機嫌な"青薔薇"は、 髪飾りと銀を 手の代わりにつきだして。 ] (347) 2020/05/31(Sun) 17:32:17 |
【人】 ミア─── それじゃあね。 今度は大人しい子でも雇いなよ。 [ 満月で無くて良かった。 細い影ひとつ、闇に溶かしてくれないだろうから。 ] (348) 2020/05/31(Sun) 17:32:45 |
【人】 ミア* ─── ってことが あっただけだよ。 [ 馬鹿なの?って言われた。 ロイヤルブルーのドレスを指して、自分で無い女が。 何処、と言われると、何処か、であった。 生まれ故郷 とも違うような、 "似たようなやつ"が集まる場所であるような、 掃きだめに近いところ。 ずぅっと昔の記憶よりは、まだ、人の住めるところ。 ] (349) 2020/05/31(Sun) 17:33:35 |
【人】 ミア[ 確かにその時の女は馬鹿だった。 理由もよくわからない怒りに任せたまま、 同時、明らかに"高そうな"ドレスのまま、 此処に行き着いて、 貴族と勘違いした"似たようなやつ"を蹴り飛ばしていた! ……どうにも酒場の迷惑な客だったらしいので、 礼と言うことで一室を借りているのは、その時の話。 ] (350) 2020/05/31(Sun) 17:34:10 |
【人】 ミア[ 売れば幾らになるか。 この部屋に招いた客皆が口を揃えて言う。 値打ちが此処の奴らに分かると思う? ─── こじつけのよな、売らない理由。 ] (351) 2020/05/31(Sun) 17:34:32 |
【人】 ミア[ 具の入らないスープ、パンは数日にひとつ。 酒なんて其れこそ気を紛らわせる為の飲み物だし、 果物は一年に何度か見られれば良い方。 水ともなれば貴重品も良いところで、 ましてや飲める状態にするところから始まる始末。 薄いね、と、或る料理を出された時に、 舌が肥えてるんだと言われたのは、来たばかりの頃。 ] (352) 2020/05/31(Sun) 17:34:44 |
【人】 ミア[ 懐かしい、と 思うと同時、 変わってしまった感覚に慣れない自分も居る。 夢を見なさすぎて不安になるなんて、 まったく ひどい話もあったものだ。 ] (353) 2020/05/31(Sun) 17:35:10 |
【人】 ミア[ 別に、酒が入っていなくても、 満腹になれば人間眠れるものである。 実際満腹かはさておいて、 だらだらと会話して、すこぅしずつ食べて、 ……過去、に浸れば、そうなる。 ] (381) 2020/05/31(Sun) 21:45:18 |
【人】 ミア[ ─── 貴族の馬車が横転してる。 飛び込んできた話なんて、それだけだった。 人の波が向かう理由なんて、 物を漁るためが大半、あとは野次馬と、 底辺から馬鹿にする程度のものだ。 ] (383) 2020/05/31(Sun) 21:46:17 |
【人】 ミア[ 良い男だったらいやね、と言う、 自分の手を引く女のような理由も、あれど。 その自分が出てしまったのは、きっと、 今日が満月の夜であったからだろう。 それから、何より、 ] (384) 2020/05/31(Sun) 21:46:33 |
【教】 ミアあれから肉が減った。 食べるものが減ったのだから当然だった。 多少は丁寧になった発音と、 奪い方を忘れてしまった食べ方と、 この世界じゃあまるで役立たない物書きだけ、 何かの名残でもあるかのよう。 (/29) 2020/05/31(Sun) 21:47:10 |
【教】 ミア残りたくない。遺されたくない。 誰も彼もが置いていく。 どうして自分だけ生き延びてしまうのだろう。 生かすためになんだってしていたのに、 結局なんにもならないじゃないか。 (/30) 2020/05/31(Sun) 21:47:31 |
【人】 ミア[ 波を縫った細い女が、膝をつき、 馬車に埋もれていた男の頭を、其処にのせている。 辿り着くまで、寄りすぎた野次馬と、物取りと、 姿が見えた端から急所を蹴り飛ばしてやった。 ……夢見が悪いから、全部八つ当たりだ。 その、結果の。 懲りずに寄るやつは石を飛ばしたから、 どれだけ矯正されようと、 手を、付けられなかった何時かなんて、 そうそう消えない。 ] (386) 2020/05/31(Sun) 21:48:40 |
【人】 ミア[ 遠ざかった香がしていた。 赤も 紅も どちらとも。 日常と呼んでいいのか、分からない、 何時かの過去を想起させるよな、 ] (430) 2020/06/01(Mon) 0:56:13 |
【人】 ミア[ ─── 碧は、未だ、冷静な色を宿そうと、 そう あろうとしていたから、 赤の混じった、斑の薔薇色を捉えていたし。 かち合った瞬間だって、 彷徨っていた視線が漸く合ったよな、 ずぅっと待っていたよな、時で。 ] (432) 2020/06/01(Mon) 0:56:25 |
【人】 ミア─── …… だったら こんなところで倒れないでよ。 あれから 自衛もしてなかったの。 そういうところが 嫌い だって、私、 そんな顔して 、 (433) 2020/06/01(Mon) 0:56:39 |
【人】 ミア[ ……こどもの癇癪に、近かったように思う。 怒っていたのは違いなく、 叱ろうとしていた、のも、正しかった。 掠れていた声の理由に 赤はないのに、喉が熱い。 滲んだよな視界の端。 染まってしまった指先が通ってしまえば、 なに って ちぃさく、こぼれ落ちてゆく。 ] (434) 2020/06/01(Mon) 0:57:14 |
【人】 ミア[ 嗚呼 それはもう、 一生残ってしまう傷だろう。 ─── こんな、夢に見たよな夜に、 赤色の化粧なんかされてしまったならば! ] (435) 2020/06/01(Mon) 0:57:43 |
【人】 ミア[ 見開いた碧 は。 明らかに困惑が色づいていた。 落ちた手を追おうとしても、宙を切る始末で、 迷った矢先に、こみ上げる"何か"を隠すよに。 ……艶さえあった赤色が、唇まで辿るから、 音を作るときに舌先が鉄の味を報せる。 飲み込んでしまって、覆った両手の奥で、 ] (436) 2020/06/01(Mon) 0:58:21 |
【人】 ミア[ たとえば、あの蝶々は 不自然だったとしたら? 羽の模様も、形も、いっそ飛ぶさますら 他と異なっていたとしたら? 認めてくれたのが彼の妻だけだったとしたら? ] (448) 2020/06/01(Mon) 1:46:43 |
【人】 ミア* [ 見舞いにしては荷物が多いと、誰かが言った。 鞄の中に何もかもを押し込んで、 ( ─── ドレスは あの後 やってきた執事に突き返した。 ) 正面の門を潜ることなく、庭への道を歩んでいる。 約束すらしていないのに、 頼まれごとすら、していないのに。 多少の懐かしさすらあれど、慣れた歩みは、 尻尾を大きく揺らす犬たちに導かれた故のもの。 ] (449) 2020/06/01(Mon) 1:47:48 |
【人】 ミア[ 何時かくり抜いた果物のよな 夕焼けを背に、 身軽に"向こう側"へと移り、 怪我人だなんて気にせずに 真白の海へと 飛び込んでやった! ─── だって自業自得じゃない とは、 まったく他人を思いやらない言である。 ] (450) 2020/06/01(Mon) 1:48:42 |
【人】 ミア[ みみもと。 ] [ ……飛び込んだ理由のひとつに、 顔を隠すというのはあったかも知れず。 何せ、はじめて告げた、あの日は何も残っていない。 秘密の声で、きっと、酔ったときに言えれば、 或いは、へびのよな文字で書き連ねれば良い方だ。 ] (452) 2020/06/01(Mon) 1:50:32 |
【人】 ミア[ 誰でもない 何でもない誰かの幕引きは、 童話にも記されていない。 何処かのインクに、微かに痕跡があったと、 何時かの誰かが、見えない未来で語るのだろう。 淘汰されたにんげんのおわりだなんて、 それでいいとすら思っている。 だから、これが、誰も知らない誰かの幕引き。 たったひとりに名を呼ばれた ……蝶々の話。 ] (453) 2020/06/01(Mon) 1:50:48 |
【独】 ミア/* ごめんなさい眠気がすごく 簡単にですが挨拶…… このたびは企画からありがとうございました。 日記とかメモ……!と準備してたのに なぜ文盲やってしまった……?となってましたすみません…… それでも良い感じにかけてたら、よかったなあ。と思います。 それぞれのやりとりに色があって 本当に素敵でした。 相方様も、お忙しいところいつもありがとうございます。 またどこかでお会いしたらよろしくお願いいたします。 (-312) 2020/06/01(Mon) 1:54:26 |
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