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【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[舎弟らには、気づかれてはいけない。 絶対にだ。 だから、] この際だから、忘れとけ… 俺とお前の立場なんざ… [まぁ、こんなモノを背中に背負っている俺だ、青年には見ないフリも難しいだろう、とは思う。 そこは知らん、自分でどうにかしろ、という気持ち。] 俺だって、想像出来ねぇ…つぅか… [………したくねぇな…うん…… 思うがぼやきの後半は口には出さず。 本気の反撃なんて、する気は無い。 カタギには手を出すな 親爺の絶対の教えだ。 若頭たる者がそうそう破って良いようなモンではない。 マル暴だろうが悪食坊主だろうが、カタギはカタギだ。 ………多分。 ] (-0) 2020/02/06(Thu) 0:03:29 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[意外そうな問いかけに、目元を覆っていた掌を額に滑らせて。 なんとも言えない視線を向ける。 良いも悪いも。とか。 いきなり挿れるわけに…とか。] …思い出になんか、しねぇよ。 可愛いワンちゃんに噛まれたとでも思って、 忘れるさ。 [口角を歪めるようにして笑って見せる。 これからされる行為で、快感なんてモノを拾う気はないのだから。 絶対にだ。 させる気のない逆襲をちらつかせ、重なる唇を、唇で撫で返す。 息子の涙を見せつけてくるのを眺め、くっと喉奥で笑った。 胸元に顔を寄せ、舌先で悪戯してくるのがなんだか擽ったくて、嗚呼これも悪い癖なんだが。] 赤ん坊みてぇだな? [くつりと笑うと、胸元で揺れる頭、後頭部の髪を掻き回すように撫でてやり。*] (-1) 2020/02/06(Thu) 0:04:00 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[甘えてくる相手は無条件で甘やかしてしまう。 それは慣れでもあり、本質でもあった。 だから、甘やかすなり、甘えてくれればそれはそれで丸く収まる、のだが。] 可愛くねーガキだな! [確かにそんな風に盛る赤ん坊がいてたまるか、って話ではあるのだが! それと同じく、開発なんぞされてたまるか、とは言わずとも思う。] ……はぁーーーー、 [それでもヤらねばならぬことがある。 準備、の言葉に深い深いため息ひとつ。 伸ばされた指先が無遠慮にも突いてくる場所は、生まれてこの方そういう意図で何かを触れさせたことなどたい場所なのだから、反射的にぞわりと首筋の後ろあたりが総毛立つようで。 しばしの逡巡の後、背を向けるようにごろりと半分転がって横になった。] ん。 [短く、促すような声をひとつ。 何が辛うじてマシかを検討した結果のことだが。 けれど、直後後悔することになった。] (-80) 2020/02/06(Thu) 23:01:07 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 ひっ…… [ぬるりとした指先が触れた瞬間、びくりと肩を跳ねさせる。 それから半ば振り返って、その指先の主である青年を睨みつけた。] バカヤロー、 いきなり触るやつが……… [あるか、と言いかけた口が、そのまま固まる。 ほんとうに、ゔぁーじんなんですね。 きれいなかたち、してる。 数瞬かけて、言われた言葉を反芻する。 反芻、する。 ぐわ、と頬が赤く染まる。 それは、羞恥に似た怒りだ。] 余計なこと考えんなっつったろーが! 貸せ、自分でやる。 [怒りの原因は自分でも定かでないまま、青年の手にしたローションのボトルを引ったくって、雑に自分の手指を濡らした。 青年に背を向けたように横になったまま、指先でその場所の位置を測る。 躊躇ったのは、一瞬のことで、一呼吸後にはローション濡れにした指先を、ずぬりと己の秘所に突き立てた。] (-81) 2020/02/06(Thu) 23:01:43 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 っぅ…… [こんな行為、早く終わらせてしまえと、急く気持ちが指先の動きも性急なものにする。 ぐにぐにと、力任せに蠢かせ、奥へ奥へと暴く。 ] ん…ふ…… [その様子が、背を向けたことで青年に丸見えであることにまでは、思い至らない。 そんなことを考える余裕がなかった。 他人の穴なら丁寧に時間をかけて解してやるのだが、どうせ自分の尻だと思えばやり方も雑になる。 内臓を撫でられるような感触にぞわぞわするが、自身の指であるだけ、動きの予測がつくだけまだいい。 そう思いつつ、2本めを足そうとするが。] はっ…はっ… [一本でも存外キツいものがあり、ベッドに身を預け、暫し休息を取る。 まだまだ、先は長いのに。*] (-82) 2020/02/06(Thu) 23:02:25 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 …さわんな、 [触れてくる掌が、厭わしいと言うほどではないが、うまくいなす余裕もなくて。 つい、きつめの音になってこぼれ落ちた言葉は、代わりにその手を振り払う。 けれど、その方向性がズレているとは言え、この青年は恐らく俺を抱く一点については誠実だろうとも思うのだ。 傷をつけるなという一方的な約束も、本気で守るつもりでいる。 それに、はっきり言って悔しいことに。] 初モノの扱いはお前の方が上なんだろうな… [その初モノが、己であることは一旦脇に置いておくとして。 初モノ嫌いというわけではない。 ]…余計なこと、考えんなっつってんだろ… 気持ち良くなんて、必要ねぇ。 [悪態つきながら、それでも最終的には促す手に従って、指を抜く。 ぞわぞわとした感覚に、抑えた声がひとつ、ん、と転がり落ちた。 それを宥めるためか、頭を撫でてくる気配。 女扱いすんじゃねぇ、と言いかけた言葉は、しばらく前にされた、ゲイだとのカミングアウトを思い出されれば形なす前に霧散した。] (-143) 2020/02/07(Fri) 19:02:31 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[撫でられるを甘受していれば、青年は何を思ったか。 労わろうという気配は伝わってくるのだ。 これが、己の欲れのままに暴こうとする態度なら、こんな大人しく抱かれてやったかは怪しい。 やりにくいと言えば、やりにくい。 甘やかすのには慣れているが、逆はからきしだ。 そんなものは、30年も前に置き忘れたような話、すっかり忘れてしまった。] …は……んん、 [他人の指先に、己の胎内を暴かれるような感覚は、恐怖とも嫌悪ともつかぬ何かとなって己を苛んでくる。 ぞわぞわとした感覚を逃すように、吐息をこぼしてはその音が耳障りで、目の前の枕に顔を埋めた。 気持ち悪い、違和感ばかりを感じていたうちは良かった。 ただ、耐えれば良いならそれは慣れた感覚だ。] 痛く…ねぇ、 [くぐもった声で、返した言葉は聞こえたか。 嗚呼。 殊更に丁寧に開かれている。 これなら確かに、傷はつかないだろう。 傷を残すななんて約束をしたのは、生娘みたいな思考ではない。 俺の体に傷ができただけで、腹を切りかねない連中がいるからだ。 ] (-144) 2020/02/07(Fri) 19:03:03 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 ん、んぅ、…… [それでも、いっそ痛い方がマシだったんじゃないかと思い始めたのは。 胎内を蠢く指に慣れ始め、その質量を増やされて。 違和感以外の何か、が…、] 、ふ……ッぅ、 [ぞくりと駆け抜けた電流を抑え込むように、腹に力を込めれば挿しこまれた指もきゅうとしめつけてしまう。 顔を埋めた枕を噛む。 気づかれたくない、悟られたくない。 まだ、“それ”に、名をつけたくなかった。 まだ。 びくりと跳ねかけた身体を無理やり抑え込むように、背を丸める。 爪先が急と丸くなり、ほんの少しだけシーツを乱すようにもがいた。 酷く、触れられたくない一点があった。 指先がそこを掠めることを繰り返すたび、焦燥感は募る。 “それ”が何だか、俺は知っていた。 だから、言い訳を探すように、何かから逃げるように、片手を己の分身に伸ばす。**] (-146) 2020/02/07(Fri) 19:03:36 |
【独】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗本当に、初モノについては経験値は恐らく向こうのほうが、上なのだ。 何故ならこちらのしてきたセックスは、その殆どが所謂“お清め”かその延長で、初めては兄貴に、と言ってきたやつはさほど多くないのだから。 己にとってのセックスとは、コミュニケーション手段の一つであり、人肌を乞う彼らへの、慈悲だった。 (-178) 2020/02/07(Fri) 23:55:06 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 、ふ……ふ、ぅ [触れたそこは、熱を持って、濡れていた。 くちゅ、と粘度の高い音がして、慣れた快感に安堵する。 気持ち良いのは当たり前。 男なのだから。 ちゅく、ちゅこ。 控えめに、擦り上げる。 腰が時折揺れるのは、そのせいだと。 誰に言い訳しているのだろう。] ぁ、あ゛…ッ [強く抉られ、体の中心が、ビリビリと痺れるように錯覚する。 ただ、己の(多分平均よりはデカい)イチモツを握りしめるようにして、びくりと腰を跳ねさせる。 喘ぎを飲み込ませた枕の隙間から、ふーっと荒い息が漏れ出す。] (-180) 2020/02/07(Fri) 23:55:30 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[中を広げられると同時、重ねられた手が、一度止まっていた自身への刺激を促す。] あ、あ゛、あ゛っ ま…待て、動かす、な…ァっ [びくびくと震えながら、切れ切れに零す訴えは、中々形をなさず。 程なくして、強制的に叩き上げられたような心持ちと共に、絶頂に押し上げられ、精を放つ。] ッ……っ、 声を上げるのが苦手で、飲み込みながら、ぐっと、背を丸めて跳ねる体から弾ける快感をいなす。 前を使ってイったから、若干思考はクリアーだ。 それでも。] は… ぁ……あ゛…───、 …くそっ…たれ… [ついた悪態は、予想以上に力なく。 けれど、馬鹿になるにはまだ、今ひとつ足りないのだ。*] (-183) 2020/02/07(Fri) 23:56:12 |
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