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![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス文字が読めなかったから誰かわからなかった。 処刑対象が声を上げるまでは。 「…………、ムルイジなの?」 ああ、ご指名ということはそういうことなんだな。 馬鹿な俺にも理解できたよ。 「……、一緒に行く!!」 ギターを背負う男は駆け足で近寄って、服の袖を掴んで。 共に歩いて行こうとするだろうか。 (+1) 2022/02/18(Fri) 21:16:28 |
ポルクスは、ムルイジの手を取った。一緒に行こう。 (c0) 2022/02/18(Fri) 21:22:36 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン/*ハァイ、襲撃狼 師匠 サン。ガッツリ目の襲撃ロール、実はやりたかったのでどんとこい!です。 処刑が落ち着いてからならいつでもいくらでも! ただ、死ぬまで めちゃくちゃ抵抗する とは思うのでご留意いただければ幸いです。でも何か問題がありそうなら舵をきります。ぐるんぐるんぐるん。 以上、噛まれ男でした。 (-13) 2022/02/18(Fri) 21:53:38 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクスギターを回す。構える。鳴らす。はじまりのFの音。 コイツと共に舞うと決めたから。逃げないと決めたから。 「…………、」 合図に合わせて顔を上げる。出番はまだだ。 それでもいつでも準備は出来ているよ。 今から俺は、俺の意思で人を壊すんだ。 (+7) 2022/02/18(Fri) 22:13:36 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス男が動き出すのは、ムルイジの傍に人がいないタイミング。 靴音を鳴らす。衝撃波が巻き起こる。埃が舞う。 「いくぜ、クラッシュ!!!!」 男とギターが叫ぶ。唸る。猛る。 音は空を切る刃となって風を纏い駆ける。 「――――……slash」 ひとつ。ふたつ。みっつ。 拍を刻むようにして。 ひとつ。ふたつ。みっつ。 下半身、脚のみを狙う振動の斬撃を打ち込む。 小さな刃。致命傷にはならないはずだ。 「――――……」 口元は動くだけ。音はここじゃあ響かない。 届いたならそれでいい。揺らがない瞳で見据えて。 ……琥珀色に、ただ真っ直ぐに音をぶつけた。 (+10) 2022/02/18(Fri) 22:36:44 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 従者 ムルイジこれはこの場にいるあなたにしか聞こえない声。 音を直接、あなたの耳へと届け響かせる。 「――――……当たったらかなり痛いと思う。ゴメンな」 「――――……終わったらまたお茶しよう」 「――――……俺はアンタを許すよ。ムルイジ」 刃はあなたの身体を。 切り裂くかもしれない。切り裂かないかもしれない。 それでも。あなたの脳と心臓を揺らす声の音だけは。 どこまでも優しく、心地の良い振動のはずだ。 少しでも辛くないようにと願いを込めて―――― (-17) 2022/02/18(Fri) 22:37:49 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス空気の揺れを感知する。 「…………、ッ!」 舞う結晶へと視線が動く。 避ける手段ないヤツ庇う余裕がねえ! 「――――……block」 ギターを弾く。音を鳴らす。 正確に。振動の壁を作り出して。雨をしのぐ。 もし微かにでも助けを呼ぶ声があったなら、その声のする方にも同じ様に振動の壁を貼るだろうか。 (+15) 2022/02/18(Fri) 23:08:32 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス「……バッカ! ロベリア!!」 しゃがみ頭を守るロベリアの周辺に音の壁を作る。 その際、自身の壁の揺れがブレて少量の雨をあびることになったが。 (+16) 2022/02/18(Fri) 23:13:51 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア「 あっ なんだよー……遠慮しなくていいのに。まあアンタが大丈夫そうなら俺はそれでいいや」 くすくす、からから。喉が鳴って。 手を振られたら、片方の腕を高く上げて振り返そう。 「 またな! ロベリア!!」遠くにいてもちゃんと届くよう音にして。 俺はきっとしつこいぜ。また会いに行く。 だから"またな"と音にして。立ち去るあなたを見送った。 (-27) 2022/02/18(Fri) 23:56:17 |
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![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードなんで俺にそんな優しい言葉がかけられる。わからない。 ホームレス街にいた時も。 Sound explosion,202の話をしている時も。 アイツ以外に 優しくされたことなど無い。わからない。羨望の音。そこに微かに混ざる。妬みの音。 ああ、アイツからもこんな音がしてたっけ…… どうしてアンタからも同じ音がするの――? 「…………う゛う、ひっく……う゛うぅ……っ……」 嗚咽の揺れは徐々に、徐々に小さくなっていく。 背を叩く揺れ。頭を撫でる揺れ。もう少し欲しいとか言えない。 疲れたのだろうか、少しだけあなたに寄りかかって。 一人分の振動が傍にあった方が落ち着く。 あなたがこの出来損ないの機械を見捨てないのなら。 この出来損ないの機械は落ち着くまで甘えてしまうのだろう。 (-35) 2022/02/19(Sat) 0:55:42 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「あっ、 いた!!! 」探していたあなたを見つけ思わず大きな声が響く。 男はあなたの元へひょこひょこと駆け寄り。 「アンタのこと探してた!」 「……」 ……さて。男は耳がいい訳はないが微細な音を察知する。 最後の言葉に、冗談や噓を含んだ音がしないと気付ける。 「…………俺……死ぬの?」 (-38) 2022/02/19(Sat) 0:59:58 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン/* アッ確かに?!?!?やばいやらかしたかも!!!?!??!?!?!?? 申し訳ないです!!切腹します!!!!えっどうしよう直接謝りたい……やっちゃいけない系のやらかしだった……えっどうしよう……本当に申し訳ございません……!!えっみんな見逃してくれないかな……どうしような……ロールちょっと心を落ち着けてからお返ししますね……申し訳ないです……ウオォ……(溶ける) (-42) 2022/02/19(Sat) 1:20:04 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン/* やさしさ……本当に申し訳ないです!!匿名箱出禁にした方がいいよコイツ!!!!三日目始まったら遊ぶって約束してたから今から一緒に遊んじゃお!ア^〜〜〜(申し訳ないです)(村終わったら改めて直接謝罪させてくださいな……)(逝きます……ッ!!) (-47) 2022/02/19(Sat) 1:31:34 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン男はきっと自室にいるのだろう。 扉は不用心にも開きっぱなし。 どこかの誰かを誘うかのように。 「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」 椅子に座ってギターを弾いている。 きっとこの音は、開いた扉から漏れ出ていて。 (-49) 2022/02/19(Sat) 1:36:53 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン誰が立ち止まっているのか理解できる。 あなたの音は覚えている。 ノックの音。それと同時に止む弦の音。 「ンー! あるよー!!」 部屋の中から声をかける。 男はまだ椅子から立ち上がらない。 「…… 入っていいよォ!!!! 」 (-54) 2022/02/19(Sat) 1:48:58 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン見下ろされれば見上げる。真っ直ぐにあなたを見据える。 「……ン、俺も自分にビックリしてる。案外元気」 自嘲を含んだ音で言う。あなたに伝わるかは知れないが。 「…………いいよ、暇だし。アンタの行きたいトコについてくよ」 銃に対しても驚きの反応は示さない。 足音に銃の揺れる音が混じっていたから。 男は素直だ。いつものようにギターを背負って。 これから何が始まるのか分かっていないような物言いであなたの誘いに乗るだろう。 (-63) 2022/02/19(Sat) 2:08:59 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード肯定的な声には力なく首を横に振り続けた。 我慢してたのはきっとアイツもそうだから。 自分に対して優しく親身に……一人の人間として接してくれるのはこの男にとって理解し難い事で、戸惑いの音を響かせながらも暫くはその慰めに身を任せていたのだろう。 「…………、…………」 "落ち着いた?"と声をかけられれば。少しだけ身体を離して、目元を擦って。 しゃくり上げているから上手く声が出せない。 だから、俯いたままこくこくと。二回ほど頷くだろうか。 (-65) 2022/02/19(Sat) 2:17:20 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン先導して歩くあなたの後ろをついていく。 ポケットに両の手を入れて。いつも通り左右にひょこひょこと。 「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」 着くまではきっと鼻歌まじり。だから言葉は交わさなかった。 開いたドアの先、トレーニングルームを覗き込んで。 「…………おお。……え、なンで……?」 用意されていた舞台。スポットライトの眩しさに懐かしさを感じ。 ギャラリーだと言わんばかりに並ぶロボットを見て心が踊り。 ……男は噓が得意ではない。首を傾げ。疑問を浮かべ。 「…………アンタ、俺を殺すんじゃないの?」 そんなことを口にする。 (-69) 2022/02/19(Sat) 2:31:15 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「…………ああ」 用事なんて特に無かったんだけど。 どこまでも素直な優しさを持つあなたが気になったから来ただけで。 「…………そっかあ、俺……死ぬのかー……」 言葉に噓が含まれていないと理解できる。 自分が死ぬのだと理解できる。 「…………ッハハ」 理解できたからこそどこか上の空。乾いた笑いが空を揺らす。 死ぬんだ俺。まだ死にたくないのに。 アイツとの約束があるのに。 夢 が、あったのに。「こんなトコで中途半端に……死にたくは、 無かった 、なー…… 」ぐらり。崩れ落ちるようにその場に座り込んだ。 (-74) 2022/02/19(Sat) 2:43:37 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ン、…………」 手を引かれる。 「…………、?」 舞台へ歩を近付ける。 「…………ッハハ、なんだよそれ。……えっと、アリガト?」 舞台へと続く道を上がる。 「…………、ッ!!!!」 ステージの中央で歩みを止める。それでも男はあなたをしっかりと見据えて。 いつだかに話していた事を覚えていてくれたのだろうか。 本当は俺は伝説になって27歳で死ぬのが夢だったんだ。 『伝説のミュージシャンは27歳に死んだ奴らが多いんだ』 アイツと語らった伝承に近い夢物語。 「ああ……そういうコトか…… なら、期待に応えてやんねーとな 」銃口が向くと同時にギターを構える。 まずははじまりのFの音。俺のだいすきな優しい音で迎えて。 ▼ (-85) 2022/02/19(Sat) 3:11:16 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ライブ、スタートだぜッ!!!!」 男 は笑う。大胆不敵に。ギターの 音 をかき鳴らして。最大 の音量で。「――揺れる機械のクラクション」 衝撃波が巻き起こる。風が舞う。 埃を含んだ風圧はあなたにもきっと届く。 ステージから降りるなんてゴメンだね。 俺は俺の音が止まるその時まで中央で演り続ける。 力強く舞って歌ってみせようか。 来る弾丸を音で受け止めようと。 (-86) 2022/02/19(Sat) 3:14:18 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ちょっと触れただけで 破 裂するセ ンチメンタルな徒労感 ――♪」音が無数の刃となる。風を纏う。処刑時に使用した 斬撃 だ。中央へと向かう弾丸の雨を、刃を当てて切り裂く。 勿論あなたの元へも無数の刃が駆け襲うハズだ。 だからその判断は正しい。 弾の挙動など、打ち出される振動を操ればいくらでも変えられる。 ――でもそれじゃあフェアじゃねェだろ! カラカラと音を立てステージ上に弾が転がり。 全てを捌ききれてはいない。脚に、腕に、掠めて血が滲む。 「そこに 響 き揺れるクラクション置いていかれたアンニュイな 感 じ ――♪」歌う。叫ぶ。猛る。がなる。その音は 打撃 になる。上から振り下ろされるハンマーのように。身体を揺らして。 音の圧でギャラリーもあなたも、全てを潰さんとするだろう。 (-100) 2022/02/19(Sat) 3:50:02 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードあなたの視線が動けば男もそれを追うようにして視線を動かす。こちらに戻した視線でやっと目が合うだろうか。目元がほんのりと赤い。 「…………、ン゛」 短い返答。頷きも添えたので承諾したのは伝わるだろう。 揺れる肩。身体はずっと震えている。 努力はするが、立ち上がれるか、歩けるかがわからない。 「…………、 つか 、れた 」あなたの両の腕を、己の両の手で掴んだ。 もしかしたら抱っこのおねだりにも見えてしまうかもしれない。 (-107) 2022/02/19(Sat) 4:10:52 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「……あは、いや、えへ、うん、大丈夫ー……」 口角は緩く上がっているものの。 目元からぼろり。 零れる大粒の涙が大丈夫でないと物語る。 「……やー、ゴメン、アンタは、悪く ない、よ 何も あは、は、アンタ、やっぱ優しい よな」 大丈夫かと背を撫でられる度に、それはぼろぼろと零れる。 なんで出てくるのか。わからない。空っぽの気分なのに。 (-108) 2022/02/19(Sat) 4:17:23 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「 見 ないでいて――♪」投げつけられた爆弾の風圧で音圧は相殺された。 熱を帯びた衝撃波が巻き起こる。空を揺らす。 楽しそうにからからと喉が鳴る。 「ぐる ぐる ぐる 変 わらないでいてくれたのはくる くる くる 傍にある壊れた 機 械だけ――♪」打ち込まれた弾丸を再び音の刃で迎えて撃とうとする。 捌けない。押し切れずにそれは中央の演奏者の元へと。 ああ、演奏ミスっちまったな。 「から から から 急ぎ足でも間に 合 わないなら なら なら この 動 きで壊してみせて――♪」男は避けない。音の壁を貼る事も可能だがそれをしない。 男は弾丸を太腿に受ける。血が溢れ。痛みに一瞬顔が歪み。 それでも。 バランスを崩しそうになっても踏ん張る。 靴音を響かせる。再び衝撃波が巻き起こる。 俺はまだ歌える。 (-116) 2022/02/19(Sat) 4:39:53 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード男は抵抗をしない。抱き上げられる際も大人しくしている。男の体重は平均よりは少ない為、あなたになら軽々と持ち上げられるのだろう。 そして、抵抗をしないのできっと一度はあなたの膝上に座る事になって。 「…………、 えっいや 、なにこれ…… 」俺はお人形さんかなにかか?首を傾げた。 よいしょ、よいしょ、隣へと移動して座ろうとします。 「…………、寝るのは、いい……どうせ、寝れない、から」 眠るのはあまり得意ではないらしい。首を横に振った。 (-122) 2022/02/19(Sat) 5:09:53 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 壮図千万 ラサルハグ「ひゅっ……ひゅっ……ひゅっ……」 必死に呼吸を戻そうとする。肺の音が響く。 嗚咽と呼吸と言葉の揺れで気持ちが悪い…… いっそのこと壊れた方が楽かもしれない。 それでもその道は選ばない。選べない。 出来損ないの機械は揺さぶりに合わせ音を響かせる。 「んっなの゛っ……俺が知るワケねえだろ゛!!」 ――本当は知りたかった。 「アイツは俺に何も話してくれなかった!! 俺はアイツの話を聞く勇気が無かった!!」 ――今でも後悔だらけだ。 「わ゛っかんねぇよ!! 俺はアイツじゃね゛えもん!!」 ――それでも。 「アイツな゛らっ、褒めてくれるって゛、俺は!!!!」 ――信じているから。 「俺は俺が 信 じたいモノを……信 じるだけだ……!!!!」 (-126) 2022/02/19(Sat) 5:38:17 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガンギターを鳴らす。男は歌い叫ぶ。靴音を響かせる。 衝撃波が巻き起こる。衝撃波が巻き起こる。 あなたを待ち受けるのは嵐の日のような強い風圧。 あなたを遮るモノはその 向風 のみ。上がって来いよ。乱入者なんかじゃない。 アンタもこのステージの主役だ。 「限りなく 強 く全身で 高く 色を付ける だから――♪」 ――ああ、ダメだクラッシュは!!!! 男はギターを庇うようにして身を捩らせる。 あなたのナイフは左の手首の神経に深く傷を付けた。 もう弦は弾けない。それでもフォームだけは崩さない。 「際限なく 強 く全霊で 高く 色 を付ける そして――♪」男はまだ歌うのを止めない。まともな演奏は出来ていない。 それでも残った片方の手で音を弾いて。 "音を正して"まともな演奏にしていく。無理やりにでも。 目 配せする。もうわかってる。逃 れようもないこと。汗 が落ちる。からからと笑う。だったら逃 げないさ。お前の演奏で壊してみせろ。 俺様の演奏を止めてみせろ。 (-158) 2022/02/19(Sat) 18:06:34 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード案外すぐに解放された。よかった。隣に座り安堵ではあ、と息を吐きつつ。 差し出されたウェットティッシュで顔……はすぐには拭かず、指先にひっかけてぐるぐると回し始めた。手遊び。 「…………い、や、話したくない、というか」 男は噓が得意ではない。一度口を開けば 先程のように ボロが出る。それ以上に、自分が真実を語る事によって自分の大事な"もの"に影響を与えると確信している。どうすればいいのかわからないんだ。 「ドギーのことー……はー……」 考える時の癖だろうか。左右にゆっくり小さく揺れつつ。 隣を覗き込むようにちらり、目配せして。 「アンタって意外とー……強い人間……では、ない?」 そんなことを口にする。 「なんか……なん、だろー……言動とアンタから響く音がちぐはぐな気がする。合ってない、ずっと何かを隠してるカンジ。この部屋だってそう。俺もっと派手で豪華な見た目してると思ってた」 (-162) 2022/02/19(Sat) 18:39:53 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「…………っ、……ぐす……」 何も言い返せなかった。 その代わりに我慢していた嗚咽が漏れて。 小さな身体で肩を震わせて。首を横に振って。 「買いかぶりじゃ、ない……アンタからは、悪意のある音が、しない、から……」 男には音でわかる。人から響く微細な音、揺れを察知する。 あなたの音はとても素直で優しいものに感じたのだと。 今だって与えられている優しさに男は困惑の音を零して。 「……俺っ、俺ぇ゛……ぐす、俺、アイツと約束……伝説になって、一緒に、27歳で死ぬ゛って……っ゛、だから、こんな゛所で……」 死ぬはずじゃなかった。 ああ逃れられないんだ。 (-167) 2022/02/19(Sat) 19:05:32 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード「…………、…………、」 覗き込んでいた目線を逸らし前に向き直り。俯き。 その言の葉に噓の音が含まれていても、いなくても。あの事件がこの男に付けた傷は深い。あれで全てを失った。今でも混乱と迷いの音は鳴り続けている。 アイツも失うかもしれない。 何も変わらない? それでいいの? 話すってどうやるんだっけ……? 警戒の音に気付けば怯えたように肩を震わせる。だが、あなたの心を揺さぶってしまう問いだという自覚はあった。アンタは悪くないよと首を振って。 「……、? 別に俺はアンタのコト、まともじゃないとかろくでなしとか思わないけど」 「アンタ、……何か混ざってる? いや、わからない……不安定な……ノイズが多い気がする……大丈夫、なのか……?」 男は頭がいい訳ではない。音しか分からない。音なら分かる。 不安定な音を感知しても、その理由までは分からない。 ただ心配を浮かべた顔でもう一度あなたの方を見た。 (-178) 2022/02/19(Sat) 20:03:38 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン歪な音が鳴る。音を正す。歪な音が鳴る。音を正す。 辛うじて音楽という形だけは維持されている。 ぐらり。意識が飛びそうになっても大音響を脳内に響かせ起こす。 「つなぎ 合 わせた――♪」コイツだけは何があっても守り抜く。 あの時そうしてやれなかったから。 俺の"手物"とは同じ道を辿らせない。 「―― がッ ……は ……あ゛…………!!」その衝撃に喉から、口から、鮮明な赤が吹き出し零れる。 喉に刃が突き刺さる。男は逃げない。きっとあなたの狙い通り。 それでもあなたを見据えて手を、足を、口を動かし続ける。 駆ける音。刺さる音。服の擦れる音。心臓の音さえ。 この場にある全ての音を 演奏の音に塗り替える。 「――――…… 色 とりどりの線と音で揺れる 機 械の その名は――――……♪」この歌声は。あなたの鼓膜を直接震わせ響かせて。 (-184) 2022/02/19(Sat) 20:30:20 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ首を横に振る。耳がいい訳ではないと。 音が、振動が分かるだけで。でもそれしか分からなくて。 男のこれはこの"ゲーム"とは関係がない。 だからこそ取り乱す。肩を、身体を震わせる。 出来損ないの機械は嗚咽を漏らし続けた。 「……っ゛……ぐす、俺、……夢が、あ゛って……」 ――ただのエゴだと分かっている。 「……ここに来る前から゛……ずっと、俺は、っ゛」 ――ここに来る前から目標にしていた 死 。「伝説の音楽家は……27に死んだ奴が多い゛って……!」 ――それは限りなく伝承に近い夢物語。 「だから……俺、俺ぇ゛……」 ――ここに来てからの言葉が頭に響く。 『君、ギターを抱く為に、人を殺しているんだよ』 「俺が、もっとちゃん゛と……っ゛、出来の良いやつだったら、こんな……こんな゛場所に……っ」 (-192) 2022/02/19(Sat) 20:56:23 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードああ、今でもノイズが混じっていると分かる。その内容がどんな物かを知れずともそれだけは分かる。だからと言って男が出来る事はないが。 俺がなんとかできるような問題ならここまでの葛藤の音は生まれないだろ。 「…………ウッセェ、……面白いかどうかは俺が決める」 そうして男は静かに話を、音を、振動を聞く。 お手本にできるかは置いておいて。 眠りのこと。両親のこと。 孤児院のこと。相手に抱く感情のこと。 作り出されたノイズが外面を覆っていること。 全てを聞いて「……そっか」と音にする。 「俺とは真逆だなー……俺、寝るの苦痛だし、親いないし、嘘吐くのちょ〜ニガテだし。誰かのために自分じゃない自分を演じるとか、絶対にムリ」 だからこれは純粋な感想だ。「すごいなー」と。 ぼんやりと。小さく音にした。 (-198) 2022/02/19(Sat) 21:20:51 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「―― が 、あ゛ 、あ゛あ、ぁ……ッ!!!!」刃が喉を、肉を抉り。 呻き声が空を揺らし。 赤色の音が響き渡り。 男とギターはぐしゃり、音を立て崩れ落ちる。 その間も演奏は続いていて。 ――アンタの本当の音が分からない。 ――これが終わったら聞けるのかな? 傍に転がるギターに震える手を伸ばす。 歪む視界。二重に見えるその機械が。 やけに懐かしい。遠のく意識の中。 壊れていた俺の"手物"に見えて。 「……ああ、なん だ」 ▼ (-204) 2022/02/19(Sat) 21:35:04 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「――――……こん な所に 居た のか クラク ション …… 」最後にたったそれだけ。 どこまでも無邪気な音を響かせて。 男の 奏 でる全ての音 は、振 動は、止んだ―― (-205) 2022/02/19(Sat) 21:36:34 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード特に反論はなかった。だからこくこく、と頷きながら話を聞いていた。……のだが、共通点の話になると首を横に振った。 「……俺は別に、俺が誰かのために何か出来てるなんて……思えないよ……」 話をこちらに戻されれば少し考えるようにして。 確かに、フェアじゃないもんなーなんて言いながら。 「……アンタがどこまで俺のデータ? 見たのかはわかんないけどー……」 一つひとつ。きっと長話になる。左右にゆらり揺れながら。 ゆっくり、ゆっくりと考えながら言の葉にしていこうか。 能力のせいで両親に忌み嫌われ別の船に捨てられたらしいこと。 ホームレス街で暮らしていたこと。だから文字が読めないこと。 "金は盗んでも己の為に使ってはならない" お金をスった際はホームレス街にいる子供にあげていたこと。 他人にあまり干渉しないようにしていたこと。 "他人のステージを邪魔してはならない" 音で相手の感情が分かるけどその内容までは分からなくて。 ずっとずっと、どうすればいいのか分からなかったこと。 夢があって色んな場所で演奏をしていたこと。 記録が残らないようカメラや録音機器は全て壊していたこと。 "あらゆる命に害を与えてはならない" 物を壊すことはあっても人を傷付けることに力は使わなかったこと。 「全部、全部、……アイツの教えだったのになー……」 隠すために黙るのも疲れてしまった。どこかぼんやりしながら。 (-225) 2022/02/19(Sat) 22:31:20 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン/* こちらこそお付き合いありがとうございました! 大好き メモはもう思いのままに好き勝手に書いて頂けると嬉しいです……いやっこんな素敵な舞台を作っていただいて、暴れさせていただいて本当に感謝です……やりたい事が最高の形でできちゃったよ!!せっかくだし死体プレイングもちょろっとやっちゃうか!! また機会があれば遊んでやってくださいね。愛を込めて! (-229) 2022/02/19(Sat) 22:40:47 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス――これは男が襲撃された日の終わりの様子。 「……………………」 壊れた機械は動かない。音を鳴らさない。 赤色に染まる床の上で。息の根を止めて。 ギターに手を添えて。寄り添う形で眠っている。 その表情は、どこまでも穏やかな―― (+28) 2022/02/19(Sat) 22:50:09 |
ポルクスは、本当は27歳に死ぬのが夢だったんだ。 (c7) 2022/02/19(Sat) 22:53:37 |
ポルクスは、伝説の音楽家は27に死んだ奴が多いんだって。 (c8) 2022/02/19(Sat) 22:53:50 |
ポルクスは、だからライブをして、ビッグになって、それから、 (c9) 2022/02/19(Sat) 22:54:11 |
ポルクスは、…………………… (c10) 2022/02/19(Sat) 22:54:18 |
ポルクスは、まだ起きたくないから、ちょっとだけ寝坊する。 (c11) 2022/02/19(Sat) 22:54:37 |
ポルクスは、蘇生装置の中。 (c12) 2022/02/19(Sat) 22:54:54 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ摩られる時の揺れが優しくて心地がいい。 もうちょっとやっててほしい、なんて絶対に言えないけど。 「俺は……死ぬ゛ときは、アイツと一緒に゛って……っ」 それは夢でもあり、約束でもあった。 あなたの言の葉が、音が、振動が。 優しく脳を揺らす。否定ができない。 溢れ出るモノが止まんないよ。 「アイツは……俺を、許して、くれ゛るかなあ゛っ……」 「出来損ないでっ、約束も゛、守れ、なくて、……」 「27になる前に゛死んでもっ、27過ぎてから伝説にな゛っても」 顔を上げて。あなたの方を見て。 ――その優しさがどこかアイツに似てるから。 涙で顔がぐちゃぐちゃだ。 ――アンタに聞いても困らせるだけなのに。 「……それ゛でもっ……いいのかなあ゛っ……!!!」 (-248) 2022/02/19(Sat) 23:54:54 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード「嬉し、かった……? そう、なのか……」 あなたの言葉を聞いて。 何かを与えられていたのだろうか。あの音で。忌み嫌われる由来となった力を使って奏でられたあの演奏で。そうだったらいいなと、心の何処かで願いながら。 「……アイツ、は……」 一度だけ口を噤む。 きゅっと結ばれたそれは、すぐに緩められて。 「俺、には……兄が、いる…… 双子の兄貴 だ……親に捨てられてからも、盗みをする時も、演奏する時も、ずっと……ずっと、一緒に、いた……」寂しさを浮かべた顔で俯いて。両の手で頭を抱え。 音にはしない。口だけを動かす。 ここに来てからたったの一度も呼べなかったその名。 「――――……カストル」 (-266) 2022/02/20(Sun) 0:59:50 |
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![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 壮図千万 ラサルハグ「……ひゅっ……、…………ッ!!」 馬鹿な自分にも無謀だという事は理解できる。 それでも前進するしかない。 それしか道はない。 呼吸が苦しいんだ。上手く音が鳴らせない。 言いたい言葉があるのに、呼吸するのに精一杯で。 ――ああ、今度会ったらちゃんと謝らないと。 ――こんなのただの八つ当たりだ。 「……ひゅっ…………ひゅっ……、」 あなたの言葉は確かにこの男に響いた。 響いた音はこれからの男の行動をも変えるのだろう。 他人を殺さないために自分に票を入れ。それでも死ぬつもりは無く。 ギターを欲しがったエゴを押し通すため処刑に参加するに至る。 が、それはまた別のお話―― 男は微細な振動を察知する。 あなたの言葉に噓の音が含まれていないと分かる。 だから。今はただ。呼吸を取り戻すまでここで。 去っていくあなたを見送るのだろう。 (-276) 2022/02/20(Sun) 1:24:31 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ蘇生室にはこの男以外に誰もいない。 いい加減に起きないとな、と身体を起こし蘇生装置の端に座ってぼんやりと天井を眺めていた。 「…………いるんだろ、アルレシャ」 扉の傍にあなたの音があるのが分かる。 (-278) 2022/02/20(Sun) 1:33:48 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………ン」 いつもの短い返答。 起きていたくないからこのまま寝ようかとも思ったけれど。 装置の音がそれを許してはくれなかった。 「…………ッハハ、なんだよー……」 じっと見られれば軽く笑いをこぼす。 男もあなたを見る。 ほんのりと赤い目元のままで。 (-289) 2022/02/20(Sun) 2:05:20 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……まあね。機械って色んな揺れがあるから」 よいしょ、と蘇生装置の端から飛び下りるようにして足を地面へと降ろす。 駆け寄らない。普通の歩みであなたの元まで進んでいく。 躊躇いの音が聞こえたから。 許されるならば男は片方の手を伸ばして。 あなたの手を取るだろうか。 「………………借りるって、そういう約束だった」 どこか拗ねた様子でそんなことを口にする。 (-295) 2022/02/20(Sun) 2:27:27 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「………………ン」 またいつもの短い返答をする。 大人しく手を握られている。じ……とあなたの顔を見て。 一度振り払って握り返す。握り返した手を自分の方へと引いて。 ちょっとだけ強引だったかもしれない。 許されるならば。そのままあなたを抱きしめてしまおうか。 「………………アンタの音が……いちばん落ち着く」 小さく、小さく音にする。 抱きしめているなら、きっと耳元で。 (-302) 2022/02/20(Sun) 3:00:11 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……………………あ゛っ」 ――やべえマズったか!? そのたった一音を聞いてハッとする。 あなたの肩を掴んでゆっくりと二つの身体を引き剥がして。 様子が分からない。顔を覗き込んでみるけれど。 ダメだこれ絶対に顔が赤いヤツだ!! 「……ちがっ、ごめ、つい…………」 なんでこんなことしたんだろう。 本当は分かってる。 慌てるように視線を逸らして。 来てくれたのが嬉しくて。 ばつが悪そうに俯いて。 ちょっと疲れたんだ。……甘えたかった。 「……………………ごめん」 (-313) 2022/02/20(Sun) 3:30:51 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「………………っ゛……」 "許すだろうよ" その揺るぎない声に目を見開いて。 あなたの音はどこまでも真っ直ぐで、優しくて。 男は頷くことしかできない。何度でも、力強く。 「………う゛、ん…………うんっ゛!!」 夢を諦めたりはしない。できない。 前進しかできない。もう後悔しないために。 「 う゛ 、あ゛ 、ああぁぁ………………」抑えていた心の内が溢れ出す。 嗚咽が叫びとなって空を揺らす。音を響かせる。 でもこれは悲痛な叫びではなく。前に進むための産声。 あなたがこの出来損ないの機械の傍にいてくれるのならば。 きっとそれは、落ち着くまで続いていく。 心残りは沢山あるけれど。 あなたの言葉を胸に。きっと逃げずに 死 に立ち向かうのだろう。 (-319) 2022/02/20(Sun) 3:54:20 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……………………ごめん」 何を話していいのか分からない。 だからもう一度謝罪の言葉を口にして。 めちゃくちゃカッコ悪い、最悪だ。 「…………なら、よかった、けどー……」 顔が熱いのだけは分かる。確かめるように手の甲を当てた。 ただ恥ずかしかっただけ。 多分、そうだと、……? 「……ン、……アンタの音がいちばん好き」 これはただの事実。素直にそう思ったから出た言葉。 あなたの傍にいた時に、やっとちゃんと眠れたから。 いちばん落ち着く音がする。だから傍にいて欲しい。 (-322) 2022/02/20(Sun) 4:11:01 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードあなたの言葉に噓の音が含まれていないことは分かるのに、どうしても上手く呑み込めなくて困惑の音を響かせた。 そこまで言われたのは初めてだ。 どう返したらいいのか分からない。 「…………、ずっと、一緒で……いつだって、優しくて……いつだって、傍にいてくれて……アイツがいたから、アイツの音があったから、夜も眠れて……」 声が震える。身体が震える。 呼吸がしづらい。 抵抗はしない。きっとこの震えもあなたに伝わっていく。自分を抱くように、震えを抑えたいから、腕を回して。 「でも俺、アイツに……アイツの話を聞く勇気がなく、て……っ、俺、は……分かってた、のに、アイツから、妬みの音、羨望の音、罪悪感の音が、してたって……ずっと、わかって、俺、それなのに、話、が」 (-327) 2022/02/20(Sun) 4:40:48 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……許、す、……?」 未だにばつが悪くて俯いていた。 だから、目線を少しだけ上にして心配そうにあなたを見て。 その言い方だと多分また甘えちゃうよ。 「……、ン……結構違うよ、みんな。アンタのは……」 袖を引かれると共に音は止まった。 言おうとした言葉はさっきと変わらないからいっか、と。 「………………行く?」 男はもう一度あなたの手を取って。 いいよと口だけを動かす。 そのまま引いてくれるのなら。 いつもみたいに大人しくついていく。 (-328) 2022/02/20(Sun) 4:51:26 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャもう一度はっきり伝えられた言葉には「わかった」とだけ返して。 「…………ン」 いい音。わるい音。そういうので区別していない。 ただ純粋に落ち着くと思った。 ただ純粋に好きだなと思った。それだけ。 手を引かれ部屋の前。扉はきっと薄く開けっ放し。 ここからは自分が引こうかと、片方の手で扉を開けてあなたと共に入っていくだろうか。 「…………あれ、申請したやつ」 アンティーク調の部屋。正面の壁に飾ってあるのは振り子時計。 「これの音辿るから、自分の部屋にはちゃんと戻れるよ」 心配させないように、なんて、意味のない報告だろうか。 (-330) 2022/02/20(Sun) 5:18:58 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ何かを考えるような音がする。 でもその内容までは分からない。 俺はまたなにかを取り溢そうとしているのか? 「…………ン!」 これは満足そうな感じの短い返答。 "よかった"の声を貰ったのでちょっと嬉しそうだ。 「ン? ああ……俺、こういう部屋に住んでみたかったんだ」 雰囲気が好きで。だからあの時もアンティーク調の風景に決めた。 手を取ったままどこかぼんやり。部屋を見渡して。 「……あ、えっと、……どこがいい?」 膝を借りる、とは言ったもののどうしたらいいのか分からない。 ベッドはあるけどそれだと膝……? 首を傾げている。困り顔。 (-333) 2022/02/20(Sun) 5:45:30 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………?」 何かを考え込むあなたを不思議そうな顔で見ているだろうか。 そんなことをしなくても。 あなたがいるだけでこの男にとっては充分なのに。 乗っていい?と聞かれれば「大丈夫」と素直に返す。 きっと一緒にベッドの上まで行き。 「…………んう、?」 何故かこの男も正座している。 なんでやどうしたお前。 困り顔はそのままに。クエスチョンマークも浮かんでいるかもしれない。 (-335) 2022/02/20(Sun) 6:07:34 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………い、いやっ、別に」 今更恥ずかしくなってきた、なんて言ってもまた伝わらない気がしたから言わなかった。また顔が赤くなってなければ良いけど。そんなことを考えながら。 「…………じゃあ、借り、る」 いつだかにやったように、あなたと膝を交互に見て。 どこか観念したように近づいて。ぽす、と頭を膝に乗せ寝そべった。 下からあなたの顔を見上げて。ただ静かに。じっと見据えて。 (-339) 2022/02/20(Sun) 6:21:02 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………ッハハ、くすぐった」 くすくす、からからと嬉しそうに喉が鳴る。 額の近くに置いてある手は、引っ張って自分の頬へと持っていってしまおう。嫌がられないなら自分の手と重ねて。 そうして首を傾げたあなたを見つめて。 別に言うことなんて特にないけど。 「…………、」 使っていない方の手を伸ばして、あなたの頭を撫でてしまおうか。 (-341) 2022/02/20(Sun) 6:48:08 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ嫌がられないならそのままだ。 男もまた、あなたを真似るように親指で重ねた手を撫でて。 「…………ッハハ、なんも言わねーの……?」 掠れた、それでいて無邪気な声が空を揺らす。 ちょっとしたイタズラ心と、ちょっとした労りを込めて撫でてみただけなんだけれど。 「嫌なら嫌って言ってもいいんだぞー……アルレシャー……」 (-343) 2022/02/20(Sun) 7:07:11 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………ああ、」 そっか、とだけ小さく音にして。 最後にさらり、髪を撫でた手は自分の胴の上に置いた。 「まあー……わかるけどさー……」 嫌じゃないとわかっても、どこか不安になったから、なんて。 嫌がられない。本当に? この音は正しいのか? 音で分かってる気になって、本当は分かってないのかも、なんて。 なんでこんなに焦ってるんだろう。 男はおもむろに起き上がって。膝立ちで。あなたの方を向いて。 (-345) 2022/02/20(Sun) 7:26:26 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、」 どこか困った顔であなたを見つめ。 どこまでならアンタは嫌がらない? あなたの両の肩を掴む。 許されるならば。抵抗されないならば。 そのままゆっくりと後ろに倒してしまおうか。 強い衝撃があるといけないから、頭の後ろに手を添えながら。 行動全てが許されたなら押し倒す形になったかもしれない。 困った表情のままあなたを見下ろすだろうか。 (-347) 2022/02/20(Sun) 7:43:26 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、ンン」 男は避けたりはしない。大人しく撫でられるのだろう。 もうちょっと欲しい、とか言えない。 「…………これも嫌じゃないの?」 掠れた声。きっと顔は近いから囁くように。 感じる音の揺れが信用できない。 「…………嫌じゃないなら……もうちょい甘えさせて」 散々好き勝手しておいて、今更そんなことを問う。 なんでこんなにも不安になるんだろう。 (-349) 2022/02/20(Sun) 8:02:18 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……なんでだろうなー……」 自分でもよく分かってないような物言いで。 馬鹿な男には自分の感情すらよく分からなくて。 大人しく撫でられている。このまま動かなければずっと撫でてくれるのかな、なんてぐるぐると考えてしまう。 「…………、…………、起きるまで傍いて」 考えてから。考えてからそう口にした。 だって、本当はずっと傍にいてほしいだとか、独り占めしたいだとか、考えるのっておかしくないか? 許されたのならいいか、と。あなたの隣へと寝そべって。 そのまま抱きしめてしまおう。そして顔の位置はあなたの心臓の近くが好ましい。撫でる手が止まったら再び強請ってしまうかもしれない。 (-351) 2022/02/20(Sun) 8:33:03 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、」 許されたからいいよなと自分に言い聞かせて。 目を閉じて。甘えるように擦り寄るような動きをして。 落ち着くなと息を吐いて。 ……本当にそれだけ? 「…………ッハハ、寝たくねーな……」 寂しさを含んだ掠れ声が自分の脳を揺らした。 寝たくもないし起きたくもない。 このまま時間が止まっちまえとか考えてる。 疲れてるんだなと思い込んで寝たフリでもしてしまおうか。 そうすれば意識あるまま長い時間を共にできるかな、なんて。 どこか縋るように。 少しだけ強い力で抱きしめた。 (-400) 2022/02/20(Sun) 18:38:52 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード音は、振動は、男に世界を与えた。そして兄もまた男に世界を与えた存在だったのだ。頭の悪い自分をいつでも導いてくれていた。だからこそ今はその人が分からない、分からなくなってしまった。 何で見捨てたんだ。何で教えを破るようなことを。何で。 ――妬みと羨望の音。追って、罪悪感の音を感じる。 抱きしめられれば、男も少しだけあなたの方へと身体を寄せるだろうか。震えは止まらないけれど、それでも。 あなたの問いにゆっくりと涙の滲む目を開いて。 「俺……俺、は……もう、取り溢したくない。取り溢して、後悔に塗れて生きていくなんてクソは……もう、ゴメンだ。一生やらねぇと自分に誓う」 「……もし会えたら聞きたいとかじゃねえ。 地べた這いずり回ってでも探し出して真実を聞き出す 」その目は、音は、どこまでも真っ直ぐで。 「なあドギー…… アンタは何でアイツと同じ音がする? 」力強く。その意志を証明するかのように。 あなたを見つめ問うだろう。 (-407) 2022/02/20(Sun) 18:58:35 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「だって――」 撫でる揺れが優しくて心地が良い。 だからきっと、それを言われていたら寝た後もやってて、と強請っていただろう。拗ねた態度で口を開けば、 「――アンタは俺のもんになんねーじゃん……」 ……は? 俺、今なんて言った? 慌てて、反射的に身体を少しだけ起こした。 混乱の音、困惑の音が自分の中で響いている。 違う、寝て起きたらこの時間が終わっちゃうからって、そういう話をしようと思っただけで、なんで、 そんな、 ことを、 「…………、なんか今日、 俺 、ダメだ…… 」 (-428) 2022/02/20(Sun) 20:21:32 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラきっと最後まであなたの優しさに甘えてしまう。 これからの死に立ち向かおうとするのも。 思っていたより穏やかな死を迎えられたのも。 きっとあなたの言葉があったおかげでもあるのだ。 でもこれはまた別のお話―― だから帰れるか問われた際も首を横に振って、あなたの服の袖を掴み部屋まで帰ったのだろう。 赤い目元のままで無邪気に「アリガト」とお礼を言って、優しい音のするあなたと別れました。 (-431) 2022/02/20(Sun) 20:29:39 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード音で分かっても、人間は分からないことだらけだ。 式の形を知れても馬鹿な男にはイコールの先の答えが出せない。その事実を置き去りにされてからやっと思い知らされた。もう遅いのに、後悔だらけで、苦しくて。 だからもう逃げない。前進しかしない。できない。 僅かにノイズの剝がれた『あなた』の音を聞く。 あなたは兄ではないのに。 アンタは兄貴じゃないのに。その言葉は俺がずっと追い求めていた答えのようにも聞こえて。 「……馬鹿野郎」 弱々しくそんなことを口にして。 「俺らは一緒なんだよ……切っても切れないんだ……なんだよ……その音を……感情を、自分だけ持ってるみたいな言い方しやがってさ……」 「俺はアイツと違って耳が聞こえなかった。俺はアイツと違って頭が良くなかった。俺はアイツと違って泣き虫で、物覚えの悪い出来損ないで、ギター弾くくらいしか取り柄がなくて、」 「…………きっと同じだった……」 あなたは兄ではないけれど。 避けられないならば、頭へ手を伸ばして撫でてしまおうか。 その行動が許されるなら、両の手で犬みたいにわしゃわしゃと。 (-440) 2022/02/20(Sun) 20:55:23 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「――――……違う」 これは"生き返った直後だから"に対する返答だ。 ああ、これはちゃんと違うと思ったから出た言葉だ。大丈夫。 この男は素直だが、それは反発する際にも言える話だ。 どこまでも愚直で、分かりやすくて、だから今もまた。 身体を起こして。あなたの上、押し倒した時と同じ形。 両の手をついて。あなたの顔がよく見えるようにして。 「無礼講の間しかいないのが嫌って話」 じっとあなたを見据えて音にした。 隠すから面倒になる。隠すからややこしくなる。 言えなくて後悔する、なんてもうたくさんだ。 (-445) 2022/02/20(Sun) 21:32:59 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード逃れないのなら撫で回すまでだ。わしゃわしゃと、でも優しめの力加減で。でも別に、兄に会えたらこれをやりたいと思った訳ではないのだ、決して。 だって絶対に俺が撫でられる方だし。 男は『あなた』を撫でたかった。ただそれだけ。 「……ッハハ、分かってる! 言われなくてもそのつもりだぜ」 ――アンタは兄貴じゃないけれど。 「なんなら、さっきより上手く演ってみせるさ」 ――どこか本当の兄弟みたいな暖かさを感じたのは確かなんだ。 「leaf beetle……ファンの期待には答えねェとな!」 ――だから素直に受け止めてくれ。 くすくす、からからと喉が鳴る。 嬉しい時、楽しい時に無意識に零れる音。 男は真っ直ぐにあなたを見据えて。 ただただ素直な音を無邪気に響かせたその後は。 両の手を大きく広げてあなたとハグを交わそうか。 (-455) 2022/02/20(Sun) 22:03:59 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ嫌がられていない。そういう音がしないのなら。 だとしたらこの違和感は何なんだ? なんでそんなに苦しそうなんだよ? 「そういう話じゃない。……アンタならわかるだろ」 真剣な眼差しはそのままだ。そのままあなたを見て。 茶化されても諭されてもきっと弾き返してしまう。 逃がしもしない。 今逃がしたら、手が届かなくなる気がして。 「なあ、なんで……なんでそんなに辛そうなんだ?」 「俺、アンタを困らせてる? 嫌なことしてる? …………、こういうの、聞かれるのも辛いか?」 (-467) 2022/02/20(Sun) 22:29:01 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードこの男はきっとどこまでも真っ直ぐで、純粋で。 だからこそ飾りっ気のない、混じりっ気のない、ノイズの少ない『あなた』も『あなた』として見ることができるのだろう。 柄じゃないとか、返しが下手とか関係ない。 ノイズがあっても、ノイズがなくても。 その音の全部がアンタなんだ。 「おうっ!! 俺、頑張るよ!!!! 」その表情と音に、先程のような震えや寂しさは無い。 だってあなたが見届けてくれると言ってくれたから。 出来損ないの機械は出来損ないのまま高らかに音を鳴らす。 「…………って、わーッ!!!!」 撫で返されればさっきみたいにからからと喉を鳴らして。 きっとこんなやり取りも兄弟のように見えるのかも、なんて。 これからどうなるかなんて分かりやしないけれど。 それでも、今だけは。穏やかで楽しい時間をあなたと過ごすのだろう。 (-489) 2022/02/20(Sun) 23:41:36 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「………………ッ」 目を逸らされ。口の動きを見。やっぱり苦しいのだろうか。 だとしたらこの姿勢は息が辛いだろうか。 わからない。 一度だけごめん、と断りを入れて。 背を支えながらゆっくりとあなたを起こそうとするだろうか。 手はそのままあなたの背に添えて摩って。 それしかできない。 「……困らせたンならごめん、」 困らせる原因となったのは理解できる。 だから謝った。あなたは何もしていないのだから。 「そういう話……じゃないと、思う?……なんで、なんで? なんで、だろう、」 なんでこんな気持ちになるのか。わからない。 「なんでとかわかん、ない……理由がなきゃ、ダメなのか……?」 (-503) 2022/02/21(Mon) 0:09:15 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ音で感情の揺れが分かっても、馬鹿な自分には言われなきゃ分からない事が多すぎるから。何かあるなら言ってほしいな、とは思う。 それで困るのか。悲しむのかは。 言われてみなきゃ分からないけれど。 「…………そっか」 横に並んで座っているだろうから。嫌じゃないなら。 摩る手はそのままに、もう片方の手で自分の方へと寄せてしまおうか。 「……ン、大丈夫だから。アンタは悪くないよ。……ウーン、なんで、……どうしてだろうなー……俺もよくわかんない、けど」 「納得は……してるかなー……」 (-510) 2022/02/21(Mon) 0:47:32 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ男には聞き出し方が分からない。あなたが何を考え何を思うか分からない。だってあなたは言葉を隠すのが上手いから。 音だけ分かっても仕方がない。 あなたの葛藤の真の内容を知る事が叶わない。 それには少し……寂しさを感じているかもしれないけれど。 「…………、」 身体を預けられれば、大丈夫だと言わんばかりに背をポンポンと叩いて。寄り添う形で軽く頭を寄せようか。 「フッ……ッハハハ!! アッハハ、おもしろー……」 くすくす、からからと喉が鳴る。 あなたの言葉を聞いて。 どこまでも無邪気な音で男は笑っている。 結構面白かったらしい。 「逆になんでトチ狂ってるー……とか思うの?」 (-519) 2022/02/21(Mon) 1:13:48 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス>>168 ロベリア 音に混ざる囁きの揺れに首を傾げつつも。 ボタンを ぽちぽちぽちぽちぽちぽち! 「まだーーー……???」 ぽちぽちしていたが、ここではないどこかの音に反応して扉の方へと視線を向けて。それと同時、きっとストップと言われたタイミングでぽちをする手は止まったのだろう。 「……えっ、いや……これは流石にナシだろ」 泥中ドン引きボイス。 もうひとぽちりしてアンティーク調の音楽スタジオに変えました。位置はライブ時に覚えていたので。 「ロベリアー……アンタ多分だけど戦えないでしょ? 外出ないようにしとけー……なんかやってるぽい」 (+35) 2022/02/21(Mon) 1:40:06 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード/* バーナード〜〜〜〜〜〜〜えっ全然そんなつもり無かったんですけれどそんなにぶっ刺さってたんです!?!?!?ohフレディ!なんてこった!! こちらこそ情緒不安定Boyにお付き合いいただいてとてもとても感謝ですわよ!バーナードお兄ちゃん……おれ……のんびり楽しむよ……是非またお話しましょ! Love! (-529) 2022/02/21(Mon) 1:51:56 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ声に出しての笑いが終わった後も。 くすくす、からからと楽しそうに喉が鳴る。 あなたの葛藤は知れないままに。 「いや、おもしろくって…… ンーンン、たまにだと違う……ずっといて欲しー……」 身体はずっと傍に。 安心できて心地が良いから。 「つか……なんで自分のコトこんなん、とか言うの? さっきの言い方もなんかそんなカンジだった。から、そこがちょっと気になるんだけど俺」 自分を卑下するような発言に疑問を持った。 アンタの事をよく知らないから。わからないから。 考える時の癖、小さく左右に数回だけゆらりと揺れながら。 (-534) 2022/02/21(Mon) 2:19:23 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「こっから出れたら違うかもしんないじゃん?」 刑期がいつまでかは知らされていないが、あるかもしれない可能性をきっぱりと口にして。 未解決事件。データを見たあなたになら分かるだろうか。 男の は未だに見つかっていない。 「だからなんでそう思うんだよって話」 こちらも酷く完結に。 こんなんとか、いいもんじゃないとか、思わないから。 「あー……あー……? 多分ムリだと思うけど」 こちらはあなたの考える通り。興味が逸れることはないと自覚している故に、ああ言えばこう言う状態で手放さないよう寄り添っている訳だ。 男は噓が得意ではない。都合の悪い事は黙る癖があるのだ。 だから今まであなたに言った言葉にも、今の言葉にも。噓はない。 (-539) 2022/02/21(Mon) 2:57:54 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、まあね……いつ出れるかなー……」 寂しさが掠れた声になり空を揺らす。 未解決。それでも判決はほぼ有罪に傾いている。 いくら自分は何もしていないと主張したとしても。 どこからどう見てもこの男がやったとしか思えないと。 他人の証言と数少ない証拠がこの男を犯人とした。 世間が、他人が、この男をあの事件の犯人だと指差した。 それだけの話。 「今までが何かわかんないけど……そうじゃないだろ」 少なくとも男にとっては違う。 植え付けられた価値観など知らない。 こうやって外面が崩れたあなたを見ても答えは変わらない。 「なんでだろうなー……そう思っちゃうモンはしょうがないー、じゃあアンタ納得しなさそうだもんな……ンーン」 そしてちょっと困ってきた。気持ちを上手く言語化するだけの頭がない。なんなら自分でも自分の気持ちをよく理解できていないのだ。息を吐いて肩を落としつつ。 「別に……理解してくれって話じゃないよ。 ただ俺はアンタのことが好――――…… あ゛!? 」前言撤回です。いい加減に気付いたかも。 (-542) 2022/02/21(Mon) 3:43:38 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、ン」 憎悪の音。怒気の音。自分に向けられたものでないと理解できる。だから何も言わず少しだけ、少しだけあなたの方に身体を寄せた。 「…………、そっ、かあ」 そして、そう言われてしまえばもう自分が言える事はない。 他人にとっては違うとしても、自分にとっては当たり前だという障害が自分にもあるから、だから、 「 わーわーわー! 聞こえない聞こえない、なんも聞こえない!」 聞こえなかったとしても振動で分かるんだよなあ…… 咄嗟に出た照れ隠しです。顔も赤い。もう恒例だろうか。 「もーマジでやだ……俺……クソカッコ悪い……」 (-545) 2022/02/21(Mon) 4:33:02 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「…………、…………、」 押し込んだ怒りには言及はしない。気を遣わせてしまったのかな、とは思うが。 男は理解している。 事件の根底にある情報を黙秘していると。 男は自覚している。 それを言わなければ何も伝わらないと。 だからこそどうすれば良いのか分からず今も檻の中だ。 だって、喋ったら今度はアイツが―― 「ンン、伝わったンならー……それでいいけどー……」 納得させられないのは正直もどかしいところ。 自分の顔に向けて手を仰いで。どうもこの顔が赤くなる感覚は慣れなくてダメだ。ダサいし。 そうしてあなたの問いを聞けば首を傾げ。 「どうしたい……どうしたい? どうしたいって、なんだ……どうも、しなくない……?」 また少し困った顔をする。具体的な事を聞かれるといつもこうだ。 人としての知識も経験も足りていないのだ。 「逆に……アンタはどうして欲しいの?」 (-547) 2022/02/21(Mon) 5:17:17 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ「……? ンーン……言っとくけどアンタを物だとは一切思ってないし……必要とかどうとかはわかんないけどー…… 他人のもんになるくらいなら俺のもんになってくれ、とは……思う?」 以前、何となく抱いた感情を今更口にする。 首傾げ。あなたを物だとは思っちゃいないし思えないし、一丁前に独占欲はあるらしい。 これでもちゃんと考えて喋っているのだが、どうしてもガンガン素直ストレートになってしまう。許してください。 「あーまたそういうコト言うー……嫌なら嫌でいいけどー……でも多分俺、嫌だって言われても変わんないしー……」 Hey Maybe きっと俺はしつこい奴だぜ……って自覚があるのでその手の曲があるくらいだ。 今もこの状況で落ち着かないのであれば、それも音として伝わっているだろうか。 「そもそも、何も思いつかんって人のコト言えないじゃん」 ああ言えばこう言う。 (-549) 2022/02/21(Mon) 6:05:38 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス>>184 ロベリア 「……ンーン、そういうタイプね。 避け方とか身を守る方法がドシロートだったもンな」 実はわりと悪気のない言葉です。 この男は楽器がなくても戦えるよう体術の心得がある。 だからこそ、あなたの動きが戦える人のものでないと理解できた。 「近くないけど遠くもなくないか? まあ多分、ここにはこないしょ……」 独り言でも取り溢したりはしない。小さく返答しつつ。 壁際に寄っていくあなたを見つつ。 「…………、終わるまでなんか適当に歌ってるかあ」 別の揺れに集中して気を紛らわす作戦だ。 音楽スタジオだしね。マイクスタンドもあるでしょう。 気まぐれに、静かなメロディの曲を歌い出してしまおうか。 勿論、うるさいと言われたら静かにするつもり。 (+39) 2022/02/21(Mon) 6:26:17 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ安心しろと言われればくすくす、からからと喉が鳴る。 嫌がられてないとなんとなーく理解してきたので、ちょっと楽しくなってるかも。 「なんだよ、して欲しいことあったらしてやりたいなー………って思ったから聞いただけなんだけど!」 きっとこれも追撃になると気付いていない。 嫌でなくとも落ち着かないのが音として伝わっているから、きっと不安になったのだろう。好きな人に嫌なことはしたくない男である。 元気にキャンキャン喚きつつ。 「 あーーーっ! 逃げだ逃げ!!嫌じゃないンなら膝じゃなくて心音貸せ!! さっきもやってくれてただろー!?」 もっかい押し倒す勢いである。大丈夫か? なんにせよ素直なので寝ろと言われたら あなたと一緒に 寝るまでだが。 (-552) 2022/02/21(Mon) 6:48:17 |
![]() | 【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャジト目で見られても何も変わらない。 くすくす、からからと喉を鳴らして。 「わかったって、それでいいから、……な?」 やっぱり反応が面白いかも。目をきゅっと閉じた様子を見れば頭を二回、ぽんぽんと優しく軽く叩いて。 もちろん男は時間が勿体ないなど思わないし、あなたと一緒にいるのが自分のための行動でもあるのだ。 飲み込まなかったら新たな追撃が待っていただろう。 「ハイハイ、オヤスミオヤスミ。 ……俺が起きるまでちゃんと傍にいろよ?」 嫌がりも拒みもしないならさっきと同じ形で寝るまでだ。 隣に寝そべって。抱きしめて。心臓に顔を寄せて。 それでもこの男は寝付きが悪い方だ。努力はするが眠るまでに多少の時間はかかるだろう。 そして、あなたが眠りそうにないこともどこかで察している。 何で寝ないの、の問いはまた別の日にするとして。 無邪気におやすみの挨拶をして、今度こそ眠りに就くのだろう。 (-554) 2022/02/21(Mon) 7:20:22 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス>>185 ロベリア 「あー、その認識かなり危ないぜ? 守ってくれるヤツいないと死ぬって言ってるようなモン」 今だってこうしてゲーム外の戦闘が起こっているのだ。 身に危険が及ぶかもしれない時に誰も傍にいなかったら? 考えるとやっぱ心配になるなコイツ、という顔をした。 「ンーンン!」 そしてこれはアリガト!の返事。 マイクスタンドまで近付きてすてす。指をとんとん。 眠そうな音がするので控えめに静かに歌うだろう。 眠りを妨げない音に、揺れを修正しながら。 「 かつての日を潜る 扉の鍵はどこ 誰かの名を綴る 呼吸の歪さと かつての目を凌ぐ 窓辺の枠はどれ 静かに指差した あの子の印は――――……♪ 」 (+40) 2022/02/21(Mon) 7:46:21 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス「 反証を指差して 作られた絵画のように――――……♪ 」 そうして歌われるのは男の得意とするロックではなく。 どこまでも静かに響く聖歌のようなものだ。 掠れた声が柔らかく空を揺らす。 「 反証を指差して 奪われた賞賛のように 反証を指差して 捲られた空白のように――――……♪ 」 (+41) 2022/02/21(Mon) 7:53:47 |
衝撃波 ポルクスは、メモを貼った。 ![]() (c14) 2022/02/21(Mon) 19:08:51 |
ポルクスは、ビートを刻んだ。ぎりぎりちょこは、ぎりぎりちょこ。 (c15) 2022/02/21(Mon) 19:50:42 |
ポルクスは、ビーンズ刻まれつくられた Yeah! (c16) 2022/02/21(Mon) 19:55:06 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス「ヤハ! ぎりぎりちょこは、ぎりぎりちょこ! ビーンズ刻まれつくられた Yeah!」 ゲーム脱落したし結構吞気にビーンズビート刻んでいる男。 (+46) 2022/02/21(Mon) 20:08:56 |
ポルクスは、ロベリアに手を振った。またな! (c17) 2022/02/21(Mon) 20:12:49 |
ポルクスは、 知ってた (c18) 2022/02/21(Mon) 20:17:18 |
ポルクスは、片方グッジョブのままもう片方の手でスピカに手を振った。またな! (c19) 2022/02/21(Mon) 20:38:55 |
![]() | 【墓】 衝撃波 ポルクス「…………、」 話し合い通りに行けば、今日はアイツが選ばれるんかなーとか考えつつ。 何か飲み物でも取りに行くか……ココアdrink! (+48) 2022/02/21(Mon) 20:43:16 |
ポルクスは、あったかいやつ飲む! (c20) 2022/02/21(Mon) 20:44:07 |
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