羽井 有徒は、メモを貼った。 (a10) 2020/07/26(Sun) 0:44:51 |
【人】 羽井 有徒── 朝 ── [ジョギングから戻ると、その足は大浴場へと向かう。 汗を流し温泉でリラックス。 サウナでまた汗をかいたら水風呂で一気に締める。 それから部屋に戻り朝食はルームサービスで済ませる。 新聞やサイトで最新のニュースをチェック。 これが朝のルーティーン。 ここに来てからは、そのあと遊技室へ行ってビリヤードやダーツなどしていたのだけど。 今日は少し違っていた。] (19) 2020/07/26(Sun) 7:44:09 |
【人】 羽井 有徒[向かったのは昨日の牧場だった。 目が覚めてまず最初に頭に浮かんだのは昨日のこと。 自分で思ったよりもどうやら乗馬というものが気に入ったらしい。] へえ、ライセンスなんてものがあるんだな。 [乗馬技能検定。 本気で趣味にするならこれを目標にするのもいいかもしれないと、スタッフの説明を聞きながら思う。 いずれ馬を走らせてみたいとも。] いっそ、ここの会員になってしまおうか。 [なんて、忙しい日常に戻ればこうしてここに来ることも中々できないというのに。だけど、その中でも時間を作るっていうのもまた面白いかもしれない。] (20) 2020/07/26(Sun) 7:44:42 |
【人】 羽井 有徒[それで、今日は昨日のコースとほぼ同じ。 ただし昨日と違って初めの練習を省くためトレッキングの時間が少し長めになる。 そういえば今日は彼女の姿はあっただろうか。 昨日とは違って午前から来てるのだし、二日連続でというのもそうあることではないだろう。 それはそれで、一人で乗馬を楽しむことにするだけだが。]* (21) 2020/07/26(Sun) 7:45:37 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a14) 2020/07/26(Sun) 7:50:47 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a15) 2020/07/26(Sun) 7:56:27 |
【独】 羽井 有徒/* 今の見たところ 清平 一華 : 薄氷 智詞 市村 真由美 : 英 羽凪 三上 麗央 : 雅楽 雅 このへんぐらいか? 成瀬 瑛 時見 ユエ 時見 ちえ 詩桜 早乙女 真珠 ジャン・ヴェレーノ (-42) 2020/07/26(Sun) 14:27:07 |
【人】 羽井 有徒── 乗馬クラブ ── へぇ、それは面白そうだ。 でも、なかなか来れそうにないからな。 [興味を持ったついでに会員になってしまおうかとスタッフに話を聞いてみた。 入会金や月額を支払うことで毎回の乗馬料は安くなるらしい。 つまり、通えば通うほどお得。 この辺はどんな趣味でも同じで、道具やら何やらを一度揃えてしまえば、という話。] うーーん、どうするか。 [入会金だけで結構な値段だが、ただ本気で乗馬を趣味にするならそれほど高いとは言えないぐらい。] ちなみに馬を所有しようと思ったら? [本気でやるなら、そう自分で馬を所有したい。 そう思うのは変なことじゃないはずと、尋ねてみれば返ってきた答えは余裕で国産車が買える値段だったし、いい馬になると高級車に匹敵するどころか軽く超えていく馬もいるらしい。] ハハ、それにさらに預託料もあるのか。 [───イメージ通り金のかかる趣味だ。]* (72) 2020/07/26(Sun) 14:43:27 |
【人】 羽井 有徒[装具を外して今日も相棒を務めてくれた白いギンザンのそばへ。 首筋を撫でてやると眠いのか頭を下に下げてしまう。] ノンビリ屋さんだな、お前は。 [人間をゆうに超え4、500キロはあるる体。 パワフルなのに、だけど性格はこんなにも大人しくて愛らしい。] とりあえず、会員の話はまた今度に。 明日も乗りに来ようと思うので、もう少し考えます。 [そういうとちょっと残念そうなスタッフ。 期待させたかと思うとちょと悪い気もするが、まだ会員にならないと決めたわけでもなし。] ……明日も頼むぞ。 [すっかりリラックスしてるのかギンザンは前足を折ってしまう。 人が乗っているときでもそうしようとするから何度手綱を持っていかれたことか。 そんな”相棒”の背をポンポンと叩くとその場をあとにして、ホテルへと戻ることにした。]* (76) 2020/07/26(Sun) 14:51:25 |
【人】 羽井 有徒[ホテルへと戻るみちすがら、スマホで調べてみた。 揃えなければいけない装具、ヘルメットやグローブ、それとブーツあるいはチャップス。 あと馬を走らせるならプロテクターなんかも必要になってくるらしい。] おーおー、そこそこするな。 [軽いノリで始めようかなんて思ったが。 それでも、馬という生物に騎乗する、その感覚はほかのスポーツや自転車やバイク、自動車とは全然違うものだった。] 生き物ってやつはすごいな。 [だからこそ、きっと馬との一体感が得られたなら、何にも代えがたいものに違いない。]* (77) 2020/07/26(Sun) 14:58:18 |
【人】 羽井 有徒[─── ちなみに。] ………6億?! [馬主になろうと思ったらどれぐらい金がかかるのかと興味本位で調べてみれば、つい先日競走馬のセリ市で落札された最高金額が6億だった。 走るかどうかわからない、勝つかどうかもわからない、そもそも怪我や病気をしないなんてどこにも保証のないサラブレッドに6億。] どんな悪いことやったら、こんなに金を出せるんだろうな。 [金持ちの道楽というのは底が知れない。]** (78) 2020/07/26(Sun) 15:02:25 |
【人】 羽井 有徒── 乗馬場 ── [スタッフとの雑談を済ませ、ホテルへ戻ろうとしたころ、受付にやってきた顔見知り。>>82 昨日、一緒になった市村 真由美と、初対面で人のことをガラが悪いなんて面と向かって言い放ったハナとかいう不躾な青年、否定はしないが。] ああ、かなり気に入ってね。 そっちだって”また”だろ? [そう言って笑った。 こっちが気に入ってまた来たっていうのなら、彼女だって同じこと。] 今も会員になろうかどうかスタッフさんと話してたんだ。 こういう趣味もいいかなって。 [真由美さんもどう?なんてスタッフにわかりやすく目配せしてみる。]* (84) 2020/07/26(Sun) 15:16:16 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a34) 2020/07/26(Sun) 15:16:58 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a35) 2020/07/26(Sun) 15:17:18 |
【人】 羽井 有徒[そんな雑談程度。 もう一言二言交わしたかもしれないが、さして時間もかからなかったと思う。 そうして真由美とハナとすれ違うように、入れ違うように牧場をあとにした。* (85) 2020/07/26(Sun) 15:19:21 |
【人】 羽井 有徒── ホテル ── [さて、ホテルに戻ってきても特に用事も予定もないのだけど。 また遊技室でカモ相手に巻き上げようかと思案していれば目についたのは一人の女性。 興味を引いたのはその恰好だった。] 失礼。 何かお困り事でも? [珍しい和装姿に、よく見れば髪が本物じゃない。 職業柄”こういう装い”は良く目にしている分、一目とは言わないが注意して見ればすぐにわかる。 なのだから興味を引くなというのが無理な話。 ただ、いきなりそれを指摘するような不躾な真似はしないけれど。] 迷惑でなければ、手を貸そうか? [さて、相手は何をしていたのか。 まさかまだ朝食中ということはないだろうけど。]* (87) 2020/07/26(Sun) 15:30:16 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a36) 2020/07/26(Sun) 15:32:27 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a37) 2020/07/26(Sun) 15:48:39 |
【人】 羽井 有徒── ホテル:豆腐屋? ── [>>119男は皆、紳士という皮を被った獣ですよ、お嬢さん。] そ、違ったか。 [笑いを堪えても目が笑うし唇の端がプルプル震える。 続く言い訳に吹き出しそうになるのをさらに堪える必要に迫られた。 というか、どこぞのお嬢様だろうかと思いかけて、そう、その違和感に興味を覚えたのだと思い出す。] それじゃ俺は買おうかな。 [落とした巾着を拾って、はい、って彼女に渡す。 それから、名産品だという豆腐を買って、パッケージを半分に割ると片方を着物の女に差し出した。] はい、これ、貰ってくれる? 二つも要らないから。 [丁度、真ん中で一丁ずつ二つに割れるパッケージがあってよかった。]* (121) 2020/07/26(Sun) 18:32:47 |
【独】 羽井 有徒/* それはそれとして。 どういう路線でいくか。 20歳前後多いけど、さすがにその辺と恋愛ってのはなー。 かなり大きな切欠がないと。 もういっそのこと毎晩BARで飲んだくれるか。 それだ。 (恋愛村とは) (-86) 2020/07/26(Sun) 20:09:59 |
【人】 羽井 有徒── ホテル:豆腐屋? ── [人がうろたえる様>>197は存外おもしろいもので。 ちょっと笑いすぎたかと思ったとたんに今度は驚く番だった。] ハハ………は? [今までの言動から基本的に金銭に余裕のある方ではないと思っていた。 だが、今この女は自分で作ると言い出したのだろうか。 キッチン付きの部屋なんてスイートぐらいしかなさそうだけれど。 ─── まさか、スイートなのか? いや驚くところはそれだけじゃなくて。 それはつまり、見知らぬ男を部屋に招くということだけど。 と、一瞬間の逡巡の後、好奇心が勝った。] ……本当にそうなら、お願いしようか。 [さてどこまでこの女が本気で言っているのか。 試すように、そのまま豆腐の入った袋を女の手に渡した。] (210) 2020/07/26(Sun) 21:40:53 |
【人】 羽井 有徒[……さて。 そういうことになるなら、買い出しから荷物持ちを経て、今日のランチはご馳走にあずかることになるだろう。 もちろん、その場合の食材費はこっちで持つが。]* (212) 2020/07/26(Sun) 21:41:18 |
【人】 羽井 有徒── 閑話休題 ── [この如月町には、この街で唯一の知り合いが営む喫茶店がある。 6月を意味する店名のそこは、何の変哲もない料理のくせに、妙に美味いと評判だった。 メニューにあるのは【サンドイッチ】【ガーリックトースト】【ナポリタン】【オムライス(デミソース+100円)】【ビール】【コーラ】それと手書きで【インスタントコーヒー】の文字だけ。 もちろん、商売っ気のないこの店にやってくる客は決して多くない。] シン……なんだこのふざけたメニューは。 [なんて文句を言ったものだ。 でも、頼んだオムライス(一番手間が掛かるから嫌がらせで)とインスタントコーヒーは、妙に懐かしい味がした。 ずっと昔、まだシンと自分が右も左もわからない小僧だった頃の。 もちろん美味いか不味いかは───…]* (230) 2020/07/26(Sun) 22:22:59 |
【人】 羽井 有徒── スイートルーム ── [結局、買い物をしてから女の部屋にやってきた。>>245>>246 別にやましいことがあるわけじゃし、さすがに分別はつくつもりだったが。] そういえば、名前聞いて無かったよな? 俺は羽井(はねい)、都内で飲食店を経営してる。 [だからちょっとだけ小金持ち。 と言ってもスイートルームに泊まれるほど金が有り余ってるわけではないけど。 それで、女が名を名乗ったのなら『面白い名前だな』と感心しただろう。] あ、これここ置くぞ。 [それから買ってきた食材をキッチンに並べて、それからワインクーラーに氷を貯めて買ってきたワインを突っ込んだ。 イタリアンならワインでしょ、と。] 手伝えることはあるか? [ただ待っているのも手持無沙汰だと手伝いを申し出る。 断られたのなら、スイートルームの質のいいソファで大人しく待っているとしよう。]* (253) 2020/07/26(Sun) 23:05:30 |
【独】 羽井 有徒/* 時系列もなにも午前って時間の枠で、それぞれ場面作ってるだけでは? 強いて言えば、詩桜のところが本屋先、先生後ってところか? (-121) 2020/07/26(Sun) 23:24:07 |
【人】 羽井 有徒── スイートルーム ── 有徒(ゆうと)だ。 別に秘密にするような大した名前じゃない。 [からりと笑う。 秘密にしてもよかったかな、なんて。 この女を揶揄うのが癖になりそうだった。] どうだろうな。 野球チームのオーナーが、 野球上手いとは限らないだろ? [確かに、美味いものは沢山知ってはいる。 だけど舌が肥えているかというとそれはまた別の話で、人の味覚ってのは子供の頃、つまり育ちが大きく影響するとも言われるし。] (336) 2020/07/27(Mon) 7:06:26 |
【人】 羽井 有徒面白い名前だな。 そのまま芸名か源氏名みたいだ。 [下の名前もそうだけど、まず雅楽って苗字が珍しい。] いいんだよ。 イタリアンにワイン、こういうのは雰囲気だ。 味噌汁、いいな。 急に和っぽくなってきたけど。 [洗い物をしながら雅の様子を伺う。 素人は素人なのだろう、手慣れてはいるがプロのそれとは比べるべくもない。けど、それで料理が劣っているかは決まらない。 味付け、盛り合わせ、そして雰囲気、人間の舌は案外不安定だ。] (337) 2020/07/27(Mon) 7:07:26 |
【人】 羽井 有徒[でも、その顔に浮かぶのは玉のような汗。 雅は明らかに体調が悪い、それを押してこうして料理に励んでいる。 「ウィッグを外したら」「着物はキツくないか」掛けられる言葉は幾つもあるが、彼女がそれを隠す以上は、案じはしても止めはしない、踏み込みはしない。 それに、そうであることを悟られないことが、彼女にとって大事なこと、そういうこともあるのだから。] なんかの心理テストか? [とぼけて言う。] ……答えは『半分だ』だな。 [“もう“でも“まだ“でもない。 ただ、半分である事実を認識する、それだけ。] (338) 2020/07/27(Mon) 7:08:53 |
【人】 羽井 有徒[出来上がった料理をテーブルに並べて、二人の食事会。 グラスに少しだけ注いだ薄い朱色のワイン。 ワインの作法も出来なくはないが、あまり気取り過ぎるような場面ではないだろう。 彼女が席につけばグラスを小さく掲げる。] ……いただきます。 [そう言って。]* (339) 2020/07/27(Mon) 7:09:32 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a91) 2020/07/27(Mon) 7:11:59 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a95) 2020/07/27(Mon) 8:11:51 |
【人】 羽井 有徒── スイートルーム ── [─── 好きじゃなきゃ…… その言葉に素直に頷くことはできなかった。 成功者になりたくて、飲食店、とは言っても夜の街のだが、そこから始めた。 今、ようやく表でも成功しつつあるが。それが好きだったかと言うと、決してそんなことはなかったと思う。] ………バレてたか。 [わざとらしく肩を竦める。でも、きっと自分はそのどちらの選択もしない、それには確信があったから。] (367) 2020/07/27(Mon) 15:02:41 |
【人】 羽井 有徒ああ、美味い。 味付けもよくあってる。 [上質な豆腐のコクと味、それに香り。 それとイタリアンの味付けがよくマッチしている。] この味噌汁も案外といい取り合わせだ。 これなら店に出せるか。 ……いや、まて、原価が…… [と、頭の中でソロバンを弾いてみた。] (368) 2020/07/27(Mon) 15:03:07 |
【人】 羽井 有徒[食事を終えて、空になった雅のグラスにワインを注ぐ。それほど量は多くない。] ご馳走さま。 おかげで美味しいランチが食べられた。 [プロ顔負けと言えば少し大袈裟かもしれないけと、ホテルのレストランで味わう食事とはまた違う美味しさがこの食事にはあった。] うちの開発室に呼ぼうか? [なんて、笑って冗談を言う。 家庭的なレストランをコンセプトに店を出してみるのもいいかもしれないと、そう考えながらワインのグラスを空にした。]* (369) 2020/07/27(Mon) 15:03:40 |
【人】 羽井 有徒── スイートルーム ── 舌って不思議なもので、 どんなに高級料理を食べたって、 ガキの頃に食べた鯖味噌定食が、 一番美味かったりするんだよな。 [高級な料理が必ずしも好まれるとは限らない。 懐かしい味、普遍の味、手頃なインスタント食品や、ジャンクフードが喜ばれるときもある。] でも、これは本当に美味しかった。 [空になった皿に目線を落として、笑顔のままそう言った。] (395) 2020/07/27(Mon) 17:44:13 |
【人】 羽井 有徒俺?俺はもう4日ぐらい。 [グラスをゆっくり回す。 仄かに立ち上るワインの香りが芳しい。] そうだな。 ここに来て初めて乗馬ってのをやってみたが、 あれはいい、ちょっと他にはないな。 [他にも、遊技室でのゲームやプールのこと、シアターもなかなか本格的であること。他にもレストランやビュッフェなども充実していて、どこも楽しめる、とそう伝えて。] (396) 2020/07/27(Mon) 17:44:32 |
【人】 羽井 有徒あとは、葡萄畑とか。 花畑なんかも綺麗だったな。 あと、まだ俺も見てないけど、 夜の沢は蛍が綺麗らしい。 あとはそうだな。 夜といえば展望室とか。 [静かにそこに居るだけでもきっと楽しめる。 そんな場所をお勧めしたが。] (397) 2020/07/27(Mon) 17:45:13 |
【人】 羽井 有徒だけど───… [ふと、思い浮かんだ言葉。 『感動を共有出来て、嬉しい。 独り占めしちゃうには、もったいないもの。』 腑に落ちる。 この街で、かつての友と再会し、喜び、そして 妬んだもの 。]誰かと、一緒ならもっと、な。 [そう。 喜びや悲しみ、辛さや苦しさを共有しあえる人が隣にいたなら、どんなに素晴らしいことだろうか。] (398) 2020/07/27(Mon) 17:46:31 |
【人】 羽井 有徒今、誰の顔を思い浮かべた? [ニヤリと笑って雅の顔を見つめた。 もしも、彼女に思い浮かぶ人がいるなら、それは幸せなことだろう。 それが叶うかどうかは別にしても、きっと、それだけで。] (399) 2020/07/27(Mon) 17:47:49 |
【人】 羽井 有徒……それじゃ、俺はそろそろ。 ありがとう美味しかった。 [揶揄うような笑みが柔らかな笑みへと変わり、すっと席を立った。特に引き留められなければこの部屋を去るつもりで。]* (400) 2020/07/27(Mon) 17:48:07 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a112) 2020/07/27(Mon) 20:21:43 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a113) 2020/07/27(Mon) 20:21:43 |
【人】 羽井 有徒── ??? ── [どこか遠く、チャペルから聞こえてくる鐘の音。 無性に耳障りなその音が凪いでいた心をザワつかせる。 昨日もそうだった。 誰かと誰かがオープンカーで去っていく姿が癪に障った。 どうして?いいことじゃないか。 頭はそう思っていても、心のざわつきは収まらない。 なぜ人の幸せを憎む。 今まで手にしようとすらしなかったくせに。 そんなものは無駄だと、ずっとそう思ってきたくせに。 なぜ今になってそれを 妬む 。 ]* (441) 2020/07/27(Mon) 20:32:08 |
【人】 羽井 有徒[一度、手洗いに寄れば鏡に映った自身の顔が随分と陰を帯びていることに気が付いた。 グラサンを外してその場に置くと。 バシャバシャと水で顔を洗うが、冷たすぎないそれが今は物足りない。 クイクイと口角を動かして、それから目元を押さえて二度三度瞬きをする。 表情が柔らかくなっていく。 十秒もあれば、ほら元通りの青年実業家、少しガラの悪いだけの羽井 有徒のできあがり。 再びグラサンを掛けてトイレを後にする。] (458) 2020/07/27(Mon) 21:16:51 |
【人】 羽井 有徒── ホテル:外 ── [人はそれを”ストイック”と言った。 違う、ただ決めたことを繰り返すことしかできなかっただけ。 休暇を取ってリゾートホテルに来ているというのにそういう癖は抜けてくれない。 朝のジョギングから始まり、それから遊技室でゲームに興じる。 ビリヤード、ダーツ、カード、多少の金を動かしながら他の名も知らない宿泊客と勝負する。 それから昼食を取り、街へと出る。 如月町、何かがある”はず”の街。 今はまだそれを見つけ出すことができていない。 そういう三日を過ごし、四日目で乗馬に出会い。 五日目の今日は午前に乗馬、そして今はただなんとなくハイキングコースを周っている。 違うのはそれぐらい。 そしてこの後は、またBARへ行き、一日の最後にプールで泳ぎ心地よい疲労の中で眠りにつく。 きっとそう、多少の違いがあっても、きっと変わらない。 バカンスだというのに、結局、毎日同じことを繰り返す。]* (501) 2020/07/27(Mon) 22:11:53 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── [如月町のリゾートホテル、アムシェル・モーゼスの一階にそれはある。 いまや随分とお気に入りの店となったBARだ。 宿泊初日から、陽が沈みかけるとここにきて一杯、あるいは二杯引っ掛けていく。 それから食事を済ませ、またここに戻ってくることもあった。 バーテンダーがいいとか、酒が美味いとかじゃない。 ただ、なんとなく、なんとなくここの雰囲気が気に入っていた。] ……で、結局、毎日来てるな。 [ただ、この街を離れてしまえば通うには遠すぎるか。 ショートグラスに注がれた、カンパリとウイスキーの赤味がかった色のカクテル、オールドパルを口へ運んだ。]* (526) 2020/07/27(Mon) 23:00:28 |
【人】 羽井 有徒「誰かをお待ちですか?」 [おせっかいなバーテンダーの問いかけにゆっくりと首を横に振る。誰を待っているわけじゃない、待つ相手はいない、が。] いや、待ってはいるのか。 [どなたを?という問いかけが続いてフっと笑う。 そして、きっと要領を得ないであろうことを口にする。] ”運”、かな。 [きっとそう偶然でも、縁でもなく、ただ理由を持たせたくなる何か。] (527) 2020/07/27(Mon) 23:01:12 |
【人】 羽井 有徒……スレッジハンマーを。 [二杯目は決まってスレッジハンマー。 それもライムは絞ったものを使うから、ほとんどウォッカそのものでガツンとアルコールを効かせる。]* (528) 2020/07/27(Mon) 23:01:37 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a133) 2020/07/27(Mon) 23:35:39 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a146) 2020/07/28(Tue) 7:17:43 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── [少し意地悪な、でも小気味いい悪戯な返し。 その笑顔につられるように笑って。] 両方かな。 ─── 乾杯。 [一緒にグラスを掲げる。 触れ合わせることはせず、真由美を横目に見ながら、ゆっくりと口元に運べば、ウォッカの強い酒精が喉を灼く。 キール。ワイナリーを所有するこのホテルらしいカクテル。綺麗な赤が妙に艶っぽい。 それに─── ] (586) 2020/07/28(Tue) 8:58:35 |
【人】 羽井 有徒俺もかなり気に入ってて、 ここに来てから毎日通ってるよ。 [気に入ったらとことん。乗馬のことといい、自分のそういう気質がよく現れているのかもしれない。] 入ろうかと悩んでるけど。 どうしようか? [ニコリと笑いかけながら、迷うようにというよりは尋ねるようにそう言って。] ってことは真由美さんは都内の人か。 [なんて、会話の端から人の情報を読み取るような真似をしてしまう。これも一種の癖か。]* (587) 2020/07/28(Tue) 8:59:19 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a150) 2020/07/28(Tue) 18:00:54 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── ハハ、嬉しいことを言ってくれる。 それなら、俺も寂しくはないな。 [にっこり笑う真由美の答え。 満足そうに笑うと、クっとグラスを傾けて透明なでも酒を喉に通す。] 葡萄畑か、そのコースも良さそうだ。 沢に沿ったコースとかほかにもいくつかあるみたいだし。 また明日も行くかい? [自分はといえばここに滞在しているうちは毎日でも乗りに行こうと思っていた。] (624) 2020/07/28(Tue) 19:52:10 |
【人】 羽井 有徒[都内かと聞いた問いへ濁した答えは特に気にすることもなく。 もともと詮索のつもりで聞いてわけでもなし。] いいところか。 上階にあるプールなんかは夜にいくと結構いい。 ああ、沢の蛍は綺麗らしいな。 まだ、見てないけど。 [あとは、街に出れば結構大きなショッピングモールや大学なんかがあって、それから不思議な洋館や高台の神社、それに少し行けば海があるらしいこと。学生が多いのもあってかお洒落なカフェやお店が多いこと。 そういう、ここ数日で見聞きしたことを話したが。] でも……ただの街だな、俺にとっては。 [最後に小さく呟いた。 どこにでもある、少しにぎやかな街。 誰かがそう言うような特別な何かはどこにもない。 小首を傾げる真由美に、一瞬陰った顔をすぐに取り直し微笑んで見せた。] (625) 2020/07/28(Tue) 19:53:01 |
【人】 羽井 有徒[ふと、思い出したことがあった。] そういえば、明後日だったかな。 たしか河川敷かどこかで花火大会があるらしい。 [この如月町主催の花火大会。 このホテルでも浴衣なんかの衣装の貸し出しがあるってことで、もしかして知ってるかもしれないけど。] あ、もう誰か一緒に行く人が決まってるとか? [そうであれば「寂しくは無いわ」の言葉の意味も違ってくるか。]* (626) 2020/07/28(Tue) 19:53:27 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── そ、予定があるっていうのは良いことだ。 [そう、自分みたいに決めたルーティーンを守るのとは違う。 ”共有”する誰かと何かをするということ、それを喜ばしいと思えること。] それじゃ、明日はジェシーに乗ろうかな。 [残念そうに微笑む真由美に得意満面という笑みを見せる。 ─── 悪いなギンザン、男は誰だって可愛い女の子のほうがいいんだよ。] (645) 2020/07/28(Tue) 20:47:26 |
【人】 羽井 有徒なあ、真由美って普段なにしてるんだ? [ 『市村 真由美』その名前しか知らない、歳も、住んでる場所も。それは、ただの宿泊客同士だから当たり前のことだけど。] そういえば、そういう話してなかったな。 ─── 自己紹介的なやつ。 [積もる話というわけではないけれど、ふと、気になって聞いてみた。]* (652) 2020/07/28(Tue) 20:51:13 |
【人】 羽井 有徒── 沢 ── [その質問は失敗だったか。 ついさっきまでご機嫌だったのに、急に唇を尖らせて。 蛍を追って先をいく真由美の背中を見ながら、首筋を手でさすった。 「色眼鏡で見られるの。好きじゃないから。」 つまり、そういう仕事なのだろうか。 浮かぶのは自分の店のこと、夜の街で男たちの欲求を満たすための。もしかして真由美もそういう店で働いているのだろうか、と。] ……わかったわかった。 [手招く真由美に笑顔で答えて、でも足取りはそのまま。] (683) 2020/07/28(Tue) 21:42:47 |
【人】 羽井 有徒[それは美しい光景だった。 幻想的?神秘的?いいや、ただただ美しいという形容以外に何も必要ない。] …………… [発する言葉もなく。 ただ目を細めてその光景に見入る。 明滅する蛍の光、それは街のネオンなんかよりもずっとずっと綺麗で。] 星が降りてきたみたいだな。 [そんなこと、ガラにもなく口走っていた。] (684) 2020/07/28(Tue) 21:43:33 |
【人】 羽井 有徒[それから、真由美の言葉に目を丸くした。 意外だったから、真由美が保育士であることがではないけれど。 だから、思わず笑いだしてしまった。] プ……ハハハ [─── ああ、馬鹿みたいだな。 そう、色眼鏡で見られることが好きじゃないといった真由美に自分は真っ先に夜の女であることを想像した。 偏見なんてものはどんな職業にもある。 保育士と聞けば「優しい」とか「母性的」というイメージ。 それを嫌っただけかもしれないのに、自分は自分の世界に持っている偏見を思い浮かべたのだから。] 羽井 有徒(はねい ゆうと) 32、職業は飲食経営。 独身、恋人なし。 [すっと手を前にだすと指先に蛍が止まった。]* (685) 2020/07/28(Tue) 21:46:07 |
【人】 羽井 有徒── 蛍の沢 ── [やっぱり怒られた、それはそうだ。 でも、顔は笑ったまま元に戻ることはなく。] ごめんごめん。 別に真由美のことを笑ったわけじゃなくて。 [でも、今度はそのどこか子供っぽい怒り方に笑ってしまって。] モテそうだもんな……真由美先生。 [ちゃんと意味を理解してるってわかるように応える言葉。] (701) 2020/07/28(Tue) 22:27:19 |
【人】 羽井 有徒[指先に泊まった蛍が光を帯びて。 しばらくそのまま指先でその黄色の光を点けたり消したり、そうして指先に飽きたのか蛍は飛び去ってしまったけど。 でも、自分の視線は蛍ではなくて、それをじっと見ていた真由美に向けられていた。 だから、ベって舌を出して手を取る真由美に苦笑いのような照れ笑いのような笑みを向ける。] どうやら俺の部屋からも花火が見えるらしくて。 ゆっくり眺めようかとおも思ってたんだが。 [でも、誰かと『感動を共有』できたら、きっとそのほうが楽しいのだろう。] 真由美のそれは、……誰かと? [返ってこなかった問いかけの答えをもう一度確かめながら。] もし誰かと二人でなら。 ……花火を見に行くのもいいかもしれないな。 [と、今度は真由美ではなく、蛍を目で追いながらそう言った。]* (702) 2020/07/28(Tue) 22:28:34 |
【人】 羽井 有徒── 蛍の沢 ── ……残念、いけると思ったのに。 [言葉通り残念そうに、でも予想通りって顔で笑う。] 犬はいいな。 でも寂しさが埋まって満足しちゃうと駄目らしい。 [何が駄目とは言わず。 なお、実はすでに犬を飼っていたりする。 今回の休暇は知り合いに預けてきているわけだけど。] (736) 2020/07/28(Tue) 23:40:35 |
【人】 羽井 有徒[目を細めてその光景を見ていた。 くるりと翻る真由美、その周りを蛍が飛んでいて、そう確かに。] ああ。 ……綺麗だ、本当に。 [言葉では伝わらない。 だから、素直にそう言葉にした。 何が綺麗だったのか、その意味が彼女には伝わらなければいいと。] (738) 2020/07/28(Tue) 23:42:04 |
【人】 羽井 有徒[それほど離れた街じゃない。 でも、きっと、今のままだと多分……。 乗馬クラブへの入会を渋っている理由もまたそれ。 きっと、この街に二度と足を踏み入れることはないだろうという予感がある。] それは……良かった。 俺もこの街は嫌いじゃない。 [決して嫌いじゃない。 良い休暇を過ごすことができているし。 でも、それでも素直にこの街を気に入ることができていない。]* (739) 2020/07/28(Tue) 23:43:03 |
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