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【赤】 無敵の リヴィオ「………考えても無駄だな」 会いに行かなくてはならない。 彼が今どうしているか、この目で見て、知りたかった。 出来ることなら、傷付いていて欲しくはないが。 そう思うならもっと、ちゃんと、会いに行くべきだった。 リヴィオ・アリオストは嘘つきだが、 けれど君を想う心は嘘じゃなかったんだ。 「………あー、ニコやルチに会いに行くのはやめておこう。 今顔を見たらみっともなく崩れ落ちそうだ」 こちらは流石に嘘だが、全くの嘘とも言いきれない。 先に入ったニコの様子は気になるが……止めよう。 気にならない。変に怪我をしていたら逃げ出したくなる。 何なら想像だけで嫌になってきた。止めておこう。 「……言っている場合じゃないな。そろそろ行こうか」 時間もそう多くはない。 彼女のお迎えを思うとゆっくりしてはいられないんだ。 玄関付近にスーツの上着を置いて、 男はその日の午後、 足を運ぶことが出来なかった収容所へと向かう。 そうして夕方、彼女が仕事を終える頃────。 (*4) 2023/09/24(Sun) 8:35:36 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 暗雲の陰に ニーノ5日目の午後、君を訪れて一人の男がやってきた。 その面は記憶喪失でもなければきっと、 まだ君の記憶に残っている……と信じたい。 今まで仕事のせいだと言い訳をして、 ここに来るのは避けていたんだが。 「…………やぁ、ニーノ」 いつも通り、とするには多少元気がない。 無敵を撤回した方がいいのかもしれない、早々に。 まぁそれはともかく、軽く様子を見ておきたかった。 どんな表情を向けられるとしても、 君に会っておきたかった。 この先のために。 (-126) 2023/09/24(Sun) 9:35:45 |
【人】 無敵の リヴィオ>>13 >>14 ダニエラ 『銀のヘアピン』を壊さずにいた理由は 単に壊したところで怪しまれるだろうという点と、 君に疑われるのならそれもいいかと考えてしまったから。 流石にルチアーノとのやり取りの際には上着を脱ぎ、 ベンチへと放り投げて会話の一部を隠していたが、 それ以外は敢えてずっとポケットの中に仕舞いこんでいた。 君がこれを贈り物とせずにいてくれたことが、 男にとって何よりの救いなんだろうと思う。 男は今まで何かを受け取る側にはなれなかったからこそ。 言い訳がないことに安堵したのか。あるいは胸を痛めたのか。 どちらとも言えるし、どちらとも言えない表情を浮かべて、 少し伏せた視線は、また君へと戻されていく。 「……はは、残念がってくれるのかい? それは嬉しいものだね、惜しまれるとは思わなかった」 こんな男だが、何故か慕ってくれる後輩は居た。 嘘ばかりで、嘘の自分を慕われることが苦しかったが、 彼らとの日常は、とても楽しい日々だった。 それは確かに、嘘じゃない。心からの本音だ。 #specchio ▼ (15) 2023/09/24(Sun) 9:48:24 |
リヴィオは、リヴィオ・アリオストは嘘吐きだ。 (a12) 2023/09/24(Sun) 9:49:24 |
リヴィオは、別に、無敵なんかじゃあない。 (a13) 2023/09/24(Sun) 9:49:46 |
【人】 リヴィオ>>13 >>14 >>15 ダニエラ 「どうして欲しい、か……そうだね」 考えるような素振りを見せるが、答えは既に決めている。 任されたから為すのではなく、それは男が決めた答えだ。 わざとらしい笑顔に切り替え、一呼吸置いてから。 「一緒に自首しよう、ダニエラ君」 「その一度きりのデートでは満足とは言えないだろうから、 全てが終わったその先で犬カフェにいこう」 未来はいらない。ここで破滅してしまいたい。 そう考えていた過去を思えば、 未来の話をする男はきっと、少しは前を向いている。 お節介で、お人好しで、物好きなやつらのおかげで。 それにきっと、終わることを許してくれないんだ。 仲間の一人を思い浮かべて、思わずため息が出そうになった。 「……そういうのは、駄目かな?」 わざとらしい笑顔は外して、何処か伺うように、 やっぱり弱々しさのある表情で君を見る。 傍から見れば君に振られた失恋男って感じだ。 まだ振られてはいない。色気のない口説き文句ではあるが。 #specchio (16) 2023/09/24(Sun) 9:50:56 |
リヴィオは、ただのひとりの人間だ。 (a14) 2023/09/24(Sun) 9:52:02 |
【秘】 リヴィオ → 花浅葱 エルヴィーノ「はは、嬉しいことを言ってくれるね。 …それなら、そういうことにしておこうか」 反射的に否定しかけた言葉は飲み込んだ。 嘘ばかりの男ではあったが、 そういう部分は確かに自分が残していたものなのだろう。 だからそんな自分を、少しだけ肯定する。 「了解、寝る前までには必ず目を通しておくよ」 頭を下げる君に任せてくれと、もう一度告げて頷いた。 本当はきっと自分が何者であるかを、 君に伝えるべきなんだろう。 ただ今それをすれば、自分はきっと崩れ落ちてしまう。 まずはすべきことを必ず成し遂げてからだ。 「それじゃあ、明日……頑張ろう、エル。 きっと君ならやり遂げられるさ」 君に出来ないはずがない。 その期待や信頼は本物で、同時に願いでもあった。 早くこの法に終わりが来るように。 そのためにも執行役はさっさと退場するべきだ。 俺も、彼女も……表舞台はまともで有能な人間に任せよう。 言い終えれば「また明日」と明日の約束をし、 君の前から立ち去ろうとする。 次に会うのはきっと、全てを終えたその先だ。 (-138) 2023/09/24(Sun) 11:09:24 |
【人】 リヴィオ>>17 >>18 >>19 ダニエラ こんな口説き文句だけじゃ、 君はきっと落ちてくれないだろうとは考えた。 自分の裏は隠し、『証拠』を突きつけ笑って、 君だけを責めてしまうことは簡単だったが……。 だけどそれが出来なかったからこそ、 まずは真っ直ぐな言葉で伝えるしかなかったんだ。 その後にどうするかなんて、その時考えるしかない。 お姫様抱っこでもして警察署に向かうのも悪くはないけどね。 そうじゃないと、彼の呆れ顔を見ることになってしまう。 まぁ、辿り着く前にお巡りさんへ通報されかねないが。 「……俺個人ではなく、 頼み でもなければ、俺は多分君を見逃してしまっていたんだろう」 誰でも良かった。でも、誰でもいい訳じゃなかった。 知っている人間も、知らない人間も。 誰も彼も、無実の人間はあの狭い場所に行くべきじゃない。 本当はずっと分かっているし、 選ばないってのは責任逃れに過ぎない。 狡い人間なんだ、本当は。 #specchio ▼ (20) 2023/09/24(Sun) 12:34:12 |
【人】 リヴィオ>>17 >>18 >>19 >>20 ダニエラ まぁだから、君が見逃して欲しいと口にするなら、 それもいいかと代わりに俺も見逃してくれと笑って、 きっとその後は自己嫌悪に陥っていたんだろう。 そんな過去も未来も、なかった訳だが。 「…だから、すまないね。見逃されることを諦めてくれ。 君を休ませてやりたいと言った 彼 のためにもね」誰が言ったかまで教える必要はないだろうが、 ヒントくらいはいいだろう。 あとはその当人が後で問い質されればいい。 座る場所はどうにも心地がいいとはいえなさそうだが、 仕事を休むって意味でも悪くはない。 しかしもしも彼女に何かをする輩がいるなら、 俺が殴っても許されるだろう。 彼女に何かを思う人間だった場合は? …どうしようか、特に何も考えていない。 出来ることならそうならなければいいと願うだけ。 代わりに俺を殴る案でどうにかならないだろうか。 別にマゾヒストじゃないが。 #specchio ▼ (21) 2023/09/24(Sun) 12:35:48 |
【人】 リヴィオ>>17 >>18 >>19 >>20 >>21 ダニエラ 問いに誤魔化すことなく頷いて。 「あぁ、そうだよ。 俺達 は俺が最後のひとりだ。だからね、君がこれ以上に頑張る必要はないんだ。 安心していいよ、俺は嘘吐きだが──そういう嘘は吐かない」 自分さえ食い殺したかった凶狼の一匹は笑う。 こんなにも綺麗にひとりになるとは思わなかったな。 最後が俺ってのもどうなんだって話だけどね。 「という訳でだ、ダニエラ君。 『この街の執行役が全員いなくなれば平和だと思わないか』」 だってさ、これも君を座らせたいやつの言葉。 表舞台は残る人間に任せよう。幸い、そこに宛はある。 というか、黙って隠していたからでもあるが、 【A.C.A】のひとりに協力を頼む有能なやつがいるんだ。 それだけじゃなくて、流石にやり過ぎなこの状態じゃ あの目がない代理様も残り僅かの天下になるだろう。 そうなって欲しいからそう願っておく。 #specchio (22) 2023/09/24(Sun) 12:36:56 |
【秘】 リヴィオ → 暗雲の陰に ニーノ君の瞳を見た時、痛んだ心は事実なんだろう。 正直自分がそう思えることに驚いたし、 でもそんなことを考えている暇はなかった。 自分のことは後でいい。限られた時間を有効に使え。 こちらへ来てくれる君に、柔く微笑んだ。 それと同時に、君 へと 手が届かないよう一歩足を下げる。「取調べ……はしないよ。する必要がないからね。 だから面会ってやつだ、こんにちは」 元気そうには見えないからお決まりの言葉は言わない。 痛々しい右手をちゃんと治療してやれと言いたかったが、 下手に騒いでこの後に動けなくなるのは 避けなければならなかった。 「…………きっともう時期 晴れるよ 、ニーノ。だからその時は、君がまた笑えるといいな」 直接的な言葉を伝えるには、場所が悪い。 あまりにも突拍子なく天気の話をするように見えるが、 まぁつまり、全部終わってここから出られるはずだと、 そうあって欲しいから、そう口にする。 何の確証もない……って訳じゃあない。 エルヴィーノが頑張っているんだ。 きっと、上手くいくだろう。男はそれを信じている。 あとはさすがにこの現状、放置するにはかなり宜しくない。 (-153) 2023/09/24(Sun) 13:20:01 |
【人】 リヴィオ>>23 >>24 >>25 ダニエラ 君はやっぱりどこか、自分によく似ていると思った。 どんな理由であれ【A.C.A】に所属していたんだ。 地獄にひとりで落ちてしまえばいい、落ちてしまいたい。 そう思う心はまだ、ずっと、胸の内にあるまま。 だと言うのに、お迎えがなかなか来ないから こんなに留守番して、ここまで残ってしまった。 まぁ最後じゃなきゃ、未来の話はきっとなかった。 誰かとの未来に笑う自分が、許せなかったから。 別に、今も許せているわけじゃあないが──。 あの物好き達の顔を思い浮かべてまたため息が零れかけた。 多分、惜しいと口にしたのが自分の敗因だった。 案外、責められるよりも責められない方が苦しむらしい。 暫くはそこに身を下ろして、生きていこうと思う。 勿論、石や罵詈雑言も歓迎しているよ。 マゾヒストじゃないけどね。 #specchio ▼ (28) 2023/09/24(Sun) 20:18:57 |
【人】 リヴィオ>>23 >>24 >>25 >>28 ダニエラ 「…あぁ、最後だよ。本当の、本当にね」 繰り返すのは、嘘じゃないよともう一度伝えたくて。 君の本当の心までは理解出来ないが、 そのひとつの事実に、男はひとつ安堵する。 もしもまだ心配なら二人の名を伝えようかとも考えたが、 問題なさそうなので浮かべた顔に頭を振ってかき消した。 「………ありがとう」 こんな色気のない口説き文句で、 落とせるとは考えていないし思いもしない。 それでも、真っ直ぐに伝えることが今出来る全てだったから、 君が誘いに乗ってくれたその事実にまた安堵して、 強ばっていた肩の力を抜いた。 ──瞬間、意識が一瞬点滅する。 まだ全てが終わった訳ではないというのに、 どうやら力を抜きすぎたらしい。 再び君の様子を確認すれば、既に君は立ち上がって。 #specchio ▼ (29) 2023/09/24(Sun) 20:19:55 |
【人】 リヴィオ>>23 >>24 >>25 >>28 >>29 ダニエラ …まずい。意識が飛んでも何を言いたいかは大体分かる。 「…………はは」 分かるのだが、まずは笑って誤魔化そうとする。 誤魔化す必要はないが、感じた圧から逃げたくなったせいで。 体を逸らして少しだけ距離を取り、悪足掻きをする。 「……いや、えっと。あー………はい、そうだね。 それについては、うん……俺も諦めるとするよ………」 そのまま少しだけ悪足掻きを続けようとするが、 流石に君が諦めたのに、諦めないのはどうかと思った。 病院に行ったら長めに拘束されそうだが──。 「…病院へのデートも付き合ってくれるかい?」 仕方がない。医者に怒られるよりも君の方が恐いんだ。 デートの前にデートに誘って、 君の時間を長めに頂戴するとしよう。 熱の本当の理由を向かう途中で明かそうか。 出来れば、怒らないでいてくれると助かるよ。 …あぁ、そうだ。語るついでに言いたいことがもうひとつあった。 多分、辿り着くまでに時間はまだあるだろうから。 #specchio (30) 2023/09/24(Sun) 20:20:49 |
【秘】 リヴィオ → 暗雲の陰に ニーノ怯えさせたい訳じゃない。 だから、何もしないよと一歩の線引き。 いつもならもっと、違う形を取っていたけど。 "いつも通り"はもうやめだ。 本当は憧れられるような存在ではないんだって、 知られてしまっても、もうそこを曲げるつもりはない。 伝えた天気の話、ちゃんと理解してくれたようだから 本当はもうこれで、立ち去るべきなんだろうが。 もう少しだけ、君の顔を見ていたい気分だった。 だから、君との会話はもう少しだけ続いていく。 その場から動こうとしないまま、 名を呼ばれて「なんだい?」と柔く問いかける。 怖がらせたい訳じゃ、ないんだ。 そうして問われた内容に、 普段は見せたことのない驚きを隠さない表情で君を見つめる。 そこにはきっと、動揺も含まれていた。 だって俺は、【A.C.A】のひとりだ。 …でも、 俺の本音で君に伝えても構わないだろうか。【A.C.A】なんて関係ない、本当の俺で。 緩く左手を握りしめ、一呼吸の後口を開いた。 「………あぁ、勿論」 「君と話す時間はいつだって、楽しいものだったからね。 次も、楽しみにならないわけがないだろう」 (-237) 2023/09/24(Sun) 22:40:04 |
【秘】 リヴィオ → マスター エリカ5日目の午後、夕方より前。 目が回りそうなほどの忙しさに揉まれて、 なかなかここにする時間もなく今になってしまった。 ただ、今日は酒を飲みに来た訳じゃない。 もう少し頑張るためにも少しだけ腹に何か。 良さげなものをおさめておこうかと思って……。 出来ればこんな状態でも摂取しやすいものを。 (-253) 2023/09/24(Sun) 23:25:52 |
【置】 リヴィオダニエラとの病院での診察の後、 男もまた出頭し己の罪を告白する。 様子の可笑しい人間で、職務態度も良いとは言えないが、 渡された仕事をきっちり熟す点においては知る人ぞ知る。 勿論、仕事を遣り遂げるのは当たり前のことではあるが、 その速度は人並み以上のものであった。 さて、そんな男の罪は何かと言うと、 マフィアからの押収品である銃の所持だ 。どうやら押収品として保管される前のものを 持ち出したらしいが……直接的に行ったのは、 同部署に所属する警部補の一人だと語っている。 実際、やり取りの証拠となる音声が録音された ボイスレコーダーを所持していたことや、 リヴィオ・アリオストによる証言から その警部補へも詳しい事情を確認する運びとなったらしい。 そうして肝心のリヴィオ・アリオストもまた、 詳しい事情の確認が必要となるため、 ダニエラ・エーコと共に檻の中での待機を命じられていた。 (L5) 2023/09/25(Mon) 2:36:15 公開: 2023/09/25(Mon) 2:40:00 |
【置】 リヴィオ檻の中での男は横になり、動く様子がない。 一見そのまま死んでしまったのではないか、 そう思うほどに微動だにしなかった。 しかしそれもそのはず。 限界を超えた体はすべきことを成し遂げたことで、 電池切れのロボットのようにスイッチオフ状態。 出来ればそのまま起こさないで欲しいと 意識を落とす前に考えはしたものの、 そう上手くいくはずもないと理解していた。 せめてそうなるまでは休息していたい。 それが今の男の願いだ。 何かあった時の世話は 彼 に任せた。約束通り会いに来たんだ。 それくらいのことは任せて許されるだろう。 増えた仕事の見返りってやつだ。 #収容所 (L6) 2023/09/25(Mon) 2:38:21 公開: 2023/09/25(Mon) 2:45:00 |
【秘】 リヴィオ → マスター エリカあぁ、まるでここに来ることを理解されていたようだ。 プレートに書かれた文字を暫く眺め、 一呼吸の後扉に手を伸ばしドアベルを鳴らす。 「……やぁ、マスター。ひとつ──…」 食べやすいものをいただけるかな。 言葉にする前に、既にテーブルには食事が用意されている。 あぁほらやっぱり、理解されていたようだ。 ホワイトシチューの優しい香りが漂う中、 やはり食欲をそそられる……とは今の体調では言えないが、 それでも、自然と足はテーブルへと向かう。 「……ありがとう、とても美味そうだ」 ここの料理はいつだって美味いと知っている。 酒を飲むだけもいいが、絶品料理を味わうのもひとつの楽しみ。 用意された席へと腰掛け、男は君に翠眼を向けた。 「……いただきます」 (-323) 2023/09/25(Mon) 12:07:57 |
【秘】 リヴィオ → 幕の中で イレネオ/* 拷問売りの少女様Ciao!夏に瓶ラムネ、そして最後の狂犬です。 拷問販売ありがとうございます。よろしくお願いします。 @イレネオさんの状況ついて 凡そそういった事情をお察ししておりましたので問題ございません。 ご丁寧に回答ありがとうございます。 A聞き出してほしい情報について 聞き出して欲しい情報とは少し異なりますが、マフィアから押収した銃の所持についてボイスレコーダーはありますが件の警部補との証言の食い違いもあり、 また、A.C.Aにてマフィアの一人が仲間であったり、ルチアーノさんと仲良く歓談検挙(ルチアーノさん出頭)、>>L4 のダニエラさんは簡単に自首をしないような罪でありながらリヴィオと共に出頭してきた点から、 リヴィオ・アリオストはマフィアの内通者ではないかと上層部が疑っている形が一番拷問を受けやすいのかなと思いました。 質問にするのであれば「内通者か否か」「銃の使用目的は?」等でしょうか。 勿論否定しますし実際異なりますが、簡単には口を割らないような質問である点から気にせず拷問していただいて大丈夫です。 殆ど何もしていないのに拷問するのはどうなんだ?という場合は遠慮なくお伝え下さい。 B特にされたい拷問について 特にというのは思い付かず、申し訳ございません。負担のない範囲で行っていただければと思います。 CNGについて 実は当方こういった方面で特にNGというものはございませんが、今回の状況において後(エピ)にこうでない方がいいという点が欠損・後遺症の二点となります。 水責めや爪剥ぎ・骨折等治療可能な物は大丈夫です。是非。 Dその他について 恐らくダニエラさんについて「彼女の爪を剥ぐのは遠慮して欲しい」と口にしますが、あくまでRP上となりますので、NGとしての発言ではございません。 御相手様の希望の可能性もございますし、もしものために先のお伝え失礼致します。 また、現在体調不良電池切れ人間で右手は猫による引っ掻き傷で化膿し発熱、頭痛、食欲不振状態です。 表の通り病院へは一度出頭前に行きました。念の為の情報提示です。 こちらこそ長文失礼いたしました。何か不明点・質問等ございましたら遠慮なく仰っていただければと思います。 (-413) 2023/09/25(Mon) 19:25:47 |
【秘】 リヴィオ → 暗雲の陰に ニーノ死んでしまえと声がする。要らないものだと声がする。 ずっと呪いのように見続ける夢の中で女の声が響いてた。 本当の自分は要らないもので、嘘の自分にも疲れきって。 全てを壊して、楽になりたかったんだ。 本当は全てが終わったその時に、 終わらせよう と考えていた。だから君との未来の約束は、果たされないはずだった。 ▼ (-456) 2023/09/25(Mon) 23:40:24 |
【秘】 リヴィオ → 暗雲の陰に ニーノ本音を言った後、やっぱり少しだけ後悔した。 後悔したけど、同時に伝えられたことに安心した。 きっと最初に 彼 が肯定しなければ、ここにはいなかった。ルチアーノやダニエラ君にも嘘を吐き続けていただろう。 何となく、教えてやるのは癪なので伝える気はないが。 君の安堵した声に強ばっていた肩の力を少しだけ抜く。 抜き切るのは、全てが終わってからじゃないと崩れてしまうから。 それでもまだ、一歩を詰めようとしなかった男は、 君が左手を伸ばし、痛みに声が詰まる様子に 本当に思わず、思わず体が動いてしまった。 少し焦った声で君の名を呼んだのも、きっと気のせいじゃない。 伸ばされた左手に触れるように、こちらも左手を伸ばした。 開いていたはずの距離は、たった今、消えた。 「……っ、俺は、君に……君に……………」 だいすきだと言われる資格がないのに。 どうして、誰も彼も信頼を捨てず、 そう 言ってくれるのか。「……………俺も、会えて……………良かった」 下手な笑顔で詰まるように言葉を並べ、視線をさ迷わせながら、 しかし確かに君への思いを、本音を口にする。 好きや嫌い愛や恋は分からない、それでも、 君の言葉がとても──嬉しいものだと感じられたんだ。 (-457) 2023/09/25(Mon) 23:41:02 |
【秘】 リヴィオ → 幕の中で イレネオそれまで死んだように眠っていた男は、 看守に揺られ、叩かれ、気だるそうに体を起こす。 実際、動くのはまだ辛くて堪らないが、 傷も熱も癒えやしないが、それでも立ち上がって、 お望み通り取調室に向かうとしようか。 無理は慣れている。痛みも慣れている。 隠すのは昔から得意だった、それは、今も変わらず。 ただ、いつも以上に隠すのには疲れたから、 足取りの重さは隠さないし、時折ふらつくのも隠さない。 勿論、流れる汗だって隠せるはずもなかった。 「…そう急かさないでくれ」 看守に背を押され、笑い混じりにそう告げる。 あんまり分からないだろうが、頭も痛いんだ。 もう少し優しく扱ってくれると嬉しいね。 人が減ってから結構頑張って働いていたんだけどな。 どうやらそれは上手く伝わっていないらしい。 まぁ、褒められたい訳じゃないんだが。 それでも案外、腹は立つものだね。 出来ればあの先輩も同じ目にあっていてくれと願った。 案外考える余裕があるほどの元気があることに 男はふっと笑って、目的の場所に向かうため、歩き続ける。 (-468) 2023/09/26(Tue) 0:06:10 |
【秘】 リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ>>+54 #収容所 勿論のことだが、死んだように眠る男は 様子を観察されていたことも、労いの言葉や行動も、 そのどれも知ることはない。 ただ、それまで眉を寄せ、 何かに耐えるようにしていたその表情はきっと、 僅かにも和らいでいただろう。 それを確認出来るのは勿論、君だけだ。 熱はまだ収まりそうもないが、あの日よりマシさ。 傷の手当も出頭前に医者に会いに行ったから平気だよ。 水はそうだな、起きたら沢山飲むとしよう。 食事は優しいホワイトシチューを彼女のお迎え前に。 スープは嬉しいな、出来れば具材は少ないといい。 どこまでゆっくり休めるかは分からないが、 君の世話を受けながらこの生活を満喫するとしよう。 今日はあの夢も、見ずに済みそうだ。 Grazie、俺の愛しいルチアーノ。 (-474) 2023/09/26(Tue) 0:25:32 |
【秘】 リヴィオ → マスター エリカ並べられた食器のひとつ、スプーンを手に取り白を掬う。 食べやすく調理された具材達は、 君の気遣いの素敵さが現れていると感じられた。 まぁ、いつだってマスターはそうなんだけどね。 俺があの日ここに訪れた日からずっと、 その優しさに俺は生かされていた。 一口目を口に運ぶ。するっと喉を通っていくそれは、 ここ一ヶ月で食べた何よりも美味く感じた。 「……あぁ、やっぱり美味いね。 疲れた身に染みるよ、来て良かった」 そこからは二口、三口……。 なくなるまで静かに食べていることだろう。 食事の時は最低限の会話で味わうのが好みだ。 酒を嗜む時はまた別だけどね。 今度友人でも連れてこようかな。 いつも変わらず迎え入れてくれるここが、 男は大層、気に入っていた。 (-479) 2023/09/26(Tue) 0:37:40 |
【独】 リヴィオ/* 付けてた最初に貰ったヘアピン没収されてなくなって欲しくないから 持ち歩いてる警察手帳にでもぎゅっと挟んでてくれ リヴィオが貰ったヘアピンつけてた理由、 勿論大切になってたからではあるんだけど、 最初はなんとなくだっただろうし、 でも最初から宝箱にでも入れるように、 傷つかない綺麗に仕舞える箱を買ってただろな アクセサリーケース的なやつ 増える度に一回り大きめのに入れてく… 途中でどーんと大きめの買ってそう またがあると信じちゃってるリヴィオだ 小さな既知もここまで大きくなるんだな… ダニエラ君、リヴィオと同じ属性すぎる まじで仲良くなれるし友人になって欲しい ルチアーノもなれる なってる 仲良く歓談検挙好き リヴィオの検挙様子がおかしいな こんなの、当初の目的は死なのに 選べなくなるよ 心強く保てない皆が優しくて これも全部ニコロのせい(おかげ) あれなかったらやってないこといくつかある あと子猫引っ掻かれもやってて良かったな ひとつのロールフックなので絶対やりたかった (-487) 2023/09/26(Tue) 1:31:59 |
【秘】 リヴィオ → 幕の中で イレネオ取調室前に辿り着いて、一人の看守が扉を開ける。 中に入るよう促され歩けば、手元で冷たく重い鎖の音がした。 正直なところ、そこにいる人物に予想外だとは思わない。 だから、"いつも通り"、男は口を開いて。 「…やぁ、イレネオ。君に会うのは随分と久しい気がするよ」 無駄口。傍の看守から鋭い眼光を感じるが無視だ。 何もしていないとは言わないが、ここにいる人間に そのような視線を向けられる何かをしたとも言えない。 君の軽蔑の色も緩やかな微笑みで受け止めて、 促されるままに席に着いた。 男の顔色は良いとは言えないが、 収容所で死んだように眠っていた人物と同一だとは思えない。 ぱっと見てその形跡があるとすれば小さく跳ねた髪くらい。 勿論、近付けば見える額に滲む汗も、また。 (-494) 2023/09/26(Tue) 2:37:31 |
【独】 リヴィオ/* またこいつ自分から既知作ってねぇななんですが 死ぬ気満々だと自分が苦しむからつい(つい) 有給取って海に飛び込み人 バシャンッ 墓こわくて 村立ってから事前に出来た既知たち 【警察】 ・ニーノ→無敵ロード()に憧れを抱かれている ・ダニエラ→3分待ってくれ事件からのピン留め ・エルヴィーノ→後輩、色々教えた 【マフィア】 ・ルチアーノ→猫友() 突然の既知まとめをしたけど、ウーン ここから色々起きたな…あと狼陣営二人も関わったけど 黒眼鏡さんは早い脱落もあってそんなに話せず ニコロは…は、………なに……?なんなんだ? 狼になった理由はまぁ、素どっかで出すかと 次点は鋼鉄人形(場合によって虚無になる)だったけど 狂狼と鈍狼じゃあまぁ色々変わったね 狂な分まだ感情向けられる、鈍はだめ、終わり あと役職的にも死んでもおかしくないをね ところでニコロおまえ……なにしてる? (-552) 2023/09/26(Tue) 13:59:14 |
リヴィオは、叩き起された後、その場から姿を消していた。 (a28) 2023/09/26(Tue) 14:01:16 |
【秘】 リヴィオ → 幕の中で イレネオ「おや、君は誤解しているようだ。 俺は別に、 会いたくない とは言ってないだろ?」あぁ、でも君は そう なんだな。微笑みを崩さないまま、翠眼を細めて君を見ている。 「…さて、ひとつ君に先に伝えておこうと思うんだが。 俺は 銃の所持以外に疑われることは何もない 。上が何を考えて俺を呼んだのかは分からないが……」 「……俺を嫌いなあの狐目の警部補先輩が、 俺を貶めるためだけに銃をかっぱらってきた」 それだけが事実だ。 勿論、その後に手元に置いていた事実も認めよう。 現物は出頭時に渡しているからね、直ぐに分かるはず。 手錠で縛られた両手を軽く揺らして、 君がどう反応を示すのか待っている。 これで済むなら、君はここに居ないんだろうが。 (-567) 2023/09/26(Tue) 16:06:03 |
リヴィオは、「ほら、もうすぐ外は晴れるよ。───」 (a30) 2023/09/26(Tue) 16:08:24 |
リヴィオは、どこかでそう、呟いた。 (a31) 2023/09/26(Tue) 16:08:36 |
【秘】 リヴィオ → 幕の中で イレネオあぁ、あの狐目先輩め。 どうせこうなると思ったんだ。 だからボイスレコーダーを用意したというのに、 所持をしていたという事実が潔白を塗り潰す。 「…はは、なるほど。それは面白い容疑だね。 しかし今言ったように俺にはあれ以上話せることはない」 嘆かわしいものだね。 本当に、一体いつから警察は こう なったのか。微笑むことをやめ、真っ直ぐに君を見つめる。 そうして一呼吸の後、再度口を開いて。 「つまりだ、その事実を俺は否定しよう。 俺はマフィアの内通者ではない 、話は以上だ」否定する。ない事実は認めようがないものだ。 1度でもひるめばそれが隙になるのだと、男は知っていた。 「仕事熱心もいいが、君も少し休暇を取るのはどうかな? 疲れるだろう、こういう時間は」 (-577) 2023/09/26(Tue) 17:14:23 |
【赤】 リヴィオ叩き起され、お呼び出しを食らった後。 目的の場所へ向かいながら、 ふと、浮かんだ連絡先について首を傾ける。 "忘れ物"とされたあれは、 一体どこに繋がったというのだろうか。 どうせなら出頭前に確かめておくんだったな。 頭の中で数字をタップしていく。 勿論そんなことじゃああの先には繋がらないが、 確認出来る機会があるなら確認したいと呑気にも思う。 熱は引かない。痛みも変わらず残る。 しかし"隠すことは得意"なんだ。 そんな呑気さを抱えながら、外が晴れることを気長に待とう。 「…………虹、見えるといいな」 任せたよ、エルヴィーノ。 手伝いが出来なかった埋め合わせは、また、いずれ。 (*6) 2023/09/26(Tue) 17:26:47 |
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