【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[濡れた唇に笑みを浮かべる女を見て男ほ背筋にゾクリと走る。 その美しさに魅入られるか。] 欲深い女だな。 だが、それでこそ美しい。 [足りぬ、足りぬ、足りぬ。 この程度ではまだまだ足りぬ。 女の欲が深いほど、男もまた女を欲していく。] (-85) 2022/11/25(Fri) 13:48:39 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[本来ならば知らぬはずの快楽を知る身は 無垢でありながら婀娜めいて。 されど、淫蕩にのみ浸ることもない。 激しく、痛みすら伴う程熱い楔が。 男の欲そのものが打ち付けられる中 其れを甘受し、また飲み干しながらも喰らいつくように 善がる女と、穿つ男が 満たされるのは、一瞬だけ。 そう、足りない 瞬きの合間に、私達は渇きを覚える。 最上を知れば、それ以上を求める。 他の誰から見ても満たされているようでいて 他の誰よりも飢えているのだから。 だからこそ、貴方の飢餓も理解できる。 私達は性も、生き様も、辿った道程は違えども 根本は似ているのかもしれない。] (*89) 2022/11/25(Fri) 20:25:52 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン 全てでは、足りませんわ。 今のあなただけではなく、貴方の此れから 磨かれ、昂り、深まるであろう美しさ。 私を喰らいながら、魅せる輝き。 それも含めての、”ぜんぶ” 私、欲しいの。 (-92) 2022/11/25(Fri) 20:27:06 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[問いかけに囁きを落とせば 貴方はどうなのですか。と私は逆に問うでしょう。 獣性に、己の雌としての本能に 任せ、抱かれ、潰され喰われるかのような交わりに 揺さぶられる体は色づき背は撓り。 奥を突かれるたびに、悲鳴のような嬌声を奏でることとなろう。] (*90) 2022/11/25(Fri) 20:27:28 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[だから。まだ足りないの。 これだけで満足、できない。 抱き潰されるほどに、喰らわれたい 貴方が欲しがる以上に、喰らいついて味わい尽くしてしまいたい。 只管、欲しがる貴方は。 ――誰よりも、私にとっては美しい。 それに触れられ、喰らい、 貴方の欲を捧げられたなら。 私はもっと自分の音を深められる それでこそと、肯定する貴方の言葉に微笑めば 貴方に求めるのは砂糖菓子のような甘いものではなく 熱く激しい欲望、そのものを。 だって、足りない。たりないの それを埋めるように。貴方は私に欲を刻んでゆく] (-93) 2022/11/25(Fri) 20:28:02 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[ぶつけられた欲に喉を鳴らし、 女は己の躰と相手の躰で奏でられるユニゾンを聞いていた。 ――ぶつかり合い、喰らわれ喰らい 刻まれるものは確かに己に新たなものを生み出す。 彼が捧げる欲を喰らい。己の美を味わい喰らわれて 散る汗そのままに、 貴方の背に回した指が、引っ掻くような傷跡を残すだろう。 魂にさえ、届くような。*] (*91) 2022/11/25(Fri) 20:28:16 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a58) 2022/11/25(Fri) 20:29:13 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルトなんて強欲な女だ。 私の全てを、この命尽きる先までも欲するのか。 いいだろう。 ならば……くれてやる。 (-95) 2022/11/25(Fri) 20:55:53 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[爪痕だけでは届かない程 この男の深淵はきっと深いのだろう。 ただ1つを望むのは男。 最上の悦を刻もうとするそれを肉で包み、扱き 女は乱れ、甘く鳴く それは艶めき奏でる淫欲の音。 満たされた肉欲と、満たされるそばから目覚める 飢餓の咆哮にも似た、嬌声。 女を昂らせながら刻み付けられる快楽 最初から与えられる極上のものを貪欲に飲み干し 更に激しく燃える情欲に身を任せ、 肌と肉と、魂と。熱をも擦り合わせて混ぜ合わせ ――今宵も、終幕の音まで男と女の演奏は続いてゆく] (*101) 2022/11/25(Fri) 21:32:11 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[昨夜と違い、実をもって男は女を苛み 女はそれを貪欲に受け止め、貪り高らかに啼く。 混じりあいは体が壊れてしまう程の激しさ。 だがそれが、男の持つ「美」ならば 女が欲しがるのは当然のことで 男がそれを刻むのは当然のこと。] ――― っ、ぁ! [溢れる官能は歯止めをなくし 奥へと解き放たれる熱く激しい命に合わせて 女もまた、頂に至る。 結合部からも漏れぬようにと本能が膣を締め付け 男のものを咥えこんで痙攣する中が達するを告げる。 ――ああ、今私はまた1つ。美に触れた。と。 私は貴方を、見遣りて*] (*102) 2022/11/25(Fri) 21:32:31 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオンこんなにも、熱く、激しい命を。 貴方はお持ち、なのですね。 ジョスイ様。 [女は全て受け止めた胎を撫でる。 その様は、一見無垢そうにも淫蕩にも見えながらも その実。美を垣間見ることができた喜びに ただただ、嬉しさを零しているのだった。*] (-102) 2022/11/25(Fri) 21:33:03 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[男は『美』を求めている。 そも『美』とは何か。 男はそれを人の在り方の中に見出している。 愛、憎悪、執念、信念、妄執、そして渇望 それらが純粋であれば純粋であるほど、男はそれを美しいと感じ、その『美』を強く強く欲するのだ。 故に、男はイルムヒルトという女を欲し、強い執着を女に感じている。] やはり、お前は美しい。 [男は『美』のみを渇望する。 だが、男にとっての『美』とは何かと顧みれば……男は女に抱く思いの名を知らないまま、ただただ『美』を渇望するのみ。] (-107) 2022/11/25(Fri) 22:08:23 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[先程迄埋められていた引き抜かれた胎は、 満ちるを知った今は、寂しいと訴えるかのように 入り口より赤と白が涙のように滴り落ちる されど、胸を満たすのは貴方の美に触れた喜びと ――もっと味わいたいという欲。 ああ、私の躰は、魂はこんなにも貪欲で。 触れられる穏やかな指先1つに美を見出さんとして 其れを未だ潤む目で、追った。] (*117) 2022/11/25(Fri) 22:32:12 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[形は違えど、貴方の美に対する生き様を目にしてしまえば それこそ美しく。もっとそれが磨かれ、 紡がれる様を見て、味わいたいと欲が募る。 なら、貴方の在り方を美しいと思う。 この感情は一体何なのでしょう。 自身を花開かせるものとして 貴方を選んだ、その理由は。 ――……それに名をつけぬまま、 美しいと零された言葉に女は微笑む。 嬉しそうに、されどそれだけでは足りないと 体が、魂が、本能が訴えている。 まだ、この男を味わい尽くすには足りなさすぎる。 自身の美を花開かせたなら、次はその花弁に水を。 咲く花の色を、より鮮やかにと。 女の渇望は留まることを、知らない。 とはいえ、男の体力というものも、幾ら鍛えているとはいえ 限界があるのだろうことは理解していた。 ああ、また疼く日々が始まるのだろうか。と 少しばかりの飢餓を覚え始めた、ときであった] (-112) 2022/11/25(Fri) 22:33:11 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ……? ジョスイ、様? [自分の髪より指を離し、男が向かった先には1つのテーブル。 小さな水薬の様なものが入った瓶は、持病の薬か何かだろうか。 少しだけ体を起こして、その様子を眺めていれば ――貴方は呟き、私の元へ戻ってくる。] まぁ。 嬉しい。 [景色が、かわる。 再び貴方を見上げる姿勢になったかと思えば 片脚を大きく開かれ、はしたなく膣口より零れ落ちる白と赤の混ざりを 咎めるようにか、或いは再び押し込むようにか 先と変わらぬ熱杭が、女の胎の虚を埋める。] (*121) 2022/11/25(Fri) 22:33:58 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ん、 ァ! [鼻にかかるような甘い声。 だが、先の嵐のような激しさではなく。 今齎されているのは漣にも似た、緩やかな官能 指先に至るまで、細胞の1つ1つに染みるような。 貴方の持つ、また違った美しさが 私の体を喰らっている。] ――― ぁ、ふぁ、 あ。 まだ、そう。 まだなの。 もっと…… もっと、ください、ジョスイ様。 [私の渇きを。貴方の渇きを。混ざり合わせてと 軋む褥の音に合わせ。女は歌う。 緩く抜き差しされるものを締め付け、吸い付きながら 乱れる様は先よりも焦らされより蠱惑的に。 男の官能を誘うものに、なるであろう。*] (*122) 2022/11/25(Fri) 22:34:17 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[交わりの中、女の髪を攫い口付ける。] 本当に美しい。 だが……もっと美しくなれ。 [その行為に意味などなかった。 少なくとも何かを意図したものでない。 ただ、そうしたかったから男はそうしたのだ。] (-113) 2022/11/25(Fri) 22:59:07 |
【赤】 奏者 イルムヒルトは、ぁん、 っ [女は啼く。初めて知った時よりもより艶やかに。 自分の感じるところを、焦らして、焦らして ここぞというときに突かれ、擦られて身悶える。 巧みなそれに翻弄されながら 歓喜に肌と頬を染めて。 先のような急激な昂りではなく。 着実に積み重なる官能は、また1つ女の新たな扉を開く。 濡れる目には快楽に蕩けながらも、 それをもっと喰らわんとする欲が揺蕩い 巡る熱のまま、剛直に絡む蜜壺は 乾く間もない程満たされ、されど穏やかな刺激に甘く 蜜交じりの血と精を泡立たせた。] (*128) 2022/11/25(Fri) 23:32:52 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[先とは違う、動作。ただ貪るだけではなく。 それはどこか、女の心に漣を齎す。 ただ、男の美への憧憬と 其れを喰らってより己を高めたいという欲だけの ――筈なのに。] 貴方が喰らい。 私があなたを、喰らうなら。 幾らでも。きっと美しくなれる。 [あなたによって、私は花開き。 私によって貴方も、 そうであればいいのに。 ] (-115) 2022/11/25(Fri) 23:33:21 |
【赤】 奏者 イルムヒルト ぁ、あ。 ―― …… 深い、ぃ。 [それが、善い。 入り口も中もみちり、と音がするくらいに押し広げられて 熱を腹いっぱいに頬張っているかのよう。 重なる程近くに貴方の、かんばせ。 互いの吐息すら、混ぜあうかのような距離で。 私は、眦を緩めて。小さく、頷き。 快楽の波に身を浸らせ、絶頂をまた、迎える。 1度では終わらない。 緩やかな到達点は始まりにすぎず。 どこまでも互いに喰らって、貪って。 其れでも更に、魂に牙を喰い込ませて溢れる欲を啜る 堕ちろと囁くそれに、 女は貴方こそとばかりに、男根を締め付け喘ぐ。 絶え間ない悦楽に浸された体は 全身を性感体にしてしまったかのよう。] (*129) 2022/11/25(Fri) 23:33:44 |
【赤】 奏者 イルムヒルト い、ぁ。 ――いい、とて、も。 [だから、もっと。 焦らして与えるの繰りかえし。 貴方と繋がる箇所は蕩けてしまったかのように 混ざり合ったものが泡立ち、律動に腿を伝いながら 褥に汗とともに散る。*] (*130) 2022/11/25(Fri) 23:33:59 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[中でも、繋がった場所でも貴方と私は混ざり合う。 魂さえもそうであるのなら。 ――と、ウロボロスの輪のように 喰らわれ、そして喰らう私は、今、あなた という美 だけを。見て、感じて、求めている*] (-116) 2022/11/25(Fri) 23:34:49 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[こんなにも惹かれ合う。 男は女に『美』の可能性を見る。 それは男が理想の先に見た、届かぬはずの光。 その可能性に嫉妬さえ覚える。 女の『美』を喰らい、己が『美』をさらに美しいものとする。 そのはずだった。 でも違う。 確かに惚れているのだ、この女の『美』に。 美しい音色を耳にした時から魅了されていた。] 嗚呼、もっとお前が欲しい。 [そして今も、この女に惹かれてやまないのだ。] (-119) 2022/11/26(Sat) 0:05:50 |
(a70) 2022/11/26(Sat) 0:17:37 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新