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クローディオは、ただ頷いた。誰に、というわけでもなく。ただ一人で。 (a0) 2022/07/26(Tue) 1:14:43 |
【人】 骨頭 クローディオ>>29 モノオキ 「………もっとたくさん話せばよかった。通訳をユングに任せて」 そう、喋れなくてもユングフラウなら会話できる、というのがまるっきり頭になかったのだ。 だから死んで姿も見えなくなったクローディオが、通訳を挟んでまず最初に君に投げた言葉がこれだった。 「一気にたくさん石にできる?そうでないなら、一本道に誘い込む、1人ずつにならざるを得なくするしかない」 例えば狭い廊下とか、柵で挟まれた一本道でも作るとか。 ……人を殺していい理由なんてあるのか? 答えは、ない。そんなものはない。 でも、みすみすみんなが蹂躙されるくらいなら、クローディオは何も言わずに排除を手伝う。 害獣を追い払うのは俺の仕事だったから。 (31) 2022/07/27(Wed) 2:41:57 |
クローディオは、石にする、の詳しいことは何も分からないが、大事なのはそこではないから、流した。 (a8) 2022/07/27(Wed) 2:42:51 |
【人】 骨頭 クローディオ>>34 モノオキ 「ずるいとは思わない。……俺はあんまり言葉教えなかったけど、それでも?」 バケツの頭が頷いたり横に振られたりするのがちゃんと分かるから、クローディオは大体ハイかイイエで答えられる会話ばっかりしていただろう。多分。 もし君をずるいって言うなら、クローディオだって十分ずるい。 「じゃあ1人ずつだ。……数を減らせるなら減らした方がいいな、……ご主人の死体を、屋敷に続く道にでも置いておく、とか。そうすれば、少なくとも相手側は『体質持ちの化け物たちに計画がバレた』って思ってくれるはず」 あれはもう生者でも死者でもない、ただの肉体。 そう思っているから、ユングフラウに通訳してもらうにはだいぶ衝撃的な案をさらっと述べたり。 「石になったらもう動けないからな。でも怖くない、別に。 ……生きてるときだって、笑顔かは分からなかっただろ?」 素っ気ない物言いは治らない。 そんな話をしながら、立ち上る光を見た。 あぁ、もうじきなのかな。 (38) 2022/07/27(Wed) 22:17:55 |
クローディオは、モノオキとユングフラウと共に。死者にしか見えぬ身体を滑らせてついていく。 (a17) 2022/07/28(Thu) 0:40:21 |
【人】 骨頭 クローディオ見ている。その場に来た全ての顔を、その場の光景の全てを。 いなくなった姿も、実体などない視界に収めて。 ただ少し離れた場所で動きを止めている。 この場では、もう誰も見ることができないであろう姿だから。 悔いのないように、見ておこうと思った。 ーーー誰か1人の味方とかできないよ。 全員同じように好きだから。 (47) 2022/07/28(Thu) 2:27:37 |
【独】 骨頭 クローディオ人から見えない者は、同じく見えない者でも見えるんだろうか。 不可解なものが蠢いている様子が見えた。 小さな、でも荒れている手だ。 ナイフを動かし、運ぶ先を見れば、……アレはノルの味方なんだろうか。 今は、見届けるだけだ。 でも、ノルとその小さく歪なものに、意識を向けた。 (-19) 2022/07/28(Thu) 18:57:30 |
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