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【雲】 千葉郁也腕を掴まれてもそのまま離さない。 それどころか、舌で市川の口をこじ開けようとする。 舌は風邪を引いたかのように熱い。 「…………っふ」 (D18) 2021/08/16(Mon) 22:23:53 |
【雲】 千葉郁也沈んでいく体を引っ張るように胸ぐらを掴んでいたが、 押す力が強いのか段々と引っ張りきれなくなり、落ちていく。 鬱陶しくなったのか、口を離すと布団に倒した。 「っはあ………、ハア…………、ハア………」 飲み込むことを忘れられた唾液が、市川の鎖骨に落ちる。 (D22) 2021/08/16(Mon) 22:57:57 |
【雲】 千葉郁也その手をまるで気にせず、直ぐに覆い被さると口を塞いだ。 抵抗したとしても受け入れたとしても、 獣はただ憐れな獲物を本能のままに喰らうだけだ。 「…………はッ、………ふ、………」 下は地面。逃げ場はない。 手首を捕まえたまま、口内を蹂躙するように雑に貪る。 (D24) 2021/08/16(Mon) 23:54:02 |
【雲】 千葉郁也それでも足りないというように 角度を変え、深さを変え、 息継ぎに離しては、勝手な都合でまた塞ぐ。 「っんく、……は、…………ふ、……フーッ」 暴れるように抑えた脚の浴衣の隙間に手を入れ、 意図せず市川の太腿に手が這う。 (D26) 2021/08/17(Tue) 0:23:09 |
【雲】 千葉郁也そのまま腿を伝って脚の付け根へ。 ビクリと震えるのを見る度に体の奥底が熱くなる。 早く、この柔らかい肉に挿れたい。 「ふーッ、…ふーッ…、」 はやる気持ちを荒い息に漏らし、 下着に手をかけ、下ろす。性急だった。 (D28) 2021/08/17(Tue) 1:01:15 |
【雲】 千葉郁也自分の下着を下げ、血猛った己を晒す。 ひたりとそこに当てれば、すぐにでも入りそうだった。 「…………市川……」 熱っぽい声で名前を呼んで、 劣情に塗れた瞳で見下す。 今から始まることを否が応でも思い知らせた。 (D30) 2021/08/17(Tue) 1:33:29 |
【雲】 千葉郁也聞かなかった。 そのまま躊躇もなく、思い切り一気に突き入れた。 「…………は………」 柔らかい肉をこじ開ける感触を 熱を持った自身で感じる。 間髪入れず、腰を引いては打ち付ける。 どうしようも無く気持ちよかった。 (D32) 2021/08/17(Tue) 9:35:02 |
【雲】 千葉郁也「はっ………、はあッ…………、おい………、」 声を抑えられたのが不服で 掴んだ片脚を広げさせて、もっともっと奥へ。 抵抗されるほど、千葉の無意識下の嗜虐心が熱を持つ。 密着しようとする中をめちゃくちゃにする快感が止まらない。 繋がった部分がぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てた。 こつ、と1番奥を隔てるような壁に当たる。 (D34) 2021/08/17(Tue) 10:55:36 |
【雲】 千葉郁也「っ………」 命乞いも今となっては促進剤にしかならない。 折れそうなほど細い腰を無情に掴み、 必死にのがれようとする獲物を捕まえる。 「……逃げ、んな………………………よッ……………!」 ──千葉のすべてが最奥までを一気に貫く。 ごちゅん、と鈍い音が市川の中を揺さぶった。 (D36) 2021/08/17(Tue) 13:01:43 |
【雲】 千葉郁也「てめぇがッ…………!てめえッ、が、悪いんだからなッ……!」 何度も、何度も何度も奥を抉る。 暴力的なまでにゴツゴツと何度も鈍い音を鳴らす。 跳ねる体を押さえつけ、まだ逃がさない。 もっともっと自分で掻き乱して、壊してしまいたい。 力が入り、腰に爪を立てた。 「…………はあッ………、……てめえ、がッ………」 律動を早めながら口からは荒げた息を吐く。 (D38) 2021/08/17(Tue) 14:00:30 |
【雲】 千葉郁也「てめえ、が…ッ…………!」 うわ言のように繰り返す。 ひときわ大きく打ち付けると、 奥の奥へ、擦り付けるようにゆっくり腰を進める。 「…………ッ!っ……… ……ふ…………うッ…………………」 市川の中でびく、と震えると、 腰を引き寄せて余すことなく精を注いだ。 (D40) 2021/08/17(Tue) 14:31:59 |
【雲】 千葉郁也「…はあッ……、はあッ…………、っ、 ……フーッ……………………」 だが当然のように昂りはおさまらない。 自身を引き抜くと、 余韻に浸る途中の市川をごろんと転がす。 うつ伏せになっている体を掴んで膝を立たせると、 自分の出したもので濡れそぼったものを 後ろから、ぐぐ、と埋めていった。 (D42) 2021/08/17(Tue) 14:46:28 |
【雲】 千葉郁也「は…………ッ、…………はッ…………、」 柔らかく解れたそこに包まれ、 深く入れる為に市川に覆い被さる。 熱を持った吐息が耳元を犯す。 「……………」 市川、 そう呟いた次の瞬間には、首を噛んでいた。 (D44) 2021/08/17(Tue) 15:06:07 |
【雲】 千葉郁也「………………」 壁にもたれかかって、力なく横たわる市川と 視線を合わせないようフードを深く被っている。 精力剤が切れるまでに、カーテンを透かせていた日は落ち、すっかり暗くなってしまった。 時間を確かめようにも、 スマホを取りに行くのさえ億劫で動かない。 市川の後処理は一応少しはしたが、量が多くて諦めた。 (D48) 2021/08/17(Tue) 18:31:42 |
【雲】 千葉郁也「は?」 先程まで自制できないほどに肌を重ね合わせたというのに 触れれば、また自分が何をしでかすのかも分からない。 千葉なりに申し訳なさを感じているのだ。 「ダメに決まってるだろ…………………… また散々泣かされてぇのかよ……」 (D52) 2021/08/17(Tue) 19:11:07 |
【雲】 千葉郁也「…………………………………………」 「さっさと体洗ってこい………………」 市川が気を失っている間 目を覚ますために冷水を浴びたので、 自分はシャワー済みだ。 (D54) 2021/08/17(Tue) 20:01:42 |
【雲】 千葉郁也「………………」 酷い有様になったシーツを足で蹴って隅に追いやる。 重い匂いにまだ眩みそうになる。頭を降った。 布団を適当にさっきの場所と離す。 都合のいい換気をつけると、 布団の凄い隅っこに横になった。 眠い。 (D56) 2021/08/17(Tue) 20:23:43 |
【雲】 千葉郁也「…………………………………」 備え付けのリモンコで電気を消した。 時々ガサ…モソ…と音がして、 起きているのがわかる。 「……………………………………………………」 (D60) 2021/08/17(Tue) 21:29:52 |
【雲】 千葉郁也暫くして。こっそり寝返りをうって、 暗闇の中で布団にうずまっている市川の顔を見た。 「……………」 寝ているのを確認すると、体を少し浮かせ 覗き込むように 口にキスした。 口を離して、寝ているのを確認すると また背を向けて、今度こそ眠りについた。 (D68) 2021/08/17(Tue) 22:04:27 |
【独】 千葉郁也嫌われていないのが奇跡みたいなものだ。 いや、わからない。 もう嫌われてしまったかもしれない。 謝罪も感謝も言い訳すら出てこなくて、 罪を犯した獣は、誰にも知られないまま 贖罪のように口づけを落とすので精一杯だった。 (-9) 2021/08/17(Tue) 22:11:11 |
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