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【秘】 遊蕩 ディルク → 栄枯 プリシラ「その時は可愛い花で彩ってね」 リクエストをするようなことでもないのだが、 そんなことを言いながら冗談ぽく笑う。 「ああ、魔性に魔族。なるほどね。 力を持たない人にとってその字が"線"なのかもな。 自分とそうじゃない、力を持つ人達への」 「それでも、憧れたり目指す人もいたりする訳だけど」 よくもまぁ思いつくものだと思った。 それに含まれるものが"特別"か"畏れ"かは別として。 「……ん、そうだね。好かれるものじゃないと思うよ。 だからよく一人で……って、デートのお誘い?」 「勿論僕は構わないよ。 人に何かを思われるの確かに慣れてるけど、 誰かと組まない一匹狼って訳でもないしね」 そうでなければ今の振る舞いはないだろう。 空になった器から手を放し、「ご馳走様」と店主へ告げた。 (-29) 2024/02/03(Sat) 8:24:52 |
【人】 遊蕩 ディルクいつも通りの振る舞いを続けながら流れてきた噂。 それを耳にしても表情は変わらない。 そもそも、2人のことは深く知らないから。 あの場にいたその人なんだろうと想像して、 近くにいた名前も知らない誰かに声をかける。 …結果、勿論振られた。 (1) 2024/02/03(Sat) 8:35:07 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 遊蕩 ディルク「あはは……そういうことにしてもらっても構わないけど。 あたしも普段は一人でこなすことが多いんだけどね、 やっぱり頼れるアテは作っても損はないかなって」 こちらもいつの間にか空にしていた器に匙を下ろし、 ご馳走様でした、と両手を合わせて。 「普通であろうと、そうでなかろうと些細なことだわ。 その人が満足していれば周りが言えることは少ないもの! あたしは……まあ、ちょっと物好きな自覚はあります。 この状況が正にそれを表してる気がするし。 世が世なら火刑に処されでもしているかしら」 聖女様が寛容で本当に良かった、と苦笑を挟む。 それが幸いだったかどうかはさておいて。 「さて、あたしはこれから色々お祭りを回るけど、 あなたはどうする?解散しても、 ついてきちゃっても構いませんけど。 どの道あまり気に掛けないと思うから、そのつもりでね」 (-48) 2024/02/04(Sun) 1:23:58 |
【秘】 遊蕩 ディルク → 栄枯 プリシラ「…へえ?いいんだ」 それじゃあポジティブに捉えようかと男は笑みを浮かべた。 互いに一人でこなすことが多いなら、 確かに、パーティーを組むのも悪くはないだろう。 頼れるアテであるのかは、ともかくとして。 「僕も物好きだから貴女と同じさ。 物好き同士きっと今以上に仲良くなれるよ」 「ああでも、どんな形でも火刑は勘弁だけどね」 本当に聖女様様だ。 そんな世界であれば男もまた、魔とされていたかもしれない。 会計を済ませ、席から立ち上がる。 貴女の分も払ってしまおうと考えるものの、 念の為「どうする?」と尋ねたことだろう。 約束ではないが、勝手に払うのもなんなので。 「そうだね、今日のところは一旦帰るとするよ。 また後日……お誘いしても構わないかな」 パーティーを組む日でも、あるいは再度の食事でも。 (-88) 2024/02/05(Mon) 1:33:08 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 遊蕩 ディルク「ええ、是非誘ってちょうだいな。 先ずは友人付き合いとして、だけどね」 やはり線を引くところは引きつつ、 話を楽しんだ故に好意的であることには違いない。 改めて聞かれても、自分の分は払うと固辞しつつ。 「またね。お互いに聖女祭りを楽しみましょう。 次はそれに関する土産話とかも期待してますね!」 そうして、その場は別れることになるのだろう。 立ち去る際も、魔女はどことなく上機嫌でいた。 (-98) 2024/02/05(Mon) 17:22:16 |
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