人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ

 そうね、と心の中だけで肯定する。
 ――いつの間にか、声だけで分かるまでになってしまった。

 俯いたまま頭を撫でられ、体の横、手を握りこむ。
 いつかのように、シーツに深い皺が寄る。

 ――次は、彼の番。

 少女は止める方法を知らない。
 はじめの日。邪魔をするなと言って、好きに殺した。
 そんな自分が止められるわけがない。
 殺さない理由だって、うまく用意できない。
 我儘が許されないことを理解できないほど、子どもではない。


 軽々しく口にされた、――けれど重みのある問いに、
 弾かれたように顔を上げる。

「……わたしが、あんたを?」

 細い声で繰り返す。
 青年を見上げる瞳が、迷いをありありと宿している。
(-477) 2021/04/25(Sun) 22:01:34

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア

「そうですよ。
アンタに殺されるなら、僕は死んでもいいなァって」

隣に腰かける。
皺の酔ったシーツに目を遣った。
少女の紫の瞳が感情に揺れているのが分かる。

「それとも、一緒に死にたいですか?

……僕とアンタは、本来敵同士だ。
このまま生きていても、引き離されるだけなら。
いつか、互いの立場で苦しむのなら。
柵の少ない今のうちに──なんて、なァ」

揶揄う様に笑って、頬を撫でる。
窓から差し込む斜陽が、部屋を染めた。
(-489) 2021/04/25(Sun) 22:25:32

【秘】 ■■■■ シトゥラ → アタシは メサ


青年は溜息を吐いた。

「髪を引っ張った、」


髪をさらに強く引く。
そのまま引き倒して、地面に転がす。
倒れたのを確認して、続きを実行する。

「首を絞めて、気絶させた」


その喉に、足を振り降ろす。
ぎりぎりと踏みつけて、見下ろした。
(-493) 2021/04/25(Sun) 22:28:49

【秘】 アタシは メサ → ■■■■ シトゥラ

「いッ――」

ため息にすら怯えた次の瞬間に頭を揺すぶられて呻く。
冷たい土の感触。
小さな小石が肌を裂いたのかじんわりと熱を感じる。

「――ぁが、ぐ……ぅはっ、ふっ、ひゅ……」

あなたを見上げようとして衝撃。
一瞬のフラッシュ。
いきがくるしい。
かおがあがらない。
みえない。
徐々に抜けていく弱弱しい力で踏みしめるあなたの足に触れようと手を伸ばそうとした。
(-500) 2021/04/25(Sun) 22:46:41

【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ

 一緒に、と惑う声で繰り返す。
 少女の心が、瞳が揺れる。

 死ぬのはこわい。
殺したくない。

 これまでに何人も――たくさんの数。
 殺してきたくせに、そんなことを思って。

 けれど、少女はなにより餓えを恐れている。
 空腹が少しばかり満たされる心地。一度知った、蜜の味。
 失うことは、知らないままでいた頃よりもっと苦しい。
 そのことを本能で理解している。

「――そうしたいと言ったら、連れていってくれるの」


 その言葉はきっと、衝動的に出たものだった。
 お腹が空いて死んでしまう前に、一緒に死んでしまいたい。
 ……そんな、ひどい矛盾。
(-504) 2021/04/25(Sun) 23:08:24

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア

「一緒に、いきたいですか?」

生きたいですか、とはとても言えなかった。
逝きたいですか、と彼女に問う。

「──どうして?
アンタは、殺さないと生きていけないからですか?
その生は、辛いですか?餓えは、恐ろしいですか?」

寂しいから一緒に逝きたい、そんな生易しい感情ではない。
そんなことは、重ねた僅かな時間で知っている。
この獣は、“餓えてしまう”。

本人の意識の奥、きっと感情の届かない場所にその衝動はある。

「僕に、手を引いて欲しいんですか」

ひどい女だ、と笑った。
だけどその言葉にさえ、侮蔑や呆れを乗せられない。
どんな理由があれ、着いて行きたいと願う彼女に。
……ただ、愛しさだけが募る。

青年は、恋をしていた。
どうしようもなく、恋が心を蝕んでいた。
(-519) 2021/04/25(Sun) 23:45:14

【秘】 ■■■■ シトゥラ → アタシは メサ

「苦しいですか?
苦しいでしょうねえ!


青年は無表情で足を下ろす。
何度も、メサの喉を踏み躙る。
零れるうめき声も、苦しそうな顔も。
どれもが青年を止める材料にならない。

「これが、アンタの望んだ罰なんでしょう。
アンタの瞳が訴えた、乞うたのはこれでしょう?」


嘲る声、伸ばされた手を見て目を細める。
踏みつけていた喉から足を離して今度は手を踏みつけた。

「なんですか、この手は」

首を手で絞めて貰えるはずはない。
その行為は、青年にとって愛だった。
青年はそうやって、大事な少女を殺したから。
(-525) 2021/04/25(Sun) 23:56:04

【墓】 ■■■■ シトゥラ

青年は、どこかを見ている。
(+77) 2021/04/26(Mon) 0:05:00

【秘】 アタシは メサ → ■■■■ シトゥラ

「ぉ……かひゅ――――」

何かを言おうとしても空気が切れる音がするだけ。
表情は歪んだまま変わらない。
冷えた地面を流れる血と涙が濡らして温かさを落とした。
けれど、あなたの足が伸ばした手を遮れば。

「ぅ、ごほっ!げほげほっ!
……そうよ。アタシ……のお願いよ。ご明察……」

やっと解放された喉に空気が飛びこんできて咳く。
ぼろぼろと雫を零しながら、ふっと笑った。

「何って……触りたいなぁって」

視線を少しだけ上げて答える。
あなたから触れてもらえないのならそうするしかないから。
まだ、足りない。
(-544) 2021/04/26(Mon) 0:20:34

【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ

「こんな、」

 頬に添えられた青年の手に細く白い手を重ね、
 温もりに頬をすり寄せるように、首を傾げて。

「ひどい女の手を引くのは、嫌かしら」

 獰猛に、たおやかに笑いかける。
 そうやって、分かっているはずの答えを待つ。
 ――甘い満たされ方を知ったばかりの、餓えてばかりの心。
 そこにちょっとばかりの餌をくれるのであろう青年の言葉を。

 
……殺すだけじゃ、足りなくなったからよ。


 そんな、素直な言葉は飲み込んだまま。
(-564) 2021/04/26(Mon) 1:42:35

【秘】 ■■■■ シトゥラ → アタシは メサ

彼女の瞳に、僅かに青年の瞳が揺れる。
それに、彼女は気付かない──気付くはずが無い。

「僕は触られたくない!
僕は、そんな目で見られたくない……!」


幾度も彼女を足蹴にする。
喉を踏み潰すのを止めた。
地面に転がるメサを、何度も、何度も蹴る。

足に触れる柔らかい感触が気持ちが悪い。
こんなことをしている事実が、気持ちが悪い。


「そんなに死にたいなら殺してやる。
死に損ないなんでしょう、アンタ!
僕が殺してやるよ、どうしようもないアンタを終わらせてやる」
(-571) 2021/04/26(Mon) 1:58:51

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア

彼女の笑顔に、ひどく胸が疼く。
その笑顔が優しいものでは無くても。
その瞳が、獲物を捕らえるそれだとしても。

青年は掠れた声で少女に応える。

「──僕がそれに、厭だと返すと思っていますか?」

少女はすべて判っている。
青年が、こう答えを返すことも。
全部判っていて、こんなことをしている。


「アンタを置いていきたいと、そう思ってるって?」

その残酷さを、その獰猛さを愛していた。
餓え切って、すべてを求めるその欲深さに溺れている。

壊れているのは少女だけではない。
青年も、どこか歪んだ好意を持っている。

少女の頭から爪先まで、全てを自分のものにしたい。
その命さえ、ほんとうは、手に入れたい。
彼女の生も死も、この手で操りたい。

愛しい、誰よりも美しい梔子を、この手で散らしたい。


(-585) 2021/04/26(Mon) 2:35:33

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 村人 ニア

「おいで、ニア。
僕が寂しがりで、強欲だって──
アンタが知らないはずが無いでしょうに」

青年は少女の頬から手を離す。
重なった少女の手が、解けた。
解けたその手を掴んで、引き寄せる。

「── 一緒に、死にましょう。
その命を僕に与えてください。
最後の一瞬まで、僕に下さい。

アンタの命を飲み干す権利を僕に。
アンタを殺したその後で、僕もアンタの元へ逝くから」
(-588) 2021/04/26(Mon) 2:46:53

【独】 ■■■■ シトゥラ

いや この えっちロールに付き合ってくださってるのありがたさしかない
心中はえっちですよ そう ほんとうに
それはそうと無理をしていないか心配よ〜〜〜〜
(-608) 2021/04/26(Mon) 3:55:00

【独】 ■■■■ シトゥラ

ニアちゃん、最高の女 愛
(-610) 2021/04/26(Mon) 3:55:41

【独】 ■■■■ シトゥラ

いまさ……ラノベの主人公とか見ながらさ……
そうして僕はこうならなかったんだろうなって 思っ
PLの人間性だよな わかるよ

みんなの気のいいお兄ちゃんになりたくて
面倒見のいい あの 本当に

アアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
(ニアちゃんを殺そうとし、メサちゃんを足蹴にする現実が殴りかかってくる)
(-612) 2021/04/26(Mon) 3:59:44

【独】 ■■■■ シトゥラ

しかもサイテーなの

サダルを口説いてた事実がある
キファちゃんに事件解決するねって約束した
ルヴァに装飾作ってあげる約束した
ハマルにもたくさん約束した
ヌンキを煽った(煽り芸人のため)くせに裏切ってる
アンタレスも店に行くねって言ったくせに殺した
間違った情報を流した

上で死んでますからね!!!!!!!!バカ!!!!!
(-613) 2021/04/26(Mon) 4:02:19

【独】 ■■■■ シトゥラ


(-614) 2021/04/26(Mon) 4:05:43

【独】 ■■■■ シトゥラ


最悪野郎がよ
(-615) 2021/04/26(Mon) 4:06:23

【独】 ■■■■ シトゥラ

;;;;;;;;;
いちおう、暗転前とか、文章の表現だね!
程度の艶っぽさにしているんですが

久しぶりすぎ&男性側やったことないから不安だし
なによりこの男気付いたら手を出そうとしてしまうため
気をぬかないように心をつよくした したいんですが

ニアちゃんが誘惑のプロのためまけてしまう
クソッ 悔しい ぜったい勝ちたい やだ

首輪を嵌めたワンチャンにするな〜〜〜ウウウ(威嚇)!!
負けそう 涙涙涙
泣くな 勝ち取れ ばか野郎がよ
(-619) 2021/04/26(Mon) 4:20:37

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 宝物庫 カウス

「真面目で詰まらないアンタにも、調査以外の目標が出来るように祈っておきますよ。僕は優しいので」

青年はいつもの胡散臭い笑顔を浮かべた。
立ち上がって手をひらひらと振る。

「それでは僕はそろそろ失礼します。
お礼も伝えられたことですし」
(-645) 2021/04/26(Mon) 10:32:10

【秘】 宝物庫 カウス → ■■■■ シトゥラ

「はいよ。……ぼくは優しいので、ねえ」

見送りながら、少年はぼやく。

「うさんくせー。
 そういうとこだよ、オッサン……」

笑顔といい。胡散臭い要素に満ちている。
受け取った情報を上手く使えるかは、分からない。
まあいいか、と思っていた。

今日この日、この時点で少年は、
何にも本気になってなどいなかったのだから。
(-646) 2021/04/26(Mon) 10:38:30

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 星集め メレフ

「──あるでしょうねえ。
あれはおそらく、たくさんの嘘を吐いている。
口から吐く以上の毒を潜ませて、涼しい顔をしている。
女って怖いですね!アハハ!」

青年は愉快そうに口元を綻ばせた。
笑声を上げる。

「アンタは人を調べるのが巧そうだから期待できますね。
調査の成果が楽しみだなァ。

ねえ、メレフ──アンタはどっち側ですか?

この事件に加担するもの、それとも解決を目指すもの。
アンタはシロでしょうか、それともクロでしょうか。
まさかネズミ色ってわけではないでしょう。

僕の握っている情報が正しければね」
(-647) 2021/04/26(Mon) 10:44:53

【秘】 ■■■■ シトゥラ → 宝物庫 カウス

「──カウス、」

青年は、立ち去る前に名前を呼んだ。
振り返った顔は、愉快そうな笑み。
この青年が笑顔を崩すことはほとんど無い。

「さようなら。」

青年はそのまま、扉を開けて出ていった。
振り返らない、余計な言葉を足すこともなかった。

次に少年が見る青年はもう、何も言わない。
笑みを浮かべてさえいない。
もの言わぬ、亡骸となって。

それを少年が知るのは、少し後の事。
すべてが終わったその結果だけを確認することになる。
(-649) 2021/04/26(Mon) 10:55:20

【墓】 ■■■■ シトゥラ

>>+82 ニア

「………ニア、」

青年は、振り返る。
倒れている人物をそこに残して彼女の元へ戻った。
一歩、二歩近付いて、彼女の前に膝をつく。

「ニア。」

彼女が、目を開けている。瞳を、開いている。
以前と変わらない姿で。

青年は手を伸ばして少女の首筋を撫でた。
ナイフで付けられた歪な印は、青年の手によるもの。
少女が命を散らしたその原因も、この青年にある。

      「こんな、ひどい女の手を引くのは、嫌かしら」
 

彼女の言葉を、思い出した。
(+83) 2021/04/26(Mon) 11:09:01

【秘】 村人 ニア → ■■■■ シトゥラ

 答えをもらって、少女はいっそう華やかに笑う。
 口を開けて待っていた言葉。食らいたかったもの。

 二日と経たないうちに餓えてしまう心が、
 今この瞬間だけは満たされる錯覚。
 ……それは、さらなる餓えを齎す。
もっと、
もっと。


「ダメよ。そんなの」

 少女は多くを遠ざけた。姿を隠した。
 そうさせたのは、柔い心に踏み込まれることを厭う少女性と、
 食べ損ねることを恐れる獣の本性。

「死ぬのなら、あんたが先じゃないといけないわ。
 だって――」

 身を寄せて、囁きかける。
 少女のかたちをした獣は、その強欲さゆえに。
 艶やかな唇から警戒を湛えた不信を吐き出した。

「わたし、待ちぼうけは嫌だもの」

 ――――このひとが、欲しい。ぜったいに、逃しはしない。
(-728) 2021/04/26(Mon) 15:11:39

【秘】 アタシは メサ → ■■■■ シトゥラ

今の彼女にはまだ……まだ彼女の見たかったシトゥラが映っている。
現実と著しく乖離していく理想は確実に彼女の精神を蝕んでいった。

「シトゥラ……シトゥラ……!」

怒鳴り声と全身を打つ暴力が頭の中にガンガンと響く。
縋るように名前を呼ぶ。
何度も何度も。
詰まってえずいてみっともなく呼び続ける。
正と負を行き来する感情が波のように歪な歌を奏でる。
まるで睦言を交わしているようにはしたないる姿を晒している。
再び触れようとした手はもうぴくりとも動かせない有様だ。
けれど握る武器も触れる相手も居ないのならただあなたの慈悲を刻んだ記念碑なんだ。
(-781) 2021/04/26(Mon) 18:31:02

【秘】 アタシは メサ → ■■■■ シトゥラ

「ごめん。ごめん。ごめん……アタシは……こんな最後までシトゥラの邪魔しかできない。
自分で望んだことなのに。
優しいシトゥラはこんなアタシをまだ見てくれるのに。
シトゥラに笑って欲しいのに。
シトゥラに幸せになって欲しいのに。
アタシがもっとはやく、消えてれば。居なければ。ちゃと死んでいたら……」

ただ嬉しくて。
それなのに己の言葉が行動が全てあなたを苦しめてしまっている気がする。
泣いているあなたが見える。
ーー例えそれが幻なのだとしてもーー
新たに広がるのは罪悪感。
今更、自分のしてきた言動が背を貫く。
あなたの前ではバカで不器用でも良い子で居たかったのに。
幻滅されちゃう……なんて。最初から滅するものも無いんだった。
あまりに救いようの無い自分がなんだか滑稽だったから。

「アタシ……バカだからさ。
ホント、
ありがと


いつもの調子で。
(-783) 2021/04/26(Mon) 18:37:58

【墓】 ■■■■ シトゥラ

>>+86 ニア

少女の白い指先が首の傷を辿る。
自分のした行動をなぞるような仕草に首を傾げた。
ニアは、誰かと同じ行動を選ぶことは少ない。

「──ニア?」

“なにか”に霞む紫を見下ろして、青年は名を呼ぶ。
少女の首から指を離し、頬を辿る。
青年が、いつも──口付けの前にする動作。
少女の瞳が下りたなら、許される合図。

彼女はいつも、言葉で答えを与えてくれないから。
(+94) 2021/04/26(Mon) 20:38:36

【秘】 星集め メレフ → ■■■■ シトゥラ

「特別、男も女も差はないように思うがねェ。
 お前もそう言った顔で厄介なタイプだ。

 それこそ、敵に回したくないものだ。」

色の例えをされて、さあて。と曖昧に濁す。

「俺みたいな男がどの色を言っても、
それを『はいそうですか』と信じるタイプには見えねぇ。

 だからお望みであろう、
 俺が言いそうなネズミ色。と言っておくよ。」

「最も、ちゃんと“妹”の件については調べるし、答える。
 そこは信頼してくれてもいいぜ?

 話すなら、その結果の後が互いに都合もいいだろ?」
(-887) 2021/04/26(Mon) 21:59:17
 




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またね

サダル(5d)
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新◎秘◎

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