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【人】 三橋 夕凪三橋、夕凪。 子どものころ、よく公園で遊んだ記憶が あるんだけど、忘れちゃうよね。 ─── リクちゃんなら、めっちゃ久しぶり。 元気だった? [そう笑って、彼女に一歩、 近づこうと足を踏み出した、 その時。] (4) 2021/02/02(Tue) 10:32:06 |
【人】 三橋 夕凪[いきなりどう、と吹き付けた突風に、 足を取られてたたらを踏んだ。 生暖かい風が頸を撫でて、襟足の髪を弄ぶ。 顔を上げれば、ぞくり、と背中をなにかが伝った。 踏みしめたはずの足元の橋が、硬くなくて。 ぬかるみに踏み込んだように、 ぬるりと沈み込む右足。 え、と彷徨わせた視線の先、 ゆっくりと色を失っていく世界。 幼い頃と同じ、綺麗な菫色が、 ぐんにゃりと歪んで。] ───、 リクちゃん、 [咄嗟に手を伸ばして、 呼んだつもりの声は、 きちんと言葉になっていたのだろうか。]** (5) 2021/02/02(Tue) 10:35:05 |
【人】 三橋 夕凪[右の頬が冷たいなぁ、と感じた。 埃と砂の混じったような匂いが ふわ、と風に乗って鼻を擽る。 すん、と鼻を鳴らせば、どこか懐かしいような そんな気がして、ゆっくりと瞼を持ち上げた。 震える睫毛の影が見えるように ぼんやりとした意識と、視界。 一度ぎゅっと目を瞑って、ぱっと開ける。] ────── え、 [視線が随分低いことに気付いて、 そこでようやく床に倒れこんでいたのだと知る。] (30) 2021/02/02(Tue) 15:46:12 |
【人】 三橋 夕凪待って、え、なにここ [がば、と身体を起こしたら、 がごん、と音がして、頭に鈍痛が走る。] ─── い゛っ、たぁぁぁ! [何かにぶつけたのはわかって、 片手で頭を摩りながら這うように少し移動すれば、] 机……? [きっちりと並べられたいくつもの机と 椅子が目に入る。 自分がいたところだけ机がななめにずれていて、 ああこの下に倒れていて、身体起こしたときに 頭ぶつけたんだな、と妙に冷静に判断した。] (31) 2021/02/02(Tue) 15:47:52 |
【人】 三橋 夕凪[恐る恐る、ゆっくり周りを見渡せば、 前には黒板。 教卓があって、それを見つめるように 机と椅子が並ぶ。 後ろには掃除用具を入れか細長い扉、 その隣からは正方形が縦に二段、 端まで規則正しく並ぶ生徒用ロッカー。 日に焼けて、元の色が分からなくなった カーテンが微かに揺れる。 ぽつんと、白い雑巾が落ちていた。] (32) 2021/02/02(Tue) 15:48:54 |
【人】 三橋 夕凪教室、 だよね…… [何がなんだかわからない。 さっきまで、橋の上にいて、 ものすごく久しぶりの幼い頃の友人と会って、 そもそも図書館に、行こうとしてて、 そこまで思い返してはっ、と視線を 慌ただしく散らせば、持っていたトートバッグが 佇むように落ちている。 ばばば、と引き寄せて中身を確認すればそこには 確かに、延滞が決まってしまった本が 行儀良く並んでいた。 ] (33) 2021/02/02(Tue) 15:50:13 |
【人】 三橋 夕凪[財布、スマホ。 化粧品のポーチ。 ざっぱにまとめて突っ込んだバッグインバッグも そのまま、ある。 そっと、スマホを取り出して見れば、] ─── 圏外ぃ…… [肩を落として呟いて、またバッグに突っ込んだ。] マジでどうなってんの…… ここどこ? [お気に入りの、黒いニットのロングタイトスカートが 埃で白く汚れているのが見えて ぱん、ぱん、と払う。 ラベンダーのオフショルニットもついでに少し整えて、 とりあえず、ここから出なくちゃ、と バッグを肩に出入り口へと足を向ける。 ブーツの踵がこつ、と音を立てて、 床板がぎぃ、と微かに軋んだ。 ]** (34) 2021/02/02(Tue) 15:51:45 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 (a4) 2021/02/02(Tue) 16:00:22 |
【独】 三橋 夕凪/* 書きたいことを書きたいように書く と言う事は一人で書くにはいいんだけど 誰かの目に触れる以上、読みやすさ、理解をしてもらう努力、とかは絶対に必要だと思ってて それはずっと忘れずにやっていきたい(唐突な意思表示) (-12) 2021/02/02(Tue) 17:55:57 |
【独】 三橋 夕凪/* 描写うるさいです?わたし なべちゃが前村で褒めてくれたんだけど、 色付けする っていうのが、私は好きなのかも。 教えてくれてありがとうの気持ち (-14) 2021/02/02(Tue) 17:58:31 |
【人】 三橋 夕凪[男の人の声なのはわかったので、 返事をすることに一瞬躊躇したのだけれど。 それは良く通る、低い声。 なんとはなしに耳に心地良い、 透明な、穏やかさ。] ─── はい、あの、私ここにいます。 この部屋には、私以外誰も居ません。 [思い切ってそう告げて、ぎゅ、と奥歯を噛み締めて。 その声のする方を見やった。] そちらに、出てもいいですか? 貴方は、誰ですか? ここはどこ? [問いかけながら、ゆっくりと、歩き出そうと。 小刻みに震える足には、気づかないふりをした。]* (72) 2021/02/02(Tue) 21:50:52 |
【人】 三橋 夕凪[このまま探索を進めるのなら、ぜひ一緒にと こちらから頼んで着いていく。] ここ、学校だよね? でも、長い間誰にも使われてなさそう。 さっき、倒れてた時めっちゃスカート汚れたもん。 [ほら、と少しスカートの裾をつまんでリクに見せる。 お気に入りなのに、とわざと顔を顰めて笑った。] なんでか机の下に倒れててさ、 身体起こした時頭思いっきりぶつけちゃった。 [薄暗く見える廊下を進む、その重たい空気を 振り払うように、くすくすと笑ってみせた。] (97) 2021/02/03(Wed) 8:26:12 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 (a17) 2021/02/03(Wed) 10:09:34 |
【人】 三橋 夕凪[店員さんがちゃんといて、けれど 話しかけた言葉に応答は無い。>>115 眉根を寄せて三人で顔を見合わせて、 それでも品物を持って行っていいのだと分かれば パンと、飲み物をいくつかレジに差し出して、 財布の中から1000円札を一枚出して、 そっとレジに置いた。 ちょっと躊躇いながらもパンを口にする リクちゃん>>116を横目に、自分も同じものを 小さくちぎって口に放り込む。 咀嚼して、無理矢理胃に送り込めば、 普段食べているものとなんら変わりなく、 あまく柔らかな感触が口腔内に広がって、 ふう、と吐いた息で鼻から抜けた。] (122) 2021/02/03(Wed) 15:04:57 |
【人】 三橋 夕凪スタンレーさん、は、そういえば、 ご出身、というか…… 私たちは、日本、という国にいたんですけど。 [そんなことを話しながら。 だんだんと頭の中で、ひとつの仮説が まとまりつつあって。 馬鹿馬鹿しくて、常軌を逸していて、 普段なら口にさえしないような。] リクちゃん、スタンレーさん。 あの、笑ってもいいんだけど。 これ、これって、もしかして、 異世界、転生、とかいうやつ、 ─── じゃない、よねぇ……? [言ってしまってから上目に二人の表情を伺う。 いい年して何を言ってるんだ、とは自分でも 思うんだけれど、どうにもそこから思考が 離れてくれないから。] (123) 2021/02/03(Wed) 15:08:28 |
【人】 三橋 夕凪[見たことのないラベルのペットボトルの キャップを回す。 ぱきゃ、という音はいつもとなにも変わらなくて、 一口、ぐいと呑んだ。 ─── ちゃんと水だった。] 一度、学校に戻ってみたほうがいいかも しれないと思うんだけど、どう? 少なくとも、屋根と壁はあるし。 [それに、と言いかけて口を噤んで、 ちょっと悩んだあと、思い切って言葉を続ける。] だいたいのRPGゲームも、 異世界転生系物語も、 出発地点にヒントがある気がする。** (124) 2021/02/03(Wed) 15:10:16 |
(a27) 2021/02/03(Wed) 21:53:28 |
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